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G1オークスの反省

G1オークスの結果
1 8-16メジロドーベル 吉田 2.27.7---36.4 472kg-2 2人気
2 5-09ナナヨーウイング 石橋 2.28.12.1/236.9 436kg+2 13人気
3 6-12ダイイチシガー 武豊 2.28.6337.0 414kg-2 4人気
4 3-05プロモーション 蛯名正 2.28.62.1/238.0 478kg-4 6人気
5 2-03オレンジピール 河内 2.29.21.1/438.1 450kg+8 3人気
単勝290円 枠連2,510円
複勝140円 990円 320円 馬連12,550円
予想と見解 好材料と不安材料
G1オークスの感想
  • ナナヨーウイングだぁー!こんなの分かるわけない。私には絶対無理だ!と言っても3着4着も外しているのだから言い訳もできない。キョウエイマーチが平均ペースで逃げるとは思ってもいなかった。スローペースで2番手に控えて直線勝負すると思っていた。けっこう速いペース、しかも重馬場となっては、スタミナが全てである。ナナヨーウイングが2着したのは、これにつきるだろう。全馬が初の2400mであることの難しさが出てしまったと言える。私はスピード勝負とふんでいただけに、かすりもしない結果となってしまった。キョウエイマーチが速いペースでしか走れないということを読めなかったのだから、私の勉強不足である。とりあえず、道悪ならスタミナは必要不可欠であることを身にしみて分かった。それにしても、オークスは難しいレースである。全馬初距離というのはやっぱりおかしすぎると思う。TRもダービーのようにしてもらいたい。まあ、今のままの方が、荒れることが多くなるから、それはそれでいいのかもしれないが。
  • 勝ったのはメジロドーベルであった。私が心配していた激しい気性がパドックからまったく見られなかった。メンコをつけていたのがよかったようである。落ち着いてさえいれば、距離はなんの問題もない馬である。キョウエイマーチが自滅しては、この馬の独壇場になって当然である。私の期待に応えてくれて本当にうれしい。この馬はやはり強い馬である。今後も2000m前後の距離なら活躍できるはずである。秋華賞のシーキングザパールとの再対決が楽しみである。また、メジロライアン産駒がついに念願のクラッシクを制覇した。ライアンも喜んでいるに違いない。あとは、来週のメジロブライトのダービー制覇である。
  • 2着はナナヨーウイングであった。これはびっくりした。まさか、ダートでしか勝っておらず、不良馬場の忘れな草賞で3着と惨敗した馬が、いきなりG1で2着するなど普通じゃ考えられない。2400mという長い距離はもちろんのこと、それに加え重馬場、やや速いペースとスタミナ馬には持ってこいの展開になったのがよかったのだろう。かなり助けられた2着だと思う。今後も活躍できるかどうかは何とも言えない。他力本願的な馬だと思えるので、人気を背負うようだと好走できないかもしれない。
  • 3着はダイイチシガーだった。さすがにトニービン産駒だけあって、母よりは距離は大丈夫だったようだ。それでも、後方からという絶好の展開だったにもかかわらず、3着までしかこれないのは実力不足としかいいようがない。重馬場がダメだという見方もできるが、ずっと掛かっていたという武豊騎手のコメントからすると、若さが全てのようである。母もそうだったが5歳になってからの馬ではないか。現時点では能力だけで3着したというところだろう。
  • 4着はプロモーションであった。距離がダメだったのか、道悪がダメだったのか、もともと実力がなかったのか、よく分からない。私は全てについて、少しづつマイナスだった結果のような気がする。今回だけでは分からないので、次の走りに注目したい。
  • 5着はオレンジピールであった。距離という見方もできるが、やはり重馬場だろう。桜花賞と同じ5着ということからすると、それがもっとも納得のいく答えである。良馬場の1600m以上では負けたことがないのだから、ここで見切るのは問題である。ペースが意外と速くなったにもかかわらず、先行したのも敗因の一つかもしれないのでつけ加えておく。
  • ナイトクルーズは7着であった。私は不良馬場の忘れな草賞で圧勝した実績を評価してしまったが、結果的には間違っていたようである。まず、スローペースで逃げ切っているのはスタミナを証明したとは言えなかったこと、キョウエイマーチがけっこう速いペースで逃げてしまい展開が向かなかったこと等を考えると、この馬のこの着順は当然といえる。完全に失敗だった。今後も人気を背負うようだと好走できないタイプかもしれない。
  • エアウイングスは10着であった。やはりスイートピーSのレベルはたいしたことはなかったようである。だいたい1800mのレースを2400mのTRにすることがおかしいのである。人気になっていたが当然の結果だと思う。
  • キョウエイマーチは11着であった。終わってみればスタミナがなかったのだろうが、私はペースの方が問題だったと思う。スローペースに落とせれば、もう少し結果が違ったと思う。ここで問題になるのは、ペースを落とせなかったのか、落とさなかったのかである。キョウエイ陣営は距離不安をほとんど持っていなかったらしいので、馬の自由にさせてしまったのだと思う。距離不安を思っていれば、無理してでもペースを落としたと思うのである。とはいえ、あの感じだと無理に抑えても馬が言うことを聞かなかった感じはする。結局、気性的にスタミナが持たなかったのは、メジロドーベルではなく、この馬だったようである。ただ、11着は負けすぎな感じもするので、単純にスタミナがなかっただけということかもしれない。
  • その他の馬は特にコメントすることもないだろう。
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    参考
    G1オークスの予想
    結論
    馬番連勝複式 3-11-14-16(BOX)
    1. メジロドーベル
    2. キョウエイマーチ
    3. オレンジピール
    4. ナイトクルーズ
    にへい君の見解
  • 牝馬クラシック第2弾である。桜花賞よりも800m延びることで、スピードだけではなくスタミナも要求されるという、4歳牝馬にとっては過酷なレースとなる。TRにも2400mがないことで、全ての馬が距離初体験となる。どの馬に距離適正があるかなんて分かるわけがない。さらに、このレースに出てくる馬は賞金を稼いだ馬なのであるが、2000m以下のレースで稼いだ賞金であり、スピード馬ばかりが集まることがよくある。そのため、超スローペースで流れ、直線だけの競馬となることもありえる。そうなると、決め手のないスタミナ馬には出番がなくなることもありえるのである。スタミナ馬だからいいとは限らないのが、このレースなのである。結局、分かるわけがないというのが、このレースの特徴なのである。
  • 今回のメンバーでは、桜花賞を圧勝したキョウエイマーチと3歳牝馬Sをレコード勝ちしたメジロドーベルの2強が大きく他を引き離している感じである。もっと厳密に言うなら、キョウエイマーチが一歩抜けだし、メジロドーベルがそれを追っているというところだろう。その後は、TRを勝ったオレンジピールが続き、4番手以降はだんご状態というのが常識的な見方である。ただ、先ほども言ったように全馬が距離初体験ということは、走らせてみないと分からないということである。気まぐれ牝馬ということもあり、一歩間違えれば大荒れである。人気2頭の取捨選択が非常に難しくなる。また、道悪は避けられない状況になってきた。桜花賞で凡走した馬はかなり苦しくなったといえる。
  • 私は本命をメジロドーベルにする。初めに言ってしまうが、この馬を本命にしたのは、この馬に勝ってほしいからである。そうは言っても、この馬が勝つ要素はけっこうある。まず、東京の長い直線である。好位から差す競馬を得意としているこの馬にとって、長い直線は見方となるはずである。先行するキョウエイをしっかりとマークすれば、鋭い末脚で差しきることは十分ありえる。とはいえ、桜花賞で4馬身差離されたのは、不良馬場のせいだろう。今回も道悪になる以上かなり苦しくなった。また、気性の激しそうなこの馬に2400mが走れるかどうかも微妙である。能力的なスタミナはあるだろうが、気性的に持たない気もしないではない。結局、ただ勝ってほしいというだけなのである。もちろん軸にできるはずもない。
  • 対抗はもちろんキョウエイマーチである。常識的にはどう考えてもこの馬が一番の評価である。距離を懸念する意見もあるが、それは他の馬も同じことである。ダート、不良馬場を苦にしないこの馬の方がスタミナがあるような気さえする。2番手でレースをすすめることができるのだから、折り合いも心配ないだろう。桜花賞であれだけ強い競馬をした馬が、ほとんど同じメンバーで崩れることは考えにくい。とは言っても、実際に距離やコース適性を証明していないのだから、信じきることはできない。
  • 単穴はオレンジピールにする。ここまではおもしろくない予想になっているが仕方ない。4歳牝特でなかなかしぶといレースを見せられては、この馬を評価しないわけにはいかない。1200mで勝てない馬だということは、マイルが下の限界と考えられる。そうなるとベストは2000〜2400mあたりということになる。距離に関しては、最も信用できる馬といえそうだ。しかし、この馬にとっては最悪の道悪になりそうである。桜花賞の負けっぷりからは、ちょっと厳しくなってきた。それでも、2400mという距離ならスタミナだけでも何とかなりそうだし、桜花賞5着なら他の弱い馬よりは信用できる。2強が自滅すれば、この馬が台頭すると私はみた。
  • 4番手はナイトクルーズにする。道悪がほぼ確実になったことで、一気にこの馬をここまで引き上げた。もちろん不良馬場の忘れな草賞でダイイチシガーに3馬身差をつけて圧勝しているからである。こういう馬場だと先行馬が残る可能性が高いので、展開も向く。2000mを経験しているので距離も信用できる。2000mになって大化けしたということは、もっと長くなればもっと強いかもしれない。ただ、いくら道悪と言っても、G1では決め手が必要かもしれない。この馬に決め手があるとはちょっと思えない。どこまで踏ん張れるか分からない。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はダイイチシガーにする。前走オレンジピールに負けているが、クイーンCでの差は縮めている。成長したのか、距離延長がよかったかだろう。やはり父がトニービンということで距離の融通性があるのだろう。鞍上が武豊になることで、ここぞという力を発揮するかもしれない。東京コースを経験しているのも買える材料である。と、言っても2着、3着ばかりの成績では、決め手のない馬だと言われても仕方ない。母同様にまだ成長途上の馬なのかもしれない。忘れな草賞の走りでは、道悪も得意とは思えない。
  • 6番手はプロモーションにする。クイーンCでオレンジピールと際どいレースをした実績を評価する。桜花賞も休み明けにかかわらず7着とがんばっており、一叩きされた今回は上積みが見込めるはずである。決め手のあるタイプの馬なので、ラストの直線勝負になれば十分チャンスはある。ただ、まだ1勝しかしていないというのが気になる。勝ちきれない馬なのかもしれない。
  • 7番手はシーズプリンセスにする。前走の12着は道悪が全てである。そういう意味では道悪確実の今回も期待できないと私は見た。ファンタジーSをレコード勝ちし、阪神3歳牝馬Sを2着している実績はなかなかだし、4歳になってからも4歳牝特で2着しており、能力の高いことを証明しているので、恐い存在には変わりないと思うが、常識的には桜花賞12着からの巻き返しは厳しいと見るべきである。距離もなんとなく持たないような気がする。
  • 8番手はエアウイングスにする。チューリップ賞で勝ったのを素直に評価したのだが、メンバー的にレベルが高いレースとは思えない。掲示板が精一杯だろう。
  • 9番手はヤマニンザナドゥにする。血統的にスタミナは大丈夫だと思うが、ローテーションがきつすぎる。これでG1に望むのは無謀だと思う。
  • 10番手はフミノパラダイスにする。桜花賞で5人気に支持された馬であるが、前走の4歳牝特を見る限りでは、短距離馬だと思える。2400mは走れないと見た。
  • とりあえずコメントはここまでとする。
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    G1オークス出走馬
    馬名 買い&捨て
    キョウエイマーチ
    (牝4・松永幹55)
    買い 桜花賞優勝、4歳牝馬特別阪神優勝。
    TRを7馬身差圧勝、桜花賞も4馬身差圧勝と他を圧倒する形で桜の女王となっている。2番手から直線で突き放すという横綱相撲である。現時点では文句なくNO1の評価である。ダート、芝、道悪を問わない脚質からは、スタミナも十分に備わっていると思える。父もダンシングブレーブなら問題はない。道悪なら死角はほとんどない。
    消し 明らかなマイナス材料はないと思える。未知的なマイナスとしては2つ考えられる。一つはスタミナである。最初からがんがん飛ばすこの馬の走り方で、はたして2400mを走りきれるかどうかである。飛ばしすぎて自滅することありえるのでは。2つめは、東京コースである。輸送競馬を経験していないので、環境にとまどうことも考えられる。左回りも初めてなので、もしかしたら苦手かもしれない。
    メジロドーベル
    (牝4・吉田55)
    買い 阪神牝馬3歳S優勝、桜花賞2着。
    3歳牝馬チャンピオンである。レコードでしかもシーキングザパールを敗って制しているのはかなり凄い。直線の長い東京コースもこの馬のばてない末脚なら、プラスになるだろう。長距離血統の多いメジロの馬ならスタミナも問題なさそうである。キョウエイマーチを力でねじ伏せられるのは、この馬しかいないはずである。なんとしてでも勝ちたいと思っているだろう。
    消し 一番気になるのは、この馬の気性である。パドックで落ちついた様子を見せたことがない。今まではマイルまでだったから何とかなったが、2400mではスタミナ切れを起こすかもしれない。チューリップ賞でハミをとらなかったこともあるように、折り合いにはかなりの不安が残る。距離を経験していない以上、信用しづらいといえる。結局、条件面はキョウエイとほとんど同じなのである。道悪ではこの馬の切れ味が鈍りそう。
    オレンジピール
    (牝4・河内55)
    買い クイーンC優勝、チューリップ賞優勝、4歳牝馬特別東京優勝。 とにかく先行して、絶対抜かせないという競馬をする。特に切れるという感じはしないのだが、絶対抜かせないのである。この馬の勝負根性はかなり凄い。東京で重賞2勝しているように、東京コースはプラスである。切れる脚質ではない以上、距離延長はこの馬にプラスに働く可能性が高い。スタミナなら2強を凌ぐかもしれない。
    消し 切れる脚がないのが一番痛い。差し馬有利の末脚勝負になると少し苦しい。今までは何とかなったが、本番では穴馬の強襲を受けることもありえる。しかも、上には桜花賞馬と3歳女王がいる。切れる脚がなければ強襲もできない。キョウエイマーチが先行する以上、思い切った逃げもできない。作戦としては八方ふさがりである。自分で勝ちにいくのは苦しそう。道悪も桜花賞5着からは得意とは思えない。
    ダイイチシガー
    (牝4・武豊55)
    買い 4歳牝馬特別東京2着。 この馬の場合は、何と言っても血統が凄すぎる。日本NO1の牝系である。母ダイイチルビー、祖母ハギノトップレディ、曾祖母イットーとすべて日本を代表する牝馬である。当然この馬の能力も相当なものだろう。母は短距離で活躍したが、父がトニービンであることで、距離の融通性もありそう。4歳牝特、クイーンCで東京の軽い馬場が合っているのもはっきりしている。騎手も現在オークス連勝中の武豊なら信用できる。
    消し クイーンCと4歳牝特でオレンジピールにたたき合いの末、敗れている。もう一つ勝負根性に欠ける感じがする。あるいは、まだ実力不足なのかもしれない。母ダイイチルビーも距離の壁があったことを考えると、この馬もどこまでこなせるか分からない。また、忘れな草賞、4歳牝特と母とまったく同じ着順で本番を迎えている。本番も母と同じ着順かもしれない。道悪もあまり得意とは思えない。
    エアウイングス
    (牝4・角田55)
    買い スイトピーS優勝。忘れな草賞で6着に負けていたことを考えると、左回りか軽い馬場が合っているのだろう。どっちにしろ東京で走れるのはいいことである。オープンを勝っているのだから、格も見劣りすることはない。2000mでの勝利もあるのでスタミナも問題ないだろう。サンデーサイレンス産駒の底力も魅力である。
    消し スピートピーSは、ほとんど500万と変わらないメンバーで、レベルが高かったとは思えない。スイートピーS以外では特に目立った実績もないので、桜花賞組や4牝特組と比べるとどうしても見劣りしてしまう。
    エイシンカチータ
    (牝4・山田和55)
    買い スイトピーS2着。東京の1800mで好走しているので、距離コースの心配はないだろう。権利のかかったレースで2着するのだから、勝負強さもありそう。
    消し しょせん1勝馬である。スピートピーS2着も、ほとんど500万と変わらないメンバーで、レベルが高かったとは思えない。初勝利まで5戦も費やしたように、器の大きさがいまいち感じられない。前走が連闘だったので、疲れがたまってることも考えられる。
    シーズプリンセス
    (牝4・四位55)
    買い 阪神牝馬3歳S2着。4歳牝馬特別阪神2着。ファンタジーS優勝。ファンタジーSはレコード勝ちしているので、東京の軽い馬場は得意そうである。もともと3着は外さない安定した馬である。こういう安定度は長距離ではいい方に出ることが多い。
    消し 前走12着惨敗はかなり問題である。今回も道悪ならなおさらである。桜花賞で二桁着順だった馬が巻き返した例はほとんどないらしい。良馬場でキョウエイマーチに7馬身離されていることからも、だいたい底を見せてきた感じがする。いわゆる早熟馬ということである。1400mで好走していることから、距離の心配も否めない。
    フミノパラダイス
    (牝4・本田55)
    買い アネモネS優勝。桜花賞TRのオープンを勝っているのは評価できる。桜花賞も6着とまあまあがんばっている。血統的には距離も大丈夫そう。うまく脚を貯めながら先行できれば、チャンスはあるだろう。
    消し 前走の4歳牝馬特別東京で8着に負けているのは問題である。押し出されるように先頭に立ってしまったわけだが、ちょっと負けすぎである。1400mまでしか勝ち星がないので、距離の壁があったのかもしれない。とにかくTR8着からの巻き返しは厳しそう。
    ナイトクルーズ
    (牝4・南井55)
    買い 忘れな草賞優勝。不良馬場で圧勝していることは、道悪確実な今、おおきなプラス材料である。2000mのオープンを勝っているので距離延長も大幅プラスである。前走勝っているので勢いもありそう。他に逃げ馬が見当たらないんので、マイペースで走れれば出し抜くこともあるかもしれない。
    消し 今まで1800mでも勝てなかったことを考えると、スピード不足の馬である感じがする。いくら道悪でも、決め手不足ということはありそう。前走はノーマークの展開にも恵まれた感じがするので、根本的な実力に疑問符がつく。
    プロモーション
    (牝4・蛯名正55)
    買い クイーンC2着。オレンジピールとダイイチシガーとの叩き合いで2着に踏ん張ったのは評価できる。桜花賞も休み明けを考えればがんばった方だろう。一叩きされた今回は上積みが見込めそう。決め手勝負になれば、この馬にもチャンスはあると思う。
    消し フェアリーSで大きく出遅れたことがある。スタートが悪いのは信用しにくい要素となる。他の馬もそうであるが、マイルまでの経験しかないので、スタミナが判断できない。桜花賞で掲示板にも載れなかったので、よっぽど距離適正がないと逆転は難しそう。
    スプリングダイアナ
    (牝4・小林徹55)
    買い すずらん賞優勝。中京3歳S2着。1800mのオープンを勝っているのは好材料である。スタミナは問題なさそうである。キャリアはかなりあるので、折り合いは心配ない。他の馬が若さを出すようだと、この馬にもチャンスはある。
    消し 4歳になってからは連対がない。成績もどんどん悪くなっている。他の馬の成長に置いていかれている感じである。前走の4歳牝馬特別東京で9着に負けたことで、距離が延びてもスピード不足であることを証明してしまった。よっぽどのスタミナ勝負の展開にならない限り苦しそうである。
    スパークアロー
    (牝4・橋本広55)
    買い 500万とはいえ、2000mで勝っているのは好材料である。スタミナは問題なさそう。2勝とも道悪なので恵みの雨となるかもしれない。
    消し スピード競馬にはまだまだ対応できない感じである。いくら道悪でもG1ならスピードは必要である。前走4歳牝馬特別東京で10着に負けているので、巻き返しはかなりきつそう。
    ナナヨーウイング
    (牝4・石橋55)
    買い 忘れな草賞で3着している。1800mに距離が延びて2連勝した馬である。血統的にも実績的にも長距離が合っているタイプだろう。
    消し 勝ったのはダートだけである。スタミナはあっても、芝でのスピード不足は否めないと思う。忘れな草賞も勝馬に1.1秒離されているようでは期待できない。
    ヤマニンザナドゥ
    (牝4・的場55)
    買い 4歳牝馬特別阪神で3着している実績がある。オープンでも通用するのは間違いない。前走勝っているので勢いはありそう。
    消し オープンで1度も連対経験がないようでは信用しにくい。1800mで2度とも負けていること、1400m以下でしか連対していないことからすると、短距離馬なのかもしれない。桜花賞後に2度使っているのも、牝馬にはきついローテーションのはずである。
    アイドルマキシマム
    (牝4・横山賀55)
    買い 4歳牝馬特別東京で6着とまあまあがんばった。勝馬から0.3秒差なら合格点だろう。血統的には距離が長ければ長いほど良さそうである。
    消し しょせん1勝馬である。前走500万で7着に負けているようでは、実力不足としか思えない。4歳牝特で掲示板にも載れないようでは、G1での連対は夢のまた夢だろう。
    ハナノメガミ
    (牝4・柴田善55)
    買い スイートピーSで4着しているので、オープンでも通用しそう。ダートの500万で2連敗したが、芝に替わったことが良かったのかもしれない。前走は2カ月間隔が開いていたので、一叩きされた上積みもあるかもしれない。
    消し しょせん1勝馬である。ダートとはいえ500万の平場も勝てない馬がいきなりG1で好走できるとは思えない。スイートピーSもほとんど500万と変わらないメンバーで、レベルが高かったとは思えない。
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