G1安田記念の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸10--4-5-8-9-12-16
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馬名 | 買い&捨て | |
アマジックマン (牡6・武豊58) |
買い | 20戦6勝。G1-1勝、G2-1勝、G3-3勝。勝ち鞍は全て1400〜1600mである。持ちタイムは1600m-1.33.7、1400m-1.20.3。1400mのタイムはタイキブリザードのレコードよりも上である。しかも稍重でのタイムらしい。東京の軽い馬場も問題なさそう。仏G1も穫っているので格も問題ない。力を出しきれる状態なら、日本馬は相手にしてもらえないかもしれない。とにかく、数字を見る限りではかなり強い馬である。 |
消し | 環境の違いは大きなマイナスである。現にジャパンカップで海外の有力馬が次々と日本馬に敗れ去っている。環境の違いにとまどうタイプであれば、競馬にならずに終わることも十分に考えられる。また、8カ月の休み明けも大きなマイナスとなる。実績からは叩かれて調子を上げていくタイプのように思える。 | |
タイキブリザード (牡7・岡部58) |
買い | H7宝塚記念2着、H7有馬記念2着、H8安田記念2着、H9京王杯SC優勝、H8大阪杯優勝。G1で3度2着している実績はかなり凄い。前走も短いと思われた1400m戦でレコード勝ちである。特にスタミナ重視のレースでもなかっただけに、スピードも超1級品であることを証明している。もちろんスタミナの方は有馬記念2着から文句がない。18戦13連対で5着以下はBCだけであり、安定度もずば抜けている。 |
消し | 休み明けでのレコードはけっこう反動があるものである。どんな場合でも、体調というのは徐々に上げていくのが望ましいものであり、急な激走は体がびっくりして疲れがなかなか取れないものである。 | |
オースミマックス (牡7・菊沢徳58) |
買い | H9小倉大賞典優勝、H9京王杯SC2着。G2での連対は実力の証明である。7歳になって重賞初制覇と調子を上げており、その勢いがまだ続いている。もともとマイル以上で実績がある馬が1400mで好走したのだから、よっぽど調子がいいのだろう。もちろん距離延長もプラスになるはずである。今の調子ならG1連対も夢ではない。 |
消し | 今までの戦績があまりに地味である。前走は前残りの展開に恵まれたというだけかもしれない。レース内容も、どう転がってもタイキブリザードには勝てそうにないというものであった。1度好走しただけではあまり信用できない。現に小倉大賞典で勝った後にあっさりと弱小メンバーで4着に負けている。 | |
ヤマニンパラダイス (牝6・熊沢56) |
買い | H6阪神3歳S優勝。H9京都牝馬特別2着。3歳時は3戦3勝で全てレコード勝ちというとんでもない馬だった。故障も重なり大スランプに陥っていたが、今年になって復活してきた。前走京王杯も上がり34.2という末脚で3着を確保しており、混合戦でも戦えることを証明している。1200mで惨敗を喫し、マイルで好成績を残しているので、距離延長はプラスと考えていいだろう。 |
消し | 古馬重賞での勝ちがない。重賞連対も1度だけである。しかも牝馬限定戦である。実績はG1出走馬としては平凡なもといえる。けっきょく、勝ちきれないというのは実力がない証拠と言われても仕方ないのである。今回も好走するも3着までということになるかも。 | |
タイキフォーチュン (牡5・柴田善58) |
買い | H8NHKマイルC優勝、H8毎日杯優勝。去年のNHKマイルCでは1.32.6というとんでもないタイムで勝っている。4歳の馬が叩き出す時計ではない。距離コースとも問題になるわけがない。昨秋はいまいちの成績で終わってしまったが、前走京王杯で33.5というとんでもない末脚で4着にきており、復活をアピールしている。有馬記念惨敗を考えても、この馬の適性距離は1600m〜2000mだろう。距離延長で一気に逆転も夢ではない。同じタイキでも実はこの馬かもしれない。 |
消し | この馬は12戦して5度しか掲示板に載っていない。内訳は1着4回、前走の4着1回である。つまり、この馬はまともに走ればとてつもなく強いのだが、走らない時はまったく走らないというタイプなのである。複勝よりも単勝でしか買えない馬である。人気がない時は買いだが、人気になるようだとあまりに危険な馬といえる。古馬となってからは連対すら経験していないので、伸び悩んでいる早熟馬とも考えられる。 | |
ジェニュイン (牡6・田中勝58) |
買い | H7皐月賞優勝、H8マイルCS優勝、H7ダービー2着、H7天皇賞秋2着。G1を2勝している実績はかなり凄い。昨秋のマイルCSは他を寄せ付けない危なげのない勝ち方であった。今回は王者としてこのレースに挑むことになる。好位差しという戦法なので、どんな展開にも対応できるのも魅力である。 |
消し | 骨折休み明けは大問題である。本当に半年で復調できるのだろうか。しかも昨年の天皇賞秋で休み明けで14着に惨敗していることからも、鉄砲が得意なタイプとは思えない。いくら実績のある馬だと言っても、あまりに厳しい戦いになりそうである。ちなみに昨年のこのレースは4着でタイキブリザードに完敗している。 | |
ショウリノメガミ (牝7・福永56) |
買い | H8マイルCS2着、H9中山牝馬S優勝、H8京都牝馬特別優勝。とにかく末脚が切れる馬である。昨秋のマイルCSも直線だけで2着をゲットした。東京のマイルもH8アイルランドTで上がり33.9という末脚で勝っており、相性のいいコースといえる。前走京王杯7着も上がりは34.0をマークしており、展開が向かなかっただけである。追い込み有利の展開になれば、この馬の決め手が生きる。距離もマイルで好成績を残しており、1400mよりは数段いいはずである。 |
消し | 前走でよく分かるように、とにかく展開が向かなければ、ジ・エンドである。そういう意味では軸にはできないタイプである。現に好走するときはほとんどハイペースである。今回は京王杯のようなペースになるかもしれないだけに、かなり厳しい状況かもしれない。マイルCS2着もメンバー的に恵まれた感じは否めない。 | |
スピードワールド (牡4・田原54) |
買い | H9京成杯優勝。5戦4勝ですべて圧勝である。NHKマイルCに出ていれば、ほぼ間違いなく1人気になっていた馬である。すでに4歳馬とは思えない走りをしているのである。斤量54kgも古馬とは4kgも開きがあり、かなり恵まれている。まだ底を見せていないだけに、もしかするかもしれない。 |
消し | しょせん4歳馬である。この時期に古馬に勝とうなんて常識では考えられない。1800m戦で1度負けていることからすると、スタミナに一抹の不安を感じる。それに、この馬はスタートがよくないのである。これだけ強いメンバーが相手だと致命傷となる。 | |
エイシンバーリン (牝6・吉田56) |
買い | H9高松宮杯2着、H9シルクロードS優勝、京都牝馬特別優勝。重賞4勝の実績はなかなかである。しかも3勝はマイル戦である。前々走シルクロードSでは日本レコードで勝っており、半端じゃないスピードも証明している。典型的な逃げ馬でマイペースで逃げるとかなりしぶとい。前走は逃げられなかったのに2着を確保しており、成長もうかがえる。 |
消し | 1800mになるとまったく走らず、1200mで日本レコードということは、マイルが上限だということになる。G1マイルは1800mのスタミナが要求されるもので、スタミナ不足も考えられる。前走逃げられなくても2着を確保したが、1200m戦だから大丈夫だったといえる。マイルではさすがに逃げなければダメだろう。ただ、このメンバーでは楽な逃げはできそうにない。かなり厳しい戦いになるかもしれない。 | |
スギノハヤカゼ (牡5・田島裕58) |
買い | H8スワンS優勝、H8中日スポーツ4歳S優勝、H8アーリントンC優勝。スワンSでは日本レコードで勝っており、軽い馬場のスピード勝負を得意としている馬である。マイル重賞を勝っている実績もあるので、距離は守備範囲だろう。スワンSのようなレースをすればチャンスはある。前走も4着と徐々に調子が上がっているようなので、軽い馬場を味方に一気に逆転しても不思議はない。 |
消し | スワンSでは強烈な決め手を見せたが、それ以外のレースでは切れるという脚が見られない。かえって決め手のなさが目立つくらいである。距離もマイルで2度着外していることからすると、少し距離が長いのかもしれない。G1で見せ場を作れないことからすると、実力がないということなのかもしれない。 | |
ビコーペガサス (牡7・横山典58) |
買い | H7セントウルS優勝、H6京成杯優勝、H6H7スプリングS2着、H8高松宮杯2着、H9シルクロードS2着。1200m戦とはいえG1で3度2着している実績はなかなかである。マイル重賞を勝っているし、安田記念も昨年5着、一昨年4着と安定した走りをしているので、マイルがまったくダメなわけではない。7歳であるが、シルクロードS2着でまだまだ元気なところを見せているし、まだまだ侮れない存在である。 |
消し | G1では1200mでしか実績がない。G1だけならともかく、G2G3のマイル戦でも勝てないのだから、マイルは距離が長いとみるのが自然だろう。2着が多いという決め手のなさもかなり気になる。歳をとって安定感がなくなってきたのも気になる。もうG1では出番がないのではないか。 | |
ロイヤルスズカ (牡5・南井58) |
買い | ダービー卿CT優勝、マイラーズカップ2着。急成長で躍進してきた上がり馬といえる。5歳とまだ若くさらに成長しているかもしれない。G3を勝ち、G2で連対している実績はそれなりに評価しなければいけない。成績も安定しており、オープン入りしてからは、4着を外していない。まだ底を見せていない感じがするので、気になる存在である。 |
消し | 前走重賞を勝ったが、道悪でのものである。良馬場では僅差で負けており、決め手と勝負根性に疑問を感じる。スピード勝負になるようだと不安は拭えない。G2で連対もメンバーに恵まれた感じもする。まだトップクラスとの直接対決がないので、G1級の実力があるかどうかはまだ判断できない。 | |
ナムラホームズ (牡5・上村58) |
買い | 都大路S優勝。ダートでの勝ちが多いが、芝OPでもなかなか好走している。前走ついに芝OPを勝ったことで、胸を張ってこのレースに挑んでくる。マイルで3連対しているので、挙炉はほぼベストといえる。 |
消し | 重賞では連対すらできないようでは、あまり信用できない。どちらかと言えばダートで活躍しているので、芝のG1では厳しいと言わざる得ない。1年以上使い続けているのもマイナスといえる。微妙に疲れがたまっていることも考えられる。 | |
ヒシアケボノ (牡6・角田58) |
買い | H7スプリングS優勝、H7スワンS優勝。1年前までは間違いなくG1級の馬だった。何と言っても昨年の安田記念3着馬である。今までの惨敗は体が重すぎたせいとも考えられる。体が絞れれば分からない。前走の568kgもまだまだ重い。せめて550kg台まで絞れるとおもしろい。また、典型的な叩き良化型であるのでローテーションは短い方がいい。大相撲の曙も復活したのだから、この馬ももしかしたら・・・・。 |
消し | 前々走15着、前走14着と惨敗続きである。まだまだ復調していないとみる方が自然である。しかもこの馬の適性距離は1200mだと思える。マイルではあまりに苦しすぎる。叩き良化型なら、一気に調子が上がるとは思えない。馬体重もあれだけ言われて、まったく絞れないのだから、もう信じられない。 | |
チアズサレンス (牡5・村本58) |
買い | H9オーシャンS優勝、H8スプリングS2着。スプリングS連対、名古屋友駿を勝っているので、距離は大丈夫という見方もできる。連対するか惨敗するかという極端なレースばかりなので、単にムラのあるタイプかもしれない。間違ってはまってしまうかも。 |
消し | 古馬になってからは1200mでしか実績がない。マイルを走れるスタミナはないという見解が自然だろう。得意距離の高松宮杯でも惨敗しているのだから、ここではあまりに苦しいといえる。G1級の馬とは思えない。 | |
クラウンシチー (牡8・中舘58) |
買い | H8京王杯AH優勝。もちろんマイルはベストの距離だろう。準オープンだったとはいえ中山の1800mをレコードで勝ったこともある。東京で5勝しているので、東京コースはあっている。前走も京王杯で5着とがんばっており勢いもある。距離が延びることはプラスなだけにおもしろい。 |
消し | 重賞勝ちもハンデ戦でのもの。あまり評価できない。東京得意も重賞では決め手不足で掲示板が精一杯である。これだけのメンバーのG1では、あまりに厳しい戦いになる。大崩れはないかもしれないが、連対までは苦しそう。 | |
マサラッキ (牡5・河内58) |
買い | マイルのベストタイムは1.33.0である。タイムはかなり優秀である。オープンで連対はないものの、走ったレースはG2とG1だけである。それで3着2回と5着なら上出来である。全て短距離戦だったので、マイルではまだ底を見せていないと言える。しかも前走は休み明けでのG1挑戦だったのだから、なおさら5着は評価できる。安定した走りを見せているだけに、少しでもゆっくりとレースをすすめるマイルの方が合っているかもしれない。叩かれた上積みも考えるとかなりおもしろい存在である。 |
消し | オープンでの連対がないので信用しにくい。好走はするが、決め手不足で連対はできないタイプとも考えられる。距離も条件戦のマイル戦であっさり負けていることからすると、不安は拭いきれない。データが少ないので判断が難しいが、実績がないのだから期待しすぎるのは問題である。 | |
ビートパッション (牡8・蛯名正58) |
買い | 正直言って買い目がない。なんで出走してくるんだろう。とてつもなく調子がいいのだろうか。 |
消し | 勝ちは全てダート1200mである。前走準OPで14着に負けているのにG1で好走するなんて考えられない。どう考えても非常識な出走である。 |