G2毎日王冠の結果
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
もしシルキーヒロインが今週デビューすることになったら、もちろん応援に行くことになります。そういうことで、金曜の夜に急きょ東京に向かうかもしれませんので、念のため最終結論を出してしまいます。
下記の馬番連勝複式
|
|
馬名 | 買い&捨て | |
バブルガムフェロー (牡5・岡部59) |
買い | H8天皇賞秋優勝、H7朝日杯3歳S優勝、H9宝塚記念2着、その他G2を2勝。実績は文句なしでNO1である。昨年の天皇賞秋では4歳馬でありながら、ローレル、トップガン、マーベラスをちぎってしまった。1年たってさらに実力をつけていると考えるのが普通であり、少なくても実力が落ちたということはないだろう。休み明けも去年の骨折明けに比べれば、ずっと順調である。去年3着なら今年は連を外すことはない。穴を探す方が大変である。 |
消し | ほとんどないと言っていい。強いて言うなら、斤量59kg、休み明け、ジャパンカップの不可解な惨敗ということになる。特にジャパンカップのような惨敗が一番恐い。原因が分からない分、またやるのではないかという不安が残る。 | |
ジェニュイン (牡6・武豊59) |
買い | H7皐月賞優勝、H8マイルCS優勝、H7ダービー2着、H7天皇賞秋2着、H8安田記念2着他。これだけのG1実績はかなり凄い。4度惨敗しているが原因ははっきりしており、安定度は抜群と言っていい。最近はマイラーに見られがちだが、皐月賞を勝っていることからして、1800mがベストだと思われる。札幌記念を叩いている分、バブルガムよりも順調といえるのが、今回のこの馬の最大の魅力だろう。 |
消し | この馬はもう一つパンチ力がない。中心馬不在だとマイルCS、皐月賞のように勝ってしまうのだが、有力馬がいるとどうしても2着3着になってしまう。そして、この馬は実はG2G3で勝っていないのである。松山調教師がG1に標準を絞ることで、そういう結果になるのかもしれない。そうであれば今回もどうだろうか。 | |
スピードワールド (牡4・的場55) |
買い | 4歳ながら安田記念を3着したのはかなり凄い。しかも僅差だった。さらに上がり3FはメンバーNO1というものである。4歳春でこれだけの走りをしている馬が、一夏を超えたわけだから、とんでもない馬に成長していることは容易に推測できる。斤量55kgも圧倒的に有利である。慣れている的場に戻るのも好材料である。 |
消し | 一番の不安は1800mという距離だろう。府中3歳Sで5着に敗れているのは問題である。まだ経験していないというならともかく、大きく負けているのだから不安は拭えない。また、超早熟馬ということで全く成長していないということもないとはいえない。このあたりは、一度走りを見てみないと何とも言えないだけに、判断するのは難しい。休み明けもどうだろうか。 | |
シンカイウン (牡6・南井57) |
買い | 前走朝日杯CCで念願の重賞初制覇をした。しかも3馬身差の圧勝であった。勢いならメンバーNO1だろう。今の勢いならG2制覇も夢ではない。実力馬が斤量59kg背負っている中で57kgで走れるのは大きなプラスのはずである。距離も1600m〜2000mで好走しているのでほぼベストである。 |
消し | 前々走の小倉記念でイブキニュースターに競り負けて3着しているのは問題である。前走の朝日CCもメンバーに恵まれたのは否めない。この程度の実績では、G1に近いG2であるこのレースで好走するにはまだまだ物足りない。夏場に使われているだけにそろそろ疲れが出てきそうだ。夏場がんばった馬がこの時期から凡走し始めることはよくあることだ。 | |
タイキマーシャル (牡6・田中勝57) |
買い | シンコウラブリイの弟して期待されていた馬が、前走のエプソムCで素質開花した。オースミタイクーンとキングオブダイヤに勝ったのだから高く評価できる。エプソムCと同じ距離コースなので、距離コースは問題ない。斤量57kgも有利である。 |
消し | オープン入りしてから不可解な惨敗を何度かしている。あまり安定度はなさそうだ。休み明けも常識的にはマイナスである。前走が重賞初制覇なので、G2では実力不足ということはあり得る。試金石の一戦であり、あまり信用はできない。 | |
ツクバシンフォニー (牡5・横山典57) |
買い | 前走の目黒記念2着はこの馬の復活を感じさせるものだった。もともとNHKマイルCで1.32.7というとんでもないタイムで2着している馬なのだから、力は相当あるはずなのである。マイルCの実績から言って1800mは問題ないだろう。実力さえ出し切れれば、自ずと結果がついてくるはずである。 |
消し | 古馬になってからの走りはあまりにふがいない。前走なんとか連対したが、ハンデと相手に恵まれたのは否めない。それに2500mで好走したということは、この馬は長い距離の方が合っているのかもしれない。とにかく、重賞を勝っていない馬がこのレースで連対するのは難しいことである。格不足は否めない。 | |
シアトルスズカ (牡7・柴田善57) |
買い | 前走準OPとはいえ勝っているのは好材料である。しかも1年以上の休み明けでのものである。叩かれた上積みで一気に重賞初制覇もあるかもしれない。2000mで好走しているが1600mでも勝っているので1800mは問題ないだろう。5歳時に札幌記念で2着しているのでオープン実績もまったくないわけではない。 |
消し | 前走準OPでクビ差ではあまり魅力は感じない。G2で好走するつもりなら圧勝してほしいところである。1年以上の休み明けでの激走だけに2走ボケも心配である。どっちにしろ、重賞勝ちもオープン勝ちもないようではちょっと期待できない。 | |
クラウンシチー (牡7・後藤57) |
買い | H8京王杯AH優勝。8歳馬だが七夕賞で2着するなど、まだまだ元気なところを見せている。惨敗することも多いが、展開に恵まれると好走するタイプである。東京コースをけっこう得意としている。 |
消し | G3だとたまに好走するがG2以上ではさっぱりである。年齢的に上積みも見込めそうにないので、かなり苦しい戦いになりそうだ。決め手が中途半端な馬なので、たとえ好走しても3着までではないか。 | |
イナズマタカオー (牡7・中舘57) |
買い | 京都4歳特別、北九州記念、中京記念と重賞を3勝している実績はなかなかである。長期休養明け3戦目ということで、いよいよ本領発揮といきたいものである。全盛期の力さえ出せればここでもいい勝負になると思う。 |
消し | 休み明け初戦はともかく、2戦目となった前走もまったくいいところがなく終わっている。まだまだ復調していないと思える。古馬になってから重賞2勝しているが、いずれもローカル戦であり、もうひとつ格を感じることができない。G1級が揃ったこのレースでは苦しい戦いになる。 |