G1オークスの結果
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結論 |
馬番連勝複式 3-11-14-16(BOX)
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馬名 | 買い&捨て | |
キョウエイマーチ (牝4・松永幹55) |
買い |
桜花賞優勝、4歳牝馬特別阪神優勝。 TRを7馬身差圧勝、桜花賞も4馬身差圧勝と他を圧倒する形で桜の女王となっている。2番手から直線で突き放すという横綱相撲である。現時点では文句なくNO1の評価である。ダート、芝、道悪を問わない脚質からは、スタミナも十分に備わっていると思える。父もダンシングブレーブなら問題はない。道悪なら死角はほとんどない。 |
消し | 明らかなマイナス材料はないと思える。未知的なマイナスとしては2つ考えられる。一つはスタミナである。最初からがんがん飛ばすこの馬の走り方で、はたして2400mを走りきれるかどうかである。飛ばしすぎて自滅することありえるのでは。2つめは、東京コースである。輸送競馬を経験していないので、環境にとまどうことも考えられる。左回りも初めてなので、もしかしたら苦手かもしれない。 | |
メジロドーベル (牝4・吉田55) |
買い |
阪神牝馬3歳S優勝、桜花賞2着。 3歳牝馬チャンピオンである。レコードでしかもシーキングザパールを敗って制しているのはかなり凄い。直線の長い東京コースもこの馬のばてない末脚なら、プラスになるだろう。長距離血統の多いメジロの馬ならスタミナも問題なさそうである。キョウエイマーチを力でねじ伏せられるのは、この馬しかいないはずである。なんとしてでも勝ちたいと思っているだろう。 |
消し | 一番気になるのは、この馬の気性である。パドックで落ちついた様子を見せたことがない。今まではマイルまでだったから何とかなったが、2400mではスタミナ切れを起こすかもしれない。チューリップ賞でハミをとらなかったこともあるように、折り合いにはかなりの不安が残る。距離を経験していない以上、信用しづらいといえる。結局、条件面はキョウエイとほとんど同じなのである。道悪ではこの馬の切れ味が鈍りそう。 | |
オレンジピール (牝4・河内55) |
買い | クイーンC優勝、チューリップ賞優勝、4歳牝馬特別東京優勝。 とにかく先行して、絶対抜かせないという競馬をする。特に切れるという感じはしないのだが、絶対抜かせないのである。この馬の勝負根性はかなり凄い。東京で重賞2勝しているように、東京コースはプラスである。切れる脚質ではない以上、距離延長はこの馬にプラスに働く可能性が高い。スタミナなら2強を凌ぐかもしれない。 |
消し | 切れる脚がないのが一番痛い。差し馬有利の末脚勝負になると少し苦しい。今までは何とかなったが、本番では穴馬の強襲を受けることもありえる。しかも、上には桜花賞馬と3歳女王がいる。切れる脚がなければ強襲もできない。キョウエイマーチが先行する以上、思い切った逃げもできない。作戦としては八方ふさがりである。自分で勝ちにいくのは苦しそう。道悪も桜花賞5着からは得意とは思えない。 | |
ダイイチシガー (牝4・武豊55) |
買い | 4歳牝馬特別東京2着。 この馬の場合は、何と言っても血統が凄すぎる。日本NO1の牝系である。母ダイイチルビー、祖母ハギノトップレディ、曾祖母イットーとすべて日本を代表する牝馬である。当然この馬の能力も相当なものだろう。母は短距離で活躍したが、父がトニービンであることで、距離の融通性もありそう。4歳牝特、クイーンCで東京の軽い馬場が合っているのもはっきりしている。騎手も現在オークス連勝中の武豊なら信用できる。 |
消し | クイーンCと4歳牝特でオレンジピールにたたき合いの末、敗れている。もう一つ勝負根性に欠ける感じがする。あるいは、まだ実力不足なのかもしれない。母ダイイチルビーも距離の壁があったことを考えると、この馬もどこまでこなせるか分からない。また、忘れな草賞、4歳牝特と母とまったく同じ着順で本番を迎えている。本番も母と同じ着順かもしれない。道悪もあまり得意とは思えない。 | |
エアウイングス (牝4・角田55) |
買い | スイトピーS優勝。忘れな草賞で6着に負けていたことを考えると、左回りか軽い馬場が合っているのだろう。どっちにしろ東京で走れるのはいいことである。オープンを勝っているのだから、格も見劣りすることはない。2000mでの勝利もあるのでスタミナも問題ないだろう。サンデーサイレンス産駒の底力も魅力である。 |
消し | スピートピーSは、ほとんど500万と変わらないメンバーで、レベルが高かったとは思えない。スイートピーS以外では特に目立った実績もないので、桜花賞組や4牝特組と比べるとどうしても見劣りしてしまう。 | |
エイシンカチータ (牝4・山田和55) |
買い | スイトピーS2着。東京の1800mで好走しているので、距離コースの心配はないだろう。権利のかかったレースで2着するのだから、勝負強さもありそう。 |
消し | しょせん1勝馬である。スピートピーS2着も、ほとんど500万と変わらないメンバーで、レベルが高かったとは思えない。初勝利まで5戦も費やしたように、器の大きさがいまいち感じられない。前走が連闘だったので、疲れがたまってることも考えられる。 | |
シーズプリンセス (牝4・四位55) |
買い | 阪神牝馬3歳S2着。4歳牝馬特別阪神2着。ファンタジーS優勝。ファンタジーSはレコード勝ちしているので、東京の軽い馬場は得意そうである。もともと3着は外さない安定した馬である。こういう安定度は長距離ではいい方に出ることが多い。 |
消し | 前走12着惨敗はかなり問題である。今回も道悪ならなおさらである。桜花賞で二桁着順だった馬が巻き返した例はほとんどないらしい。良馬場でキョウエイマーチに7馬身離されていることからも、だいたい底を見せてきた感じがする。いわゆる早熟馬ということである。1400mで好走していることから、距離の心配も否めない。 | |
フミノパラダイス (牝4・本田55) |
買い | アネモネS優勝。桜花賞TRのオープンを勝っているのは評価できる。桜花賞も6着とまあまあがんばっている。血統的には距離も大丈夫そう。うまく脚を貯めながら先行できれば、チャンスはあるだろう。 |
消し | 前走の4歳牝馬特別東京で8着に負けているのは問題である。押し出されるように先頭に立ってしまったわけだが、ちょっと負けすぎである。1400mまでしか勝ち星がないので、距離の壁があったのかもしれない。とにかくTR8着からの巻き返しは厳しそう。 | |
ナイトクルーズ (牝4・南井55) |
買い | 忘れな草賞優勝。不良馬場で圧勝していることは、道悪確実な今、おおきなプラス材料である。2000mのオープンを勝っているので距離延長も大幅プラスである。前走勝っているので勢いもありそう。他に逃げ馬が見当たらないんので、マイペースで走れれば出し抜くこともあるかもしれない。 |
消し | 今まで1800mでも勝てなかったことを考えると、スピード不足の馬である感じがする。いくら道悪でも、決め手不足ということはありそう。前走はノーマークの展開にも恵まれた感じがするので、根本的な実力に疑問符がつく。 | |
プロモーション (牝4・蛯名正55) |
買い | クイーンC2着。オレンジピールとダイイチシガーとの叩き合いで2着に踏ん張ったのは評価できる。桜花賞も休み明けを考えればがんばった方だろう。一叩きされた今回は上積みが見込めそう。決め手勝負になれば、この馬にもチャンスはあると思う。 |
消し | フェアリーSで大きく出遅れたことがある。スタートが悪いのは信用しにくい要素となる。他の馬もそうであるが、マイルまでの経験しかないので、スタミナが判断できない。桜花賞で掲示板にも載れなかったので、よっぽど距離適正がないと逆転は難しそう。 | |
スプリングダイアナ (牝4・小林徹55) |
買い | すずらん賞優勝。中京3歳S2着。1800mのオープンを勝っているのは好材料である。スタミナは問題なさそうである。キャリアはかなりあるので、折り合いは心配ない。他の馬が若さを出すようだと、この馬にもチャンスはある。 |
消し | 4歳になってからは連対がない。成績もどんどん悪くなっている。他の馬の成長に置いていかれている感じである。前走の4歳牝馬特別東京で9着に負けたことで、距離が延びてもスピード不足であることを証明してしまった。よっぽどのスタミナ勝負の展開にならない限り苦しそうである。 | |
スパークアロー (牝4・橋本広55) |
買い | 500万とはいえ、2000mで勝っているのは好材料である。スタミナは問題なさそう。2勝とも道悪なので恵みの雨となるかもしれない。 |
消し | スピード競馬にはまだまだ対応できない感じである。いくら道悪でもG1ならスピードは必要である。前走4歳牝馬特別東京で10着に負けているので、巻き返しはかなりきつそう。 | |
ナナヨーウイング (牝4・石橋55) |
買い | 忘れな草賞で3着している。1800mに距離が延びて2連勝した馬である。血統的にも実績的にも長距離が合っているタイプだろう。 |
消し | 勝ったのはダートだけである。スタミナはあっても、芝でのスピード不足は否めないと思う。忘れな草賞も勝馬に1.1秒離されているようでは期待できない。 | |
ヤマニンザナドゥ (牝4・的場55) |
買い | 4歳牝馬特別阪神で3着している実績がある。オープンでも通用するのは間違いない。前走勝っているので勢いはありそう。 |
消し | オープンで1度も連対経験がないようでは信用しにくい。1800mで2度とも負けていること、1400m以下でしか連対していないことからすると、短距離馬なのかもしれない。桜花賞後に2度使っているのも、牝馬にはきついローテーションのはずである。 | |
アイドルマキシマム (牝4・横山賀55) |
買い | 4歳牝馬特別東京で6着とまあまあがんばった。勝馬から0.3秒差なら合格点だろう。血統的には距離が長ければ長いほど良さそうである。 |
消し | しょせん1勝馬である。前走500万で7着に負けているようでは、実力不足としか思えない。4歳牝特で掲示板にも載れないようでは、G1での連対は夢のまた夢だろう。 | |
ハナノメガミ (牝4・柴田善55) |
買い | スイートピーSで4着しているので、オープンでも通用しそう。ダートの500万で2連敗したが、芝に替わったことが良かったのかもしれない。前走は2カ月間隔が開いていたので、一叩きされた上積みもあるかもしれない。 |
消し | しょせん1勝馬である。ダートとはいえ500万の平場も勝てない馬がいきなりG1で好走できるとは思えない。スイートピーSもほとんど500万と変わらないメンバーで、レベルが高かったとは思えない。 |