ラジオたんぱ賞の結果
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何が起きても不思議ない3歳ローカル重賞だけに、この結果には特に驚いていないが、悔しいのは私の予想の甘さである。対抗○にカッツミーを評価していたように穴馬ならこの馬だと思っていた。であれば、思いきって本命◎にすべきだった。結果論と言われればそうかもしれないが、G1以外は思いきった予想をしていこうと心に決めたはずなのに、カッツミーの騎手が内田利だったというだけで本命にできなかった自分に非常に腹が立つ。しかも、騎手でカッツミーの評価を下げたのであれば、北村騎手を◎に本命にしたというのも中途半端である。ふつうに考えれば、柴田善騎手の方を上に評価すべきではないか。まったく何をやっているのか分からない。こんな中途半端な予想をしているから的中できないのである。 |
結論 |
◎ボールドブライアン ○カッツミー ▲サスガ △ダイタクフラッグ △レニングラード △コスモレジスタ △サンターナズソング △ジェイケイガバナー △サンヴァレー △アイアムツヨシ |
買い目(馬番連勝複式) 計5,000円 6-14(1,000円) 軸14--2,4,5,9,10,12(各500円) 3-14(300円),1-14(200円) 6-9(500円) |
今回はサンヴァレー、ソウゴン、サンターナズソング、ダイタクフラッグととにかく先行馬が揃った。福島小回りを考えてもハイペースだと予想される。となると、かえって後ろからの馬が有利なのではないか、というのが私の結論である。そういうことで最も決め手のある馬だろう、ということで、この馬を選択した。 ちょっと地味な感じはするが、前走の内容がかなり良かったと私は思う。福島1700mで好走したというのも大きなアドバンテージだし、ここでも通用してしまうのではないか、と密かに思っている。連闘というのも気になるし、オープンでどうかという感じではあるが、オッズ的にも魅力がある。 前述したとおり差し馬有利ということからこの馬を評価した。皐月賞で6着した馬だし能力は間違いなく通用するはずだ。 |
サスガ (牡3・岡部55) |
買い | すみれS優勝。 オープン特別を勝っている実績はもちろん、皐月賞で6着に頑張った実績は高く評価しないといけない。共同通信杯でも4着しているし、G3ならば十分に勝ち負けできるということになる。この馬の持ち味は後方からの追い込みで、前が速くなるようだとチャンスが広がる。サンデー産駒で藤沢和厩舎所属ということで大物感も感じられる。 |
消し | 京成杯で7着、ダービーでは17着に負けているように成績にムラがあるのが気になる。脚質的に仕方ないとも言えるが、どんな展開でも地力で勝ちきるというほどの実力はないかもしれない。まあ、共同通信杯でも4着に負け、皐月賞でも掲示板に載れなかったわけだから、もともと重賞を勝てる器ではないのかもしれない。小回りコースというのも追い込み脚質のこの馬には厳しいかもしれない。斤量1kg増もつらい。 | |
ボールドブライアン (牡3・北村54) |
買い | 新馬戦を直線だけで差し切るという強い勝ち方をし、続くスプリングSは惨敗に終わったものの、自己条件は簡単に勝ち上がり難なくオープン入りを果たした。青葉賞は距離が長かったのか再び惨敗に終わったが、1000万条件では直線だけで2着と強い内容を見せた。藤沢和厩舎所属ということもあるが、とにかく好走する時は大物感を感じさせる走りをする。気性的に速い流れの方が折り合うし、追い込み脚質なので前が速くなった方が持ち味が生きる。サンヴァレーが逃げる展開ならばチャンスは十分だろう。 |
消し | スプリングS、青葉賞と重賞では惨敗に終わっている。前走の1000万クラスでも2着に負けているし、重賞では通用しない馬ということも十分に考えられる。藤沢和厩舎所属だから必ずしも素質が高いわけではないし、それで人気が高くなるのであればリスクは大きいということになる。追い込み脚質なので、福島の小回りコースでどうか不安だし、距離1800mもこの馬には気性的にまだ長いかもしれない。 | |
サンヴァレー (牡3・田中剛56) |
買い | 共同通信杯2着、ジュニアC優勝、いちょうS優勝。 オープン特別2勝で重賞連対実績もあるのだからここでは実績上位ということになる。速いペースで逃げてそのまま押し切るというのがこの馬の好走パターンであり、自分のペースで逃げることができればかなりしぶとい走りをする。そういうタイプなので小回りコースもプラスとなる。共同通信杯で1800mで好走しているので距離も問題ない。 |
消し | ペースはともかく単騎で逃げてこその馬であり、競られる展開になるとかなり脆い。ハナを譲って好走したことはないし、無理にハナに行って失速したことも度々ある。今回もダイタクフラッグ、ソウゴンなど早め早めの競馬をする馬がいるだけに少なくても楽な競馬はさせてもらえない。小回りコースということで他の馬も早めに仕掛ける可能性が高いし、逆にこの馬にはつらい展開になるのでは。斤量2kg増というのも痛い。 | |
ダイタクフラッグ (牡3・江田照55) |
買い | 毎日杯2着。皐月賞4着という実績があり、このメンバーでは最上位の実績といえる。 何せレコード決着の皐月賞でタニノギムレットと僅差の勝負をしたのだから、このメンバーであれば負けられないということになる。 先行して押し切るレースを得意としているが、ハナにこだわるタイプでもないだけに、サンヴァレーが引っ張る流れで、小回りコースというのは、この馬には大きな味方となるはずだ。ダービーは惨敗に終わったが、距離が1800mに短縮されればあんなことはないだろう。 |
消し | ダービーで惨敗しているのが非常に気になる。皐月賞で好走したくらいだから距離が長かったとも思えないだけに、疲労が溜まっているのではないか、という不安がある。実際、ダービー出走馬がこのレースで好走できないケースがかなり目立ってきており、クラシックの疲れが影響を与えていると思われる。また、小回りコースだと差馬も早め早めの競馬をしてくるので、重賞レベルになると意外に先行馬が厳しくなるものである。皐月賞4着とはいえ過信はできない。 | |
コスモレジスタ (牡3・村田54) |
買い | デビュー2連勝と非凡なところを見せている。 駒草賞は7着に敗れたが、出遅れたのが痛かった。 オープンを経験したのはプラスだし、まだまだ底を見せたと言えないだけに、巻き返しも十二分に考えられる。2勝はいずれも1800mなので距離はベストといえるのではないか。無理のないローテーションも好感が持てる。 |
消し | 前走の駒草賞で7着に負けたのが痛い。オープン特別で負けたのだから重賞では厳しいということになる。せめて掲示板に載っていれば、というところだが、7着というのは負けすぎという感じがする。キャリアもまだ3戦と少ないし、重賞の厳しい流れについていけるだけの精神力はついていないのではないか。未知の部分が多く能力が高い可能性も否定はできないが、能力がそれほどでもない可能性も否定できないことになる。 | |
アイアムツヨシ (牡3・吉田54) |
買い | オープン、重賞で好走した実績があるのだからローカルG3なら十分に通用するはずだ。前走は8着に敗れたが、休み明けということを考えるとやむ得ない。一叩きされた上積みは当然に見込めるし、一変ということも十分に考えられる。2000mでも結果を出しているので距離も心配ない。小回りコースも先行力のあるこの馬にはプラスだろう。クラシック等を戦ってきた馬よりも疲労の心配がないというのも魅力である。 |
消し | オープンを好走しているのは確かであるが、12〜1月の話であり、この時期のレースとはレベルが大きく変わっている。現に前走休み明けだったとはいえ7着というのは負けすぎという感じがする。ハナを切った時の方が結果を残しているだけに、サンヴァレーがいるというのもこの馬にはつらい。共同通信杯のような負け方をするかもしれない。 | |
ウイントラスト (牡3・小林淳54) |
買い | うーん、ちょっとプラス材料が見あたらない。 休み明けで馬が大きく成長し、重賞を勝てる器になっているという可能性もないとは言えないが・・・ |
消し | 4ヶ月の休み明けというのはやはり大きなマイナスである。 休む前だってダートでしか勝っていないくらいで、オープンどころか500万すら実績がないのだから、それでいきなり重賞というのはあまりに荷が重いといえる。こういう馬が休み明けで重賞で好走するというのを私は今まで見たことがない。 | |
カッツミー (牡3・内田利54) |
買い | 500万特別だったとはいえ前走はかなり強い内容だった。古馬相手でこれだけの競馬をするのだから大したものである。福島1700mで結果を出したのだから距離コースとの相性も良さそうだ。連闘になるが勢いという点では魅力である。 |
消し | 前走勝っているとはいえ500万特別での話である。重賞の裏付けにはちょっと厳しいかもしれない。レースもレベルが高かったわけでもなさそうだし、あまりに相手関係が違いすぎる。連闘も勝った直後だけに常識的にはマイナスと考えるべきだろう。 | |
サンターナズソング (牝3・菅原勲53) |
買い | アネモネS優勝。オープン特別を勝っている実績は当然に高く評価しないといけない。このときハイペースを先行して押し切ったのだからかなりの能力の持ち主である。今回も速い流れが予想されるが、切れる脚のないこの馬には願ってもない展開となる。3番手くらいからしぶとく脚を伸ばせることができれば面白い。そういう意味では小回りコースというのもこの馬にはプラスとなるだろう。 |
消し | オープン勝ちも牝馬限定戦だけに牡馬混合戦となる今回のレースの裏付けにできるかどうか疑問である。桜花賞はともかくスイートピーSも惨敗に終わっていることを考えると、牡馬相手ではちょっと厳しい感じもする。スイートピーSの負け方からすると1800mが長いのかもしれない。前走で大きく馬体を減らしてたことからすると、体調面に疑問を感じるし、短期放牧明けの今回いきなり結果を出すというのは難しいのではないか。 | |
ジェイケイガバナー (牡3・石崎隆54) |
買い | 前々走の500万クラスで大きく出遅れたにもかかわらず差し切ってしまっていることからも能力の高さが窺える。出遅れが目立つために成績は安定しないが、まともにスタートを切り速い展開で流れればチャンスが広がる。小回りコースの重賞は早め早めの意識が強すぎて流れが速くなりすぎることも多々あり、意外に追い込み馬でも勝てるものである。 |
消し | まだ500万を勝ったばかりの馬だし、それも道悪でのものである。前走は1000万クラスで7着に負けているし、重賞で好走できる裏付けとなるほどの実績はないに等しいことになる。出遅れ癖もかなり深刻な問題だし、小回りコースでは致命傷となる。1800m以上での距離実績もない。大物感というのもあまり感じない。 | |
ソウゴン (牡3・石神54) |
買い | どんな時でも逃げられるスピードは魅力である。福島小回りコースというのも先行力のあるこの馬にはプラスだろう。サンヴァレーとの兼ね合いが難しいが、2番手に抑えることでかえって好結果に繋がるということもあるかもしれない。500万を勝ったのが1800mだったから距離はベストだろう。前走6着も古馬と走っていたことを考えれば上出来といえ、重賞でも3歳限定ならチャンスはあるだろう。 |
消し | 逃げることしかできないというのは大きな不安となる。今回はサンヴァレーがいるだけにハナを奪うことはかなり難しいと思われる。今までハナを切っていた馬だけに抑える競馬に戸惑うのではないか。まあ、1000万クラスでも掲示板に載れなかった馬だけに、根本的に重賞という器ではないという可能性も高い。 | |
トーセンフレンド (牡3・二本柳54) |
買い | ダートとはいえ前走勝っているのは好材料である。勢いという点では魅力はある。芝の実績はないが、走りがしっかりしてきた今ならこなしてしまう可能性もある。最近の競馬は何が起きるか分からないだけに、あっと驚く走りを見せるかもしれない。 |
消し | 2勝ともダートであり芝では3着すらないという実績を考えると、芝で好走するというのは考えづらい。まして、重賞ともなればなおさら厳しいといえる。500万を勝ったばかりということで重賞で通用するかも分からないし、短距離で結果を残しているので距離も不安である。勢いだけで好走できるほど重賞は甘くない。 | |
マイネルディヴァイン (牡3・飯田54) |
買い | ダートとはいえ前走勝っているのは好材料である。勢いという点では魅力はある。芝の実績はないが、走りがしっかりしてきた今ならこなしてしまう可能性もある。最近の競馬は何が起きるか分からないだけに、あっと驚く走りを見せるかもしれない。 |
消し | 2勝ともダートであり芝では毎日杯で10着という実績を考えると、芝で好走するというのは考えづらい。まして、重賞ともなればなおさら厳しいといえる。500万を勝ったばかりということで重賞で通用するかも分からない。勢いだけで好走できるほど重賞は甘くない。 | |
ラヴァリージェニオ (牡3・田中勝54) |
買い | 中央2戦目にして500万を勝ち上がった地方出身馬である。新潟コースで勝ったのだからスピード勝負を得意としているのだろう。坂のないコースが合っているということも考えられる。ここ2戦はいまいちだったが、こういう馬はローカル戦で好走したりするものである。1800mで勝っているので距離はベストだろう。 |
消し | プリンシバルS12着、白百合S7着という実績からすると、オープンでは通用しないレベルの馬ということかもしれない。特に1000万クラスの白百合Sで掲示板に載れなかったのは痛恨である。500万勝ちも新潟ローカル戦だったわけだし、大物感もちょっと感じられない。 | |
レニングラード (牡3・柴田善54) |
買い | 2歳時のデビュー戦は3着に敗れたものの、今年4月に復帰していきなり勝ち上がり、続く500万クラスも連勝してしまった。着差はそれほどでもなかったとはいえ、休み明けで連勝するというのは能力の違いと言えるだけに、大物の可能性も十分といえる。そういう意味では重賞を勝ってしまっても不思議はないといえる。中距離で結果を残している馬なので距離も問題ない。未知数が多いが、底を見せていない魅力はたっぷりである。 |
消し | なんだかんだで500万を勝ったばかりである。オープンで通用するかどうかは走らせてみないと分からない。2戦とも圧勝という内容ではなかったし、気性的に子供のところもあるようだ。キャリアも浅いということも考えると、重賞初挑戦で好走できるほどのレベルではない感じもする。 |