G1エリザベス女王杯の結果
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
馬番連勝複式 軸3--5-6-7-13-15
|
|
馬名 | 買い&消し | |
ダンスパートナー (牝6・河内56) |
買い | H8エリザベス女王杯優勝、オークス優勝。G1で2勝している実績はこのメンバーではずば抜けている。しかも昨年のこのレースを勝っているのだから、距離コースは問題があるはずがない。6歳になったが、昨年よりも今年の方が明らかに内容がいいレースをしている。去年よりパワーアップしていると言っていい。 |
消し | ほとんど死角はない。あとは相手関係だけである。去年よりも今春よりも大きく成長している馬がいれば、逆転される可能性はないとは言えない。充実の5歳馬の成長度とレベルが高いと言われている4歳馬との初対決だけが不安材料となる。 | |
メジロランバダ (牝5・熊沢56) |
買い | 日経新春杯優勝。昨秋から破竹の4連勝で一気に重賞まで勝ってしまった馬である。阪神大賞典と天皇賞春は、牝馬には過酷と言われる3000m戦だっただけに、評価を下げる材料にはならない。前走も休み明けながらきっちりと2着は確保しており、能力が高いことを証明している。叩かれた上積みと距離延長を考えれば、G1制覇も夢ではないだろう。 |
消し | 何となくだが、切れる脚はないと思う。どっちかというとスタミナ馬であり、ハイペースでもばてないタイプではないか。日経新春杯ではスローから抜け出しているが、ハンデとメンバーに恵まれていたのは否めない。G1ではさすがに決め手不足を露呈してしまいそうだ。掲示板は外さないとは思うが、連対できるほどの脚があるかは疑問である。 | |
エリモシック (牝5・的場56) |
買い | H8秋華賞2着。G1実績はいちおうある。とにかく切れる脚が魅力の馬である。上がり33秒台を何回も叩き出している脚は半端じゃない。上がりだけの勝負ならこの馬に勝る牝馬はいない。前走4着も上がりは33.6と常識を大きく超えている。札幌記念ではエアグルーヴに次いで2着しており、去年よりも成長していると言っていい。 |
消し | 前走4着で分かるとおり、上がり33秒台でも届かない展開だとどうすることもできない。展開に左右される以上は、軸にはしづらい。しかも今回有力な逃げ馬がいないだけにスローペースになりそうだ。前走同様に届かないかもしれない。 | |
パルブライト (牝6・松永幹56) |
買い | 新潟記念優勝。混合重賞を勝ったことは評価しなければならない。今年の夏にいきなりブレークした上がり馬である。巴賞、新潟記念と勝ち、一躍一流オープン馬の仲間入りを果たした。勢いはかなり感じる。牝馬は勢いがけっこう重要なだけに侮れない。 |
消し | 負けるときは大きく負けることが多い。安定度は低いと言える。前走もダンスパートナーに決定的な差をつけられており逆転は難しそう。今までの好走もメンバーに恵まれたことは否めない。夏場の疲れもたまっていそうなので、そろそろ調子が落ちてくるのでは。 | |
アドマイヤラピス (牝6・南井56) |
買い | 前走嵐山Sを上がり34.1で圧勝しているのはかなり凄い。この時のタイム3.05.9は菊花賞のタイムよりも2秒近く速いものである。現在2連勝中で最も充実している時といえる。今の勢いならG1もなんとかしてしまいそう。 |
消し | 前走前々走と連勝しているものの、少頭数だったことからして厳しいレースではなかったはずである。多頭数のかけひきを考えると同じように走れるかは疑問である。しかも超スローペースだったわけで、直線だけの競馬になったのもこの馬に幸いしている。G1の流れは、たとえスローだったとしても、ラストの極端なスピードアップになるなど、厳しいものになる。今までのような楽な競馬ができるはずがない。 | |
エアリバティー (牝4・武豊54) |
買い | クイーンS2着、秋華賞5着。パドックで暴れまくる馬なのに、なぜかレースになると折り合いがつき、好位か差すという無難な走り方をする。パドックで使った体力を考えると前走前々走ともかなり凄い結果といえる。パドックで落ち着いていたら、とんでもない走りを見せてくれるかもしれない。 |
消し | あの激しい気性では距離延長はマイナスではないか。秋華賞5着もラストはけっこうばてていたように見えた。メンバーが古馬となったことも考えると、今回はさらに着順を上げるのは苦しそう。 | |
エイシンカチータ (牝4・山田和54) |
買い | 秋華賞3着は評価しなければいけない。メジロドーベル、キョウエイマーチに次ぐ成績なのだから胸を張って出走していい。4歳の代表格である。距離延長もプラスであり、しぶとく伸びる末脚なので安定度も期待できる。 |
消し | 実はまだ1勝馬であり、獲得賞金も未だ400万である。オープンレースばかりに出走しているのは分かるが、勝ちきれないでいることには変わりない。ここ2戦はそれなりの決め手を見せているが、いまいち切れ味がないのである。 | |
エイシンサンサン (牝6・土肥56) |
買い | 朝日CC2着など今夏の重賞でなかなか好走した。逃げたり追い込んだりで戦法が一定していないし、得意距離もよく分からない。本当に掴みどころのない馬である。どっちにしろ勢いがあることは間違いないのだから、はまれば分からない。 |
消し | 逃げたり追い込んだりで安定していない。意識的にやっているのではなく、スタートの良し悪しで決めているようだ。これでは作戦もたてられない。好走したときも結果オーライに感じることが多い。どんなときでも不思議と強さを感じることができない馬なのである。 | |
オレンジピール (牝4・藤田54) |
買い | 重賞を3勝していることを忘れてはいけない。現4歳のトップクラスの1頭である。重賞で勝っている時はいつも積極的に先行している。先に抜け出して並びかけてくる馬を競り落として勝っているのである。絶対に抜かせないという勝負根性は大したものである。有力な先行馬がいないメンバーなので、思いきって逃げるとおもしろい。 |
消し | G1では3連続5着といいところがない。G1の器の馬ではないのかもしれない。クイーンSでも5着に負けているので春から成長していないのかもしれない。4歳限定でこの成績では古馬相手だとさらに厳しい。 | |
クイーンソネット (牝6・四位56) |
買い | 新潟記念2着。混合重賞で連対している実績はなかなかである。7月までは準OPでまったくいいところがなかったことを考えると、8月になってからの好走は信じられない。今が一番充実している時なのだろう。まったくチャンスがないわけではないだろう。 |
消し | 新潟記念はメンバーに恵まれすぎた。前々走4着前走7着と中央場所では惜敗しており、底を見せつつある。さらにメンバーが強くなるのだから、上昇は考えにくい。距離も少し長いような気がする。 | |
ケイエスミラー (牝6・村本56) |
買い | 東京スポーツ杯、道新杯2着とオープン実績がないわけではない。2000m以上でしか好走できなかった馬が道新杯で2着したのだから、成長がうかがえる。2200mは得意距離の範囲と思っていいだろう。 |
消し | しょせん準OP馬である。オープン特別で2着するのがやっとではG1は厳しすぎる。常識的には論外と言える。 | |
サイクロンジェーン (牝4・須貝54) |
買い | まだ5戦しかしていないので底を見せたとは言いきれない。一生に一度の4歳限定G1ならとのかく、来年もあるこのレースを走らせるのだから、それなりの裏付けがあるのだろう。 |
消し | 前走900万で7着に負けている馬がいきなりG1で好走するなんて常識では考えられない。どう考えても参加するだけだろう。 | |
ビッグモンロー (牝4・常石54) |
買い | カーネーションC優勝。いちおうオープン勝ちはしている。 |
消し | 前走秋華賞で14着に負けているのは問題である。前々走6着からの上積みが期待されていただけに底を見せてしまったと言える。常識的にはさらなる上積みは期待できない。さらにレベルが高くなる古馬G1で好走できるとは思えない。距離もちょっと長そう。 | |
ビワハイジ (牝5・角田56) |
買い | 阪神3歳牝馬S優勝。3歳戦とはいえG1実績があるのはかなり凄い。しかも先日天皇賞を勝ったエアグルーヴにこの時勝っているのである。この馬の能力はかなり高い可能性がある。休み明けを一度叩かれた上積みも見込める。 |
消し | G1勝ちも展開に恵まれすぎた。チューリップ賞ではエアグルーヴにぶっちぎられており、完全に水をあけられている。桜花賞でも惨敗していたので、私にはあまり強い馬には見えない。長期休養明けなので、1度叩いただけでは大きくは変わらないのではないか。 | |
フローレスリーフ (牝6・塩村56) |
買い | 地方では7戦6勝とかなり強かったようだ。中央入りしてからも900万を勝ち上がるまでは3着を外さない安定した走りを見せている。準OPの芝2200m戦で3着しているので距離は問題ない。牝馬だけに休み明けを叩かれて一変することも考えられる。 |
消し | しょせん準OP馬である。しかも芝で1勝もしていない。こんな馬がいきなりG1で好走できるとは思えない。常識的には問題外である。 |