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セントライト記念の反省

セントライト記念の結果
1 6-12バランスオブゲーム 田中勝 2.12.9--- 458kg0 2人気
2 5-09アドマイヤマック 後藤 2.13.11.1/2 458kg+4 1人気
3 8-16マイネルアムンゼン 嘉藤 2.13.21/2 470kg+14 11人気
単勝390円 枠連350円
複勝150円 150円 970円 馬連760円
ワイド340円 2,870円 3,790円
馬単1,530円 三連複9,370円
予想と見解 好材料と不安材料
セントライト記念の感想
  • 時間の都合上簡単にさせていただきます。
  • 勝ったバランスオブゲームであるが、2200mという距離で好位から直線突き放すという競馬ができたのだから気性的成長を認めなければいけないだろう。もともと気性さえ落ち着けばもっと走ると言われていた馬だからその潜在能力を見せつけた格好となった。こういう走りができるのであれば菊花賞でもそれなりに走れるとは思うが、菊花賞の有力馬のほとんどは神戸新聞杯をステップにしており、今回のセントライトのメンバーに完勝したからといって菊花賞の裏付けにはならないと思う。菊花賞がこの馬の試金石になることは間違いない。
  • 2着アドマイヤマックスであるが、私としては非常に不満である。確かに骨折明けではあったが、このくらいのメンバーなら圧勝してほしかったという気持ちが強い。負けるなら能力を出し切れず惨敗だろうと思っていたくらいで、2着という中途半端な着順がかえって底を見せてしまったという感じになってしまった。今回の走りを見る限りだとエンジンのかかりが遅く、上がりだけの競馬になるとペースが速くなった時に反応しきれないという感じを私は受けた。結果的には2着きたのだからあまり文句は言えないが、がっかりしたというのが正直な気持ちである。
  • それ以外は実績から考えてコメントするほどのことでもないでしょう。
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    参考
    G2セントライト記念の予想
    結論
     ◎アドマイヤマックス
      ○リキボクサー
      ▲カンファーベスト
      △バランスオブゲーム
      △オペラボーイ
      △ヤマノブリザード
      △その他万馬券

     買い目(馬番連勝複式) 計5,000円
      軸9--1-7-12(各1,000円)
      軸9--6-11(各500円)
      軸9--2-16(各300円),3-13-15-17(各100円)

    にへいの見解
  • いろいろと多忙のため簡単にさせていただきます。
  • 本命◎アドマイヤマックス
    東京スポーツ杯で圧勝、ラジオたんぱ杯でもダービー3着4着のマチカネアカツキ、メガスターダムを相手に3着、しかも直線だけの競馬でこの2頭に僅差まで迫った末脚はレベルが違うと考えるべきである。弥生賞馬バランスオブゲーム、朝日杯2着のヤマノブリザードもいるが、この2頭はダービーでは掲示板にも載っていない。そういう比較から言っても、このメンバーならマックスの能力が抜けているのは明白である。確かに骨折明けで完調の状態かどうかは不安だし、単なる早熟馬だったということも十分に考えられる。そういう意味ではリスクも大きいというのも事実でありいろいろと悩んだが、最終的には潜在能力はNo1だろうこの馬から素直に勝負することにした。このメンバーであれば骨折明けでも能力の違いで勝ってもらいたいというのが私の思いである。
  • 次に問題となるのが相手探しであるが、実績重視で考えるならバランスかヤマノということになるのだろうが、この2頭で勝負するのなら配当的に考えてこれ以上は手を広げられない。かといって、実績どおり人気サイドでの決着に終わるとも限らないのが、この時期の3歳戦である。となれば、やはり人気薄を狙っていく方が面白いのではないか、というのが私の結論である。つまりは絶対能力が違うマックスから前走好走して勢いのある上がり馬との組み合わせを本線に今回は勝負したい。
  • 対抗○リキボクサー
    前走500万特別とはいえ新潟2000mで勝っているのは心強い。距離が1F延びるのは関係ないだろうし、スローの展開だろうから先行脚質も魅力となる。先週からAコースなので内枠というのもいい。勢いのある馬で勝負するなら筆頭はこの馬になるであろう。
  • 単穴▲カンファーベスト
    前走500万特別とはいえ新潟1800mで勝っている。スローの展開を中団から差したのだからなかなかの決め手である。芝では2戦しかしておらず2連対と底を見せていない。勢いで頑張ってほしい。
  • 4番手△バランスオブゲーム
    弥生賞を勝っている実績から言えば当然に勝ち負けという馬だろう。このメンバーならマックス以外には負けたくないというのが本音だろうが、私は気性的に2200mという距離が非常に不安である。でも押さえは必要だろう。
  • 5番手△オペラボーイ
    前走900万特別で3着しているのだからまあまあと言えるのではないか。4着馬には5馬身離したわけだし、勝ったのがエイシンハリマオーだったことを考えても高く評価していいと私は思う。有力馬が休み明けとなるこのメンバーであればチャンスは十分だと私は思う。
  • 6番手△ヤマノブリザード
    朝日杯2着の実績から言ってここで通用しないはずがない。とはいえ、春の戦績がいまいちだっただけにあまり高くは評価できない。本当は消しでも良かったのだが、ブリンカー着用ということで念のため押さえることにした。
  • このメンバー構成だと何が起きるか分からない。前走勝っていて勢いのある馬や春のレースでは人気だったのにこのレースでは人気がない馬など好走しても不思議ない馬が他にも多くいるだけに、敢えてマックスとの組み合わせ万馬券になる馬を全部押さえることにした。
  • 敢えて馬券から外した馬たちであるが、もちろん外した理由は配当に魅力がないからである。ウインデュエルも素質は高そうだし、コスモレジスタも潜在能力は高そうだ。バンブーユベントスは青葉賞でヤマノブリザードを敗っている。アクトナチュラリーも超良血で晩成血統だけに本格化の予感はある。これらの馬で勝負するならそれなりの金額で勝負しないと意味がないわけで、マックスとこれらの馬たちで決まっても素直に諦めようと思っている。もちろんマックスが来なければ意味がない話だけど。
  • まあ、こんなところです。
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    G2セントライト記念
    (簡単バージョン)
    バランスオブゲーム
    (牡3・田中勝56)
    買い 弥生賞優勝、新潟2歳S優勝。 重賞を2勝している実績は当然に高く評価しなければならない。しかもレベルの高い馬が集まる弥生賞を勝っているのだからここでは実績上位ということになる。新潟2歳Sを圧勝していることで新潟コースもプラスといえる。弥生賞を休み明けで勝っているのだから休み明けも気にすることはない。春はテンションが上がりやすいタイプだったので、夏を越えて精神的に成長していれば春よりも強い走りを見せてくれるはずだ。
    消し G1での走りを見る限りではもう一つ切れる脚がなくパンチ不足という感じだった。好走するも3着4着に終わりそうな感じがしてしまう。弥生賞は超スローの展開に恵まれたという感じが強いだけに、どこまで実力を認めていいかも分からない。しかも今回は休み明けということで実力を発揮できるデキにあるかどうか分からない。テンションが上がりやすいタイプなので距離2200mというのも長いかもしれない。
    アドマイヤマックス
    (牡3・後藤56)
    買い 京王杯2歳S優勝。このとき後にダービーで3着するマチカネアカツキに2馬身半という差をつけて勝っており、その能力の高さは明らかである。ラジオたんぱ杯では3着に負けたが、スローの展開でメガスターダムとマチカネアカツキが相手だったのでは差し切るのは至難の業である。それに比べれば今回のメンバーは明らかにレベルが落ちる。長期休養明けとなるが能力の違いで勝ってしまうということは十二分に考えられる。
    消し やはり9ヶ月の休み明けが大きな不安となる。いくら能力が高くても長期休養明けでいきなり結果を出すことは難しいものであり、叩かれながら良くなっていくということもよくある。まして実績が2歳時だけであり、現時点でも能力が高いかどうかは分からない。単なる早熟馬ということもあり得る。なんだかんだでラジオたんぱ杯で3着に負けた馬だし、ずば抜けて強いというほどではないはずだ。
    カッツミー
    (牡3・丸山候56)
    買い ラジオたんぱ賞優勝。 ラジオたんぱ賞では最後方から直線だけで全馬差し切ってしまった。これだけの芸当は並の馬にできるものではない。エンジンのかかりが遅い馬なので距離が延長するのは大きなプラスといえるだろうし、末脚勝負のこの馬にとって新潟の長い直線も味方となるだろう。重賞を勝っている実績はここでは上位ということになるし、休み明けでも下手な競馬はできないはずだ。
    消し ラジオたんぱ賞を豪快に勝ったが、ハイペースの展開に恵まれたのも大きいし、相手もそれほどレベルが高くなかったと思う。今回のメンバーだとそんなに速い流れにはならないだろうから本当の意味での切れ味というか決め手を発揮できるかどうか。エンジンのかかりが遅いからペースが急に速くなったときについていけるかどうかも疑問である。菊花賞TRの今回は当然にメンバーのレベルも高くなるし、この馬にとっては試金石の一戦となるだろう。
    バンブーユベントス
    (牡3・幸56)
    買い 青葉賞2着。ダービーTRで2着した実績はそれなりに評価しないといけないだろう。スローの展開で上がりだけの勝負になったにもかかわらず後方から2着まで来たのだからかなりの末脚ということになる。青葉賞で好走したのだから、左回りで直線の長い新潟コースはプラスといえるだろうし、距離も問題ないだろう。G1では力の違いを見せつけられたが、今回のメンバーなら十分に勝ち負けできるだろう。
    消し 青葉賞2着もシンボリクリスエスには完敗という内容だったし、有力馬は皐月賞から直行だったためメンバーもそれほどでもなかった。現にダービーでは12着惨敗という結果に終わっており、しょせんG3で2着までの馬という感じがした。毎日杯でも6着に敗れていることからも安定度はあまりないようだし、休み明けも不安材料となる。
    ヤマノブリザード
    (牡3・柴田善56)
    買い 札幌2歳S優勝、朝日杯FS2着。 G1で連対したという実績は高く評価しなければいけない。G1で結果を出したのだから能力が高いのは明らかである。クラシック戦線はいまいちの結果だったが、馬が走りに集中してなかったらしい。札幌2歳S、朝日杯がそうだったようにがむしゃらに走るのがこの馬の良さであり、馬が走る気にさえなれば結果はついてくるはずだ。そのため今回はブリンカーを着用するらしい。2歳時の走りは約束されたようなものだろう。
    消し 2歳時にはそれなりの活躍をしたのに、クラシックシーズンで結果を出せない馬というのは少なからずいるものである。いわゆる早熟馬だったということであるが、春の内容からするとそんな感じがしてしまう。気持ちの問題だとしても今回は真面目に走るという保証はどこにもない。レースになると再びハミをとらないということも考えられる。休み明けというのも不安材料となる。
    アイアドベンチャー
    (牡3・梶56)
    買い 500万とはいえ前走勝っているのは好感が持てる。春の時点では掲示板がやっとだったのに、休み明けでいきなり勝ってしまうのだから大きく成長したと考えるべきだろう。叩かれた上積みでさらに上昇していると考えれば、重賞でも通用してしまうかもしれない。前走の結果から新潟コースも問題ない。休み明けが多い今回のメンバー構成なら勢いで何とかしてしまうかもしれない。
    消し 前走勝ったといっても500万での話である。重賞の裏付けにはちょっと厳しい。着差も際どかったし、タイムも新潟コースにしてはそれほどでもない。実際、春には500万で足踏みしていたくらいだから、成長分と一叩きされたことを考慮しても重賞で通用するほど上昇するとは考えづらいのではないか。2000m以上を走った経験もないので距離も不安と言わざる得ない。
    アクトナチュラリー
    (牡3・蛯名56)
    買い 母ダイナアクトレス父サンデーサイレンスという超良血馬である。勝ち上がりに時間はかかったが、真面目に走るようになって結果を出すようになった。6月の500万を勝った時点で秋に備え休養に入り万全を期して今回のレースに臨む。長くいい脚を使うタイプでスタミナもある。新潟2200mはこの馬にはいい条件だと思う。
    消し おーぷんでの実績がまったくない。勝ち上がりに5戦も費やしたし、500万もハナ差でやっと勝ったという内容からは、ちょっと重賞では通用しないタイプかもしれない。3か月の休み明けというのも不安だし、切れ味がもう一つで重賞では決め手不足になりそうだ。
    オペラボーイ
    (牡3・北村56)
    買い 2歳時にレコードで未勝利を勝ち上がってた実績を持ち、長期休養明けの500万戦をいきなり勝ったことからも能力の違いを感じる。前走の1000万特別も3着に敗れたものの、スローの展開から上がり32秒台の末脚を繰り出しており4着馬には5馬身差つけている。敗因は展開が向かなかったことと相手が強かったことであり、この内容であれば3歳限定なら十分に通用するだろう。
    消し 未勝利勝ち上がりまで8戦を要していることからすると抜けて能力が高いという感じはしない。前走もなんだかんだで1000万で3着に負けているわけで、相手がエイシンハリマオーだったから勝つのは難しかったかもしれないが、せめて2着しなければいけなかったのではないか。今回もそんなにペースが速くならないだろうから、前走と同じように追い込むも届かないということもあり得る。
    オモシロイ
    (牡3・村田56)
    買い すみれS2着という実績がりオープンでも通用する走りは見せている。2200m以上で結果を残しておりスタミナには自信を持っている馬である。500万を勝った時点で秋に備え休養に入りこのレースに標準を絞って調整してきており、休み明けでも力が入る。重賞でもG1を勝っている馬がいるわけでもないし、この馬のスタミナが生かせる展開になればチャンスは出てくるだろう。
    消し スタミナに自信があるのは認めるが、青葉賞で8着に負けているようにスピード不足の印象が強い。こういうタイプは条件戦ではそのスタミナを生かして好走するが、重賞となると絶対的なスピードが不可欠となるだけにどうしても遅れをとってしまう。重賞では頑張っても掲示板という典型的なタイプではないか。休み明けなのでで勢いがあるわけでもないし、時計の速い新潟コースもどうだろうか。
    カンファーベスト
    (牡3・郷原56)
    買い 前走500万とはいえ勝っているのは好感が持てる。長期休養明けから1度叩かれただけで結果を出しているだけに勢いは感じるし、底を見せていないという魅力もある。スローペースから上がり34.1で走り1馬身差というのは力の違いといえるだけに、重賞でも3歳限定なら通用してしまうかもしれない。1600mで勝ちきれず1800mで結果を出していることからすれば距離延長も歓迎のタイプだろう。
    消し しょせん500万を勝ったばかりの馬である。重賞で通用するかどうかは走らせてみないと分からないとしか言いようがない。勝ち上がりに5戦を要したことを考えれば大物感は感じられないし、前走のタイムも新潟コースを考えれば特に速いというほどでなかった。惨敗に終わっても仕方ない立場にあることは間違いない。距離も1800mまでしか経験していないのがちょっと気になる。
    コスモレジスタ
    (牡3・江田照56)
    買い 未出走戦、500万を連勝し、騎乗した武豊が「素質がある」と言ったのだから潜在能力はかなり高いと見ていいだろう。駒草賞、ラジオたんぱ賞と敗れはしたが、キャリア4戦ということを考えれば、それだけで実力は判断できない。まだまだ底を見せとは言えないし、夏を越してさらに成長したことも考えられる。リフレッシュされたことで本来の能力を発揮するということも考えられる。
    消し 駒草賞、ラジオたんぱ賞で掲示板にも載れなかったことからすると、重賞どころかオープンでも通用しないタイプということになる。素質があっても結果を出せなければ意味がないし、夏を越したから成長するとも限らない。走らせてみないと分からない部分もあるが、春の結果からするとあまり期待しない方がいいのではないか。距離も1800mでしか結果を出していないので2200mで対応できるかどうかも分からない。
    タイムレスワールド
    (牡3・大西56)
    買い 新馬、500万と連勝しその素質の高さを見せつけた。クラシック戦線はTRで惨敗という結果に終わったが、中途半端に負けてないことで、力を出し切っていないという見方もできる。現に500万特別では後のダービー2着馬シンボリクリスエスに勝っており、その潜在能力はかなり高いと見るべきだ。まだキャリア5戦なので底を見せたとも言えないし、秋を迎えての巻き返しは十分に考えられる。
    消し クラシックTRを3戦して3戦とも惨敗に終わっている。ふつうに考えれば重賞という器ではなかったということになる。シンボリクリスエスに勝ったと言っても不良馬場でのものであまり参考にはならない。持ち時計が速いわけではないだけに新潟の軽い馬場との相性も疑問となる。休み明けも不安材料と考えるべきだろう。
    ダイワフロリダ
    (牡3・木幡56)
    買い 2600mで1勝しているのでスタミナに自信を持っているタイプである。前走は惨敗に終わっているが、間隔が開いていたし、もともとこのレースが目標だったのだからそれほど気にする必要はないのではないか。一叩きされたことで調子が上向いたと考えれば巻き返しがあっても不思議はない。スタミナを生かせる展開になればチャンスは出てくるのではないか。
    消し 前走1000万特別で7着に負けたのは痛い。間隔が開いたといっても1ヶ月くらいのものだし、レース勘が鈍るというほどではなかったはずである。多少影響があったにしろ7着というのは負けすぎと言わざる得ない。古馬1000万のレベルにはまだ達していないというのが妥当な判断だと思われ、3歳限定とはいえ重賞で通用する実力はないように思われる。切れる脚を持っているわけでもないと思われるので、一発というのも考えがえづらい。
    ハネダレンジャー
    (牡3・二本柳56)
    買い 500万とはいえ前走勝っているのは好感が持てる。調教でもかなり動いているようだし現在絶好調のデキにあるらしい。芝も3着した経験があるのだから合わないということはないだろう。今回は重賞といっても3歳限定でG1馬が出走するわけでもないし、有力馬のほとんどが休み明けということを考えれば、ノーチャンスではないはずだ。
    消し 前走勝っていると言ってもしょせん500万特別である。しかもダート戦だったのだから芝の重賞の裏付けにはあまりに厳しすぎる。休み明けだったとはいえ前々走13着に負けていることを考えれば、やっぱり芝よりダートの方がいい馬だと言わざる得ないと思う。新潟の軽い馬場を考えれば、なおさら厳しい戦いになると思われる。
    マイネルアムンゼン
    (牡3・嘉藤56)
    買い 500万特別ではあるが山吹賞でシンボリクリスエスの2着、新緑賞では3馬身半差の圧勝という走りを見せており、3歳限定なら重賞でも通用するであろう走りは見せている。実際、京成杯でも5着しており能力はそんなに差はないといえる。夏は全休したために休み明けとなるが、ゆっくり休んだことで大きく成長したということもあるかもしれない。2300mで勝っているのだから距離はベストに近い。
    消し プリンシバルSで9着に負けているのが痛い。疲れがあったのかもしれないが、ちょっと負けすぎという感じがする。新緑賞の走りからすると、どちらかというとスタミナタイプで、スピードはもう一つという感じもするだけに、オープンではパンチ不足で置いていかれるのかもしれない。スローの展開になればなおさら苦しくなりそうだ。新潟の軽い馬場もどうだろうか。京成杯5着というのも中途半端だし、あまり大物感は感じない。
    リキボクサー
    (牡3・小野56)
    買い 500万とはいえ前走勝っているのは好感が持てる。勢いは非常に感じる。新潟2000mで結果を出したのだから条件はベストに近いといえるだろう。もともと葉牡丹賞で皐月賞5着のサスガと差のない競馬をしていたのだから能力はひけをとらないはずである。今回は重賞といっても3歳限定でG1馬が出走するわけでもないし、有力馬のほとんどが休み明けということを考えれば、ノーチャンスではないはずだ。
    消し 前走勝っていると言ってもしょせん500万特別である。オープン重賞で実績がないのだから走らせてみないと分からないとしか言いようがない。だいたいは重賞の高い壁に跳ね返されるものである。先行して押し切るレースを得意としているようだが、条件戦では押し切れても重賞では決め手の鋭い馬が多くなるだけに、この馬の決め手で通用するかどうかも疑問となる。
    ウインデュエル
    (牡3・岡部56)
    買い 8月に未勝利戦でデビューしたばかりだが、そのデビュー戦で大差勝ちというのだからレベルが違うとしか言いようがない。前走の500万では展開のアヤもあって2着に敗れたが、デビュー2戦目だったことを踏まえれば、これだけで底を見せたとはとても言えない。血統的裏付けもあるし、藤沢和厩舎所属で岡部騎手鞍上ということからも、とんでもない大物という可能性も十分に考えられる。1勝馬という理由だけで甘く見ると痛い目にあうかも。
    消し しょせん1勝馬である。なんだかんだで前走500万も勝てなかったのだから、まだまだ力不足と考える方が妥当なのではないか。素質が高いにしても、2戦というキャリアだし、いきなり重賞というのはちょっと背を伸ばしすぎという感じがする。デビュー戦はダートで圧勝だからダートの方がいいタイプかもしれないし、新潟コースも初めてで分からない。これで結果を出すようだと本当に大物ということになるのだろうが、常識的にはそう簡単にいくものではない。
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