G1天皇賞・秋の結果
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
馬番連勝複式 軸7--1-10-11-14
|
|
馬名 | 買い&消し | |
バブルガムフェロー (牡5・岡部58) |
買い | H8天皇賞優勝、H9宝塚記念2着、鳴尾記念優勝、毎日王冠優勝とこの馬の実績は今回のメンバーではずば抜けている。前哨戦である毎日王冠も圧勝し臨戦過程も文句ない。4歳ながら勝ってしまった去年に比べると、この馬自身が成長していること、メンバーは弱くなっていることを考えると負けることの方が考えにくい。単勝1.2倍でも不思議はない馬である。 |
消し | 去年のジャパンカップの惨敗を忘れてはいけない。敗因が分からないのだから、またやるかもしれない。前科がある以上信じきるのもどうだろうか。 | |
エアグルーヴ (牝5・武豊56) |
買い | オークス優勝、札幌記念優勝、マーメイドS優勝。秋華賞のアクシデントから復帰して2戦したが、2戦とも圧勝と完全復活をアピールした。前走の札幌記念ではジェニュイン以下牡馬たちをぶっちぎっており、牡馬相手でも戦えることを証明した。距離もほぼベストである。バブルを負かすまではどうかと思うが、他の相手ならチャンスは十分である。 |
消し | しょせん牝馬であることを忘れてはいけない。天皇賞で牝馬が好走することは並大抵なことではない。現にここ数年はまったくいいところなしである。今まで戦ってきた相手が弱かったことも否めないので、内容はともかく実績からは大きなことは言えない。力の違いを見せつけられて終わることも十分に考えられる。 | |
ジェニュイン (牡6・田中勝58) |
買い | 皐月賞優勝、マイルCS優勝、天皇賞秋2着、安田記念2着というようにG1実績はとんでもない馬である。最近はマイルで好走しているが、皐月賞、天皇賞の実績からして2000mは問題ない。とにかくG1に強く、G1になると好走する馬である。G1以外の重賞を勝っていないことからすると、驚異的な勝負強さである。 |
消し | 札幌記念、毎日王冠と信じられない凡走をしている。今までの安定した走りからすると負けすぎである。なかなか調子が上がってきていないのだろうか。早熟馬でピークを過ぎてしまったのかもしれない。マイルばかり走っていて距離感を忘れてしまっているのかもしれない。 | |
ロイヤルタッチ (牡5・蛯名正58) |
買い | 皐月賞2着、菊花賞2着と昨年のクラシックで実績を残している。G1実績はまあまあと言える。距離もこの馬にはベストだろう。大崩れしない安定度が魅力の馬で、有力馬が自滅すれば台頭する。 |
消し | G1連対経験があるものの、実はきさらぎ賞を勝ってからは勝ち星がない。G1連対時もそうなのだが、どうも決め手がなく勝負弱い。ラストがめちゃくちゃ甘いのである。ただでさえ決め手重視の東京コースを考えるとこの馬にはかなり苦しいと言わざる得ない。それでいて、休み明けではなおさらである。息切れする可能性が高い。 | |
ユウトウセイ (牡8・四位58) |
買い | カシオペアS優勝。連闘になるが、斤量60kgで楽勝してしまう実力はかなり凄い。もともと単なる調教と割り切っての出走で、はじめから天皇賞を狙っていたとすれば、遊んで勝ったことになる。8歳馬だが、今年の活躍はめざましいだけに、メンバーが弱い今回は十分チャンスである。距離も2000mはベストである。 |
消し | 常識的に言えば、連闘はいいとは言えない。前走が単なる叩き台ならともかく、勝ってしまうくらいだから、それなりに力を使っているはずである。疲れを残したままで好走できるほどG1は甘くない。8歳という年齢からも疲労回復はそんなに早くないと思う。宝塚記念で7着に負けているということでG1レベルの馬でないとも考えられる。 | |
ローゼンカバリー (牡5・横山典58) |
買い | H9日経賞優勝、H9AJC杯優勝、H8セントライト記念優勝とG2を3勝している実績を持つ。この実績は今回のメンバーではかなり上位にランクされる。掲示板を外したのは菊花賞の11着だけであり、安定度もそうとう高い。 |
消し | G2を3勝するも全て中山である。しかも時計のかかる馬場だったのが幸いしたと思える。現に東京では目黒記念5着と弱い相手に凡走している。G1では決定的な差をつけられており、この馬の限界を見せている。距離も中山記念で3着に負けているように、2200m以上がベストな馬である。道悪にならない限り、この馬には苦しい。 | |
マイネルブリッジ (牡6・藤原58) |
買い | 昨年の有馬記念3着が光る。しかも連闘での好走だっただけに評価できる。今年に入ってからもトップハンデの七夕賞を勝ち、G1で3着した実力を見せつけた。4歳以降4勝しているが全て2000mである。距離はベストだろう。これだけメンバーが弱ければチャンスはある。 |
消し | この馬は切れる脚がない。有馬記念3着も時計がかかる馬場に助けられたものだと思う。東京コースではかなりきついのではないか。前走も格下馬相手に5着に負けており、どうしても強い馬だと思えない。前走から間隔が開いているのも気になる。 | |
シンカイウン (牡6・南井58) |
買い | 朝日CCで重賞初制覇。しかも3馬身差の圧勝である。試金石となった前走の毎日王冠も僅差4着と好走しており、1線級でもやれることを証明した。2着3着が外国産馬だったのだから、毎日王冠組ではNO2ということになる。毎日王冠好走馬が天皇賞でもそのまま走るケースが目立つ以上、この馬にもチャンスはあると言える。 |
消し | 前走毎日王冠でのバブルとの差は決定的であった。バブルを逆転するのはかなりきつそう。しかも斤量は1kg増えるのである。バブルどころかジェニュインも1kg減ることを考えれば、毎日王冠よりは明らかに不利である。それに小倉記念3着がどうも気に入らない。ゲイリーイーグルに2馬身以上離され、イブキニュースターに競り負けた内容はかなりひどかったと言える。G1で好走できる馬ならこんなところで取りこぼさないものである。 | |
キングオブダイヤ (牡6・柴田善58) |
買い | 中山記念優勝があり、中距離ならかなりの実力を持っていることを証明している。昨年の秋に復帰してから、なかなかの快進撃を見せていた。今年の春先の時点で天皇賞に標準を絞っており、満を持しての天皇賞挑戦である。好位から差す競馬を得意としており、安定度も高い。善臣が惚れ込んだ馬である。 |
消し | 休み明けぶっつけは常識的にはマイナスである。G1でいきなり走った馬はそれなりのG1実績を持っているケースばかりである。エプソムCで3着に負けて、ちょっと底を見せてしまったようにも感じた。勝ってG1挑戦ならともかく負けての挑戦では魅力は半減となる。 | |
サイレンススズカ (牡4・河内58) |
買い | 4歳馬ながらスピードある走りを見せている。菊花賞は距離が長いという判断での挑戦であるが、ダービーの負け方からして賢明な判断だろう。前走神戸新聞杯2着も勝ちを確信して末をゆるめたところ、フクがつっこんできたものである。最後まで追っていれば、勝っていたかもしれない。そういうこともあり、鞍上が河内に乗り替わりになる。まだまだ底を見せていない未知の魅力たっぷりの馬である。レースぶりからも相当のスピード馬であると思われる。 |
消し | なんだかんだ言っても、しょせん4歳馬である。4歳馬が2年連続で連対しているが、どちらもG1馬であった。G3すら勝っていないこの馬が好走できるほど古馬陣も弱くはない。いくら2000mとはいえ、このレベルだとそれなりのスタミナが要求されるものである。ジェニュインだってダービー2着で最低限のスタミナは証明していた。ダービー8着のこの馬に最低限のスタミナがあるかかなり疑問である。 | |
イナズマタカオー (牡7・中舘58) |
買い | 重賞を3勝している実績はまあまあである。2000mという距離もベストだろう。長期休養明けから凡走が続いているが、前走は見せ場は作った。徐々に調子が上がってきているのは事実だろう。 |
消し | 毎日王冠8着から巻き返すのはかなりきつい。休養から復帰してからは掲示板すら載っていないように、絶好調時の出来ではないのだと思う。それに、重賞3勝もローカル戦ばかりである。根本的な実力も疑問である。決め手もなさそうなので東京コースも合っていない。v | |
エムアイブラン (牡6・小池58) |
買い | 芝は未知数であり、もしかしたら芝の方が合っているかもしれない。そうであれば、ダートであれだけ走るのだから、G1でも勝負になる。 |
消し | ダートでしか好走していないようでは信用できるはずがない。常識的には芝で通用しないからダートで走っていたと考えるべきである。賞金があったから記念出走するとしか思えない。 | |
クラウンシチー (牡8・後藤58) |
買い | 8歳になっても元気いっぱいである。1年以上走り続けているのに全く疲れを見せていない。年をとってズブくなっているということで、今は2000mくらいの方が合っているようだ。現に最近の連対は七夕賞だけである。東京コースも得意である。 |
消し | 今年になってからはG3で2着しかないようでは、G1で期待する方が酷である。この馬は決め手が中途半端で3・4着が多い。G3でこんなレースしかできない馬がG1で好走できるとは思えない。 | |
ホウエイコスモス (牡7・熊沢58) |
買い | オールカマー3着、京都大賞典4着とここにきて調子を上げている。今までのダートでしか好走がない実績と年齢を考えると信じられない躍進である。かなりピークに近い状態だろう。 |
消し | G2で好走しているものの連対すらできないようではG1では相手にならない。どちらも勝馬とは決定的な差をつけられており、内容もいいとは言えない。常識的にはG1で巻き返せるとは思えない。距離も明らかに短いと思える。 | |
ヤシマソヴリン (牡7・坂井58) |
買い | ナリタブライアンの菊花賞2着馬である。G1実績は実はある。1800mで好走が多いことからして、距離はほぼベストである。今年に入ってから復活の兆しを見せており、前走もオールカマー2着と好走しているので侮ってはいけない。 |
消し | この馬の古馬になってからの走りはあまり評価できない。今年に入ってから勝つこともあったが、オープン特別ばかりで重賞では凡走続きである。前走2着も4歳牝馬に圧勝されている内容では、天皇賞で大きなことが言えるはずがない。もうピークが過ぎたと見るべきだろう。 | |
グルメフロンティア (牡6・加藤58) |
買い | 中山記念4着、エプソムC5着と重賞で渋い走りをしている。前走もカブトヤマ記念で3着しており、なかなか好調であることを証明している。初めから天皇賞を狙っていたとすれば、前走は単なる調教と割り切っていたかもしれない。去年の有馬記念のマイネルブリッジのようなこともあるかもしれない。 |
消し | 重賞で連対できない実力では明らかに格不足である。いきなりG1で好走できるはずがない。それでいて連闘なんて無謀すぎる。有馬記念のマイネルブリッジだって重賞を2勝していた馬である。 |