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G2セントライト記念の反省

G2セントライト記念の結果
1 4-04シャコーテスコ 蛯沢 2.16.9---36.2 476kg+4 5人気
2 6-07ダイワオーシュウ 的場 2.17.03/436.1 446kg-6 2人気
3 5-05エアガッツ 柴田大 2.17.13/436.7 480kg+10 1人気
4 5-06トキオエクセレント 大塚 2.17.31.1/436.7 458kg+2 4人気
5 6-08タービュランス 坂井 2.17.61.3/436.5 520kg+2 9人気
単勝1,170円 枠連1,240円
複勝200円 140円 120円 馬連1,260円
予想と見解 好材料と不安材料
G2セントライト記念の感想
  • 絶対に重馬場でのレースだと思っていたのに、ふたを開けてみれば午前中は稍重で、もっと回復しそうだなと思っていたら、案の定良馬場になってしまった。これは終わったかなと思っていたが、スローペースで上がり36秒台もかかっていることからして、馬場状態はそんなに良くはなかったようである。そういうことで、何とか的中できた。しかし、2人気と5人気の組み合わせで12倍というのはずいぶんと低い感じがする。これでは儲けはほとんどない。たらればを言えば、5番手に取り上げたニッポーアトラスに魅力を感じなかったのなら、素直に消して4頭BOXにすれば良かった。まあ結果論である。選んだ4頭ともどうも信用できない馬ばかりだったのだから、5頭BOXはやむ得ないと考えるしかない。赤字にならなかっただけ良かったと思うことにする。
  • 勝ったのはシャコーテスコであった。馬場状態が悪く、上がりに36秒もかかるというレースになったのが良かったのだろう。危なげなく勝ってしまった。けっきょくは、この馬の堅実さがいい方に出たということである。あまり重賞を勝てるような馬には見えなかったが、勝ってしまったのだから強さを認識しないといけない。後は、スピード競馬に対応できるかどうかだろう。これに対応できれば本物である。次は菊に行くのだろうが、去年のような決め手勝負になると苦しいかもしれない。でも、スタミナを生かす展開になれば好走する可能性も残るだろう。まったく通用しないわけではないと思う。ちなみに野平厩舎の馬である。私のシルキーヒロインも同じように育ててほしい。
  • 2着はダイワオーシュウであった。3戦3勝も実力は半信半疑だったが、これでOP級の力があることが証明された。勝ちきるまではいかなかったが、エアガッツとの叩き合いを制したのは大きい。さすがに勝負根性は凄いものがある。リアルシャダイ産駒なのでさらに距離が延びるのは大丈夫だろうし、パドックではちゃかつくが、レースでは折り合いらしい。菊ではかなり期待してもよさそうだ。
  • 3着はエアガッツだった。何が敗因かはっきりとは言えない。私はたぶん距離だと思っている。2200mは長すぎたということである。3着にがんばっているのだから、まったくダメというわけではないだろうが、ベストよりは長いのだと思う。そうでなければ、スローで流れていたのに、あの位置から伸びないのはおかしい。やはり、この馬は1600m〜1800mがいい馬だと私は思う。もちろん休み明けでイレ込んだのが原因かもしれないし、位置取りが前過ぎたのかもしれない。次走ではっきりするだろう。ただ、菊はやめた方がいいと思う。
  • 4着はトキオエクセレントであった。さすがに重賞ウイナーである。道悪が苦手で、休み明けでなおかつ稽古が不足していて、さらにパドックで荒れていた割には、よく走っている。次は間違いなく菊に向かうだろうが、一叩きされた上積みを考えれば、かなり期待していいかもしれない。ただ、本当に強い馬というのはこういう状況でも3着はするものであり、そういう意味ではG1級の器はないかもしれない。
  • 5着はタービュランスであった。前走もそうだったが、中途半端な決め手なのでどうしても掲示板が精一杯である。もう少し成長するかもしれないが、少なくても4歳時にOPを勝てるような馬にはちょっと見えない。
  • インターパンチは7着であった。やはり道悪が苦手なのだろう。意外と人気がなかったので、良馬場に変わった時はやられたかなと思ったが、この馬の持ち味が生きるところまでは回復していなかったようである。休み明けもマイナスだったのだるから、次は期待できるだろう。
  • ニッポーアトラスは8着であった。この馬はもまれ弱いらしい。前走の9着もそういうことだったのかもしれない。そうであれば、精神力をもっとつけなければ重賞で好走することはないだろう。
  • ビゼンスバルは9着であった。蛯名騎手が基本的にはマイラーだとコメントしていた。完全に距離が長すぎたのだろう。ただ、マイルに戻ったからと言って、OP級の力があるかどうかは分からない。
  • ショウナンアクティは11着であった。私が評価していた馬だが、惨敗に終わってしまった。スタートで暴れていたように気性に問題がありすぎる。これでは走るわけがない。能力的には何とも言えないが、いつ走るか分からないようでは大成はしないだろう。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    参考
    G2セントライト記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 3-4-5-7-9(BOX)
    1. エアガッツ
    2. ダイワオーシュウ
    3. ショウナンアクティ
    4. シャコーテスコ
    5. ニッポーアトラス
    にへい君の見解
  • 菊花賞の前哨戦の一つであるはずのレースだが、距離が2200mということもあり、菊を狙っていない中距離馬もけっこう出走してくる。だいたい菊花賞の前哨戦が2200mというのはおかしすぎるのである。ダービーTRの青葉賞だって2400mなんだから、せめて2500mにはしないと何の意味もないレースとなってしまう。そういうわけだから、菊のことは考えずに予想していかないといけないと思う。
  • 今回の出走馬だが、あまりにつまらないメンバー構成である。皐月賞かダービーで掲示板に載った馬が1頭も出ていないのだから寂しい。重賞勝馬が2頭いるものの、G1では通用しなかったことで、そんなに信用もできない。しかも日曜日は雨が降りそうである。今回は荒れそうな気配がする。広く買うのが正解ではないか。そういうことで今回は5頭BOXの10点買いで行きたい。ちなみに、今回の私の予想は道悪を前提にしていますので注意してください。良馬場だったらジ・エンドでしょう。道悪だったら必ず当たるってわけでもないだろうけど。
  • 私は本命を悩んで悩んでエアガッツにした。最終的には、道悪が得意ということでこの馬にした。アンバーシャダイ−メジロライアンと道悪を得意としており、ライアン産駒も道悪が得意な馬が多い。ドーベルもオークスを道悪で制している。そして、この馬もラジオたんぱ賞を道悪で勝っているのである。ダービー6着の実績からも、このメンバーでは負けられない。ただ、休み明けと距離が少し心配である。休み明けは苦手そうだし、距離も1800mくらいの方がこの馬に合っていると思う。ちょっと軸にはできない。今回はボックスだろう。
  • 対抗はダイワオーシュウにする。まだオープンを経験していないので、危険な人気馬になりそうである。そうだと分かっていて、なおかつこの馬をこの評価にしたのは、やはり道悪である。とにかく、勝負根性のある馬だから、叩き合いには強いはずである。切れ味を信条とする馬を相手にすると苦しそうだが、道悪ならその心配もないはずである。実際に道悪で1勝しているので、苦手ということはないはずである。でも、やっぱり実力不足で凡走することは十分に考えられる。あまり信用はできない。
  • 単穴はショウナンアクティにする。まだ500万を勝ったばかりという馬であり、常識的には格不足である。900万を勝ったダイワオーシュウですら半信半疑なのに、この馬をこんな評価にするのは私らしくないと思う。でも、上2頭を実力で負かしてしまう力を秘めているのは、私はこの馬だと思う。まず、前走のタイム1.12.9はかなり優秀である。2200mで12秒台はなかなか出せるものではない。これが実力なら上2頭を逆転しても何の不思議もない。さらに前走は深めのブリンカーを着用したら、馬が真面目に走ったらしい。ということは、それ以前のレースは度外視していいことになる。そういうことで、私はこの馬に期待しているわけである。道悪が気になるが、あまり人気になりそうにないので思いきってこの評価にした。もちろん惨敗しても何の不思議もないし、常識的にはそれが当然である。
  • 4番手はシャコーテスコにする。3戦連続2着と決め手のないことを露呈してしまっているが、道悪なら話は別である。決め手がなくても何とかなってしまう。現に稍重のスプリングSではメジロブライトにクビ差の3着で走っている。距離が延びるのも良さそうだし、このメンバー構成ならチャンスは十分にある。ただ、900万を勝ちきれないということは、道悪うんぬん以前に実力が足りないとも考えられる。あまり期待するのも酷な感じがする。
  • 5番手はニッポーアトラスにする。正直言うと私はこの馬にあまり魅力を感じていない。あまり強い馬とは何となく思えないのである。ただ、何となくというレベルの話なので不気味に感じていることは確かである。シャコーテスコにも勝っていることもあり、シャコーを買うならこの馬も買っておかないといけないと思ったわけである。さらに混戦では騎手の腕も重要である。岡部はやはり不気味だ。私の馬券はここまでである。
  • 6番手はトキオエクセレントにする。2200m以上の重賞を唯一勝っているこの馬をここまで評価を下げたのは、若葉Sで惨敗していることを重視して、道悪が苦手だと思ったからである。ただそれだけか、と言われれば、ただそれだけである。敢えて追加するなら、エアガッツに2度負けていること、調教がいまいちだったことである。でも、実力で勝ちきることも十分に考えられるので、恐い存在には変わりはない。
  • 7番手はインターパンチである。弥生賞4着の実績は軽視できない。調教もけっこう良かったようだし、成長力のあるリアルシャダイ産駒である。大化けすることは十分に考えられる。ただ、やっぱり道悪が苦手のような気がするのである。春の時計のかかる中山馬場に相当苦しんでいたように見えた。この馬は軽い馬場が得意なのではないかと私は判断した。
  • 8番手はビゼンスバルにする。白百合S3着というOP実績があるので連対しても何の不思議もないのだが、私はあまり魅力を感じていない。何がと言われると困るが、とにかく魅力を感じないのである。2頭出しの人気薄の方だし、私がこんな理由で消すと来たりする。要注意な馬だとは思う。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    G2セントライト記念出走馬
    馬名 買い&捨て
    エアガッツ
    (牡4・柴田大56)
    買い H9ラジオたんぱ賞、H8ホープフルS優勝、H8朝日杯3歳S3着。重賞を勝っており、ダービー6着、朝日杯3歳S3着の実績は、このメンバーの中では最上位だろう。他に重賞勝ちのあるのはトキオエクセレントだけであり、他の馬は準OP勝ちすらしていない。負けられない一戦といえる。名前のとおり根性があり競り合いに強いのが、この馬の持ち味である。柴田大が騎乗した時は3戦3勝であり相性は抜群である。
    消し 心配は2つ。気性と距離である。初勝利が3戦目だったし、休み明けの弥生賞で7着に敗れているように、気性的に休み明けは苦手なタイプだと思われる。叩かれ良化型であれば、今回も惨敗する可能性はある。次に距離である。ホープフルSで勝っているものの、朝日杯、たんぱ賞で好走していることからして、1600m〜1800mがベストのような気がする。血統的には、母父がニホンピロウイナーなのである。朝日杯の時の切れ味からして、2200mは少し長いかもしれない。
    トキオエクセレント
    (牡4・大塚56)
    買い H9青葉賞優勝。2400mの重賞を勝っているのは大きい。格は問題ないし、スタミナも問題ない。掲示板を外したのは、道悪の若葉賞と出遅れたダービーだけである。そういう意味ではエアガッツよりも安定していると言える。最後方から競馬をするタイプではないが、スローペースでの決め手勝負には強く、まあ決め手のあるタイプと言っていいだろう。逃げ馬がおらずスローペースになりそうなので、得意の展開になるかもしれない。
    消し ダービーで出遅れており不安は拭えない。休み明けだけに余計に心配である。エアガッツにはホープフルSとダービーで負けており、力負けすることは十分考えられる。勝ったレースはメンバーに恵まれたのも否めないので、皆が思っているほど強い馬ではないかもしれない。道悪も苦手そうだし、競り合いも強くはない。
    ダイワオーシュウ
    (牡4・的場56)
    買い 3戦3勝の上がり馬である。前走は900万を勝ったばかりだが、未知の魅力いっぱいである。僅差の勝利ばかりだが、裏を返せば勝負強いということ。競り合いになれば、この馬の勝負根性が生きる。それに前走ハナ差も3着には4馬身離しているのだから、相手も強かったということだろう。前走2200mで勝っているので距離も問題ない。勢いならメンバーNO1である。
    消し OP初挑戦であることを忘れてはいけない。底を見せていないが、深いとは限らない。確率的には、重賞初挑戦で底を見せてしまう馬の方がはるかに多い。僅差の勝利ということで、そんなに大きな器ではないという見方もできる。とにかく、どのくらいの実力の持ち主か分からない以上、どうしても信用しづらい。
    ニッポーアトラス
    (牡4・岡部56)
    買い 前々走900万特別を勝っているが、この時は自分でレースを作っての勝ちであり、内容はかなり評価できるものだった。前走は古馬準OPで惨敗したが、4歳限定戦なら重賞でもチャンスはあるだろう。鞍上も岡部なら期待できる。実績的に距離は問題ないだろう。
    消し とにかく惨敗が多い。中途半端な負けはあまりなく、負けるときはボロ負けしているのである。こんなに安定感がないようだと信用しづらい。軸にはできないタイプだろう。オープン実績がないのも気になる。オープン級の実力を持っているか現時点では判断できない。
    シャコーテスコ
    (牡4・蛯沢56)
    買い スプリングS3着の実績が光る。オープン経験のない馬よりは信用しやすい。現在3戦連続2着と堅実な走りを見せており、安定度はなかなかありそうだ。1600m以下だと苦しんでいるようなので、どちらかと言えばスタミナ馬だろう。距離延長はプラスではないか。
    消し 3戦連続2着ということで、決め手がないことを証明している。青葉賞のような上がりだけの競馬で凡走していることからして、切れる脚はないと思える。皐月賞11着からしてG1級の器ではない感じがするので、果たしてG2でどこまでがんばれるか。
    インターパンチ
    (牡4・小野56)
    買い 弥生賞4着がある。この時はエアガッツに先着している。その前の500万特別でもシルクライトニングを抑えて勝っているので、実績はそれなりと言っていいだろう。2200mは初めてだが、リアルシャダイ産駒なので距離延長はプラスだと思う。
    消し 長期休み明けは大きなマイナスである。重賞で連対しているようだと実力でカバーできそうだが、そうでなければ苦しい戦いになる。弥生賞4着も先頭からは大きく離されているし、重賞で連対できる器の馬ではないのかもしれない。
    タービュランス
    (牡4・坂井56)
    買い 前々走マイル戦で1.33.9というタイムで勝っている。スピードはなかなかありそうだ。前走2200m戦でもけっこういい脚で追い込んでいたので、スタミナがまったくないわけではなさそうだ。
    消し しょせん2勝馬である。前走900万で4着ではあまり期待できない。間隔も1カ月だけでは成長もないだろう。ここから巻き返すのは苦しいと言わざる得ない。
    ビゼンスバル
    (牡4・蛯名正56)
    買い 白百合Sでは1人気で3着している。オープンで好走しているというのは、このメンバーでは実績上位の中に入ってくる。しかも1人気だったことから素質の高さもうかがえる。リフレッシュして仕上がってさえいれば、チャンスはあるだろう。
    消し 長期休み明けは、常識的にはマイナスだろう。オープン3着はあるものの、あまりぱっとした実績ではない。500万でけっこう足踏みしていたように、あまり底の深い馬には感じられない。
    ウエスタンアンカー
    (牡4・高橋明56)
    買い オープン特別を経験しているのは悪いことではない。経験が生かせば好走もあり得る。
    消し オープンで惨敗続きであった。オープンの器はないのかもしれない。休み明けも常識的にはマイナスだろう。
    ショウナンアクティ
    (牡4・吉田56)
    買い 前走500万だったとはいえ、2.12.9という好タイムで勝っているのは評価できる。持ちタイムはNO1である。時計が速い馬場だったとはいえ、12秒台はなかなか出せるものではない。このタイムで走れれば、重賞でも期待できる。前走深いブリンカーをつけたら、真面目に走ったらしい。本領発揮してきたのかもしれない。
    消し しょせん500万を勝ったばかりの馬である。前々走は10着に負けているように安定度はあまりない。オープンはプリンシバルSを走っているが惨敗している。オープンの器はないのかもしれない。
    タヤスアストラル
    (牡4・勝浦56)
    買い 道悪とダートで勝っているので、時計がかかるようなら分からない。
    消し 900万で足踏みしているようでは、4歳限定とはいえ重賞では厳しすぎる。いくらなんでも、この実績から化けるのは無理だろう。
    ノーブルレイジ
    (牡4・橋本広56)
    買い 2300mで1勝しているので距離は合っているだろう。この時スローペースだったのに直線だけで差しきった。決め手はなかなかある。
    消し プリンシバルSで9着に負けているので底を見せてしまった感じがする。休み明けも常識的にはマイナスである。
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