にへい君の予想成績に戻る
G3小倉記念の反省

G3小倉記念の結果
1 6-06ゲイリーイーグル 河内 2.00.6---36.7 486kg-10 1人気
2 7-07イブキニュースター 高橋亮 2.01.02.1/237.0 488kg-8 6人気
3 8-09シンカイウン 北沢 2.01.0ハナ37.0 460kg+6 3人気
4 1-01シーフリージア 秋山 2.01.63.1/237.1 422kg0 10人気
5 8-10エイシンサンサン 土肥 2.01.81.1/438.1 462kg-6 4人気
単勝280円 枠連2,290円
複勝130円 340円 140円 馬連2,560円
予想と見解 好材料と不安材料
G3小倉記念の感想
  • 惨敗です。あまりの負け方に何も言うことはありません。先週流して的中した勢いで、今週も流してしまったが、私の軸馬は3角で終わっていました。最後の直線なんかボーっと見ていました。せめて「粘れー」と叫びたかったものです。とほほ・・・。やはり競馬は甘くない。これだからローカル重賞は分からないのである。まあ、惨敗覚悟で勝負にいったのだから仕方ない。これで当たるときもあるのだから、素直にあきらめるのか一番だろう。
  • 専門家の方々がおっしゃていた通り、先行馬総崩れという結果となった。私もこの可能性はあるとは思っていたが、本当に強い馬なら大丈夫だという思いの方が強かった。終わってみれば、私の勉強不足ということを思い知らされた。また、道悪もかなり影響したと思える。先行馬はマイペースのつもりだったのだろうが、時計のかかる馬場で意外と体力をロスしてしまったのではないか。後ろから行った馬が上がり37秒台で連対できるのだからそうとしか思えない。ちょっと先行馬の騎手が未熟だったような気がする。
  • 勝ったのはゲイリーイーグルであった。2馬身差の圧勝である。この馬に対抗できそうな実績馬が勝手に自滅していったのだから当然の結果といえる。前走準OPで負けていたのが気がかりだったが、やっぱり実力のある馬である。道悪もまったく問題なかったようだ。とにかく、終わってみればこの馬が一番強かったということだろう。ただ、今後につながるかというと何とも言えない。実績馬を力でねじ伏せたわけではないからである。今回の2・3着馬を力でねじ伏せても、次につながる材料にはならないということである。次の戦いが、この馬のこれからを占ううえで重要な戦いになるだろう。
  • 2着はイブキニュースターであった。これにはびっくりした。しかし、よく見直してみると、前々走のマーメイドSで4着していることを重視しなくてはいけなかった。このレースは稍重で時計のかかる馬場だったのであり、エイシンサンサンをその条件で敗っていたことをもっと認識するべきだった。今回はマーメイドSとほぼ同じ条件だったわけで、そうであれば少なくてもエイシンサンサンよりは評価を上にするべきだったのである。今回の好走で、この馬は時計のかかる馬場を得意としていることがはっきりした。今回のような低レベルな重賞で道悪になればまた好走するかもしれない。
  • 3着はシンカイウンだった。今回のところは、オープン馬と準オープン馬の違いを見せつけられたというところだろう。よく走っていたとは思うが、前走準OPを勝ち上がったばかりでは仕方ないだろう。しかもイブキニュースターに負けているのは問題である。これでは次もあまり期待できない。しばらくはオープンの壁に苦しみそうである。ただ、道悪に苦しんだだけかもしれないので、次くらいは様子を見た方がいいかもしれない。
  • 4着はシーフリージアであった。10人気にしてはよくがんばったとは思うが、上位3頭とは決定的な差をつけられている。前が潰れる展開にも恵まれた。これでは準OPに戻っても好走できるか分からない。
  • 5着はエイシンサンサンであった。マーメイドSでも5着に負けていることを考えると、この馬は道悪が苦手なのだろう。時計のかかる馬場は下手で、軽い馬場は決め手不足では、今後も好走する要素がないことになる。重賞では連対できない馬なのかもしれない。
  • イナズマタカオーは6着であった。休み明けでは仕方ない。こんなもんだろう。問題は次である。
  • トウカイタローは8着であった。いくらなんでもこれだけ惨敗するとは思わなかった。結果的には前に行きすぎたということか。それでも、逃げたエイシンサンサンすら交わせないのは大問題である。鳴尾記念の走りは何だったのだろうか。8歳という年齢から体力回復できなくなっているのかもしれない。今年はもうダメかもしれない。
  • ギガドンは9着であった。時計がかかる馬場はよかったのだろうが、先行馬総崩れの展開にはまってしまったようだ。やはり、もっと長い距離でないとダメなのだろう。
  • メイショウヨシムネは10着であった。マイペースで逃げないと持ち味が出ない馬である。これだけの先行馬が相手では逃げられるはずがない。この結果は仕方ないだろう。オープンではまだまだ話にならないようだ。
  • にへい君の予想成績に戻る

    参考
    G3小倉記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 軸4--3-5-6-9-10
    • トウカイタロー
      1. ゲイリーイーグル
      2. エイシンサンサン
      3. シンカイウン
      4. イナズマタカオー
      5. ギガドン
    にへい君の見解
  • 先週、夏競馬として初的中して気分よく今回の予想ができる。ローカルG3だが、別定戦ということで単純に実力勝負とみることができると思う。あとはコース適性と勢いが重要となるだろう。ただ、今回は少頭数ということで、賞金を稼ぐのにおいしいローカル重賞にしてはかなり寂しさを感じる。しかも、メンバー構成があまりに寂しい。重賞勝ちやオープン勝ちの馬はいるものの、もうピークを超えているような馬ばかりである。そういうこともあり、前走準オープンを走っている上がり馬の方が人気になりそうな状況なのである。あまり盛り上がらないレースになりそうだ。
  • 私の本命はトウカイタローである。昨年の天皇賞秋7着、前々走鳴尾記念2着の実績を見れば、このメンバーでは格が2枚は上である。2000mも8連対とベストの距離である。斤量も他馬と同じ56kgで走れるので大きなプラスとなる。常識的には負けられない一戦である。ただ、前走七夕賞4着はペースを落としすぎて決め手不足で負けてしまったと思われる。決め手勝負になると苦しいかもしれない。しかし、この面子なら何とかなるとも考えられる。先週思いきって流して成功したので、調子にのって今週も流しで勝負してみる。この馬を軸にするということだ。不安もあるが、この馬の実績に期待する。
  • 対抗はゲイリーイーグルにする。前走準オープンで負けている馬だが、前々走の吾妻小富士賞2着は重賞常連組を相手に好走したもので、オープン級の実力を証明している。前走も素質馬メジロスティードが相手だったので悲観することはないだろう。でも重賞初挑戦というのは大きな不安材料ではある。経験がない以上、重賞で好走できるかどうかは分からない。未知数が多いということである。
  • 単穴はエイシンサンサンにする。前走北九州記念4着を評価した。距離が少しでも延びるのはプラスだろうし、特に逃げなくても走れることを前走で証明している。重賞でそれなりに好走しているので調子も良さそうだ。これだけメンバーが弱ければ大チャンスだろう。ただ、古馬になってからはオープン勝ちがないので信用しづらい。決め手不足のタイプであり、好走しても3着ということも考えられる。
  • 4番手はシンカイウンにする。準オープンを2連勝して一気にオープン入りした上がり馬である。勢いならメンバーNO1だろう。けっこう人気になりそうだが、私はオープンでの好走経験がない馬は信用できない。ゲイリーイーグルのようにオープンで連対経験があれば別だが、そうでない以上これより上には評価できない。3走前に惨敗しているので、安定度にも疑問がある。これだけメンバーが弱いとなんとかなりそうだが、私はやっぱり信用できない。
  • 5番手はイナズマタカオーにする。ローカル重賞で3勝している実績はかなり凄いといえる。普通なら本命クラスの馬である。しかし、1年以上の休み明けはあまりに大きなマイナスである。G1G2で好走していれば話は別だが、そうでない以上ここは苦しいと判断せざる得ない。斤量57kgもちょっとつらい。ただ、メンバーが弱すぎるので休み明けでも何とかなるかもしれない。恐い馬には変わりない。
  • 6番手はギガドンにする。阪神大賞典3着からして完全なスタミナ馬だろう。2000mではまだまだ短い。決め手不足で連対までは苦しい気がする。ただ道悪のスタミナ勝負になれば恐い存在になる。私の馬券はここまでである。
  • 7番手はメイショウヨシムネである。前走準OPで惨敗している馬なので信用しづらい馬である。常識的には、いきなり重賞で好走するのは厳しいと思う。しかし、前々走900万で7馬身差で圧勝している。いくら条件戦でもこれだけの圧勝はできないものである。しかも逃げての話である。マイペースで逃げれれば、かなりおもしろい存在である。でもトウカイタローを軸にするなら、この馬は買えない。同じ先行馬である以上、どちらかが潰れるはずで、2頭が残ることは考えにくい。
  • 8番手はイブキニュースターにする。オープン実績が少しはあるので、とりあえずこの評価にするが、前走前々走の走りを見る限りでは魅力を感じることはできない。
  • 9番手はラッキーセイラーにする。900万で足踏みし、準OPでの好走もない。前走障害に出ているようではあてにできない。
  • 10番手はシーフリージアにする。準OPで掲示板にものれないようでは話にならない。重賞では出番はないだろう。
  • このページのTOPに戻る
    G3小倉記念出走馬
    馬名 買い&捨て
    トウカイタロー
    (牡8・村山56)
    買い H8新潟記念優勝、H8秋野S優勝、H9鳴尾記念2着。昨年の天皇賞秋7着、今年の鳴尾記念2着という実績は、このメンバーではずば抜けている。それでいて斤量56kgはおいしすぎる。2000mは8連対でベストである。逃げてばかりいるが、秋野Sでは抑える競馬でレコード勝ちしている。無理してまで逃げるタイプではない。とにかく、準OPのようなこのメンバーでは格が2枚くらい上である。
    消し 前走圧倒的1人気で4着に沈んでいる。逃げた場合、やはり早めに競りかけられるとつらいのだろう。今回も先行馬が多いようなので、同じように潰される可能性もある。逃げる馬は潰れた時のイメージがどうしても悪いので、何となく信用しづらくなる。
    ゲイリーイーグル
    (牡5・河内56)
    買い 前々走の吾妻小富士賞2着はなかなか評価できる。相手がヤシマソブリンを始め重賞常連馬ばかりだったことを考えると、この馬がオープン級の実力をもっていることは明らかである。前走準OPで負けているが、将来性十分のメジロスティードが相手だったのでは仕方ない。レコード決着の勝負でクビ差なら上出来だろう。重賞といってもかなりメンバーが弱いので、今の勢いなら重賞制覇も夢ではない。
    消し いちおう準OP馬である。オープン連対はあるものの重賞は初挑戦である。前走準OPで負けているので、格の問題で言えば重賞は厳しいということになる。距離も2000mは前走だけなので判断しにくい。なんとなく1800mがベストのような気はする。連続2着とラストに甘さを残しており、重賞ではこういう決め手不足が命取りになることもある。
    シンカイウン
    (牡6・北沢56)
    買い 準OPを2連勝中の上がり馬である。長期休み明け以後、5戦4勝と能力が高いことを証明している。夏競馬で重要な「勢い」はメンバーNo1だろう。前走の走りからすると距離は2000mが合っていそう。重賞といってもかなりメンバーが弱いので、今の勢いなら重賞制覇も夢ではない。いちおうNHK杯出走経験もある。長期休養のせいで、6歳とはいえキャリアはまだ浅い方である。成長を見込んでもいいかもしれない。
    消し 古馬になってからはオープンで走っていない。いくら上がり馬でもいきなりの重賞では信用しづらい。そして、3走前に信じられない惨敗をしている。距離が短かったといえばそれまでだが、それでも準OPで9着に沈んでいるのは問題である。負けるときは大きく負けているだけに、安定度の高い馬とは思えない。オープン馬が相手では力を出しきれないかもしれない。
    エイシンサンサン
    (牝6・土肥54)
    買い H6小倉3歳S優勝。いちおう重賞ウイナーである。最近になってから好走していることからして決して早熟馬ではない。かえって充実してきたといえる。前走の北九州記念4着はなかなか評価できる。長距離の逃げ馬というイメージだったが、1800mで抑える競馬で好走したのにはびっくりした。距離が少しでも延びるのはプラスだし、展開も気にしなくていいだろう。小倉コースとの相性も良さそうなので一発あるかもしれない。
    消し 古馬になってからはOP連対は1度だけで勝ちはない。大崩れはしていないのだが、どうしても決め手不足のイメージがある。今回も掲示板で終わるような気がしてしまう。準OPでかなり足踏みしていたので、重賞を勝てる器とは感じられない。
    イナズマタカオー
    (牡7・武豊57)
    買い H6中日スポーツ4歳S、H7北九州記念、H8中京記念優勝。重賞を3勝しており、実績はメンバーNo1である。ローカル重賞で好走しているので、平坦コースが合っているのかもしれない。長期休み明けも、このメンバーなら格でなんとかするかもしれない。しかも鞍上は武豊である。
    消し 1年以上の休み明けは、どう考えても大きなマイナスである。調教もあまりよくないようである。G1G2でもっと好走していれば格の違いを考えるが、ローカルG3でしか好走していないようでは信用しにくい。武豊で人気になるようだと余計に買いにくくなる。
    イブキニュースター
    (牝6・高橋亮54)
    買い H7フラワーC優勝。オークスも6着とがんばっており実績はなかなかである。2000mで好走することが多く1800mで2勝しているので距離はほぼベストだろう。今回はかなりメンバーに恵まれたので、なんとかなるかもしれない。
    消し 古馬になってからはまったくいいところがない。前走も7着に負けている。勝てそうな雰囲気がまったくない。
    シーフリージア
    (牝7・秋山54)
    買い 小倉で2勝している。コースの相性はいいようだ。
    消し ここんところ準OPで掲示板にも載っていない。いくらなんでも重賞で連対できるとは思えない。距離も少し長そう。
    メイショウヨシムネ
    (牡6・松永昌56)
    買い 900万だが前々走は勝っている。調子はいいのではないか。前走は道悪に泣いたと考えられないか。
    消し 前走準OPで13着に負けているようでは信用できるはずがない。1800mでは凡走しており、距離も明らかに長そう。あまりに厳しい戦いになるだろう。
    ラッキーセイラー
    (牡6・林56)
    買い 900万だが前々走2000mで勝っている。2000mで3勝なので距離はベストだろう。前走は障害戦なので度外視でいいだろう。
    消し 900万でかなり足踏みしている。重賞で好走できる器とは思えない。素質のある馬なら障害にもっていくこともないだろう。期待する方が無理だと思う。
    ギガドン
    (牡5・村本56)
    買い 阪神大賞典で3着している。G2で3着しているのは、いちおう評価しなければいけない。スタミナがあることは間違いない。道悪でスタミナが必要になればチャンスはある。
    消し 前走ダートとはいえ準オープンで3着は問題である。中距離重賞ではまだまだ力不足と言われても仕方ない。やっぱり2500m以上でないと持ち味が出ない馬だろう。
    このページのTOPに戻る

    にへい君の予想成績に戻る