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G2中山記念の反省

G2中山記念の結果
17-07キングオブダイヤ 柴田善 1.48.7---35.8 480kg0 1人気
28-09オフサイドトラップ 安田富 1.48.91.1/236.3 468kg0 4人気
31-01ローゼンカバリー 横山典 1.48.9ハナ36.2 492kg+4 2人気
43-03グルメフロンティア 加藤 1.49.11.1/235.8 526kg-4 5人気
58-08カシマドリーム 的場 1.49.33/436.2 500kg-2 3人気
単勝250円 枠連370円
複勝110円 160円 120円 馬連910円
予想と見解 好材料と不安材料
G2中山記念の感想
  • 最悪である。もう穴があったら入りたい気分だ。まさかオフサイドトラップにやられるとは思わなかった。東京新聞杯で好き嫌いで消すのはやめようと反省して1カ月しかたっていないのに、またこの馬を好き嫌いで外してしまった。今回それがきてしまうんだから競馬はこわい。負け続いている時はこんなものなのだろうな。一気に回収率をあげようとするから、無理して3点に絞ってしまうのである。今年はまだ9カ月もあるんだからゆっくりと行くべきであった。G1は別として、しばらくは6点は買うことにしよう。回収率など考えずに的中することを重視していきたい。
  • 優勝したのはキングオブダイヤだった。さすがに得意の1800mでは強かった。実績のあった2頭に問題があったにしろ、強い勝ち方だったと思う。これで胸をはってG1に行けるだろう。テレビのインタビューで柴田善騎手は秋を目指すと言っていたので、距離適正から秋の天皇賞しか狙っていないようである。去年の秋から休ませていないので、安田記念を使っても全力投球ということはなさそうである。秋の天皇賞でピークになるように、ゆっくりと調整するだろう。
  • 2着はオフサイドトラップであった。この馬に関してはあまり語りたくない。とりあえず、得意の1800mということと実績のある2頭が伸びなかったことで2着を確保してしまったようである。結果的には抑えておかなければいけなかった馬である。
  • 3着はローゼンカバリーだった。一言で言えば、かいかぶっていたようである。私はスタミナのない中距離馬だと思っていたが、間違っていたかもしれない。今回のレースでオフサイドトラップに競り負けているようでは話にならない。馬体重が重すぎたといっても、G1を狙うつもりなら競り負けていられない。距離が短すぎたとしか思えない。速い持ちタイムがないことからもスピードのない馬だというのが正しいのかもしれない。そうであれば、G1なんて不良馬場でない限りとても狙えないということになる。相手関係にもよるが、この馬は時計のかかる馬場でしか好走できないのかもしれない。
  • 4着はグルメフロンティアであった。上位人気の4頭が抜けていたので4着なら上出来だろう。今後もG3なら何とかなりそうである。
  • 5着はカシマドリームであった。私の本命馬であったが、もうがっかりである。こんなメンバーで5着なんて納得できない。セントライト記念で惨敗していること、好走するときはだいたい34秒台で上がっていることなどから考えると、軽い馬場でしか好走できないタイプなのかもしれない。つまり、強いのではなく、軽い馬場だと強い馬を出し抜く馬だという判断が正しいのかもしれない。もう今回のように高く評価することはないだろう。
  • 6着はシーズグレイスであった。牝馬のハンデ戦で8着だったことを考えると、徐々によくなっているかもしれない。条件さえ揃えば、次こそは狙えるかもしれない。でも牝馬限定でないと苦しそう。
  • 7着はインターユニークであった。骨折休み明けだったことを考えると仕方ない。あと2回くらい叩かれてからかな。
  • 8着はファンドリリヴリアであった。有力馬がみんな先行馬だったのではどうしようもない。いくら名手岡部でも厳しかったようである。
  • 9着はクラウンシチーであった。東京新聞杯の走りからは、掲示板にのってもおかしくないと思ったが、どうしたんだろう。ちょっと分からない。疲れがたまっているのかも。
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    参考
    G2中山記念の予想
    結論
    今週末は家を離れますので、枠順発表後に結論を出せません。
    下記の3頭の馬番連勝複式のボックス馬券を結論とします。
    1. カシマドリーム
    2. ローゼンカバリー
    3. キングオブダイヤ
    回避馬が出た時は、ファンドリリヴリアとオフサイドトラップを追加して4頭ボックスにします。
    にへい君の見解
  • このレースは、春のG1へ向けて大物が動き出すことが多かったレースである。去年はジェニュインとサクラローレルがこのレースから始動した。ところが今年のメンバーを見るとあまりに寂しい。G1で活躍した馬がいないのである。これは、天皇賞を狙っている有力馬が距離を考えて「阪神大賞典」か「日経賞」に向かう傾向が強くなってきているということなのだろう。そういうことで、このレースの存在意義が失われつつあると思えてしまう。まあ、そんなことはどうでもいい。このレースの予想に集中しよう。
  • 私は本命をカシマドリームにした。この馬は京都新聞杯でロイヤルタッチを敗って2着した実績を持っている。G1級の実力があると思っていいだろう。菊花賞惨敗からスタミナのないことは、はっきりしている。もちろんダイヤモンドSの敗因もスタミナだろう。初めからこっちのレースを狙っていて、一叩きするのにちょうどいいレースがなかったので、仕方なくダイヤモンドSを使ったと考えれば、予定どおりといえる。適正距離は1800〜2200mが合っていると思えるので、ほぼベストの距離だと思える。スローで流れても十分届く決め手を持っているので、このメンバーなら圧勝してもおかしくない。ただ、時計のかかる馬場で切れ味が鈍ることはありそうで、一抹の不安を感じてしまう。能力はNo1だろうが、必ず勝てるとはいいきれない。ちょっと軸にはできそうにない。
  • 対抗はローゼンカバリーにする。G2を2勝している実績はメンバーNO1である。中山の中距離を得意としているので1800mも守備範囲だろう。アメリカJCCは自分でレースを作って勝っただけに、かなり評価できる。この馬を対抗評価に下げた理由は、1800mという少し短い距離なので、カシマドリームの決め手に屈することはあり得ると考えたからである。また、日経賞を狙っていたのを急に出てくることで、調整が間に合わないのではないかという疑問もある。そういうことで本命には推せなかったのである。
  • 単穴はキングオブダイヤである。アメリカJCCで3着とがんばった。今回の距離短縮は大幅プラスと私は思っている。一気に重賞制覇も夢ではないだろう。ただ、根本的な能力として、上2頭に勝っているかどうかは疑問である。まだ重賞で連対した経験がない以上、上2頭より評価できない。
  • 私はこれより下にはチャンスがないとふんでいる。この人気3頭が崩れることはないということである。3頭ボックスで十分だと判断する。私にしては思い切ったが、配当を考えてもこれより手を広げるのは得策と思えない。勝負である。
  • 4番手はファンドリリヴリアである。中山の1800mは逃げ有利のコースである。名手岡部がノーマークで逃げるとかなり恐いが、根本的な能力がないような気がする。オープン入りしてから2000m以上でしか好走していないので距離も疑問である。私は出番はないと判断した。
  • 5番手はオフサイドトラップにする。個人的に好きになれない馬である。東京新聞杯でも好きでないから外したら、あわやというシーンがあってびっくりした。この馬は好走はするのだが、決め手がなさすぎる。1800mはベストでも斤量57kgで帳消しである。今回もメンバー的に4着は外しそうにないが、2着は苦しそうである。
  • 6番手はインターユニークである。何と言っても大阪杯2着の実績がこわい。しかし、骨折休み明けで調教もあんまりよくなかった状態では、ちょっと無理だろう。
  • 7番手はクラウンシチーである。東京新聞杯4着と調子がいいところを見せているのだが、得意のマイル戦でオフサイドトラップにも勝てないようでは期待できない。京王杯AHはハンデに恵まれたものである。
  • 8番手はグルメフロンティアである。前走準オープンで圧勝しているので、オープンでも何とかなりそうだが、準オープンを抜け出すまで時間がかかりずぎている。重賞ではさすがに苦しいだろう。私は評価していない。
  • 9番手はシーズグレイスである。前走、牝馬ハンデ戦の中山牝馬Sであれだけ負けているようでは、別定G2では苦しすぎる。
  • 10番手はハイフレンドムーンである。地方でも勝てない馬が中央のG2で勝てるわけがない。
  • 他に出走してくる馬はいないと読んでいるのだが、まあ出てきてもチャンスはないと思う。マウンテンストーンが出てくると困ってしまうが、まあそんなことはないだろう。
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    G2中山記念出走馬
    馬名 買い&捨て
    ローゼンカバリー
    (牡5・横山典56)
    買い H9アメリカJCC(G2)、H8セントライト記念(G2)優勝。G2を2勝している実績は、今回のメンバーではダントツである。前走勝っているので勢いもある。得意の中山であること、時計のかかる馬場が得意なこと、菊花賞惨敗から見て中距離馬だと思われることなど、このメンバー構成なら負けられない材料ばかりである。
    消し 問題になるとすれば距離だろう。2200mが得意ということで、1800mは少し短いかもしれない。決め手勝負になると、スピード馬に屈することは十分に考えられる。日経賞に出走するつもりだっただけに、急仕上げになりそうである。いい状態でのぞめるか疑問である。
    カシマドリーム
    (牡5・的場56)
    買い H8京都新聞杯、H8ラジオたんぱ賞、H8青葉賞2着。重賞で3度連対しているのは評価できる。特に京都新聞杯でロイヤルタッチを敗って2着しているのが凄い。菊花賞の10着は距離だろうから、中距離ならG1級の実力があるということになる。このメンバーなら圧勝もありえる。
    消し 切れ味を信条とするこの馬にとって、中山の荒れた馬場をこなせるかどうかが鍵となる。切れ味がかなり鈍ってしまうような感じがする。前走も距離が長かったとはいえ負けすぎのような気もする。
    キングオブダイヤ
    (牡6・柴田善57)
    買い 前走アメリカJCCで3着と重要初挑戦にしてはがんばっている。重賞でも十分戦えることが証明された。距離も実績からは1800mがあっていそうなので、距離短縮はプラスだと私は見ている。この小粒なメンバー構成なら十分巻き返せる。
    消し 前走の3着でちょっと底を見せてしまった。まだまだ重賞を勝てる器ではないのかもしれない。特に目立った死角はないのだが、実力負けということはあり得る。過信は禁物である。
    オフサイドトラップ
    (牡7・安田富57)
    買い 前走東京新聞杯3着、前々走アメリカJCC4着と重賞でなかなか好走している。実績からは1800mがベストの距離と思えるので、今回は最大のチャンスかもしれない。G2といってもこのメンバーならなんとかなりそう。中山の1800mは先行馬有利なだけに、得意の先行力で押し切るかもしれない。
    消し この馬は決め手がなさすぎる。重賞で好走してるが、勝ちそうな感じはあまりしない。決め手のある馬が総崩れするとは思えないので、勝つのは苦しそうである。前走3着も54kgだったのが幸いしているはずである。今回の57kgはけっこうきついだろう。
    クラウンシチー
    (牡8・横山賀57)
    買い H8京王杯AH優勝。準オープンだったとはいえ中山の1800mをレコードで勝ったこともある。中山の1800mが問題になるはずがない。東京得意のイメージがあるが、大仕事は中山でしている。
    消し 確かに中山の1800mをレコードで勝っているが、得意距離はマイルだと思う。前走も見せ場を作ったが、ラスト力尽きているところを見ると、やはり底力に欠ける馬なのだろう。よっぽど前が止まらない限り、この馬が台頭するのは苦しいと思う。
    ファンドリリヴリア
    (牡8・岡部57)
    買い 日経新春杯で3着とがんばっている。展開に恵まれたとはいえ、G2での3着は評価できる。中山の1800mは逃げ馬有利のコースだし、他に逃げる馬はいないようなので、ノーマークなら逃げ切ってしまうかも。実はマイルで3勝している。1800mくらいが得意距離かもしれない。
    消し 日経新春杯は52kgというハンデに恵まれたもの、今回57kgであることを考えると、明らかに不利である。オープン入りしたのが8歳であり、まだOP未勝利である。重賞連対も経験してない。いくらなんでも、ここで好走するのは苦しいだろう。距離も準OPあたりから、2000m以上でしか好走できなくなっている。1800mは少し短いという判断が正しいと思う。
    グルメフロンティア
    (牡6・加藤57)
    買い 前走準OPとはいえ3馬身差で圧勝している。タイムも1.59.7となかなかのタイムを出している。オープンでも十分やっていける手応えを得たようである。マイルでも勝っていることを考えると、1800mは得意距離かもしれない。勢いで一気に重賞制覇もありえるかも。
    消し 準OPでけっこう足踏みしていたことを考えると、さすがに重賞初挑戦では荷が重い。しかも別定G2では苦しすぎる。
    インターユニーク
    (牡7・田面木57)
    買い H8大阪杯(G2)2着が光る。2000mで好成績を残しているので、1800mなら守備範囲だろう。実力は十分にあるのだから、休み明けさえ克服できれば、大穴を開けることは考えられる。
    消し やはり骨折休み明けは心配である。いくらなんでも無理だろう。調教もよくなかったみたいだ。
    シーズグレイス
    (牝5・中舘54)
    買い H8ローズ(G2)S2着。なんといってもエリザベスで3着した実績が光る。このときはマイペースで逃げられたことが大きかった。前残りの展開なら要注意である。
    消し 中山牝馬Sで惨敗している。牝馬限定のハンデ戦で負けているのに、別定G2で好走できるはずがない。
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