G1宝塚記念の結果
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
馬番連勝複式 軸8--1-4-6-11(変則)
|
|
馬名 | 買い&捨て | |
バブルガムフェロー (牡5・蛯名正58) |
買い | H8天皇賞秋優勝、H9鳴尾記念優勝。4歳で天皇賞を穫っていることでとてつもない馬であることは明白である。前走も長期休み明けなどの不安があったにもかかわらず強い勝ち方をしている。一度叩かれた今回は前回以上に期待できるとみるべきだろう。斤量が58kgに減るのもプラスである。前走の勝ちで荒れている阪神コースが問題ないことも証明している。距離も200m延びるだけなら問題ないだろう。先行できる脚質で展開にも左右されない。 |
消し | ジャパンカップで惨敗している以上、完全には信用しきれない。距離が長かったのか、気分屋なのか、体調が悪いとまったく走らないのか、私にはまだ分かっていない。距離だとすれば今回も微妙である。2200m以上で連対実績がない以上信用しにくい。気分屋ということはないと思うが、そであれば分かるはずがない。体調の問題なら、前走の大幅マイナス体重が不安材料となる。輸送で減ったということは、中2週での再輸送では馬体重増は期待できないのではないか。鳴尾記念はメンバーに恵まれて何とかなったが、今回の相手はタイキブリザードとマーベラスサンデーである。100%の出来でなければあまりに苦しい。馬体が回復しなければ勝つのは難しいと思える。 | |
マーベラスサンデー (牡6・武豊58) |
買い | H8有馬記念2着、H9大阪杯優勝。どんな距離もこなし大崩れしないというのが、この馬の最大の魅力である。G2G3では1度も負けていないことでよく分かる。この馬が負ける理由は実力負けだけなのである。負けた相手はローレル、トップガン、バブルガムだけであり、今回唯一出走するバブルガムに不安があるとなれば、当然この馬が台頭する。実績からすると2200mはほぼベストの距離と思える。このメンバーなら最大のチャンスといえる。 |
消し | なんだかんだ言ってもG1勝ちがないのは実力がない証拠である。3強のうちの1頭ではあるが、ローレルとトップガンには逆立ちしても勝てそうにない。天皇賞秋でバブルガムに完敗しているのもいただけない。さらに最大の強敵ともいえるタイキブリザードが参戦するとあっては、またまた3着という結果が見えてくる。とにかく、G1馬2頭に実力を出し切られると、この馬はあまりに厳しくなる。 | |
ダンスパートナー (牝6・河内56) |
買い | H7オークス優勝、H8エリザベス女王杯優勝。牝馬限定とはいえG1を2勝している実績は評価しなければいけない。昨年の宝塚記念3着や京阪杯優勝などの実績から見て2200mという距離はベストである。不安のあった前走を1度叩かれて調子は上向いているはずである。 |
消し | G2以上の混合戦になると掲示板には載るのだが、どうしても連対できない。結局はそれだけの実力しかないということなのだろう。上位人気3頭を逆転するのは難しいと判断せざる得ない。 | |
タイキブリザード (牡7・岡部58) |
買い | H9安田記念優勝、H8安田記念2着、H7宝塚記念2着、H7有馬記念2着。とにかく安定した走りをする馬である。ただG1でもほとんど連対しているように、ただ好走するだけという意味あいでは決してない。前走念願のG1を制覇したように実力はピカ一である。今までは運がなかっただけなのである。距離も安田記念を穫り、有馬記念で連対した馬に不安があるはずがない。少なくてもマイルよりは合っているのだはないか。6歳になってから連対を外していないように、一番充実している時だろう。岡部がこの馬を選んだのも心強い。 |
消し | 京王杯SCで掛かっていたのが不安である。最近は短いところばかりで折り合いはそれほど関係なかったが、2200mではそうはいかない。それほど速いペースは期待できないだけに、折り合いが最大のポイントになるだろう。あとは、マーベラスとバブルガムの中距離実績馬との力関係がどうかである。前走の安田記念はメンバーに恵まれたということは否めない。実力負けで3着も考えられる。 | |
ローゼンカバリー (牡5・横山典58) |
買い | H8セントライト記念優勝、H9AJC杯優勝、H9日経賞優勝。G2を3勝している実績はなかなかである。2200mのG2で2勝していることからして距離はほぼベストといえる。この馬はとにかく道悪が得意というか、時計のかかる馬場が得意である。今の阪神馬場は最大の見方となる。この距離、この馬場ならチャンスは十分である。 |
消し | 前走目黒記念で5着に負けているのは問題である。格下相手にあまりに情けない負け方であった。決め手不足が目立つタイプなので、どうしてもG1や軽い馬場では連対できないタイプに感じる。上位人気馬を逆転するのは厳しそう。 | |
ゼネラリスト (牡5・松永幹58) |
買い | H9金鯱賞優勝。G2を1勝しているのは評価しなければいけない。前々走は日本レコードで2000mを勝っている。馬場に恵まれたとはいえ、実力がなければ日本レコードなど出せるはずがない。 |
消し | 前走の鳴尾記念を惨敗したことで底を見せてしまった。休み明け3戦消化したので、調子は下降することはあっても、上昇することはないだろう。巻き返しはかなり厳しいと思える。阪神の荒れた馬場も苦手のようである。2200mも経験がなく信用できない。マイルでも実績があることからすると少し長い気もする。 | |
ユウトウセイ (牡8・四位58) |
買い | H9京都記念優勝、H9大阪杯2着。ロイヤルタッチに2度完勝しているようにG1級の力はある。京都記念を勝っているので2200mはほぼベストとみていいだろう。昨秋から使われ続けていたので、3カ月休んだのはリフレッシュできてプラスに出そう。芝では10戦8連対と安定した成績を残している。大崩れはないだろう。 |
消し | 前走大阪杯でマーベラスサンデーに完敗している。少なくてもこの馬を逆転するのは無理だろう。雰囲気としてG1を穫れる器には感じられない。3カ月開いたのもマイナスに出るかもしれない。8歳という年齢からしても上積みは期待できない。 | |
ナリタキングオー (牡6・福永58) |
買い | H7スプリングS優勝、H7京都新聞杯優勝、他G3-1勝。4歳時に重賞3勝した実績は評価できる。先行してしぶといタイプなので、とにかく先手さえ取ればおもしろい。休み明けを2度叩かれたので状態はさらに上向いている可能性が高い。 |
消し | 古馬になってからまったく好走していない。期待された前走すら6着では話にならない。G1で巻き返すなんて考えにくい。もう終わってしまった馬だと判断されても仕方ない。 | |
ヤシマソブリン (牡7・坂井58) |
買い | H6菊花賞2着、H6ラジオたんぱ賞優勝。4歳時はほぼ文句のない成績だった。古馬になってまったくダメだったが、最近になって復調してきた。前走も吾妻小富士賞で勝ち調子のいいところを見せています。1800mから3000mまでで連対していることからすると距離は問題なさそう。 |
消し | 最近復調してきたといっても、好走はオープン特別ばかりである。G3でも好走できないようではG1ではちょっと苦しい。中1週のローテーションもマイナスである。4歳時の勢いはないといえる。 | |
セトステイヤー (騙6・上村58) |
買い | 鳴尾記念4着で日本の馬場にも対応できることを証明した。休み明けを1度叩かれて上向いているかもしれない。日本の環境にも慣れてきた頃ではないか。 |
消し | 前走4着も内容はあまりよくない。G1で連対できるほどの実力はないのではないか。中2週で大きく馬が変わるとは考えにくい。 | |
ザフォリア (牡5・熊沢58) |
買い | H8京都4歳特別優勝、H8函館記念2着。掲示板をほとんど外さない安定した走りをしている。最近の走りも調子落ちは感じない。 |
消し | 古馬になってからは連対すら経験していない。好走するのはいいのだが連対できないのは問題である。G1でいきなり連対できるとは考えにくい。どんなにがんばっても4、5着ではないか。 | |
シーズグレイス (牝5・未定56) |
買い | H8ローズS2着、他G3-2着1回。エリザベス女王杯3着もある。とにかく気持ちよく走れればしぶとい走りをする馬である。 |
消し | 去年は牝馬限定戦で好走していたが、今年になってからはまったくいいところがない。重賞勝ちもないような馬がG1で連対するのは苦しそう。 |