にへい君の予想成績に戻る
G1エリザベス女王杯の反省

G1エリザベス女王杯の結果
1 3-05エリモシック 的場 2.12.5---34.8 456kg0 3人気
2 2-03ダンスパートナー 河内 2.12.5クビ35.1 448kg-2 1人気
3 8-15エイシンサンサン 土肥 2.12.61/236.0 468kg+10 8人気
4 3-04フローレスリーフ 塩村 2.12.71/235.8 484kg+6 15人気
5 4-06エイシンカチータ 山田和 2.12.81/235.7 434kg+6 9人気
単勝880円 枠連600円
複勝200円 110円 420円 馬連600円
予想と見解 好材料と不安材料
G1エリザベス女王杯の感想
  • 平均ペースとなったことでおもしろい展開になった。菊花賞のように超スローだと単純に上がりが速い馬が勝ってしまうものであるが、平均ペースだと追い込み馬も極端な上がりは期待できないし、先行馬も極端にはばてない。ラストの直線が楽しみだと思っていたが、そのとおり先行馬と追い込み馬の争いになった。逃げたエイシンサンサンもなかなかばてない。中団の馬もそれなりに伸びている。ダンスとシックもなかなか抜け出せない。ラスト200の時点では、どの馬が勝つかまったく分からなかった。ラスト100で先行馬がばててきたところを、一気にシックとダンスが差し切ってしまい勝負あり。終わってみれば、決め手のある2頭で決まってしまったわけだが、展開に恵まれたわけでは決してない。3〜5着馬が先行馬だったことからして、中団の馬は先行馬よりも先にばてていたことからして、力が違いすぎたと言える。平均ペースだったから力を出し切れたことは否めないが、実力の違いがなければこんな走りはできないものである。G1らしいすばらしいレースだったと思う。
  • こういうレースでは仕方ない。赤字にならなかっただけ良かったと思うしかない。G1も4戦が終わったが、1桁配当が多いこともあり絶不調である。菊花賞を外したのがあまりに大きい。次のマイルCSを何としてでも的中させたいものだ。ハイレベルな戦いで何がきてもおかしくないメンバー構成で、万馬券も夢ではないし、人気から買ってもけっこう配当が期待できる。まぐれでもいい、何とか当たらないかなあ。
  • 勝ったのはエリモシックであった。さすがに切れ味は半端じゃない。極端なスローペースだと手も足も出せなくなるのだが、平均ペースならこの馬の末脚では十分に届いてしまう。ダンスすら差し切る力を秘めていると予想でも言ったが、本当にやってしまった。全4勝が全て2200mなので、距離にはまったとも言える。先ほども言ったが、先行馬が残ってしまう展開で有無を言わせず差し切ったのだから、実力が違ったのである。ダンスを敗ったのはまぐれではない。
  • 2着はダンスパートナーであった。惜しくも2着に敗れたものの、先行馬がしぶとく粘るのを一気に差し切ったのだから、この馬だってかなり凄い走りをしている。相手が1枚上だっただけと言える。確かに直線で馬群を捌けず、外に持ち出すロスはあったが、あの程度のロスは予想の範疇である。それでも勝ってしまうだろうということで単勝1.4倍だったはずである。この馬がスムーズに走れなかったことよりも、エリモシックの評価が低すぎたのである。ダンスを責めるよりシックを称えるべきだということである。
  • 3着はエイシンサンサンだった。スローで逃げると決め手に屈するので、決め手が生かせない平均ペースで逃げたのが正解だった。後ろに有力馬がいたこともあり、この馬を早めに潰そうという動きがなかったのにも助けられた。とにかく、この馬としてはできるだけのことはやった。これで差されてはどうしようもない。
  • 4着はフローレスリーフであった。これはびっくりである。前走準OPで7着に負けている馬がここまでがんばるとは。平均ペースのスタミナ勝負になったのが良かったのだろう。上がりだけの競馬だったら惨敗だったとのではないか。これだけの走りができるなら、準OPは勝ち上がれるだろう。ただ、重賞でも好走できるとは言い切れない。今回は流れにうまく乗れただけかもしれない。
  • 5着はエイシンカチータであった。この馬はやっぱりジリ脚である。惨敗はなく掲示板には載るのだが、どうしても連対できない。G1でこれだけ走るならG3くらいなら簡単に取れると思いがちだが、こういう馬はG3でも意外と連対できなかったりする。次からは500万から出直してOPまで一気に上がってくるだろうが、その後が勝負になるだろう。
  • パルブライトは6着であった。特に見せ場もなく終わってしまった。新潟記念優勝の実績もここでは通用しなかったようである。基本的には距離が長かったのかな。
  • ビワハイジは7着であった。直線に入ったところで抜け出しそうになったので、これはもしかして、と思ったが、そこまでだった。角田騎手もコメントしていたが、距離が長すぎるようである。マイルくらいで見てみたい。
  • メジロランバダは8着であった。今回最も分からないのがこの馬の凡走である。この馬にとっては理想的な展開になったのに、自分から潰れてしまった。実力負けではなく体調の問題だとは思うが、それにしても何がいけなかったのか分からない。本当にどうしたんだろうか。
  • アドマイヤラピスは10着であった。終わってみれば、G1の壁は厚かったということか。札幌記念で惨敗したのが実力なのかもしれない。やはりレベルの高いレースの流れというのは、速かろうが遅かろうが厳しいものである。それについていけなかったということなのだろう。
  • エアリバティーは11着であった。武騎手のコメントでは、調子が良くなかったようである。激しい気性で分かるように完全燃焼するタイプなのだろう。中2周が続いたローテーションでは調子が維持できるわけがない。それに距離が長すぎたようである。まあ秋華賞でもラストばてていたくらいだから当然である。
  • オレンジピールは14着であった。思いっきり先行すると思ったが、けっきょく中団からの競馬である。これでは古馬相手では苦しすぎる。今までの負けを生かしていない。
  • まあ、こんなもんでしょう。
  • にへい君の予想成績に戻る

    参考
    G1エリザベス女王杯の予想
    結論
    馬番連勝複式 軸3--5-6-7-13-15
    • ダンスパートナー
      1. メジロランバダ
      2. エリモシック
      3. アドマイヤラピス
      4. エイシンカチータ
      5. エイシンサンサン
    にへい君の見解
  • まさしく牝馬日本一を決めるレースである。1年に1回だけなのだからその価値はかなり高い。このレースの傾向と対策であるが、まだ2年目のレースなので分かりようがない。去年の結果からすると、強い馬がそのまま好走している。1年に1回ということで、どの馬もこのレースに標準を合わせているためであろう。有力馬が自滅することは考えにくい。大穴が出るとすれば、穴馬が実力で有力馬を蹴落とすしかない。そういう意味では、牝馬のレースとはいえ、大穴は出にくいレースといえる。
  • 今回のメンバーを見てみると、昨年の覇者ダンスパートナーの一人舞台となりそうな雰囲気である。メジロドーベル参戦で一度は盛り上がったのだが、けっきょく回避でおもしろみが大きく減ってしまった。ダンスパートナーと4歳馬あるいはダンスパートナーと成長した5歳馬の対戦と言っていい。果たしてダンスを超える馬は出てくるのだろうか。
  • 私の本命は無難にダンスパートナーである。去年も自信を持って本命にして期待に応えてもらったが、今年の実績は去年の実績を上回っているし、メンバー構成もヒシアマゾンがいないなど楽になっている。どう考えても、去年よりも高い評価をしなければいけない。特に2200mに絶対の自信を持っている馬なので、自滅は考えにくい。この馬が負けるとすれば、力負けしか考えられない。負けるとすれば、初対決の4歳馬か、去年よりも大きく成長した5歳馬ということになるだろう。ただ、実績的に魅力のある馬はあまりいない。この馬を逆転するほど大駆けする馬が出たとしても2頭はないだろう。この馬の軸はかなり堅いと判断する。あとは相手探しである。
  • 対抗はメジロランバダである。まだまだ底を見せていないのが魅力である。奥の深そうな血統なのでまだまだ成長しそうである。前走も休み明けで2着なら上出来である。相手がユウトウセイだったのだから十分である。叩かれた上積みを考えれば、さらに上昇する。日経新春杯で重賞勝ちもあるので格も問題ない。3000m以上で凡走しているが、牝馬には厳しい距離であり度外視していい。好位から差す競馬なので安定度も期待できる。ただ、逆に言うと決め手に欠ける感じが否めない。今の京都馬場で上がりだけの競馬になった場合、果たして抜け出せるか不安はある。
  • 単穴はエリモシックにする。33秒台の末脚はあまりに驚異である。決め手勝負になったらこの馬についてこれる馬はいない。ダンスパートナーすら差しきってしまう可能性を秘めている馬である。展開に左右される馬なので、どうしても安定度がないのだが、あの末脚を何度も見せられると消すことは恐くてできない。得意の京都コースならなおさらである。ただ、先ほども言ったとおり、展開に左右されるので惨敗もあり得ることを忘れてはいけない。
  • 4番手はアドマイヤラピスにする。重賞実績がないのでここまで評価を下げてしまったが、前走の嵐山Sで上がり34.1で圧勝しているのはかなり凄い。3.05.9というタイムも菊花賞のフクキタルのタイムよりも2秒近く速いのである。とんでもない強い馬である可能性がある。さらに前走勝っているのは実はこの馬だけである。勢いもNO1だろう。とにかく実績がないだけなのである。
  • 5番手はエイシンカチータにする。前走秋華賞3着を評価した。秋華賞からの出走だと中2周のローテがどうしても気になるものだが、何となくこの馬には関係ないように感じるのである。使い込んで調子を上げるタイプに見えるのである。ここ2戦の走りを見る限りでは春先の決め手不足は解消しているようだし、2強がいなくなってメンバー構成が楽になったとも考えられる。レベルが高いと言われる今年の4歳牝馬の実力を古馬に見せつける可能性はないとは言えない。もちろん、逆に古馬の実力を見せつけられて終わることも十分に考えられる。
  • 6番手はエイシンサンサンにする。逃げるのか追い込むのか好位追走するのかまったく展開が読めない馬である。どんな展開でも惨敗も好走もしているので本当に分からない馬である。とりあえず、朝日CC、府中牝馬Sと内容のあるレースはしていたので、調子はかなり良いと思われる。こういう不気味な馬は抑えておいた方がいい。私の馬券はここまでである。
  • 7番手はオレンジピールにする。4歳G1では結局いいところがなく終わってしまい、G1の器ではないことを証明してしまった形になってしまった。並んだら抜かせない勝負根性が魅力の馬であり、早めに抜け出せばおもしろいとは思う。だけど、相手が相手だけに並ぶ間もなく交わされる可能性が高い。私は今回も苦しいと判断する。
  • 8番手はパルブライトにする。新潟記念を勝っている実績はかなり凄く、このメンバー構成ならチャンスは十分なのは分かっているのだが、どうしても前走7着が気に入らない。決め手勝負で完全においていかれている。今回も同じような展開になりそうなので、同じような結果になるような気がするのである。そういうことで私は消すことにした。
  • 9番手はエアリバティーにする。クイーンS、秋華賞と好走して、素質のあるところを見せているが、中2周でさらに上昇するのは考えにくい。前走もラストはばてぎみだったので、距離も少し長いのではないか。私はあまり評価していない。
  • 10番手はビワハイジにする。何といっても阪神3歳牝馬SでG1勝ちのある馬である。格だけなら十分通用する。ただ、4歳以降はあまりいいところがなかったのも事実である。長期休養明けだったので、一度叩かれただけじゃまだまだ調子は上がっていないと思う。いきなり古馬G1では厳しすぎる。
  • 11番手はクイーンソネットにする。新潟記念2着など今夏はすこぶる調子がいいようだが、今回は相手が悪すぎる。掲示板が精一杯だろう。
  • まあこんなもんでしょう。
  • このページのTOPに戻る
    G1エリザベス女王杯出走馬
    馬名 買い&消し
    ダンスパートナー
    (牝6・河内56)
    買い H8エリザベス女王杯優勝、オークス優勝。G1で2勝している実績はこのメンバーではずば抜けている。しかも昨年のこのレースを勝っているのだから、距離コースは問題があるはずがない。6歳になったが、昨年よりも今年の方が明らかに内容がいいレースをしている。去年よりパワーアップしていると言っていい。
    消し ほとんど死角はない。あとは相手関係だけである。去年よりも今春よりも大きく成長している馬がいれば、逆転される可能性はないとは言えない。充実の5歳馬の成長度とレベルが高いと言われている4歳馬との初対決だけが不安材料となる。
    メジロランバダ
    (牝5・熊沢56)
    買い 日経新春杯優勝。昨秋から破竹の4連勝で一気に重賞まで勝ってしまった馬である。阪神大賞典と天皇賞春は、牝馬には過酷と言われる3000m戦だっただけに、評価を下げる材料にはならない。前走も休み明けながらきっちりと2着は確保しており、能力が高いことを証明している。叩かれた上積みと距離延長を考えれば、G1制覇も夢ではないだろう。
    消し 何となくだが、切れる脚はないと思う。どっちかというとスタミナ馬であり、ハイペースでもばてないタイプではないか。日経新春杯ではスローから抜け出しているが、ハンデとメンバーに恵まれていたのは否めない。G1ではさすがに決め手不足を露呈してしまいそうだ。掲示板は外さないとは思うが、連対できるほどの脚があるかは疑問である。
    エリモシック
    (牝5・的場56)
    買い H8秋華賞2着。G1実績はいちおうある。とにかく切れる脚が魅力の馬である。上がり33秒台を何回も叩き出している脚は半端じゃない。上がりだけの勝負ならこの馬に勝る牝馬はいない。前走4着も上がりは33.6と常識を大きく超えている。札幌記念ではエアグルーヴに次いで2着しており、去年よりも成長していると言っていい。
    消し 前走4着で分かるとおり、上がり33秒台でも届かない展開だとどうすることもできない。展開に左右される以上は、軸にはしづらい。しかも今回有力な逃げ馬がいないだけにスローペースになりそうだ。前走同様に届かないかもしれない。
    パルブライト
    (牝6・松永幹56)
    買い 新潟記念優勝。混合重賞を勝ったことは評価しなければならない。今年の夏にいきなりブレークした上がり馬である。巴賞、新潟記念と勝ち、一躍一流オープン馬の仲間入りを果たした。勢いはかなり感じる。牝馬は勢いがけっこう重要なだけに侮れない。
    消し 負けるときは大きく負けることが多い。安定度は低いと言える。前走もダンスパートナーに決定的な差をつけられており逆転は難しそう。今までの好走もメンバーに恵まれたことは否めない。夏場の疲れもたまっていそうなので、そろそろ調子が落ちてくるのでは。
    アドマイヤラピス
    (牝6・南井56)
    買い 前走嵐山Sを上がり34.1で圧勝しているのはかなり凄い。この時のタイム3.05.9は菊花賞のタイムよりも2秒近く速いものである。現在2連勝中で最も充実している時といえる。今の勢いならG1もなんとかしてしまいそう。
    消し 前走前々走と連勝しているものの、少頭数だったことからして厳しいレースではなかったはずである。多頭数のかけひきを考えると同じように走れるかは疑問である。しかも超スローペースだったわけで、直線だけの競馬になったのもこの馬に幸いしている。G1の流れは、たとえスローだったとしても、ラストの極端なスピードアップになるなど、厳しいものになる。今までのような楽な競馬ができるはずがない。
    エアリバティー
    (牝4・武豊54)
    買い クイーンS2着、秋華賞5着。パドックで暴れまくる馬なのに、なぜかレースになると折り合いがつき、好位か差すという無難な走り方をする。パドックで使った体力を考えると前走前々走ともかなり凄い結果といえる。パドックで落ち着いていたら、とんでもない走りを見せてくれるかもしれない。
    消し あの激しい気性では距離延長はマイナスではないか。秋華賞5着もラストはけっこうばてていたように見えた。メンバーが古馬となったことも考えると、今回はさらに着順を上げるのは苦しそう。
    エイシンカチータ
    (牝4・山田和54)
    買い 秋華賞3着は評価しなければいけない。メジロドーベル、キョウエイマーチに次ぐ成績なのだから胸を張って出走していい。4歳の代表格である。距離延長もプラスであり、しぶとく伸びる末脚なので安定度も期待できる。
    消し 実はまだ1勝馬であり、獲得賞金も未だ400万である。オープンレースばかりに出走しているのは分かるが、勝ちきれないでいることには変わりない。ここ2戦はそれなりの決め手を見せているが、いまいち切れ味がないのである。
    エイシンサンサン
    (牝6・土肥56)
    買い 朝日CC2着など今夏の重賞でなかなか好走した。逃げたり追い込んだりで戦法が一定していないし、得意距離もよく分からない。本当に掴みどころのない馬である。どっちにしろ勢いがあることは間違いないのだから、はまれば分からない。
    消し 逃げたり追い込んだりで安定していない。意識的にやっているのではなく、スタートの良し悪しで決めているようだ。これでは作戦もたてられない。好走したときも結果オーライに感じることが多い。どんなときでも不思議と強さを感じることができない馬なのである。
    オレンジピール
    (牝4・藤田54)
    買い 重賞を3勝していることを忘れてはいけない。現4歳のトップクラスの1頭である。重賞で勝っている時はいつも積極的に先行している。先に抜け出して並びかけてくる馬を競り落として勝っているのである。絶対に抜かせないという勝負根性は大したものである。有力な先行馬がいないメンバーなので、思いきって逃げるとおもしろい。
    消し G1では3連続5着といいところがない。G1の器の馬ではないのかもしれない。クイーンSでも5着に負けているので春から成長していないのかもしれない。4歳限定でこの成績では古馬相手だとさらに厳しい。
    クイーンソネット
    (牝6・四位56)
    買い 新潟記念2着。混合重賞で連対している実績はなかなかである。7月までは準OPでまったくいいところがなかったことを考えると、8月になってからの好走は信じられない。今が一番充実している時なのだろう。まったくチャンスがないわけではないだろう。
    消し 新潟記念はメンバーに恵まれすぎた。前々走4着前走7着と中央場所では惜敗しており、底を見せつつある。さらにメンバーが強くなるのだから、上昇は考えにくい。距離も少し長いような気がする。
    ケイエスミラー
    (牝6・村本56)
    買い 東京スポーツ杯、道新杯2着とオープン実績がないわけではない。2000m以上でしか好走できなかった馬が道新杯で2着したのだから、成長がうかがえる。2200mは得意距離の範囲と思っていいだろう。
    消し しょせん準OP馬である。オープン特別で2着するのがやっとではG1は厳しすぎる。常識的には論外と言える。
    サイクロンジェーン
    (牝4・須貝54)
    買い まだ5戦しかしていないので底を見せたとは言いきれない。一生に一度の4歳限定G1ならとのかく、来年もあるこのレースを走らせるのだから、それなりの裏付けがあるのだろう。
    消し 前走900万で7着に負けている馬がいきなりG1で好走するなんて常識では考えられない。どう考えても参加するだけだろう。
    ビッグモンロー
    (牝4・常石54)
    買い カーネーションC優勝。いちおうオープン勝ちはしている。
    消し 前走秋華賞で14着に負けているのは問題である。前々走6着からの上積みが期待されていただけに底を見せてしまったと言える。常識的にはさらなる上積みは期待できない。さらにレベルが高くなる古馬G1で好走できるとは思えない。距離もちょっと長そう。
    ビワハイジ
    (牝5・角田56)
    買い 阪神3歳牝馬S優勝。3歳戦とはいえG1実績があるのはかなり凄い。しかも先日天皇賞を勝ったエアグルーヴにこの時勝っているのである。この馬の能力はかなり高い可能性がある。休み明けを一度叩かれた上積みも見込める。
    消し G1勝ちも展開に恵まれすぎた。チューリップ賞ではエアグルーヴにぶっちぎられており、完全に水をあけられている。桜花賞でも惨敗していたので、私にはあまり強い馬には見えない。長期休養明けなので、1度叩いただけでは大きくは変わらないのではないか。
    フローレスリーフ
    (牝6・塩村56)
    買い 地方では7戦6勝とかなり強かったようだ。中央入りしてからも900万を勝ち上がるまでは3着を外さない安定した走りを見せている。準OPの芝2200m戦で3着しているので距離は問題ない。牝馬だけに休み明けを叩かれて一変することも考えられる。
    消し しょせん準OP馬である。しかも芝で1勝もしていない。こんな馬がいきなりG1で好走できるとは思えない。常識的には問題外である。
    このページのTOPに戻る

    にへい君の予想成績に戻る