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秋華賞の反省

秋華賞の結果
1 6-12ファインモーション 武豊 1.58.1--- 488kg+4 1人気
2 8-18サクラヴィクトリア 蛯名 1.58.73.1/2 468kg+4 3人気
3 2-04シアリアスバイオ 安藤勝 1.58.7クビ 458kg-14 7人気
単勝110円 枠連270円
複勝100円 200円 330円 馬連470円
ワイド240円 560円 1480円
馬単500円 三連複2,260円
予想と見解 好材料と不安材料
秋華賞の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただきます。
  • ファインモーションの凄さに脱帽するだけである。タイムも1.58.1と文句のないものでその実力の裏付けも確固たるものとなった。同タイムで走ったファビラスラフインがジャパンCで僅差2着していることを踏まえれば、この馬も世界レベルということになるであろう。次は古馬相手となるが、ここも問題にしないのではないか。もちろん、相手が今回より強くなるのは間違いなく、今回よりは厳しいレースにはなるであろう。なお、単勝1.1倍という圧倒的人気のプレッシャーがあっても普通に乗れる武豊もさすがだと思った。まあ、松永幹騎手でもたぶん同じ結果だったとは思うけど。
  • 2着サクラヴィクトリアであるが、いつもより前の位置だったのでこれは潰れるのでは?と思ったが、最後はその実力を見せで2着は確保した。ファインモーションとの差は勝負どころでの反応だったと思う。4角手前でスーッと前にとりついたファインに対して、この馬はちょっともたもたした。直線で立て直して末脚を伸ばしてきたが、時すでに遅しという感じだった。まあ、それでもこの馬の能力は出し切っているとは思う。結果的にはファインに競り掛ける前に勝負がついてしまって、この馬も潰れることなく能力を出せたという感じではないか。結果論になるが、やっぱり能力の高い馬を軽視してはいけないのだな。
  • 3着に私の今回の実質的な本命馬シアリアスバイオが頑張ってくれた。3着でもいいとはいえ、この馬から流すというのはちょっとリスキーだとは思ったが、高配当を狙うためならやむ得ないということで踏み切ったわけであるが、結果を出してくれて本当に嬉しく思う。結果的にサクラヴィクトリアとの組み合わせだったから配当はいまいちだったけど、勝負に出たうえで的中できたのだからそれなりには満足している。ただ、先ほども言ったが能力が高いと思っていたヴィクトリアとの組み合わせで500円しか買えなかったのは痛恨だった。結果論ではあるが、金額の配分を誤ったかなとは思っている。そういう意味では非常に勉強になった。
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    参考
    G1秋華賞の予想
    結論
     ◎ファインモーション
     ○シアリアスバイオ
      ▲トシザダンサー
      ▲チャペルコンサート
      △サクラヴィクトリア
      △オースミコスモ
      △コスモプロフィール
      △ブルーリッジリバー
      △シャイニンルビー
      △ユウキャラット
      △タムロチェリー
      △ヘルスウォール

     買い目(3連複) 計6,000円
      軸4&12--8,17(各2,000円)
      軸4&12--11,18(各500円)
      軸4&12--10,14,15,16(各200円)
      軸4&12--2,6(各100円)

    にへいの見解
  • いろいろと多忙のため簡単にさせていただきます。
  • 本命◎ファインモーション
    この馬については多くを語ることはないだろう。ローズSの圧勝劇を見ても分かるとおり3歳牝馬ではずば抜けていると考えるのが常識的だと思うし、その可能性が非常に高いと思う。ただ、未知数も多いのだから負けても不思議ないこともまた事実だとは思う。と言っても、この馬が負けるとは私の感覚では想像できない。ここは素直にこの馬の能力を信じたい。ただ、この馬から馬単で勝負しても配当が低すぎる。数点に絞らなければいけないうえに、金額もそれなりにつぎこまなければいけなくなる。であれば、3連複でファインモーション以外の2頭を選択した方が配当も高くなるし、私に合っていると思う。もちろん、配当が高くなるということは、それだけハズレやすいということで、リスキーな選択であることは承知している。でも、これだけ負けているのに今さら堅実に勝負しても仕方ないだろう。ここは敢えて高配当を狙いたい。
  • 対抗○シアリアスバイオ
    ファインモーション以外の2頭の選択方法であるが、今回の場合は単純にファインモーションを除いたうえで馬連馬券を考えれば良いことになる。となれば、ボックスなのか流しなのかということになるわけであるが、広く馬券を買うためにはやっぱり流しが得策だと思った。そして選んだのがこの馬である。紫苑S2着して休み明け初戦はまあまあのスタートを切った。敗れはしたが、出負けしたことを考えればよく走っている。スローの展開を考えれば、後方から追い込んでいるのも好感が持てるし、本番での逆転は十二分にあり得ると私は思う。鞍上が安藤勝騎手というのも魅力だし、個人的には内枠というのもプラスだと思っている。自信度がそんなに高くはないのであるが、何とか3着まで入ってくれることを期待したい。
  • 3番手▲トシザダンサー
    この馬もローズS3着とまあまあのスタートを切った。牝馬は勢いがかなり重要だと思うのでTRで惨敗した馬よりはずっと期待できる。この馬レベルだと無理に勝ちにいくことはしないだろうし堅実に3着くらいは頑張ってくれるのではないか。
  • 4番手▲チャペルコンサート
    オークス2着の実績を素直に評価した。本当は休み明けということで軽視したかったが、春の実績馬がTRでいまいちだったことでこの馬を評価せざる得なくなった。G1実績があれば休み明けでも3着はできるのではないか。
  • 5番手△サクラヴィクトリア
    ローズS2着の内容を考えれば、能力ではたぶんファインモーションの次だろう。ただ、G1レースでこれだけの実力馬が2着狙いなんてレースはしないだろう。となると無理をして惨敗することもあり得るのではないか、ということで配当も考えて敢えて押さえまでという評価にした。
  • 6番手△オースミコスモ
    一言で言えば、最もマイナスの少ない馬と言えると思う。でも、そういうタイプは掲示板がやっとということもあるもので、狙いづらいものである。ただ、今回は3連複ということで3着はあるかもしれない、ということで押さえておく。
  • あとは何となく気になる馬をてきとうに押さえた。
  • まあ、こんなところです。
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    G1秋華賞
    (簡単バージョン)
    ファインモーション
    (牝3・武豊55)
    買い ローズS優勝。 前哨戦のローズSで持ったままで3馬身差というとんでもない強さで圧勝した。 デビューから無傷の4連勝でいずれも圧勝という内容で、底知れない能力を見せつけている。先行して抜け出すというレーススタイルから展開も問わないだろう。ローテーションもそれほど無理をしていないし、死角らしい死角はほとんど見あたらない。ピルサドスキーの妹いう良血で血統的裏付けもある。
    消し 3歳牝馬は精神的に弱いところもあるもので、ちょっとしたことで能力を出せないということはあるものである。G1となるとレースの流れも厳しくなるだろうし、ハイペースで流れたりすると掛かって自滅するということもあるかもしれない。あるいは、上がりだけの競馬になった時に意外に切れる脚を使えず3着4着に敗れるということもあるかもしれない。夏場使われた疲れも出るかもしれない。とにかく、まだまだ未知の部分が多い馬である。圧倒的な人気を背負うことからすれば、この馬が飛べばそれだけで大穴となるのだから、思い切って消すというのも一つの馬券作戦だろう。
    サクラヴィクトリア
    (牝3・蛯名55)
    買い ローズS2着、クイーンS3着。 前走のローズSで連対は確保したことはもちろんであるが、それ以上に古馬との対戦となったクイーンSで3着したのは大きい。古馬のけっこう強いメンバーが集まっていただけに、3歳限定なら能力は1枚も2枚も上といえるだろう。切れる脚を持っているのも魅力で、決め手勝負になったら強さを発揮する。ローズSでファインモーションに完敗したが、牝馬戦は何が起きるか分からない、自分のレースをきっちりすれば結果が転がり込んでくることもあるだろう。
    消し 前走のローズSでファインモーションに力の違いを見せつけられているのが痛い。あれだけの差を同じ2000m戦で逆転するのはかなり難しいと言わざる得ない。ファインモーションを気にしなければ2着の可能性は高いかもしれないが、ファインモーションに無理して勝ちにいくようだと自分のリズムを崩して惨敗に終わるということもあり得る。G1となると勝ってこそ意味があるのだろうから勝ちにいくレースをするのではないか。それに京都小回りコースは先行馬が有利なので、自分の競馬をしても2着にも届かないということもあるかもしれない。関東馬で1ヶ月に2度の輸送というのも牝馬にはきついかも。
    トシザダンサー
    (牝3・福永55)
    買い ローズS3着。 重賞初挑戦で何とか権利をゲットした。上2頭には決定的な差をつけられたが、この馬も4着馬には1馬身の差をつけており、夏を越しての成長を見せた。芝の1800m以上では3着を外していないようにスタミナには自信のあるタイプで、中団からレースを進め直線でもばてないという内容からも大崩れは考えづらい。メンタル的に弱い3歳牝馬限定戦ということでローズSの上2頭も能力を出し切れないで終わることもあり得るだけに、自分のレースに徹すれば勝利が転がり込んでくるということもあるかもしれない。
    消し ファインモーションに5馬身差、サクラヴィクトリアに2馬身差という着差は、あまりに大きすぎる。これだけの差を中3週のローテーションで逆転するのはあまりに難しい。中団からレースを進めるという正攻法の競馬をするタイプなので、展開による一発というのも考えづらい。堅実に走るとは思うが、G1で勝ち負けというほどの器ではない感じもする。
    オースミコスモ
    (牝3・常石55)
    買い チューリップ賞2着、スイートピーS優勝、紫苑S優勝など。 前哨戦の紫苑Sを勝ったことは当然に高く評価しなければいけない。桜花賞、オークスでこそ凡走に終わったが、TR戦ではそれなりに走った馬なのでもともと能力は高い馬である。秋初戦を勝利で飾ったことで順調に調整されたことは証明されたし、春よりも大きく成長していることも期待できる。紫苑Sの相手もそれなりに揃っていただけに今回はTRだけで終わりたくないところだろう。ファインモーションとの比較も走らせてみないと分からないことだし、実は紫苑Sの方がレベルが高かったということもないとは言えない。
    消し 前走の紫苑Sで勝っているのはもちろん悪いことではない。しかし、春のクラシック戦線もTRで好走して本番で負けている。TRでは好走するが本番ではどうしても結果を出せないタイプというのもいるもので、この馬はその典型的なパターンに思える。つまりはG1の器ではないということであり、どういう言葉が適当かよく分からないが、底力に欠けるということではないか。切れ味に欠けるところもあり、決め手勝負でのパンチ力不足という印象も受けるだけに、好走までで終わりそうだ。
    シアリアスバイオ
    (牝3・安藤勝55)
    買い 紫苑S2着。このとき出遅れたうえにスローの展開という厳しい条件だったにもかかわらず2着したというのは高く評価できる。3着シャイニンルビー、4着ヘルスウォールという重賞ウイナーに勝ったというのも大きく、重賞級の能力は間違いない。休み明けでこれだけの走りをするのだから一叩きされた今回はさらに上昇していると考えていいし、出遅れの可能性も低くなるだろう。成長が著しく勢いも非常に感じる。秋の3歳戦はこういうタイプが活躍するものである。
    消し 実績が前走の紫苑S2着だけというのはさすがに頼りない感じを受ける。オースミコスモには1馬身という決定的な差をつけられているだけに逆転は難しい感じがするし、出遅れはあったもののコースロスのないインコースをうまく回れたというアドバンテージもあったと思う。今回はさらにメンバーが強くなるわけだし、流れも前走よりは厳しくなる可能性が高い。直線も新潟よりはかなり短いし、この馬の追い込みでは届かないかもしれない。
    タムロチェリー
    (牝3・和田55)
    買い 阪神JF優勝。 G1を勝っているということを忘れてはいけない。 前走惨敗に終わっているが、一昨年のヤマカツスズランもG1馬の意地で巻き返している。G1馬とはそういう底力を持っているものであり、この馬だって変わってきても不思議はない。現に阪神JFを勝った時も10着惨敗からの巻き返しだった。いつ走るか分からない典型的なタイプで一発の魅力は十分である。調子の方も休み明けを一叩きされて上がってきているはずである。
    消し 3歳になってから4戦したが全て2桁着順というのはあまりに問題ではないか。 阪神JFでピークを迎えてしまい、その後まったく成長していないということかもしれない。まあ阪神JFも能力で勝ったというよりは、展開に恵まれたという感じがするだけに、もともとそんなに強かったわけでもない感じもする。後ろから競馬をするタイプなので、スローの展開が予想される今回は展開としても厳しい。
    チャペルコンサート
    (牝3・熊沢55)
    買い オークス2着、エルフィンS優勝。 オークスで2着したのは大きな実績である。G1でも能力が通用することを証明し、距離適性も証明したことになる。オークスを勝ったスマイルトゥモローが参戦しないということは、2000mのG1ならこの馬が最も強いという考え方もできる。休み明けとなるが、ファビラスラフイン、テイエムオーシャンと休み明けで勝っている馬もいるわけだから、実力さえあればあまり関係ない。エルフィンSを勝っているので京都コースとの相性も良さそうだ。
    消し オークスで2着しているが、桜花賞好走組が崩れるなどレベル的に疑問を感じる。桜花賞やチューリップ賞ではもう一つだったことからすれば、桜花賞組が自滅した結果として2着になったという感じがする。34秒台の上がりで走ったことがないことからそんなに決め手があるタイプとも思えないし、何というか大物感が感じられない。休み明けというのも常識的には割引と考えるべきだろう。
    ブルーリッジリバー
    (牝3・武幸55)
    買い 桜花賞2着、フェアリーS2着。 G1で連対している実績は当然に高く評価しなければいけない。 内容も直線で躓きながらの2着なのだから能力はかなり高いと言っていい。 G1馬2頭が出走してこないのだから実績的にはチャンスは大きいことになる。 前走ローズSで6着に敗れたが、桜花賞の時も4着からの巻き返しだったからそんなに気にすることはないだろう。なかなかの差し脚を持っているタイプで前崩れの展開ならチャンスは広がる。
    消し まずはローズS6着であるが掲示板に載れなかったというのはやっぱり問題ではないか。クイーンSから始動して一叩きされての結果だけに物足りないものといえる。オークスでも7着に敗れていたことからすると、距離が長いということなのかもしれない。クイーンC、フィリーズレビューでも負けていることからすると安定度も期待はできない。桜花賞も展開に助けられたという感じが強く、勝ち切るまでの決め手はない感じもする。
    ヘルスウォール
    (牝3・村田55)
    買い チューリップ賞優勝。桜花賞で5着という実績もあるし、内容もサクセスビューティを自ら競り落としにいった分だけ最後は甘くなってしまったというもので悲観する内容ではなかった。オークスは惨敗に終わったが、惨敗したことであれが実力ということではないことになるわけで度外視でいいだろう。前走の紫苑Sは4着だったが、休み明けということを考えればまあまあのところである。1800mで好走したのだから2000mなら大丈夫だろうし、叩かれた上積みも見込める。ペースもそんなに厳しくならないだろうし、内回りの京都2000mなら先行押し切りもあり得るのではないか。
    消し オークスで惨敗したのがあまりに痛い。ふつうに考えれば距離が長かったということではないか。2000mをこなせるのであれば2400mでもそれなりに走ってほしいだけに、2000mでも距離が長い可能性が高いのではないか。前走の紫苑Sは4着に頑張ったが、距離的にはこれが限界ではないか。つまりは距離延長の中での逆転は難しいということである。さらにこの馬の問題点に切れる脚がないこともあげられる。それなりの決め手が要求される京都コースではこの馬の持ち味は発揮できない感じもする。
    ニシノハナグルマ
    (牝3・江田照55)
    買い フローラS優勝。 2000mの重賞を勝っているのは大きい。重賞実績と距離実績の両方をクリアしてしまうのだからチャンスは大きいということになる。オークスでは9着に負けたが、切れる脚がいまいちなのでスローの展開がつらかったのかもしれない。2000mならオークスよりはペースが速くなるだろうから展開次第ではチャンスが出てくるだろう。特に上がりのかかる展開になればしぶとい脚を使いそうだ。
    消し フローラSを勝っているが、オークスでマイネミモーゼの4着が最高だったことからすればレベルの高いレースではなかったと言えるのではないか。現にタイムが4秒台だったというのはいくら馬場が悪かったとはいえちょっとひどいと思う。アネモネS4着、ミモザ賞4着という実績を考えても抜けて強いという印象はないし、まして休み明けとなるのは大きな割引となる。切れる脚がないというので京都コースも疑問である。
    シャイニンルビー
    (牝3・岡部55)
    買い クイーンC優勝。 桜花賞3着、オークス5着という実績からもG1でも通用することは証明している。特に桜花賞では大幅馬体減というハンデがあったにもかかわらず3着に来ており、その能力の高さを見せている。前走は休み明けだったこともあり3着に終わったが、一叩きされて大きく変わることも期待できる。藤沢和厩舎の期待馬だけにまだまだ奥がありそうで、大一番での爆発もあるかもしれない。
    消し 桜花賞3着、オークス5着という結果を見ると、G1では好走までというタイプかもしれない。特にオークスで伸びがいまいちだったことからすると、決め手に欠けるタイプのような感じがする。また、前走の紫苑Sでも3着に負けたことからすると、距離はマイルまでの馬なのかもしれない。春からの成長がもう一つということも考えられる。前走休み明けも1着2着馬も休み明けだったのだから理由にならない。叩かれた上積みも相手も同じことであり逆転まではどうか。
    ユウキャラット
    (牝3・四位55)
    買い 忘れな草賞優勝。 2000mのオープン特別を勝っているし、オークスでも3着していることは大きな実績といえる。距離はまったく問題がないし、G1で通用する能力も証明している。先行して粘りきるレースを得意としており、先行有利の京都コースではこの馬の持ち味が生きそうだ。前走は惨敗に終わったが休み明けということを考えればやむ得ない面もあった。一叩きで一変することも十分に考えられるし、能力が高いことは証明済みなのだからデキさえ戻れば巻き返せるはずだ。
    消し ローズSで10着に負けたのはかなり痛い。スローの展開で先行したのだから展開が向かなかったということもなく、これだけ負けるというのは解せないものがある。ふつうに考えれば調整不足ということになると思うが、中3週で状態をピークにさせるには時間がなさすぎる。単に成長力がなかっただけという考え方もできるし、たとえ状態を戻したとしてもしょせんオークス3着程度の実力しかなくG1での連対は難しいという考え方もできる。
    マイネミモーゼ
    (牝3・柴田善55)
    買い フローラS2着。 2000mの重賞で連対している実績があるのは頼もしいし、オークスでも4着に来ていることでG1実績もまあまあといえる。デビューから長距離を中心に使われており、スタミナには自信を持っているタイプである。前走は休み明けということもあり惨敗に終わっているが、大一番に強いブライアンズタイム産駒でもあり厳しいレースで強さを発揮しそうだ。
    消し 前走のローズSで12着というのは負けすぎだろう。 展開が厳しかったわけでもなかったし調整不足と考えるのが自然だろう。 休み明けとはいえ中3週で本番を迎えることを考えれば、とても立て直せると思えない。 実績もなんだかんだで1勝しかしていないわけで、勝ちきれないというか決め手に甘いところがある。こういうタイプはG1では頑張っても掲示板までということが多いものである。
    カネトシディザイア
    (牝3・河内55)
    買い 紅梅S優勝。 オープンを勝っている実績はそれなりに評価しないといけないだろう。 桜花賞で4着という実績もあるのだからG1でも能力差はそれほどないと言える。 オープン勝ちが京都コースだからコース相性は良いかもしれない。 前走のローズSも休み明けで7着ならまだ守備範囲だろう。 一叩きされたことで一変するということもあるだろうし、前崩れの展開になればチャンスは出てくるだろう。
    消し 桜花賞4着という実績はあるが、その他はTR戦も含め掲示板にも載れなかった。そんなに大きく負けているわけではないが、何というかパンチ不足のイメージが非常に強い。1800m以上の実績がないので距離も疑問だし、前走のローズSも7着というのはいかにも中途半端である。後ろから競馬をするタイプであるが、そんなに切れる脚を持っている感じもしないので、展開が向いてもやっぱり4着までという感じがする。
    オースミバーディー
    (牝3・坂井55)
    買い クイーンC2着。 桜花賞3着のシャイニンルビーと僅差の勝負をしたのだから能力はそれほど差はないはずである。アネモネS、桜花賞とも惨敗に終わったが、これだけでは底を見せたとは言えないだろう。夏を越して大きく成長した可能性もあるわけだし、走らせてみないと分からないものである。距離経験がないのもキャリアが4月までで機会がなかったのだから仕方ない。実は中距離で強かったということもあるだろう。
    消し 桜花賞9着、アネモネS7着と大きく負けているし、クイーンCも着差以上に力の違いを見せられた感じだっただけに、G1という器の馬ではないのではないか。まして休み明けということを考えると、いきなりのG1というのはあまりに厳しいのではないか。距離経験がないのもマイナスということになるだろうし、脚質的にも一発というタイプではないだろう。
    コスモプロフィール
    (牝3・佐藤哲55)
    買い 前走500万とはいえ勝っているのはいいことだ。調子自体はかなり良いと見ていいだろうし、勢いは感じられる。1800mで2勝している馬なので距離はもちろん問題ない。前走も後方から差し切っており決め手もなかなかである。G1といっても3歳牝馬限定戦だし、能力的にはそんなに差はないだろう。
    消し 前走500万を僅差でやっと勝ったというレベルの馬である。いくら3歳牝馬限定とはいえG1である以上、この程度の実績で勝てるほど甘くはないだろう。未勝利を勝ち上がるまでにけっこう時間がかかっていたようだし大物感も感じられない。重賞経験もないし2000m以上での勝ち星もない。条件的には厳しいと言わざる得ない。
    シュテルンプレスト
    (牝3・飯田55)
    買い うーん困った。これといった好材料がほとんどない。前走のローズSで9着に敗れたが、ちょっとした見せ場はあったので本番に繋がるかもしれないし、ダートとはいえ1700mで勝っているので距離は大丈夫だろう。
    消し 芝で勝っていないし、オープンは3度走って3度とも惨敗に終わっている。過去の実績を客観的に判断すれば、芝のG1では通用するはずがないという結論になるだろう。距離実績も1700m までというのは微妙だし、夏場も使われていた馬なのだからローズS9着からの上積みとか一変というのも期待できない。
    メジロベネット
    (牝3・幸55)
    買い 2000mで1勝しているし、前走も2400mで走っていたのだからスタミナには絶対の自信を持つ馬なのだろう。前走は掛かっていたようだから2000mくらいが丁度いいのかもしれない。本来は切れ味を生かす競馬を得意としているようだし、展開がはまれば分からないかもしれない。G1といっても3歳牝馬限定戦だし、ちょっとしたことでチャンスは出てくるだろう。
    消し 前走1000万で5着に敗れているし、前々走はローズSで13着と惨敗している。ふつうに考えれば、まだ重賞で戦える実力を身につけていないと考えるべきで、ここでは力不足ということになるだろう。前走掛かっていたことからすれば気性的にもまだまだ若いということだし、ローテーションも中1週が続くというきついものである。
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