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G3クイーンSの反省

G3クイーンSの結果
1 2-02プロモーション 蛯名正 1.50.0---36.1 490kg+12 3人気
2 5-06エアリバティー 柴田善 1.50.0クビ36.0 450kg+16 2人気
3 4-04エイシンカチータ 山田和 1.50.2135.8 432kg-8 5人気
4 1-01ビワプリムラ 吉田 1.50.2クビ36.0 492kg+12 4人気
5 3-03オレンジピール 河内 1.50.41.1/435.8 448kg-2 1人気
単勝950円 枠連1,830円
複勝270円 160円 260円 馬連1,740円
予想と見解 好材料と不安材料
G3クイーンSの感想
  • 今回は会心に近い勝利だったと思う。オレンジピールを軸にするかどうかが最大のポイントだと言ったが、結果的にはボックスで大正解だった。しかも、2人気3人気の組み合わせで17倍という配当もおいしすぎた。やはり休み明けの4歳牝馬は信用できないものである。まあ、今回は道悪が原因かもしれないが、とにかく、不安材料がある時は4歳牝馬を信用してはいけないということを改めて認識させられた。
  • 苦手の4歳牝馬戦でそれなりにプラス回収できたのは大きい。これでまた回収率が100%を上回った。そして実は昨年の毎日王冠からこのホームページがスタートしたわけで、このレースでちょうど1年間予想したことになる。ちなみにこの1年の回収率は105%でした。赤字になっていないことで最低ラインはクリアしていると思うが、もう一つパンチ力がなかった。もっと大きくプラスにするためには、もっと大胆に予想しなくてはいけないということはよく分かったのだが、どうしても堅くいってしまう。まあ、これが私のスタイルなのだと思うしかない。それなりに穴狙いはしているのだから、そのうちまぐれで当たることもあるだろう。そう思ってこれからもがんばりたい。
  • 勝ったのはプロモーションであった。まさか、この馬が逃げるとはびっくりである。私はどうしてもフェアリーSで出遅れて直線だけで3着に追い込んできた印象が強すぎて、先行馬というイメージがなかった。よく考えると、クイーンCもオークスも先行している。この馬のことをよく理解していなかったようだ。メジロドーベルもオールカマーで逃げたが、この馬の場合は掛かって仕方なく逃げたものである。プロモーションの場合は、行く馬がいなかったから意識的に逃げたもので、気性的な問題は何もなかった。本番に向けて大きな収穫になったといえる。これで、この馬はどんなペースにも対応できることが証明されたことになる。展開に左右されないということは大崩れはないということだから、本番でも掲示板は外しそうにない。後は3強相手にどれだけ戦えるかだけだろう。
  • 2着はエアリバティーであった。2番手でうまく折り合っていながら、最後の直線で意外と伸びなかった。勝馬が強かったと言えばそれまでだが、いまいち物足りなかった。期待が大きかっただけに、どうしてもそう感じてしまう。まあ、前走900万を走っていたことからするとよく走っている方ともいえる。ただ、秋華賞ではどうだろうか。今回の感じだと3強には及ばない感じは否めない。ちょっと底を見せてしまった感じがした。
  • 3着はエイシンカチータだった。けっこうびっくりした。私はこの馬は決め手がないと言ったが、今回のレースでは一番伸びていた。明らかに判断ミスだったといえる。まあ、結果的に3着だったことで決め手がないともいえるし、道悪で他の馬も切れる脚を使えなかったから伸びてるように見えたのかもしれない。これで何とか権利を取ったわけだが、ここで3着ではちょっと本番では苦しそう。
  • 4着はビワプリムラであった。ラストの直線で一瞬伸びかけたが、最後は置いて行かれてしまった。やはり距離が少し長かったのかもしれない。この1戦だけでは何とも言えないが、私はそう感じた。
  • 5着はオレンジピールであった。いくら何でも負けすぎである。オークス5着馬がこのレースで5着なんて信じられない。馬場状態も稍重だったのだから、桜花賞、オークスよりもましだったはずである。河内騎手があまり成長していないとコメントしていたが、これが本当ならもう期待できない。繁殖入りした方がいいことになる。
  • サンタフェトレイルは6着であった。私は穴狙いのつもりで推したが、予想以上に人気になっていた。私が考えていることはみんなも考えているということなのだろう。まだ500m万も勝っていないことからすると明らかに人気になりすぎである。この着順もこの馬にしてはよくがんばった方である。
  • タカラアベニューは7着であった。けっこう伸びてはいるのだが、500万で届いても重賞ではそうはいかない。どんな展開にも対応できるようになるか、もっと鋭い決め手を身につけなければ、重賞では厳しすぎる。
  • シンコウエトワールは8着であった。あんまり変わっていないようだ。この馬は見限っていいかもしれない。
  • ヒシナイルは9着であった。単勝31倍と信じられない人気のなさだった。オッズを見た瞬間にこの馬にやられたかもしれないと思ったほどである。でも、終わってみれば人気どおりだった。この馬も成長していないようだ。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    参考
    G3クイーンSの予想
    結論
    馬番連勝複式 2-3-6-13(BOX)
    1. オレンジピール
    2. エアリバティー
    3. プロモーション
    4. サンタフェトレイル
    にへい君の見解
  • 秋華賞への最終便である。与えられる切符は3枚。これ以降には優先出走権があるレースはないので、2勝未満の馬は何が何でも獲りたいと思っているはずである。今回のメンバーを見てみると、オレンジピール、プロモーションという春の実績馬とエアリバティー、ビワムリムラなどの上がり馬との戦いになりそうだ。古馬900万を勝っていれば、4歳牝馬限定重賞ならいい勝負になるはずなので、なかなかおもしろいレースとなりそうだ。今回の予想は意外と難しいのではないか。
  • 私は本命をとりあえずオレンジピールにした。やはり重賞3勝の実績は軽視できない。勝ち方も横綱相撲に近く、よっぽどの相手でなければこの馬を負かすことはできない。G1で負けているのはたぶん道悪が原因である。それでも5着と大崩れしていないのだから、かえってこの馬の強さを認識できる。さらに、この馬が秋華賞の叩き台としてこのレースを選んだのは、ローズSではシーキングザパール、キョウエイマーチというとんでもない馬が出走していたので、相手が弱いここを選んだのだろう。あくまでも本番重視なら、負け覚悟でローズSだろうが、本番でも3強相手では分が悪いと判断して、賞金を稼ぐ意味でも確実に勝てるこのレースを選んだのではということである。私は叩き台半分と賞金稼ぎ半分と見たわけである。ただ、牝馬だけに休み明けは心配だし、土曜日が重馬場だったから良馬場に回復したとしても多少道悪は残るような気がする。重賞3勝の実績を考えれば、当然軸にするべきなのだろうが、どうも信用しきれない。私はボックスで行くことにする。とにかく、この馬を軸にするかしないかが今回の大きなポイントになるだろう。
  • 対抗はエアリバティーにする。現在2連勝中であり、しかも好タイムでの勝利である。勢いは一番あると言っていい。これだけだと単なる上がり馬で信用しづらいものだが、この馬は3歳時のファンタジーSで3着している実績がある。このレースは、レコード決着だったことはもちろんのこと、この時の連対馬2頭は阪神3歳牝馬Sで2着3着しており、相当レベルの高いレースだったのである。この馬はオープン級の実力を3歳時にすでに証明しているのだ。力をつけた今なら重賞制覇も夢ではない。ただ、夏場使われた疲れがどこまで回復しているか心配である。さらに、何だかんだ言ってもオープンで連対経験がないので、本当に実力があるのかどうかは分からない。
  • 単穴はプロモーションにする。クイーンCではオレンジピールと僅差2着しており、オークスでも4着とがんばっている。オープン級の能力は間違いなくある。そのクイーンCではオレンジピールに競り合って負けているので、一瞬で交わすレースをしたいところだ。もちろん、この馬は切れる脚を持っているので問題はない。仕掛けどころを間違わなければチャンスは十分にある。ただ、この馬は休み明けが苦手そうなのである。本番のために余裕残しの体らしいし、好走しても3着のような気がしてしまう。
  • 4番手はサンタフェトレイルにする。能力を評価したというよりは穴狙いに走ったと考えてもらっていい。何と言っても、まだ500万も勝っていないという格下馬である。500万を2連敗している実績では常識的には高い評価はできない。しかし、藤沢厩舎の馬であり、社台の馬である。素質は相当に高い馬だと容易に推測できる。大穴を出すとすればこの馬しかいない。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はビワプリムラにする。前走中山の900m万を勝っているのは高く評価できるのだが、逃げでしか勝っていないというのが気になった。もまれると弱い馬かもしれない。それに中1週というローテーションもちときつい気がする。牝馬だけに少しでも疲れが残っているとまったく走らないということもあり得る。まだ底を見せていない分、予想以上に実力のある馬である可能性もあるのだが、私は今のところ魅力を感じていない。
  • 6番手はヒシナイルにする。この馬もヒシアマゾンの妹ということで注目され続けているが、期待を裏切り続けている。血統的には距離が延びる方がよさそうなので、1800mなら巻き返せるかもしれないし、人気がないようならおもしろい存在ではある。しかし、春の負け方はあまりにだらしなかった。間隔が空いたからといって成長しているとは限らない。とりあえず、調教もあまりよくなかったようなので、今回は見送ることにした。
  • 7番手はエイシンカチータにする。オークス6着、スイートピーS2着の実績はけっこう凄い。とりあえず、オープン級の実力はあるだろう。もちろん、ここで連対しても何の不思議もない。しかし、この馬の短所は決め手不足らしい。重賞では決め手は重要な要素であり、決め手がない馬というのは、どんなにがんばっても3着だったりする。もう少し距離が長ければ決め手不足を補えると思うが、1800mでは少し短い。
  • 8番手はタカラアベニューにする。前走500万とはいえ直線だけで差しきるという強い勝ち方を見せた。しかし、500万だから届いたのであり、重賞では届かないと思う。そういうことで私は評価していない。
  • 9番手はシンコウエトワールにする。札幌3歳S2着の実績があるので、能力はある馬なのかもしれない。気性的に競馬に集中できないとか、能力を出せないでいるだけかもしれない。しかし、私は単なる実力不足だと思っている。札幌3歳Sは相手が弱かっただけではないか。私は評価していない。
  • 10番手はティーケークインにする。地方からの参戦であるが、中央を一度経験しており、500万とはいえ芝の2000mで3着と好走している。しかし、しょせん500万で3着では重賞では期待できない。やっぱり苦しいと私は思う。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    G3クイーンS出走馬
    馬名 買い&捨て
    オレンジピール
    (牝4・河内54)
    買い クイーンC、チューリップ賞、東京4歳牝馬特別優勝。重賞を3勝している実績は、このメンバーではずば抜けている。先行して、とにかく抜かせない勝負根性がすばらしい。競り合いなら負けることはないだろう。先行するので展開にも左右されないだろうから大崩れも考えにくい。
    消し とにかく道悪が苦手である。桜花賞オークスともに5着に負けているのも、道悪が最大の要因だと思われる。大飛びなので、のめりやすいようだ。あとは休み明けだろう。秋華賞を本番に考えている以上、100%には仕上げないはずであり、使われている馬に遅れをとることも考えられる。中山コースも初めてである。
    プロモーション
    (牝4・蛯名正54)
    買い クイーンS2着、オークス4着からして、オープン級の実力があることは間違いない。なかなか決め手のあるタイプであり、一瞬の切れを生かすことができれば、オレンジピールに勝つことも可能だと思われる。意外と堅実で掲示板を外したのは、桜花賞7着だけである。距離は血統からして、このくらいが丁度いいのではないか。
    消し フェアリーSでの出遅れが忘れられない。こういう馬は気性に問題があるわけで、休み明けが苦手なものである。現に叩かれた後の方が好走している。中山の1800mは先行馬が圧倒的に有利なので、出遅れは致命傷になる。1勝しかしていないというのもちょっと気になる。
    エアリバティー
    (牝4・柴田善54)
    買い 休養明け3戦して2勝3連対と好成績を残している。もちろん2着は休み明け初戦である。勝ちタイムも1.33.4と1.47.5とかなり優秀である。古馬900万を勝っていれば、4歳牝馬限定ならオープン級と見ていい。この馬は相当強いと思っていいだろう。勢いなら間違いなくこの馬がNO1である。使われている強みで春の実績馬を一蹴することも十分に考えられる。
    消し 新潟小倉でしか勝っていない。平坦コースが得意なのかもしれない。中山の坂を登れるか不安になる。前走後に疲れがでたらしいので、どこまで回復しているか分からない。重賞でまだ連対していないので、重賞では実力不足ということも考えられる。
    ビワプリムラ
    (牝4・吉田54)
    買い 現在2連勝中なので勢いはある。古馬900万を勝っていれば、4歳牝馬限定ならオープン級と見ていい。ダ1800mで1勝しているので距離は大丈夫だろう。しかもこの時に桜花賞3着のホーネットピアスに勝っているのである。今開催の中山コースを経験しているのもいい。
    消し 中1週のローテーションはちょっときついのではないか。2連勝の後だけに疲れが多少残っていると思ってしまう。牝馬はあまり無理がきかないので、信じられない惨敗もあり得る。オープン初挑戦なだけに、どうしても半信半疑になってしまう。
    ヒシナイル
    (牝4・的場54)
    買い フェアリーS優勝。この時はかなり強い勝ち方をしたので、それなりに評価しなければいけない。フラワーCでシーキングザパールとホッコービューティを相手に3着しているし、姉ヒシアマゾンの距離適正を見ても、1800mくらいがベストだと思われる。この距離なら一気に素質開花しても何の不思議もない。
    消し 4歳になってからは、いまいちパッとしない。重賞で大負けはしていないものの、見せ場もなく終わっている。ヒシアマゾンの妹ということで、どうしても過大に人気になってしまう。今回も人気になるようなら見送る方が賢いかもしれない。こういう馬は人気が落ちたときが狙い目なのである。
    シンコウエトワール
    (牝4・横山典54)
    買い 札幌3歳S2着があり、素質はあるはずである。トニービン産駒なので距離も問題ないだろうし、早熟でもないはずである。休養してリフレッシュしていれば、素質を開花させるかもしれない。
    消し 札幌3歳Sで2着しているが、この時期に強い馬はあまりデビューしていない。基本的には4歳での実績を重視するべきである。4歳になってからは惨敗ばかりであり、実力がないと言われても仕方ない。
    スガカツサクラ
    (牝4・江田照54)
    買い 1700mと1800mで勝っているので距離は合っている。1.48.9という持ちタイムも悪くはない。
    消し 前走前々走と900万クラスで惨敗している。明らかに実力不足である。中1週で復調するのは考えられない。
    スパークアロー
    (牝4・坂本54)
    買い オークスを走っており、G1を経験しているのは良いことである。前走5着と叩かれた上積みを見せており、さらに上昇するようならチャンスはある。2000mで勝っていることからもスタミナ型だと思われ、距離延長はプラスになるだろう。
    消し この馬は決め手がないらしい。条件戦で決め手不足で負けているようでは、いくら距離が延びても重賞ではあまりに厳しい。道悪にでもならない限り出番はなさそうだ。
    スロクマシェリ
    (牝4・中舘54)
    買い 13戦目に勝ち上がり、すぐに500万をクリアしているので、晩成型の馬なのだろう。前走惨敗も短距離戦では仕方ない。1800mの方がこの馬に合っていると思う。
    消し いくら距離が合わないと言っても、重賞で好走するつもりなら、せめて掲示板くらいには載らないと物足りない。勝ち上がりに13戦もかかっていることで底を見せてしまっている感じもする。常識的には実力不足である。
    タカラアベニュー
    (牝4・橋本広54)
    買い 前走中山コースの1800mを勝っているのは好材料である。距離コースは問題ないし、勢いも感じられる。最後方から一気に差しきったという勝ち方だったらしいので、決め手はかなりありそうだ。魅力は十分だ。
    消し しょせん500万を勝ち上がったばかりの馬である。常識的には格不足である。500万だから差し切れたが、重賞ではそうはいかない。後ろからしか競馬をできないようでは信用できない。
    ティーケークイン
    (牝4・久保政54)
    買い 3走前に中央500万クラスの2000m戦で3着している。芝と距離は問題なさそうだ。前走高崎オークスを勝っているので、調子は良さそうだ。
    消し 500万で3着に敗れているので重賞では格不足だと言える。前々走11着に負けていたりするので、安定度もいまいちである。中央のデータが少ないので何とも言えないが、あまり魅力は感じない。
    エイシンカチータ
    (牝4・山田和54)
    買い スイートピーS2着、オークス6着。1勝馬だが、オープン実績はなかなかである。未だOPで連対経験もない馬よりは格上と言える。オークス6着からもスタミナはかなりありそうで、時計がかかる展開ならチャンスは十分である。
    消し 決め手に欠けるタイプらしい。前走も牝馬限定の500万クラスで決め手不足で負けている。500万ですら決め手不足を露呈しているのだから、重賞では話にならない。距離ももっと長い方がこの馬にはいいような気がする。
    サンタフェトレイル
    (牝4・田中勝54)
    買い 6月にデビューして4戦3連対と堅実な走りをしている。連対を外したのはデビュー戦だけである。ノーザンテースト産駒で社台の馬で藤沢厩舎とくれば、相当の素質馬でありそうな感じはする。
    消し 500万で2連敗しているようでは魅力がない。まだまだ実力不足という判断が妥当だろう。900万の流れも経験していないのだから、重賞の流れにはついてこれそうにない。
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