ジャパンCの結果
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結論 |
◎ナリタトップロード ○ジャングルポケット ▲シンボリクリスエス △ノーリーズン △ファルブラヴ △サラファン |
買い目(馬連) 計10,000円 10-13(5,000円) 7-13(2,000円) 軸13--1,8,9(各1,000円) |
前走の天皇賞秋を2着したことで改めてこの馬の強さを再認識した。今回は外枠を引いたし距離も1F延びる。前走以上のパフォーマンスは約束されたようなものだろう。底力に欠ける感じもするだけに大一番では結果を出せないタイプという感じもするが、前走久々に連対を果たしたことからすれば少なくても2着は確保してくれるだろうという気持ちが強い。気持ち的には渡辺騎手が鞍上でないのが寂しいが、馬券的には四位騎手だから勝負できるというのも本音のところである。アンチオペラオーの私としては、いつも応援していた馬なので何とか頑張ってほしい。 今回のメンバーで絶対能力が最も高いのはこの馬だと私は思っている。それではなぜ評価を一つ下げたのかというと、もちろん休み明けだからである。昨年の札幌記念、今年の阪神大賞典と休み明けの走りがあまりにぎこちなかったのだから不安に感じる方が自然だと思う。仕上がりは悪くないということではあるが、こればかりは走らせてみないと分からない。絶対能力からそれなりの走りは期待しているが、軸にするにはリスクが大きすぎると思った。 天皇賞秋であれだけ完璧なレースをされては文句を言うところがない。でも3歳馬に古馬G1を連勝できるかも疑問だし、距離が1F延びるのが意外にマイナスではないか、ということで敢えて押さえまでの評価にした。 皐月賞で58秒という好タイムで勝った馬である。神戸新聞杯は骨折明けだったし、菊花賞は落馬で競馬をしていない。まだまだ底を見せたとはいえないし、皐月賞を勝った思い出の中山コースなら再び一発をかますということもあるのではないか。 外国馬は分からない。2000mの持ちタイムが57秒だったから評価しているだけである。あとは鞍上がデットーリというのが気になった。 この馬も2000mで59秒台の時計を持っているから押さえようと思っただけで、特に深い考えはない。 |
ゴーラン (牡4・ファロン57) |
買い | イギリス。H14キングジョージ優勝、H13英2000ギニー優勝など。 今年のキングジョージを勝っている実績は大きい。国際最高峰のレースの1つに数えられるレースを勝ったのだから世界でもトップレベルと考えていいだろう。昨年は伝統のあるイギリスで2000ギニーを制し、続く英ダービーでもガリレオに敗れるものの2着は確保したという実績でJCに参戦してきたが、今年はより大きな勲章をひっさげての再来日となった。もちろん今回の外国馬の中では最も格上の存在ということになる。基本的に差す競馬を得意としており日本の競馬への適応もある方ではないか。 |
消し | キングジョージを勝っている実績は当然に尊敬に値するものではあるが、昨年のJCで0.8秒差の6着に負けていることを考えると日本競馬には合っていないという考え方もできるし、日本の競馬の方がレベルが高いという考え方もできる。キングジョージの後は勝っていないわけだし、BCターフでも6着に敗れている。体調の方も下降気味という印象も受ける。それにキングジョージも例年に比べるとメンバーがそれほどでもなかったらしい。 | |
ストーミングホーム (牡4・ヒルズ57) |
買い | イギリス。チャンピオンS優勝など。 前走G1を初制覇しているなど現在2連勝中と勢いが非常にある。それまでもレベルの高いレースで好走している実績は何度かあったようで、急成長してきた今であれば国際レベルでも何とかしてしまうかもしれない。2000〜2400mで結果を出しているので距離もベストであろう。叩き合いに強いタイプでかなり根性がありそうだ。激しいレースになればなるほど真価を発揮しそうだ。 |
消し | 勢いは認めるが、キングジョージでゴーランに6着に負けるなど、本当の1級戦と勝ち負けを争った経験がないのが大きな不安材料だろう。先行して押し切るというのが得意パターンのようで、切れる脚質ではなくしぶといタイプのようで、日本の硬い馬場での瞬発力勝負に対応できるかどうか疑問である。もちろん、日本への長距離輸送による環境の変化もつらいところだろう。 | |
ブライトスカイ (牝3・テュリエ53) |
買い | フランス。仏オークス優勝、オペラ賞優勝など。 フランスのクラシックを勝っている実績はかなり凄いといえるし、前走のオペラ賞では最後方からまくっていって一気に先頭に立つとそのまま4馬身差をつけて圧勝というとんでもない強さを見せている。2100mのオークスを勝っているので距離もベストに近いといえるだろう。 豪快な追い込みは日本の硬い馬場に合っていると思われるし、なかなかの強豪である。 |
消し | しょせん3歳牝馬という考え方もできる。日本のファインモーションと同等のレベルであれば話は変わってくるだろうが、実績を見る限りではそこまでの大物という感じはしない。G1実績も牝馬限定戦だけなので牡馬混合の今回のレースの参考にはあまりならないし、初めてフランス以外で競馬をするという環境の変化も3歳牝馬には厳しいのではないか。 | |
サラファン (騙5・ナカタニ57) |
買い | アメリカ。エディーリードH優勝、アーリントンミリオン2着など。 今年になって大きく成長した馬らしくG1で3連続連対を果たしている。特にアーリントンミリオンで2着している実績は大きく国際レベルでも十分通用する馬であろう。1800mで46秒台、2000mで59秒台という時計を持っているのも好感が持て、日本の硬い馬場にも適性がありそうだ。どちらかというと直線勝負のタイプらしく決め手もかなりありそう。 |
消し | アメリカの芝のレースでそこそこの活躍をしているが、アメリカのレベルは現状はあまり高くないというのが通説らしい。そのアメリカのG1でやっと好走しているというレベルで、世界でもレベルの高いJCで好走できるかどうか疑問である。2200mを1度しか走っていないし、2400m以上は経験がないので距離が少し長いということも考えられる。もちろん環境の変化に対応できるかも不安材料となる。 | |
ファルブラブ (牡4・デッドリ57) |
買い | イタリア。共和国大統領賞優勝、ミラノ大賞典優勝など。 今年のイタリアG1を2勝したイタリア最強馬ということらしい。特にミラノ大賞典では3馬身差で圧勝しておりその強さを見せつけた。イタリアの期待を背負って出走した凱旋門賞では9着に敗れたが、JCでの巻き返しを期してゆっくりと立て直しが図られた。リフレッシュされた今回はイタリア最強馬の実力を見せつけるということもあるかもしれない。鞍上が名手デッドーリというのも魅力である。 |
消し | イタリアG1を連勝したが、国際舞台のフォワ賞、凱旋門賞では勝てなかった。言ってしまえば、国際レベルの実力はないということではないか。まして今回は長距離輸送が伴った日本での競馬で、環境の変化ももちろんあるし、日本のレベルもかなり高い。何が起きるか分からないJCとはいえ、このくらいの実績の馬に負けるわけにはいかないだろう。 | |
インディジェナス (騙9・サンマ57) |
買い | 香港。H11ジャパンC2着。スペシャルウイークには完敗したものの、ハイライズやモンジューを抑えて2着に食い込んだもので、先行して残ったのはこの馬だけだったことからも内容の濃いレースだったといえる。1度このレースで好走しているのは大きなアドバンテージであり、外国馬の中でも信用しやすいともいえる。香港G1を5勝している馬で能力はかなり高い。人気薄で好走した思い出のこのレースで再び爆走することだって十分に考えられる。 |
消し | 3年前の2着馬もすでに9歳という年齢である。勝ち星からかなり遠ざかっているみたいだし、3年前と同じデキにあるとは思えない。まして、当時もスペシャルウイークに完敗という内容だったし、今のレベルの高い日本陣営に太刀打ちできる内容ではなかったと思う。3年前と同じ走りを期待するのはかなり難しいのではないだろうか。 | |
イリジスティブル ジュエル (牝3・スマレン53) |
買い | アイルランド。オペラ賞2着。 まだ3歳という若さが魅力の馬であり、実績はそれほどでもないが、一戦ごとにレース内容が良くなっているというのが大きな特徴である。前走のオペラ賞ではブライトスカイに負けているが、この成長力なら巻き返しがあっても不思議はないだろう。父デインヒル母父サドラーズウェルという血統がその成長力の源だと思われる。2000mだと3戦すべてで連対しており、2400mだと少し成績が落ちるということは、2200mあたりがベストということもあり得る。 |
消し | G1勝ちのない実績でJC参戦とはちょっと舐めている。3歳牝馬ということを考えても、この国際舞台で好走するのはかなり難しいのではないか。まして前走ブライトスカイに完敗しているのだからなおさらである。先行して粘り込むというスタイルも日本の競馬には合っていないと思われる。もちろん環境の変化も大きな不安材料となる。 | |
シンボリクリスエス (牡3・ペリエ55) |
買い | H14神戸新聞杯優勝、H14ダービー2着。 前走の天皇賞秋は圧巻だった。中団でレースを進め直線ぎりぎりまで追い出しを我慢して、ラスト1Fから一気に引き離したというレース内容は、まさしく横綱相撲といえるものだった。これだけの競馬ができるのは絶対能力が高いからこそできるものであり、展開に恵まれたとかそういう次元のものではない。まだ3歳なのだからさらなる成長すら見込まれるし、どんな展開にも対応できる自在性のある脚質から安定度もかなり高いと思われる。ダービー2着、青葉賞優勝の実績から距離延長が問題になるとも思えないし、G1連勝のチャンスは大きい。 |
消し | 不安なのは天皇賞の疲れだろう。3歳馬であれだけ激しい競馬をしたのだから今までとは比にならないくらいの疲労があったはずである。まだ成長途上の状態ということを考えれば、いつもより回復が遅れても不思議はない。現にバブルガムフェローも3歳時のJCでは惨敗に終わっていることを忘れてはいけない。また、未知数がまだまだ多いということも否めず、ちょっとしたことで力を出せないということもあり得るだけに、天皇賞のような競馬ができるか分からない。あと強いて言えば、距離延長がどうかだろう。ダービーで2着しているが、適性が2000mということで天皇賞に挑戦しているだけに、距離延長はマイナスという考え方もできるだろう。 | |
ジャングルポケット (牡4・武豊57) |
買い | H13ダービー優勝、H13ジャパンC優勝、H14天皇賞春2着など。 昨年3歳でこのレースを勝っているというのは大きなアドバンテージである。あのテイエムオペラオーを力でねじ伏せたのだから能力の高さは歴然であり、ここも能力さえ出し切ることができれば自ずと結果がついてくることになる。天皇賞春は2着に敗れたが、この馬に3000mは長すぎた。ダービー、JCの実績からいっても2400m前後の距離を得意としているのは明らかである。武豊が天皇賞春の時より状態がいいというのだから休み明けは気にすることはないだろう。気難しい面もあるが鞍上が武豊なら心配はない。この馬の能力を十分に発揮してくれるはずだ。 |
消し | やはり休み明けというのが大きな不安となる。今年の阪神大賞典、昨年の札幌記念と敗れたうえに内容もあまり良くなかったというものだったし、この馬が休み明けで勝ってないことも事実である。休み明けは走らないタイプという可能性は高い。昨年のような強い走りをできるかはかなり疑問となる。昨年は東京コースでしか勝っていないから東京でしか走らないということも考えられる。中山コースでどうかという不安もある。 | |
ナリタトップロード (牡6・四位57) |
買い | H14天皇賞秋2着、H11菊花賞優勝、H14H13阪神大賞典優勝など。 前走の天皇賞秋で2着に敗れたが、内枠発走で流れに乗りづらかったこと、馬場が多少湿っていたと思われること、この馬には距離がちょっと短かったことを考えれば、2着でもかなり頑張ったといえる。距離延長はもちろんプラスだし、外回りコースになるのも好材料で、今回は外枠を確保したのことも大きい。幾度となくテイエムオペラオーと接戦を演じた馬で、G1が菊花賞だけということすら不思議である。最強世代の威信を懸けて巻き返しを図りたいところだろう。 |
消し | この馬は本番に弱いというか、G1での底力に欠けるところが見受けられる。これまでも何度か「今回はチャンス」というレースがあったが、なぜか連対すらできないで終わるということが多い。前走はなんとか2着にきたが、強いというよりは堅実という印象が強く、今回巻き返せるかどうか疑問は残る。良馬場が絶対条件の馬で連続開催の最終日ということで多少馬場も荒れてきているとすれば、どうだろうか。雨が降ったりしたらなおさら厳しくなる。 | |
ノーリーズン (牡3・蛯名55) |
買い | H14皐月賞優勝、H14神戸新聞杯2着。 今年のクラシックを勝っている実績は当然に評価しなければいけない。内容も58秒台という時計で2着に0.3秒差も離したのだから力が違ったという評価が妥当である。ダービー2着のシンボリクリスエスが天皇賞を勝ったことからもこの世代のレベルの高さが証明しており、この馬も十分に通用するはずである。前走の菊花賞は落馬だったので参考外だし、骨折明けの神戸新聞杯では天皇賞を勝ったシンボリクリスエスの2着だったのだからまずまずである。皐月賞を勝った思い出の中山コースというのも大きな魅力となるし、一発あっても不思議はない。 |
消し | 皐月賞は確かに強かったが、若葉Sで7着、ダービーでは8着に敗れており、ムラがあるというかもう一つ信用できない印象が強い。菊花賞で落馬してしまったのも悪い印象となってしまっているし、なんと言うか本当に掴みどころのない馬である。古馬初挑戦になるから古馬相手にどこまで戦えるか分からないし、神戸新聞杯でシンボリクリスエスに完敗していることからすると、逆転は難しいかもしれない。未知の部分が多いのも確かで、強いかどうかはっきりしないということである。 | |
テイエムオーシャン (牝4・本田55) |
買い | H14札幌記念優勝、H13秋華賞優勝、H13桜花賞優勝、阪神(2)歳牝馬S優勝など。 前々走の札幌記念が圧巻だった。8ヶ月の休み明けで体重38kg増という状況で横綱相撲を演じたのだから半端でない強さであり、昨年の3歳牝馬No1の実力を見せつけた格好となった。馬体重もほとんどが成長分と考えるべきだろうし、スムーズに流れに乗れていたように気性的な成長も窺える。前走の天皇賞では惨敗に終わったが、それだけで底を見せたと判断するのは早計だろう。今回は前走よりは流れがゆたっりするだろうし、先行集団がやり合うということもないだろう。前半楽なペースでレースを進められれば、直線の伸びも前走とはまったく違うものになるに違いない。 |
消し | 前走の天皇賞で惨敗したのはあまりに痛い。ふつうに考えれば、牡馬混合のG1では通用しなかったということになるわけで、さらにレベルが高くなる今回のレースでの巻き返しはかなり厳しいということになる。天皇賞を勝ったエアグルーヴですらJCでは2着に負けているのだからなおさらであろう。まして、2200m以上での勝ち星がないし、気性的に難しいタイプで折り合いに疑問が残るのだから、距離延長もマイナスと考えるべきである。牝馬限定戦ならともかく、このレベルではちょっと役不足ではないか。 | |
マグナーテン (騙6・岡部57) |
買い | H14毎日王冠優勝、H14関屋記念優勝など。 現在重賞連勝中と勢いがある。特に天皇賞の前哨戦となった毎日王冠で完勝していることが大きい。自分でペースを作って最後はセフティリードのまま押し切ったのだから強い内容だった。以前は気性的に難しい馬だったが、毎日王冠のような大人の競馬ができるのであれば2200mも問題ないだろう。鞍上も岡部騎手なら絶妙なペースで逃げるはずである。後方で有力馬が牽制しあう流れになれば、毎日王冠のように押し切ってしまうことも十分に考えられる。 |
消し | やはり2200mという距離をこなせるかどうかであろう。1800mまでなら多少速い流れでも押し切ることが可能だろうが、2200mとなると速い流れで押し切ることは非常に難しい。うまくスローで折り合ってもそれだと集団でレースを進めることになる可能性が高く、最後の直線勝負が苦しくなってしまう。得意のマイル戦だった安田記念でも8着に負けていることからするとG1の器はないようにも感じるし、ちょっとここでは役不足ではないか。 | |
アメリカンボス (牡7・江田照57) |
買い | H13有馬記念2着、H13中山記念優勝、H13AJC杯優勝など。 昨年の有馬記念で万馬券の立て役者となった。G1で連対したことは大きく、ここでも十分通用することになる。前走惨敗もムラがあるのはいつものことで、前々走の毎日王冠で3着しているなどレベルの高いレースに方が好走する傾向にある。最近は先行して粘り込むレースを得意としており、うまく流れに乗れれば有馬記念のようなこともあるだろう。1800〜2500mで結果を出しているので2200mはほぼベストの条件といえる。有馬記念の時のように人気を落としての一発が非常に恐い。 |
消し | 前走のアルゼンチン共和国杯で8着に負けるなど相変わらず不安定なレースをしている。 いつ好走するか分からないタイプで安定度は期待できない。すでに7歳という年齢を考えても昨年の有馬記念のような走りを期待するのは酷ではないか。有馬記念はペースに恵まれた印象も強く、マグナーテンが引っ張る展開で先行するのではこの馬には向かない流れにならない感じもする。そんなに決め手があるタイプでもないし、今回のような国際舞台で活躍できるような器だとは思えない。 | |
アグネスフライト (牡5・後藤57) |
買い | H12ダービー優勝、H12京都新聞杯優勝、H13京都記念2着など。 何と言っても一昨年のダービー馬である。G1級の能力は間違いない。武器はもちろんダービーの時に見せた強烈な末脚であり、追えば追うほど伸びてくる。 前走は長期の休み明けで惨敗に終わったが、一叩きされて一変するということもないとは言えない。トウカイテイオーが天皇賞惨敗からJCで巻き返したこともあるわけで、能力が高い馬であれば器の大きさで何とかなってしまうこともある。ダービー馬が人気を集めないというのも配当的には大きな魅力といえる。 |
消し | 前走の天皇賞で15着というのはあまりに負けすぎである。いくら休み明けだったとはいえ負けるにも程がある。常識的にはまだまだ本調子には戻ってきていないと考えるべきだろうし、屈腱炎からの復帰の場合は、強い調教を課せられないため徐々にレースに慣らしていくというのが一般的であり、休み明けを1度叩いたからといって一変するというものではないだろう。そもそも古馬重賞を勝っていないことからすると根本的な能力にも疑問があるという考え方もできるし、ダービーを勝っている以外に好材料はないに等しい。 | |
エアシャカール (牡5・田中勝57) |
買い | H12皐月賞優勝、H12菊花賞優勝、H12ダービー2着、H14金鯱賞2着、H14大阪杯2着など。 一昨年の2冠馬である。ダービーもハナ差だったのだからほとんど3冠馬という評価でいいことになる。休み明けだった前走の天皇賞で4着と頑張ったことで改めて能力の高さを見せており、叩かれた上積みを考えれば巻き返しは十分に考えられる。あまり器用なタイプじゃないので、外回りコースとなるのもプラスだろうし、菊花賞の実績からも距離延長はプラスと考えるべきだろう。今回もそんなに人気にならないだろうから、馬券的にはけっこう面白い存在になるかも。 |
消し | 菊花賞を勝ってから実は1度も勝っていないというのは問題ではないか。単純に考えれば、この世代のレベルが低かったから勝てただけであり、能力としてはそんなに高くないという考え方もできる。今年の宝塚記念で2馬身離されているし、前走の天皇賞4着も決定的な負け方だったように感じる。鞍上が武豊で4着が精一杯だったのだから、勝春でそれ以上を望むのは酷ではないか。気性に問題を抱える馬なので、なおさらこの馬を操れるかどうか不安となる。 |