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G2京都新聞杯の反省

G2京都新聞杯の結果
1 1-01マチカネフクキタル 南井 2.13.1---34.2 510kg+10 1人気
2 6-08パルスビート 四位 2.13.23/434.5 438kg0 3人気
3 5-06メジロブライト 松永幹 2.13.31/234.1 456kg+2 2人気
4 5-05ステイゴールド 熊沢 2.13.51.1/234.7 412kg-4 7人気
5 1-01エリモダンディー 河北 2.13.5クビ34.5 412kg-8 5人気
単勝280円 枠連810円
複勝120円 160円 130円 馬連800円
予想と見解 好材料と不安材料
G2京都新聞杯の感想
  • 恐れ入りました!フクキタルの末脚には脱帽です。この馬を信用できなかった私はまだまだ未熟者です。今回のブライトにはけっこう自信があったんですが、撃沈です。ちょっとかいかぶってしまったようです。それでも8.0倍と低配当だったからよかった。高配当を逃す悔しさよりはずっとましである。とりあえず、回収率もまだ100%を超えているし、いいチャレンジだったとは思う。貯金がまだ17,000円あるので、あと2回チャレンジできる。G1シリーズのスタートも勝負に行こうかな。
  • 勝ったのはマチカネフクキタルであった。この馬の凄さを改めて思い知らされた。この馬は間違いなく強い馬です。あのちぐはぐなレース展開で勝ってしまうのだから底知れない強さです。ブライトが大外からしかレースができないのに対して、馬群を捌いてきたのだから評価できる。しかも菊花賞を意識して重め残りであった。一夏でこんなにも成長する馬もめずらしい。しかも脚質を大きく変えてである。4歳の中距離戦なら無敵だろう。本当に恐れ入った。ただ、菊花賞となると話は別である。この馬の気性で3000mをこなせるかは微妙だと思う。こういう追い込み馬が菊では惜敗するシーンも少なくはない。堅軸という評価は禁物だと思う。
  • 2着はパルスビートであった。好位から計算どおりの抜け出しだった。フクの末脚には屈したが、ブライトを抑え込んだのだから評価できる。本当にこの馬は折り合えるのがすばらしい。それでいて、しっかりとした決め手も持っていることもこれで証明された。そういう意味では菊花賞に向けて最もいいレースをしたのはこの馬だと思う。3000mの長丁場で一番重要なのは折り合いだからである。今回のように好位から抜け出せれば大チャンスである。フク、ジャス、ブライトの後方一気の追込馬が3000mでもいつものような末脚を爆発できるかは疑問である。多少鈍ると考える方が自然である。そうでれば、この馬の先行力は驚異となるはずである。あとはスタミナ的に3000mを走れるかだけだろう。
  • 3着はメジロブライトだった。私はこの馬をかいかぶっていたようである。この馬の末脚はもっと凄いと思っていたが、大したことはなかった。もちろんメンバーno1の上がりを叩き出しているのだから凄いことは凄いのだが、私はもっと凄い脚を使えると思っていたのである。ラスト100くらいでパルスビートと同じ脚色になってしまったことからすると、実はこの馬は2000mくらいが距離の限界なのかもしれない。直線で止まるこの馬を見たのは初めてである。休み明けもあるとは思うが、菊で勝つつもりなら最後まで伸びてほしかった。それに、本当に不器用なんだなと改めて思った。出遅れも痛かったが、大外を回ったのが痛かった。私はインをついてくると思ったが、無理して大外に行ってしまった。要は、馬群を捌ける器用さがないということなのだろう。そうでなければ、あの位置から大外に出す必要性はなかったと思う。こう考えると、この馬が菊を獲るのはかなり難しくなったと思う。3000mを最後方から大外を回って勝つなど常識では考えられない。去年のダンスインザダークだってインを抜けてきたのである。
  • 4着はステイゴールドであった。オープン初挑戦にしてはよくがんばったと思う。しかし、上位3頭とは決定的な差をつけられている。少なくても中距離戦ではこれが限界だろう。ただ、菊花賞となると話は別である。2500mで1勝していることもあり、スタミナ勝負となればチャンスはあるかもしれない。
  • 5着はエリモダンディーであった。この馬もよく追い込んでいるのだが、有無を言わせぬほどの末脚は持っていない。こういう展開だとどうしても甘くなる。上がり34.5もブライト34.1フクキタル34.2と比べるともう一つである。このレベルだとつらい馬だと言わざる得ない。ただ、菊花賞では分からない。34.5でも十分かもしれないからである。もちろん3000mでも同じ切れ味を発揮できるだけのスタミナがあればの話である。血統的にはスタミナはありそうだが。
  • シルクライトニングは6着であった。この決め手重視の展開では手も足も出なかったようである。でも休み明けを考えれば、よく走っている方だろう。ラジオたんぱ賞よりはずっといいレースをしている。叩かれた上積みと3000mに距離が延長することを考えれば、菊花賞では今回よりも期待できそうである。
  • エアガッツは7着であった。武豊もはっきりと言ってしまった。「この馬は走り方からしてマイラーでしょう。」これがすべてである。
  • テイエムトップダンは8着であった。平均ペースでうまく逃げていたと思ったが、最後の直線ではまったく見せ場なかった。それでも陣営が悲観的なコメントをしていないのが不気味である。菊での巻き返しを本気で考えているのだろうか。
  • トーアステルスは9着であった。やはりこのレベルだと決め手が違いすぎる。まだ実力不足だと言わざる得ない。
  • ヒダカブライアンは10着であった。敗因は何だろうか?休み明けしかも調整不足といって体調の問題なのだろうか、それとも、単なる実力不足なのか。どっちとも言い切れない。たぶん実力不足だと思うのだが。
  • まあ、こんなもんでしょう。
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    参考
    G2京都新聞杯の予想
    結論
    馬番連勝複式 軸6--1-2-4-8-9-11
    • メジロブライト
      1. パルスピード
      2. シルクライトニング
      3. マチカネフクキタル
      4. エリモダンディー
      5. ヒダカブライアン
      6. テイエムトップダン
    にへい君の見解
  • いつも思うのだが、なんで菊花賞TRが2200mなのだろうか。2200mでは菊花賞に出るべき馬であるかどうか分からないではないか。ダービーTRだって2400mなのに絶対におかしい。少なくても2500mにするべきである。そういうことで、このレースは菊花賞を睨みながらも、結果的には中距離に適性のある馬が強いといえるレースである。このレースに勝ったからといって必ず菊花賞で連対するとも限らないし、このレースで凡走しても菊花賞で好走することもあるのである。つまりは、菊花賞のことはあまり考えずに予想した方がいいということになる。
  • 今回のメンバーを見てみると、なかなかおもしろいメンバーが揃ったといえる。ダービー皐月賞とも1人気だったメジロブライト、皐月賞2着もラジオたんぱ賞惨敗のシルクライトニング、古馬戦線で好走したパルスピード、神戸新聞杯を圧勝したマチカネフクキタル、常に話題に取り上げられながらパッとしないエアガッツなどなど、どの馬が勝っても不思議はなさそうな感じである。ただ、どの馬も信用しづらい不安材料をいくらか抱えている。これらの馬をどう組み合わせるかが非常に難しい。もちろん、これ以外の馬にもチャンスはある。なかなか難しい予想になりそうだ。基本的には、休み明けの春の実績馬と一度叩かれた上がり馬をどう捉えるかがポイントになりそうだ。
  • 私の本命はメジロブライトである。皐月賞ダービーともに1人気で惜敗したが、大きくは負けていないのだから能力はやはり高いのである。私は皐月賞もダービーも本来のこの馬の出来ではなかったと思っている。スプリングSで-10kg減ってから明らかにおかしかった。私は調子が落ちていたにもかかわらず、皐月賞4着、ダービー3着したと思っている。休み明けでのリフレッシュ効果が出れば、ここでは格の違いを見せつけるはずである。京都の決め手重視の馬場も大きな味方である。シルクジャスティスがいない以上、この馬を差せる馬はいないはずだ。後は、前を捕らえられるかどうかだけである。もちろん私は届くと思っている。ただ、休み明けは心配だし、本番前なので100%の仕上げもないだろう。それにG1での負けはこの馬の底をある程度見せてしまった感じはする。そんなに強くない馬かもしれないという不安は拭えない。それでも私は、この馬は高いポテンシャルを持っていると信じたい。思いきって軸にする。
  • 対抗はパルスピードにする。やはり古馬と戦ってきた経験を評価しなければいけない。スローペースが予想されるだけに、先行して折り合えるのは大きな武器となる。先に抜け出せば、後ろから来る有力馬を出し抜くことは容易なはずである。使われている強みもあるし、大負けしない安定度もいい。基本的には外せない馬である。ただ、ここ2戦とも負けていることには変わりはない。いくら古馬と言っても、メンバーはそんなに強くはなかったはずである。根本的に力のない馬である可能性もないとは言えない。
  • 単穴はシルクライトニングにする。やはり皐月賞2着の実績を評価した。この馬も先行とは言わないまでも、中団で競馬ができるのがいい。人気馬が最後方から競馬をすすめるのであれば、少しでも前につけられるのは好材料となる。距離が2000mになったとたんに大化けした馬なので、距離が2200mに延びるのもいいだろう。ただ、軽い馬場に対応できるかどうかが分からない。中山の時計がかかる馬場でしか結果を出していないだけに不安は拭えない。セントライトに間に合わず調整が遅れ気味だったので休み明けも心配である。惨敗もあり得る。
  • 4番手はマチカネフクキタルにする。神戸新聞杯であれだけ強い勝ち方をしているにしては評価が低すぎる。私が評価しない理由は、神戸新聞杯のレベルがそれほど高くはなかったのではないか、と思ったからである。勝ったサイレンススズカも常に素質馬として取り上げられるが、実績はプリシバルSを勝っただけであり、ダービーも8着である。私はそれほど強い馬とは思っていない。その馬を差しきっても、サイレンスよりも強いことを証明しただけで、絶対的に強いことを証明したことにはならない。私は実績的に上3頭の方が実力があると思っている。ムラのありそうな感じがするのも推せない理由である。そういうことで評価していないのだが、やっぱり神戸新聞杯で見せた末脚は驚異である。ここでも圧勝しても何の不思議もない。
  • 5番手はエリモダンディーにする。この馬も驚異的な末脚を持っている。ダービー4着という実績もいい。ダービーでの上がり34.2はシルクジャスティスと同じタイムだった。決め手重視の京都馬場がこの馬の大きな味方になるはずである。しかも京都は2戦2勝なのである。重賞を勝つ最大のチャンスかもしれない。ただ、今までは展開に頼らなければ好走できないでいるだけに、信用度は低いと言わざる得ない。河北騎手も重賞では荷が重そうである。
  • 6番手はヒダカブライアンにする。春の戦績はあまり評価できるものではないが、骨折明けを無理矢理クラシックに持っていたのは明らかである。順調に調整されていれば、能力の違いを見せてくれるかもしれない。ただ、春の実績がやっぱり実力であるかもしれないし、調整も少し遅れているようだ。恐い存在ではあるが、信用できない馬ではある。
  • 7番手はテイエムトップダンにする。毎日杯を勝つもその後は惨敗続きであった。京都4歳特別での15着からして、体調が最悪だったのだろう。リフレッシュされた神戸新聞杯ではまだまだ余裕残しながら5着とがんばっており、叩かれた上積みを考えれば、好走を期待してもよさそうだ。個人的にこの馬のことがよく分からないので不気味な存在に感じてしまう。私の馬券はここまでである。
  • 8番手はエアガッツにする。4歳になってからの走りはパッとしない。ラジオたんぱ賞に勝つも1800m戦である。2000m以上だとセントライト記念のように勝ちきれない。ダービーも6着と掲示板に載れなかったわけだし、ある程度底を見せてしまった感じは否めない。あとは、軽い馬場でどこまでこの馬の末脚が通用するかだろう。そして武豊がどう乗るかだろう。
  • 9番手はトーアステルスにする。逃げるとすれば、この馬しかいない。スローの逃げで駒草賞を勝っているだけに、展開は向きそうだ。後ろからの有力馬がもたもたすれば、あっさりと残ってしまうことも考えられる。ただ、この馬の決め手では逃げ切れそうにない。前走準OPで負けているので、地力で勝ちきるのは難しいといえる。常識的にはよっぽど恵まれない限り苦しそうだ。
  • 10番手はステイゴールドにする。前走900万を勝ち、勢いにのっているサンデーサイレンス産駒ということで、かなり不気味な感じはするが、オープン実績のない馬の出番はないと私は思っている。
  • 11番手はランドスピードにする。中日スポーツ4歳Sで2着しており、重賞実績はあることになるのだが、1200m戦では評価できない。中距離以上では凡走しているので、私は評価していない。
  • 12番手はトウカンイーグルにする。よく分からない馬だが、実績を見る限りでは好走できるとは思えない。
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    G2京都新聞杯出走馬
    馬名 買い&消し
    マチカネフクキタル
    (牡4・南井57)
    買い 神戸新聞杯の勝ち方は凄かった。逃げたサイレンススズカが直線でさらに後続を引き離しているのに、それを最後方から差しきってしまうのだから、常識を超えている。決め手重視の京都ならさらに威力が増すだろう。これだけの末脚を持っていれば、どんな展開でも大丈夫である。
    消し 休み明けであれだけの走りをしているだけに、その反動が最も恐い。いわゆる2走ボケである。前走前々走の走りを見る限りでは中距離馬だと思われ、2200mは守備範囲だとは思うが、ベストよりは少し長そう。前走の勝ちもメンバーに恵まれたという見方もできる。サイレンススズカはまだ重賞を勝っていない馬なのだから。
    メジロブライト
    (牡4・松永幹57)
    買い 皐月賞4着、ダービー3着ながら共に1人気に推されていた実力馬である。ラジオたんぱ3歳Sと共同通信杯を連勝した時点では間違いなくNO1ホースであった。スプリングSで馬体10kg減したあたりから精彩を欠くようになっており、たぶん調子が下降していったのではないか。それでいてG1を4着3着していると考えれば、やはりこの馬はただ者ではないことになる。リフレッシュして本来の実力を出せれば、4歳No1の座を奪取することは容易なはずである。しかも、ダービーで先着を許した2頭がこのレースに出ていないのである。ここでは実績上位ということになる。
    消し スプリングS以降勝ちきれないレースが続いた。前が残っていることからすれば、展開に恵まれなかったということなのだろうが、逆に言えば展開に頼らなければ勝てない実力しかないとも言える。今回も逃げ馬がおらず、スローペースが予想される。春のように最後方からの競馬しかできないようだと、また追い込むも届かないということになりそうだ。休み明けも不安である。
    パルスピード
    (牡4・四位57)
    買い 夏場を休まずに古馬と戦ってきており、使われている強みがある。古馬重賞で2着3着しており、4歳馬にしてはよくがんばっている。4歳限定戦に戻れば、当然勝ち負けである。今の勢いなら重賞制覇も夢ではない。堅実に走る安定度もいい。
    消し 重賞では連対するのがやっとである。どうしても勝ちきれない勝負弱さが目立ってしまう。古馬重賞で好走も勝馬とは決定的な差をつけられているし、ラジオたんぱ2着も底を見せつつあるエアガッツが相手であった。まだまだ信用できる実績は残していない。
    シルクライトニング
    (牡4・安田富57)
    買い 皐月賞で2着していることを忘れてはいけない。あのサニーブライアンにクビ差である。若葉Sで勝つまでは2着続きで500万すら勝てなかった馬だったが、あっと言う間に大出世してしまった。距離が2000mになってから大化けしており、長ければ長いほどいいタイプのような気がする。もちろん今回の2200mも歓迎だろう。ある程度中団に控えられる分、フクキタルやブライトより安定度はありそうだ。
    消し 軽い馬場に対応できるか心配である。若葉Sと皐月賞は時計がかかる馬場がよかったのかもしれない。京都の決め手勝負に対応できないことも十分考えられる。ラジオたんぱ賞では不可解な負け方をしており、信用しずらい面も残している。初コースもちょっと気になる。
    エアガッツ
    (牡4・武豊57)
    買い 朝日杯3歳Sを3着しホープフルSで勝った時は一躍クラシックの有力候補となった馬である。結局クラシックは不発に終わったが、残念ダービーのラジオたんぱ賞ではパルスピードを競り落として復活をアピールした。叩かれてよくなるタイプのようで、前走3着も休み明けなら上出来といえる。一叩きされた上積みを考えれば今回は勝ち負けである。
    消し 4歳になってからはいまいちである。ここぞという時になぜか惨敗してしまう。前走3着も絶好の展開から直線でまったく伸びなかった。距離の限界を感じる走りだった。京都の軽い馬場がプラスに出るという見方もあるが、ダービーでジャスティス、ブライト、エリモに末脚勝負で負けている以上、プラスになるとは思えない。底を見せつつあると言われても仕方ない。
    エリモダンディー
    (牡4・河北57)
    買い ダービー4着を評価しなければいけない。最後方から上がり34.2という驚異の末脚を見せている。若駒Sでもランニングゲイルをちぎっている。とにかく展開が向けば、この馬の末脚は大きな武器となる。ダービー連対馬がいないので、順番からすればこの馬は2着することになる。
    消し この馬は展開が向かなければ好走できない馬である。前走も展開が向かずに7着に負けている。本当に強い馬というのは、多少の展開はどうにかするものである。それに、どんなに展開が向かなくても3着はするものである。7着は負けすぎといえる。結局は実力不足ということなのである。スローペースが予想されるだけに今回も厳しそう。
    ステイゴールド
    (牡4・熊沢57)
    買い 前走900万とはいえ勝っているのは好材料である。勢いはありそうだ。重賞初挑戦も4歳限定戦なら、この実績でも十分通用する。サンデーサイレンス産駒であり底力がありそうだ。2000m以上で好走しているのでスタミナは問題ないし、前走は上がり34.5の末脚も見せている。
    消し 重賞どころか準オープンすら経験していない。さすがにこの実績では信用しづらいものがある。持ちタイムも大したことはない。前走の着差も僅差なので魅力は感じない。G1を狙う馬が揃っているここでは材料がなさすぎる。
    テイエムトップダン
    (牡4・和田57)
    買い 毎日杯を勝ち、きさらぎ賞も2着している実績を持っている。皐月賞以降はボロ負けしてしまったが、たぶん疲れがたまっていたのだろう。休み明けの前走は5着とまあまあのスタートを切っている。叩かれた上積みで今回はさらに期待できる。重賞ウイナーなのだから、ここで復活しても何の不思議もない。
    消し 皐月賞ダービーの惨敗はともかく、京都4歳特別で惨敗しているのは問題である。ラジオたんぱ3歳Sでメジロブライトに5馬身差つけられているので、もともとの地力が足りないのかもしれない。毎日杯もタイム的にレベルが高いレースだったとは思えない。神戸新聞杯も5着ではどうだろうか。
    トウカンイーグル
    (牡4・幸57)
    買い 父は菊花賞馬バンブービギンである。たぶん距離が延びていいタイプだろう。早熟タイプとも思えないので、成長はある程度見込んでいいだろう。
    消し オープンクラスでは凡走ばかりである。距離不適正か格不足である。買いではスタミナタイプと言ったが、好走は短距離だけである。格の問題なら、果たして一夏で重賞連対まで成長するものか疑問である。休み明けも基本的にはマイナスである。
    トーアステルス
    (牡4・菊沢徳57)
    買い 例年レベルが高いレースである駒草賞を勝っている。先行してなかなかしぶとい馬である。前走惨敗も休み明けなら仕方ない。叩かれた上積みろ考えれば、今回は期待できる。もともとここを狙っていたとも考えられる。
    消し 先行してしぶといのだが、今の京都の決め手重視の馬場ではかなり厳しい。オープンではプリシバルS4着が最高であり、格不足は否めない。駒草賞の勝ち方も危なっかしいもので、強いイメージは残らなかった。
    ランドスピード
    (牡4・佐藤哲57)
    買い 前走の中京スポーツ4歳Sでは10人気で2着して、みんなを驚かした。芝でも十分に対応できることを証明したわけである。オープン連対経験のない馬よりは格上ということになる。長い距離でけっこう使われており、本来は長距離が合っているのであれば、苦手距離で重賞2着なのだから、今回はとんでもない大化けをかますかもしれない。
    消し 前走の好走は常識的には距離短縮がよかったとみるべきである。そうでなければ、ここまで大化けすることは考えられない。それにレベルが高かったレースとは思えない。休み明けも基本的にマイナスである。
    ヒダカブライアン
    (牡4・河内57)
    買い 3歳でデビューした時はダービーの最有力候補とまで言われた馬である。骨折により長期休養を余儀なくされ皐月賞の直前に復帰して、いきなり2着と大器の片鱗を見せた。急仕上げだったために反動が出たのか、その後は凡走したが、じっくりと調整されていれば能力の違いを見せるかもしれない。
    消し いくら骨折明けとはいえ、4歳春の凡走はいただけない。成長の見込める3歳時に骨折したのはあまりに大きかったようだ。そのために意外と成長していないのではないか。毎日杯もそんなにレベルの高いレースだったとは思えない。直前まで出否を迷っていただけに、あまり調子は上がっていないように感じられる。本番はともかく、ここは叩くだけかもしれない。
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