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G2スプリングステークスの反省

G2スプリングステークスの結果
18-12ビッグサンデー 蛯名正 1:52.2---37.2 458kg-2 8人気
24-05メジロブライト 松永幹 1.52.33/436.6 450kg-10 1人気
35-07シャコーテスコ 岡部 1.52.4クビ37.1 478kg-4 5人気
46-08キタサンフドー 芹沢 1.52.4ハナ37.1 486kg0 9人気
55-06カネトシダイアン 田中勝 1.52.5クビ37.0 452kg+2 7人気
単勝2,160円 枠連840円
複勝300円 110円 260円 馬連840円
予想と見解 好材料と不安材料
G2スプリングステークスの感想
  • まさかのビッグサンデーである。なんとか押さえておいたので、「よっしゃー」と思ったら、8.4倍とけっこう低い配当でがっかりしてしまった。いくらメジロブライト1本かぶりだったとはいえ、500万クラスで負けた馬との組み合わせで10倍を切るとは思わなかった。なんでこんなに人気が集まったのだろうか。私が感じた何かを、みなさんも感じていたということなのだろうか。まあ終わってしまったことは仕方ない。2,000円でもプラスになればそれでいい。前回も言ったとおり、1年はまだまだ長い。ゆっくりと取り戻せばそれでいい。いつか、大穴にはまることもあるだろう。それまでは、がまんがまんである。
  • 優勝したのはビッグサンデーだった。500万クラスで負けていた馬、しかもローカル小倉で負けていた馬が、一気に重賞制覇とは恐れ入った。メジロブライトが道悪で伸びを欠いたのが幸いだったが、その他には1馬身離したのだから評価できる。稍重が味方したのかのしれないが、とりあえず中山の時計のかかる馬場が合っているのだろう。皐月賞まで中3週あることを考えると、良馬場でも今回くらい荒れる可能性もあるので、持ち前のパワーで本番でも押し切ってしまうかもしれない。恐るべしサンデーサイレンスである。
  • 2着はメジロブライトであった。道悪がダメだったと考えるのが自然だとは思うが、決めつけるのもちょっと恐い。上がりのタイムは他馬を圧倒しているのだから、単に展開が合わなかっただけかもしれない。時計のかかる馬場がダメなのか、中山の短い直線ではスローペースでは届かないのか、どちらだか判断できないが、どっちししろ皐月賞が中山で行われ、強力な逃げ馬がいない以上、メジロブライトが勝つのは楽ではなくなったと言える。けっきょく本当に強い馬というのは、馬場も展開も問わない馬なのである。そういう意味では、この馬は極端に強い馬ではないということになる。ある程度、作戦を変えないと皐月賞も取りこぼしかねない。
  • 3着はシャコーテスコだった。どうしても3着に入りたいときに3着をとったのだから、評価していいと思う。ちょっと上2頭とは力の差があるようだが、この安定した走りが持続できれば、今後も重賞で活躍しそうである。あとは軽い馬場でどうか、というところだろう。
  • 4着はキタサンフドーであった。私はこのメンバーなら十分連対できると思って対抗評価にしたのだが、またまた4着であった。本当に決め手のない馬である。今後もどんな相手に対してでも4着しかできない気がしてしまう。
  • 5着はカネトシダイアンであった。私はけっこう期待していたのだが、やっぱりこれが限界かな。まあ、それでもよく走っている方だろう。とりあえず、時計のかかる芝なら対応できることは証明された。でも、やっぱりダートの方がいい馬だとは思う。もうクラシックはあきらめて、ダートで勝負した方がいいと思う。
  • 6着はショウナンナンバーであった。思ったよりがんばったというのが私の感想である。芝でぼろぼろに負けていた実績からは、もっと負けると思っていた。さすがに惨敗していた頃よりは馬が成長していたということなのだろう。向正面で掛かっていたので、距離がダメなのかもしれない。まあ、どっちししろダートの短距離がいいことは確かだろう。クラシックに行きたい気持ちも分かるが、ダートなら無敵なのだから得意分野でがんばってほしい。
  • スターマイサドルは8着であった。重賞実績がある割には人気がなかった。調教がいまいちだったことで、みんなが休み明けをマイナスだと判断したのだろう。まあ、そのとおりになったのだから判断が正しかったことになる。今回もまた出遅れていたように、気性に問題があるようである。気性的に成長しないとこれからも重賞では苦しそうである。
  • メイショウデンゲキは11着であった。前走を道悪で圧勝したので人気になったのだろうが、やっぱり距離が長すぎたのだろう。これで1800m以上ではいらない馬だと思う。
  • トミケンライデンは12着であった。けっこう実績があっただけに、もっとがんばってほしかったが、これが地方と中央の違いということなのだろう。オグリキャップやライデンリーダーくらいの下馬評がないとやっぱり中央では通用しないのかもしれない。
  • 他の馬は特に述べることもないだろう。
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    参考
    G2スプリングステークスの予想
    結論
    馬番連勝複式 軸5--1-6-7-8-9-12
    • メジロブライト
      1. キタサンフドー
      2. シャコーテスコ
      3. カネトシダイアン
      4. スターマイサドル
      5. メイショウデンゲキ
      6. ビッグサンデー
    にへい君の見解
  • 皐月賞に向けてのトライアル第2弾である。このレースはミホノブルボンやナリタブライアンがステップに使ったレースである。さらに今年から本番まで中3週になったことで、このレースからのローテーションが最も理想的になりそうである。ここで勝った馬は本番で有力馬になることは間違いない。
  • 今回のメンバーを見てみると、皐月賞最有力候補のメジロブライトの力がずば抜けている。マイネルマックスとトキオエクセレントの回避で、この馬と勝負できそうな馬がまったくいなくなってしまった。この馬が2着を外すなんてアクシデントでもない限り、考えられない。2着探しで大丈夫だろう。だが、この2着争いが大混戦である。芝のオープンを勝っている馬が1頭もいないようでは、1勝馬にも十分チャンスはある。かえって難しい予想になってしまった。
  • 私の本命はもちろんメジロブライトである。重賞2連勝中、連対率100%という実績は他を圧倒している。こんなメンバー相手に2着を外すわけがない。中山1800mの小回りコースもこんなメンバーで負けているようでは本番なんてとても無理である。競馬にアクシデントはつきものだが、私の予想にはそんなものはない。もちろん軸でいく。
  • 対抗はキタサンフドーにした。有力馬の回避で権利がぐっと近づいた。私は前走の共同通信杯4着を評価した。特に1.47.9というタイムはかなり評価できる。軽い馬場でメジロブライトに0.4秒離されたが、稍重の函館3歳Sで2着していることを考えると時計のかかる馬場でこの差が縮まることは十分考えられる。安定度の高い走りは、今回も4着は外しそうにない。ただ、2着を確保できるかどうかというと、決め手のない脚質だけに格下馬に脚をすくわれることは十分に考えられる。
  • 単穴はシャコーテスコにする。前走中山の1800mを勝っているのがいい。距離コースとも問題にならないことで、このメンバーなら上位に顔をだしてくる可能性が高い。あとは連対できるだけの力があるかどうかである。ホープフルS4着の実績もあるので、けっこう期待できそう。
  • 4番手はカネトシダイアンにする。前走の4馬身差で圧勝したことでオープン未経験馬としては一番の評価にした。芝での適正に疑問があるが、時計のかかる馬場なら対応できるかもしれない。ここまでメンバーが落ちれば、十分チャンスはある。
  • 5番手はスターマイサドルにする。府中3歳S2着と朝日杯6着の実績もっている以上、これだけメンバーが落ちると買わないわけにはいかない。能力だけで2着することも十分ありえるからである。休み明けで調教もいまいちだったことを考えると、あまり信用もできないのだが、押さえておく必要はありそうだ。
  • 6番手はメイショウデンゲキにする。1800mという距離が不安だが、前走凄い末脚で勝ったというのは評価できる。混戦になると決め手が勝負を分けるので、決め手のある馬を消すわけにはいかない。
  • 7番手はビッグサンデーにする。小倉の500万で負けている馬なので、中央の重賞でどうかとは思うが、これだけメンバーが弱いと分からない。気性が素直らしいので安定した走りが期待できそう。サンデーサイレンス産駒というのがどうしても気になる。
  • 8番手はエンディングテーマにする。まだ底を見せていないというのは魅力なのだが、まだ1戦というキャリアでは信じ切れない。これだけメンバーが弱いとなんとかなりそうな気もするが、やはり少なくても500万クラスで好走した実績を最低条件とした。
  • 正直に言うと、メイショウデンゲキ、ビッグサンデー、エンディングテーマの3頭の取捨選択で非常に迷った。最近の私の予想は、悩んだ末に消した馬が突っ込んでくることがあまりに多い。そういう意味では、今回はエンディングテーマかもしれない。とりあえず、前もって言っておきます。ちょっと弱気ですが。
  • 9番手はショウナンナンバーにする。ダートとはいえオープン特別を4馬身差で圧勝している馬を消すのはかなり恐いのだが、芝の2000mでボロボロに負けていることからすると、芝か距離がダメなのだと思う。どっちにしろ芝の1800mでは好走できないと判断した。
  • 10番手はトミケンライデンにする。地方代表馬であるが、6戦5勝という実績はなかなかである。中央でも好走しても何の不思議もなさそうだが、距離の不安は否めないし、芝適正も疑問である。展開も向きそうにない。そして1度4着に負けているので、大器という感じもしない。
  • 11番手はトウショウミサイルにする。前走1800mで2着しているのはいいのだが、500万で3連敗しているようではちょっと買えそうにない。
  • 12番手はロイヤルブルーにする。郷原騎手が1400mまでだとコメントしたらしいので、距離不適正だと判断する。
  • 13番手はシュネルにする。前走勝っているのはいいのだが、接戦だったことを考えるとまだまだ実力不足に思える。
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    G2スプリングステークス出走馬
    馬名 買い&捨て
    メジロブライト
    (牡4・松永幹56)
    買い ラジオたんぱ3歳S、共同通信杯優勝。現在重賞2連勝中である。現時点では皐月賞の最有力候補である。連対率も10割で、追い込み脚質にもかかわらず、安定した走りをしている。実績は他を圧倒している。内容も文句がない。ラジオたんぱ3歳Sでは2馬身差圧勝、共同通信杯では僅差とはいえ1.47.5という破格のタイムを出している。死角を探すのが大変である。
    消し 基本的になさそうだが、中山初体験というのが唯一の不安材料だろう。中山1800mは小回りコースなので、追い込み馬には不利である。直線も短いので、追い込むも届かないということもあり得る。調子も皐月賞を意識しているので、ピークに持っていくことはないだろう。
    スターマイサドル
    (牡4・柴田善56)
    買い 府中3歳S2着。1800mの重賞で連対した実績を持っているのは好材料である。朝日杯3歳Sも出遅れた割には6着とがんばった。重賞で好走しているだけに、オープン未経験馬には負けられない。
    消し 出遅れるくらい気性に問題があるということは、休み明けはかなり心配となる。朝日杯は驚異のハイペースだったからよかったが、スローペースになると出遅れは致命傷になる。また、馬体重が420kgと小柄な馬だけに時計のかかる中山馬場にも苦しみそうである。調教もいまいちだったらしい。
    キタサンフドー
    (牡4・芹沢56)
    買い シンザン記念、共同通信杯を共に4着とがんばっている。特に共同通信杯の4着は、時計がめちゃくちゃ速かったことを考えるとかなり評価していい。中山の小回りコースなら、メジロブライトが伸びてくる前にゴールすることも可能である。荒れた馬場も気にしそうにないだけに、重賞を勝つ最大のチャンスかもしれない。
    消し 特に目立った不安材料はないのだが、いつも好走はするのだが連対はしないという馬である。言ってしまえば実力がないということかもしれない。まあけっきょくは決め手がないということなのだろう。今回も掲示板は外しそうにないが、連対まではどうか、というところである。
    ショウナンナンバー
    (牡4・吉田56)
    買い ダートで2連勝した。しかも圧勝である。これだけ強ければ芝でもなんとかなるかもしれない。芝での凡走は調子が落ちていただけかもしれない。オープン実績を持っている以上、2勝馬よりは格上と見ておかなければならない。
    消し 2連勝の前に芝の2000mで3連敗している。しかも惨敗である。ダートでしか走らないタイプと見るのが自然である。距離の問題かもしれないが、2000mの負け方からすると1800mで大化けするとも思えない。
    トミケンライデン
    (牡4・安藤勝56)
    買い 地方馬代表として出走してくるのだが、6戦5勝となかなかの成績を残している。ライデンリーダーが圧勝したように、地方馬だって強い馬は強いのである。
    消し 地方馬は中央よりもレベルが低いとどうしても見てしまう。距離を経験していないことでスタミナに疑問があるし、もちろん芝も未知数である。1度負けているので、とてつもない馬かもというイメージがわいてこない。常識的には苦しいのではないか。
    シャコーテスコ
    (牡4・岡部56)
    買い 500万クラスとはいえ、前走中山の芝1800mで勝っているのは好材料である。同じ舞台なら凡走することはなさそうである。ホープフルS4着という実績もあるので、侮れない存在である。岡部騎手も信用できる。
    消し 前走500万勝ちも斤量52kgに恵まれたのは否めない。ホープフルS4着では、重賞では力不足という考え方もできる。マイネルマックス回避により相手関係を考えてこちらに回ってきた感じがする。調整が不十分であるかもしれない。
    カネトシダイアン
    (牡4・田中勝56)
    買い 前走500万クラスのダート戦とはいえ、4馬身差で圧勝している。1800mのダート戦で勝っているので、スタミナは問題はない。芝でも極端には負けていないので、なんとかこなせそうである。勢いにのっている今ならなんとかなるかも。
    消し オープン未経験は割引である。ダート3戦3連対に対して、芝は4戦1連対である。常識的には芝の重賞では苦しそうである。けっこう使い詰めできているのも気になる。
    シュネル
    (牡4・鹿戸56)
    買い ダートの500万クラスとはいえ、前走勝っているのは好材料である。調子がいいのだろう。この勢いを持続できれば、なんとかなるかもしれない。
    消し 短距離でしか勝っていない。2走3走前と1800m以上で負けているので、スタミナがない馬だと思われる。前走の勝ちも4着まで僅差だったことからも、なんとか勝ったというものである。こんなところで際どいレースをやっている馬が重賞で連対するなんて考えにくい。
    メイショウデンゲキ
    (牡4・河内56)
    買い 500万クラスとはいえ、前走勝っているのは好材料である。レース内容も前残りの展開にもかかわらず、凄い末脚で2馬身差つけている。重馬場だったことを考えると、今の時計のかかる中山も大丈夫そう。マイヨジョンヌの弟である。
    消し マイルまでしか距離経験がない。しかも前々走マイル戦で3着に負けている。特に不利もなく掛かったわけでもなくて3着というのは実力であると考えられる。重賞の1800mはちょっと長そう。
    ロイヤルブルー
    (牡4・郷原56)
    買い 500万クラスとはいえ、前走勝っているのは好材料である。調子がいいのだろう。この勢いを持続できれば、なんとかなるかもしれない。
    消し マイルまでしか距離経験がない。しかも前々走マイル戦で7着に負けている。郷原騎手も1400mまでだとコメントしたらしい。1800mは長いだろう。オープン未経験もマイナスである。
    エンディングテーマ
    (牡4・横山典56)
    買い 1戦1勝ということで、まだまだ底を見せていない。レース内容も若さを出しながらも能力だけで勝ってしまったという感じである。ダート1800mで勝っているので距離も問題ない。
    消し 1戦のキャリアでは信用できない。弥生賞のサイレンススズカのようなことがあるからである。いくら口で芝の方がいいと言っても、実際に証明されていないのだから信用できない。新馬戦は能力で勝っても、重賞は能力だけで勝てるはずがない。1戦だけで成長するとも思えない。
    トウショウミサイル
    (牡4・田面木56)
    買い 500万クラスとはいえ、前走中山の芝1800mで2着とがんばっているのは好材料である。距離、コースは問題ないだろう。
    消し しょせん1勝馬である。500万クラスでなかなか勝てないようでは、重賞で善戦するのも苦しそうである。能力の違いを見せつけられそうである。オープン未経験もマイナスである。
    ビッグサンデー
    (牡4・蛯名正56)
    買い 前々走勝ち、前走も500万クラスで2着とがんばっている。調子はあがっているようだ。前走芝の2000mで2着だからスタミナは問題なさそう。1800mに距離短縮されることの方がプラスかもしれない。サンデーサイレンス産駒。
    消し しょせん1勝馬である。小倉で調子を上げていても高い評価はできない。しかも500万で負けているようでは話にならない。オープン未経験もマイナスである。
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