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G1有馬記念の反省

G1有馬記念の結果
1 7-14シルクジャスティス 藤田 2.34.8---37.0 464kg-2 4人気
2 2-03マーベラスサンデー 武豊 2.34.8アタマ36.8 494kg+4 1人気
3 6-12エアグルーヴ ペリエ 2.34.9クビ37.4 470kg-2 2人気
4 2-04ローゼンカバリー 田原 2.35.32.1/237.0 490kg+10 8人気
5 5-09オースミタイクーン 武幸 2.35.51.1/237.2 508kg-8 11人気
単勝810円 枠連1,070円
複勝220円 140円 150円 馬連1,240円
予想と見解 好材料と不安材料 予想成績ページへ
G1有馬記念の感想
  • 今、私は非常にショックを受けています。馬券が外れて回収率100%をキープできなかったということもありますが、基本的にはそんな問題ではありません。私のポリシーの問題です。高配当で当てたいという気持ちばかりが先行して、素直な予想になっていなかったと思います。自信を持ってジャスティスを消す、もしくは思いきってドーベルから流すというのであれば、まだ悔いはなかったと思います。ところが今回の私の予想は明らかに中途半端でした。マウンテンストーンとローゼンカバリーにもチャンスはあるとは確かに思っていましたが、まあ無理だろうなという気持ちが強かったのも確かです。最終的にこの2頭を選んでしまったのは、配当に目がくらんだと言って過言でないです。それでシルクジャスティスの強さを認めながらも、オッズを見て消すという最低のことをしてしまったのです。私はもともと強い馬は強いと素直に評価し、回収率よりも的中にこだわったスタイルのはずでした。いつから無理してでも穴狙いをするようになってしまったのだろうか。自分の予想が本当に恥ずかしくなる。別に穴狙いが悪いわけではないし、私はこれからも穴は狙っていくと思う。しかし、今回のように評価している実力馬を無理して消してまで狙わなくてはいけないものではないはずです。こんな私が回収率100%を維持できないのは当然の結果と言えます。シルクジャスティスは私に警告してくれたのだと思います。また一から出直しです。来年は自分の感性を信じ、ダメだと思えば思いきり消し、行けると思えば思いきり流し、そうでなければ素直に買うということを心がけたい。とにかく、勝っても負けても悔いの残らない予想を展開したいと思う。そうすれば、自ずと結果はついてくるでしょう。
  • 終わってみれば、牝馬は今年も連対すらできませんでした。最近では珍しく有力な牝馬が揃ったにもかかわらず、この結果なのだから、牝馬にとってこの有馬記念は本当に大きな壁であることが証明されたと言っていいでしょう。この惨敗を見て、私が強く思うことは、牝馬の距離の限界なのかな、ということである。牝馬はパワーよりも切れ味が魅力であることが多い。ところが長距離レースというのは、切れ味よりもパワーや持久力が重要なことが多く、長距離のラストで切れる脚を使うことはけっこう難しいということなのかな、というように感じる。だから牝馬は有馬記念で好走できないのかもしれない。そう言えば、春の天皇賞で牝馬が好走した記憶はまったくない。これも同じ理由といえるかもしれない。今回のエアグルーヴの走りを見る限りでは、牝馬は東京の2400mまでしか、持ち味の切れる脚を使えないということになりそうだ。もちろん私の単なる思いこみで、来年はドーベルがあっさりと勝ってしまうということもあるかもしれない。でも、今回のレースを見る限りでは、よっぽどの馬が出現しない限り、牝馬が有馬記念を制するのは難しそうだ。来年以降、私が有馬記念で牝馬を本命にすることはないだろう。でも、いつの日か牝馬が有馬記念を制するのを楽しみにしたいと思っている。
  • 勝ったのはシルクジャスティスであった。ついについに念願のG1制覇を果たした。菊花賞、ジャパンカップともに不利があっての5着と消化不良をおこしていたが、これで実力があることをきっちりと証明したわけだ。さすがに、この馬の末脚は凄い。まったくばてない末脚は、長距離でこそ生きるものなのだろう。パワーもあるので、時計のかかる馬場も何の問題もなかった。今回もっとも良かったのは、最後方待機ではなく、中団に位置できたのが大きい。外枠出走で、馬群の中に入ることなくスムーズに走れたのも良かったと思われる。そして何より藤田騎手の度胸に恐れ入る。菊花賞、ジャパンカップとインを狙ったのが裏目に出ていたのに、また大外には出さずにインを狙うのだから肝がすわっている。普通なら無難に大外に出したくなるものである。もちろん着差からして大外を回っていれば届かなかったのは言うまでもない。まさしく人馬一体の勝利である。この馬の今後であるが、このレースでスタミナを証明し、ダービーで切れ味も証明している。京都で行われる春の天皇賞は絶好の条件となる。楯を獲るのも夢ではない。来年はこの馬が中心となる予感さえしてしまう。最後にシルクの会員として、本当にうれしいG1勝利である。庶民の味方の一口馬主でもG1を狙えることが分かったことは、今後の私の一口馬主生活に夢と希望を与えてくれた。私がG1馬を持つ日も近いかもしれない。
  • 2着はマーベラスサンデーであった。負けたとはいえ、この馬も本当に強い。エアグルーヴを追わなければいけない立場だったので、早めに動くのは仕方ないことである。それで最後が甘くなってしまったのだろう。展開のアヤとしかいいようがない。宝塚記念のようにもうちょっと我慢していれば、もしくは、前半にジャスティスよりも前に位置取っていれば、勝てていたかもしれない。まあそうは言っても、武豊がああいう判断をしたのだから、あれがベストだったのだろう。そうであれば、この馬の決め手のなさがここでも出てしまったといえそうだ。この決め手不足でサクラローレルに一度も勝てなかったわけだが、すぐに若い馬が台頭してくる当たりに、この馬の不運を感じる。こういうのを実力不足というのかもしれないが、実力不足というにはあまりにかわいそうである。もう一花咲かせてほしいが、7歳となってどうだろうか。
  • 3着はエアグルーヴだった。牝馬の有馬記念制覇を狙ったが、僅差の3着と惜しい結果に終わった。とはいえ、内容的には天皇賞秋、ジャパンカップに比べて、この馬の強さを見ることはできなかった。最後までばてない末脚と勝負根性が売りのこの馬が、マーベラスサンデーにあっさりと交わされるのだから、完敗に近いと思う。敗因は疲れだと思うのが普通なんでしょうが、先ほども述べたとおり私には距離の限界を感じざる得ない。この馬の限界というより、牝馬の距離の限界である。天皇賞秋、ジャパンカップで見せた切れ味は中距離でこそ生きるものであり、長距離ではつらいのかもしれない。そうでなければ、この馬がラストでばてるなんて考えにくい。とはいえ、僅差3着には変わりはない。私の中での史上最強牝馬という評価は変わらない。来年も現役を続けるかどうかはよく分からないが、現役続行であれば来年の中距離戦線の主役になることは間違いない。そして、また有馬記念に挑戦してもらいたいものである。
  • 4着はローゼンカバリーであった。出遅れがあまりに痛かった。決め手に欠けるタイプなだけに、好位からの競馬じゃないときついのに最後方からの競馬では厳しすぎた。それで4着なのだからさすがに中山巧者である。体調もベストだったようだし、もしかしたら最初で最後のG1ゲットのチャンスだったかもしれない。だとすれば、悔やんでも悔やみきれない痛恨の出遅れである。でも、上位3頭の決め手には勝てなかったと思う。2馬身差がクビ差になっただけだろう。
  • 5着はオースミタイクーンであった。これはびっくりである。1400mの重賞を勝っている馬が、まさか2500mで掲示板に載るとは思わなかった。何が良かったのか、まったく分からない。今後もどう判断していいのか分からない。G3くらいなら2000mでも勝ってしまうのだろうか。困った馬が増えてしまった。もう歳なんで引退してもらうと非常に助かる。
  • テイエムオオアラシは6着であった。重賞2連勝中の勢いで挑戦してきたが、さすがにこれが限界だろう。G1初挑戦を考えればよくやった方だ。G1では底を見せてしまった形だが、G2G3なら実力上位であることを証明したといえる。堅実に伸びる末脚は安定度もあり、今後とも目が離せない存在になりそうだ。
  • マウンテンストーンは7着であった。私が好きな馬であるが、絶好の条件でこの着順では完全に底を見せてしまったといえる。今後、私がG1でこの馬を買うことはなくなりそうだ。でも、7着とそれなりにがんばっているわけだから、今後もG2G3クラスなら目が離せない。重賞をもう一つくらい獲ってくれるだろう。
  • メジロドーベルは8着であった。この馬がここまで大きく負けるとは思っていなかった。今までの走りを見て、私はファビラスラフインの4歳時よりも強いかもしれないと感じていた。そうであれば、有馬記念でも十分に戦えると思ったわけだが、結果はご覧のとおりである。敗因は何だったのだろうか。まず距離であろう。何度も述べているとおり、牝馬に中山の2500mは厳しすぎたのかもしれない。それに古馬の厳しい流れに慣れていなかったのも大きかったのかもしれない。そして、単に4歳牝馬のレベルが低かっただけであり、私が勝手に高く評価してしまっただけなのかもしれない。どれが一番の理由かは現時点では分からない。今後のレースを見なくては何とも言えない。だけど、8着という着順を考えると距離の壁は感じずにはいられない。今後は中距離路線でがんばった方がいいような気がする。
  • タイキブリザードは9着であった。もうこれは疲れがたまっていたとしか思えない。これで引退だし、特に批評することもないだろう。惜敗続きだったこの馬が安田記念で念願のG1制覇を果たしたこと、2度の海外遠征を慣行したこと、実績の割には日本のファンのハートをつかんだ馬であった。今後は種牡馬としてがんばってほしい。
  • ダンスパートナーは14着であった。この馬も引退レースだったわけだが、終始この馬らしさが見られなかった。何か事故でもあったのではないか、と思ったくらいである。特に何も無かったようなので本当によかった。ホクトベガのこともあるわけだし、最後で事故なんて悲しすぎる。無事で何よりである。いい仔を産んでほしいものである。
  • まあ、こんなところでしょう。今年1年本当に応援ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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    参考
    G1有馬記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 3-4-12-13-15(BOX)
    1. メジロドーベル
    2. マーベラスサンデー
    3. エアグルーヴ
    4. ローゼンカバリー
    5. マウンテンストーン

    にへい君の見解
  • ついに今年も最後となりました。もちろんラストを飾るのは、グランプリ有馬記念である。今年G1で好走した馬が一挙に集まるのだから、そのレベルの高さは最高格と言えるはずである。ところが、このレースは意外とレベルが高くならない。なぜならば、基本的に有馬記念だけを目標とする馬はほとんどおらず、古馬であれば天皇賞、ジャパンカップに、4歳馬であれば菊花賞、秋華賞に標準を絞るため、どうしても調子下降という状況の中でのレースとなるのである。そういう観点から見れば、最も調子のいい馬を買えばいいわけなのだが、そのために実力上位の馬を消すことはかなりの度胸を要するものである。疲れているかどうかなんて、基本的に分かるわけがないのだから当然のことである。結局、実力上位の馬が人気になるのだが、その実力馬が信じられない凡走をかましてしまうことはめずらしくない。夢を買うならともかく、当てにいくのであればそれなりの割り切りが必要となるだろう。
  • 今回のメンバーを見てみると、実力上位と思われる馬が2頭いる。エアグルーヴとマーベラスサンデーである。体調万全なら文句なくこの2頭が中心となる。ところが、この2頭は大きな不安材料を抱えている。エアグルーヴは連戦の疲れであり、マーベラスサンデーは骨折休養明けである。この状況で、この2頭を中心と考えるのはかなり危険だと思われる。だからと言って、上記の理由だけで体調が万全でないという根拠にはなり得ない。この2頭が実力を出せるのかどうかというのが、今回の最大のポイントとなるであろう。ここで実力を出せない可能性が大だと判断すれば、もちろん穴馬を探すことになる。そうなると次に、実力のある4歳馬か、G2レベル以下の古馬か、を選択することになるだろう。もちろん、どっちが強いかなんて対戦していないのだから分からない。ここでも難しい選択をすることになる。本当に難解なレースとなった。逆に言えば、「おもしろくなった。」ということであるのだが。
  • 私の本命◎はメジロドーベルである。有馬記念での最大のポイントは馬の調子である。先ほど述べたとおり、グルーヴとマーベラスが絶好の状態であるとは考えにくい。そうであれば、絶好調と考えられ、なおかつ、グルーヴとマーベラスを一蹴できる力を秘めている馬を本命にするのが、ベストだと私は考えた。その1番手はドーベルなのである。秋華賞、オークスと圧勝し、4歳牝馬とは思えない走りを披露しており、これなら古馬G1でもそのまま通じると思う。去年のジャパンカップで2着したファビラスラフインを想い出せば、4歳だから牝馬だから評価しないというのはナンセンスであるといえる。秋華賞から少し間隔が開いたが、詰まっているよりはずっといい。疲れているということはまずないだろう。それよりも、秋華賞を圧勝した後に、エリザベスを回避して有馬記念1本に絞ったことで、陣営の有馬に対する意気込みが感じられる。普通であれば、多少調子が戻っていなくても、相手が弱いエリザベスで勝負するものである。あくまで有馬にこだわった最大の理由は、この馬の絶対能力の高さを信じたからに他ならないと私は思っている。私はマイルCSでキョウエイマーチを本命にしたが、その理由の一つとして、メジロドーベルを桜花賞で敗った馬だから、というのがあった。そのキョウエイマーチがマイルCSでは私の想像以上の走りをして、その実力を古馬に見せつけた。メジロドーベルの能力の高さを前提にした予想だったわけで、その私の判断は間違ってなかったのである。それはつまり、メジロドーベルの能力の高さも同時に肯定されたと考えていい。この馬は私が見た中では最高の4歳牝馬である。さらに、メジロの馬は伝統的にスタミナが半端ではない。メジロブライトのステイヤーズS圧勝を見ても明白である。オークスでは2着に2馬身、3着に5馬身、4着には8馬身離しているのだから、そのスタミナの豊富さがよく分かる。スピードの絶対値も高いために、中距離でも楽勝しているが、スタミナも生かせる長距離でこそ本当の力を発揮できると私は思っている。4歳牝馬が有馬記念制覇!というのをぜひ見せてほしいし、この馬にはその資質があるはずである。
  • ただ、絶好調のグルーヴとマーベラスに勝てるのか?と聞かれると「もちろん」とは言いにくい。「勝てるかもしないが、負けるかもしれない。」という答えになる。あくまでも、どちらか1頭は完調ではないだろうということを前提にした本命だということである。それに、掛かりやすい気性が心配である。スローペースが予想されるだけに、中団で我慢できるかがポイントになる。我慢できずに先頭に行けば、それで終わりだろう。オールカマーとはメンバーが3枚くらい上なので、逃げ切るのはまず無理である。ちょっと軸にはできそうにない。無難にボックスでいかせていただく。
  • 対抗○はマーベラスサンデーにする。長期休み明けではあるが、連戦で疲れているよりは、ちゃんと走ってくれそうな気がするということで、この評価にした。去年の有馬記念から今年の宝塚記念までの走りを見ても、そのレベルの高さは一目瞭然である。サクラローレルとマヤノトップガンが引退してしまった以上、実力を出し切れるなら連対は外さないというより、連対を外せないと言える。つまりは、休み明けがどのくらい影響するかだけだということである。しかし、こればかりは分からないとしかいいようがない。体はできていても、内面が走る気になっていないことも十分に考えられる。骨折休み明けの馬を本命にすることは私にはどうしてもできない。でも安定度はかなり高そうだから、冷静にみればこの馬を本命にするべきなのかもしれない。
  • 単穴▲はエアグルーヴにする。天皇賞秋でバブルガムフェローをねじ伏せ、ジャパンカップでも日本No1を強烈にアピールした。今年の秋のG1戦線の主役ともいえる存在である。これだけの馬を本命にしないのは、やはり連戦の疲れを心配しているからである。過去の実力馬もジャパンカップで力つき、有馬では凡走してしまうことがあまりに多い。オグリキャップ、トウカイテイオー、レガシーワールド、ヒシアマゾン、ファビラスラフインなどがそれである。連続連対を果たしたのは、タマモクロスくらいである。外国の実力馬と戦うのだから、その消耗度は他のレースの比ではないことは容易に推測できる。そうであれば、やはりグルーヴにも目に見えない疲れが残っていると考えるのが自然である。思いきって消すということも考えた。でも、実力のある馬をこんな理由で消すのはあまり好きではない。出走してくる以上は、ベストの状態だと信じたいものである。ちなみに、2500mは長すぎるのではないかという懸念も実は持っている。この馬の切れ味は、中距離でこそ生きるのであり、中山の2500mではその切れ味が鈍るような気がするのである。私が評価を下げた理由の一つである。
  • 4番手△はローゼンカバリーにする。切れ味よりもパワー重視の中山コースでこその馬である。しかもベストといえる2500mである。さらに叩かれ3戦目で体調は今年最高のデキだと思われる。条件面はほぼ揃ったと言える。あとは、根本的な実力の問題だけである。グルーヴとマーベラスの体調に?がつくだけに、自滅してもらえるならばチャンスが出てくる。4歳馬には負けたくないという気持ちもあるだろうし、ここで勝てないのであれば、これがこの馬の限界だと言っていい。他力本願が前提であるのはつらいが、この馬にとっては最大のチャンスなので買うことにした。
  • 5番手△はマウンテンストーンにする。はっきり言います。私はこの馬が好きなんです。有馬記念に出てこないかなあと思っていたので、本当にうれしい。この馬がもしG1を獲るならば、このレースしかないと思っていたからである。スタミナがかなりあるタイプなので、パワー重視の中山2500mでこそ本領発揮となる。有力馬が体調面に?である今回なら、チャンスは十分にあると私は思っている。ただ、今までの実績からは大きなことはとても言えない。いくらスタミナがあってもスピードがなければG1ではあまりに苦しい。でもG1好走がないのに私のハートをつかんでいるのは、唯一この馬だけである。なるべく応援したと思っていたこと、ほとんど人気がないこともあり買うことにした。
  • 結局この5頭で勝負することにした。シルクジャスティスを消すことにしたのは非常に残念であるが、最後の有馬記念ぐらい「良馬くんと悪馬ちゃん」をそのままぶつけてみたいと思ったわけである。今回私が良馬くんに指名したローゼンカバリーとマウンテンストーンに全てを賭けたということである。別にやけくそになっているわけではない。十分に可能性があるとの判断であることを理解してもらいたい。きっとやってくれるはずだ。
  • 6番手はシルクジャスティスである。ここ2戦は5着ともう一つの結果だったが、多少の不利があったのも事実であり、まともに走れればもっとがんばれたはずである。ダービーで最後方から追い込んで2着しているほどの末脚をもっている馬である。安定度は期待できないものの、強烈な決め手は大きな武器となる。上位3頭も並ぶ間もなく抜き去ってしまうような追い込みを一番恐れているはずであり、上位3頭を実力で抜き去るとすれば、この馬しか考えられない。それに、何となくだが、この馬はスタミナがかなりあると思う。上がり34秒台は考えにくい中山の2500mでこそ、この馬の末脚が最大限に発揮できるような気がするのである。しかし、それは体調がベストであればの話である。菊花賞から中2周でジャパンカップを使ったことで、疲れがかなり心配である。ジャパンカップ直後は疲れを理由に休ませるつもりだったのだから、本当に疲れがとれたのか半信半疑である。やはりローテーションはマイナスと考えるべきであろう。そういうこともあり、強烈な決め手は今回は不発に終わるような気がしている。それに、いつものように直線まで最後方にいるようだと先頭までは届かないと思う。ある程度早めに仕掛けないと、またまた5着ということになりそうなので、安定度も期待できない。シルクの馬なので買いたいと思っていたが、配当も考えて今回は見送ることにした。そうは言っても、やっぱりこの馬の豪脚はめちゃくちゃ恐い。これで連対したら悔いが残るかもしれない。
  • 7番手はテイエムオオアラシにする。カブトヤマ記念、福島記念と重賞2連勝と勢いは一番かもしれない。有馬記念はとにかく体調だと言われているだけに、勢いだけでも何とかなりそうだ。血統的に距離延長も問題ないようだから、さらなる上昇も考えられる。でも、ローカル重賞だけでは何とも頼りない。実力の違いを見せつけられて終わりそうだ。
  • 8番手はダンスパートナーにする。冷静に考えると、メジロドーベルを評価するならこの馬も評価しなければいけないはずである。なぜなら、ドーベル同様、ローテーション的に体調は万全だと思われるからである。間隔が開きすぎていない分、ドーベルより高く評価してもおかしくないとも言える。古馬戦線で安定した結果を残しているのだから、かえって信用できるかもしれない。有力馬の自滅により、この馬が台頭することは十分に考えられるのである。でも、2500mはちょっと長いような気がしてならない。それにG2でも勝ちきれないし、前走も負けていることからすると、やっぱり好走で終わるように感じる。まだまだ底を見せていないドーベルとは評価が大きく変わってしまうのはやむ得ないと判断する。
  • 9番手はタイキブリザードにする。一昨年有馬記念で2着している馬が安田記念というスピードレースを制しているのだから、この馬の能力の高さはかなりのものである。しかも2年連続で海外挑戦しているのだからなおさらである。本来ならこんな評価にするべき馬ではない。それでも私は宝塚記念4着がどうしても気に入らない。長距離ではもう走れない体になってしまったのではないか。それに、海外帰りの疲れはそう簡単にはとれないだろう。ジャパンカップ組よりも疲れが残っているような気がする。私はどうしても買う気になれない。ここで連対するようだと、脱帽するしかない。
  • 10番手はサンデーブランチにする。昨年の宝塚記念2着の馬であり、まったく戦えない馬ではないだろう。長期休み明けを一度叩かれたことで大きく上昇する可能性は高い。侮れない馬である。でも私はまり魅力を感じない。宝塚記念2着もマヤノトップガンには決定的な差をつけられているし、その他のメンバーも大したことはなかった。体調云々よりも根本的な実力に疑問を持っている。
  • 11番手はマイネルブリッジにする。去年3着の実績はどうも不気味である。実は距離コースなどの条件がベストなのかもしれない。でも、去年の好走は極端に時計のかかる馬場が幸いしたものである。今の馬場で去年より順位を上げようというのは、かなり難しそうである。今年は好走できないと私は思う。
  • とりあえずは、こんなもんでしょう。
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    G1有馬記念出走馬
    馬名 買い&消し
    エアグルーヴ
    (牝5・ペリエ55)
    買い 天皇賞秋でバブルガムフェローを力でねじ伏せ、超1流であることを証明した。続くジャパンカップは2着に敗れたものの、バブルガムを天皇賞同様に力でねじ伏せており、今秋の長距離G1の主役であることを印象づけた。もちろん人気投票も堂々の1位である。とにかくレース内容が強い。好位からしっかりと伸びる末脚は、まったく危なげがない。並ばれてからの勝負根性も凄い。天皇賞ではバブルガムを競り落とし、ジャパンカップでもゴール直前に差し返しているのだから恐れ入る。疲れが心配ではあるが、ここまで常識をクリアしてきた馬である。ここも簡単にクリアしても何の不思議もない。伝説をまた一つ作ってしまうのだろうか。
    消し 最大のポイントは体調が維持できているかどうかである。天皇賞、ジャパンカップと消耗の激しいレースをしてきただけに、疲れが残っていそうだというより、残っている方が自然である。過去の傾向から見ても、天皇賞かジャパンカップで連対した馬は、有馬記念では恐ろしいほど凡走している。これらは激走の反動が出たものだと考えていい。ここ10年でジャパンカップから連続連対したのは、あのタマモクロスだけである。ジャパンカップ激走の疲れは半端じゃないことがよく分かる。4歳時はかなり疲れやすい体質の馬であっただけに、成長したといってもかなり心配である。それに加え、鞍上乗替も痛い。騎乗経験のあるペリエが乗るのは幸いだったが、武豊が乗らないのはやはりマイナスである。さらに距離経験は2400mまでで、実は2500mは初めてであり、中山も初めてなのである。今秋NO1ホースにしては、不安材料がちょっと多い感じがする。
    マーベラスサンデー
    (牡6・武豊56)
    買い 昨秋から今春にかけて長距離G1を引っ張った3強の最後の1頭である。ローレルとトップガン以外には負けられないということで、念願のG1制覇を宝塚記念で果たした。バブルガムフェローをきっちりと差すという強い競馬であり、実力の違いを見せつけた。もちろん、ここもローレルとトップガンがいない以上は負けるわけにはいかない。宝塚記念を勝ち、天皇賞春でも強い競馬で3着していることからして2500mはベストに近い距離といえる。崩れない安定度が魅力の馬であるが、だからといって決め手がないわけではない。何度も言うが、今までは相手が悪かっただけなのである。武豊が今秋No1ホースのエアグルーヴをけって、この馬を選んだことでも、この馬の強さが窺える。
    消し 5カ月以上の休み明け、しかも骨折明けというのは、あまりに大きい不安材料である。過去に休み明けでこのレースを制したのは、あのトウカイテイオーくらいである。3強で常に3番手であったこの馬が、この壁を打ち破ることはできるのだろうか。レース勘というのは意外と重要なものであり、レースを想い出すうちにレースが終わっているということも十分に考えられる。休み明けよりは一度叩いた方がいいに決まっているのに、叩けなかったということは、基本的にはぎりぎり間にあったということになる。
    タイキブリザード
    (牡7・ロバーツ56)
    買い H9安田記念優勝、H8安田記念2着、H7宝塚記念2着、H7有馬記念2着。今年の安田記念で念願のG1制覇を果たした。今年はマイル戦線で活躍したが、一昨年の有馬記念2着の実績からも距離コースとも問題になるはずがない。この馬の魅力は何と言っても海外の経験である。現役日本馬では唯一ブリダーズカップに出走している馬である。しかも2年連続である。それだけで十分にこの馬の能力の高さが分かる。海外で戦った馬に比べれば、日本の馬など子供みたいなものである。日本では4着を外したことはなく、安定度が高いのも魅力の一つである。
    消し アメリカから帰ってきて、まだ1カ月ちょっとである。激しいレースを2戦した後だけに、その疲れが心配である。日本での連戦でも疲れがたまるのに、長距離輸送の後ではなおさらである。一昨年の有馬記念で2着しているものの、最近の好走は短距離ばかりである。宝塚記念で4着に負けていることからしても、長距離ではもう一つ信用しづらくなっている。宝塚記念では掛かり気味で先行してしまい、ラストが甘くなってしまったようである。今のこの馬に2500mをこなせるかは、かなり疑問だと言わざる得ない。
    メジロドーベル
    (牝4・吉田豊53)
    買い オークス優勝、秋華賞優勝、阪神3歳牝馬S優勝。すでにG1を3勝している実績からも、文句なく4歳牝馬No1である。しかも、勝ったG1はすべて圧勝である。桜花賞では2着に敗れたものの、マイルCS2着のキョウエイマーチが相手ではやむ得ない。オールカマーで古馬G2をすでに勝っているのも頼もしい。まだまだ底を見せていないだけに、どこまで強いか見当もつかない。4歳牝馬としては、史上最強の強さだと言っても過言ではないと思う。ローテンションが少し開いたが、詰まるよりはずっといい。少なくても連戦続きの有力馬よりは、万全の状態での出走になるはずだ。メジロの馬だから距離延長は問題ないだろう。
    消し しょせん4歳牝馬である。オールカマーで古馬を一蹴しているが、相手が弱すぎた。1流古馬相手では、実力の違いを見せつけられるかもしれない。距離も初めてなので、大丈夫だとは言い切れない。オールカマーで逃げてしまったように、掛かりやすい気性である。超スローペースの展開になった時に我慢できない可能性がある。それで2500mを走りきるのは厳しい。
    シルクジャスティス
    (牡4・藤田55)
    買い ダービー2着、京都大賞典優勝。京都大賞典を勝ち、ジャパンカップでも僅差の5着とがんばっており、古馬とも十分に戦えることを証明している。常に34秒台で追い込んでくる末脚は、かなりの迫力である。ここ2戦は多少の不利があり、実力を出し切れずに終わっている。ダービーでメジロブライトすら差し切っている実力からして、本来の力さえ出し切れれば勝つチャンスもある。今回は直線の短い中山コースなので、早めに仕掛けてくると考えられる。そうであれば、不利を受ける可能性はかなり低くなる。スタミナもかなりありそうなので、早く仕掛けてもそんなにはばてないと思う。G1勝ちこそないが、メジロライアンだってダービー2着の実績だけで連対を果たしている。この馬にも資格は十分である。
    消し 不利があったとはいえ、連続5着はあまり評価できない。不利が嫌ならば、好位から競馬をすすめるべきである。それができないということは、それだけの実力しかないということになるのである。それに、まともに走れたならば勝っていたという保証はどこにもない。つまりはG1で勝てるほどの器かどうか何とも言えないのである。長くいい脚を使うタイプなので直線が短いのはやはりマイナスだろう。今までと作戦を変えないのであれば、ちょっと届きそうにない。それに連戦の疲れも心配である。ジャパンカップでは疲れが見え隠れするシーンがけっこうあったようである。
    ダンスパートナー
    (牝6・河内54)
    買い H7オークス優勝、H8エリザベス女王杯優勝。前走エリザベス女王杯で2着に敗れたが、直線でちょっともたついたのが敗因といえる。あれがなければ、勝っていたかもしれない。必ず伸びてくる安定した末脚が魅力の馬であり、惨敗は考えにくい。今年は勝ち星はないものの、去年よりも内容は強くなっており、充実の6歳という印象が強い。ローテーションは有力馬の中ではベストだろう。体調の良さで疲れている有力馬を一蹴したいところだ。
    消し 混合G1では連対すら果たしたことがない。連対はすべて牝馬限定戦なのである。牝馬相手だと強い競馬をするのだが、牡馬相手だとどうしても決め手がなくなる。これがこの馬の限界ということなのかもしれない。6歳になって充実してきた感じはするが、前走あれだけのことで2着に負けてしまうようでは、牡馬を逆転するまでには強くなっていないと思える。有力馬の自滅を待つだけではあまりに厳しいといえる。
    マイネルマックス
    (牡4・佐藤哲55)
    買い H8朝日杯3歳S優勝。当時は重賞3連勝でG1を制覇しており、素質の高さを見せてつけた。体調不良なのに無理無理ダービーを走った春の実績は度外視していい。今秋も初戦は惨敗したもののマイルCSでは6着とそれなりにがんばった。血統的には2000m以上でこその馬だと思われ、距離延長でさらに着順を上げる可能性もある。これでもG1馬であり、まったく戦えないわけではないだろう。
    消し なんだかんだ言っても、4歳になってからは掲示板にすら載ったことがないのである。有馬記念で好走するつもりなら1度くらいは好走してもらいたいところだ。距離にしても実績がないわけだから半信半疑だし、たとえ能力的に合っていても初距離で馬がとまどう可能性が高そうだ。朝日杯3歳S優勝も私が見た中では最もレベルが低いレースだったように感じる。どうも根本的に実力があまりないように感じる。
    ローゼンカバリー
    (牡6・横山典57)
    買い H8日経賞優勝、H8アメリカJCC優勝、H7セントライト記念優勝。中山でG2を3勝している実績は驚異の存在である。中山コースが得意というより、時計のかかる馬場を得意としているというべきだろう。去年ほどはひどくないようだが、他の馬場に比べると時計がかかる馬場であり、この馬にとっては最高の舞台と思える。これで雨が降ればさらに期待が膨らむ。スタミナのある馬なので2500mという距離もいい。前走前々走はスピード重視だったので手も足も出なかったが、中山の2500mはスタミナも必要不可欠である。叩かれ3戦目ということもあり、条件はすべて揃ったといえる。
    消し G2を3勝している実績はあるが、G1ではいいところなく終わっている。ちょっとG1の器ではないように感じられる。それに目黒記念で格下馬を相手に5着に負けるなど、どうも安定度もない。中山得意も極端に時計のかかる馬場に助けられただけだと判断すべきである。今年の馬場は去年ほどじゃないから、再びスピード不足を露呈して終わりそうだ。
    オースミタイクーン
    (牡7・武幸56)
    買い H9マイラーズC優勝、H9セントウルS優勝。今年になってから重賞を2勝して、良血を開花させた。いつ走るか分からない大駆けタイプの馬なので注意は必要だ。過去にマイラーのダイユウサクが勝ってしまったこともあるので、展開次第では分からない。
    消し 2000m以上での実績はない。経験がないのであれば少しは期待するが、2度走って2度とも惨敗なのだから適性がないと見ていいだろう。重賞2勝も相手が弱かった時のものであり、G1レベルの馬には見えないので、ちょっと好走も厳しそうだ。
    テイエムオオアラシ
    (牡5・土肥57)
    買い カブトヤマ記念優勝、福島記念優勝。現在4連勝中しかも重賞2連勝中と勢いはかなり感じる。去年福島記念2着のマイネルブリッジが3着したり、数年前にレッツゴーターキンが福島帰りで天皇賞を勝ってしまったり、福島帰りの馬は意外と侮れないのである。前走前々走ともきっちりと差し切るという強い競馬をしていた。勝負根性がすばらしく叩き合いには強そうだ。血統的に距離延長も問題ないだろう。
    消し 常識的に、福島で僅差のレースをしているくらいでは高い評価はできない。やはりG1とローカルG3ではレベルが違いすぎると見るのが一般的である。実力の違いを見せつけられて終わって当たり前なのである。距離も2200mまでしか経験していないので半信半疑である。
    アロハドリーム
    (牡5・加藤57)
    買い H9中京記念優勝、H9函館記念優勝。今年になって重賞を2勝して本格化した。G2の札幌記念でエアグルーヴ、エリモシックの後のG1馬を相手に3着した実績もあり、単なるローカル重賞ウイナーでないことがよく分かる。ちなみにこの時ジェニュインに勝っている。
    消し 6勝すべてが2000m戦である。どう考えても2000mでこその馬である。2500mは明らかに長いと思われる。それに前走福島記念で14着に惨敗しているのは問題である。いくら馬場が悪くても、相手が相手なだけに掲示板は外してほしくなかった。かなり気性に問題がある馬だと思われ、ちょっとしたことで走るのをやめてしまいそうだ。まあ、ローカル重賞しか勝っていない実績では、根本的な実力の方にも期待できそうにないが。
    カネツクロス
    (牡7・的場56)
    買い H7鳴尾記念優勝、H8アメリカJCC優勝。これでもG2を2勝している実力の持ち主である。先行して押し切るという馬であり、スタミナがあるタイプだと思われる。2500mで奇跡の復活を目指す。
    消し 去年の毎日王冠で4着して以来、掲示板にすら載っていない。もう終わってしまった感じが強い。前走愛知杯で殿負けを喫しており、中1週で大化けするとは思えない。
    マイネルブリッジ
    (牡6・藤原56)
    買い H9七夕賞優勝、H7福島記念優勝、H7NHK杯優勝。何と言っても、去年の3着馬である。もう少しでマーベラスサンデーを交わすところであった。距離コースとは問題にならないだろう。去年も大した実績もないのに大化けをかましているので、今回も近走を参考にしてはいけない。何をしでかすか分からない馬である。
    消し 前走も福島記念で3着に負けているようにG1で好走できるタイプとは思えない。去年の3着は極端に時計のかかる馬場だったのが幸いした。今年の馬場は去年ほどではないので、スピード不足となりそうだ。スローペースの決め手不足になるとかなりきつい。距離適正も基本的には2000mがベストだと思われ、多少長い。
    マウンテンストーン
    (牡5・蛯名正57)
    買い H8青葉賞優勝。菊花賞6着があるようにスタミナがかなりあるタイプである。この時は上がりだけの勝負となり、スタミナ重視のこの馬にはきつかった。それで6着なら上出来である。その後も、距離不足や超スローペースでの決め手勝負に屈してきた。つまりは、この馬の良さが出ていなかったのである。中山の2500mという舞台は、この馬にとっては好条件である。前走1800mよりは格段に距離適性はある。さすがにG1だから極端にスローになることもないだろう。まくり気味でスタミナ勝負に持っていけば、チャンスはある。休み明けを一度叩かれて調子が急上昇しているのもいい。とにかくスタミナはかなりある馬なのである。
    消し 4歳重賞しか勝っていない実績では明らかに格不足である。スタミナがあるのはいいことだが、G1ではスピードは必要不可欠である。どんなに距離が長くなろうと、ラストの決め手がなければ連対は難しい。それがG1レベルというものである。日経賞でローゼンカバリーに負けているのも気になる。カバリーに勝てない馬が、さらに強い馬に勝つのは考えにくい。
    サンデーブランチ
    (牡6・熊沢56)
    買い H8宝塚記念2着。この時ダンスパートナーを敗っており、G1でも戦えることを証明した。長期休み明けを4着とまずまずのスタートを切り、叩かれた上積みでさらに上昇しているはずである。宝塚記念のデキにさえ戻れば、勝ち負けとなるであろう。G1で好走した経験もない馬よりはずっと信用できる。
    消し 宝塚記念2着もマヤノトップガン以外は大したメンバーではなかった。ダンスパートナーもに僅差で勝ったくらいでは、あまり高い評価はできない。2500mも初めてなので距離適正にも半信半疑となる。休み明けぶっつけよりはましだが、1年以上休んだ馬が一度叩かれたくらいでG1レベルまで体調が上がるとは思えない。
    インターユニーク
    (牡7・小野56)
    買い 前走ディセンバーSで4馬身差で圧勝しているのは好材料である。勢いはかなり感じる。大阪杯2着の実績もあるわけだから、まったく重賞実績がないわけではない。去年もディセンバーS3着のマイネルブリッジが3着しているわけだから、この馬にだってチャンスはあるだろう。今の中山馬場で好走しているというコース適性も大きな魅力である。
    消し 前走圧勝もオープン特別であり、G1の裏付けとするにはちょっと格が足りない。実際のメンバーも大したことはなかった。相手が弱いと好走するが、相手が強いと惨敗するといった傾向が強いようである。それにカブトヤマ記念で10着に負けたように安定度も低いように感じる。もう底を見せてしまった感じがするので、大化けはちょっと期待できそうにない。
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