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G1皐月賞の反省

G1皐月賞の結果
18-18サニーブライアン 大西 2.02.0---36.5 462kg-4 11人気
21-02シルクライトニング 安田富 2.02.1クビ35.6 420kg-2 10人気
32-03フジヤマビザン 村本 2.02.23/436.4 490kg+10 12人気
44-08メジロブライト 松永幹 2.02.2クビ35.4 458kg+8 1人気
55-09セイリューオー 蛯名正 2.02.33/436.0 480kg-4 9人気
単勝5,180円 枠連7,180円
複勝1,050円 810円 1,220円 馬連51,790円
予想と見解 好材料と不安材料
G1皐月賞の感想
  • 参りました!これはちょっと当てるのは無理です。今回はどの馬が勝ってもおかしくないと思ったが、まさかのサニーブライアンである。本当に恐れいった。しかし、私はこの勝ち方を非常に評価している。最近のG1レースというのは、直線だけの勝負になることが多く、決め手のない馬にはチャンスがなかった。しかし、決め手のない馬にだって勝つ方法はあるのである。それが今回のサニーブライアンの走りである。サニーブライアンのようなスタミナ馬は直線に入る前に引き離すだけ引き離してしまえば、持ち前のスタミナで粘ってしまうものである。弥生賞のランニングゲイルもそうだったが、決め手のないスタミナ馬はロングスパートでしか勝てないものである。しかし、このようなレースをするにはリスクが大きすぎるものである。騎手がスパートする場所を間違えると掲示板すら外しかねないものである。そういう意味では大西騎手の手綱さばきも評価できると思う。私はチャンスが少ない馬がここ一番で一発勝負に賭けるというのが好きである。馬券は当てられなかったが、久々にこういうレースを見せてもらって非常に嬉しく思う。最近の騎手は無難に乗る人ばかりでつまらなかったが、今回のような一か八かの乗り方を他の騎手にもしてもらってG1レースを盛り上げてほしい。賞金を少しでも稼がなくてはいけないのも分かるが、勝つか惨敗かという乗り方もたまにはやってほしいと思う。
  • また、若葉S出走組が3着まで入った。素直に考えれば、実は若葉Sがレベルが高かったということになる。これは思いもよらなかった結果である。重馬場だったとはいえ、時計がいまいちだったのでレベルが低いとみんなが見てしまったわけだが、やっぱり本当のレースのレベルというのは時計だけでは計れないものである。本当にいい勉強をさせてもらった。
  • 勝ったのはサニーブライアンであった。初めに言ったとおり、見事な作戦勝ちである。この馬が勝つにはこれしかない、という勝ち方であった。確かにノーマークだったのは幸いしたが、実力がなければ勝てるものではない。素直に評価してあげよう。そしてトライアルの負けをきちんと本番につなげていることを評価したい。ただ、さすがにダービーでは苦しそうである。直線が長く、決め手重視の軽い馬場、そしてマークされる立場とマイナス材料ばかりになる。これで勝てたらとんでもなく強い馬ということになる。
  • 2着はシルクライトニングであった。若葉Sの勝ちはフロックではなかった。この馬は道悪でないと走らないタイプではないことがはっきりした。ブライトにも劣らない末脚を見せたことは評価しなければならない。今回の走りで私ははかなり強いという印象をもった。今まで条件戦で勝ちきれなかったのは距離不足だったということなのかもしれない。そうであれば、2400mのダービーではさらに期待できることになる。ばてない末脚は東京でも生きるはずである。とにかくこの馬は強いと思う。
  • 3着はフジヤマビザンだった。この馬が3着を確保したことで、若葉Sのレベルの高さが証明されたといってもいいと思う。先行馬有利の展開に恵まれたとは思うが、それでもG1での3着はまぐれでは無理である。この馬もかなり強いと見た方がいいと思う。ここで3着だとさすがにダービーは苦しそうだが、重賞を勝つチャンスはいつかくると思う。
  • 4着はメジロブライトであった。私の言ったとおり、中山馬場に負けた感じである。この馬は大外を回っていたので、かなり距離をロスしているはずである。それでいて4着なのだから、やっぱり強い馬だと見るべきだろう。それでもずば抜けて強い馬だと何とかしてしまうものなので、とんでもなく強い馬というわけではないことははっきりした。でもダービーに限って言えば、最有力候補になることは間違いない。中山馬場と違って、東京馬場は全てがこの馬の味方となる。父の無念をダービーできっとはらしてくれるだろう。
  • 5着はセイリューオーであった。間隔が空いた割には好走したといえる。あっさり負けたりもしたので強いのか弱いのか分からない馬であったが、とりあえず強い馬であるようである。叩かれた上積みを考えると次は期待できそうである。
  • 6着はランニングゲイルであった。弥生賞の走りから考えて、4角では先頭にいるくらいでないと勝てるはずがない。馬群の中でまったく身動きがとれなかったようで、思ったとおりのレース運びができなかったようである。多頭数だとこういうことがあるから信用できないのである。G1では運も必要なのだとつくづく思った。
  • 7着はエリモダンディーであった。最後方からの競馬ではどうしようもなかったのだろうが、上がり3Fがランニングゲイルと同じでは話にならない。時計のかかる馬場は苦手だと見るべきだろう。
  • エアガッツは9着であった。多少掛かっていたようだが、実力馬ならばもう少し走ってもいいだろう。距離が長いか実力がないかという判断した方がよさそうである。私は両方半々くらいだと思っている。
  • テイエムトップダンは12着であった。ヒダカブライアンも13着だったことからも、毎日杯そのもののレベルが低かったのかもしれない。実力不足と言っていいかもしれない。
  • ヒダカブライアンは13着であった。やはり中2週では復調できなかったのだろう。馬体重が増えていたが、たぶん稽古を減らしたということではないか。稽古をしないではこの着順も仕方ない。まあ、もともとこれが実力なのかもしれないので、次走に注目したい。
  • ビッグサンデーは16着であった。先行馬有利の展開でこの着順は納得いかない。2000mは長いのかもしれない。ちょっと分からない負け方である。
  • オースミサンデーは故障では仕方ない。何も言うことはない。
  • その他の馬も特にコメントすることもないだろう。
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    参考
    G1皐月賞の予想
    結論
    馬番連勝複式 5-8-10-11(BOX)
    1. ランニングゲイル
    2. ビッグサンデー
    3. メジロブライト
    4. オースミサンデー
    にへい君の見解
  • ついに牡馬クラシック第1弾の皐月賞がやってきました。各トライアルレースなどを勝ち上がってきた馬たちが、ついにこの大舞台で顔を合わせることになる。このレースが終わると本当に強い馬がはっきりするので、ダービーや菊花賞ではかなり有力馬が絞れてくる。しかし、このレースはどの馬が強いのかまったくわからない中でのレースとなり、そういう意味ではかなり予想の難しいG1レースだといえる。だからこそ皐月賞はおもしろいのである。
  • 今回のメンバーをみると、かなりの大混戦になりそうな感じである。去年の朝日杯のときもそうであったが、ずば抜けて強そうな馬がいないのである。そして、賞金800万の馬が出走できないことでも分かるように、オープンで実績を残した馬ばかりの戦いとなり、参加することに意義があるなんて馬は1頭もいないのである。どの陣営もマジで勝つつもりでいる。これらを絞っていくのは容易なことではない。本当に難しい予想になる。
  • 私の本命はランニングゲイルである。弥生賞の3馬身差圧勝はやはり評価しなければならない。3角からの大まくりは超スタミナ馬にしかできない芸当である。今回もこういうスタミナを生かしたレースができれば、弥生賞の再生ということになると思う。こういう戦法は諸刃の剣なのであるが、鞍上が武豊ならば心配はないだろう。ただ、ハイペースになると話がだいぶ違ってくる。そうなると3角大まくりは無理である。スタミナが生きることには変わりないのだが、決め手勝負になる可能性が非常に高くなる。そうなると3着か4着ということは十分に考えられる。そういう意味では、絶対的な強さを持っている馬ではないと思う。あくまでも、今の中山の時計のかかる馬場だからこそ、スタミナのあるこの馬を本命にしたのである。もちろん軸にするほどの信用はしていない。
  • 対抗はビッグサンデーである。ランニングゲイルが弥生賞勝馬ならば、この馬はスプリングS勝馬である。馬場が稍重だったとはいえ、メジロブライトを抑えたのだから評価しなければならない。荒れた馬場が得意であることで、今の中山馬場は最高の舞台といえる。展開もハイペースになりそうにないので、先行馬がかなり有利になると私は思っている。しかも時計のかかる馬場ではなおさら先行馬が有利になる。この馬が大負けすることは考えにくい。ただ決め手勝負となると苦しそうな感じはする。どこまで粘れるかというところである。
  • 単穴はメジロブライトにする。直線で2000mを走るのならば、この馬が間違いなくNO1だと私は思っている。つまりは実力NO1だということである。それにもかかわらずこの評価にしたのは、スプリングSで2着に負けたからである。今の中山コースには合っていないという判断である。先行馬有利のレースで最後方からの競馬では届くはずはないし、中団に控えれば馬群で動けなくなることも考えられる。かなり苦しい戦いになると私は判断した。それでも連対率100%の実績を持つ馬をこれより下の評価にはできるはずがない。
  • 4番手はオースミサンデーにする。弥生賞でランニングゲイルに3馬身も離されたが、ロングスパートに反応できなかった差がそのまま着差に出ただけである。実際に3着のサニーブライアンを3馬身も離したのだから、実力はある馬なのである。決め手勝負の展開になれば好勝負すると私は判断した。
  • 私の馬券はここまでとする。本当はもう1頭選びたいところだったが、もう1頭がどうしても選べない。連対してもおかしくない馬はたくさんいるのだが、私が魅力的に感じる馬がいないのである。魅力的な馬がいない以上、あえて1頭選ぶよりも4頭ボックスの6点買いで勝負する方が賢明だと思われる。そういうことで、私はこの4頭で勝負する。
  • 5番手はヒダカブライアンである。故障明けでまだ体調不十分であったにもかかわらず2着にがんばった能力は凄すぎる。しかし、マイナス馬体重だったこと、中2週のローテーションであることなどを考えると一度使っただけで極端によくなるとは思えない。私はまだまだ復調していないと見た。
  • 6番手はエアガッツにする。弥生賞7着で株を落としているが、朝日杯の末脚は忘れられない。休み明けを叩かれた上積みが見込まれるので、前走のような惨敗はないかもしれない。しかし、やっぱり7着は負けすぎである。ここから巻き返すのは苦しいと私は判断した。
  • 7番手はテイエムトップダンにする。毎日杯を勝っているのだから、ここまで評価を下げるのは問題かもしれない。けど、休み明けのヒダカブライアンと1/2差しかつけられなかったのが私は気に入らない。5着までけっこう接戦だったのだから、レベルの低いレースと見ることもできる。そういうことで私はこの評価にした。
  • 8番手はシルクライトニングにする。前走の若葉Sで勝ったのは評価できる。時計のかかる馬場は得意そうなので、一発あってもおかしくはない。しかし、若葉Sのレベルが高かったとはちょっと思えない。今回は相手が強すぎる。個人的にはシルクの馬なのでがんばってほしいとは思うが、ちょっと苦しそう。
  • 9番手はセイリューオーにする。共同通信杯で好時計で2着とがんばっているので侮れない存在ではある。でも私は間隔が空いたのがちょっと気になる。中山の2000mで負けているのも気になる。そういうことで私はあまり評価していない。
  • 10番手はエリモダンディーにする。ランニングゲイルをぶっち切った末脚は恐ろしいのだが、時計のかかる馬場では切れ味が生きないのでは?と私は判断した。
  • まだまだ勝ってもおかしくない馬がいるのだが、とりあえずここまでコメントしてみた。
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    G1皐月賞出走馬
    馬名 買い&捨て
    ビッグサンデー
    (牡4・南井57)
    買い スプリングS優勝。
    前走のスプリングSは稍重だったとはいえ、メジロブライトに完勝したことは評価できる。道悪はかなり得意そうである。今の中山はかなり荒れているので良馬場だったとしても時計がかかることが考えられる。馬場状態はこの馬の見方となるだろう。こういう時計のかかる馬場は先行馬が有利となるので展開も向くだろう。
    消し スプリングSは楽な形で先行して直線押し切るというもので、かなり展開に恵まれた。他の有力馬が今度はかなりマークしてくるだろうから、決め手勝負に持ち込まれる可能性が高い。決め手勝負ではちょっと苦しい。
    メジロブライト
    (牡4・松永幹57)
    買い スプリングS2着、共同通信杯4歳S優勝、ラジオたんぱ杯3歳S優勝。
    とにかくこの馬の末脚は半端じゃない。常に最後方から直線だけの競馬しかしていないにもかかわらず、連対率100%というのは凄すぎる。よっぽど強くないとできることではない。前走スプリングS2着も展開、道悪を考えると、よく2着を確保している。どう考えたって、最後方にいた馬が連対するような展開ではなかったと思う。
    消し この馬が負けるとしたら、直線が短いコースであること、切れ味が生きない馬場状態であること、が重なった時だと思える。それがなんと今の中山コースが該当してしまうのである。この馬にとっては最悪のコースだといえる。最後方から行けば届かないかもしれない、中団まで持っていくと多頭数をさばけるかどうか疑問になる、というようにかなり厳しい戦いになりそうである。
    シャコーテスコ
    (牡4・加藤57)
    買い スプリングS3着。
    中山コースでは堅実に走っている。前走もメジロブライトにクビ差なら善戦といえる。
    消し スプリングSの内容からするとかなり厳しい戦いになると思う。なぜなら、前にいたビッグサンデーを捕らえられず、後ろからきたメジロブライトに交わされているからである。これでは実力がないとしか思えない。
    ランニングゲイル
    (牡4・武豊57)
    買い 弥生賞優勝。
    前走の弥生賞では完璧な大まくりで圧勝した。決め手のない馬が勝つにはこの戦法しかないというような勝ち方であった。これも豊富なスタミナの裏付けがあってこそ出来るものである。同じことを皐月賞でも出来れば、かなりの確率で勝てるだろう。時計がかかればかかるほどこの馬にとってはプラスになりそうである。今の中山馬場はもちろんプラスである。
    消し 前走の戦法は、はまると圧勝するのだが、ちょっとでも仕掛けどころを間違えると終わりである。つまりはかなりリスクの高い戦法なのである。同じことをもう一度できるかどうかは何とも言えない。前走は誰も予想していなかっただけに決まったとも言えるので、今度はある程度予想できるので、他の陣営も対策を考えているはずである。それにハイペースになるとまくれないわけだから、そうなると決め手のある馬に屈することはあり得る。
    オースミサンデー
    (牡4・河内57)
    買い 弥生賞2着。
    前走はランニングゲイルの大まくりにやられてしまったが、3着馬には3馬身離しているのだから評価できる。この時の決め手はなかなかであった。ハイペースの決め手勝負になればランニングゲイルを逆転することも可能だろう。他馬との対戦成績がないのでなかなか比較しにくいが、かなりの実力があることは間違いない。
    消し やっぱりランニングゲイルに3馬身離されているのは問題である。それほど強いメンバーだったわけでなかったので、弱い相手になんとか2着したという見方もできる。オープン実績は弥生賞しかないのだから、買える材料は乏しいと思える。未知数が多いということは信用しづらいということである。
    サニーブライアン
    (牡4・大西57)
    買い 弥生賞3着。
    今回と同条件のジュニアCで勝っているのは評価できる。距離コースとも問題にはならないだろう。前走と前々走は控えて負けているが、しぶとい脚があるので逃げるとおもしろいかもしれない。
    消し 前走の若葉S4着は問題である。明らかに格下馬相手に負けているようでは実力不足と言われても仕方ない。決め手のないタイプでもあるので、掲示板にのることはあっても連対することはなさそうな馬である。
    シルクライトニング
    (牡4・安田富57)
    買い 若葉S優勝。
    前走の勝ちは距離が伸びたのがよかったのかもしれない。今回も同条件なので距離コースは問題にならない。荒れた時計のかかる馬場も得意そうである。
    消し 500万クラスでなかなか勝てなかったように決め手のない馬である。そう考えれば、若葉Sはメンバーに恵まれた中での勝利とも考えられる。今回は決め手のある馬がたくさんいるので、かなり厳しい戦いになるだろう。
    フジヤマビザン
    (牡4・村本57)
    買い 若葉S2着。
    前走は先行してなかなかしぶといレースをした。今の中山コースは先行馬が有利なので、今回も粘りに粘ることも考えられる。ノーマークならマジでわからない。
    消し シルクライトニングに差されているようでは評価できない。重賞も経験していないのも不安材料となる。メンバーに恵まれての2着とみるのが妥当だと思う。
    テイエムトップダン
    (牡4・和田57)
    買い 毎日杯優勝、きさらぎ賞2着。
    前走2000mの重賞を勝っているのは評価できる。着差はそれほどでもなかったが、内容は1頭だけ違っていたように見えた。キョウエイマーチと同じダンシングブレーブ産駒でもある。今年はダンシングブレーブの年かもしれない。
    消し きさらぎ賞やラジオたんぱ3歳Sで取りこぼしているのが気になる。決め手がしっかりしているわけではなさそうである。中2週のローテーションもちょっとマイナスである。和田騎手もG1でどこまでしっかり乗れるか疑問である。
    ゴッドスピード
    (牡4・石橋57)
    買い 府中3歳S優勝。
    重賞を2勝しているのは評価できる。基本的になかなかできるものでない。人気がない時に来る馬である。最近の惨敗も馬が走る気がないだけらしいので、走る気にさえ戻ればまだまだわからない。
    消し 最近の走りはいいところがまったくない。重賞2勝も3歳戦のものである。もう終わってしまっていると言われても仕方ない。実績ほど実力がないとみるのが妥当だと思える。
    セイリューオー
    (牡4・蛯名正57)
    買い 共同通信杯4歳S2着。
    前走の共同通信杯で復活した。メジロブライトに負けたが、僅差であったことを考えれば、なかなかである。時計も優秀だったので実力はかなりあると判断できる。
    消し 前々走のジュニアカップで3着に負けているのは問題である。中山コースで負けていること、2000mで負けていること、サニーブライアンに負けていることなど、不安材料ばかりである。
    ヒダカブライアン
    (牡4・岡部57)
    買い もみじS優勝、毎日杯2着。
    前走は長期休み明けでしかも体調不十分で2着にがんばっている。素質はもともと1級品だといわれていたので、能力だけで2着したとも考えられる。ベストの状態だったらとんでもない馬だと思われる。今回は1度叩かれた上積みが見込まれるだけに前回以上だと思われる。騎手も岡部なら信用できる。荒れた馬場もこなせそうである。
    消し 前走マイナス馬体重で出てきたのはかなり気になる。1度走っての上積みはそんなには期待できないかもしれない。馬体重が増えるのが理想であるが、それはなさそうである。中2週のローテーションも馬体回復には短すぎる。
    エリモダンディー
    (牡4・河北57)
    買い 若駒S優勝。 前走のすみれSも超スローペースで決め手が生きなかっただけである。平均ペースより速く流れれば、この馬の決め手がかなり効いてくる。ランニングゲイルに圧勝した決め手を侮ってはいけない。
    消し 今の中山馬場は決め手の生きる馬場ではない。かなり苦しい戦いになりそうである。共同通信杯で5着に負けていることで、底を見せてしまっている感じもする。前走も本当に強い馬なら何とかしているはずである。スローペースで自分から動けないのは実力がないということである。
    ショウナンナンバー
    (牡4・吉田57)
    買い ヒヤシンスS優勝。ダートとはいえ、オープンで圧勝している。時計のかかる展開なら見限れない。前走の走りからは、芝もまったくダメというわけではなさそうである。
    消し 前走掲示板にものれなかったのは実力がない証拠である。ダートならともかく芝では出番がないと見た方がいいだろう。
    エアガッツ
    (牡4・横山典57)
    買い ホープフルS優勝。朝日杯3歳Sでの末脚はかなり凄かった。1頭だけまったく違っていた。ホープフルSでも勝負根性を見せてくれた。前走の負けも休み明けだったことを考えると度外視してもいいかもしれない。叩かれた上積みはあるだろうから、今回は前走よりはいいだろう。展開次第ではこの馬にもチャンスはあるはずである。
    消し 重賞ではまだ連対すら経験していない。ホープフルSも僅差の勝利である。前走も休み明けと言っても7着は負けすぎである。G2G3ならともかくG1ではまだまだ実力不足であるという判断もできる。
    テイエムキングオー
    (牡4・南井57)
    買い 長期休み明けでリフレッシュしていればわからない。休み明けでも実力を発揮する馬もいるのだから見限ることはできない。4歳になって大きく成長することもないとは言えない。
    消し 常識的には長期休み明けは大きなマイナスである。ましてG1ではなおさら苦しい。重賞で2度惨敗しているように実力もかなり疑問である。
    キタサンフドー
    (牡4・芹沢57)
    買い どんなときでも好走しており大崩れがない。決め手のある馬が総崩れとなれば、この馬にチャンスがでてくる。今の荒れた馬場ならなんとかなるかもしれない。
    消し この馬は本当に決め手がない。どんな時でも4着では魅力がない。G1で大化けすることは考えにくい。どんなにがんばっても4着までだろう。
    スターマイサドル
    (牡4・南井57)
    買い 一度叩かれた上積みはあるはずである。気性に問題があるなら、なおさら一度使われると大化けすることは考えられる。サンデーサイレンス産駒というのも気になる。
    消し どうしても出遅れ癖が気になる。超ハイペースならともかく平均ペースより遅くなるようだと致命的となる。前走の8着も負けすぎな感じがする。強いというイメージも受けない。
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