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エリザベス女王杯の反省

エリザベス女王杯の結果
1 8-12ファインモーション 武豊 2.13.2--- 488kg0 1人気
2 4-05ダイヤモンドビコー ペリエ 2.13.62.1/2 470kg0 2人気
3 1-01レディパステル 蛯名 2.13.81.1/2 458kg-2 4人気
単勝120円 枠連350円
複勝100円 140円 150円 馬連360円
ワイド190円 220円 430円
馬単410円 三連複650円
予想と見解 好材料と不安材料
エリザベス女王杯の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただきます。
  • ファインモーションはさすがに強かった。スタート直後に掛かっていたので「これはやばいのでは?」と思ったが、最後の直線の伸びはレベルが違うものだった。これでこの馬が牝馬では敵がいないことを証明した。次は牡馬相手となるわけだが、ローテーションや中山の馬場状態などを考えると、これ以上は無理しない方がいいと思っている。来年さらに強くなったこの馬を見てみたい。
  • 2着ダイヤモンドビコーであるが、スローの展開にもきっちりと折り合って、気性が成長していたことを証明した。ペリエの腕もあったのかもしれないが、折り合えれば能力は上の馬だからこの2着は当然といえる。
  • 3着レディパステルは、上2頭が強すぎたとしか言いようがない。もっと速い流れになっていれば違ったかもしれないが、実力どおりの結果だと思う。
  • 問題はロースバドである。後方から行く、と調教師がコメントしていたが、あの展開で最後方からの競馬はないだろう。私もまさか上がり33秒台の勝負になるとは思っていなかったので、この馬で大丈夫と思ってしまったところはあったが、それでもあのレース運びはお粗末すぎる。いくら調教師が「後ろから」と指示したにしても、レースの流れによって臨機応変に位置取りを変えるのが一流の騎手ではないか、先行押し切りを得意とする後藤騎手には、ローズバドは難しすぎたかもしれない。
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    参考
    G1エリザベス女王杯の予想
    結論
     ◎ファインモーション
     ○ローズバド
      ▲レディパステル
      △ダイヤモンドビコー

     買い目(3連複) 計10,000円
      1-6-12(8,000円)
      5-6-12(2,000円)

    にへいの見解
  • いろいろと多忙のため簡単にさせていただきます。
  • 本命◎ファインモーション
    この馬について詳しく書くこともないでしょう。前走の秋華賞を1.58.1という好タイムで圧勝していることだけでも凄いが、未だに無敗ですべてのレースで圧勝を演じているのだからレベルが違うとしか言いようがない。不安はやはり古馬の1線級との初対決と夏からの連戦の疲れ、さらに200mの距離延長ということになるだろうが、ファイビラスラフインがJCで2着していることを考えれば、古馬の壁は簡単に破ってくれるだろうし、そんなに厳しいレースをしていないことで疲れもそれほど気にする必要はないだろう。2200mも2600mを経験しているのだから大丈夫と考えるのが一般的だろうし、つまりは死角はほとんどないと考えるべきだと私は思う。もちろん秋華賞よりは信用度が落ちることは確かなわけで、配当を考えるとこの馬を軽視するのも一つの馬券作戦だとは思う。しかし、これだけのレベルの馬はそうはいないと私は思う。競馬を楽しく見るためにも、ここはこの馬から馬券を買うのが素直だと思った。
  • 対抗○ローズバド
    昨年のこのレースでトゥザヴィクトリーのハナ差2着という走りを見せている。能力は間違いなくG1級の馬であり、京都2200mならかなり強いと私は思っている。確かに今年のレースぶりはもう一つであったが、前走も見せ場は作ったし、この大一番で巻き返してくれることを期待したい。
  • 馬券の買い方であるが、普通なら馬連もしくは馬単の1点で勝負したいところである。ローズバドの鞍上が横山典騎手だったら間違いなく1点で勝負したと思う。でも、後藤騎手ということで何となく3着に負けることもあるのではないか、という不安が拭えなかったし、もしファインモーションが負けたとしても3着は外さないだろう、という考えもあって最終的には三連複という馬券を選択した。本当はワイドが最も無難なんだけろうけど、ちょっとオッズが低すぎる。でもまあ、相手もレディパステルかダイヤモンドビコーでほぼ決まりだと私は思っており、この2点で勝負したい。
  • 3番手▲レディパステル
    オークスを勝っている実績があり長距離では信用できる。今年も掲示板は外さない安定した走りをしているし、ここも堅実な走りを見せてくれるだろう。今回のメンバーで距離2200mなら3着は外さないのではないかと思っている。
  • 4番手△ダイヤモンドビコー
    前走の府中牝馬Sと今春の中山牝馬Sの走りからも牝馬では能力が抜けていることは明らかである。にもかかわらず負けることも多いのは、アテにできない気性だからである。真面目に走るとやたら強い走りをするくせに、そうでないと見せ場すら作れないというのだから困ってしまう。 もしかしたらファインモーションよりも強いかもしれないという期待もあるが、私としては2200m未経験というのが非常に気になった。鞍上ペリエだから何とかしてしまう気もするので念のため押さえるが、どうだろうか。
  • 5番手スマイルトゥモロー
    オークスを勝っているのだから当然にチャンスはあるとは思うが、休み明けでいきなり古馬G1というのはやっぱり厳しいと思った。
  • 6番手シルクプリマドンナ
    この馬もオークスを勝っているのだから来ても不思議ない存在だとは思う。前走も復活の兆しらしきものは見せたし、この大一番で復活ということもありそうだが、もうちょっと時間がかかりそうな感じがした。
  • 7番手ジェミードレス
    やはり距離経験がないのが気になった。あまり大物感も感じないしG1ではどうか。
  • 8番手トーワトレジャー
    新潟記念を勝ったのだからチャンスは十分にあると思うが、個人的にはあまり大物感を感じない。
  • 9番手チャペルコンサート
    休み明けで秋華賞を走って惨敗したが、叩かれて大きな上積みが見込めるし、距離延長もプラスだろう。そういう意味では好走しても不思議ないとは思うが、G1を勝っていない3歳馬では役不足だと思う。
  • 10番手ユウキャラット
    単騎逃げというのは大きなアドバンテージである。後方で有力馬が牽制したりアクシデントがあれば、そのまま残ってしまうこともあるかもしれない。そういう魅力は確かにあるが、やっぱり可能性は低いと私は思う。
  • 11番手△タムロチェリー
    いちおうG1馬だから一発かますかもしれないが、個人的には能力不足だと思っている。
  • まあ、こんなところです。
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    G1エリザベス女王杯

    ファインモーション
    (牝3・武豊54)
    買い H14秋華賞優勝、H14ローズS優勝。 前走の秋華賞で3馬身差で楽勝しており、3歳馬では桁が違うことを証明した。 デビューから無傷の5連勝でいずれも圧勝という内容だから、この馬の能力は底知れない。 古馬の1線級とは初対決となるが、秋華賞で1.58.1で走ったファビラスラフインがJCでいきなり2着したことを踏まえれば、国内の牝馬相手なら問題にはならないと思われる。 先行して抜け出すというレーススタイルから展開も問わないだろうし、距離経験もある。正直なところ死角らしい死角はほとんど見あたらないと言える。ピルサドスキーの妹いう良血で血統的裏付けもある。
    消し なんだかんだで3歳牝馬であることは事実である。 古馬の1線級とは初対決となるのだから力の違いを見せつけられて敗れるということも十分に考えられる。それに、3歳牝馬は精神的に弱いところもあるもので、ちょっとしたことで能力を出せないということはよくある。古馬G1となるとレースの流れも厳しくなるだろうし、緩急の多い流れになったりすると対応できずに自滅するということもあるかもしれない。あるいは、上がりだけの競馬になった時に意外に切れる脚を使えず3着4着に敗れるということもあるかもしれない。夏場使われた疲れも出るかもしれない。とにかく、まだまだ未知の部分が多い馬である。圧倒的な人気を背負うことからすれば、この馬が飛べばそれだけで大穴となるのだから、思い切って消すというのも一つの馬券作戦だろう。
    ダイヤモンドビコー
    (牝4・ペリエ56)
    買い H14中山牝馬S優勝、H14府中牝馬S優勝、H14クイーンS2着など。 前哨戦の中山牝馬Sで完勝しているのは大きい。調子はかなり良さそうだし、ここを目標に順調に調整された。中山牝馬Sで5馬身差で圧勝している実績もあるし、牝馬限定なら能力が抜けているといっても過言ではないだろう。気性的に難しい面もあるが、鞍上がペリエならこの馬の能力をフルに引き出してくれるはずである。ファインモーションが人気を集めるだろうが、この馬がファインよりも力が劣るという裏付けは何もない。古馬の実力を見せつけるということも十二分にあり得るというか、それが自然なことである。
    消し この馬の最大の不安は燃えやすい気性だろう。そのために新潟大賞典7着、エプソムC10着と大敗することも多い。そういう気性だから2200mという距離が大きな不安となってしまう。能力的にはこなせるとは思うが、気性的にどうかということになる。1800m戦でも先行してしまうくらいだから2200mのペースで折り合うかどうか不安は拭えない。実際に距離を経験していないのも痛い。意外にもG1初挑戦というのもどうか。
    レディパステル
    (牝4・蛯名56)
    買い H13オークス優勝、H13紫苑S優勝など。 オークスを勝っている実績は当然に評価しなければいけない。 このときは直線だけで差し切っているように鋭い末脚が武器である。 古馬になってなかなか勝ちきれないが、5着を外さない堅実な走りはしており、切れ味が生きる展開になればいつでも勝てるという雰囲気は感じる。 オークスの実績から距離が延びるのは大きなプラスであるし、直線の長い京都外回りコースもこの馬にはプラスとなるはずである。前走3着と調子もかなり良いみたいだし、差し有利の展開になればチャンスは大きくなるはずである。
    消し この1年で5着を外さない堅実な走りは悪くないのだが、勝ちきれなかったことでかえって勝負弱いというか決め手が甘い印象が強くなってしまった。ここも大きく負けることはないと思うが、4着5着に負けそうな感じがどうしてもしてしまう。本当に強い馬なら展開に関係なく勝ってしまうものだし、展開の助けがないと勝てないというのは実力のない証拠ということになる。今回ハイペースということはないと思われるだけに、なおさら厳しい戦いになりそうだ。
    ローズバド
    (牝4・後藤56)
    買い H13オークス2着、H13秋華賞2着など。 G1レースでは3戦3連対という実績を持ち、大一番での強さを見せている。 内容も秋華賞ではスタートで躓き大きなハンデを背負いながらもテイエムオーシャンと0.1秒差まで詰めてきているし、エリザベス女王杯では古馬のトゥザヴィクトリーにハナ差という勝負である。鋭い末脚を武器にしている馬なので京都の外回りは大きなプラスだろう。前走6着も見せ場はそれなりにあった。ここを目標に順調に調整されたという感じがする。条件はベストに近いだけに巻き返しは十分にあり得る。
    消し 今年に入って1度も連対していないというのは大きな問題だろう。エリザベス女王杯の内容からもこんな馬ではないと思うが、今年の走りはこの馬らしさが感じられない。メンタル面の問題があるのかもしれないが、それだとあまり変わり身は期待できないかもしれない。前走もなんだかんだで掲示板すら確保できなかったわけで、まだまだこの馬らしさが戻っていないと判断すべきかもしれない。条件的にはマイナス要素は少ないとは思うが、かといって特筆すべきプラス材料を持っているという感じもしない。
    スマイルトゥモロー
    (牝3・吉田54)
    買い H14フラワーC優勝、H14オークス優勝。 オークスを勝っている実績は当然に高く評価しなければいけない。完勝に近い内容だっただけに3歳屈指の存在であることは間違いない。秋華賞に出走しなかったことでファインモーションとの力関係もまだ分からない。もしかしたらこの馬の方が強いとことも十分にあり得る。2400mで結果を出したのだから2200mが問題になるはずがないし、過去の傾向からもオークス馬が結果を残しているケースが目立つ。未知の部分が多いのも確かではあるが、大物の可能性も残しており未知の魅力にあふれている。
    消し やはり休み明けというのが大きな不安ということになる。昨年トゥザヴィクトリーが休み明けで勝っているが、ドバイで2着しているなど実績が違いすぎる。まだ3歳でオークスしか実績がないことからすると、大きな割引と考えるのが一般的だろう。まして、古馬初挑戦となるし、過去の傾向からしても古馬の方が優勢と考えるのが一般的であり、絶対能力としても通用するかどうか分からない。気性の難しい馬でもあり、休み明けということも考えると折り合いにも不安を残すし、長距離輸送というのもどうか。
    シルクプリマドンナ
    (牝5・藤田56)
    買い H12オークス優勝、H12桜花賞3着など。 オークスを勝っていることを忘れてはいけない。 桜花賞でも3着しているし、エリザベス女王杯でも5着しているのだから、 牝馬限定であればG1級の能力は間違いない。 今春はこの馬らしい走りが見られなかったが、 前走の府中牝馬Sでは積極的な走りで見せ場は作った。 叩かれた上積みは当然に見込めるし、距離延長もプラスだろう。 このレースではG1馬が巻き返すというケースも多いだけに 起死回生の一発ということも十分に考えられる。
    消し 3歳時はかなりの成績を残したが、今春に復帰してから1度も掲示板に載っていないというのは大きな問題だろう。前走もなんだかんだで7着に負けているわけだし、一番良かった頃に比べるとまだまだ物足りないものである。すでに2度叩かれたことからすると上積みが見込めたにしても一変とまではいかないと思われるし、そもそもこの馬が活躍した年代のレースレベルが低かっただけであり、この馬自身それほど能力が高くはないという考え方もできる。
    ジェミードレス
    (牝5・菊沢徳56)
    買い H14府中牝馬S2着、H14福島TV杯優勝など。 今年に入ってからやたら調子がいい。何せダービー卿CTで4着、都大路Sで2着、エプソムCで3着と牡馬混合のレースで好勝負を何度も演じている。前走の府中牝馬Sでも休み明けにもかかわらず2着は確保しているし、牝馬同士なら能力は上位ということを証明している。一叩きされた上積みも見込め、さらに調子を上げているというのも好材料といえる。距離も1800mで結果を出しているのだから守備範囲だろう。
    消し 距離経験がないのが痛い。2000mすら秋華賞で1度走っただけで、2000m以上の実績はほとんどないに等しい。気性的に1600〜1800mが合っている感じもするだけに、2200mはやっぱり少し長いと判断するべきではないか。福島TV杯は勝っているものの、その他の重賞では勝ちきれないことからすると詰めが甘いという感じもする。G1出走経験もあまりなく、大一番での底力があるかどうかも分からない。何というか地味な感じが強いし、あまり大物感を感じない。
    トーワトレジャー
    (牝5・田中勝56)
    買い 前走の新潟記念で牡馬を相手に強い内容で勝っていることは高く評価できる。 好位で折り合い直線で抜け出したのだから大したものである。 もともと秋華賞3着という実績がある馬で、これくらいの走りをしても不思議ない馬なのであるが、ここきてようやく本格化したという感じが強い。 他のメンバーとの対戦が少ないのだから牝馬限定なら実はこの馬が一番強かったということもあり得る。ゆったりとしたローテーションも好感が持てる。
    消し 新潟記念を勝っているがハンデ51kgに恵まれたことも否めない。牡馬混合戦を勝っているとはいえ夏のローカル戦ということを考えると牝馬限定とはいえG1の裏付けには厳しい感じもする。今回のメンバーとの対戦がほとんどないので何とも言えないが、G1常連馬に力の違いを見せつけられて惨敗することも十分に考えられる。2ヶ月以上間隔が開いたのもちょっと開きすぎという感じもする。
    チャペルコンサート
    (牝3・熊沢54)
    買い オークス2着、エルフィンS優勝。 オークスで2着したのは大きな実績である。 G1でも能力が通用することを証明し、距離適性も証明したことになる。 前走の秋華賞では8着に敗れたが、休み明けのうえにファインモーションに早めに競りかけられるという展開も苦しかった。叩かれた上積みは当然に大きいだろうし、距離延長もプラスである。オークスの時も桜花賞7着からの巻き返しだっただけに、前走の秋華賞よりは期待していいだろう。
    消し オークスで2着しているが、桜花賞好走組が崩れるなどレベル的に疑問を感じる。桜花賞やチューリップ賞ではもう一つだったことからすれば、桜花賞組が自滅した結果として2着になったという感じがする。34秒台の上がりで走ったことがないことからそんなに決め手があるタイプとも思えないし、何というか大物感が感じられない。休み明けを叩かれた上積みは当然に見込めるだろうが、今回は古馬も相手となるわけで相手も強くなることを考えると巻き返しはかなり厳しい感じもする。
    タムロチェリー
    (牝3・和田54)
    買い 阪神JF優勝。 2歳時とはいえG1を勝っているということを忘れてはいけない。 3歳になってから惨敗が続いているが、G1を勝ったくらいだから実力不足というよりは、能力を出し切っていないと考えるべきだろう。現に阪神JFを勝った時も10着惨敗からの巻き返しだった。いつ走るか分からない典型的なタイプで一発の魅力は十分である。菊花賞のファストタテヤマのように人気が落ちた時の一発が恐い。
    消し 3歳になってから5戦したが全て2桁着順というのはあまりに問題ではないか。 阪神JFでピークを迎えてしまい、その後まったく成長していないということかもしれない。まあ阪神JFも能力で勝ったというよりは、展開に恵まれたという感じがするだけに、もともとそんなに強かったわけでもない感じもする。後ろから競馬をするタイプなので、ハイペースにはなりそうにない展開では苦戦を強いられそうだ。
    ユウキャラット
    (牝3・池添54)
    買い 忘れな草賞優勝。 オークスで3着していることは大きな実績といえる。 距離はまったく問題がないし、G1で通用する能力も証明している。 先行して粘りきるレースを得意としており、単騎逃げが約束されている今回は展開的には大きな味方となる。叩かれながら調子が上がってきているのは間違いなく、前走以上の走りを期待できそうだ。ファインモーションが本調子でなく後方でもがいている時に他馬も仕掛けが遅くなって、逃げたこの馬が残ってしまうということもあるかもしれない。
    消し 秋華賞で6着に負けたのはかなり痛い。自分のペースでレースを進めてこの着順なのだからこれがこの馬の能力と考えるべきだろう。叩かれた上積みがあるにしろ、今回は古馬も相手となるわけでさらにレベルが高くなるこのレースで巻き返すというのはかなり難しいと考えるのが一般的だろう。京都の外回りコースとなるのも直線が長くなる分、逃げるこの馬にはマイナスといえる。後方で何かアクシデントがない限り馬券圏内を確保するのは難しいかもしれない。
    ビルアンドクー
    (牝4・武英56)
    買い 前走6着に敗れた以外は5着を外したことがなくほとんど3着以内の結果を残しており、安定度が高いというか堅実な走りを見せている。こういうタイプはレベルの高いレースでも相手なりに走ることもあり、勝てないまでも2着3着ならあるかもしれない。前走6着も上がり34.0で届かなかったのだから展開が向かなかったと考えるべきだろう。前々走は上がり33.5で走っているし、差し有利の展開ならチャンスはあるかもしれない。
    消し 前走1000万で6着というのはあまりに問題である。G1に出走してくることすら疑問を感じてしまう。距離も1800mまでしか経験がなく距離延長も疑問である。切れる脚質もG1レベルとなるともっと切れる馬が多数いるし、少なくても1000万クラスなら展開に関係なく差し切ってほしいところである。常識的には好走材料はほとんどないに等しい。
    ブルーエンプレス
    (牝6・武幸56)
    買い H12愛知杯2着。 いちおう重賞連対経験を持っていることは評価する必要がある。とはいえ、それ以上に強調する材料は見あたらない。前走14着惨敗は長期休養明けだったので、一叩きされて一変するということもあるかもしれないが・・・
    消し 重賞連対といっても父内国産限定のレースだったし、そんなにレベルは高くなかったと思われる。その後準オープンでも4着が最高の実績では、とてもG1で通用するとは思えない。前走も休み明けだったとはいえ14着は負けすぎといえるし、一叩きされても大きく変わるとも思えない。常識的には出走してくることすら疑問である。
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