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G3北九州記念の反省

G3北九州記念の結果
1 8-11ダンディコマンド 武豊 1.46.5---36.2 474kg+6 1人気
2 6-07パルスピード 1.46.71.1/435.9 434kg+2 4人気
3 3-03メガミゲラン 内山 1.46.81/236.2 468kg+6 9人気
4 7-08エイシンサンサン 土肥 1.46.8ハナ35.9 468kg+6 5人気
5 2-02マジックキス 角田 1.47.01.1/436.6 506kg+10 3人気
単勝230円 枠連820円
複勝130円 210円 790円 馬連940円
予想と見解 好材料と不安材料
G3北九州記念の感想
  • 夏競馬2戦目もあっけなく負けてしまいました。私の予想はかすりもしませんでした。本当に夏競馬は難しいものである。ただ単に私が勉強不足なだけだろうが。それでも低配当だったのが救いである。高配当だと逃がした魚は大きいと感じるが、低配当なら次がんばればいいと思ってしまうからである。もちろん低配当なら外れてもいいというわけではない。年間の回収率を考えるなら、少しでも取れるところでとっておかないと、大穴を当てても負けを取り返せなくなるからである。外れるよりは当たった方がいいが、どうせ外すなら低配当で外した方が気が楽だ、というだけの話である。まあ、そういうことで次がんばります。
  • 勝ったのはダンディコマンドであった。さすがに皐月賞5着馬である。このメンバーで斤量55kgでは格が違いすぎたようである。レース内容も申し分ない。簡単に先手を奪うと後は自分のレースをするだけだった。かけひきも何もなく勝ってしまった感じである。それでいてレコードなのだから恐れ入る。今回の印象だとこの馬は相当強いと感じる。秋のG1G2でも活躍できる資質を持っているのではないか。今後が楽しみである。ただ、距離適正に関してはもう少し短い方がいいだろう。気性的に前に行ってしまうようでは、これ以上距離が延びると自滅するだけである。マイルくらいだと好位で折り合うこともできると思うのである。私はマイル戦線で期待したいと思う。
  • 2着はパルスピードであった。まさかこの馬が来てしまうとは・・・・。私は絶対ないと思っていたが、来てしまったんだから仕方ない。素直にこの馬の強さを認めるしかない。これで古馬ともそれなりに戦える実力があることが証明されたわけで、今後も4歳戦ならかなり期待していいことになる。そして何よりも誉めなければいけないのは、馬場状態に左右されないことである。前走ラジオたんぱ賞では重馬場で好走して、今回はレコード決着の軽い馬場で好走したのである。どういう馬場にも対応できるというのはなかなかできるものではない。そういう意味でもかなり強い馬であると見ることもできる。ただ、3着4着馬がそれほど実力馬と思えない馬がきていることからすると、メンバーに恵まれた、あるいは有力馬が勝手に自滅しただけとも考えられる。もっと実績のある馬を力でねじ伏せたという内容だと、迷わずに凄い馬だということになるだろうが、今回のレース内容では疑問符がつく。もう少し見てみないと分からない。
  • 3着はメガミゲランだった。前走マーメイドSで12着だった馬がこんなにがんばるとはびっくりである。前走は道悪がダメだったか、2000mという距離が長すぎたということなのかもしれない。そうであれば、距離が短縮し軽い馬場となった今回は、このくらい走ってもおかしくないかもしれない。条件戦では先行策をとっていたので、得意の先行策で競馬ができたのもよかったのだろう。オープンでも戦えるようになってきたと見ていいかもしれない。ただ、斤量に恵まれたのは否めない。ローカルG3のハンデ戦でやっと3着しているようでは、他の重賞で好走できるかは疑問である。
  • 4着はエイシンサンサンであった。逃げるしかできないと思っていたこの馬が、抑える競馬で4着まで追い込んでくるとはびっくりである。上がり35.9はメンバーNO1である。こういうレースができるなら、なぜ今まで逃げてきたのだろうか。とにかく、短いと思われたこの距離で、苦手と思われた軽い馬場で、これだけ走れたのは収穫だろう。この馬の特徴が分からなくなってしまった。
  • 5着はマジックキスであった。まあムラのある馬なのでこれくらい負けても何とも思わない。こういう馬なのである。なお、角田騎手が「この馬は、ペースが遅く引っ張りきれないくらいの手応えで行き、4角で先頭に立つくらいのレースが合っている。」とコメントしている。覚えておいた方がいいかもしれない。
  • ニシノダイオーは6着であった。このメンバーこの斤量でこの結果はあまりに問題である。重賞レベルの馬ではないのかもしれない。あとは、距離が短すぎたのかもしれない。
  • オースミタイクーンは8着であった。トップハンデは分かるが、いくらなんでも負けすぎだろう。馬体重10kg増が応えたというのが一番納得のいく答えだろうが、どうもそれだけでもないような気がする。よく分からないが、信じられるタイプではないということは分かった。困ったものである。
  • メイショウヨシイエは9着であった。やはりスピード勝負になるとダメみたいだ。ハンデ52kgでこの結果では話にならない。
  • カモンマイハウスは10着であった。この馬もスピード勝負が苦手のようである。前走の好走は道悪は幸いしただけらしい。
  • その他の馬は特にコメントすることもないだろう。
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    参考
    G3北九州記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 1-2-5-11(BOX)
    1. オースミタイクーン
    2. マジックキス
    3. ダンディコマンド
    4. ニシノダイオー
    にへい君の見解
  • このレースのイメージが私にはほとんどありません。小倉競馬場の特徴もよくわかっていません。今週の重賞はこのレースだけなので仕方ないです。勉強するつもりで予想したいと思います。この時点でかなりあやしい予想になるのに、さらに実績があまり関係ない夏競馬であること、荒れやすいハンデ戦であることでかなり難しい予想になりそうです。今回はあまり参考にならないでしょう。
  • 今回のメンバーを見てみると、なかなかおもしろい組み合わせである。実績上位のタイクーン、4歳馬パルスピード、復活してきたダンディコマンド、気分屋マジックキス、昨夏小倉で活躍したスギノブルボンといったところだ。どいういう要素を信じるかによって買い方が大きく変わってきそうだ。本当に困ってしまう。
  • 私の本命はオースミタイクーンである。トップハンデ58kgであるが、このメンバーなら格が違いすぎるという判断を私はした。特に距離実績が連対率100%というのが心強い。前走エプソムCでキングオブダイヤを下して2着しているように好調を維持している。常識的には連対は外さないと見るべきである。しかし、夏競馬のハンデ戦は何が起きるか分からない。トップハンデ馬が1人気になると、だいたい3着に終わるものである。この馬も例外ではないかもしれない。そして、私が一番信用していないのは幸四郎の腕である。何もなければ大丈夫だろうが、小さなアクシデントがあるとそれで終わってしまうような気がするのである。今回もボックスで買わせていただく。
  • 対抗はマジックキスにする。ムラッ気がありすぎて信用しづらい馬であるが、まともに走れば能力は上だろう。昨年の覇者でもあるので、距離コースはほぼベストと思っていい。とにかく気分良く走れるかだけなのである。裏を返すと惨敗もあり得るということなのだが。
  • 単穴はダンディコマンドにする。この馬は根本的には短距離馬なのではないか、と私は思っている。しかし、皐月賞で5着に踏ん張っている実績からは守備範囲となってしまう。このメンバーなら心配するほどでもないだろう。鞍上も武豊なら信用できる。先行力を生かす馬なので、小回りコースも有利である。ただ、やはり距離の不安は一掃できないし、前走は900万の戦いで重賞で好走できるまでに体調が戻っているかは分からない。未知数が多く信用しづらいのでこの評価にした。
  • 4番手はニシノダイオーにする。オープン入りしてからG2を3戦して掲示板に2度載っている。このメンバーなら十分チャンスはあるだろう。それでいて斤量53kgはかなり恵まれたといえる。ただ、距離が少し短い感じがするし、好走はするが連対はないという決め手のないタイプである可能性もある。これ以上の評価はできない。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はパルスピードにする。1800mで好走しており、距離はベストだと思われる。前走ラジオたんぱ賞で2着しているので、調子も良さそうだ。これだけ材料があればもっと高い評価をするべきなのだろうが、4歳馬が古馬重賞で好走するには、もっとレベルの高い実績がないと私は信用できない。G1で好走しているか、重賞勝ちは欲しいところである。そういうことで、私はこの馬をあまり評価していない。もちろん、底をまだ見せていないことで、とてつもなく強い馬である可能性は残されている。
  • 6番手はカモンマイハウスである。これと言って強調できる材料はないのだが、前走マーメイドSで3着した実績を素直に評価した。なかなか鋭い追い込みを見せたので、今の小倉馬場にも合っているような気がするのである。ただ、前走もあまりに離されすぎているし、上位人気馬とは実力が違いすぎる気もする。
  • 7番手はエイシンサンサンにする。逃げてしぶとい馬だけに小回りコースなら何とかなりそう。しかも小倉は重賞を勝たせてもらった思い出のコースである。しかし、前走の走りを見る限りでは2000mは距離不足だったと思う。1800mではよけいに厳しいといえる。どんなにがんばっても掲示板が精一杯だと私は判断する。
  • 8番手はメイショウヨシイエにする。これでも前々走G2で2着した馬である。このメンバーで斤量52kgならチャンスはありそう。しかし、上がりがかかる展開でないとこの馬は好走できないと思う。今の小倉馬場は決め手重視の感じがするので、この馬には苦しすぎる。道悪にならない限りダメだろう。
  • 9番手はイブキニュースターにする。前走4着とがんばっていはいるのだが、カモンマイハウスにも負けてしまう内容では強気になれない。ここも掲示板に載れればいい方だろう。
  • とりあえずコメントはここまでとする。
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    G3北九州記念出走馬
    馬名 買い&捨て
    オースミタイクーン
    (牡7・武幸58)
    買い H9マイラーズC優勝、H9エプソムC2着、他OP特別2勝2着1回。まずG2を勝っていることで、格では他を大きく引き離している。1800mでは連対率100%であり、4勝5連対(OP-2勝、G3-2着1回)の内容もすばらしい。距離はほぼベストと見ていいだろう。前走エプソムC2着と調子も良さそうである。このメンバーなら負けられないところだろう。
    消し やはりハンデ58kgが最大の心配である。ダービー卿CTは58kgで4着に負けている。武幸四郎騎手もまだまだ信頼はおけない。また、昨年は2連勝からいきなり惨敗し続けたので、少しでも調子が落ちるとまた惨敗するかもしれない。特に安定しているわけではなさそうだ。
    ダンディコマンド
    (牡5・武豊55)
    買い H8クロッカスS優勝、H8クリスマスS2着。皐月賞5着の実績を忘れてはいけない。1800mなら十分守備範囲だろう。これだけメンバーが弱ければ問題ない。先行策を得意とするので、小回りもプラスである。まだ底を見せていないし、かなり強そうな感じはある。
    消し マイルまでしか連対経験がない。距離はやや長い感じがする。古馬重賞は初めてなので、どうも信用しづらい感じがする。前走900万で勝ったものの、重賞で好走するつもりならもっと引き離してほしかった気もする。馬体重も特に重かったようには思えなかったので、連闘はマイナスに出るかもしれない。
    パルスピード
    (牡4・幸53)
    買い H9白百合S優勝、H9ラジオたんぱ賞2着。前走エアガッツとクビ差の勝負をした馬である。前々走もオープン勝ちしており、調子は絶好調に近そう。前走前々走を見る限りでは、距離もベストだろう。斤量も53kgだし、勢いで古馬を圧倒してしまうかも。
    消し しょせんまだ4歳馬である。4歳限定のG3で勝てないのに古馬重賞で勝てるのだろうか。G1実績があるならともかく、そうでないのだから古馬初挑戦という壁を高くみるべきではないか。中2週のローテーションもけっこうきつそう。調子もそろそろ落ちてきそうだ。
    マジックキス
    (牝6・角田55)
    買い H8北九州記念、H9テレビ愛知杯優勝、他重賞2着-2回。1600m〜1800mで実績があり、距離はベストだと思われる。昨年の覇者ということでコースも問題ない。小回りコースは大得意というイメージが強い。あてにできない面もあるが、能力的にはかなり強い馬である。
    消し この馬はいつ好走するか分からないのが大きな問題である。気性にムラがありすぎて信用できないのである。昨年勝っているものの斤量52kgは恵まれすぎた。重賞勝ちはこれだけなので、55kgは少し重い感じがする。前走も5着で調子が落ちているかもしれない。
    エイシンサンサン
    (牝6・土肥53)
    買い H6小倉3歳S優勝。いちおう重賞ウイナーである。古馬になってからもオープン特別で好走することもあり、まったく実績がないわけではない。最近になってから好走していることからして決して早熟馬ではない。かえって充実してきたといえる。とにかく逃げてしぶとい馬なので、小回りコースなら逃げ残るかもしれない。
    消し 最近は2200m以上でしか好走していない。距離が短すぎるような感じがする。古馬になってから準オープンで足踏みしていたように底を見せてしまっている。重賞で連対できるほどの実力はないのではないか。
    メイショウヨシイエ
    (牡7・佐伯52)
    買い H9金鯱賞2着。前々走G2で連対したことはそれなりに評価しなければいけない。それにもかかわらず斤量52kgとはなめられたものである。ローカルG3でこのメンバーならチャンスは十分である。またまたびっくりさせるかもしれない。道悪なら大幅プラスだろう。
    消し ダートで好走しているように時計のかかる馬場を得意としている。金鯱賞は上がり36秒台で連対しているように、上がりがかからないと台頭できない。今の小倉は決め手重視な感じがするだけに、この馬にとってはかなり厳しい戦いになりそうだ。
    ニシノダイオー
    (牡6・小池53)
    買い 今春オープン入りしてからなかなか好走している。今まで戦ってきた相手を考えれば、かなりメンバーが楽になっているので、斤量53kgなら大チャンスだろう。準OPだったが、Sペースにもかかわらず直線だけで差しきったこともあり、決め手もなかなかである。
    消し オープンでの連対経験がないので重賞では信用しづらい。2000m以上で好走することが多く、距離は少し短い感じがする。前走9着に敗れており、調子が落ちているのかもしれない。重賞では常に0.3秒以上離されているだけに重賞で連対できる器ではなにのかもしれない。
    イブキニュースター
    (牝6・高橋亮52)
    買い H7フラワーC優勝。オークスも6着とがんばっており実績はなかなかである。2000mで好走することが多く1800mで2勝しているので距離はほぼベストだろう。一叩きされて大きく変わるかもしれない。
    消し 古馬になってからはまったくいいところがない。前走4着も牝馬限定戦であり、今回の参考にはあまりならない。もう年齢的に無理なのかもしれない。
    カモンマイハウス
    (牝5・小島51)
    買い 3走前に900万とはいえ、1800mで勝っているので距離はベストだろう。前走も重賞を3着しており、調子のいいことを証明している。斤量51kgならチャンスはある。
    消し 前走3着も離されすぎである。前々走準OPで5着だったのもいただけない。重賞で連対するつもりなら、準OPでも連対くらい外してほしくない。追い込みをかける馬なので、小回りコースはマイナスになるのではないか。
    ニッシンブリン
    (牡6・熊沢51)
    買い 小倉では2連対で掲示板を外していない。得意なコースなのだろう。
    消し 勝っているのは全て短距離戦である。1800mは明らかに長いと思われる。準OPで足踏みしてしまっているようにオープン級の器を感じられない。
    メガミゲラン
    (牝6・内山51)
    買い 準OPの1800m戦で勝っている。距離は守備範囲だろう。前々走テレビ愛知杯でも5着とがんばっており、オープンでもやれそうな感じは見せている。斤量も51kgと恵まれた。
    消し 前走13着は大きな問題である。距離の問題だとしても200mしか短縮されないのだから今回も苦しいということになる。重賞で好走できるような馬ではない感じがする。
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