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G3東京新聞杯の反省

G3東京新聞杯の結果
13-03ベストタイアップ 岡部 1.33.7---33.9 450kg0 1人気
28-11ユノペンタゴン 的場 1.33.91.1/234.3 440kg+2 6人気
38-10オフサイドトラップ 安田富 1.34.0クビ34.9 468kg0 3人気
44-04クラウンシチー 柴田善 1.34.0クビ34.7 502kg0 8人気
55-05ツクバシンフォニー 横山典 1.34.0クビ35.0 490kg+10 2人気
単勝130円 枠連340円
複勝100円 280円 170円 馬連890円
予想と見解 好材料と不安材料
G3東京新聞杯の感想
  • やっと連敗を脱出した。少しほっとした。しかもこのページを始めてから、初めての本命対抗での勝利である。やはり本線での的中は、配当どがえしでうれしい。でも配当が8.9倍ではそれほど喜んでもいられないか。まあとにかく連敗を脱出しただけでよしとしよう。このつきが逃げないようにしなければならない。
  • いやぁーしかし、ベストタイアップは強かった。まあ人気が単勝1.3倍とずば抜けていたことからも分かるとおり、こんなメンバーでは当たり前なのだが、完全に格の違いを見せつけた感じである。平均ペースよりやや遅い追い込み不利の展開で最後方から差しきってしまった33秒台の末脚は凄い。ラスト直線で行くところがなくなったが、この馬には直線など200mもあれば十分であった。これだけの強さならG1でも十分勝負になる、はずであった。しかし、なんとこのレースで骨折してしまった。あまりに悲しい現実である。もしかしたら年内だめかもしれないらしい。年齢的にみてもあまりに痛すぎる骨折である。これでほとんどG1の夢は消えてしまったかもしれない。でも、夢を捨てずに復活してほしい。この強烈な末脚をまた我々に見せてほしい。
  • 2着はユノペンタゴンだった。私の対抗評価に応えてくれる走りをしてくれて本当にうれしい。なんでこの馬が6番人気だったのだろう。どう考えたっておかしいと思う。まあそのおかげで、ちょっとだけ配当が高くなったのだからいいことなのだが。とにかく、洛陽Sと昨年の京成杯の走りを見る限りでは、これくらい走ってしかるべき馬である。基本的にマイルでしか好走していないのだから、それ以外の着順はすべて無視すべきである。確かに試金石の一戦で微妙な立場ではあったが、OPクラスで勝っていない馬より人気がないというのはやはりおかしい。とにかく、この走りでこの馬のマイラーとしての能力を評価するべきである。34.3で上がった末脚はこれからも目が離せない。しかし、ベストタイアップとの差はあまりに決定的である。G1ではかなり苦しそうな感じがする。また不器用な感じもするので小回りコースにも少し不安が残る。
  • 3着はオフサイドトラップであった。私はこの馬が好きになれずに消したのだが、かなり危なかった。好き嫌いで馬券を買うのは悪いことではないが、やはり大怪我をすることにもなりかねない。損をしたくなかったら、冷静な判断も必要だということだろう。まあ今回は私の言ったとおりに、決め手のなさで3着に終わったのだから予想どおりということになるであろう。まあそういうことにして下さい。今回の好走は斤量54kgが良かったのだろう。前回よりも3kgも軽いんだからこれくらい走って当然かもしれない。また、安田富騎手は「この馬は1400〜1600の方がいい」と言ったらしい。そうであれば、距離短縮もプラスだったということなのだろう。これで、この馬の評価もまた難しくなる。もしかしたら1400mで、信じられない決め手をみせてくれるかもしれない。
  • 4着クラウンシチーであった。やはり軽い馬場の方がいいのだろう。2着3着との差は斤量の差だと思うので力負けではない。一瞬抜け出してきそうな感じだったので、力が入ったのだが最後の最後で力つきてしまった。まあそれでも私の期待によく応えてくれた方だろう。今回の走りで底を見せてしまった感じがするが、G3戦ならまだまだ戦えそうである。上がりのかかる展開になれば、この馬の末脚が炸裂してもおかしくない。
  • 5着はツクバシンフォニーであった。2人気だったが、長期休み明けで馬体重+10ではこの着順がいいところだろう。さすがに能力だけで勝つことはできなかったようだ。未知数があまりに多かったので、この人気この着順は仕方ない。一度使われたことで、次の走りにはかなり期待できるだろう。この馬の本当の評価は次の走りを見てからするのがいいと思う。次はもう言い訳ができないから、もし惨敗するようであればこの馬の能力に疑問を持たなければいけない。もう1戦ようすを見るのがいいと思う。
  • 7着ランフォーローズは、意外と人気があってびっくりした。やはり昇級初戦ではこれが精一杯だろう。
  • 8着メジロブロスは、悪い走りではなさそうだから実力なのだろう。もう少し速い展開にならないと苦しそうである。展開さえ向けば、なんとかなりそうな感じもするので、まだ見限ることはないだろう。ただ、自分ではレースを作れそうにないので、信用もできないと言うことになる。
  • 9着サイレントキラーもこんなものだろう。OP勝ちを経験していないようにまだまだ実力不足ということだろう。ちょっと人気になりすぎである。
  • 11着ビコーアルファーは、今回これだけ惨敗するとどうしようもない。確かに前に行きすぎたかもしれないが、もう年齢的にだめなのかもしれない。もう見限った方がいいかも。
  • その他の馬は特に述べることもないだろう。
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    参考
    G3東京新聞杯の予想
    結論
    馬番連勝複式 軸3--2-4-5-8-9-11
    • ベストタイアップ(3-3)
      1. ユノペンタンゴン(8-11)
      2. ツクバシンフォニー(5-5)
      3. クラウンシチー(4-4)
      4. メジロブロス(7-8)
      5. ビコーアルファー(7-9)
      6. サイレントキラー(2-2)
    にへい君の見解
  • このレースは、今までの傾向を見る限りでは、特にG1安田記念につながるレースとは思えない。去年のトロットサンダーは、マイルCSを勝っていることもあり、もともと強かったのだから例外とみるべきである。今回出走予定だったヒシアケボノを見ても分かるとおり、G1で有力視される馬がこのレースに出てくると斤量60kgは背負わなくてはならないのであり、本当に強い馬が出走してくることはないのである。結局、これからG1を目指そうとする馬とG3で賞金を稼ごうという馬の戦いになるのであり、レベルの高いレースは期待できないと思える。
  • 今回のメンバーを見ると、中山金杯を圧勝したベストタイアップがおり、他のメンバーを圧倒している感じがする。それ以外は例年と変わらないようなメンバー構成だと思われる。強い馬がいないレースで賞金をしっかりいただこうという争いになりそうである。
  • 私の本命はもちろんベストタイアップである。今回のメンバーで真剣にG1を狙っているのはこの馬だけであろう。安田記念と同じ条件なのでぶざまなレースはできないはずである。前走不安材料たっぷりの中山金杯を圧勝したことで、今回のレースの優位性がはっきりしている。まず東京コース大得意である。強烈な末脚を武器にするこの馬にとって、スピード勝負の軽い馬場は大歓迎である。前走トップハンデの57kgと今回別定の57kgでは意味あいがまったく違う。距離も長いよりは短い方がいいだろう。マイル戦なら極端なスローペースになることはないので、展開も味方になる。これだけいい材料が揃っていれば、負けることの方が難しそうである。ただ、展開は絶対とはいえないし、距離も少し短いという不安は拭えない。こういう気むずかしい馬は、死角のないときほど走らなかったりするのが一番恐い。それでも相手関係を考えるとこの馬を軸にするしかないと判断する。
  • 対抗はユノペンタゴンにする。前走洛陽Sで大化けした馬である。今まで2000m以上のレースで凡走を繰り返していたので、この馬はマイルが合っているのだろう。強烈な末脚を武器にしているだけに東京の長い直線はこの馬の味方になると思う。去年の京成杯でハナ差2着している実績もあるのでコースには不安はない。この馬が好走できるかどうかは単純に相手関係だけであろう。私はこのメンバーなら十分勝負とみた。ただ、OP特別を勝ったからといって、重賞で同じ走りができるかどうかは分からない。試金石の一戦といえる。
  • 単穴はやはりツクバシンフォニーである。NHKマイルCで2着した実績はこのメンバーでは上位である。重賞戦線をほとんど2着している安定感もいい。このメンバーなら能力が違うということもある。しかし、休み明けで古馬初挑戦ではあまり信用はできない。あまりに未知数が多すぎる。このくらいの評価で様子をみるべきだろう。
  • 4番手はクラウンシチーにする。最近凡走続きであるが、東京に替わっての変わり身に期待しての評価である。もともと東京を得意としていた馬なので、56kgなら十分戦える。アイルランドTで5着だったが、その時のメンバーより今回のメンバーの方が弱そうな感じがする。とにかく、東京の軽い馬場でこの馬の末脚が爆発することを期待する。もちろん、今までの走りからあまり期待するのも酷な感じはする。
  • 5番手はメジロブロスにする。3連勝のあと中山のOPで2連敗してしまった。前走なんかは15着惨敗である。底を見せてしまった感じもするが、実はこの馬は東京でしか勝っていないのである。しかも34秒台の決め手勝負での勝ちばかりである。東京の軽い馬場なら一気に重賞制覇も夢ではない。この馬を見限るのは、今回のレースを見てからにするべきである。
  • 6番手はビコーアルファーである。いままで重賞やOPを幾度となく好走しており、ときたま連対する存在はG3では不気味で仕方がない。こういう馬は人気がないときに限って好走するものである。斤量が1kg減るのも見逃してはいけない。年齢的に実力が落ちていることも考えられるだけに評価としてはここまでだろう。
  • 7番手はサイレントキラーである。準OPを勝ち上がったばかりだが、重賞連対経験もあり侮れない。前走はまだ絞れる余地がある体での勝利であるだけに、まだまだ上積みが期待できる。藤沢厩舎2頭出しなので、1頭は連に絡みそうな気配もする。ただ、準OPでけっこう足踏みしたので、重賞でどうかという不安は残る。私の馬券はここまでである。
  • 8番手はオフサイドトラップである。本来ならこの馬をこんな評価にすべきでないのは分かっている。しかし私はこの馬にアメリカJCCで痛い目にあっているので(別にこの馬が悪いんじゃなくて選んだ私が悪いのだが)買いたくない。時計のかかる中山で好走しても、決め手のないこの馬には東京の軽い馬場しかもマイル戦は苦しいと判断する。
  • 9番手はランフォーローズである。藤沢厩舎の2頭出しのしかも人気のない方がこの馬である。2頭出しは人気薄を狙えというだけに気になる存在だが、私は素直に昇級初戦では苦しいと判断した。
  • 10番手はケントニーオーである。マイル得意で侮れない感じもするが、もう昔の実力は維持していないと判断する。ローカル場所ならともかく中央場所ではもう出番はないだろう。
  • 11番手はトライディードである。去年のこのレースで4着している以外、OPでの入着はない。年齢的に巻き返しは苦しいだろう。
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    G3東京新聞杯出走馬
    馬名 買い&捨て
    ベストタイアップ
    (牡6・岡部57)
    買い H8H9中山金杯優勝。H8天皇賞6着。重賞を2勝している実績はこのメンバーでは抜けている。前走の中山金杯もトップハンデで圧勝しているので調子もいいだろう。G1を狙うならここでは負けられない。得意の東京コースで得意の末脚が炸裂しそうである。11月に1400mで連対しているので距離短縮も問題ない。その時の相手が先週重賞を勝ったエイシンバーリンなのだから悲観する必要はない。マイルまでなら守備範囲とみるべきである。気性の難しいこの馬に再び岡部騎手が乗ってくれるのも心強い。
    捨て この馬は基本的に気性に問題がある。追い込みしかできないのはそのせいである。先週のクイーンCのようなレース展開になると自分からは動けないだけに苦しい。人気馬が自分でレースを作れないのはあまりに痛すぎる。
    ユノペンタンゴン
    (牡5・的場54)
    買い H8京成杯2着。前走万馬券を叩きだした馬である。大外からごぼう抜きした末脚は、東京コースでさらに威力を発揮しそうである。勢いはかなりあるはずである。いままで長い距離で使われていたが、4連対しているマイルが一番あっているのであろう。去年の京成杯でサクラスピードオーのハナ差2着しているだけに、同じ舞台の今回も期待できる。
    捨て アーリントンC(G3)、NHKマイルC(G1)では、マイルであったにもかかわらず惨敗している。前走はあくまでもOP特別での好走であり、重賞ではまだまだ役不足といえるかもしれない。前走は人気薄で気軽に乗れたということもある。こういう馬は人気になると来ないものである。ペリエ騎手が乗ってくれないのも痛い。
    ツクバシンフォニー
    (牡5・横山典55)
    買い H8弥生賞(G2)、H8NHKマイルC(G1)2着。G1G2で2着している実績は上位ランクである。距離もNHKマイルCの実績から問題になるはずがない。休み明けも能力が違いすぎる。3着1度以外はすべて連対していることで、安定感のあることが分かる。このメンバーなら2着は外しそうにない。
    捨て やはり長期休み明けは心配である。いくら能力が高くても走ってみるまでは分からない。それ以前にいくら去年の春に好走していても、成長しているかどうかは分からない。結局のところ、走らせてみないと何も分からないということである。今回はあくまで様子をみるのがいいだろう。
    メジロブロス
    (騙5・吉田54)
    買い 前走、前々走とOPクラスで負けているが、中山コースでの話である。この馬は東京で4勝すべての勝ち星をあげている。東京コースがあっているのだろう。この馬が好走するときは34秒台の決め手で勝っているので、軽い芝の方がよさそうである。大化けは十分考えられる。距離適正判断は微妙なとことであるが、少なくても守備範囲だろう。
    捨て OPクラスで2連敗していることで、底を見せてしまった感じである。OPクラスで連対できない馬が重賞でどうであろうか。持ちタイムもたいしたことはない。マイル戦績5戦1勝という実績が気になる。
    クラウンシチー
    (牡8・柴田善56)
    買い H8京王杯AH優勝。もちろんマイルはベストの距離だろう。準オープンだったとはいえ中山の1800mをレコードで勝ったこともある。スピード勝負も望むところである。東京で5勝しているので、東京の方があっていると思われる。アイルランドTで5着だったが、相手を見ると今回の方が弱いような感じもする。このメンバーなら十分勝負だろう。
    捨て 京王杯を勝っているといっても斤量54kgだったことを考えれば、かなり恵まれていたといえる。別定戦では役不足かもしれない。惨敗が続いているので調子が落ちているとも考えられる。
    ケントニーオー
    (牡8・中舘55)
    買い H8新潟日報賞優勝、H6東京新聞杯2着。ずいぶん前になるが、このレースで2着している実績はプラスである。もちろんマイルはベストの距離である。去年の新潟日報賞を勝っていることで、まだまだ実力が衰えていないことを証明している。非力なタイプなので、中山よりは東京の方がいいだろう。
    捨て 前走金杯を出走取消しており、体調が本当に回復しているのか疑問である。東京新聞杯2着したのも、3年前の全盛期のときのことである。いくらなんでも、この年齢では同じ結果は苦しいだろう。今の実力では坂のないコースでないと苦しいのではないか。
    サイレントキラー
    (牡6・ペリエ55)
    買い H7ラジオたんぱ賞(G3)、H7キャピタルS2着。前走準OPを勝ち上がったのだが、OP実績もそれなりにある。去年の東京新聞杯でも5着とがんばっている。マイルで4勝しているので、距離はベストだろう。2走前3走前に準OPで負けているが、両方とも休み明けだったことを考えるとやむを得ないといえる。しかも、重め残りだったとも考えられる。そうであれば、まだまだ絞れる余地があるわけで、上積みが期待できることになる。藤沢厩舎の2頭出しは気になる。
    捨て 重賞連対経験はあるものの、条件戦でなかなか勝ちきれなかったのがやっぱり気になる。なかなか絞れないタイプらしいので、今回も重い状態での出走になるのではないか。さすがに重賞になるとベスト体重と思われる520kg台での出走にならないと苦しそうである。
    トライディード
    (牡8・蛯沢54)
    買い OPクラスで最もいい成績を残したのは、去年のこのレース4着である。このレースとは相性が良さそうである。マイルは最も得意とする距離だろう。いままでの惨敗も馬体重が減りすぎていたこともあるので、もう少し増えてくると大化けするかもしれない。
    捨て 6歳でOP入りしたものの、その後連対すら経験していない。OPクラスでは実力不足と言っていいだろう。重賞ならなおさら苦しい。年齢的にも去年よりよくなっているとは思えない。
    ビコーアルファー
    (牡8・大塚57)
    買い H8京王杯AH、H7京王杯SC2着。その他OPクラスを3勝している。重賞で数多くの好走を経験しており、簡単には切れない存在である。1400mがベストだと思われるが、マイルまでなら守備範囲だろう。過去3走は58kg背負っており、今回57kgに減るのはプラス材料である。前走よりは期待できそうである。
    捨て 京王杯AHで連対してから、重賞どころかOP特別でも連対していない。やはりハンデ戦と別定戦の違いなのだろうか。そうであれば、今回の別定戦も苦しい戦いになりそうである。距離もできればもう1F短い方がいいという感じだろう。
    ランフォーローズ
    (騙7・蛯名正55)
    買い 前走準OPとはいえマイルで勝ち上がっているのは好材料である。斤量が2kg減るのもいい。前走1番人気で勝っていることで準OPでは実力が違うことを証明している。藤沢厩舎の2頭出しは気になる。しかもこの馬は人気薄の方である。
    捨て しょせん重賞初挑戦である。7歳にしての初挑戦はちょっと遅すぎる感じはする。大物感というのは感じられない。準OPで少しもたついていたのも気になる。まだまだ実力不足というか、OP入りしただけでよしとすべき馬なのではないか。掲示板にのれれば上出来だろう。
    オフサイドトラップ
    (牡7・安田富54)
    買い 前走アメリカJCC(G2)を4着した。普通に考えるとG2で4着は評価しなければならない。この馬の得意距離は1800mだと思われるだけに、マイルは十分守備範囲だろう。2200mよりはいい走りをするのではないか。G3でこのメンバーなら勝機はある。斤量が一気に3kg減ることに注意しなければならない。
    捨て 脚元が弱い馬だけに中1週のローテーションはマイナスだろう。この馬は常に好走はするのだが、底力に欠ける感じがしてどうしても勝ち切れない。この勝負弱さには魅了は感じられない。決め手のないこの馬がマイルで好走するとは考えにくい。
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