G2弥生賞の結果
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結論 |
◎アグネスタキオン ○ダイイチダンヒル ▲ボーンキング △ミスキャスト |
買い目(馬番連勝複式) 1-8(3,000円) 1-3(2,000円) 1-4(1,000円) |
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馬名 | 買い&消し | |
アグネスタキオン (牡3・河内55) |
買い | H12ラジオたんぱ杯優勝。2戦2勝とキャリアとしては浅いが、新馬戦では上がり33秒台の末脚で3馬身差圧勝、ラジオたんぱ杯では共同通信杯を圧勝したジャングルポケットに2馬身差をつけレコード勝ちと底知れない強さを見せつけている。鞍上の指示どおり動く素直な気性、上がり34秒台は当然の鋭い末脚、昨年のダービー馬アグネスフライトの全弟で桜花賞馬アグネスフローラを母に持つという超良血と、この馬を否定する材料はほとんどないに等しい。相手も重賞ウイナーが1頭だけというメンバー構成であれば、どういう強い勝ち方をするかだけが今回のレースの関心事ということになりそうだ。 |
消し | まだキャリア2戦ということで、まだ見えていない弱点が何かあるかもしれない。休み明けとなるし、本番の皐月賞を控えているだけに余裕残しとなることが予想される。また、今の中山馬場はかなり時計がかかる馬場になっているだけに、切れ味勝負で強さを見せてきたこの馬が対応できるかどうかは走らせてみないと分からない。すでにG1を何勝もしているテイエムオペラオーを絶対視するならともかく、この程度の実績で絶対視するのは配当を考えるとけっこうリスキーなのではないか。 | |
ダイイチダンヒル (牡3・柴田善55) |
買い | 若駒S2着。2000mのオープン特別で連対した実績は高く評価できる。しかもきさらぎ賞で力の違いを見せつけたアグネスゴールドと0.1秒差の勝負をしたのだから、この馬も相当能力が高いということになる。すでに7戦を消化しており負け数が多いが、戦ってきた相手がジャングルポケットやクロフネなどいずれも重賞級の馬ばかりである。逆にこの馬の強さの証明になるのではないか。斬れる脚はないようだが、中山コースであればこの馬のような堅実な脚質の方が生きるのではないか。 |
消し | なんというかイメージ的に好走だけで終わるただ堅実な馬という印象が強い。戦ってきた相手が強いのは分かるが、負けているのは事実であり、絶対的な強さはないということになる。こういう馬は相手なりに走るのだろうが、さすがに重賞となると連対まではどうかという感じがどうしてもしてしまう。勢いのある1勝馬に簡単に負けるということも十分に考えられる。 | |
ボーンキング (牡3・武豊55) |
買い | H13京成杯優勝。中山2000mで重賞を勝った実績は大きい。距離コースは問題にならないことをすでに証明している。このときはまだ若さを見せていたように絶対能力の高さだけで勝ってしまった感じだった。2ヶ月たってさらに成長しているだろうから、前走よりはさらにいい競馬をするはずだ。ダービー馬フサイチコンドルの半弟という良血でもある。父がサンデーサイレンスが替わったことで、兄よりもさらに上を期待できるのではないか。 |
消し | 京成杯を勝っているが、レベルに疑問がある。ラジオたんぱ杯で大きく離されて5着に負けたマイネルエスケープと0.1秒差ではレベルが高かったとは言いづらい。新馬戦でもアグネスタキオンに2秒差離されていることからも少なくてもタキオンとは実力差があると考えられる。すでにブリンカーを着用しているように気性的な問題もあると思われる。安定度はあまり期待できないのではないか。 | |
ミスキャスト (牡3・横山典55) |
買い | 1戦1勝で新馬戦を勝ったばかりであるが、その内容が凄かった。スローペースで直線入口まで最後方だったのに、その直線であっという間に差し切ってしまった。上がり34.6という鋭い切れ味だった。それもそのはず、ノースフライトにサンデーサイレンスという超良血であれば当然のことに思えてしまう。まだまだ底を見せていない未知の魅力があるし、血統を考えれば期待は自然と高くなってしまう。前走の内容ならば距離延長も問題ないだろうし、ついついアグネスタキオンを敗る可能性を期待してしまう。 |
消し | 確かに超良血ではあるが、しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかはまったくの未知数である。特にこの弥生賞では重賞好走馬か500万を勝った馬が連対を果たしており、レベルの高いレースでの結果が重要なファクターとなっている。サイレンススズカも新馬勝ち直後に挑戦したが、気性の悪さを出し惨敗に終わった。距離も未経験だし、好走できるという裏付けはほとんどないに等しい中で、血統と新馬戦の内容だけで高く評価するのはどうだろうか。 | |
マンハッタンカフェ (牡3・蛯名55) |
買い | 新馬戦を勝ったばかりであるが、勢いは非常に感じる。前走の内容も中団から抜け出すという強い勝ち方だっただけに重賞でも、という期待をしてしまう。デビュー戦は3着に負けたが、超スローペースで後方からの競馬では上がり34.9の脚を使っても届くはずがない。このとき勝ったのがトレジャーだったし内容としては高く評価できる。距離も経験しているのでスタミナは問題ないし、この馬も父サンデーサイレンスということでどうしても秘めた能力に期待してしまう。 |
消し | しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかはまったくの未知数である。特にこの弥生賞では重賞好走馬か500万を勝った馬が連対を果たしており、レベルの高いレースでの結果が重要なファクターとなっている。無敗であればまだ底を見せていないという魅力があるが、この馬は1敗してしまっているだけに、抜けて強いということはなさそうだ。 | |
デルマポラリス (牡3・村田55) |
買い | 前走新馬戦を勝っており勢いは感じる。2馬身差つけての完勝だけに上でもそれなりに走りそうだ。デビュー戦は7着だったがダートでは仕方ない。芝で一変したということだろう。芝では1戦1勝なのだからまだまだ底は見せていないということになる。父メジロパーマーというのが非常に渋い。 |
消し | しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかはまったくの未知数である。特にこの弥生賞では重賞好走馬か500万を勝った馬が連対を果たしており、レベルの高いレースでの結果が重要なファクターとなっている。無敗であればまだ底を見せていないという魅力があるが、ダートとはいえこの馬は1敗してしまっているだけに、抜けて強いということはなさそうだ。血統も地味であまり未知の部分も期待しづらい。距離2000mの経験もなくスタミナも心配である。 | |
ニシノフェニックス (牡3・田中勝55) |
買い | 2戦1勝2着1回の実績で連対率はいちおう100%ということになる。前走は500万クラスで2着に負けたが、上がり37.9はメンバー中抜けて速かった。斬れ味はかなりありそうで、芝の方が生きるかもしれない。ダートで好走しているので中山の重い馬場もこの馬の味方となりそう。距離もダート1600であれだけの競馬をしたのだから問題ないのではないか。 |
消し | まずはダートしか経験していないというのは大きなマイナスと言わざる得ない。芝の経験がないのだから対応できるかどうかは未知数だし、過去の傾向からすればこういう馬はほとんど好走したことはない。しかも、500万の平場で負けた馬である。格としても重賞では背伸びしすぎという感じは否めない。距離もマイルまでしか経験がないし2000mのスタミナがあるかどうかは何とも言えない。 | |
ハリケーンルドルフ (牡3・小野55) |
買い | すでに重賞1戦、オープン特別2戦を経験しており、キャリアは十分といえる。能力はだいたい底を見せつつあるが、少頭数ということと、相手が新馬を勝ったばかりとか、間隔が開いた馬が多いことを考えれば、これらの馬が自滅することも考えられ、堅実なこの馬が押し出されるということもないとは言えないだろう。真面目に走っていないところもあるらしく、集中して走れば今まで以上の結果も期待できる。 |
消し | デビュー戦は勝ったものの、その後5戦して4着が最高という戦績である。重賞やオープン特別も含まれているが、どっちにしろ掲示板にも載れないような実績では、G2の重賞で好走できるとはとても思えない。切れる脚を持っているわけでもないので一発も考えづらい。すでに底は見せてしまっているし、相手の自滅を期待するにしても全ての馬が凡走するとは考えづらい。 |