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G3新潟3歳Sの反省

G3新潟3歳Sの結果
1 7-08クリールサイクロン 蛯名正 1.23.0---35.7 436kg+12 1人気
2 5-05タマルファイター 斉藤誠 1.23.21.1/436.7 504kg-14 3人気
3 6-06タヤスチェリー 安田富 1.23.2ハナ36.5 438kg+4 7人気
4 3-03マイネエルザ 中舘 1.23.2ハナ36.5 414kg-2 4人気
5 8-10ミスマッキンリー 蛯沢 1.23.62.1/236.6 448kg-6 8人気
単勝340円 枠連820円
複勝160円 160円 370円 馬連820円
予想と見解 好材料と不安材料
G3新潟3歳Sの感想
  • 終わってみれば魅力的な2頭で決まってしまった。個人的にはタヤスチェリーがもうひとがんばりしてくれたら文句がなかったのだが、こればかりはどうしようもない。けっきょく赤字となってしまったが、タヤスチェリーのことも考えるとあの予想で仕方ないと思う。とりあえず回収率も100%をキープできたし、自信のないレースだったことも考えるとうまく守ったというところだろう。苦手の夏競馬を5戦1勝2的中89.4%回収と無難な成績で切り抜けたのだから上出来である。来週からは中央場所に戻り、得意?の秋競馬が始まる。1流馬もかなり復帰してくるだろうから、さらにがんばっていきたい。
  • 勝ったのはクリールサイクロンであった。新馬戦と同じく、最後方から凄い末脚で差し切ってしまった。スムーズなレース運びができれば強いと思っていたが、前半はまったくペースについていけないというスムーズさを欠いた展開で勝ってしまったのだから、この馬の能力は私の想像をはるかに超えていた。前半ついていけないということは短距離向きではないということになる。つまりはクラシックに期待できるということだ。これは楽しみな馬である。まあ、まだ2000mの経験もない馬にクラシックで期待できるというのは、ちょっと早すぎる。今後のレースを見ながらこの馬の実力を見極めていきたい。
  • 2着はタマルファイターであった。先行馬が総崩れしている状況で2着を確保したのはかなり評価できる。この馬もとんでもない実力の持ち主である。負けたのは中1週のローテーションのせいだろう。大幅マイナス体重で馬がかなりイレ込んでいた。そのせいで馬が勝手に前に行ってしまったのだろう。あれだけ激しい先行争いをしては、直線で伸びるわけがない。それで2着なのだから凄い。調整さえうまくできれば今後も期待できるだろう。いっそのこと中央入りすればいいと思うのだが。
  • 3着はタヤスチェリーだった。私の期待に応えてよくがんばってくれた。好位から直線でなかなか伸びてこなかったが、最後の最後の伸びは見所があった。長くいい脚を使えるタイプのようなので、東京コースが合っているのではないか。距離ももう少し長い方が良さそうだ。
  • 4着はマイネエルザであった。後方から鋭い末脚を見せてくれたが、先着した3頭が強かった。クリールサイクロンのほどの切れ味がないのであれば、もう少し前で競馬ができないと今後も苦しい。そうでなければ、展開に恵まれない限り勝つのは苦しくなる。現時点ではまだ実力不足だと言わざる得ない。
  • 5着はミスマッキンリーであった。前4頭には決定的な差をつけられている。持ちタイムからして、現時点ではこれが精一杯なのだろう。この馬なりに走っていると思う。
  • スイートエスカリンは9着であった。先行争いで潰れてしまった感じである。現時点ではスピード不足ということなのだろうか。あまりにばてすぎである。結果的には新馬戦は相手に恵まれただけだったのかもしれない。まあ、中途半端に好走して底を見せてしまうよりも、能力を出せなかったという方が、次に期待できるものである。
  • もともとのデータが少ないのでこれ以上の馬をコメントしようがない。そういうことで今回はここまでにする。
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    参考
    G3新潟3歳Sの予想
    結論
    馬番連勝複式 3-5-6-8-10(BOX)
    1. タマルファイター
    2. スイートエスカリン
    3. クリールサイクロイン
    4. マイネエルザ
    5. タヤスチェリー
    にへい君の見解
  • お待たせしました。2週間ぶりの予想です。この時期の3歳戦はデータが少なすぎて、予想しようがありません。新馬戦を全て見ているというならともかく、新馬戦などほとんど見ていない私はどうすればいいのでしょうか。本当は休みにしようかとも思ったんですが、さすがに3週は休めないだろうということで、とりあえず予想することにしました。今まで一番自信のない予想と言っていいでしょう。
  • 私が信用できるのは、ほとんど数字だけである。基本的にはタイムが速かった馬と圧勝した馬と上がりが優秀だった馬を中心に考えるしかない。しかし、それだと人気どおりの予想になってしまう。これは本当に困った。まあ、悩んでも仕方ないから自分が魅力に感じた馬を素直に買うことにしよう。
  • 私の本命はタマルファイターである。出走メンバーの中で唯一オープンを勝っているのだから、少なくても消すことはできない。前走のレース内容も好位から差すという理想的な競馬だった。この時、スタートではスピードについていけない感じだったようなので、少しでも距離が延びるのは、この馬にとっては大きなプラスとなるだろう。とにかく、前走と同じ走りさえできれば連対は外さないだろう。ただ、中1週というローテーションは少しきつそうである。すでに3戦を消化しているし、前走はかなりの激走だったので、疲れが残っていても不思議はないし、残っている方が自然かもしれない。惨敗もあり得る。軸にはできそうない。今回はボックスでいく。
  • 対抗はスイートエスカリンにする。前走マイル戦で好位から抜け出すという危なげのないレースをしている。どんな展開でも対応できるタイプではないか。逃げて勝った馬だとどうしても気性の問題が気になるが、この馬にはそんな心配はないだろう。持ち時計が速い馬が先行争いで潰れるようだと、この馬が台頭してくるような気がする。そういうことでこの評価にした。ただ、持ち時計がいまいちなのは大きな心配である。スピード不足でついていけないということもあり得る。
  • 単穴はクリールサイクロンにする。この馬のレースはモニターで見ていた。出遅れたにもかかわらず、とんでもない末脚であっという間に差しきってしまった。出遅れてなかったら圧勝だったかもしれない。好位から同じような脚が使えるのなら、当然勝ち負けである。ただ、一度出遅れているとスタートはあまり信用できない。新馬戦ならともかく、重賞なので出遅れたらアウトだろう。それに相手が弱すぎて強く見えただけということもあり得る。
  • 4番手はマイネエルザにする。3歳戦に滅法強いラフィアンの馬である。前走、1000mだったとはいえ34.5という上がりで勝っている。この決め手はなかなか驚異である。好位から差すというレースをしているので、どんな展開でも大丈夫だろう。決め手勝負ならこの馬だと思う。ただ、1戦しかしていないので判断しようがない。数字的には特に魅力的な馬ではない。
  • 5番手はタヤスチェリーにする。前走ダートだったとはいえ、レコード勝ちしている実力は認めなければいけない。好位から差しきっているので、展開は関係なさそう。人気がないようだとおもしろい。ただ、芝未経験というのはかなり心配である。スピードについていけないことも十分に考えられる。今回はここまで馬券を広げる。久々の5頭ボックスである。赤字覚悟なのだが、これでも当たる気があまりしていない。
  • 6番手はタカノポラリスにする。前走、新潟芝1400mという今回と同じ条件でレコード勝ちしている馬である。数字だけなら最有力候補だといえる。それにしては私の評価はかなり低いといえる。前走のレコード勝ちは平均ペースというかなり走りやすい流れだった。相手が弱かったからこそ出たレコードだと思う。今回はたぶんハイペースになるだろうから、この馬が逃げ切ることは難しいと私は判断した。でも、レコードは実力がなければ出るはずがない。ちょっとなめすぎかも。
  • 7番手はナイスパレスである。6月に3戦しているが、間隔があいたのでフレッシュしていれば侮れない。ただ、3戦目の勝ち上がりでは器の大きさは感じない。
  • 8番手はボールドエンペラーにする。前走ラベンダー賞6着ではあまり評価できない。いくら距離延長といっても200m延びただけではほとんど変わらないだろう。
  • 9番手はキタノジェットにする。ダリア賞を直前回避しているのが気になる。中1週で復調するのだろうか。
  • 10番手はミスマッキンリーにする。前走の勝ちは、展開に恵まれただけではないか。実力はいまいちのような気がする。
  • 11番手はセントグレイスにする。前走勝っているもののタイムが悪い。実力不足だと思う。
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    G3新潟3歳S出走馬
    馬名 買い&捨て
    タマルファイター
    (牡3・斎藤誠53)
    買い ダリア賞同着優勝。新潟OPで実績があるのは大きなプラスである。地方成績も含めもちろん無敗である。優勝を分け合ったタヤスアゲインは今回の登録馬の中では1000m1200mとも持ち時計NO1である。この馬も相当の能力の持ち主であることは容易に推測できる。
    消し すでに3戦している。もうそろそろ疲れが出てもおかしくない。しかも中1週である。前走激しいレースをしているだけに、中1週では回復できない可能性がある。まだまだ未知が多いので何とも言えない部分も多すぎる。
    クリールサイクロン
    (牡3・蛯名正53)
    買い 前走は大きく出遅れながら直線だけの競馬できっちりと差しきる。他馬が止まって見えたくらいの末脚であった。出遅れてなければ圧勝だっただろう。一度使われてゲートがスムーズになることも考えられる。そうであれば能力上位だろう。
    消し いつまでもゲートが苦手な馬というのはいるものだ。スムーズに出た経験がない以上どこまで信じていいか分からない。結果的には持ち時計もいまいちだし、メンバーが弱かっただけかもしれない。
    キタノジェント
    (牡3・柴田善53)
    買い 地方経験しかないものの、2戦2連対という成績はなかなかである。2戦とも1人気だったことで素質の高さがうかがえる。芝の経験はないが、大爆発する可能性もある。未知の力に期待するのもおもしろい。
    消し 中央では初出走となる。地方とのレベルの違いを思い知らされて終わることも十分に考えられる。ダリア賞を蕁麻疹で出走を取消しており、中1週では影響が残りそうだ。
    スイートエスリンカ
    (牝3・西田53)
    買い 前走デビュー戦で3馬身差での勝利は評価できる。マイル戦だったので1400mのスタミナは何の問題もない。かなりセンスの良さが目立ったようなので、今回も展開等には左右されそうにない。とりあえず、安定した走りは期待できそうだ。
    消し 稍重だったとはいえ、マイルで1.38.4というタイムは少し物足りない。前走は減量騎手だったため、今回は斤量が1kg増えてしまう。まだ1戦しかしていないので、何とも言えない要素が多すぎる。
    セントグレイス
    (牝3・横山賀53)
    買い 新潟芝1400mという今回と同じ条件で勝っているのは、大きなプラス材料である。コース距離は何の問題もない。逃げて勝っているので、マイペースで逃げれればおもしろい。
    消し タイムが魅力ない。タカノポラリスが同条件で2秒以上速く走っていることと比べると、どうしても見劣りする。デビュー戦も6着と大きく負けており、器の大きさは感じられない。
    タカノポラリス
    (牡3・高橋明53)
    買い 新潟1400mという今回と同条件でレコード勝ちしているのは大きなプラスである。しかも5馬身差の圧勝である。3戦目の勝利であり、徐々に体調を上げてきたということだろう。今の勢いなら2連勝も夢ではない。
    消し 新馬勝ちしていないのはやはり気になる。強い馬が抜けてしまっている未勝利戦で勝っても、相手に恵まれただけということになる。前走のレコード勝ちも楽な競馬の結果とも考えられる。相手が強いとマイペースの逃げはできないかもしれない。
    タヤスチェリー
    (牝3・安田富53)
    買い 前走のデビュー戦ではダートながらレコード勝ちしている。抑える競馬で勝っていので、レースセンスはありそうだ。他の有力馬が先行争いなどで自滅するようだとチャンスはある。
    消し 芝未経験というのは気になる。重賞を勝つ器なら陣営も強気に芝のレースを選んだだろう。距離も一気に400m伸びる。とにかく1戦だけでは未知の部分が多すぎる。
    ナイスパリス
    (牝3・村本53)
    買い 前走はマイペースの逃げで圧勝した。6月に4週のうち3戦したわけだが、徐々に絞れてタイムを上げている。3戦目が本当の力だとみるべきだろう。
    消し 約2カ月開いたとはいえ、4週で3走は使い過ぎである。疲れが簡単にとれるとは思えない。現に先週の調教もいまいちだったらしい。本当に強い馬は素質だけで勝つものであり、3戦しているのも少しマイナスだと思う。
    ボールドエンペラー
    (牡3・木幡53)
    買い 母父がリアルシャダイであるだけに距離延長はプラスとなるだろう。勝ったときのタイムも58.9ならまあまあだろう。
    消し 前走ラベンダーSで6着に負けているのは問題である。どうしても底を見せたという感じがする。距離延長も200mではどうしようもない。持ち時計も平凡で魅力がなさすぎる。
    マイネエルザ
    (牝3・中舘53)
    買い 前走デビュー戦を勝っている。好位から差すというスムーズなレース運びだったようだ。スタートのスピードがいまいちらしいので、距離延長は大きなプラスとなる。時計も58.1ならまあまあだろう。
    消し 負けレースがないのだからコメントしようがない。1戦だけでは分からない。特に気になる点がないのだが、特に魅力的な点もないというのがマイナスなのではないか。
    ミスマッキンリー
    (牝3・蛯沢53)
    買い 前走勝っているので調子は良さそう。でもそれだけかも。未知の力に期待か。
    消し 前走の勝ちは、前2頭が競り合って自滅したのが大きい。力でねじ伏せたというより、展開に恵まれた感じである。タイムも平凡なので魅力がない
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