G1日本ダービーの結果
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結論 |
馬番連勝複式 1-5-12-15(BOX)
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馬名 | 買い&捨て | |
サニーブライアン (牡4・大西57) |
買い | 皐月賞優勝。皐月賞の走りは見事だったとしかいいようがない。今回も同じように、スタミナ重視の大まくりをかませばおもしろい。この馬のばてないロングスパートについてこれる馬がいるだろうか。距離がさらに延びることは、スタミナ重視のこの馬にはプラスになる。仕掛けどころさえ間違わなければ、2冠も夢ではない。 |
消し | 前走はノーマークの逃げがはまったという見方が妥当だろう。今度は有力馬が徹底マークするだろうから、展開的にかなり苦しくなる。中山の時計のかかる馬場が合っていたということもいえるので、東京の軽い馬場にも苦しみそう。さすがに今回逃げ切るのは厳しそう。 | |
シルクライトニング (牡4・安田富57) |
買い | 皐月賞2着。 2000mに距離が延びて大化けしている。さらに距離が延びることでもっと良くなりそう。中山であれだけの決め手を見せたのだから、東京ではもっと切れるのでは。中団からレースをすすめられるのも強みである。未だに3着を外していないという安定した走りからは、大崩することは考えにくい。 |
消し | 若葉S、皐月賞と好走したが、時計のかかる馬場が良かっただけという見方もできる。東京の軽い馬場で同じ走りができるかは分からない。500万の時はいつも2着と決め手不足な馬だった。決め手重視の東京コースでは不安が残る。 | |
フジヤマビザン (牡4・村本57) |
買い | 皐月賞3着。青葉賞2着。 とにかく先行してしぶとい馬である。前走東京の軽い馬場でも好走したことで、根本的な能力もあることを証明した。平均ペースのスタミナ先行馬有利の展開になれば、けっこう楽しめるのではないか。 |
消し | 前走でトキオエクセレントに負けているのをどう判断するかが問題である。この馬に負けているようでは、軽い馬場は厳しいという見方もできる。どっちにしろ決め手勝負で負けたのだから、本番もあまり期待できないといえる。中山ですら粘れなかったのに、東京で粘れるとは考えにくい。 | |
メジロブライト (牡4・松永幹57) |
買い | 皐月賞4着。 共同通信杯を1.47.5という好時計で勝っている。しかも、直線だけの競馬での話である。皐月賞4着は、小回りコースに時計のかかる馬場が合わなかっただけである。それでも、上がりのタイムだけなら、メンバーでダントツだったはず。直線の長い東京コースに替われば、この馬の良さが生きるはずである。ラジオたんぱ3歳Sで圧勝している実績から言っても、距離延長はプラスだろう。とにかく、能力だけなら間違いなくNO1の馬である。 |
消し | 最後方からしかレースをすすめないのが気になる。G2G3ではなんとかなったが、はたしてダービーで同じことができるだろうか。追い込むも届かないという危険は大いにある。スプリングSと皐月賞で負けたことで、ずば抜けた存在ではなくなっている。乗り方を少し間違えただけで命とりになる。自在性がないのは、それだけでマイナスなのである。 | |
トキオエクセレント (牡4・吉田57) |
買い | 青葉賞優勝。 現在OP、G3と2連勝中である。勢いがかなりある馬である。東京では3勝しており、連対を外したこともない。軽い馬場が合っている馬なのだろう。前走皐月賞3着のフジヤマビザンに勝ったことで、G1でも十分通用することを証明した。同じ条件の重賞を勝っていることは、大きなプラス材料である。大負けすることは考えにくい。 |
消し | 前走の勝ちもタイムがいただけない。こんな遅いタイムでは他の有力馬より強いとは言いにくい。メンバーに恵まれただけと思える。確かにフジヤマビザンを下しているが。決め手の差である。もっと、スタミナ重視の上がりのかかる競馬になったら、同じ結果になるだろうか。レベルの高い競馬では好走していないだけに、信用するのもこわいものがある。 | |
スリーファイト (牡4・小野57) |
買い | 青葉賞3着。 休み明けを1度叩かれたのがよかったのか、1勝馬の身でありながら3着に食い込んだ。距離が長くなるにつれて成績が良くなっているので、長い距離が合っているのだろう。追い込んできたことで、決め手勝負も苦手ではなさそう。 |
消し | なんとか権利をとったものの、連対馬以外は500万クラスの馬ばかりだった。メンバーがあまりに弱すぎたという見方が妥当だと思う。まだ1勝馬だし、初勝利まで5戦していることを考えると、G1でとやかく言えるレベルではないと思う。 | |
サイレンススズカ (牡4・上村57) |
買い | プリンシバルS優勝。 2200mで完勝したことで距離の不安はほとんど無くなった。経験もそれなりに積んだので、今度こそは不安なくレースにのぞめるだろう。東京コースを経験したのもプラスである。調教などのスピードはけた外れらしいので、自分の競馬さえできればかなり強い馬かもしれない。能力的な底を見せていないだけに、未知の魅力はある。 |
消し | 新馬、500万は圧勝だったが、前走の勝ち方はクビ差というきわどいものだった。ずば抜けて強いというわけではなさそうだ。弥生賞で気性の悪いところを見せた前科もあるので、どこまで信用していいか分からない。前走は先行策でうまくいったが、本番での先行策はどうだろうか。相手が一気に強化されるだけに前での競馬は厳しいのではないか。 | |
マチカネフクキタル (牡4・柴田善57) |
買い | プリンシバルS2着。 前々走500万クラスとはいえ1800mで1.46.4という好タイムで走っている。レコード続出の京都でのタイムだが、いちおうメンバーNO1の持ち時計となる。それを証明するように、前走ランニングゲイルを敗って2着を確保した。東京コース、距離とも問題ないことを証明したことにもなる。本番でもなかなかやりそうな感じがする。 |
消し | 前走サイレンススズカに負けたことで、底を見せてしまった感じがする。少なくてもスズカには本番でも勝てそうにない。展開も厳しい流れではなかったので、本番の流れに対応できるかどうか疑問である。とにかく、魅力的な内容ではないように私は感じた。 | |
マイネルマックス (牡4・佐藤哲57) |
買い | 朝日杯3歳S優勝。何と言っても3歳チャンピオンである。実力がないはずがない。この馬の良さは、競り合いに強い勝負根性だと思う。叩き合いになれば強さを発揮しそう。前走13着も長期休養明けでは仕方ない。しかも、相手は充実した外国産馬たちである。もともとダービーを狙ってのレースだったのだから当然の結果といえる。朝日杯の走りからもスピードというよりはスタミナのありそうなタイプだと思われる。2400mは問題ないだろう。 |
消し | 前走の13着は負けすぎのような気がする。いくらダービーを狙っての叩き台と言っても限度がある。3歳時から懸念されていたことだが、スピードがもう一つという感じがする。東京コースで勝っているが稍重であった。良馬場の決め手勝負になるとかなり苦しそう。距離も2000m以上を経験していないことで、馬がこなせるか分からない。今までの勝ち方も僅差が多く、強いというイメージがそれほどない。 | |
ランニングゲイル (牡4・武豊57) |
買い | 弥生賞優勝。とにかく堅実な馬である。父ランニングフリーのような走りをしてくれている。この馬の良さはもちろんスタミナである。弥生賞の3角大まくりでそれを証明している。距離延長はもちろんプラスだし、スタミナを生かす展開になればかなり有力となる。前走3着も本番に向けての練習としか思えない走りである。だいたいスローペースであんな後ろに位置すること自体おかしいのである。武豊がどのくらい伸びるのか試したとしか思えない。そして、その期待に応え34.0という破格のタイムで上がっている。スピードも証明した以上、この馬の潜在能力は相当なものだといえる。前走3着に騙されてはいけない。 |
消し | 堅実なのはいいのだが、どうしても決め手のない感じがする。弥生賞圧勝も時計のかかる中山馬場が幸いしていたのは否めないし、直線の長い東京コースでスタミナ勝負へと持っていくのは厳しすぎる。なんだかんだ言ってもTRで3着に負けているのはプラスとは言えない。馬体重が大幅に減っているのも少し気になる。調子が落ちているということもあるかもしれない。 | |
テイエムトップダン (牡4・和田57) |
買い | 毎日杯優勝。他を寄せ付けない勝ち方であった。このとき、シルクジャスティスに完勝している。きさらぎ賞2着、ラジオたんぱ3歳S3着など重賞で好走している実績もあるので、実力はそれなりにあるはずである。 |
消し | 前走の京都4歳特別のしんがり負けは問題がありすぎる。どう考えても調子が下降しているとしか思えない。ダービーに出たいという気持ちは、私も痛いほど分かるが、出てもコースを回ってくるだけになりそう。皐月賞の負け方から根本的な実力にも疑問を持つ。 | |
ゴッドスピード (牡4・石橋57) |
買い | 3歳時に重賞を2勝している実績がある。しかも府中3歳Sを勝っているので東京コースは問題にならない。勝つときもなぜか人気にならないようにムラのあるタイプなのである。いつ走るかまったく分からないということは、今回は走る番かもしれない。 |
消し | 重賞2勝も強さを感じることができない内容であった。現に4歳になってからは見せ場すら作れない。他の馬が完成に近づいていることで、この馬は置いて行かれているのだろう。つまりは、単なる早熟馬だと見るのが妥当だと思う。 | |
セイリューオー (牡4・蛯名正57) |
買い | 共同通信杯2着。東京コースで結果を残しているのは好材料である。その時はタイムも優秀であったし、メジロブライトとクビ差であった。皐月賞5着も間隔がけっこう開いたわりにはがんばった方だろう。実績のある東京コースに替われば十分巻き返せる。 |
消し | 4歳になってからはいまいちパッとしない。好走はするのだが、決め手に欠ける感じがする。何というか大物感がないという感じなのである。とりあえず、共同通信杯でメジロブライトに負けている以上、さらに距離が延びることを考えてもブライトには勝てないだろう。どんなにがんばっても2着まででは。 | |
シルクジャスティス (牡4・藤田57) |
買い | 京都4歳特別優勝。若草S優勝。2000m以上では3戦2勝3着1回の成績である。しかもすべてオープンである。3着も連闘、OP初挑戦でのぞんだG3毎日杯でのものである。決め手の鋭い馬なので、東京の軽い馬場、長い直線はもってこいの条件である。今の勢いなら一気にダービー制覇も夢ではない。いわゆる西の最終兵器である。 |
消し | 馬体重が減り続けているのが気になる。連闘後も休みなく使われているので、疲れが出てきてもおかしくない。勝ってきたレースもメンバーに恵まれた感じはする。今回の有力馬との直接対決がない以上、あまり信用するのも問題である。輸送もはじめてだし、東京コースの実績もない。 | |
ビッグサンデー (牡4・南井57) |
買い | スプリングS優勝。G2でメジロブライトに勝っているのは評価しなければならない。先行してしぶといタイプなだけに展開次第では分からない。スプリングSのように道悪になれば、さらにおもしろい。 |
消し | 500万を勝てなかった馬がいきなりG2を勝つなんて普通では考えられない。道悪が合っていたとしか思えない。現に前走の皐月賞では16着と惨敗している。スピード重視の東京コースでは厳しい戦いになりそうである。直線が長いのも不利である。 | |
エリモダンディー (牡4・河北57) |
買い | 若駒S優勝。このときランニングゲイルに2馬身差つけている。末脚が切れるタイプであり、展開次第では大駆けするタイプだと思う。軽い馬場のスピード勝負を得意としてので、東京コースはよさそうだ。共同通信杯で5着に沈んでいるが、距離が足りなかったのではないか。経験していることをプラスと見た方が良さそう。時計のかかる中山は脚質に合わなかったとしかいいようがない。 |
消し | はっきり言って、河北騎手が心配である。ダービーという大舞台ではたして思い切った騎乗ができるかどうか。また、共同通信杯5着、すみれS2着、皐月賞7着という成績からは、G1レベルの実力はない馬なのかもしれない。重賞連対の実績ぐらいないとダービーでは信用しにくい。 | |
ショウナンナンバー (牡4・河内57) |
買い | NHKマイルC3着。レベルの高いマイルCでブレーブテンダーにクビ差とせまったのは評価できる。ダート馬だと思っていたが、芝もまったく問題なかった。東京では必ず好走しているので、左巧者なのかもしれない。距離さえ問題なければ、かなり期待できそう。決め手勝負の展開になればおもしろい。 |
消し | 問題は距離だろう。2000m以上での好走はまったくない。父がジェイドロバリーということは、長距離は向かないタイプのような気がする。やはりマイルが合っていると判断すべきではないか。つまり、2400mではかなり苦しいということである。 | |
エアガッツ (牡4・横山典57) |
買い | ホープフルS優勝。2000mのオープンを勝っていることでスタミナを証明している。この時トキオエクセレントに競り勝っている。勝負根性があることを見せてくれた。朝日杯3歳Sではずば抜けた末脚を披露したのも忘れてはいけない。一発あっても何の不思議もない。 |
消し | 4歳になってからはまったくいいところがない。単なる早熟馬なのかもしれない。他に考えられるとすれば、距離不適正だろう。母父がニホンピロウイナーということで、マイルがベストなのかもしれない。ホープフルSはメンバーに恵まれただけかも。そうであれば、2400mではあまりに苦しすぎる。距離適正が問題ないとなれば、単なる実力不足となってしまう。 |