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G2弥生賞の反省

G2弥生賞の結果
1 1-01アグネスタキオン 河内 2.05.7---38.2 492kg-8 1人気
2 3-03ボーンキング 武豊 2.06.5539.6 498kg-8 2人気
3 4-04ミスキャスト 横山典 2.06.8238.4 488kg-6 4人気
単勝120円 枠連200円
複勝100円 120円 200円 馬連-円
ワイド-円 -円 -円
予想と見解 好材料と不安材料
G2弥生賞の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • まあ、少頭数だったし相手関係もたいしたことなかったから、最初から分かっていたことと言われればその通りであるが、それでも休み明けで不良馬場という不安もあったなかで、5馬身差圧勝というのだからアグネスタキオンには恐れ入った。これでデータ的にはこの馬のマイナスといえるものは何もなくなったに等しい。皐月賞の大本命は確固たるものとなったと言える。ただ、今回のレースはあまりに楽すぎた。皐月賞ではこんな楽な競馬になるはずがない。中山の馬場はさらに悪化するだろうし、多頭数となるとスムーズにレースを運べるかも分からなくなる。皐月賞で絶対視するのは、意外にリスキーかもしれない。私は◎本命を打つことになるだろうけど。
  • 馬券の方は的中も赤字に終わってしまった。ボーンキングとの組み合わせで3倍を切るとは思わなかったので、ちょっと読みが甘かった。でもまあ、はずれるよりはずっとましである。こんな調子で的中していっても赤字が増えるだけなのは分かっているが、去年のことを考えればまだいい方である。もう少し勉強するつもりで今のような予想を続けていきたいと考えている。
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    参考
    G2弥生賞の予想
    結論   ◎アグネスタキオン
       ○ダイイチダンヒル
       ▲ボーンキング
       △ミスキャスト
     買い目(馬番連勝複式)
      1-8(3,000円)
      1-3(2,000円)
      1-4(1,000円)
    にへいの見解
  • いよいよ今年のクラシックの大本命アグネスタキオンが始動する。皐月賞の優先出走権がかかっているために例年だとフルゲートになることが多いのが、信じられない少頭数となった。これは皐月賞出走を狙う馬の多くがタキオンを避けて別のTR戦に標準を絞ったということなのだろう。こういうことからもタキオンの強さは他を圧倒しているのがよく分かる。人気もたぶん単勝1.2倍もしかしたら1.1倍ということになるのではないだろうか。この馬から勝負するなら馬券は絞らなければならないだろうし、タキオンだってキャリア2戦でまだまだ未知の部分が多いのだからこの馬以外の馬券も絶対ないとは言えないだろう。
  • 私の本命◎はもちろんアグネスタキオンである。この馬の強さはいまさら多くを語ることはないだろう。ラジオたんぱ杯でジャングルポケット、クロフネ相手にレコードを叩き出して圧勝しているというのは、あまりに常識はずれのパフォーマンスだった。ラジオたんぱ杯2着のジャングルポケットが共同通信杯で圧勝したことも、この馬の半端でない強さを立証したことになってしまった。掛からない素直な気性、鞍上の指示に素早く反応するセンスの良さと、弱点らしい弱点も見当たらない。休み明けで中山の重い馬場が心配ではあるが、2勝馬が他に2頭しかいないこのメンバー構成ならば、取りこぼすことはまずないのではないか。キャリア2戦なので絶対とはさすがに言えないが、あのラジオたんぱ杯の走りを見せられてはとてもひねくれる気にはなれない。すでに3冠確定との評判であるが、私もその可能性はかなり高いと思っている。
  • 対抗○はダイイチダンヒルにする。2勝馬がこの馬とボーンキングしかいないのだから、どちらかを選ぶしかない。すでに中山2000の重賞を勝っているボーンキングの方が有利という考え方もできるが、私は京成杯のレベルには疑問を感じている。であれば、きさらぎ賞を完勝したアグネスゴールドと僅差の勝負をしたこの馬の方が強いのではないかという判断をした。先週のレースタイムを見ても中山コースはかなり時計がかかっており、斬れるタイプよりパワー型のしぶとい脚を持っているこの馬の方が適性があるのではないかという判断もある。早めに抜け出して2着に粘り切るという可能性が高いのではないかというのが私の考えである。
  • 単穴▲はボーンキングにする。京成杯で甘く見て痛い目にあっているだけに、どうしても高く評価しづらくなっている。京成杯勝ちも2着のマイネルエスケープはラジオたんぱ杯で大きく負けていたことを考えると、メンバーに恵まれただけという可能性が高いと私は思っている。上2頭にはちょっとかなわないのではないか、というのが私の判断である。とはいえ、このメンバー構成では同条件の重賞を勝っているこの馬をこれ以上低く評価できるわけもない。この馬もダービー馬フサイチコンコルドの弟であり、さらに大きく成長している可能性も高く、ダイイチダンヒルくらいなら軽く一蹴することも十分に考えられる。
  • 4番手はミスキャストにする。上3頭以外は1勝馬でありしかもオープン経験のない馬ばかりである。実績を考えれば上3頭で決まりということになるだろう。もし、1勝馬が波乱を起こすのであれば、まだ無敗と底を見せていないこの馬ということになるだろう。前走の内容も大物感たっぷりの走りだったし、母ノースフライトで父サンデーサイレンスという超良血であれば未知の魅力をついつい期待してしまう。キャリアがまだ1戦だけなので負けて当然とは思っているが、とりあえず押さえるという判断をした。
  • 5番手はマンハッタンカフェにする。前走の新馬戦の内容がなかなか強かっただけに、重賞で通用しても不思議はないとは思うが、確率的にはこういう馬が好走するのは稀である。アグネスタキオンが圧倒的に人気を背負うことを考えても、この馬までは手がのばせない。
  • 6番手はニシノフェニックスにする。前走500万のレースだったが、メンバー中抜けて速い上がりを叩き出しており、なかなか決め手のある馬である。あの決め手なら芝もこなせそうだし、荒れた中山コースだとさらに良さそうだ。とはいえ、この程度の実績で重賞となると、相手もかなり強いだけに、芝未経験、距離未経験という馬はさすがに買いづらい。
  • 7番手はデルマポラリスにする。前走の新馬戦の内容が良かったので、重賞で通用しても不思議はないとは思うが、前述したとおりこういう馬が好走することはあまりない。距離未経験だし、血統も地味であれば、やっぱり買いづらいものである。
  • 8番手はハリケーンルドルフにする。何戦かオープンや重賞を経験しておりキャリアが豊富であることはプラスではあるが、オープンで1度も好走したことがないことを考えると、すでに底を見せてしまっていると判断せざる得ないだろう。
  • まあ、こんなところでしょうか。
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    G2弥生賞出走馬
    馬名 買い&消し
    アグネスタキオン
    (牡3・河内55)
    買い H12ラジオたんぱ杯優勝。2戦2勝とキャリアとしては浅いが、新馬戦では上がり33秒台の末脚で3馬身差圧勝、ラジオたんぱ杯では共同通信杯を圧勝したジャングルポケットに2馬身差をつけレコード勝ちと底知れない強さを見せつけている。鞍上の指示どおり動く素直な気性、上がり34秒台は当然の鋭い末脚、昨年のダービー馬アグネスフライトの全弟で桜花賞馬アグネスフローラを母に持つという超良血と、この馬を否定する材料はほとんどないに等しい。相手も重賞ウイナーが1頭だけというメンバー構成であれば、どういう強い勝ち方をするかだけが今回のレースの関心事ということになりそうだ。
    消し まだキャリア2戦ということで、まだ見えていない弱点が何かあるかもしれない。休み明けとなるし、本番の皐月賞を控えているだけに余裕残しとなることが予想される。また、今の中山馬場はかなり時計がかかる馬場になっているだけに、切れ味勝負で強さを見せてきたこの馬が対応できるかどうかは走らせてみないと分からない。すでにG1を何勝もしているテイエムオペラオーを絶対視するならともかく、この程度の実績で絶対視するのは配当を考えるとけっこうリスキーなのではないか。
    ダイイチダンヒル
    (牡3・柴田善55)
    買い 若駒S2着。2000mのオープン特別で連対した実績は高く評価できる。しかもきさらぎ賞で力の違いを見せつけたアグネスゴールドと0.1秒差の勝負をしたのだから、この馬も相当能力が高いということになる。すでに7戦を消化しており負け数が多いが、戦ってきた相手がジャングルポケットやクロフネなどいずれも重賞級の馬ばかりである。逆にこの馬の強さの証明になるのではないか。斬れる脚はないようだが、中山コースであればこの馬のような堅実な脚質の方が生きるのではないか。
    消し なんというかイメージ的に好走だけで終わるただ堅実な馬という印象が強い。戦ってきた相手が強いのは分かるが、負けているのは事実であり、絶対的な強さはないということになる。こういう馬は相手なりに走るのだろうが、さすがに重賞となると連対まではどうかという感じがどうしてもしてしまう。勢いのある1勝馬に簡単に負けるということも十分に考えられる。
    ボーンキング
    (牡3・武豊55)
    買い H13京成杯優勝。中山2000mで重賞を勝った実績は大きい。距離コースは問題にならないことをすでに証明している。このときはまだ若さを見せていたように絶対能力の高さだけで勝ってしまった感じだった。2ヶ月たってさらに成長しているだろうから、前走よりはさらにいい競馬をするはずだ。ダービー馬フサイチコンドルの半弟という良血でもある。父がサンデーサイレンスが替わったことで、兄よりもさらに上を期待できるのではないか。
    消し 京成杯を勝っているが、レベルに疑問がある。ラジオたんぱ杯で大きく離されて5着に負けたマイネルエスケープと0.1秒差ではレベルが高かったとは言いづらい。新馬戦でもアグネスタキオンに2秒差離されていることからも少なくてもタキオンとは実力差があると考えられる。すでにブリンカーを着用しているように気性的な問題もあると思われる。安定度はあまり期待できないのではないか。
    ミスキャスト
    (牡3・横山典55)
    買い 1戦1勝で新馬戦を勝ったばかりであるが、その内容が凄かった。スローペースで直線入口まで最後方だったのに、その直線であっという間に差し切ってしまった。上がり34.6という鋭い切れ味だった。それもそのはず、ノースフライトにサンデーサイレンスという超良血であれば当然のことに思えてしまう。まだまだ底を見せていない未知の魅力があるし、血統を考えれば期待は自然と高くなってしまう。前走の内容ならば距離延長も問題ないだろうし、ついついアグネスタキオンを敗る可能性を期待してしまう。
    消し 確かに超良血ではあるが、しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかはまったくの未知数である。特にこの弥生賞では重賞好走馬か500万を勝った馬が連対を果たしており、レベルの高いレースでの結果が重要なファクターとなっている。サイレンススズカも新馬勝ち直後に挑戦したが、気性の悪さを出し惨敗に終わった。距離も未経験だし、好走できるという裏付けはほとんどないに等しい中で、血統と新馬戦の内容だけで高く評価するのはどうだろうか。
    マンハッタンカフェ
    (牡3・蛯名55)
    買い 新馬戦を勝ったばかりであるが、勢いは非常に感じる。前走の内容も中団から抜け出すという強い勝ち方だっただけに重賞でも、という期待をしてしまう。デビュー戦は3着に負けたが、超スローペースで後方からの競馬では上がり34.9の脚を使っても届くはずがない。このとき勝ったのがトレジャーだったし内容としては高く評価できる。距離も経験しているのでスタミナは問題ないし、この馬も父サンデーサイレンスということでどうしても秘めた能力に期待してしまう。
    消し しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかはまったくの未知数である。特にこの弥生賞では重賞好走馬か500万を勝った馬が連対を果たしており、レベルの高いレースでの結果が重要なファクターとなっている。無敗であればまだ底を見せていないという魅力があるが、この馬は1敗してしまっているだけに、抜けて強いということはなさそうだ。
    デルマポラリス
    (牡3・村田55)
    買い 前走新馬戦を勝っており勢いは感じる。2馬身差つけての完勝だけに上でもそれなりに走りそうだ。デビュー戦は7着だったがダートでは仕方ない。芝で一変したということだろう。芝では1戦1勝なのだからまだまだ底は見せていないということになる。父メジロパーマーというのが非常に渋い。
    消し しょせん新馬戦を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかはまったくの未知数である。特にこの弥生賞では重賞好走馬か500万を勝った馬が連対を果たしており、レベルの高いレースでの結果が重要なファクターとなっている。無敗であればまだ底を見せていないという魅力があるが、ダートとはいえこの馬は1敗してしまっているだけに、抜けて強いということはなさそうだ。血統も地味であまり未知の部分も期待しづらい。距離2000mの経験もなくスタミナも心配である。
    ニシノフェニックス
    (牡3・田中勝55)
    買い 2戦1勝2着1回の実績で連対率はいちおう100%ということになる。前走は500万クラスで2着に負けたが、上がり37.9はメンバー中抜けて速かった。斬れ味はかなりありそうで、芝の方が生きるかもしれない。ダートで好走しているので中山の重い馬場もこの馬の味方となりそう。距離もダート1600であれだけの競馬をしたのだから問題ないのではないか。
    消し まずはダートしか経験していないというのは大きなマイナスと言わざる得ない。芝の経験がないのだから対応できるかどうかは未知数だし、過去の傾向からすればこういう馬はほとんど好走したことはない。しかも、500万の平場で負けた馬である。格としても重賞では背伸びしすぎという感じは否めない。距離もマイルまでしか経験がないし2000mのスタミナがあるかどうかは何とも言えない。
    ハリケーンルドルフ
    (牡3・小野55)
    買い すでに重賞1戦、オープン特別2戦を経験しており、キャリアは十分といえる。能力はだいたい底を見せつつあるが、少頭数ということと、相手が新馬を勝ったばかりとか、間隔が開いた馬が多いことを考えれば、これらの馬が自滅することも考えられ、堅実なこの馬が押し出されるということもないとは言えないだろう。真面目に走っていないところもあるらしく、集中して走れば今まで以上の結果も期待できる。
    消し デビュー戦は勝ったものの、その後5戦して4着が最高という戦績である。重賞やオープン特別も含まれているが、どっちにしろ掲示板にも載れないような実績では、G2の重賞で好走できるとはとても思えない。切れる脚を持っているわけでもないので一発も考えづらい。すでに底は見せてしまっているし、相手の自滅を期待するにしても全ての馬が凡走するとは考えづらい。
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