G3中山牝馬ステークスの結果
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結論 |
馬番連勝複式 4-5-11-12-13(BOX)
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馬名 | 買い&捨て | |
エイシンバーリン (牝6・南井56.5) |
買い | H7クイーンC(G3)、H7アーリントンC(G3)、H8キャピタルS(OP)、H9京都牝馬特別(G3)優勝。重賞を3勝している実績はこのメンバーでは抜けている。しかも前走京都牝馬特別(G3)を勝っているので、調子もよさそうである。中山の1800mは先行馬がかなり有利だし、他に逃げる馬が見当たらないので、マイペースで逃げ切ってしまうことは十分に考えられる。南井騎手との相性も良さそうなので心強い。距離とハンデの問題も能力だけでカバーできるかもしれない。 |
消し | 距離が大問題である。この馬は1600m以下でしか勝っていないのである。現に府中牝馬Sでも5着に負けている。しかも東京よりも中山の方がスタミナを要すると私は思っている。この壁はかなり厚そうである。しかもトップハンデ56.5Kgである。これはかなり苦しいレースになりそうである。 | |
フェアダンス (牝6・藤田56.5) |
買い | H8エリザベス女王杯(G1)、H8府中牝馬S(G3)2着。G1で連対した実績は評価しなければならない。1800mで3勝しているように、この距離はベストだと思われる。直線が短いのが懸念されるが、小回りコースでも成績を残しているので、特に苦にすることはないだろう。現に中山の2000mでサクラローレスに勝っている。中山第1週ということで馬場もいい状態だと思われるので、この馬の強烈な末脚が殺されることはないだろう。でも、この馬は重馬場もこなせるので、時計のかかる馬場も苦にしないかもしれない。 |
消し | ローカルでよく走っているせいで強いイメージがあるが、実績的にはG1連対以外は特に目立った成績は残していない。まだ重賞を勝っていないことを考えると、56.5kgはちょっと重い感じがする。中山の馬場状態もどこまで回復しているか分からない。時計がかかるようであれば苦戦しそうである。土曜日のタイムは要注意である。 | |
ショウリノメガミ (牝7・武56) |
買い | H8京都牝馬特別(G3)、アイルランドT(OP)優勝。H8マイルCS(G1)2着。牡馬混合G1で連対している実績はかなり凄い。昨年のこのレースで2着しているので、中山の1800mは問題なさそうである。しかもハンデが去年と同じというのはかなりおいしい。中山第1週ということで馬場もいい状態だと思われるので、この馬の強烈な末脚が殺されることはないだろう。いろんな不安も武豊ならなんとかしてしまう。 |
消し | 2戦続けて牝馬限定戦で連対もできなかったのはかなり問題である。追い込みしかできないので、速いペースでないと好走できないタイプなのかもしれない。スローペースだとかなり苦しくなりそうである。ちなみに昨年秋の好走はすべてハイペースだった。マイルCSがピークだとすれば、調子そのものが落ちていることも考えられる。また実績からはマイルがベストの距離と思える。1800mはちょっと長いかも。 | |
クロカミ (牝5・岡部54) |
買い | H8ターコイズS(OP)優勝。中山のOP1800mを勝っているのは好材料である。レースぶりも2着マジックキスに5馬身差つける横綱相撲で圧勝している。ハンデに恵まれたとはいえ、かなり強い印象をもった。カーリアン産駒ということで、距離も1800m以上の方があっていそうである。前走もマイル戦で3着なら上出来だろう。掲示板を1度しか外していない安定度も魅力である。まだ5歳であることで、まだまだ成長も期待できる。 |
消し | 重賞初挑戦だということを忘れてはいけない。ターコイズSはかなり楽な競馬をしていた。しかもハンデ51kgでの話である。今回は相手が相手なだけに簡単にはいかないだろう。今回の54kgはけっこうきついと見るべきである。この馬にとってはこれからを占う大事な1戦になりそうである。 | |
ノースサンデー (牝5・横山典53) |
買い | 前走の京都牝馬特別では一瞬抜け出すかと思ったが、ラスト息切れしてしまった。それでも3着なら上出来だろう。一瞬の切れ味が生きる中山なら巻き返しも可能である。距離もオークス5着(降着)しているくらいなので、長いということはないだろう。かえってマイルよりも合っているかもしれない。ハンデ53kgも恵まれた方だろう。最近4走は掲示板を外していないという安定度もなかなかである。 |
消し | アネモネSから約1年間連対していない。かなり強いメンバーを相手にしてきたとはいえ、ちょっと頼りない成績である。底力に欠けるタイプなのかもしれない。オークスで斜行したように内にもたれるクセがあるので、どうしても心配になる。 | |
シーズグレイス (牝5・柴田善53) |
買い | H8ローズ(G2)S2着。なんといってもエリザベスで3着した実績が光る。このときはマイペースで逃げられたことが大きかった。スローペースだと折り合いがつくようである。メンバー的にハイペースの展開はなさそうなので、先行して押し切ることも十分考えられる。前残りの展開なら要注意である。 |
消し | 前走11着に負けているのが一番気になる。体が重かったわけではないので、中1週のローテーションと輸送競馬はどうなのだろうか。ペースに左右されることでも分かるとおり、この馬は気性に問題がある。前走もかなりイレ込んでいたらしい。走らせてみないと分からないタイプで、信用はしづらい馬である。しかも騎手乗替ではこの馬の気性を押さえるのは難しいのではないか。調教もあまりよくはなかったらしい。まだまだ本調子でないのかもしれない。 | |
グロリーシャルマン (牝8・大塚54) |
買い | H8富士S(OP)2着。H8府中牝馬S(G3)3着。格のあるレースで好走しているのはいいことである。条件戦とはいえ中山の2000mで勝っているので、距離コースとも十分こなせるだろう。たまにポカするが、基本的には安定した走りをする。先行するので展開も向きそうである。ハンデも恵まれた方だろう。調教がかなりよかったらしい。 |
消し | 前走13着は負けすぎである。使い詰めだったので調子が落ちているのかもしれない。間隔が開いたので少しはリフレッシュしているかもしれないが、一気に絶好調ということはないだろう。OPにななってから勝っていないように、決め手がなく底力に欠けるタイプである。年齢的には去年以上の走りは期待できそうにない。 | |
スプリングバーベナ (牝6・田中勝53) |
買い | H7ターコイズS(OP)優勝。OP唯一の勝利が中山の1800mというのは好材料である。前走、前々走とも5着とがんばっている。G3G2の強い牡馬相手であったことを考えれば、まあまあ評価していいだろう。もともとこの馬の良さは驚異的な末脚である。時計のかかる馬場でこれだけ走れれば、開催第1週の走りやすい馬場であれば、本来の末脚が爆発しても何の不思議もない。しかもハンデ53kgはかなり恵まれたといえる。 |
消し | 連続5着も崩れた馬を拾っていった結果のもの。勝ちにいっての5着とは思えない。今回のレースもハイペースは期待できそうにないだけに、また追い込むも5着までということになりかねない。自分でレースを作れないのでは、なかなか信用しづらい。去年は準OPで1勝しただけなので底を見せてしまっている感じもする。 | |
シャイニンレーサー (牝7・的場55) |
買い | H8マーメイドS(G3)優勝。2000mの重賞を勝っているが、実績的には1600m〜1800mで好成績を残している。そういう意味では1800mはベストの距離といえる。最近は掲示板を外しているが、エリザベスではヒシアマゾンの斜行がなければかなりいいところまできていたので、実力が落ちているわけではない。ベストの距離なら十分巻き返せる。 |
消し | 京都牝馬特別をフレグモーネで取り消しているのがどうしても気になる。調教にも影響しただろうし、今回ベストの体調でこれるのか心配である。また、阪神牝馬特別6着もいただけない。エリザベスの走りからすると負けすぎである。今回もあまり信用できそうな感じはしない。年齢的な衰えがあるのかもしれない。 | |
フジノヤマザクラ (牝5・吉田52) |
買い | H8クイーンS(G3)2着。重賞で2着している実績は評価できる。しかも中山1800mと同条件である。あのときの末脚が再び見られるかも。ハンデ52kgもけっこう恵まれた。 |
消し | 得意と思える条件で負け続けている。明らかに底を見せてしまっている感じがする。クイーンSは相手が弱かっただけと判断するべきだろう。このメンバーでは苦しい戦いになりそうである。 | |
デコレイション (牝8・木幡50) |
買い | H6ターコイズSで5着とがんばっている。距離コースは問題なさそうである。 |
消し | 準OP以上で勝っていない。準OPで現在16連敗している。しかも2着は1回だけである。常識的には苦しすぎる。 | |
ハートステイジ (牝5・加藤52) |
買い | 3走前に900万クラスとはいえ1800mで勝っている。距離は問題なさそう。その後も準OPで3着2着と好走している。ハンデを生かせばなんとかなるかも。 |
消し | 準OPでも勝っていないようではちょっと苦しい。今回は相手が悪すぎる。 | |
ヤマノプログレス (牝7・蛯名正52) |
買い | H8カブトヤマ記念4着、H8ターコイズS3着とOPでもなかなか好走している。ターコイズSの実績から中山1800mも問題にならないだろう。クロカミが斤量3Kg増なのに、この馬は変わらないので、逆転も可能かもしれない。 |
消し | なんだかんだ言ってもまだ準OP馬である。OPで勝っていない馬が、これだけメンバーが揃った重賞では苦しそうである。ターコイズSでのクロカミとの差は決定的である。斤量3Kgだけでは埋まりそうにない。 | |
テンドラー (牝7・柴田未48) |
買い | 重賞、OP特別とけっこう走っている。経験不足ということはないだろう。ハンデは最軽量である。 |
消し | 準OP以上で勝っていない。準OPで現在4連敗している。しかも全部掲示板を外している。常識的には苦しすぎる。 | |
トキシェーバー (牝5・柴田大49) |
買い | 900万クラスとはいえ前走勝っているのはいいことである。調子のよさとハンデを生かせれば何とかなるかも。 |
消し | 前走900万をやっと勝ったくらいでは厳しすぎる。しかも芝で1勝もしていないのでは話にもならない。 |