G3関屋記念の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸11--1-4-5-6-10-12
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馬名 | 買い&捨て | |
エイシンガイモン (牡5・蛯名正56) |
買い | H8関屋記念優勝、H7朝日杯3歳S、H8NZT4歳S2着。とにかく昨年の覇者であることは最大の魅力である。距離、コース、暑さは問題ないはずである。前走も休み明け太め残りで3着なら上出来である。1度叩かれた上積みを考えれば、かなり期待できるはずである。朝日杯3歳Sであのバブルガムフェローに3/4馬身差2着だった実績もあるのだから、ここは実力上位とみることもできる。前走より斤量が2Kg減るのも大きなプラスである。 |
消し | 朝日杯2着後に京成杯で1人気7着と負けるなど、とにかく安定していない。惨敗も多く、信用しづらい面を見せている。4歳で完成された感じがするので、成長は考えにくそう。朝日杯2着の馬が、休み明けとはいえ格下馬相手に3着に負けるのは物足りない。ずば抜けて強いというわけではないだろう。 | |
ショウナンナンバー (牡4・吉田53) |
買い | H9ヒヤシンスS優勝、H9NHKマイルC3着。何と言っても外国産馬限定レースのようなNHKマイルCで3着したのは凄いことである。しかも、ブレーブテンダーにクビ差まで詰め寄っての話である。能力的には相当強い馬のはずである。マイルでは必ず好走しているので、マイルではまるタイプなのかもしれない。前走の敗因が馬体増ならば、叩かれた今回は絞れてくるはずであるし、前走は前が塞がるという不運もあった。まともなら、こんなところで負ける馬ではないだろう。 |
消し | なんだかんだ言っても前走7着はいただけない。多少不利があっても実力が抜けていれば掲示板は確保できたはずである。馬体増にしても同じことが言えると思う。マイルC好走も奇襲という見方もできる。人気を背負っていたら、あんな極端なレースができたか疑問である。無難なレース運びではこの馬の良さが出ないかもしれないし、吉田騎手がそこまで割り切れるとも思えない。 | |
オースミマックス (牡7・菊沢徳57) |
買い | H9小倉大賞典優勝、H9京王杯SC2着。今年になってから急に伸びてきた馬である。特に京王杯2着は評価できる。何と言ってもタイキブリザードの2着である。しかもレコード勝負での話である。このメンバーなら格上と言っていいだろう。前走の斤量59kgから2kg減るのも大きなプラスである。1年前に谷川岳Sを勝っているので、距離コースは問題ないはず。 |
消し | 小倉大賞典を勝った後、同じようなメンバーにあっさり負けていることもあり、どうも信用しづらいタイプである。今年の2度の好走は両方とも人気薄であったように、気楽な立場でないと好走できないのかもしれない。内容も強いというようには感じられなかった。 | |
マジックキス (牝6・河内54) |
買い | H8北九州記念、H9テレビ愛知杯優勝、他重賞2着-2回。1600m〜1800mで実績があり、距離はほぼベストだと思われる。逃げることも追い込むこともできる。あてにできない面もあるが、能力的にはかなり強い馬である。基本的に人気になると負け、人気が落ちると連対するというイメージが強い。能力を出し切れれば上位進出は間違いないはずである。 |
消し | この馬はいつ好走するか分からないのが大きな問題である。気性にムラがありすぎて信用できないのである。重賞で好走するのは牝馬限定戦かハンデ戦である。今回のメンバーだと実力負けも十分考えられる。中1週のローテーションもどうだろうか。 | |
ヤシマソブリン (牡7・坂井57) |
買い | H6菊花賞2着、H6ラジオたんぱ賞優勝。4歳時はほぼ文句のない成績だった。古馬になってまったくダメだったが、最近になって復調してきた。一時の絶不調は抜け出したといえる。もともとG1連対馬である。このメンバーなら格上とみることができる。福島で好走しているということは平坦コースが得意なのかもしれない。 |
消し | 最近はオープン特別でしか好走していない。重賞ではいまいちなのである。どう考えても絶好調時の勢いはない。年齢的なものだろうか。OP以上ではマイルを経験していないので距離も疑問である。流れについていけないかもしれない。 | |
ベルウイナー (牡6・後藤56) |
買い | 前走の朱鷺Sは完璧な勝ち方だった。重賞でも好走しているメンバーが相手だったことを考えれば、かなり評価していいと思う。同じようなレースができれば、重賞制覇も夢ではないだろう。今年になってから勝ち上がってきた上がり馬であり、勢いだけならメンバーNO1と言える。夏はこの勢いが最も重要である。 |
消し | 重賞初挑戦では信用しにくい。重賞実績がない以上、他馬よりは格下とみるのが妥当だろう。斤量はプラス1kgだけだが、他馬が減っているのでマイナスとみるべきだ。そして、大川先生がおっしゃってたように1400mでしか好走できないタイプのように感じる。現にバーデンバーデンCやTUF杯ではあっさり負けている。 | |
マリーゴッド (牡7・横山賀56) |
買い | H5函館3歳S、H9卯月S優勝。単なる早熟馬と思われていたが、今年に入ってから信じられないくらい好走を続けている。ただ道悪がよかっただけとも考えられたが、スピード勝負にもしっかり対応している。確実に実力をつけているといえる。1200mがベストかもしれないが、1800mでも大崩れしていないし、ニューイヤーSではマイルで連対している。距離は何とかなるだろう。 |
消し | 好走しているのはオープン特別ばかりである。重賞では格不足である。前走の朱鷺Sで4着に負けており、同じようなメンバーでは巻き返しは苦しそう。使われ続けているので上積みも期待できない。距離も少し長いような気がする。決め手があるタイプでもないので、好走しても3着までかもしれない。 | |
ヒロデクロス (牡6・中舘56) |
買い | 準OPだったが前々走のむらさき賞ではなかなか強い勝ち方をしていた。1400m〜1600mで好成績をあげているので、前走1800mで3着なら上出来だろう。距離短縮は大きなプラスとなる。ローカル重賞なら準OPの身でも何とかなる。 |
消し | しょせん準OP馬である。もっと勢いのある上がり馬なら魅力だが、条件戦なのに2着が多い決め手に欠けるタイプでは、ちょっと厳しそう。それなりに使われているので上積みも考えにくいし、年齢的にも大きくは変わらないだろう。 | |
コペルティーナ (牝7・江田照57) |
買い | H8納涼S優勝。準OP馬となるが、いちおうオープン特別を勝っているので注意したい。 |
消し | 最近はオープン特別では掲示板にも載っていない。重賞では厳しすぎる。得意距離は明らかに1200mであり、マイルは長い。 | |
タイキクレセント (騙6・藤原56) |
買い | これでもH7京成杯で3着、H8谷川岳S2着とオープン実績もある馬である。両方ともマイル戦であることに注意しなければいけない。新潟1400mでは稍重ながらレコードで走ったこともある。 |
消し | 最近は準OPで凡走している馬である。勢いも感じられない。もう終わってしまったという見方もできる。オープン勝ちがない以上、重賞ではちょっと買いにくい。 | |
ダイワグラマー (牝6・大塚54) |
買い | 前走900万だったとはいえ1.33.0というレコードで走破している。もちろんメンバーNo1の持ち時計である。同じ条件で走れること、勢いにのっていることは大きな魅力である。夏は勢いが重要なので、おもしろい存在である。 |
消し | 前走900万を勝ち上がったばかりの馬である。中1週で重賞はちょっと苦しいのでは。前走圧勝しているならともかく、クビ差勝ちでは魅力ない。時計はたまたまと見るべきである。 | |
ドウカンチグサ (牝8・沢54) |
買い | これはさすがに好材料が見当たらない。 |
消し | 準OPで掲示板に載れないようでは話にならない。年齢的に成長も考えにくい。 | |
タイガーチャンプ (牡6・横山義56) |
買い | 1500万だが前走3着、900万だが前々走勝っているということで調子は良さそうである。 |
消し | 900万を勝ち上がるのに苦労しているし、前走準OPで3着である。常識的には重賞は厳しすぎる。 | |
チアズサイレンス (牡5・柴田善56) |
買い | H8スプリングS2着。前走朱鷺S2着と好走しており、調子はいいと思われる。1800m重賞で連対しているのだから、能力的には距離は問題ないはずである。折り合いさえつけば上位に食い込んでくるだろう。スプリングSの優勝馬はバブルガムフェローだったことも忘れてはいけない。 |
消し | 古馬になってからは1200m〜1400mでしか好走していない。気性的に距離が延びるとダメのようだ。マイルという距離はかなり苦しそう。格の面からみても、重賞では凡走ばかりである。重賞で好走する器ではないのかもしれない。 |