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G1NHKマイルカップの反省

G1NHKマイルカップの結果
1 7-13シーキングザパール 武豊 1.33.1---34.3 456kg-2 1人気
2 7-14ブレーブテンダー 松永幹 1.33.41.3/434.6 460kg0 2人気
3 6-12ショウナンナンバー 吉田 1.33.4クビ34.1 470kg-2 14人気
4 8-16ヒコーキグモ 蛯名正 1.33.4アタマ35.1 478kg-6 9人気
5 3-05オースミジェット 福永 1.33.51/234.5 484kg0 12人気
単勝200円 枠連320円
複勝120円 130円 900円 馬連380円
予想と見解 好材料と不安材料
G1NHKマイルカップの感想
  • シーキングザパールは私の予想をはるかに上回る強さだった。もう私もこの馬の実力を認めるしかなさそうである。桜花賞の反省で、私はキョウエイマーチの方が強いと言ってしまったが、今日のレースを見せつけられては、発言を撤回した方がよさそうである。とにかく、私がこのレースは良くも悪くもこの馬が中心だと言ったとおり、この馬の強さだけが目立ったレースとなった。
  • 私の馬券の方はまたまた赤字である。これで7連敗だ。今回もそうだが、的中するもマイナス決算ばかりである。前回も言ったが、1桁配当ばかりではどうしようもない。なんとか中波乱ぐらいの中穴が出てほしい。そうでないと、私の回収率はどんどん落ちていく。それにしても、今年の私はついていない。やることなすことが全て裏目に出ている。3点で買って失敗してから、6点は買うことにしたが、そうしたら1桁配当ばかりである。次は自信があれば3点でいきたくなってしまう。まあ、そういう時に限って荒れるものだから、中穴が出るまで待った方が良さそうである。ここ最近ずっと言っているが、今はがまんの時なのである。もう少し待ってみる。
  • 勝ったのはシーキングザパールであった。スタミナが懸念されたが、終わってみると何の問題もなかった。NZT4歳Sよりも離していることで、かえって距離延長がよかったとも言える。しかも、鞭を一度も使っていないというのが凄すぎる、着差以上の強さであることは言うまでもない。平均ペースだったこともあって中団につけて、直線では早めに先頭に立ち引き離したという横綱相撲での勝ち方も評価できる。前走は特に勝つことにこだわっていたわけでなく、あくまで直線だけでどれくらい伸びるかを試しただけということか。もう何をとっても強いとしか言いようがない。次は何を狙うか分からないが、大事に使っていけば名牝の仲間入りするのは間違いないだろう。できれば秋華賞を狙ってもらいたいが、そうであれば今度こそスタミナの壁が大きくのしかかりそうである。でも、能力でカバーすることも十分に考えられる。
  • 2着はブレーブテンダーであった。この馬はやはりスタミナ馬なのだろう。NZT4歳Sの時のような超ハイペースになれば、しぶとい末脚が生きるのだろうが、平均ペースで流れてしまっては、切れ味の鋭い馬にはかなわない。展開もシーキングに味方してしまった感じである。それでも2着を確保したのは、この馬の実力だろう。マイルでこれだけ走れるのであれば、2000m前後の距離ならとてつもない走りをするかもしれない。これからのこの馬に期待したい。
  • 3着はショウナンナンバーだった。正直言ってかなりびっくりした。ブレーブテンダーにクビ差までせまったのはかなり評価できる。ダートでしか実績がなかったのでノーマークだったが、今回の走りで芝はまったく問題ないことが証明された。前走までの凡走を考えれば、この馬は短距離馬ということなのだろう。そうでなければ、今回の好走は納得できない。あるいは左回りでしか走らないタイプということも考えられる。でも、そういう馬は希であって、決めつけるのは早すぎる。とりあえず、上がり34.1の末脚はメンバーNO1であった。今後の短距離戦線の有力馬になることは間違いないだろう。そして最後に、外国産馬を相手によくがんばってくれた。
  • 4着はヒコーキグモであった。やはり、この馬は先行するとしぶとい馬である。平均ペースに流れたのもこの馬にはよかったのだろう。やはり弱くはない。でも全てに恵まれての4着は少しさみしい結果である。今後もG1では苦しい戦いになりそうであるが、G2G3なら十分戦えそうだ。今後もがんばてほしい。
  • 5着はオースミジェットであった。今までの成績を考えれば、掲示板に載っただけでも立派だと思う。何が良かったのかは正直よく分からないが、実力があることは証明されたと思う。まだ賞金800万の馬だが、今後の条件戦を簡単に勝ち上がるだろうから、オープン戦線でがんばってほしいと思う。ただ、相手に関係なく3着までしかこない馬というもいるので、そういう馬にはなってもらいたくない。
  • 6着はパーソナリティワンであった。今回は得意の先行策をとったわけだが、ペースを考えるとまあ仕方ない作戦だろう。上位陣がほとんどNZT4歳S組であり、それでいて着順を落としているということは、やはり1400mが合っている馬なのかもしれない。短距離馬と判断してもいいかもしれない。
  • 7着はパームシャドウであった。ちょっと人気になりすぎである。私から見ればこれでもよくがんばった方だと思う。これからの馬だろう。
  • 8着はスーパーナカヤマであった。決め手勝負になってはこの馬にはきつすぎる。今回は仕方ないとしかいいようがない。
  • ワシントンカラーは10着であった。柴田善騎手はこれからの馬だとコメントしている。まだ若いだけなのか、短距離しか走れないのか、何とも言えない。今後の走りに注目したい。
  • ペイストリーシェフは12着であった。私が期待していた馬がこんな惨敗とは、けっこうショックである。確かにNZT4歳Sの走りからは当然の結果ともいえるが、もっと走ると思っていた。スタミナを生かせる展開にならなかったのが全てとも言えるが、どう考えても負けすぎである。やはりマイルは短かすぎたのだろうか、それとも実力がなかったのか、まあどっちにしろマイルでこの馬を買うことはないだろう。
  • マイネルマックスは13着であった。さすがに休み明けでこれだけレベルの高いレースは苦しすぎたようである。この惨敗も仕方ないと思う。問題は次のダービーである。はたして距離が延びて一叩きされて大化けするのだろうか。いくらなんでも今回の負けはひどすぎる気がする。私はちょっと苦しいと判断したくなる。
  • オープニングテーマは15着であった。どんなときでもハイペースで走る馬が、この落ちついたペースで控えてしまった。どう考えても体調不良だろう。この馬の実力はこんなもんじゃないはずである。
  • その他の馬は特にコメントすることもないだろう。
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    参考
    G1NHKマイルカップの予想
    結論
    馬番連勝複式 2-10-13-14(BOX)
    1. ブレーブテンダー
    2. シーキングザパール
    3. ペイストリーシェフ
    4. オープニングテーマ
    にへい君の見解
  • 4歳短距離馬のための唯一のG1レースである。このレースが出来たことによって、短距離馬が無理してクラシックに行くことがなくなった。そのためにクラシックには距離適正のある馬ばかりが揃うようになり、層の厚いレースとなった。もちろん、このレースも短距離馬しか集まらないので、かなりレベルの高いレースが期待できる。しかも、外国産馬が出走できることで、クラシックよりもレベルが高いと言う人もいる。現に去年の掲示板はすべて外国産馬だったはずである。もう、短距離馬のレースというより、外国産馬のレースと言っても過言でないくらいである。個人的には何とか内国産馬にもがんばってもらいたいのだが、かなり苦しい戦いになりそうである。
  • 今回のメンバーでは、良くも悪くもシーキングザパールが中心となる。この馬の取捨選択で馬券の買い方が大きく変わる。この牝馬を信じるか、信じないか、非常に悩むことになるだろう。1つめのポイントは、NZT組以外に重賞勝馬がいないことである。NZT組はシーキングに決定的な差をつけられているし、それ以外の馬は未知数が魅力だが、格不足は否めない。2つめのポイントはマイルのスタミナである。1400mと1600mではスタミナ度が大きく違うものである。距離延長でシーキングを逆転できる馬がいるかどうかである。穴を狙うならかなり思い切った買い方が要求されそうである。
  • 私は本命をブレーブテンダーにした。シーキングよりもこの馬の方が安定しているという判断である。NZT4歳Sの走りは、好位から差すという危なげないレース運びで3着以下を完封したもので、かなり評価できる内容だったと思う。シーキングの切れに屈したが、マイル戦ならまだまだ分からない。距離延長はたぶんこの馬の方にプラスになるはずである。シーキングは少しは切れが鈍るだろうから、この馬の粘り強い末脚の方が信用できる。叩き合いの勝負になれば、なおさらこの馬の方が有利になる。とにかく、NZTのようなレースができればかなり期待できると思う。しかし、シンザン記念5着もあるように信用度はそれほど高くない。軸にはできそうにない。今回もボックスでいく。
  • 対抗はもちろんシーキングザパールである。もう、この馬の強さは語ることもないだろう。とにかく、前走NZT4歳Sで最後方からぶっちぎった末脚はずば抜けている。フラワーCを勝っていることでスタミナの心配もない。常識的にはほとんど死角のない馬である。その馬を本命にしないのは、どうしても信用できないからである。私はどうしても阪神牝馬3歳Sの惨敗が忘れられないのである。成長しているのでもうあんなことはないとは思うのだが、どうしてもポカをかますような気がするのである。牝馬は気まぐれなので、たまたま走らないかもしれないし、後ろからの競馬では、前が開かなかったり邪魔されることもある。とにかく、私はこの馬を信用できないのだ。でも、実績が実績だけに、これより評価を下げる勇気もない。
  • 初期見解で指名したグリーンプランとスタープログラマーが揃って除外となり、私にとっては最悪の展開になってしまった。両馬ともあまり人気がないようだったので、あまりに残念である。とりあえず、繰り上げて買うことにするが、これで上2頭で決まってしまうような雰囲気になってしまった。なんとか、これから指名する2頭にがんばってもらいたい。
  • 単穴はペイストリーシェフにする。左回りではしぶとい走りをする馬である。共同通信杯ではメジロブライトと僅差の勝負をしているだけに、能力は相当高いといえる。前走の敗因が距離と休み明けであれば、距離が延び一叩きされれば大きく巻き返せるだろう。確かに、重賞連対経験もないようでは格不足は否めないし、前走も負けすぎである。しかし、穴を出すならこの馬だと私は思っている。リスクが高いのは承知の上でこの馬を指名する。
  • 4番手はオープニングテーマにする。朝日杯3歳S2着の実績と一叩きされた上積みを考えれば、かなり期待できる馬である。前走も先行してよく粘っていた方だと思う。今回はアサカホマレが出てこないので超ハイペースにはなりそうにない。ほどよいハイペースからなら粘りきれるのではないか、とも思ってしまう。先行馬で連対できるとすれば、この馬だけだろうという判断である。ただ、やはり展開は向かないと考えるのが妥当だとは思う。他に魅力的な差し馬がいないから、この馬を指名することにしたのである。上2頭が強すぎるのでこれ以上は手を広げられない。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はマイネルマックスにする。3歳チャンピオンをここまで評価を下げてしまった。実力があるのは分かるが、他の陣営との気合いが違いすぎる。あくまでもダービーを目指しているこの馬が、このレースに賭けている馬たちに勝てるとは思えない。私は買う気になれない。
  • 6番手はワシントンカラーにする。クリスタルCで強い勝ち方をしているので侮れない馬である。しかし、私は前走の走りが気に入らない。いくら馬体重減でも負けすぎである。距離が長いか、軽い馬場のスピード勝負が苦手かどちらかとしか思えない。どっちにしろ今回はダメだろうというのが私の判断である。
  • 7番手はヒコーキグモにする。きさらぎ賞を勝ち、アーリントンCでブレーブテンダーの僅差2着している実績はなかなかである。距離延長はプラスなので巻き返しても不思議ないとは思う。しかし、私は前走12着の走りから見切っている。展開も向きそうにないので、私は評価してない。
  • 8番手はスーパーナカヤマにする。芝ダートを問わず、距離も1200mから2000mまでこなすという、何とも万能型の馬である。それはそれで評価できるのだが、なかなか勝てないのは決め手不足ということである。G1では致命的な欠点となる。東京コースではなおさらである。私は評価していない。
  • 9番手はパームシャドウにする。穴人気になりそうであるが、前走もオープン特別を僅差でやっと勝っているくらいの実力しかない。先行策ということで展開も向きそうにない。前走が連闘だったのもマイナスである。未知数の魅力は感じるが、私は評価していない。
  • 10番手はホッコービュティにする。距離延長で前走よりも期待できる。しかし、シーキングに負け続けているようでは信用できない。しょせん牝馬であると私は判断した。
  • 11番手はパーソナリティワンにする。NZTでの3着はなかなかである。しかし、私はこの馬にはマイルのスタミナはないと判断している。ここでは苦しいと思う。ただ、大外18番の大西騎手と言えば、皐月賞を思い出す。まさかとは思うが少し気になる。
  • とりあえずコメントはここまでとする。
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    G1NHKマイルカップ出走馬
    馬名 買い&捨て
    シーキングザパール
    (牝4・武豊57)
    買い NZT4歳S優勝、シンザン記念優勝、フラワーC優勝。
    前走のNZTの勝ち方は凄かった。直線に入ってから壁を破れず少しもがいたが、抜けてからの伸びは1頭だけ桁違いであった。上がり34.1とはとんでもない末脚である。今回も同じ東京コースということで、直線だけの競馬で十分だろう。不安材料はほとんどないと言っていいと思う。距離延長もフラワーCで圧勝しているので特に気にすることはないと思う。
    消し 常識的には死角はないといえそうだ。強いて言うなら2点考えられる。1点目は牝馬であることである。いつ機嫌を損ねるかわからないのが牝馬である。古い話だが新潟3歳Sで見せたような気性難を出すかもしれないということである。現に去年ファビラスラフインが圧倒的1人気で惨敗している。2点目はスタミナである。フラワーCを勝っているものの、しょせん牝馬限定のレベルの低いレースでのこと。G1でのスタミナを証明したとは言いがたい。1400mのデイリー杯を圧勝した後に阪神牝馬3歳Sで4着に負けているので、今回も同じことになっても不思議ではない。特に東京のマイルはスタミナ重視である。スピードで押し切れるほど甘いコースではない。
    ブレーブテンダー
    (牡4・松永幹57)
    買い NZT4歳S2着、アーリントンC優勝。
    前走のNZTはシーキングに負けたものの、最も安定したレースをしたといえる。危なげのないレース運びで2着したのは実力の証明である。NZTのメンバーとなら連対を外すことはなさそうである。しかも距離延長はこの馬にとってプラスになるはずである。スタミナ重視のマイル戦ならシーキングを逆転しても何の不思議もない。勝負根性はかなり凄いので叩き合いになれば負けないだろう。
    消し シーキングとは着差以上に力の差を見せつけられた。1Fの距離延長ではたして逆転できるだろうか。アーリントンCで重賞を勝っているも僅差の勝利であり、その他の重賞では勝馬にかなり差をつけられて負けている。そういう意味では、いまいち強さが感じられない。他の馬の巻き返しをくらってもおかしくないと思う。
    パーソナリティワン
    (牡4・大西57)
    買い NZT4歳S3着、新潟3歳S優勝。
    逃げてしか勝ったことのないこの馬が差す競馬で好走したのは評価できる。これで展開は特に関係なくなったと言える。けっこう強力なメンバー構成だったので、実力の証明でもある。皐月賞ジョッキー大西の勢いも感じられ、なかなかおもしろい存在である。
    消し この馬は1400m以下でしか好走していない。私は短距離馬だと思う。得意の短距離で3位では、スタミナ重視のマイル戦で連対するのはかなり苦しそうである。どんなにがんばっても入着までではないか。
    マイネルマックス
    (牡4・佐藤哲57)
    買い 朝日杯3歳S優勝、京成杯3歳S優勝。
    何と言っても昨年の3歳チャンピオンである。基本的に弱いはずがない。朝日杯を勝っているのだから距離は問題にならない。京成杯でコース実績もある。血統的には早熟ではないと思う。シーキングがNZTを圧勝してしまった以上、シーキングを敗るのはこの馬しかいないといえそうだ。
    消し 約5カ月ぶりのレースである。これだけの休み明けでいきなりのG1挑戦は無謀としかいいようがない。しかも、ダービーへの叩き台としか考えていない以上、ここで勝つにはよっぽどの能力がないと無理だと思う。朝日杯をやっと勝っていたようでは、そこまでのずば抜けた能力はないと思う。時計のかかるレースしか経験していないので、東京のスピード競馬に対応できるかも疑問である。
    ヒコーキグモ
    (牡4・蛯名正57)
    買い きさらぎ賞優勝、アーリントンC2着。
    先行して粘り強い競馬をするタイプである。短距離のスピード勝負よりも中距離のスタミナ勝負で味の出るタイプだと思われる。距離延長はプラスになるだろう。前走の負けは若さを出してしまったようで、まともならもっと走っているはずである。実力不足と決めつけるのはまだ早そう。
    消し 前走12着はいくらなんでも負けすぎである。若さを出してしまったらしいが、今回も同じことになりそうである。重賞2連対も時計がいまいちなのを考えると、東京のスピード競馬にも疑問を感じる。ハイペースが予想されるだけに先行策では展開も苦しい。
    ワシントンカラー
    (牡4・柴田善57)
    買い クリスタルC優勝。
    クリスタルCではハイペースにもかかわらず、先行して抜け出すという強い勝ち方をした。前走の敗因が大幅マイナス体重であれば、体重さえ戻れば巻き返せるということになる。
    消し 1200mでしか勝っていない。スプリンターである可能性もある。前走のNZTの惨敗も距離かもしれない。また、クリスタルCは重馬場だったことから、スピード競馬は苦手なのかもしれない。
    ホッコービューティ
    (牝4・熊沢55)
    買い シンザン記念2着、フラワーC2着。
    重賞で2度連対している実績はなかなかである。マイルは4戦4連対なので距離延長はプラスとなる。前走の惨敗は度外視していいだろう。
    消し シーキングに完敗続きである。逆転はどう考えても無理だろう。前走の8着は牡馬との実力の違いとも考えられる。ずば抜けた成績を残していない以上、牝馬にはちと苦しいといえそう。
    オープニングテーマ
    (牡4・小池57)
    買い 朝日杯3歳S2着
    朝日杯で連対した実績は評価しなければいけない。超ハイペースで先行して粘りきった内容もなかなかである。前走も休み明けで0.5秒差の6着なら上出来だろう。一叩きされた今回は上積みが見込めるので、さらに期待できる。一気に勝ちきるのも夢でない。
    消し 先行策という展開がネックとなる。ハイペースが予想されるだけに、どうしても後ろからくる馬が有利である。直線が長く軽い馬場ではなおさらである。距離も1400mくらいがよさそうな雰囲気があるので、距離延長もどうだろうか。
    ショウナンナンバー
    (牡4・吉田57)
    買い ヒヤシンスS優勝。ダートとはいえ東京のマイルで7馬身差で圧勝しているのはかなり凄い。スプリングS、皐月賞と惨敗しているが、芝ではなく距離がダメなだけかもしれない。そうであれば、マイルに短縮される今回は期待できる。
    消し ダート2戦2賞の実績からは、ダートでしか走らないという判断が妥当だと思う。時計がかかればまだ分からないが、東京の軽い馬場ではなおさら苦しそう。
    パームシャドウ
    (牡4・岡部57)
    買い マーガレットS優勝。前走オープンのマイル戦を勝っているのは評価できる。1.33.8というタイムもなかなかである。現在2連勝と勢いもある。休養後3戦して3連対ということは、かなり成長していると考えられる。NZTで惨敗した馬よりは期待できるかもしれない。
    消し しょせん重賞勝ちを経験していないようでは信用できない。オープン特別で僅差で勝っているくらいでは、G1では苦しそう。2連勝も連闘では疲れが残ると考えるのが普通である。
    スーパーナカヤマ
    (牡4・的場57)
    買い クリスタルC2着。とにかく堅実な馬である。どんな距離でも無難にこなしているのが凄い。もちろんマイルが問題になることはないだろう。前走も抑えたレース運びで5着を確保している。距離延長でこの馬のしぶとさがさらに生きることになるだろう。
    消し オープンで連対はするものの、未だオープン勝ちはない。決め手不足のようである。先行しかできないのも、ハイペースが予想されるだけに苦しいといえる。
    ダイワアンジェラ
    (牝4・江田照57)
    買い 京成杯3歳S2着。東京コースの重賞で連対しているのは評価できる。
    消し いくらなんでも長期休み明けでは苦しすぎる。しかも牝馬である。とんでもない実績を持っていれば少しは考えるが、オープンで勝っていないようでは仕方ない。
    ペイストリーシェフ
    (牡4・小野57)
    買い 中京3歳S優勝。とにかくこの馬は左回りで走る馬である。距離も長い方がいいタイプである。距離延長はもちろんプラスである。間隔が空いたところを1度叩かれたので、上積みも見込めそう。共同通信杯でメジロブライトと僅差の勝負をしているだけに、スタミナ勝負になれば一気に台頭してくるだろう。
    消し 前走の10着はやはり負けすぎである。1Fの距離延長だけでどこまで縮まるか疑問である。1800mで2勝している実績からは、マイルでもまだ短い感じもする。オープンで1勝しているも中京のローカル競馬ではあまり魅力がない。
    キタサンフドー
    (牡4・高橋亮57)
    買い 共同通信杯4着など重賞ではほとんど掲示板に載っている。この安定した走りがこの馬の持ち味である。
    消し 掲示板に載るも連対はないということは、決め手がないということである。東京コースは決め手のない馬にとってあまりに苦しい。これだけメンバーが揃うと掲示板もどうだろうか。
    オースミジェット
    (牡4・福永57)
    買い マイルで2連対しているので距離は大丈夫そう。前走も最後方からよく伸びていた。上位陣が崩れれば、十分圏内である。
    消し オープンクラスでは4着が最高である。これではちょっと格が違う感じがする。1800m以上ではいいところがないので、スタミナもいまいちだろう。
    シルクマスタング
    (牡4・久保田57)
    買い 前走は休み明けで8着に負けてしまったが、それ以外は掲示板を一度も外していない。堅実な馬だと思われる。1800mで勝っているので、どちらかというとスタミナのある馬かもしれない。
    消し 500万クラスでかなり足踏みしているので、オープンではまだまだ力不足の感じがする。持ちタイムも普通だし、これと言って魅力が感じられない。
    タイキギャラクシー
    (牡4・後藤57)
    買い 前走500万クラスとはいえ、東京のマイルで勝っている。距離コースは問題ないといえる。
    消し 一度5着に負けていることで、底を見せてしまっている。前走はタイムも着差もいまいちなので、魅力を感じない。
    ロイヤルブルー
    (牡4・郷原57)
    買い ちょっといいところが見当たらない。
    消し 1200mでしか勝っていないし、オープンではいいところがない。どう考えても実力不足だろう。
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