G1秋華賞の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸17--10-4-14-16
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馬名 | 買い&消し | |
キョウエイマーチ (牝4・松永幹55) |
買い | ローズS優勝、桜花賞優勝、4歳牝馬特別優勝。春は1600m以下なら無敵とも言えるほどの強さを見せている。オークス惨敗で距離不安が出たが、ローズSを勝ったことで、2000mなら問題ないことを証明した。スタートのスピードは抜群でこの馬が先手を獲ることは間違いない。ローズSのようなマイペースの逃げができればチャンスは大きくなる。 |
消し | 2番手に抑えることもできるが、気性的にどんどん前に行ってしまうタイプである。ハイペースでもついていってしまう可能性がある。さすがに2000mをハイペースで先行したら潰れるだろう。たとえスローだったとしても、他の馬が早めに潰しにかかるだろう。ローズSよりは厳しい展開になるはずである。 | |
メイプルシロップ (牝4・福永55) |
買い | ローズS2着。未勝利から3連勝して臨んだ前走では、シーキングザパールを交わして秋華賞への切符をもぎ取った。未だに連対を外しておらず、数字的には安定度の高い馬である。マーチが潰される展開だと、この馬が他を出し抜くこともあり得る。 |
消し | ローズSでの着差はけっこう決定的なものである。相手は1度叩かれた上積みも見込めるだけにこの馬にはさらに厳しい戦いになる。ローズSでも気の悪いところを見せていたので、安定度にも疑問を持つ。 | |
プロモーション (牝4・蛯名正55) |
買い | クイーンS優勝、クイーンC2着。クイーンSではなんと逃げ切ってしまった。休み明けだったにもかかわらず、折り合い完璧のレースができたことは評価できる。もともと逃げる馬ではないので、本番では好位でレースをすすめられ、先行抜け出しという理想的な競馬ができる。1度叩かれた上積みも見込める。末脚もなかなか切れるので、軽い馬場も問題ないだろう。 |
消し | 春のG1戦線は実力負けである。前走G3を勝ったと言っても、相手が弱かったことは否めない。3強を負かしての参戦なら魅力あるが、そうでない以上、春の繰り返しとなる可能性は高い。本当の意味での試金石のレースとなる。 | |
エアリバティー (牝4・柴田善55) |
買い | クイーンS2着。前走は僅差だったので実力差はほとんどない。ちょっと間隔があいていたので、叩かれた上積みも考えていいだろう。持ちタイムもなかなか速いので、スピード重視の京都馬場は合っていそうだ。流れ次第ではチャンスはある。 |
消し | 前走は競り負けた。G1を勝つつもりなら、あの位置からなら差しきってほしいところである。まだまだ勝負弱い面を残している。クイーンSに3強が出なかった以上、レベルが高かったとは言いいにくい。この馬の真価が問われる一戦になる。果たして3強を打ち破ることができるだろうか。 | |
エイシンカチータ (牝4・山田和55) |
買い | クイーンS3着、スイートピーS2着とぎりぎりのところでG1出走権をとっている。そういう意味では勝負強いと言える。オークス6着からもG1でまったく走らないわけでもない。前走3着も上がりはメンバー最高と、なかなか鋭い末脚をみせていた。 |
消し | しょせんまだ1勝馬である。なんだかんだ言っても、勝てないということは決め手に欠けるということである。こういう馬はどんな時でも掲示板には載るが連対はないものである。派手なことをやってくれそうな感じはしない。今回も地味な走りで終わりそう。 | |
メジロドーベル (牝4・吉田55) |
買い | オークス優勝、阪神3歳牝馬S優勝、桜花賞2着、オールカマー優勝。G1実績は3戦2勝3連対とぶっちぎりの強さを見せている。オークスでは道悪で圧勝し、阪神3歳ではレコード圧勝である。どんな距離コースでもこなしてしまうので大崩れは考えにくい。そして古馬G2のオールカマーを叩き台の舞台に選び、古馬を一蹴してしまった。4歳牝馬が古馬G2を勝つなんて常識では考えられない。常識外れに強い馬なのである。 |
消し | この馬の最大の短所は抑えきれない気性である。吉田騎手も折り合いだけに専念するのは目に見えている。つまりは、自分でレースは作れないのである。前走の逃げも抑えきれずに仕方なく行ってしまったもので、計算されたものではない。相手が弱かったから何とかなったが、G1では通用しない。スローペースで掛かってしまったら、それでジ・エンドということもあり得る。阪神3歳Sでレコード勝ちしているが、この馬は軽い馬場よりも重い馬場の方があっているように私は感じる。初の京都コースも不安材料である。 | |
オレンジピール (牝4・河内55) |
買い | クイーンC優勝、チューリップS優勝、4歳牝馬特別優勝。重賞を3勝している実績はやはり評価しなければいけない。G1惨敗と前走の惨敗は全て道悪でのものである。良馬場なら本当のこの馬を見せることができるはずである。先行して並ばれても抜かせない勝負根性の持ち主であり、叩き合いには強い。 |
消し | 前走の5着は問題である。桜花賞もオークスも5着だったのだから、G3で5着というは明らかにおかしい。道悪も理由にならない。スローペースなのに先行できず直線でもまったく伸びないという内容で最悪だったと言える。あまり成長していないのかもしれない。これでは春よりもさらに期待できないということになる。 | |
ナナヨーウイング (牝4・横山典55) |
買い | オークス2着とG1連対経験を持つ馬を侮ってはいけない。オークスの走りからもスタミナは半端じゃない馬である。前走惨敗も休み明けでは気にしなくてもいい。オークスも前走3着ながら1秒以上離されていたのを巻き返したのである。ここもG1連対の底力で何とかしてしまうかもしれない。 |
消し | オークスの走りからして明らかにスタミナ馬である。2400m以上で味が出るタイプだろう。オークスも道悪でスタミナが生きた結果だと思う。2000mはこの馬には短すぎると思う。しかも決め手重視の京都馬場ではさらに厳しい。前走の11着も基本的には負けすぎである。 | |
ナイトクルーズ (牝4・南井55) |
買い | 忘れな草賞優勝。この時は逃げてオークス2着馬3着馬を一蹴している。この馬もスタミナがありそうなタイプである。オークスとローズSでは抑えたが、決め手のなさを補うのであれば、思いきって逃げた方がいいと思う。あのサニーブライアンのように。平均ペースで逃げてスタミナ勝負に持ち込めばチャンスはあると思う。 |
消し | 重賞では決め手不足を露呈している。これでは京都の軽い馬場ではあまりに苦しい。オークスとロースSを見る限りでは、G1で好走できる器には見えない。パンチ力がまったくないのである。 | |
ビッグモンロー (牝4・常石55) |
買い | カーネーションC優勝、スイートピーS3着とオープン実績はまあまあである。チューリップ賞ではメジロドーベルとハナ差であった。しぶとく粘り強いタイプである。やや速い平均ペースのスタミナ勝負となれば持ち味を発揮できる。 |
消し | 決定力に欠ける馬である。大崩れはないのだが、どうしても勝ちきれないタイプである。今の京都馬場では決め手不足の馬は苦しすぎる。 | |
エアウイングス (牝4・角田55) |
買い | スイートピーSを勝っており、オープン実績はまあまあである。オークス以来の出走になるが、一夏で大きく成長しているかもしれないという未知の魅力がある。 |
消し | G1ぶっつけは常識的には大きなマイナスである。去年のファビラスはNHKマイルCで1人気に推されるほどの実力馬であったが、この馬にはそこまでの格はない。重賞実績がないのではあまり魅力はない。安定度も高くはなさそうだ。 | |
ビワビーナス (牝4・藤田55) |
買い | 何と言ってもビワハヤヒデ、ナリタブライアンの妹というのが魅力である。前走900万を勝って勢いに乗っているのもいい。4歳牝馬限定戦ならG1でも十分戦える。 |
消し | 勝っては負け、勝っては負けを繰り返している。負け方が掲示板にすら乗っていないというのが問題である。本当に強い馬ならどんな状態でも連対はするものである。それが条件戦ならなおさらである。まだまだ安定度の低い馬だと言わざる得ない。オープン経験もなく、いきなりG1というのはつらいものだある。 | |
ビワプリムラ (牝4・田原55) |
買い | クイーンSでは僅差の4着だった。重賞でも戦えることは十分証明された。大崩れのない安定度の高い馬だと思われる。田原マジックも恐い。 |
消し | 前走の4着で底を見せてしまっている。休み明けのプロモーションが勝ってしまったレースなのだから、常識的にはプロモーションを逆転するのは難しい。私にはこの馬はマイラーのような気がするので、距離も長すぎる感じがする。 | |
ミスカサブランカ (牝4・幸55) |
買い | 前走ダートとはいえ900万を勝っているので勢いはありそう。しかも2連勝中である。全3勝とも1800mであげているので距離は合っている。 |
消し | 勝ちはすべてダートである。芝で実績がないのは問題である。今のスピード重視の京都馬場では苦しすぎる。前走も僅差という内容ではあまり魅力ない。 | |
スージークーパー (牝4・河北55) |
買い | 前走ローズSで5着しており、重賞でもそれなりに走れることを証明している。上がり35.3とまあまあ鋭い切れ味をみせていたので、今の京都馬場は合っていそう。 |
消し | 前走5着にはがんばっているが、上位3頭には決定的な差をつけられている。キョウエイ、シーキングは叩かれてさらに上積みが見込める以上、この馬が巻き返すのはかなり厳しいと言わざる得ない。 | |
エミノオクリモノ (牝4・武豊55) |
買い | 2000mで1勝しているので距離は合っているだろう。たなからぼた餅で武豊が乗ってくれるとは。 |
消し | 前走900万で7着しているのは問題である。これで重賞を好走できるとは思えない。いくら何でも巻き返しは無理だろう。連闘もつらすぎる。 | |
マイネブリリアン (牝4・熊沢55) |
買い | 前走500万とは言え勝っているのは好材料である。勢いはありそうだ。1800mで2勝しているので距離も問題ないと思う。 |
消し | さすがに500万を勝ったばかりでは格が足りない。500万でなかなか勝てなかったところ、道悪に恵まれた何とか勝ってしまったという感じがする。重賞ではスピード不足といえそうだ。 | |
イブキサーティン (牝4・田島裕55) |
買い | ちょっといいところが見当たらない。強いて言えば、今年のクラシックの勝馬は全て大外枠であること。でもこのレースはクラシックでないか。 |
消し | 前走900万で7着に負けているようでは苦しすぎる。距離実績もないし、ここでは出番はないだろう。 |