京成杯AHの結果
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結論 |
◎トレジャー ○キクカグロリアス ▲ダービーレグノ △ブラザータイクーン |
買い目(馬番連勝複式) 計6,000円 BOX--2-5-6-9(各1,000円) |
けっこう面白いというか一癖ありそうなメンバーが集まっただけに非常に予想が難しい。今の新潟コースを考えると先行有利だと思うし、でも少頭数だから差し馬でも届きそうな気もする。それでハンデ戦だからどの馬にもチャンスがあるように思えてしまう。であれば、あまり深く考えず比較的人気を背負っていない馬をボックスで買っといて、来たら儲けものくらいの気持ちで勝負することにした。この馬を最上位に持ってきたのは、条件が最も揃ったと思ったからである。今の新潟コースは先行した馬もそうはばてない。であれば先行馬が有利だと私は思っている。ダービー卿CTで先行して粘った実績もあるし、ハンデ55kgも手頃だろう、藤沢厩舎は初戦から仕上げてくる傾向が強いし、距離もベストだと私は思う。ただ、よく分からない惨敗も多く、かといって人気もそれなりという状況でこの馬を軸にして勝負する気にはなれなかった。 左回りを得意としており、今の新潟コースで関屋記念5着、朱鷺S2着としっかりと結果を残している。今回も同じマイル戦だし、末脚勝負のこの馬にとって少頭数で走れるのは大きな味方となる。ハンデも51kgとかなり恵まれたといえるし、そして蛯名騎手が乗るというのが大きい。この馬の一発は十二分に考えられる。ただ、今週からAコースのためインコースを走る馬が圧倒的に有利な状況である。外枠発走で後ろからの競馬となると、直線でインコースを抜けてくるというのは難しいのではないか。大外に持ち出すロスも痛いだろうし、蛯名騎手がどういう作戦をとるか見てみたい。実は内枠だったらこの馬から勝負しようと思っていた。 もともとG1でもそこそこの競馬をしていた馬なのだから、このレベルであれば簡単に勝ってしまっても不思議はない。前走の新潟記念3着で復活の兆しを見せたことを踏まえれば、今回は大きなチャンスということになる。ただ、あまり切れ味のあるタイプでなにので、どうしても勝ち味に遅いところがある。絶対的な信頼はあまり置けないタイプではある。 休み明けの朱鷺Sをいきなり快勝した。中山記念4着という実績を考えればこのくらい走って当然の馬だし、今回の休みで馬が好調時の状態に戻ったということだろう。叩かれた上積みを考えればさらに状態はアップしているとも考えられ、ハンデ54kgなら重賞制覇の最大のチャンスと言えそうだ。ただ、前走のレースがけっこう激しかったと思うので2走ボケがちょっと恐い。 内枠発走で、先行することもできて、決め手もそれなりで、ハンデ54kgということを考えると、チャンスはかなり大きいと私も思っていたが、けっこう人気になっているので思いきって切ってみた。来たら仕方ないでしょう。 今週からAコースということで、逃げるこの馬には大きな味方となる。競り合う馬もいないようだし今回も関屋記念と同じような感じで逃げられるとなると、マグナーテンがいない今回は最大のチャンスということになるのだろうが、こういうタイプは人気がない時に好走するタイプで、それなりにマークされる今回は前走のようにうまくはいかないのではないか、と私は思っている。 安田記念2着という実績を考えれば1人気というのは当然だと私も思う。ここ2走とも2着と調子も良さそうだし、このメンバーであればトップハンデでも負けられないというのが本音だろう。ただ、この馬は切れる脚があまりないためハイペースを得意としている。つまりは上がりがかかる方がいいタイプだと私は思う。今回はたぶん平均ペースだから後ろからの馬に差される可能性がけっこう高いのではないか、という不安を私は持っている。トップハンデで1人気ということも考えると買う気にはなれなかった。 北九州記念をレコード勝ちしているくらいだから能力はかなり高いと思う。人気もそんなにないようだし狙いどころとしてはかなり面白いと思う。でもなぜか個人的にこの馬を好きになれない。なんというか、どうしても強さを感じないのである。北九州記念をレコード勝ちしたのだから強くなってきているのかもしれないが、個人的にはそんなに強い馬ではないと思っている。 |
ブレイクタイム (牡5・松永57) |
買い | H14アイビスSD2着、H13安田記念2着など。 安田記念で2着しているという実績はかなり凄い。ハイペースを先行して粘った内容からもかなりレベルの高い馬であることは明白である。先行有利の平坦コースということも考えると、早めに抜け出して粘りきるというシーンは簡単に想像できる。NSTオープン2着、アイビスSD2着と勢いもかなりあるだけに、トップハンデでもここは負けられない。 |
消し | ここ6走は2着4回3着1回ということからも何というか勝ちきれない勝負弱さみたいなものを感じる。切れる脚があるタイプではないので、目標にされて差される、もしくは捕まえきれないということが多くなるのかもしれない。今回はトップハンデということも考えると好走するも3着4着に終わるということもありそう。馬体重が増え続けているというのも気になる。マイル戦だとスタミナが持たないかも。 | |
トッププロテクター (牡5・和田57) |
買い | H14北九州記念優勝など。 小倉記念では敗れたものの、米子S、北九州記念と連勝し勢いはかなり感じる。特に前々走の北九州記念ではレコードで完勝という内容だっただけに能力はかなり高いといえる。前走の小倉記念の敗因は距離と斤量だと思われ、得意のマイル戦で斤量が0.5kg減ということを考えれば巻き返しは当然ということになるだろう。軽い馬場も得意そうだしチャンスは大きい。 |
消し | 前走の小倉記念で7着に負けたことで勢いが止まったという印象が強い。距離が長かったのも確かだろうが、負けすぎという感じもするだけに調子落ちということも考えられる。また、この馬はどちらかというと直線の長いコースを苦手としているように思う。左回りもあまり良くない感じがする。それでトップハンデの57kgを背負わなければいけないとなると、今回は前走以上に厳しい戦いになるかもしれない。 | |
トレジャー (牡4・岡部55) |
買い | H14ダービー卿CT2着、H13セントライト記念2着など。 今年のマイル重賞で2着したという実績は素直に評価しないといけない。多少掛かるところがあるので現状ではマイルがベスト距離といえるし、先行有利の平坦コースであれば、早めに抜け出して粘りきるという公算が大きい。ダービー卿CTも休み明けでの好走なので、休み明けは気にする必要はないだろう。安田記念で7着という実績も悪くはないし、斤量55kgもいいところだろう。 |
消し | 休み明けでダービー卿CTを2着し、好走必至と言われた都大路Sで惨敗ということからも、安定度に欠けるというか、いつ走るか分からないタイプである。切れる脚がないから好走しても2着までという感じでパンチ不足というのも否めない。安田記念7着も堅実に走っただけという感じが強いだけに、このメンバーなら実力上位ということにもならないだろう。休み明けというのも不安だし、新潟の軽い馬場もどうだろうか。 | |
ミデオンビット (牡5・柴田善55) |
買い | H14関屋記念2着。前走関屋記念で2着に粘ったのは大きい。同じ新潟マイルで走れるし、その時完敗したマグナーテンはいない。しかもハンデ55kgは前走より1kg減である。逃げにこだわるタイプがいないから前走と同じように楽に逃げることも可能だろう。勢いも十分に感じられるし、もともと準オープンで強い競馬をしていた馬なので、前走がフロックとは思えない。この馬にとっては重賞制覇の大きなチャンスが訪れたといえる。 |
消し | 前走の2着は人気がなかったこともあり他の馬が気持ちよく行かせすぎたのが大きいと思われる。今回は前走と同じことにならないように早めに仕掛けてくるだろうから前走ほど楽な展開にはならないだろう。頭数も少なくなりそうなので差し馬もそれなりの位置で競馬をするだろうから決め手勝負で遅れをとるということになるかもしれない。ハンデ戦なので軽量馬にやられるということもあるだろう。 | |
ダービーレグノ (牡4・郷原55) |
買い | H13シンザン記念優勝。 前走の新潟記念で3着したというのは大きい。もともと昨年の皐月賞で5着、ダービーでも7着、そして古馬相手のマイルCSでも6着と、G1でそれなりの結果を残している馬なのだから復調してくればこれくらい走って当然の馬である。長くいい脚を使うタイプなので直線の長いコースが合っているということもあるだろう。ベスト距離もマイルだと思われるだけに距離短縮もプラスである。ハンデも55kgなら今回は大きなチャンスといえる。 |
消し | 前走の新潟記念3着もそうだが、マイルCS6着、京都金杯4着、東京新聞杯3着という結果からすると、どんなレースでも好走で終わってしまうタイプという感じが強く、何というかパンチ力不足という感じがする。先行有利のコースで展開もそう速くなりそうにないだけに、この馬の決め手でどこまで伸びてくるか疑問もある。前走の感じからすると今は距離2000mくらいの方がいいという考え方もでき、距離短縮が必ずしもプラスとはいえないかも。 | |
ブラザータイクーン (牡6・江田照54) |
買い | 前走の朱鷺Sで休み明けにも関わらず快勝してしまった。まあ中山記念で4着したこともある実績があるのだから力が違ったということだろう。重賞でも通用することは中山記念の実績から明らかだし、1度叩かれた上積みも見込める。それで条件を勝ったばかりということで斤量54kgなのだから恵まれた。前走と同じ条件で走れるのも大きなプラスであり、チャンスはかなり大きいと言える。 |
消し | 前走勝ったとはいえしょせん準オープンでの話である。重賞となるとレベルが違うものだし、前走勝っているから今回も好走できるとは限らないだろう。中山記念4着も2年前の話だし、長期休養を挟んでいるとはいえ、その後準オープンで足踏みしていたこと、年齢的なことを考えると、現時点では重賞で通用するほどの能力はないかもしれない。休み明けでいきなり激走しているので2走ボケも恐い。 | |
ビッグフリート (牡4・後藤54) |
買い | 前走の関屋記念で3着に頑張った。前々走の1000万特別でも31秒台という優秀な時計で完勝していることも踏まえると、ここにきて本格化してきたといえる。前走の関屋記念も前残りの展開を考えれば3着は立派だし、上がり33秒台の切れ味はなかなかである。今回はハンデ戦ということで斤量54kgで走れるのも大きい。4歳という若さからさらに成長しているということも考えられる。 |
消し | 前走の関屋記念で3着は立派だとは思うが、結局は連対できなかったことに変わりはない。前々走もいい走りをしていたし、前走ががピークの状態だったとすれば、さらに着順を上げるのは難しいという考え方もできる。ミデオンビットに1馬身以上の差をつけられていたことからすると、重賞では決め手がもう一つなのかもしれない。 | |
キクカグロリアス (牝6・蛯名51) |
買い | これといったオープン実績があるわけではないが、前々走の関屋記念では前残りの展開だったにもかかわらず上がり33.4という切れ味を見せ5着に頑張り、前走もブラザータイクーンに屈したものの上がり33.9で2着している。2走とも内容が良かっただけに、重賞でもハンデ51kgということを考えれば逆転は十分にあり得るだろう。前2走ともマイル戦だったので距離は問題ないし、左回りで良績が集中しているということにも注意すべきだ。 |
消し | 前々走の関屋記念で5着したのはそれなりに立派であるが、しょせん掲示板に載っただけで馬券に絡んだわけではない。展開が合わなかったにしろ勝馬に0.7秒差というのは離されすぎという感じがする。前走も準オープンで負けたわけだし、勝ちきれない勝負弱さも感じる。重賞では通用しない器の馬である可能性もあるだろうし、1400mで7連対という実績から距離もこの馬には1F長いのではないか。 | |
インターサクセス (牡6・池田52) |
買い | 前走のアイビスSDで4着に頑張っており、重賞でも通用するところは見せている。ここ2戦1000m戦でスピードのあるところを見せており、この馬が充実している証拠といえる。もともとマイルでも走っていた馬なので、距離延長でさらにいい走りをするかもしれないし、牡馬で斤量52kgというは大きなアドバンテージといえる。 |
消し | 前走、前々走と1000mで結果を出したということは基本的にはスプリンターという評価が妥当であろう。その得意の短距離戦で重賞4着がやっとという実績からすると、いくらハンデに恵まれたといってもマイル重賞での好走は難しいと言わざる得ない。年齢的に大きく変わるとも思えないし、これまでの実績から大物感も感じない。 | |
クラレットパンチ (牝5・小林淳52) |
買い | 前々走の新潟日報賞が圧巻だった。中距離を中心に使われていたこの馬が1000m戦でしかも休み明けという状況で快勝したのだからかなり凄い。前走のアイビスSDは本当の意味でのスプリント戦が合わなかったのか惨敗に終わったが、もともと1800mを中心に使われていた馬なのでマイルくらいが丁度いいかもしれない。そういう意味では再び驚愕の走りを見せるということもあるかもしれない。ハンデもまあ恵まれた方だろう。 |
消し | 前々走の走りを見せられるとスプリンターという評価が妥当だと思えてしまう。そういう意味では距離が延びるのはマイナスと考えるべきではないか。前々走だってしょせん準オープンで重賞の裏付けには厳しいものがある。ハンデ52kgも牝馬ということを考えればそんなに恵まれたとは言えない。まして前走惨敗した後だけにすぐに立て直すというのは難しいのではないか。 | |
サンライズタイガー (牡7・村田51) |
買い | H13オーロC優勝。 昨年のオープン特別を勝っている実績があるのだからまったく通用しないということはないだろう。ハンデ51kgというのも牡馬ということを考えれば裸同然で、一雨降るなど何かあればチャンスは出てくるだろう。 |
消し | オープン特別ではそこそこ走ることがあるが、重賞では掲示板に載ったこともない。オーロCで勝ったのも道悪が味方となっただけであり、能力の高さで勝ったという感じではなかった。以前はハナを切るスピードがあったが、最近はそういうこともないし、年齢的にも力は落ちてきていると言えるのではないか。 |