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中山記念の反省

中山記念の結果
1 7-11トウカイポイント 岡部 1.45.4--- 456kg-4 8人気
2 8-14トラストファイヤー 江田照 1.45.4クビ 532kg-2 7人気
3 5-07ラスカルスズカ 田中勝 1.45.51/2 488kg-2 2人気
単勝1,740円 枠連1,520円
複勝390円 490円 230円 馬連8,440円
ワイド2,320円 1,500円 1,750円
予想と見解 好材料と不安材料
中山記念の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • またも的中できずに終わってしまった。私の本命◎はこれで3戦連続で3着である。予想が消極的だからこんなことになるのだろうけど、かといって急に自分のスタイルを変えて、それが裏目に出るともっと悔しいし、このままだとしばらく的中できないかもしれないけど、自分らしく予想をしていきたい。
  • 勝ったのはトウカイポイントだった。 去勢されて馬が成長していたし、気性的な問題も大きかったから気分良く走れれば一発ということもあり得た馬ではあるが、そうは言っても別定G2で、父内国産重賞で2着が最高の実績という馬が勝ってしまうなんて、私にはとても予想がつかない。AJC杯も1000万を勝ったばかりのフサイチランハートが勝っているように、別定G2だから実績のある馬でないと来ない、という時代は終わったのだな、と改めて感じさせられた。それだけ日本の競馬の層が厚くなったということであり、逆に言えば、ここを勝ったからといってこの馬が次も好走できるとは限らないということになるし、他の馬もここを負けたといっても巻き返しは可能ということになる。
  • 2着はトラストファイヤーだった。 実績がラジオたんぱ賞だけだったから半信半疑の部分が多かった馬であるが、これだけ走れればやはり能力を認めざる得ない。右回りの1800mという条件があっているのだろう。それとやはり江田照男。この男の勢いは当分止まらないのだろうか。
  • 3着はラスカルスズカだった。 武豊が落馬負傷のため急遽乗替となったのが痛かった。私と相性が良くない田中勝ときいて、半分終わったと思ってしまったほどである。それでもまあ、人気どころでは唯一3着に伸びてきたし、さすがに能力があるとことは見せてくれたと思う。武豊だったらたぶん2着していたと思うが、どうせトウカイポイントは買ってなかったのだから、ハズレはハズレである。
  • エイシンプレストンは5着だった。 やっぱり斤量60kgは厳しいのである。前述したとおり層が厚くなった現代競馬で60kg背負って勝つというのはかなり難しいことである。特にマイルや短距離では能力の高い馬が多く揃っているだけに、なかなか勝ちきれるものではない。香港の叩き台として、このレースしかなかったのだから使ったこと自体は仕方ないことである。陣営も実は勝てないと思っていたのではないか。
  • ジョウテンブレーブは6着だった。 幸四郎が少し早めに動きすぎたような気がする。レコード決着のペースだったのだからもっと脚を貯めても良かったし、積極的な競馬をしたかったのなら、前半でもっといい位置を確保すべきだったと思う。
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    参考
    G2中山記念の予想
    結論   ◎ラスカルスズカ
       ○エイシンプレストン
       ▲ジョウテンブレーブ
        △ミレニアムバイオ
        △トラストファイヤー
        △ジョービッグバン
        △ザカリヤ
     買い目(馬番連勝複式) 計7,000円
      7-9(2,000円)
      5-7(2,000円)
      5-9(1,000円)
      7-13(1,000円)
      7-14(500円)
      4-7(300円)
      1-7(200円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 本命◎ラスカルスズカ
    菊花賞3着、JC5着、天皇賞春2着というG1実績を持っている馬であり、その潜在能力は間違いなくG1級の馬である。休みが長かったので復帰して2戦は凡走に終わっているが、調教ではかなり良い時計を出しているし、かなり復調してきているのは感じる。前走6着も0.6秒差なら着順ほど負けていない。多少掛かったということなので、距離が短縮される今回は折り合いの心配はないだろう。それよりもサイレンススズカの半弟ということから中距離の方がこの馬には合っているのではないかと思ってしまう。引き続き鞍上武豊というのも心強い。ここ2走の結果からはもう少し時間がかかるような気もするが、私はこの馬の潜在能力に賭けてみたい。
  • 対抗○エイシンプレストン
    香港マイルを圧勝、マイルCSもスローの展開を追い込んで2着とその強さを見せつけている。毎日王冠を勝っているので距離も心配ないし、このメンバーで取りこぼしは許されない状況といえる。とはいえ、斤量60kgというのはやはり気になる。先週のアグネスデジタルが勝ったように「強い馬は強い」というところを見せつけるかもしれないが、59.5kgでトロットスターが負けたのもまた事実である。実力差が歴然だった昔と違い、層の厚くなった現代競馬では斤量60kgというのはやはり大きなハンデだと私は思う。さすがにこれ以上は評価を下げる気にはなれないが、ちょっと本命◎にする気にはなれなかった。
  • 単穴▲ジョウテンブレーブ
    京阪杯、マイラーズCとハイペースを先行してそのまま押し切っているように、かなりの能力を持った馬だと私は思っている。昨年このレースで2着しており条件も問題ないし、ここで好走する可能性はかなり高いと思う。休み明けを得意としていないとか、G1では底を見せてしまっているとかもう一つ信用できない要素もあるが、それなりの走りはするのではないだろうか。鞍上が蛯名騎手なら◎本命を打つつもりだったが、武幸騎手ということで思わずここまで評価を下げてしまった。
  • 4番手△ミレニアムバイオ
    実績馬を倒すとすれば勢いのある上がり馬しかない。そういう意味でこの馬を選択した。まだまだ底を見せていないという魅力があり、今の勢いなら一気にG2制覇も夢ではないかもしれない。とはいえ、前走勝っているのもしょせん準オープンだし、ハンデG3で3着という実績を考えると、さすがに別定G2では厳しいような気はしている。
  • 5番手△トラストファイヤー
    いちおう1800mの重賞を勝っているというのが妙に気になった。 古馬の別定G2というレベルの馬ではないような気はしているが、 強い明け4歳のサンデー産駒ということで、まだ底を見せていない可能性もあるし、 鞍上が江田照男ということもあり、押さえることにしてしまった。
  • 6番手△ジョービッグバン
    宝塚記念で3着した馬なのだから能力的には間違いなく通用する馬である。 最近の走りがあまりにだらしないのでピークが過ぎたと考えるのが妥当だとは思うが、このレベルで一発の可能性を考えると、やはり以前G1で好走したことがある馬ということになると思う。調教自体は悪くないようだし、人気がないのであれば押さえて面白い存在だと思った。
  • 7番手△ザカリヤ
    古馬になってからいまいちの成績が続いているが、この馬もいちおうG1連対経験を持っている。外国人騎手のドイルが乗るということもあり、なんとなく来てしまうのではないかと思ってしまい、買うことにしてしまった。
  • 8番手トウカイポイント
    去勢して成績が結果を出すようになってきたが、カブトヤマ記念2着が最高の実績ということを考えると、別定G2で通用する器とは思えない。気性的にムラがあるので気分良く走れば一発ということもあるかもしれないが、この程度の実績では買いづらい。
  • 9番手エアギャングスター
    ダンスインザダークとダンスパートナーの全弟という超良血馬であり、潜在能力はかなり高いかもしれない、という可能性も否定はできないが、これまでの実績を冷静に判断すると、中山の別定G2で通用するとはちょっと思えない。長期休み明けから1度しか叩かれていないし、前走の内容も高くは評価できない。ここで好走というのはかなり難しいと私は思う。
  • 10番手ゴーステディ
    ここ2戦重賞、オープンと好走しているが、別定G2ではさすがに相手が強すぎるだろう。自分の流れを作れたとしても掲示板が精一杯だと私は思う。
  • 11番手エイシンエーケン
    前走ニューイヤーSを完勝しており本格化したという感じもするが、メンバーが弱かったし、別定G2の裏付けにはちょっと厳しい感じがする。ファイナルCで4着に負けている馬だし、あまり大物感も感じないので、ここで連勝を決めるのは難しいと思った。
  • 12番手トーカイパルサー
    朝日CC2着があるが、スローの展開を逃げてのものなので、そんなに高くは評価できないだろう。休み明けというのも不安だし、いきなり別定G2で好走するというのはさすがに難しいのではないか。
  • 13番手ウインマーベラス
    ディセンバーSと同じ条件なので巻き返しということもあるかもしれないが、ディセンバーSはメンバーがいかにも弱かったし、その後も完敗という内容では別定G2では巻き返せないと私は思う。
  • 14番手タケデンジュリアス
    ダート実績しかないのだから話にならない。芝で爆発ということもないとは言えないが、常識的には好走すら難しい。
  • まあ、こんなところでしょうかね。
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    G2中山記念
    (やや手抜きバージョン)
    エイシンプレストン
    (牡5・福永60)
    買い H14香港マイル優勝、H14マイルCS2着、H14毎日王冠優勝など。 マイルCSではスローの展開にもかかわらず唯一追い込んできて2着、続く香港マイルでは世界の強豪を相手に圧勝と、マイル戦では絶対的な存在となりつつある。1800mも毎日王冠で勝っているので問題はない。切れ味の鋭い馬なので中山コースもこの馬の脚質に合いそうだ。斤量60kgとなるが、昨秋の実績が抜けているだけに、このメンバーであれば問題にしない可能性も高い。
    消し やはり斤量60kgが大きな不安となる。あのトロットスターでさえ59.5kgで負けたのだから60kgという数字はやはり厳しいものを感じる。確かに別定戦とハンデ戦という違いはあるが、G2だからこそそれなりのレベルの馬が出走してくるわけで、斤量60kgで楽勝できるほど甘いものではないだろう。距離も1800mが長いということはないと思うが、ベストはマイルだと思われるだけに、やはり斤量60kgでこなせるかどうか心配となる。切れる脚を武器としている馬なので、斤量の影響で切れが鈍るようだと惨敗ということもあり得る。大目標が先にあるからここで目一杯に仕上げるということもないだろう。
    ジョウテンブレーブ
    (牡5・武幸58)
    買い H13マイラーズC優勝、H12京阪杯優勝、H13中山記念2着など。 マイラーズCでレコード勝ちしているし、京阪杯でもハイペースを先行してそのまま抜け出しているように、この馬の潜在能力はかなり高い。G1だとなぜか惨敗に終わるが、G2戦であれば話が大きく違ってくる。昨年のこのレースでも2着した馬だし、ここで通用しないということはあり得ない。実績上位馬がいくつかの不安を抱えているだけに、ここはきっちりと勝っておきたいところだろう。
    消し G1で惨敗しているように常に力を出し切るタイプではない。つまりは、気分良く走れなければ自滅するタイプで安定度はあまり期待できないということになる。休み明けがあまり良くないというのも大きな不安であり、全体的にもうひとつ信じ切れないところがこの馬にはある。今回はG1実績馬が数頭いるだけに、力を出し切っても勝てないということもあり得るだろう。
    ラスカルスズカ
    (牡6・武豊57)
    買い H12天皇賞春2着、H12万葉S優勝。 テイエムオペラオーやナリタトップロードと接戦を演じた馬なのだから潜在能力はかなり高い馬である。長期休み明けから5着、6着とこれといった結果を出していないが、2度叩かれて体調はアップしているはずである。前走の6着は掛かってラスト伸びなかったというものであり、走る気にはなっているのは評価できる。掛かることを気にして今回距離を短縮してきたもので1800mであればこの馬の現時点での能力を発揮できるはずである。 鞍上武豊が見捨ててないのだから今回は勝負にきていると考えるべきだろう。
    消し 休み明けを2度使われて5着6着という成績をどう考えるかであるが、これまでのこの馬の実績を考えれば、あまりに物足りないと言わざる得ない。まだまだ復調途上ということかもしれないし、故障前の能力はもうないということかもしれない。こういう馬が「次は大丈夫」ということで人気になると、得てして裏切られるパターンが多いし、菊花賞や天皇賞春で好走した馬だけに1800mが短いということもあり得る。
    ミレニアムバイオ
    (牡4・柴田善56)
    買い 前々走京都金杯で3着、昨年のスプリングSでアグネスゴールド、シンコウカリドに次いで3着という実績があり、能力の高さをそれなりに見せている。前走の準オープンは貫禄勝ちという感じだったし、重賞級の馬であることは間違いない。明け4歳という若さもあるし、休み明けから3戦して2勝、重賞3着とまだまだ底を見せていないといえるだけに、その成長力と潜在能力でここでも通用してしまう可能性は十分である。
    消し なんだかんだで重賞で3着に終わっているあたりが、この馬の能力というか限界という感じがしないでもない。京都金杯もハンデに恵まれての3着だったし、別定G2での裏付けにはちょっと苦しいものがある。古馬G2となるとG1でも好走できるくらいじゃないと通用しないもので、皐月賞で惨敗していることを考えると、古馬G2では通用しないのではないか。とにかく、大きなレースで連対経験がないのだから、ここは試金石ということになるだろう。
    トラストファイヤー
    (牡4・江田照56)
    買い H13ラジオたんぱ賞優勝、H12芙蓉S優勝、H12いちょうS優勝。 強い4歳世代の重賞を勝っているのだから、この馬もかなり強い可能性がある。 前走の中山金杯では惨敗に終わったが、道悪の東京新聞杯で5着とその能力を見せた。 1800mは重賞を勝った距離なのでベストといえるだろう。 まだまだ底を見せたとも言い切れないし、サンデー産駒という底力も期待できる。 絶好調の江田照騎乗というのも非常に恐い。
    消し まだまだ未知数の多い馬であるが、実績がラジオたんぱ賞だけというのが微妙である。 重賞を勝っているというのはそれなりに評価できるが、 G1戦線が終わったローカル重賞というイメージが強いだけにどこまで評価していいか。 現に中山金杯では13着惨敗に終わっているし、東京新聞杯の5着も道悪だったのでどこまで評価していいか分からない。古馬重賞ではまだまだ実力不足ということも十分に考えられる。
    スパークホーク
    (牡5・田中勝57)
    買い H14AJC杯2着。別定G2で連対していることは大きい。同じ別定G2であれば連対可能ということになる。準オープンを勝ち、重賞も連対と勢いもあるし、デビュー時から大物といわれた逸材がついに本格化したということだろう。しっかりと伸びる末脚が武器であり決め手はしっかりとしている。中山コースを得意としているのもいい。
    消し 前走のAJC2着をどう考えるかであるが、G1より1つ落ちるメンバー相手で、しかも休み明けだった馬が多かったことを考えると、どこまで評価していいか疑問である。単に相手が自滅しただけでこの馬が強かったということではないかもしれない。それで結局は勝てなかったということで底を見せてしまった感じもする。距離も長い距離で結果を残しているので、1800mというのはこの馬には短い感じもする。
    エイシンエーケン
    (牡6・野元57)
    買い H14ニューイヤーS優勝。 前走オープン特別を勝っているのはいいことだ。前々走準オープンを勝っていることからも本格化したという感じが強く、まだまだ底を見せていないという感じがするだけに、G2挑戦も何とかしてしまうかもしれない。2000mでも結果を残しているので距離延長も問題というより、プラスということもあり得る。この時期の有力馬は全力投球ということは考えづらいだけに、デキの良さで好走してしまうこともあるだろう。
    消し 前走オープン特別を勝っているが、メンバーが強力だったとはちょっと思えないだけに、別定G2の裏付けにするにはちょっと厳しい感じもする。準オープンから連勝していると少しは違うのだが、ファイナルCで4着に敗れたことで、ここらへんがこの馬の限界という感じがしてしまう。現に重賞では2度走って2度とも掲示板にも載れなかった。11月から使われているので大きな上積みも期待できないだろう。
    ウインマーベラス
    (牡5・北村57)
    買い H13ディセンバーS優勝。 中山1800mのオープンを勝っているのは大きい。 3番手から最後は2馬身離したのだから内容もかなり良かった。 この馬にとって条件がベストということかもしれない。 もともと準オープンでも人気を背負い好走を続けていた馬で、きっかけを掴めば大成しそうな雰囲気はあった。ここ2戦の重賞では足踏みしてしまったが、平均的な流れになればこの馬のしぶとさが生きるであろう。
    消し もともと準オープンでも勝ちきれなかった馬である。 ディセンバーSは少頭数だったし、相手もオープンにしては弱かったし、展開にも恵まれたという感じが強い。別定G2の裏付けには厳しい感じがする。現にここ2戦は重賞で完敗という内容で負けている。重賞級の器ではないということかもしれない。だいたいハンデG3で掲示板に載れなかった馬が、別定G2で連対できるほど競馬は甘いものではない。切れる脚があるわけでもないし、一発も考えづらい。
    ゴーステディ
    (牡5・吉田57)
    買い 中山金杯で3着、白富士S2着と近走はオープン重賞でなかなかの好走を見せている。 逃げる展開を考えればそれなりに評価できる内容といえるだろう。 今回は別定G2となるが、先行有利の中山1800mならば、展開も味方するだろうし、距離短縮もこの馬にはプラスとなる。勢いのある今であれば一気の重賞制覇も夢ではない。
    消し 重賞3着も軽ハンデに恵まれてのものだし、それで連対もできなかったのだから別定G2ではとても通用しないということになる。前走の白富士S2着も今回のメンバーとは雲泥との差と言わざる得ない状況だけに、ここで好走しようというのはかなり甘い話ではないだろうか。単騎逃げの展開も、切れる脚を持っていないので速い流れを作らざる得ないわけで、決め手鋭い有力馬の丁度いいペースメーカーになってしまいそうだ。
    ザカリヤ
    (牡6・ドイル57)
    買い H11NHKマイルC2着、H11NZT4歳S優勝、H13吾妻小富士オープン2着など。 3歳時にG1で連対することを忘れてはいけない。G1実績があるのだからG2で連対しても何の不思議もないということになる。3歳秋からスランプに陥っていたが、昨年の夏頃からようやく復調の兆しを見せてきた。特に京成杯4着、富士S4着というのは評価できる結果であり、さらに調子を上げているとすれば、今回復活ということもないとは言えない。前走惨敗も道悪が合わなかっただけであり、巻き返しがあっても不思議はない。
    消し 3歳時に勝ってから2年以上も勝っていないというのはやはり問題である。 復調してきたのは認めるが、勝馬には決定的な負け方をしており、内容としてはそれほど評価できるものではない。このあたりがこの馬の限界なのか、まだ復調途上なのかは何とも言えないが、重賞を勝てるというレベルには遠い感じもする。 ここ3走は惨敗に終わっているので勢いも感じられない。
    ジョービッグバン
    (牡7・山田和57)
    買い H12中山金杯優勝、H12小倉大賞典優勝、H12金鯱賞2着など。 一昨年の上半期の走りはけっこう凄かった。中山金杯完勝から始まって宝塚記念3着で締めくくっている。特に宝塚記念ではテイエムオペラオーと0.1秒差の勝負をしているのだから、ここでは実績不足ということはあり得ない。脚質的に中距離馬と思われるので距離はベストに近い。先行して早めに抜け出すという戦法を得意としているので開幕週の馬場も味方しそうだ。
    消し 一昨年の春の走りはかなり良かったが、その後低迷してしまっている。 近走も毎日王冠11着に始まり、小倉大賞典でも14着に敗れているように、復活の糸口すら見つけられない状況である。G3で結果を残せなかった馬が別定G2で復活ということは考えづらい。レース内容も往年の粘りがまったく見られず、年齢的にもピークが過ぎてしまったと考えるのが妥当なのかもしれない。
    トウカイパルサー
    (牡6・横山典57)
    買い H13朝日CC2着。 重賞で連対している実績はそれなりに評価できる。先行できるというのも一つの武器であり、こういう馬は展開次第で好走してしまうことも十分に考えられる。数ヶ月休んだことで馬が大きく成長するということも考えられるし、馬を気分良く走らせることができる横山典騎手に乗り替わるのもプラスとなるだろう。
    消し 最高の実績が朝日CC2着というのは微妙なところである。スローで逃げての結果だったことを考えると、内容としてそんなに評価できるものではなかったと思う。別定G2で通用するレベルではないのではないか。逃げる展開で結果を出してきた馬なので、ゴーステディとの兼ね合いも難しい。休み明けいうのも基本的にはマイナスだろう。いきなりの別定G2挑戦としては、厳しい条件が揃ったと言わざる得ない。
    トウカイポイント
    (騙6・岡部57)
    買い H13カブトヤマ記念2着。去勢されて馬が大きく変わった。復帰後1着1着2着とあっという間にオープン入りしてしまった。重賞で連対したのだからここで全く通用しないというわけではないだろう。上がり33秒台を叩き出したこともあるように決め手はそれなりに持っている。ここ2戦は2000mで敗れているが、4連対の1800mに距離が短縮するはプラスとなるはずで、岡部騎手が気分良く走らせれば巻き返しもあり得るだろう。
    消し 重賞実績がカブトヤマ記念2着だけというのがどうか。ここで勝っていればまた話が違うのだろうけど、負けたことで底を見せてしまった印象が強い。しかもローカルの父内国産限定だったことも考えると、今回の裏付けにはちょっと厳しいかもしれない。その後もオープン特別4着が最高ということも考えると、まだ別定G2では実力不足と考えるのが自然ではなかろうか。
    エアギャングスター
    (騙6・蛯名57)
    買い H12札幌記念2着、H12巴賞優勝など。 別定G2で連対した実績があるのだからここでも格不足ということはないということになる。 ダンスインザダーク、ダンスパートナーの全弟という超良血馬であり、潜在能力はかなり高いと思われ、まだまだ能力どおりの実績を残していないという評価もできるだけに、ここで大爆発となってもそんなに驚かないだろう。前走は8着に終わったが、長期休養明けでは仕方ない。叩かれた上積みは大きいだろうし、蛯名騎手が引き続き乗ってくれるのも心強い。
    消し 確かに別定G2連対という実績はあるが、ダイワカーリアンが勝ったというそれほどレベルが高くなかったレースに私には感じた。その後は重賞やオープン特別でも敗れているように、兄姉ほどの強さはもう一つ感じない。それで長期休養明けから1戦しかしておらず、まだまだ復調途上という感じが強いだけに、G1好走馬もいるこのメンバー相手で好走するのはかなり難しいのではないか。
    ニッポーアトラス
    (牡8・村田57)
    買い H11アイルランドT優勝、H11中山金杯2着、H10ディセンバーS優勝など。 マイルCSで6着したこともある実力馬ということを忘れてはいけない。 休み明けを2度叩かれた上積みを考えれば一変ということもあるかもしれない。 距離もこのくらいの方が合っていると思われるし、久保田調教師の引退の花道を飾るという意味で大爆発するということもあるかもしれない。
    消し 一昨年の7月から1度も掲示板に載っていないというのはさすがに問題だろう。 すでに8歳という年齢を考えれば、とっくにピークが過ぎており、全盛期の実力はないと考えたくなる。前々走は7頭立てで相手もそんなに強かったわけでもないのに完敗という内容だったし、前走も見せ場なく12着に惨敗している。この短期間で巻き返せるとは到底思えない。
    タケデンジュリアス
    (牡4・吉永56)
    買い 前走準オープンとはいえ勝っているのは好感が持てる。 芝の実績はないが、明け4歳馬という若さがあるし、走らせてみると意外に強かったということもあるかもしれない。データがなく評価がしづらいが、未知数というのはけっこう恐いものである。
    消し ダートでしか結果を残していないというのは、あまりに大きな問題といえる。 しかも前走やっと準オープンを勝った程度の実績では、芝の別定G2で通用するとは到底思えない。芝で大爆発ということもないとは言えないが、こういうことは過去にもほとんど例がない。常識的には掲示板も難しいということになるだろう。
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