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G2オールカマーの反省

G2オールカマーの結果
1 6-06メジロドーベル 吉田 2.16.6---35.9 482kg+10 1人気
2 8-08ヤシマソブリン 坂井 2.16.81.1/235.5 468kg-12 4人気
3 2-02ホウエイコスモス 大西 2.17.01.1/436.2 446kg-2 7人気
4 1-01インターユニーク 小野 2.17.1クビ36.0 434kg0 8人気
5 8-09バーボンカントリー 村本 2.17.1クビ36.2 484kg-4 3人気
単勝210円 枠連360円
複勝130円 190円 710円 馬連730円
予想と見解 好材料と不安材料
G2オールカマーの感想
  • どういうコメントをしていいか分からない。レベルの低いレースだったということは確かだろう。メジロドーベルが強かった!という見解が妥当なのかもしれないが、私にはそうは見えなかった。ドーベルは掛かってハナに行ってしまい、なんとか逃げ切ったが、相手が弱すぎたために逃げ切れただけだと思う。古馬G1でも好走できる馬がいたら、あっさり負けていたと思う。古馬達の方は最悪である。せっかく、ドーベルが掛かってくれたのに、潰せないのだから情けない。いくらG1馬だとはいえ、4歳牝馬に子供扱いされるのだからどうしようもない。もう少し貫禄を見せて欲しかった。今回の古馬達は、今後の重賞でもまず期待できないだろう。
  • 結果的には本命-対抗で的中したわけだが、ほとんど回収できないではあまり喜べない。展開はともかく、結果的にはG1好走馬が連対するというあまりに当然の結果となってしまったのでは仕方ない。でも1点で買えたかと言えば、やはりノーだろう。能力的にはこの2頭だろうが、不安定要素が多すぎた。どちらかを軸にすることはやはりできない。今回は赤字にならなかっただけよかったと思うしかない。
  • 勝ったのはメジロドーベルであった。相手に恵まれたとはいえ、古馬初挑戦しかも別定G2戦で圧勝してしまったのは評価しなければいけない。とんでもない能力の持ち主であることは間違いない。4歳限定牝馬戦の秋華賞なら実力上位であることは明白である。よっぽどことのない限り惨敗はないだろう。ただ、不運にも今年の4歳牝馬には、シーキングザパールとキョウエイマーチというとんでもない馬が待っているのである。ちょっとしたことで、この2頭に遅れをとることは十分考えられる。今回のように掛かってしまうようだと苦しくなる。そういう意味では、今回の勝ちがそのまま本番につながるかどうかは分からない。この馬の気性をどう判断するかは、かなり難しいと思う。まあ、一度叩かれたことで落ち着きが出るだろうし、体ももう少し絞れるだろうし、キョウエイマーチがいる以上スローペースはなさそうだから、素直に能力を信じるべきかもしれない。どっちにしろ、ライバル2頭が来週走るわけだから、その走りを見てからゆっくり考えればいいだろう。
  • 2着はヤシマソブリンであった。菊花賞2着の実績から言って、このメンバーなら当然の結果だろう。どちらかと言えば、メジロドーベルに勝てなかったことの方が問題だと思う。4歳牝馬に逃げられてしまうのだから少し情けない。けっきょく、自分で競馬を作れないというのが今のこの馬の弱いところなのだろう。今回のレース内容では今後も重賞ではあまり期待できない。もちろんG1は夢のまた夢だろう。
  • 3着はホウエイコスモスだった。まあ、がんばったとは思うが、決め手に欠けるメンバーだったのとスローペースだったのが幸いして、何とか前残りになったということだろう。実力で3着したというのとは違うと思う。前2頭には決定的な差をつけられているし、あまり評価はできない。今後もあまり期待しない方がいいだろう。
  • 4着はインターユニークであった。もともとG2大阪杯で2着したこともある馬である。このメンバーならこの着順も当然である。ただ、せめて連対するくらいでないと完全復活というにはまだまだ遠い。休み明けを叩かれてどれだけ上積みがあるか分からないので何とも言えないが、春よりは状態がよさそうなので次走は期待できるかもしれない。
  • 5着はバーボンカントリーであった。まだ4歳馬で重賞連対の実績もないことからすると仕方ない結果といえる。この馬がもう一皮むけるためには、平均ペースの逃げができないとダメだろう。スローペースだとどうしても決め手勝負となって遅れをとってしまう。まだまだ重賞で好走する器ではないのかもしれない。
  • タニノタバスコは6着であった。このメンバーなら重賞でも何とかなると思ったが、超スローペースの展開ではこの馬のスタミナを生かせない。決め手勝負となっては、この結果もやむ得ない。
  • ファッションショーは7着であった。この馬も決め手に欠けるタイプなだけに、この展開は苦しかったようだ。基本的にダートか道悪でないと好走できないということだろう。
  • アブクマポーロは8着であった。まだ中央で一戦しかしていないので原因が何か分からないが、このメンバーでこの着順では実力不足と言われても仕方ない。中央の壁には厚かったということか。
  • イブキインターハイは9着であった。ゲートからもうレースに集中していなかった。これではどうしようもない。まったくレースをしていないのだから、次走は少しは期待できるかもしれないが、もう少し様子を見た方がいいだろう。
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    参考
    G2オールカマーの予想
    結論
    馬番連勝複式で下記の馬のボックス馬券とします。
    (出走回避馬がいたら、3頭ボックスとします。)
    1. メジロドーベル
    2. ヤシマソブリン
    3. アブクマポーロ
    4. バーボンカントリー
    にへい君の見解
  • 秋競馬のスタートを思いっきり出遅れてしまいました。まあ、先は長いから後方からゆっくりとゆっくりと上がっていって、最後の直線で怒涛の追い込みをかましましょうか。ってそんなに世の中うまくいくわけがない。G1が始まる前に少しでも回収率を戻したいのだが、果たしてどうだろうか。今年はずっとそうなのだが、どうも好調の波がこない。このまま最後まで行ってしまうかもしれない。
  • 今週のオールカマーだが、G2でこれだけ弱いメンバー構成は記憶にない。先週の京王杯AHもそう思ったが、それ以上だ。これなら、夏競馬のG3の方がずっとおもしろいメンバーだった。だいたい1年以内に重賞を勝っているのはメジロドーベルだけである。そのメジロドーベルは4歳牝馬なのだから、まいってしまう。今週は一歩間違えれば大穴が出るかもしれない。
  • 私の本命はメジロドーベルである。私はこういう無謀ともいえる古馬挑戦はあまり評価しない。見るだけなら応援するが、どうしても馬券にはしたくないという思いが強くなる。安田記念のスピードワールドも私は買っていなかった。にもかかわらず、今回この馬を本命にしたのは、何と言っても「相手が弱すぎる。」からである。冒頭でも触れたが、1年以内に重賞を勝っている馬が他にいないのでは仕方ない。4歳牝馬だが、G1を2勝していることからして、とんでもない実力の馬であることは間違いない。斤量がちょっと重のが気になるが、来年以降もG1戦線で走るつもりなら、この程度の牡馬に勝てるくらいじゃないと期待はできない。ただ、休み明けという最大の問題点もこの馬には残されている。少しは成長しているとは思うが、チューリップ賞みたいなこともないとは言えない。古馬が相手だけに、ちょっとしたことで負けることは十分にあり得る。ちょっと軸にはできそうにない。ボックスで行く。
  • 対抗はヤシマソブリンにする。この馬も最近は重賞で連対できないで苦しんでいるのだが、このメンバー構成なら最大のチャンスだろう。距離延長もいいし、前走スローの展開で直線だけで5着まできているように調子もいい。まともなら連対は外してはいけない馬である。ただ、中山ではまったく実績がないのである。こういう馬場成績はけっこう信用できるものである。最近重賞では好走していないのもやはり気になる。人気になるようだと買いにくい。
  • 単穴はアブクマポーロにする。この馬も中央初出走で、芝も初めて、しかもいきなりのG2戦では、あまり高い評価は下せない。しかし、中央出走組がこんなメンバー構成では、地方で11勝しているこの馬の方がずっと魅力がある。安定度もなかなかなので、大崩れはあまりなさそうだ。初芝で爆発することも考えられるので、このメンバー構成なら消すことはできない。
  • 4番手はバーボンカントリーにする。まだ4歳馬なので、あまり信用できないのだが、古馬たちがあまりに頼りない。まだまだ本格化していないような感じもするのだが、裏を返せばまだまだ成長するということである。休み明けを一度叩かれた上積みも期待できるし、展開も他に逃げ馬がいないのでマイペースで走れそう。チャンスは十分にある。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はタニノタバスコにする。OPや準OPでは、なかなか渋い走りを見せている。阪神大賞典5着からも明らかにスタミナ馬だと思う。2200mでは距離が少し短いと私は判断した。好走しても決め手不足で連対はないと見た。ただ、これだけメンバーが弱いと分からない。この馬の決め手でも何とかなるかもしれない。
  • 6番手はファッションショーにする。去年の2着馬なので、距離コースは問題ないはずである。このメンバー構成ならチャンスはあるとは思う。しかし、最近はダートばかり走っているように、芝では底を見せている。去年のように時計のかかる馬場にならない限りは、連対はないと私は見た。
  • 7番手はインターユニークである。G2大阪杯で2着した実績を持っているのだから、まともに走ればけっこう強いとは思う。でも、休み明けは苦手なタイプだし、1週前調教もいまいちだったらしいので、今回は見送りが賢明だと判断した。2000m以下で好走しているので、2200mは少し長いと思う。
  • 8番手はイブキインターハイにする。4歳時に重賞を勝っており、今回のメンバーでは数少ない重賞ウイナーの1頭である。ただ、長期休養明けでは、かなり苦しい戦いになると思う。古馬として走るようになってからは、まったく好走していないので、完全に底を見せてしまっている感じがする。私はあまり評価していない。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    G2オールカマー出走馬
    馬名 買い&捨て
    アブクマポーロ
    (牡6・石崎57)
    買い 地方では11勝している馬である。3着以下が3回しかないという安定度もすばらしい。今回の中央勢はかなりメンバーが弱いので、チャンスは十分にある。2600mで勝っているのだから距離は大丈夫だろう。
    消し いくら地方で勝っていても中央で走るとは限らない。基本的にはレベルが違うということである。芝も初体験なので信用しづらい。とにかく未知数が多いので軸にはできない。
    ヤシマソブリン
    (牡7・坂井57)
    買い H6菊花賞2着、H6ラジオたんぱ賞優勝。4歳時はほぼ文句のない成績だった。古馬になってまったくダメだったが、最近になって復調してきた。一時の絶不調は抜け出したといえる。もともとG1連対馬である。このメンバーなら大チャンスである。
    消し 最近はオープン特別でしか好走していない。重賞ではいまいちなのである。どう考えても絶好調時の勢いはない。年齢的な衰えは否めないといえる。中山では意外と相性が悪く、7戦して連対がない。平坦コースで好走していることからして、ラストの坂道が苦手なのかもしれない。
    メジロドーベル
    (牝4・吉田55)
    買い H9オークス、H8阪神3歳牝馬S優勝、H9桜花賞2着。G1実績だけなら間違いなくNO1である。オークスを勝っているのだから距離は問題ないだろう。4歳牝馬とはいえ、これだけメンバーが弱いと十分にチャンスはある。いくら叩き台といっても、それなりに体調が良くなくては、本番の秋華賞を迎えることはできない。出走してくるなら、勝算があるということだろう。
    消し いくらG1馬とはいえ、4歳牝馬が古馬のG2で勝負するのは、非常に厳しいものがある。休み明けも苦手なタイプだけに信用しづらい。本番が秋華賞であることが明白なので、ここは単なる叩き台にすぎない。本当に勝つ気があるのか疑問である。55kgもきつい。
    バーボンカントリー
    (牡4・村本55)
    買い H8すみれS優勝。4歳限定戦だったとはいえ、2200mのOP戦で2連対している実績を持つ。距離はほぼベストと思える。特に逃げる馬がいないので、得意のスローペースで逃げ切ることは十分に考えられる。休み明けを一度叩かれた上積みもある。
    消し まだ4歳馬であるし、重賞出走経験もない。いきなりのG2で古馬初挑戦は常識的には厳しいものである。マイペースの逃げでしか好走していないので、展開が向かなければそれでジ・エンドである。持ちタイムもそれほどではない。
    タニノタバスコ
    (牡6・岡部57)
    買い 重賞では阪神大賞典5着と目黒記念7着がある。条件戦でも2300m以上で好走していることからして、完全にスタミナが豊富なタイプだろう。2200mは何とか守備範囲というところか。これだけメンバーが弱いと勝つチャンスもありそうだ。
    消し 距離が少し短い感じは否めない。決め手勝負の展開になるとちょっと苦しいだろう。OP連対実績もないのでG2ではどうしても信用しづらい。
    ファッションショー
    (牝6・柴田善55)
    買い 何と言っても去年の2着馬である。距離コースは問題ないだろう。最近は地方交流戦を中心に戦っているが、なかなか好走しているので、調子は悪くないようだ。今年はサクラローレルのような絶対的な馬がいないので、勝つチャンスもあるかもしれない。
    消し 去年2着もサクラローレルとマヤノトップガン以外は大した馬はいなかった。道悪が味方したのも否めない。スピード競馬になればかなり厳しい。6月のマーメイドSの走りを見る限りでは、重賞で好走するタイプには感じられなかった。
    ホウエイコスモス
    (牡7・大西57)
    買い 去年の交流戦東海菊花賞で勝っているので、スタミナのあるタイプだろう。道悪になるようだとチャンスはありそう。
    消し 芝では7戦して掲示板にすら載ったことがない。明らかにダート馬だろう。休み明けというのも常識的にはマイナスである。メンバーが弱いことを考えてもちょっと苦しそう。
    イブキインターハイ
    (牡6・橋本広57)
    買い H7京都4歳特別優勝、H7毎日杯2着。4歳時の実績はなかなかである。2度の長期休養があることからして、脚部不安のある馬なのだろう。こういう馬がしっかりと立て直すととんでもない走りをすることもある。マイラーズCのオースミタイクーンがそうだった。
    消し 長期休養明けというのは常識的には大幅マイナスである。好走は4歳限定戦のみという実績では、古馬G2戦では格不足と言わざる得ない。このメンバー構成でも好走は厳しそう。
    インターユニーク
    (牡7・小野57)
    買い H8大阪杯2着。2000mで好成績を残しているので、2200mなら守備範囲だろう。G2で2着している実績はこのメンバーでは上位ということになる。まともに走れば、勝つチャンスは十分にある。
    消し 休み明けは走らないタイプである。2200m以上では好走したことがないので、距離もちょっと長い感じがする。今春の走りもまったく精彩がなかった。年齢的にもうピークがすぎている馬なのかもしれない。
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