G1高松宮杯の結果
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結論 |
枠番連勝複式 4-6-7-8(BOX)
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馬名 | 買い&捨て | |
フラワーパーク (牝6・田原55) |
買い |
H8高松宮杯優勝、H8スプリンターズS優勝、G3-1勝 去年のスプリンター戦線の主役である。タイムも勝ち方も文句なしである。昨年だけの話なら、間違いなくNO1スプリンターである。唯一この馬と競ったのは、引退したエイシンワシントンだけである。今年は少し成績が落ちているものの、斤量がかなり効いているはずである。連続4着なら上出来という見方もできる。今回は2kg減なのでかなり有利だろう。前走は平均ペースでうまく逃げられてしまったが、今度は完全マークして潰しにかかるだろう。そうなれば、ハイペースとなり、この馬の持ち味であるばてない末脚で押し切れる。 |
消し | 前走4着がかなり気になる。去年までなら、どんな条件でも1200mで連対を外すことはなかった。しかも、勝馬との4馬身差は決定的ともいえる。本当に去年までの実力を維持しているのだろうか。牝馬のピークは短いことが多いので、この馬もピークが過ぎたのかもしれない。あのダイイチルビーも活躍したのは1年間だけであった。また、考えすぎかもしれないが、マイルに対応できるような調教をけっこうやっていたらしいので、そのおかげでマイラーズC4着とがんばれたのだが、逆に1200mのスピードが鈍くなってしまったのではないか。前走はそういう4着ではなかろうか。ちょっと無理があるかな。 | |
エイシンバーリン (牝6・南井55) |
買い |
H9シルクロードS優勝、京都牝馬特別優勝、他G3-2勝。 前走は4馬身差圧勝!しかも驚異の1.06.9というJRAレコード!ほぼ完勝といえる。逃げていながら33.4で上がっており、後ろの馬との距離が縮まっていないのが凄い。根本的な能力がなければできないことである。今までマイル以上で走っていたが、1800m以上になるとばったり止まっていたことを考えると、この馬のベストは1200mなのかもしれない。そうであれば、展開に関係なく好走するかもしれない。 |
消し | この馬は逃げてしか勝ったことしかない。逃げられなければ、ジ・エンドということは十分考えられる。ホクトフィーバスが出走してくるだろうから、マイペースの逃げはできない可能性が高い。たとえ逃げられても、フラワーパークが完全マークするだろうから楽には逃げられない。とにかく、マークされても実力を出し切れるかどうかがポイントになる。 | |
ビコーペガサス (牡7・横山典57) |
買い |
H6H7スプリンターズS2着、H8高松宮杯2着、G3-2勝 1200mのG1を3度連対している実績はなかなかである。2着といっても、この時の勝馬は、バクシンオー、ヒシアケボノ、フラワーパークと当時ずば抜けて強かった馬ばかりである。昨年のスプリンターズSも故障馬のあおりをもろに受けてしまうなど、運がなかったとしかいいようがない。今回のメンバーでは絶対的な存在がいないだけに、この馬にとっては最大のチャンスといえる。前走より斤量が1kg減るのもいいし、前走2着と勢いもある。 |
消し | この馬は特に目立つマイナスポイントはないのだが、実は1年以上勝っていないのである。つまりは決め手に欠けているということである。G2G3でも勝てない馬がG1で勝てるとは思えない。 | |
シンコウキング (牡7・岡部57) |
買い | 前走、シルクロードSでフラワーパークを抑えて3着したのは評価できる。昨年のスプリンターズSでも3着しているように、1200mでも十分に走れることを証明している。崩れにくい馬だと思われるので、有力馬が崩れるようだと台頭してくるだろう。 |
消し | まだ重賞勝ちがない馬である。少し格下であることを認識しなければならない。前走3着も、今回はフラワーパークなどの有力馬が斤量が減るのに、この馬は据え置きである。どう考えても不利である。使い込んでいるので上積みも考えにくい。 | |
シンコウフォレスト (牡5・四位57) |
買い |
H9阪急杯優勝。 重賞初挑戦で勝っていることは評価できる。まだ、有力馬との直接対決がないだけに、未知の魅力がある。まだ5歳という若さも魅力である。1200mで5戦5勝という成績も凄い。もちろん距離はベストである。とにかく、底を見せていないということは、とてつもなく強い馬かもしれないということである。 |
消し | 前走重賞を勝っているものの、メンバーに恵まれたこと、斤量に恵まれたこと、そして重馬場だったことで勝てたと言える。G1で好走できる材料としては、ちょっと寂しい感じがする。G1初挑戦だし、強い相手との競馬を経験していないので、信用はしにくい。持ち時計もいまいち魅力を感じない。 | |
マサラッキ (牡5・河内57) |
買い | CBC賞で3着している。フラワーパークとエイシンワシントンに約2馬身差つけられたが、この2頭はスプリンターズSでは他馬を5馬身離している。フラワーパーク以外には負けられないといえる。スワンSの3着も、上2頭が追い込み馬であり、先行馬で上位に残ったのはこの馬だけである。不利な展開で3着しているのは実力の証明である。 |
消し | まず、休み明けでいきなりG1はかなりきつそうである。鉄砲で勝てるほど甘くはないだろう。また、キャリアが浅いせいもあるが、重賞どころかオープンも勝っていないので、格不足も否めない。 | |
マリーゴッド (牡7・横山賀57) |
買い | 前走卯月Sを勝っており、勢いがある。1200mがベストの距離だろう。時計のかかる馬場を得意としており、道悪なら一気に有力候補となる。 |
消し | この馬は時計のかかる馬場でしか好走していない。今年の中山馬場はこの馬のためにあったといえるくらい、時計がかかっていた。この馬の好走はこれにつきると思う。中京第1週のスピード勝負では、この馬には苦しそう。雨が降らない限り出番はないだろう。 | |
シネマスコープ (牝5・熊沢55) |
買い | ちょっと魅力的なデータがない。1800mになると苦戦しているので、どちらかというと短距離馬だろう。距離は合ってそう。 |
消し | 条件戦で足踏みしていたように、きわどく勝ちあがっている。オープンでも好走するのがやっとのような気がする。現に前走谷川岳Sでは5着に敗れている。メンバーのレベルが2ランクくらいアップする今回は、掲示板すら遠そうである。 | |
タヤスレインボー (牡6・松永幹57) |
買い | 前走900万クラスとはいえ、勝っているのは調子のいい証拠である。 |
消し | いくらなんでも900万を勝ちあがったくらいでは評価できない。着差も僅差だったことを考えると、オープン級の力を持っているとは思えない。ましてG1では話にもならないだろう。 | |
チアズサイレンス (牡5・武豊57) |
買い | 4歳時はダービーに出走するなど中距離を中心に走っていたが、結果はいまいちであった。ところが、1200mを走らせたら好走続きである。どう考えても1200mがベストだろう。この距離ならチャンスはある。 |
消し | 1200mで好走していると言っても、相手が弱すぎる。それでいて2着に負けていたりするのだから、まだまだ実力不足といえる。持ちタイムもたいしたことない。 | |
ニシノファイナル (牝5・小池55) |
買い | シリウスSで優勝している。1200mはベストの距離といえそうだ。 |
消し | シリウスSで勝っているものの、ハンデ49kgでの話である。その後は5着が精一杯である。しかもここ2戦は惨敗である。勢いも感じられない。 | |
ノーブルグラス (牝7・安田富55) |
買い | H7H8札幌スプリント連覇。もちろん1200mがベストである。H7スワンSで2着した実績もあり、格もなかなかである。安田富騎手の全国10馬場重賞制覇をプレゼントした馬である。 |
消し | 約5カ月ぶりの休み明けは、明らかにマイナスである。いきなりG1はきつすぎる。昨秋は目立つことなく終わってしまった。もうピークがすぎてるのかもしれない。G1で好走したことはないので、もともと実力不足ということかも。 | |
ホクトフィーバス (牡7・的場57) |
買い | 8勝すべてが1200m以下である。明らかに短距離馬だといえる。オープンを4勝している実績もまあまあである。4歳時のスプリンターズSで惨敗して以来、掲示板を外したことはない。逃げ馬にしては安定した走りをしている。前走も1年の休み明けにしては4着とがんばっている。叩かた上積みも見込めそう。 |
消し | オープン4勝も、重賞では連対すらない。弱い相手に勝ってきたと言われても仕方ない。逃げることしかできないのもG1では苦しい。エイシンバーリンと競り合う形になるかもしれない。そうでなくても、フラワーパークが早めに動きそうである。 | |
メイショウテゾロ (牡6・本田57) |
買い |
H7シンザン記念優勝、H7マイルCS2着。 H7マイルCSでは、あっと驚く超万馬券を出した馬である。何をしでかすか分からない馬である。京都で好走しているということは、平坦コースが得意なのかもしれない。 |
消し | どう考えても京都のマイルでしか走らない馬である。それ以外では惨敗ばかりである。どう考えても買い目はない。掲示板も苦しそうである。 | |
スギノハヤカゼ (牡5・田島裕57) |
買い |
スワンS優勝、中日スポーツ4歳S優勝、他G3-1勝。 中京の1200m重賞を58kg背負って勝っているのは評価しなければいけない。スワンSでは並みいる古馬を相手にレコード勝ちである。軽い馬場の決め手勝負ならこの馬にもチャンスはある。前走6着も34.1で上がっており展開が向かなかっただけといえる。とにかくこの馬が好走できるかどうかは展開次第なのである。 |
消し | 最近の1200mのG1では、先行押し切りというのが勝ちパターンとなっている。追い込み馬が台頭するのは苦しそうである。自分で競馬を作れないということは、展開に左右されるということで、信用はしづらいタイプだといえる。そして、何よりも連闘は常識的には苦しいものである。 | |
エイティーグロー (牡6・藤田57) |
買い | 重賞で3度連対している実績はなかなかといえる。1800mでも好走経験があるが、基本的には1200mが得意距離のようである。 |
消し | 常識的には連闘は苦しい。前走8着も叩かれ2戦目にしてはさみしい結果である。実力不足と言いたくなる。実際に重賞を勝っていないように、決め手もない馬なのだろう。今回は掲示板なら上出来というところだろう。 | |
スキーミュージック (牡5・福永57) |
買い | 中日スポーツ4歳S2着。中京の1200m重賞で連対しているのは好材料である。 |
消し | 古馬になってからは凡走ばかりである。早熟馬だったと見るべきだろう。連闘だし、巻き返しは苦しすぎる。 |