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スプリングSの反省

スプリングSの結果
1 6-11タニノギムレット 四位 1.46.9--- 482kg0 1人気
2 7-14テレグノシス 勝浦 1.46.9クビ 462kg-2 8人気
3 2-03アグネスソニック 蛯名 1.47.32.1/2 488kg+2 4人気
単勝130円 枠連970円
複勝110円 500円 200円 馬連2,000円
ワイド900円 340円 2,660円
予想と見解 好材料と不安材料
スプリングSの感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただいております。
  • 今回もやっぱりダメだった。これで何度目の1着3着であろうか。3歳戦だからノーマークの馬が来ても不思議はないとは思っていたが、本当に来てしまうのだから競馬は難しい。500万のレースをほとんどチェックしていない私にはちょっと手が届かない馬券だった。結局、私が的中できないのは努力不足ということなのだろうな。
  • 勝ったのはタニノギムレットだった。 勝負どころで包まれる形になり、仕掛けが遅れ、大外を回らざる得ない状況になった時は、さすがにやばい、と思ったが、直線に入ると勢いが全然違った。個体能力が違いすぎるとしか言いようがない。これなら本番でも当然に主役の1頭になるであろう。レース間隔が詰まっているのが多少気にはなるが、絶対能力の違いで何とかしてしまう可能性も高い。
  • 2着はテレグノシスだった。 500万をなかなかの内容で勝っていたのは知ってはいたが、それまで足踏みしていた馬だったので、重賞では力不足かと思っていた。トニービン産駒だから距離延長が良かったのだろうし、重賞で流れが速くなったことでかえって競馬がしやすかったという感じもする。こういう馬が来てしまうのが3歳戦ではあるが、私には手が出せないタイプである。
  • 3着はアグネスソニックだった。 いつも好走で終わる堅実派なので、この馬らしい結果になってしまった。やっぱりこういう馬を押さえるのはあまり得策ではないらしい。ただ、こういう馬が意外にG1だと好走してしまうということもあるので、極端に人気が落ちるのであれば狙ってみるのも面白いかも。
  • ローエングリンは6着だった。 単騎の逃げならもっと粘っただろうが、やっぱり重賞だと自分のリズムで走らせてもらえない。もっと精神的に強くならないと重賞では難しそうだ。本当に能力の高い馬なのであれば、サイレンススズカのような大逃げの方がいいのではないか。
  • メガスターダムは7着だった。 個人的にはもっと後ろから競馬をしてほしかった。でも前半掛かっていたように、気性的な難しさも持っている馬のようだ。ラジオたんぱ杯はフロックではないとは思うが、3歳になって馬が精神的に安定してしないような感じを受けた。
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    参考
    G2スプリングSの予想
    結論
     ◎タニノギムレット
      ○メガスターダム
       △ローエングリン
       △アグネスソニック

     買い目(馬番連勝複式) 計10,000円
      1-11(6,000円)
      9-11(2,000円)
      3-11(2,000円)
    にへいの見解
  • いろいろと忙しいので予想は簡単にさせていただきます。
  • 本命◎タニノギムレット
    シンザン記念、アーリントンCを完勝しており能力が高いことは明白である。折り合える気性と血統から距離延長も心配ないし、瞬発力もあり決め手にも不安はない。他にこれといった強力馬も見あたらないメンバー構成で、ここは落とせない一戦ということになるだろう。圧倒的1人気になることも容易に推測でき、だからといって未知の部分が多い3歳戦で、ごちゃつきやすい中山1800m戦ということを考えると、この馬から勝負するのは多少リスキーという気もするが、とはいえ、私もさすがにこの馬が負けるシーンをイメージできない。皐月賞までのローテーションや騎手の乗替りなどの不安も確かにあるが、このメンバー構成であれば楽勝してくれると信じたい。
  • チアズシュタルクが出走してくれば、思い切って今週も1点で勝負しよう、と実は思っていた。しかし、チアズシュタルクの回避で2番手争いが難しくなってしまった。能力は高そうだけど気性的にあてにできないとか、好走はするがパンチ不足とか、大きな不安を抱える馬ばかりで、非常に困った。こういう状況だから、タニノギムレットがかなり人気を被るだろうし、手はあまり広げるのも得策ではないだろう。今さら的中だけしても仕方ないし、負けを覚悟で数点に絞り、あとは運を天に任せたい。
  • 対抗○メガスターダム
    とりあえずは潜在能力の高さでこの馬を選択した。ラジオたんぱ杯は展開が向いただけという考え方もできるが、マチカネアカツキに競り勝った勝負根性はかなりのものだし、アドマイヤマックスに勝っているのも事実である。モノポライザーと僅差の勝負もしているわけだし、この馬の能力もかなりのものだと私は思う。前走のように出遅れるかもしれないし、瞬発力勝負になると分が悪いという不安もあるが、たぶん速い流れになるだろうからこの馬のしぶとさが生きると思うし、スタートも連続でミスすることはないだろう。自信があるわけではないが、私は基本的にこの馬で勝負したい。
  • 3番手△ローエングリン
    新馬戦で圧勝した時はとんでもない大物が出てきたと思ったが、東京スポーツ杯は自滅する形で惨敗を喫する。休み明けの前走も500万の平場戦だったが、スピードの違いを見せつけ圧勝と、大物感は相変わらずである。気性的に抑えられず先行せざる得ないタイプだし、今回は同じようなタイプが他にもいそうだから東京スポーツ杯のように自滅する可能性が高いのではないか、というのが私の判断であるが、気性が大人になればとんでもない馬になる可能性を秘めた馬で、気分良く走ってしまえばタニノギムレットにすら勝ってしまうかもしれない馬だけに、やはりこの馬は押さえる必要があると判断した。
  • 4番手△アグネスソニック
    上2頭のうちどちらかが実力を出し切れば問題はないが、2頭とも自滅してしまうことも考えられるだけに、この馬まで押さえることにした。1勝馬で勝ちきれない堅実タイプであり、G2となると掲示板が精一杯という感じがしないでもないが、他に重賞実績がある馬がいるわけでもないし、朝日杯でも5着した実力からも上2頭が自滅するならこの馬が台頭してくるのではないかと素直に判断した。とりあえずここまで馬券圏内と考えたが、他にも可能性のありそうな馬が数頭いるだけに、不安の方が実は大きい。
  • 5番手セイコーアカデミー
    共同通信杯で3着しているのだからこの馬も能力はかなり高い。楽に逃げるサンヴァレーには追いつけなかったが、道悪だったことを考えればよく追い込んでいる。叩かれた上積みもあるし距離経験もあるということで、ここで好走する可能性はけっこう高いとは思ったが、重賞で3着というのが中途半端な感じがするし、小回り中山はこの馬には向かないのではないか、ということにした。
  • 6番手サードニックス
    ジュニアC2着の実績をどう判断するかであるが、共同通信杯で2着したサンヴァレーの2着なのだから能力はかなり高いのだとは思う。そういう意味ではここで2着しても不思議ないとは思っている。とはいえ、状況的にはセイコーアカデミーと同じ立場であり、セイコーアカデミーを買わない以上はこの馬も買えない。
  • 7番手ボールドブライアン
    新馬戦を勝ったばかりであるが、センスの良いレース振りでかなりの大物の可能性を秘めた馬だと思われる。藤沢厩舎所属で岡部騎手というゴールデンコンビということもあり、いきなりの重賞挑戦でも何とかしてしまうのではないか、とついつい思ってしまう。とはいえ、この時期の重賞を1戦のキャリアで好走するのは常識的にはあまりに厳しいものである。さすがにここでは買いづらい。
  • 8番手セピアメモリー
    2勝とも圧勝で勝っているのだからこの馬も能力はかなり高そうではある。まだまだ底を見せたと言えないので、ここで好走しても不思議ないとは思うが、気性的にあてにできないタイプだし、距離経験もない。そしてオープン経験もないのだから、ここでは不安の方が大きいということになる。
  • 9番手タイムレスワールド
    弥生賞で9着に敗れたものの、超スローの展開で後方からの競馬ではやむ得ない。上がり34.1という決め手は見せているし、巻き返しの余地はあるという内容といえる。それだけにここで人気が落ちるようだと面白い存在ということになるが、個人的には9着は負けすぎだろう、という気持ちが強い。
  • 10番手ホーマンウイナー
    デイリー杯2着、アーリントンC2着とそこそこの実績は残しているが、堅実派というイメージがあまりに強い。朝日杯で11着に負けていることも考えると、ここでも掲示板が精一杯だろう。連対する可能性はあるとは思うが、魅力はもう一つである。
  • まあ、こんなところです。
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    G2スプリングS
    (簡単バージョン)
    タニノギムレット
    (牡3・四位56)
    買い シンザン記念優勝、アーリントンC優勝。重賞を2勝しているのはかなり凄い。しかも、いずれも先行して抜け出すという強い勝ち方だった。シンザン記念2着だったチアズシュタルクが共同通信杯で強い勝ち方をしたことを考えれば、この馬の能力の高さは明白だし、アーリントンCも1頭だけ違う競馬をしているかのような瞬発力を見せた。スローで折り合う気性と血統から距離延長を心配する必要はないだろうし、折り合えるのでどんな展開にも対応できるだろう。
    消し やはり初めての1800mというのが大きな不安となる。なんだかんだで未経験なのだから走らせてみないと分からないことになる。初めての長距離輸送も不安といえるし、本番を3週間後に控えていることと、アーリントンCから中2週しかたってないことを考えると、あまり仕上げてこない可能性もあるし、あくまで試走と割り切ってくるかもしれない。今まではスローだったから力を出せたが、厳しい流れだと脆さを見せるということもあるかもしれない。
    メガスターダム
    (牡3・松永56)
    買い ラジオたんぱ賞優勝。マチカネアカツキとの競り合いを制し、アドマイヤマックスの追撃を振り切ったのだから、この馬もかなりの能力を持っているといえる。前走きさらぎ賞は8着に敗れたが、スタートで大きく出遅れたのだから参考外である。先行してしぶとく粘るタイプなので小回りコースになるのはプラスである。自分の競馬さえできれば、ここでも通用するはずだ。
    消し ラジオたんぱ賞はしぶとく粘ったという内容だったが、スローの展開に恵まれたのも確かだったと思う。上がりタイムではアドマイヤマックスの方が断然上だったことからも、この馬の力が抜けていたという内容ではなかったと思う。また、マチカネアカツキに競り勝った勝負根性は評価できるが、瞬発力勝負となると分が悪いのではないか。2歳時の重賞ならまだしも、本番直前のTR戦ともなると、直線での瞬発力が勝敗を分けるケースが多いだけに、この馬の脚質で勝負になるかどうか。前走出遅れたが、今回はないとは言えないし、こういうものは癖になるのではないかという不安もある。
    ローエングリン
    (牡3・横山典56)
    買い 前走ダートの500万とはいえ圧勝している。新馬戦も芝2000mを6馬身差で圧勝し、続く東京スポーツ杯では1人気に推されている。2勝とも逃げ切り圧勝という内容だけに、能力が違いすぎたという評価が正しいといえる。東京スポーツ杯は息を入れられず惨敗に終わったが、能力を出し切っての結果ではないことは明らかである。冬を越して成長しているようであれば、今回はこの馬の能力を出し切れるだろうし、そうであればとんでもないパフォーマンスを見せる可能性も十分である。大物感は非常に感じるだけに、ここでの競馬は非常に興味深い。
    消し スピードがあるのは確かだろうし、能力が高そうなのも非常に感じる。しかし、東京スポーツ杯で惨敗しているのがあまりに痛い。楽に逃げている時はとんでもない力を発揮するが、マークが厳しくなると精神的に自滅するということだと思う。冬を越してどれだけ成長しているかであるが、気性はそんな簡単に変わるものではないだろう。さらに、なんだかんだでオープンで結果を出していないというのも事実である。意外に能力そのものも大したことがなかったりして。
    アグネスソニック
    (牡3・蛯名56)
    買い きさらぎ賞2着、京王杯2歳S2着など。 朝日杯FSでも5着した馬であり、アドマイヤドンと0.3秒差しかなかったのだから、能力がそれなりに高いことは間違いないだろう。きさらぎ賞で2着したのだから距離も問題ない。朝日杯以外は3着を外していないという安定度が魅力の馬であり、大崩れはまず考えられない。前走は展開もあったろうし、今回は叩かれた上積みが見込めるそうで、巻き返しは十分に考えられる。
    消し 重賞を3度走って3度とも負けている。2度2着しているのだから悪くはないのだが、勝てないというところが、どうしても「堅実タイプ」という印象を強くする。逃げるとか追い込むとか脚質的に武器を持っているわけでもないだけに、こういう大勝負の舞台ではどうしても評価しづらいタイプとなる。今回は前走よりメンバーが強くなっていることもあるし、前走の2着を確保するだけでも大変となるだろう。
    サダムブルースカイ
    (牡3・田中勝56)
    買い 函館2歳S優勝。重賞を勝っている実績があるのだから格としては十分に通用することになる。前走のアーリントンCも休み明けながら4着しており、その実力の片鱗を見せている。叩かれた今回は上積みが見込めるわけで大きく変わる可能性も十分である。
    消し 函館2歳Sを勝ったものの、京王杯、朝日杯そしてアーリントンCとワイド圏内にも入れなかったことで、底を見せてしまった感じは否めない。前走のアーリントンCは休み明けで4着とはいえ、タニノギムレットと0.8秒というのは離されすぎといえるし、上がり34秒台を経験していないので、決め手勝負にも不安がある。距離も未経験である。
    ホーマンウイナー
    (牡3・幸56)
    買い アーリントンC2着、デイリー杯2着。 前走アーリントンC2着しているのは大きい。休み明けでの結果だけに、叩かれた上積みを考えれば今回はさらに良くなっているはずである。タニノギムレットには大きな差をつけられただけに逆転は難しいかもしれないが、その他とは勝負付けが終わったとは言えないだけに、2着の可能性は十分ということになる。
    消し 実はこの馬は1勝馬である。オープン特別ですら勝てなかったように、どちらかというと相手なりに走るタイプかもしれない。朝日杯11着ということからすると、レベルが高くなると好走すらできなくなるタイプともいえ、TR戦で前走とは明らかにメンバーが強くなっているだけに、ここで2着を死守するのはけっこう難しそうだ。とりたてて決め手があるわけでもなさそうだし、一発というのもどうだろうか。
    セイコーアカデミー
    (牡3・柴田善56)
    買い 共同通信杯で3着しているのは大きい。楽に逃げるサンヴァレーにけっこう迫っていただけに、内容としては悪くはなかった。しかも休み明けだったのだから、叩かれた上積みを考えれば、今回はさらに良い競馬を期待できる。長くいい脚を使うタイプではあるが、それなりの決め手は見せているだけに、ここでも十分に通用するはずだ。距離も経験済みで、巻き返す余地は十分といえる。
    消し 共同通信杯3着、東京スポーツ杯4着と中途半端に負けているのが微妙である。内容としては確かに悪くはないのだが、だからといって連に絡めなかったというのは事実なわけで、どうしても信じ切れない感じがしてしまう。長くいい脚を使うタイプなので、中山小回りコースとの相性も疑問である。決め手としては悪くはないとは思うが、切れるという脚質ではないだけに、どうしても好走で終わるのかもしれない。
    テレグノシス
    (牡3・勝浦56)
    買い 前走500万とはいえ勝っているのは好材料である。勢いは非常に感じられる。2着馬とは接戦となったが、3着馬には8馬身差つけているのだから、この馬もかなりの実力ということになるだろう。これまでに戦ってきた相手もローマンエンパイア、モンテブライアンなのだから、重賞で通用しても不思議ない存在といえそうだ。
    消し 前走勝っているとはいえ、しょせん500万の話である。しかも相手が強かったとはちょっと思えない。ローマンエンパイアには5馬身以上離されているし、モンテブライアンにも完敗という内容だった。重賞ではちょっと足りないという感じがどうしてもしてしまう。距離未経験というのも不安となる。
    サードニックス
    (牡3・吉田56)
    買い ジュニアC2着。楽に逃げるサンヴァレーをけっこう追いつめたのだからかなり能力は高いといえる。初めての芝でこれだけ走れたのも評価できるし、まだまだ能力を出し切っていないともいえる。芝のレースは1戦だけなので何とも言えない部分も多いが、未知の魅力にあふれているというのは確かだろう。
    消し ジュニアCで2着に負けたのは事実である。共同通信杯のチアズシュタルクのように本当に強い馬であれば、きっちり捕まえるものである。結局、展開が向かなかったということは展開に左右される馬ということになる。今回は重賞だし、さらにメンバーが強化されているわけだからオープン特別も勝てなかった馬が連対を果たせるかどうかであろう。
    セピアメモリー
    (牡3・ドイル56)
    買い 3戦2勝。新馬戦はモンテブライアン相手に圧勝しているように、能力が高いところを見せている。前走の500万戦もスピードの違いで逃げて圧勝しており、オープン級のスピードを見せている。2戦目は9着に敗れているだけに難しい馬であることは確かだろうが、折り合いがついてこの馬の能力を引き出すことができれば、初めての重賞でも結果を出せることができるのではないか。それだけの潜在能力は十二分に感じる馬である。
    消し 2戦目で抑える競馬をさせたら馬とケンカして惨敗してしまったようで、気分良く走れないとダメなタイプであることは間違いないと思う。であれば、今回は1800m戦ということを考えても好位で折り合うなんてあまりに難しいのではないか。気性的にこの距離は大きな不安と言わざる得ない。しかも重賞初挑戦であり、オープンでその実力を証明しているわけでもない。実力を出し切っても相手の方が強かったということもあるだろう。
    タイムレスワールド
    (牡3・石崎隆56)
    買い 新馬戦はスローの展開にもかかわらず後方から上がり34秒台の決め手で着差以上の強さを見せ、セントポーリア賞では不良馬場にもかかわらず後方からきっちりと差してきた。2着のシンボリクリスエスもなかなかの素質馬ということも考えれば、能力はそれなりといえる。弥生賞では9着に惨敗したが、スタートが一息で後方からの競馬となり、超スローの展開で上がり34.1でこの着順では参考にならない。今回はテンに速い馬が数頭いるだけにこの馬向きの展開になるのではないか。
    消し 前走弥生賞で9着に敗れたのはやはり痛い。展開が合わなかったとはいえ、能力が抜けていれば直線だけでももう少し上の着順でもいいはずだ。結局、他の馬と同じ脚色のままだったということだし、上位陣とは決め手の違いを見せつけられたということになる。オープンでまだ結果を出していないというのも事実ではあるし、重賞を中1週で戦うのもどうだろうか。
    ボールドブライアン
    (牡3・岡部56)
    買い 新馬戦を勝って連闘で挑んできた。スローペースを後方で折り合い、直線だけで抜け出した強烈な決め手は大物感たっぷりだった。勝負強いブライアンズタイム産駒で、藤沢和厩舎−岡部騎手という強力コンビということからも、いきなりの重賞でも通用してしまうのではないか、と思わずにはいられない。まだ1戦だけで分からない部分が多いのも確かではあるが、とんでもない大物という可能性を十二分に感じられる馬である。
    消し 確かに前走の内容は良かったが、しょせん新馬を勝ったばかりの馬である。秘めた能力はあるにしても、それを発揮するにはそれなりのキャリアも必要なもので、いきなり皐月賞TRというのはレースレベルが上がりすぎというもので、あまりに可哀想という感じもする。まだ1戦しかしていないのだから何とも言えない部分が多すぎるが、この時期の重賞でキャリア1戦の馬が連対したというのは少なくても私には記憶がない。
    マイネルリバティー
    (牡3・梶56)
    買い 前走500万とはいえ勝っているのは好材料である。勢いは非常に感じられる。 しかも今回と同じ条件の中山1800mを勝っているというのは大きい。距離コースはベストということになるだろう。連闘というのはリスキーではあるが、勢いで好走してしまうこともあり得るだけに、かえって良かったということも。
    消し 前走勝っているとはいえ、しょせん500万の話である。前の馬がそのまま残っていることからもそれほどレベルが高かったとも思えないし、重賞でも通用するという内容ではなかったような気がする。それ以前の500万特別では大きく負けていたわけだし、大物感もちょっと感じられない。
    ダディーズドリーム
    (牡3・安田56)
    買い 前走500万とはいえ勝っているのは好材料である。勢いは非常に感じられる。スローの展開で1馬身差というのは力の違いということだろうから、京成杯で敗れた時よりも馬が成長してきているということかもしれない。
    消し 京成杯6着、ラジオたんぱ杯6着ということを考えると、重賞ではまだまだ実力不足という感じは否めない。前走もしょせん500万だし距離も2200mと長めだった。スピード能力も重視される1800mのレースの裏付けにはちょっと厳しい感じもする。
    ウイングブライアン
    (牡3・江田照56)
    買い うーん困った。父ナリタブライアン×母父ミスターシービーという内国産血統だけに頑張ってほしいところであるが、ちょっと材料が乏しい。シンザン記念6着0.4秒差では走っているので、まったく通用しないというレベルではあるとは思うが・・・。とはいえ、こういう馬で結果を出してしまうのが江田照男である。
    消し 重賞を2度走って2度とも掲示板にも載れず、ダートのオープンでも5着と、底を見せてしまった感じが非常に強い。500万勝ちがダート戦だったことからも、芝の重賞で巻き返すというのはあまりに厳しいのではないか。逃げるとか追い込むとか何か武器を持っているとも思えないだけに、一発というのも考えづらい。
    メモリーブロンコ
    (牡3・水野史56)
    買い 地方からの参戦なので正直よく分からない。3戦3勝なのだから地方では相当強い馬なのだろう。最近は地方もレベルが上がってきているだけに、地方だから弱いということにはならないだけに、注意は必要だろう。2000mを経験しているのは好感が持てるし、芝をこなすようであれば意外に頑張るかもしれない。
    消し まあ走らせてみないと分からないとしか言いようがないが、中央の芝の重賞はかなりレベルが高いものであり、地方無敗馬だからといって、すぐに通用するものではない。これまでもいきなり通用したのは数えられるほどで、そういう馬はだいたい前評判も高かった。今回それほど話題になっていないことも踏まえると、それほどの馬ではないという可能性が高いのではないか。
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