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にへい君のG1エリザベス女王杯の感想

G1エリザベス女王杯の結果
18-15ダンスパートナー 四位 2.14.3---34.0 438kg-6 1人気
22-04フェアダンス 藤田 2.14.3アタマ+クビ33.8 456kg+2 3人気
35-10シーズグレイス 福永 2.14.41/234.4 452kg+2 11人気
41-02ホクトベガ 的場 3.14.4アタマ33.7 488kg-6 4人気
55-09スプリングバンブー 2.14.4アタマ33.9 448kg-2 15人気
76-11ヒシアマゾン 中舘 2.14.42着降着34.2 492kg+10 5人気
単勝240円 枠連810円
複勝130円 210円 1,150円 馬連960円
G1エリザベス女王杯の感想
  • やっぱり強い馬が強かった、というレースであったと思う。私の予想どおり実力のある2頭が先着した。残念ながらヒシアマゾンは7着に降着になってしまったが、ダンスパートーナーとヒシアマゾンは、牝馬だけならかなり強いということが証明されたと思う。この2頭以外は大混戦だった。超スローペースだったこともあり、ほとんどの馬が先頭から0.8秒しか離れていないという接戦である。これではもう一度走らせたら同じ結果というわけにはいかないだろう。ここでの順位は次に直結するとは限らないと思う。私の予想としても本命、対抗が先着したことで、非常に満足している内容である。馬券的にもかろうじて押さえていたので運もあった。馬券をとれたからこんな静かに振り返ることができるが、そうでなかったら愚痴だけで終わっていただろう。ただ今回の予想には不満があった。予想というより買い方であるが、枠で買ったのは失敗であったと思っている。ロゼカラーが私の思っていた以上に人気になり、そのために8枠はほとんど1桁配当だったのである。これでは、当たっても儲からないという最低の状態であった。最悪の馬券を外すことは免れ、結果的に馬連でも1桁配当で決まったのでよかったが、ヒシアマゾンで決まっていたら大損していた。私は基本的に馬も枠もそれほど配当が違わないようなら枠を買うことにしているが、今回のような読み違いは致命的なミスになる。本命か対抗が人気薄なら馬連で買った方がいいかもしれない。
  • ダンスパートナーは、このメンバーなら当然の結果といえるだろう。ただ、ヒシアマゾンがもっと折り合っていれば、逆の着順だったことも考えられ、アマゾンとの勝負づけは終わったとは言えない。しかも、インコースという経済コースを通ったことで、横綱相撲という内容ではなかったと思う。まあそれでもスローの展開だったことで、前の馬を捕まえるまで時間がかかるのは仕方がないことなので、今回の着差でも実力はしっかり証明したと言っていいだろう。本当に安定して実力を出す馬でこれからも期待したい。ただ、牡馬混合戦で勝ちきれないので、圧倒的に強いというわけではないだろう。
  • 2着入戦で7着降着のヒシアマゾンは、掛かり気味で位置取りがやや前になってしまい、ラストの直線で粘りきれず、差されてしまった。ゲートで暴れて外枠スタートになるなど、休み明けでの気の悪さを露呈してしまった感じである。しかし、それでもアタマ差なのだからやっぱり強い馬である。これだけの実績を残している馬だけに、牝馬相手なら当然の結果ともいえる。仕上がりが八分の出来というのが本当なら、次回以降はかなり期待していいだろう。次こそヒシアマゾン復活がみれるかもしれない。降着については、横からのモニタしか見ていないので判断しにくいが、ちょっと厳しい判定だったような気はする。でも中舘も納得していたようだからやっぱり妥当な判定だったのだろう。
  • 2着のフェアダンスは、スローにも関わらず得意の追い込みでアタマ差までせまるもあと一歩およばなかった。結果からみると去年のエリザベスと同じ展開で同じ結果を出したというようにみえる。私はこの馬では距離が長すぎると言ったのだが、去年のエリザベスはスローだったから距離がもったという判断をするべきだった。今回もスローの展開だったので、距離を克服できたという判断が正しいのではないか。もちろん京都の高速馬場があっているということもいえる。スローの予想をしていたのだから、距離もなんとかなるという判断はできたはずである。今回はサクラキャンドルの回避でかろうじて押さえてあったからよかったが、普通なら消すところであった。私もまだまだ甘い予想をしているということだ。とりあえず、押さえというのも重要だなぁと改めて感じた。
  • 3着のシーズグレイスにちょっと焦った。ラスト100で、もしかしたら粘られるかもしれないと思った。なんとか上位の馬が交わしてくれたからよかったものの、真剣にひやひやした。スローペースでうまく逃げた福永の好騎乗といえるだろう。この馬は前走で情けない負け方をしていただけに好走もできないと思っていたが、結果的にみれば、この馬は根本的にはスタミナがないほうで前走もハイペースでスタミナ不足を露呈したのだが、今回は超スローペースということで、しかも自分がレースを作ったということで、スタミナの心配もなく粘ることができたのではないかと思っている。そういうことであれば、この馬の得意距離は1800mくらいではなかろうかと思う。今後もG3クラスなら、今回のようなレース運びができれば期待できるだろう。なお、この馬はどちらかというと気性がうるさい方で、その日の気性で結果が変わるという馬である可能性もある。
  • 4着ホクトベガは、大川慶二郎先生もおしゃっていたが、なぜ先行策を取らなかったのか不思議である。確かに中央の芝レースでは差しを得意としていたが、最近はダートでしか走っていないのであるし、そこで自分でレースを作っていたのだから、今回も同じことはできたと思う。メンバー1の33.7で上がったのはすばらしいが、スローの展開でやっと4着の結果はあまりにももったいなかった。先行していれば勝っていたのではないかと真剣に思ってしまう。
  • 5着スプリングバンブーはよく走った方だろう。去年はかなり強い実績を残してはいたが、今年はまったくだめで、もう終わった馬だと思っていた。でも、やっぱり実力を出せばこのくらい走ってもおかしくはないのである。逆にこの馬が好走するようではあまりレベルの高くないレースだったということもいえるかもしれない。これで引退らしいが、最後によくがんばったと思う。
  • 6着シャイニンレーサーも不利さえなければ、上位に食い込んでいただろう。とにかく前は混戦だった。この馬も一度叩かれて上昇していたのだろう。距離が懸念されていたが、前述のとおりスローだったので、なんとかなったのだろう。
  • 8着エリモシックは、持ち前の末脚が途中で止まってしまった。ちょっと前に出るのが早すぎた感じがする。スローで焦ってしまったのだろうが、フェアダンスくらいの追い出しをしていれば結果が違っていたのではないか。まさかこの馬が差されるシーンを見るとは思わなかった。使いすぎで疲れていたのかもしれないが、結局まだ実力がなく後ろからの競馬でしか好走できないということがいえるかもしれない。まだ4歳なので来年に期待したい。
  • ブライトサンディーの惨敗は不可解である。休み明けといっても負けすぎである。横山典JKもよく分からないと言っている。まあ着差がわずかの差であることを考えれば、休み明けだけが理由かもしれないが、若干の疑問が残る。エアグルーヴのように故障でなければよいが、とにかく次走に注目したい。
  • ロゼカラーは、完全に展開が向かなかったということだろう。最後方からでは34.2の末脚でも届くはずがない。この馬はこんなにも不器用な馬なのだろうか、最後方からしかレースをできないのではこれからもちょっと心配である。上位陣では33秒台で上がっている馬もいるのだから、最後方から34.2しか出せない末脚は切れ味鋭いとは言えない。結局、前走のようなハイペースではじめて生きるスタミナ型の末脚なのだろう。そうであれば、スローペースでは今後もこの馬が好走するのは苦しそうである。逆にハイペースでのスタミナ勝負なら期待できるのではないか。
  • その他の馬はまあまあ実力どおりだろう。

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参考
G1エリザベス女王杯の予想
結論
 8枠流し  軸8枠--1-2-4-6-7-8
  • ダンスパートナー
    1. ヒシアマゾン
    2. ホクトベガ
    3. ブライトサンディー
    4. エリモシック
    5. ロゼカラー
    6. フェアダンス
にへい君の見解
  • 牝馬日本一を決めるレースとして、今年から実質新設されたレースである。古馬と4歳馬の戦いと言われるが、はっきりいって4歳馬にはかなり苦しい戦いといえる。1に成長途上であれば古馬と比べるのはかわいそうである。2に秋華賞から中2週しかないのでは調整しようがない。これでは4歳馬は参加するだけになるケースが多くなるような気がする。ただ、斤量が54kgであることは秋華賞より1kg減るということに注意しなければいけない。
  • 今回は展開から予想したい。逃げ馬は不在であり、先行馬も少ないと思える。これでは、お決まりのスローペースになりそうである。速くても平均ペースまでであろう。そうなれば、不器用な馬はかなり苦しいといえる。今の京都のスピード馬場でしかも外回りコースなら、自在性があり末脚が切れる馬がかなり有利になるだろう。もちろん最後方からしか競馬のできない馬よりは、前残りの先行馬の方が有利だとは思う。
  • 今回のメンバーで人気を集めるのはダンスパートナーであろう。もちろん私の本命もこの馬である。今までの実績、臨戦過程、距離適正からいって、最もバランスがよく信用しやすい数字を残している。5歳になってから牝馬には一度も負けていないのが最大の魅力である。オークス以降1勝しかしていないのが不満だが、ほとんどG1クラスの馬ばかりとの対戦であれば仕方がないであろう。自在性にも優れているので、牝馬相手ならまず3着を外すことはないだろう。ここで問題なのは、2着を確保する確率はどのくらい高いのかである。この馬だけをみると簡単には信用できないのだが、他の馬はそれ以上にくるような感じがしないのである。この馬が2着を外さない確率の方がやっぱり高そうである。そうなれば、もちろんこの馬からの流し馬券で勝負するしかない。最近1番人気からの流し馬券ばかりで、当ててもいばれない、外れると情けない、というつまらない予想になっているが、ここは辛抱して確率の高いものを狙いたい。ちなみに、この秋のG1は今回で4レースめだが、1番人気は全て8枠に入っている。ちょっと嫌な感じがするのは私だけだろうか。
  • 対抗はヒシアマゾンである。この馬の凄さは、今までの戦績をみれば一目瞭然である。4歳の身で有馬記念2着、去年ジャパンカップ2着と古馬G1で牡馬顔負けの活躍をしている。4歳の時、重賞6連勝している実績もあり、クラッシックの出走権があれば間違いなく3冠とっていただろう。これだけの実力をもっていれば、展開も関係ない。本来なら本命にするべきなのだが、休み明けなのでこの評価にした。休み明けの安田記念で惨敗しているのでかなり心配なのだが、あの時は休み明けで牡馬混合G1でしかも忙しいマイル戦と不安材料が揃いすぎた。今回は、2200mで流れにのりやすいし、何といっても相手が一気に弱くなることからみれば、安田記念を参考にしてはいけないと思う。このメンバーで惨敗するようでは、引退を考えた方がよさそうである。とは言ったものの調教がかなりひどかったらしい。牝馬の場合、走る気がないと本当に走らないからこれは大ピンチである。
  • 単穴ホクトベガは、3年前のエリザベス女王杯で勝っているように、単なるダート馬ではない。スピード競馬にも対応しており、牡馬混合の古馬重賞もとっているのだから、牝馬相手なら力上位である。スタミナは言うまでもなく豊富だし、先行すればなかなかばてないだろう。最近は芝で走っていないので判断はしにくいが、牡馬混合の重賞で惨敗している馬よりは期待できる。
  • 4番手ブライトサンディーは、去年のエリザベスで2着しているように、距離、京都コースでは問題ない。あとは実力の判断だが、はっきり言ってよく分からない。ただ、休み明けを惨敗したが、そのあとオープン特別、重賞を連勝しているように底をまだ見せていないので、魅力はたっぷりある。自在性のある脚質だけに先行して押し切ることもありそうである。ただ函館記念はマイヨジョンヌの降着による勝利であり、マイヨジョンヌあたりに苦戦しているようでは実力に疑問を感じる。前走から間隔があいている不安もあるし、強い相手との対戦もなく信用はできないので、この評価にした。
  • 5番手エリモシックは、4歳馬で中1週の後の中2週のローテーションはかなりきつく、前走も展開に恵まれた面もあり、古馬相手では苦しすぎるとみるのが常識的な見方である。ただ、秋華賞の時も言ったようにこの馬の脅威的な末脚を見てみたいという期待をつい持ってしまう。京都で好走しているし、2200mを3勝しており距離適正もベストなら、ちょっとやそっとじゃない不安も何とかなるような気がしてしまう。
  • 6番手ロゼカラーは、秋華賞3着に終わったが、休み明けにしてはよく走ったとみるべきだろう。秋華賞はスタミナのあるないがはっきりしたレースだったわけで、この馬はスタミナのあることをはっきりと証明した。距離延長は歓迎の方だと考えてよい。京都で実績を残しているので、今回も注意は必要であろう。
  • 7番手フェアダンスは、ローカルでしか走っておらず底力に欠けるイメージがあったが、前走の2着で一皮むけた感じがする。この馬の末脚も京都のスピード馬場にも合いそうだし、一発かましてもおかしくはない。ただ、1800mでもっとも実績を残しているように2200mは少し長い感じはする。重賞を勝っていない馬だし、距離適正がないのでは買いにくいので、これ以上の評価はやれそうにない。馬券的にはここまでとする。
  • 8番手シャイニンレーサーは、マーメイドSで2000mなら何とかなることを証明した。一度叩かれて気配は上昇するであろう。しかし、2200m以上で出走経験すらないのでは、ここでは評価しにくい。前走惨敗しているし、年齢的に上がり目は期待できそうにない。
  • 9番手サイレントハピネスは、4歳時に2000mの重賞を2勝しており距離実績はあるようにみえるが、古馬になってから2000m以上では掲示板にすらのっておらず、1800m以下でしか実績がないので、2200mは距離不適正だと私は判断している。
  • 牝馬の戦いであるだけに、大穴をあける馬もいるかもしれないが、とりあえず以上の馬に注目したい。
  • 参考までに重賞勝ちの経験を持つその他の馬を紹介する。スプリングバンブー(H7小倉記念、H7朝日CC2着)、レインボークイーン(H8クイーンS)である。
  • 次に重賞連対を経験している馬を紹介する。シーズグレイス(H8ローズS2着)である。

G1エリザベス女王杯出走馬
馬名 買い&捨て
ダンスパートナー 買い 昨年のオークス馬。H8京阪杯優勝。牡馬との戦いばかりで勝ち星にはあまり恵まれないが、2000m以上のレースでは必ず掲示板にのっている。5歳になってからは牝馬には一度も負けていない。距離も2200mはベストの距離といえる。前走京都大賞典を休み明け大幅馬体重増で4着にきているように安定感もあり、一度叩かれた今回は上積みは当然あるとみるべきである。中4週のローテーションも余裕があっていい。斤量も前走より増える馬が多いのに、この馬は前走より1kg減るのでかなり有利である。死角はほとんどないといえる。
捨て 前走の馬体重+18kgの444kgが心配である。426kgあたりで好走しているのでせめて430kg前半まで絞れないと安心はできないのではないか。前走は2番人気が示すようにメンバーに恵まれた中での4着であり、実力を発揮できなかったとみることもできる。これでも3勝しかしておらず2着が多い。つめが甘いタイプなので、ここ一番に強いメンバーが揃っている今回は簡単な戦いというわけにはいかないだろう。若い四位騎手がG1でしっかり乗れるかちょとだけ不安である。
ヒシアマゾン 買い 一昨年のエリザベス女王杯優勝。去年のジャパンカップ、一昨年の有馬記念を2着しているように実力は牡馬混合でもトップクラスである。4歳の時には重賞6連勝というとてつもない記録を残している。豪快な末脚が魅力で、牝馬だけなら間違いなく実力NO1である。距離もほとんどベストの距離といえる。休み明けでしかも体調最悪でも牝馬相手なら実力の差がありすぎて何とかなるとも考えられる。
捨て これだけ強い馬でも休み明けはかなりのマイナス材料である。安田記念で惨敗しているので今回も信用はあまりできない。調教も覇気がなく、いつものアマゾンからは遠い状態であるらしい。さすがに牝馬だけに走る気がないと徹底して走らないから、惨敗することもありそうである。4歳の時から激走していたので、年齢的に限界なのかもしれない。
フェアダンス 買い 昨年エリザベス女王杯3着。今年はオープンクラスで3勝している。前走も強烈な追い込みで2着を確保している。中距離で堅実に連対しているように実力はそれなりにあるといえる。牝馬限定戦なら充分勝負になる。
捨て 重賞で勝てないのは根本的に実力がないということか。基本が追い込みなので、前走のように不利をうける確率がどうしても高くなる。エリザベス3着はあるものの2200m以上で勝ち星がなく、1800mで勝ち星を稼いでいるので、2200mは少し長い感じがする。56kgをしょって走ったことがないのでちょっと不安。
サイレントハピネス 買い 4歳の時2000mの重賞を2勝している実績は評価できる。この馬も強烈な追い込みを売りにしている。
捨て 5歳になってから勝ち星がない。前走は休み明けのせいもあっただろうが、力負けのように感じられた。古馬になってからは2000m以上のレースで掲示板にすらのっていない。本来の適正距離は1800〜1600mというところではないか。
ブライトサンディー 買い 昨年のエリザベス女王杯2着。H8函館記念優勝。2000mの重賞を2勝しており、距離適正は問題ない。長期休養あけ惨敗したものの、その後順調に2連勝して実力があることを証明している。前走から約3カ月あいたが、放牧にだしたわけではないので、これくらいの間隔ならそれほどマイナスにはならないだろう。
捨て 基本的には前走から少し間隔があいたので若干の不安にはなるだろう。エリザベスの後は強い相手との対戦がないので、古馬になってからの実力がいまいち判断できない。
ホクトベガ 買い 3年前のエリザベス女王杯優勝。ご存じのとおり、ダート路線変更後、連勝街道をましっぐらである。ダートに関しては、相手がまったく見あたらないほどの強さである。芝でも中距離重賞を3勝しているのだから、単なるダート馬ではない。H7のAJC杯で2着にきているように距離も問題ない。
捨て 久々の芝のレースでは、馬がスピードにとまどいそうである。年齢的にも上がりめは期待できそうにない。
エリモシック 買い 秋華賞2着。末脚の凄さは4歳馬ならNO1である。古馬相手でも充分通用しそうな感じはする。京都馬場にもぴったりあっている。2200mは3戦3勝でベストの距離である。
捨て しょせん4歳馬である。追い込みだけで自在性がないのは安定性に欠ける。さすがに相手が強すぎるだろう。ローテーションも中1週のあとの中2週では疲れていないわけがない。
ロゼカラー 買い 秋華賞3着。前走はしっかりした末脚で堅実に3着を確保した。休み明けでこれだけ走れば、中2週の今回はさらに期待できる。大きなレースですべて好走しているように、大崩れのない安定感が魅力である。上位陣が崩れれば、かなり期待してもいいのではないか。
捨て しょせん4歳馬である。中2週もG1からG1ではかなり苦しいといえる。安定感があるのは悪いことではないが、これという決め手がないのは魅力に欠ける。
レインボークイーン 買い クイーンS優勝、秋華賞4着。粘りのある差し脚が特徴である。いかにもスタミナのありそうな感じがする。実績はないが距離延長はプラスとみていいかもしれない。
捨て 切れる末脚がない。ハイペースでのスタミナ勝負で真価を発揮するタイプであろう。このメンバーではスピード不足という感じはする。前走もあの展開で4着では根本的な実力に疑問をもつ。
シャイニンレーサー 買い H8マーメイドS優勝。一度叩かれて上積みはあるだろう。マーメイドSで2000mならこなせることを証明している。
捨て 1600〜1800で実績があるので2200mは少し長いだろう。6歳馬では上積みもないだろうし、G1は実力不足のような感じはする。
シーズグレイス 買い H8ローズS2着。ラストばてないのが特徴。
捨て 前走の6着は力負けである。マークリマニッシュすら交わせないでは実力不足と言わざる得ない。古馬相手のG1では苦しすぎる。
スプリングバンブー 買い H7小倉記念優勝。H7朝日CC2着。2000〜2200mでの連対が目立つ。朝日CCはレコードのマイシンザンと差のない2着だった。距離適正はベストであろう。
捨て 今年に入ってからは連対していない。夏に休養をとっておらず使い詰めできている。7歳ということもあり、このレースが引退試合になるらしい。
ホマレノクイーン 買い 2000m以上で実績を残しているように、スタミナはありそうである。
捨て 今年オープンに勝ち上がるも、その後連対すらない。すでに7歳なので、これ以上の上積みも見込めそうにない。
ケイエスミラー 買い 東京スポーツ杯2着。今年になってからほとんど2000m以上にしか出走していないので、スタミナ重視の馬なのだろう。
捨て しょせん準オープン馬である。前走もハンデに恵まれたもの。相手が強くなるわけで、これ以上の上積みが望めるはずがない。
アローアゲイン 買い 前走巴賞2着。
捨て しょせん準オープン馬である。休み明けもマイナスだろう。
タックスヘイブン 買い 500万、900万と2連勝中。一度叩かれてさらに上昇か。
捨て しょせん準オープン馬である。中1週のローテーションもちょっと苦しい。距離経験も1800mまでしかないので、いきなりG1の2200mはさすがにきついだろう。

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