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G3中山牝馬ステークスの反省

G3中山牝馬ステークスの結果
16-10ショウリノメガミ 1.49.3---33.9 458kg-8 3人気
26-11スプリングバーベナ 田中勝 1.49.3クビ34.3 476kg0 6人気
37-12クロカミ 岡部 1.49.51.1/234.5 482kg-4 1人気
43-05フェアダンス 藤田 1.49.6クビ36.9 454kg0 2人気
57-13ノースサンデー 横山典 1.49.6クビ37.0 448kg-12 5人気
単勝610円 枠連4,170円
複勝210円 310円 130円 馬連4,500円
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G3中山牝馬ステークスの感想
  • 完全にやられた!予想どおりのスローペースだったので狙いどおりと思ったが、追い込み馬がみんな4角ですでに先頭とさほど変わらない位置にいた。ほとんど直線だけのレースで、決め手のある馬が1着2着してしまった。これではもうお手上げである。完敗といえる。さすがにこれだけスローだと後ろの馬でも楽に追い上げが可能なので、多少無理しても直線のスタミナには何の影響もなかったということだろう。そういうことを考えたことがなかったので、今回は本当にいい勉強をさせてもらった。このレースの教訓は、「スローでもあまりに遅すぎると決め手のある馬の方が有利である。」ということになるでしょう。もちろん馬場状態も予想以上によかったこともあげられる。上がり33.9は年末年始の中山の馬場からは考えられないタイムである。決め手のある馬が好走した要因になったことは間違いない。あとは、トップハンデ2頭が3着にも入れなかった。ちょっと荷が重すぎたようである。このレースのトップハンデはよっぽど強くないと連対できそうにない。
  • 優勝したのはショウリノメガミだった。さすがにマイルCS2着の実力は凄かった。この馬を消したのはちょっとリスクが大きすぎたようだ。私はペースに左右されると思っていたが、まったく関係なかった。4角ですでに射程圏内に位置していたように、武騎手の好騎乗がすばらしかったと思う。あの位置から33.9の脚を使われたのでは、他の馬はどうしようもない。こういう決め手のある馬を消すのは間違いであったことを思い知らされた。この馬はやっぱり半端じゃなく強い。気性に気難しい面をもっているが、1600mなら間違いなく牝馬NO1だろう。こんな馬を消してしまうのだから、私はまだまだ甘ちゃんである。
  • 2着はスプリングバーベナであった。私の期待に応えてくれたのはとてもうれしかった。軽ハンデを生かしていつもより前で競馬をしたのが、いい結果に結びついたのだろう。もちろん田中勝騎手の好騎乗をも誉めなければならない。あれだけスローに流れれば、4角で先頭に並んでもいつもの切れ味がにぶることはない。末脚勝負になれば負けるはずがないという走りだろう。勝馬には決め手の差に屈してしまったが、この馬の決め手もその他の馬は圧倒した。今後に期待できる走りだったと思う。終わってみれば、この馬の53kgは軽すぎたようである。
  • 3着はクロカミだった。ほぼ私の期待どおりの走りをしてくれた。私が軸にできなかった理由に"決めて不足"を取り上げたが、その懸念が見事に当たってしまったということである。あまりにもペースが遅すぎたようである。平均ペースであったなら、この馬が勝っていたかもしれない。今回のレースでこの馬の決め手不足が露呈されてしまった。これからも堅実に走るであろうが、あまり大きなレースでは決め手不足に泣きそうである。よほど相手に恵まれないと重賞は勝てそうにない。ちょっと底を見せてしまった感じがする。
  • 4着はフェアダンスであった。ショウリノメガミやスプリングバーベナが連対したのだから展開は理由にならない、トップハンデがきつかったのも確かであるが、重賞をまだ勝ったことのない実績はたまたまではなく、実力なのだということを証明してしまった感じがする。まあ東京、京都では好走するのだから直線の長いコースにあっており、中山は短すぎたということはいえると思う。それでも本当に強い馬というのは、それでもショウリノメガミのように差しきれるはずである。結局、他馬を力でねじ伏せるだけの決め手を持っていないということだろう。重賞では今後も苦しみそうである。
  • 5着はノースサンデーであった。馬体重の大幅減が痛かったのだろうか、見せ場なく終わってしまった感じである。これで5戦連続の掲示板であるが、また連対はできなかった。決め手勝負になってしまったのもつらかっただろうが、かなり底を見せてしまった感じがする。この馬は堅実に走るのだが、決め手がないという馬なのだろう。これからも、掲示板はあっても連対はないという走りを繰り返すかもしれない。
  • 6着ハートステイジであった。準OP馬であることを考えれば、まあまあ好走した方だろう。だが、掲示板にものれなかったことで、重賞ではまだまだ実力不足であることを露呈してしまった。まだ5歳なので、これからの成長に期待したい。OP級の実力があることはまちがいない。準OPを勝ち上がるのは時間の問題だろう。
  • 7着シャイニンレーサーは、もともとよく分からない馬なので何とも言えないが、この馬も決め手不足のタイプの馬ではないか。
  • 8着シーズグレイスは、まだまだ調子が上がっていないようである。これだけスローならもっと前で競馬をしなければいけない。あの位置からでは、他の馬の決め手にかなうはずがない。私もちょっとこの馬にこだわりすぎたようである。高配当という魅力もいいが、もっと冷静に馬を見なくてはいけなかった。
  • 12着エイシンバーリンは距離だろう。逃げられなかったというのも痛かっただろうが、私はスタミナ不足だと思う。マイル以下に戻れば、また強さを発揮してくれるだろう。
  • その他の馬は特に述べることもないだろう。
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    参考
    G3中山牝馬ステークスの予想
    結論
    馬番連勝複式 4-5-11-12-13(BOX)
    1. クロカミ
    2. フェアダンス
    3. ノースサンデー
    4. シーズグレイス
    5. スプリングバーベナ
    にへい君の見解
  • 牝馬のハンデ戦ということで、一番やっかいなレースである。牝馬は気まぐれな馬が多いので、なかなか信じられない。それでいてハンデ戦なのだから困ってしまう。しかも今回はクセのある馬が多すぎる。距離・展開・実績・ハンデといろんな要素を考えると、すべての馬に深刻なマイナスがあるのである。はっきり言って何がきてもおかしくないと思う。大荒れの匂いがぷんぷんしている。私が全幅の信頼をおける馬がいない以上、ここは5頭ボックスでいくしかなさそうである。
  • 私は本命をクロカミにした。この馬はもしかしたら1人気になるのかもしれないが、実績的に見れば人気になりすぎである。それでもあえて私が本命にして、みなさんも評価する理由は、この馬の安定度でしょう。ターコイズSを危なげのないレース運びで完勝して、安定感のある走りを披露した。あのレースを見る限りでは、大崩れのない馬だと思える。前走も重馬場のマイル戦で3着と非凡なところを見せているだけに、掲示板を外すということはなさそうである。カーリアン産駒ということで距離もマイルより長い方がいいと思う。どんな展開にも対応できそうだし、岡部騎手も信用できる。堅実という点では最も信頼していいと思う。ただ、重賞初出走ということを考えると、54kgというハンデはけっこう厳しいといえる。他の有力馬がはまってしまうと、太刀打ちできない気もする。そういうことで、ちょっと軸にはできそうにない。
  • 対抗はフェアダンスにする。実績を残している馬の中では最も距離適正があるという判断をした。エリザベス女王杯で2着した実績も評価できる。スローペースでの連対だけに価値のあるものである。追い込み馬のなかでは一番期待できるそうである。小回りコースでも実績をあげているくらいなので、中山もそれほど問題になりそうにない。開幕週ということで中山の馬場状態も少しはましだろうから、末脚が生きそうである。それなのに本命にしなかった理由は、56.5kgというトップハンデである。重賞を勝っていない実績からするとちょっと重たいと思える。ペースも速くなりそうにないので、追い込むも届かないということはありえる。そういうことで一つ評価を下げたのである。
  • 単穴はノースサンデーである。これもどちらかと言うと安定度が魅力の馬である。最近掲示板を外さないレースをしており、ハンデ戦なら逆転可能という判断をした。特に前走の京都牝馬特別3着を評価している。距離延長を考えるとエイシンバーリンを逆転しても何の不思議もない。一瞬の切れ味がすばらしい馬だと思えるので、中山の短い直線の方が合っているかもしれない。どんな展開にも対応できそうなのも魅力である。ただ、しばらく勝っていないので、底を見せてしまっているとも言える。オークスで見せた内にもたれるクセは心配でしょうがない。これ以上の評価はできそうにない。
  • 4番手はシーズグレイスにする。これもエリザベス女王杯3着の実績を買った。位置取りはともかく、マイペースで走れればけっこう強い馬である。ローズSのようなレースになればかなり期待できる。今回はペースが落ちつきそうなのでチャンスである。ハンデも重くはない。とはいえ、この馬の気性の問題はどうしようもない。折り合いがつかなければ、それで終わりである。調教もいまいちだったらしいので調子もまだまだなのかもしれない。だけど私はエリザベスでフェアダンスといい勝負をした実力を信じてみる。
  • 5番手はスプリングバーベナである。牡馬混合重賞で5着とがんばった実績を評価した。同じ中山での好走だけに評価できる。しかもこの馬の本来の持ち味は、切れる末脚である。時計のかかる馬場でかなり苦しかったはずである。今回は開幕週で馬場状態がいい、相手が弱くなった、ハンデに恵まれたとなれば、この馬の末脚が爆発しても何の不思議もない。かなり期待してもよさそうである。たしかに、自分でレースを作れないタイプなので、追い込むも届かないということは十分に考えられる。しかし、私は牝馬が相手なら実力を見せつけてくれると信じている。
  • 6番手はショウリノメガミである。マイルCS2着の格と去年のこのレース2着という距離実績があることを考えると、この評価は低すぎる。まず、私はこの馬はハイペースでないとダメなのではないかと判断した。アイルランドTもマイルCSもハイペースであったのに対し、阪神牝馬、京都牝馬は平均ペースであった。格の落ちるメンバーを相手に連対もできないということは、自分でレースを作れないということである。今回はハイペースにはなりそうにないので、また追い込むも届かないということになりそうである。また、マイルCSがピークだったとすれば、調子が落ちているのかもしれない。はまった時のこの馬の末脚は強烈だし、武豊もかなり恐いが、私は思い切って消すことにした。
  • 7番手はエイシンバーリンである。この馬は人気なるのだろうが、私は評価していない。素直に距離が長いと判断した。マイルまでしか実績がないのだから、他の1800m実績馬を消してまで買うことはできない。逃げ有利の中山の1800mということで、逃げ切ることも考えられるが、他の馬だって簡単には逃がさないだろう。トップハンデ56.5kgもスタミナに響きそうである。そういうことで私は消すことにした。
  • 8番手はシャイニンレーサーである。正直言って、強いのか弱いのかよく分からない。何というか成績を見てもつかみどころがないのである。とりあえず、前走フレグモーネで出走を取り消したということで、順調という点からするとマイナスなのでこの評価にした。エリザベスの伸びはけっこう凄かったので、強いのかもしれないが、私はあまり魅力を感じていない。
  • 9番手はグロリーシャルマンである。昨秋の府中牝馬S、富士Sで好走した実績からは侮れない存在である。先行してなかなかしぶとい馬だけに、根性勝負になるとおもしろいのだが、私はこの馬は調子が落ちているとふんでいる。間隔が開いたので上昇気配かもしれないが、絶好調にはまだまだという判断をしている。でも、調教がよかったらしいからなあ、ちょっと微妙だな。
  • 10番手はフジノヤマザクラである。クイーンS2着という実績から中山の1800mは得意そうであるが、私は最近の負けっぷりから、実力不足と判断している。クイーンSは相手に恵まれたものである。
  • その他の馬は、実績からみてまったく魅力がない。ちょっと苦しいだろう。なお、柴田兄弟がそろって出てくるのでがんばってほしい。連対は困るから掲示板を目指してほしい。
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    G3中山牝馬ステークス出走馬
    馬名 買い&捨て
    エイシンバーリン
    (牝6・南井56.5)
    買い H7クイーンC(G3)、H7アーリントンC(G3)、H8キャピタルS(OP)、H9京都牝馬特別(G3)優勝。重賞を3勝している実績はこのメンバーでは抜けている。しかも前走京都牝馬特別(G3)を勝っているので、調子もよさそうである。中山の1800mは先行馬がかなり有利だし、他に逃げる馬が見当たらないので、マイペースで逃げ切ってしまうことは十分に考えられる。南井騎手との相性も良さそうなので心強い。距離とハンデの問題も能力だけでカバーできるかもしれない。
    消し 距離が大問題である。この馬は1600m以下でしか勝っていないのである。現に府中牝馬Sでも5着に負けている。しかも東京よりも中山の方がスタミナを要すると私は思っている。この壁はかなり厚そうである。しかもトップハンデ56.5Kgである。これはかなり苦しいレースになりそうである。
    フェアダンス
    (牝6・藤田56.5)
    買い H8エリザベス女王杯(G1)、H8府中牝馬S(G3)2着。G1で連対した実績は評価しなければならない。1800mで3勝しているように、この距離はベストだと思われる。直線が短いのが懸念されるが、小回りコースでも成績を残しているので、特に苦にすることはないだろう。現に中山の2000mでサクラローレスに勝っている。中山第1週ということで馬場もいい状態だと思われるので、この馬の強烈な末脚が殺されることはないだろう。でも、この馬は重馬場もこなせるので、時計のかかる馬場も苦にしないかもしれない。
    消し ローカルでよく走っているせいで強いイメージがあるが、実績的にはG1連対以外は特に目立った成績は残していない。まだ重賞を勝っていないことを考えると、56.5kgはちょっと重い感じがする。中山の馬場状態もどこまで回復しているか分からない。時計がかかるようであれば苦戦しそうである。土曜日のタイムは要注意である。
    ショウリノメガミ
    (牝7・武56)
    買い H8京都牝馬特別(G3)、アイルランドT(OP)優勝。H8マイルCS(G1)2着。牡馬混合G1で連対している実績はかなり凄い。昨年のこのレースで2着しているので、中山の1800mは問題なさそうである。しかもハンデが去年と同じというのはかなりおいしい。中山第1週ということで馬場もいい状態だと思われるので、この馬の強烈な末脚が殺されることはないだろう。いろんな不安も武豊ならなんとかしてしまう。
    消し 2戦続けて牝馬限定戦で連対もできなかったのはかなり問題である。追い込みしかできないので、速いペースでないと好走できないタイプなのかもしれない。スローペースだとかなり苦しくなりそうである。ちなみに昨年秋の好走はすべてハイペースだった。マイルCSがピークだとすれば、調子そのものが落ちていることも考えられる。また実績からはマイルがベストの距離と思える。1800mはちょっと長いかも。
    クロカミ
    (牝5・岡部54)
    買い H8ターコイズS(OP)優勝。中山のOP1800mを勝っているのは好材料である。レースぶりも2着マジックキスに5馬身差つける横綱相撲で圧勝している。ハンデに恵まれたとはいえ、かなり強い印象をもった。カーリアン産駒ということで、距離も1800m以上の方があっていそうである。前走もマイル戦で3着なら上出来だろう。掲示板を1度しか外していない安定度も魅力である。まだ5歳であることで、まだまだ成長も期待できる。
    消し 重賞初挑戦だということを忘れてはいけない。ターコイズSはかなり楽な競馬をしていた。しかもハンデ51kgでの話である。今回は相手が相手なだけに簡単にはいかないだろう。今回の54kgはけっこうきついと見るべきである。この馬にとってはこれからを占う大事な1戦になりそうである。
    ノースサンデー
    (牝5・横山典53)
    買い 前走の京都牝馬特別では一瞬抜け出すかと思ったが、ラスト息切れしてしまった。それでも3着なら上出来だろう。一瞬の切れ味が生きる中山なら巻き返しも可能である。距離もオークス5着(降着)しているくらいなので、長いということはないだろう。かえってマイルよりも合っているかもしれない。ハンデ53kgも恵まれた方だろう。最近4走は掲示板を外していないという安定度もなかなかである。
    消し アネモネSから約1年間連対していない。かなり強いメンバーを相手にしてきたとはいえ、ちょっと頼りない成績である。底力に欠けるタイプなのかもしれない。オークスで斜行したように内にもたれるクセがあるので、どうしても心配になる。
    シーズグレイス
    (牝5・柴田善53)
    買い H8ローズ(G2)S2着。なんといってもエリザベスで3着した実績が光る。このときはマイペースで逃げられたことが大きかった。スローペースだと折り合いがつくようである。メンバー的にハイペースの展開はなさそうなので、先行して押し切ることも十分考えられる。前残りの展開なら要注意である。
    消し 前走11着に負けているのが一番気になる。体が重かったわけではないので、中1週のローテーションと輸送競馬はどうなのだろうか。ペースに左右されることでも分かるとおり、この馬は気性に問題がある。前走もかなりイレ込んでいたらしい。走らせてみないと分からないタイプで、信用はしづらい馬である。しかも騎手乗替ではこの馬の気性を押さえるのは難しいのではないか。調教もあまりよくはなかったらしい。まだまだ本調子でないのかもしれない。
    グロリーシャルマン
    (牝8・大塚54)
    買い H8富士S(OP)2着。H8府中牝馬S(G3)3着。格のあるレースで好走しているのはいいことである。条件戦とはいえ中山の2000mで勝っているので、距離コースとも十分こなせるだろう。たまにポカするが、基本的には安定した走りをする。先行するので展開も向きそうである。ハンデも恵まれた方だろう。調教がかなりよかったらしい。
    消し 前走13着は負けすぎである。使い詰めだったので調子が落ちているのかもしれない。間隔が開いたので少しはリフレッシュしているかもしれないが、一気に絶好調ということはないだろう。OPにななってから勝っていないように、決め手がなく底力に欠けるタイプである。年齢的には去年以上の走りは期待できそうにない。
    スプリングバーベナ
    (牝6・田中勝53)
    買い H7ターコイズS(OP)優勝。OP唯一の勝利が中山の1800mというのは好材料である。前走、前々走とも5着とがんばっている。G3G2の強い牡馬相手であったことを考えれば、まあまあ評価していいだろう。もともとこの馬の良さは驚異的な末脚である。時計のかかる馬場でこれだけ走れれば、開催第1週の走りやすい馬場であれば、本来の末脚が爆発しても何の不思議もない。しかもハンデ53kgはかなり恵まれたといえる。
    消し 連続5着も崩れた馬を拾っていった結果のもの。勝ちにいっての5着とは思えない。今回のレースもハイペースは期待できそうにないだけに、また追い込むも5着までということになりかねない。自分でレースを作れないのでは、なかなか信用しづらい。去年は準OPで1勝しただけなので底を見せてしまっている感じもする。
    シャイニンレーサー
    (牝7・的場55)
    買い H8マーメイドS(G3)優勝。2000mの重賞を勝っているが、実績的には1600m〜1800mで好成績を残している。そういう意味では1800mはベストの距離といえる。最近は掲示板を外しているが、エリザベスではヒシアマゾンの斜行がなければかなりいいところまできていたので、実力が落ちているわけではない。ベストの距離なら十分巻き返せる。
    消し 京都牝馬特別をフレグモーネで取り消しているのがどうしても気になる。調教にも影響しただろうし、今回ベストの体調でこれるのか心配である。また、阪神牝馬特別6着もいただけない。エリザベスの走りからすると負けすぎである。今回もあまり信用できそうな感じはしない。年齢的な衰えがあるのかもしれない。
    フジノヤマザクラ
    (牝5・吉田52)
    買い H8クイーンS(G3)2着。重賞で2着している実績は評価できる。しかも中山1800mと同条件である。あのときの末脚が再び見られるかも。ハンデ52kgもけっこう恵まれた。
    消し 得意と思える条件で負け続けている。明らかに底を見せてしまっている感じがする。クイーンSは相手が弱かっただけと判断するべきだろう。このメンバーでは苦しい戦いになりそうである。
    デコレイション
    (牝8・木幡50)
    買い H6ターコイズSで5着とがんばっている。距離コースは問題なさそうである。
    消し 準OP以上で勝っていない。準OPで現在16連敗している。しかも2着は1回だけである。常識的には苦しすぎる。
    ハートステイジ
    (牝5・加藤52)
    買い 3走前に900万クラスとはいえ1800mで勝っている。距離は問題なさそう。その後も準OPで3着2着と好走している。ハンデを生かせばなんとかなるかも。
    消し 準OPでも勝っていないようではちょっと苦しい。今回は相手が悪すぎる。
    ヤマノプログレス
    (牝7・蛯名正52)
    買い H8カブトヤマ記念4着、H8ターコイズS3着とOPでもなかなか好走している。ターコイズSの実績から中山1800mも問題にならないだろう。クロカミが斤量3Kg増なのに、この馬は変わらないので、逆転も可能かもしれない。
    消し なんだかんだ言ってもまだ準OP馬である。OPで勝っていない馬が、これだけメンバーが揃った重賞では苦しそうである。ターコイズSでのクロカミとの差は決定的である。斤量3Kgだけでは埋まりそうにない。
    テンドラー
    (牝7・柴田未48)
    買い 重賞、OP特別とけっこう走っている。経験不足ということはないだろう。ハンデは最軽量である。
    消し 準OP以上で勝っていない。準OPで現在4連敗している。しかも全部掲示板を外している。常識的には苦しすぎる。
    トキシェーバー
    (牝5・柴田大49)
    買い 900万クラスとはいえ前走勝っているのはいいことである。調子のよさとハンデを生かせれば何とかなるかも。
    消し 前走900万をやっと勝ったくらいでは厳しすぎる。しかも芝で1勝もしていないのでは話にもならない。
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