G2弥生賞の結果
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
馬番連勝複式 3-4-8-10-11(BOX)
|
|
馬名 | 買い&捨て | |
エアガッツ (牡4・横山典55) |
買い | ホープフルS優勝。朝日杯3着が光る。直線の末脚は他の馬を圧倒していた。3角の不利さえなければ勝っていたかもしれない。ホープフルSも馬群を割って伸びてきただけに、勝負根性もかなり凄いものをもっている。芝のレースだけなら4戦3勝で、外したのは朝日杯だけである。芝の切れ味はずば抜けていそうである。今年話題のメジロライアン産駒である。中山のOP2000mを勝っているので、距離コースとも問題になりそうにない。 |
消し | 重賞の連対経験がないのが少し気になる。ホープフルSも勝つには勝ったが僅差であっただけに他の有力馬との力関係は微妙である。いくら好走していても、それだけで信じるのはかなり危険である。持ちタイムがいいわけでもない。うまく言えないのだが、メジロブライトと比べると、あまり器の大きさを感じないのである。母父がニホンピロウイナーであるだけに、ちょっとスタミナに不安を感じる。時計の速い勝負になるとスタミナ不足でだめかもしれない。 | |
ランニングゲイル (牡4・武豊55) |
買い | 京都3歳S優勝。G1朝日杯で4着となかなかがんばっている。武騎手は3角の不利さえなければ勝っていたと豪語していた。前走の若駒S2着もエリモダンディーの決め手に屈したが、この馬も内容的には悪くはなかった。堅実なランニングフリー産駒らしく、マイル以上では掲示板を外したことがない。もちろん距離が伸びれば伸びるほどいいタイプだろう。朝日杯であれだけの走りができれば、2000mなら負けられない。鞍上武豊も信用できる。 |
消し | この馬は決め手がないように思える。前走の若駒Sでそれを証明してしまった感じである。エリモダンディーに2馬身差つけられたのは、決定的な差である。スローペースになると、決め手がないだけに苦しい戦いになるかもしれない。2000mではまだまだ距離が短いのかもしれない。力でねじ伏せるようなレースは期待できないだろう。 | |
サニーブライアン (牡4・大西55) |
買い | ジュニアC優勝。このとき、共同通信杯で2着3着したセイリュウオー、ペイストリーシェフに勝っている。しかも、ジュニアC2着のトキオエクセレントは、ホープフルSでエアガッツに僅差2着した馬である。これだけ実績を残している馬に勝ったのだから、この馬が弱いわけがない。2000mで好走しているので、スタミナのあるタイプなのだろう。 |
消し | 前走はスローペースの楽な逃げで後続馬を押さえきったものというようにも考えられる。展開に恵まれたことと、時計のかかる馬場が幸いしたということはいえる。マイル以下で好走していないのでスピード勝負には弱そうである。今のいい状態の馬場の決め手勝負ではかなり苦しいのではないか。 | |
サイレンススズカ (牡4・上村55) |
買い | 新馬戦を7馬身差で圧勝している。しかも、まったく追わずに1.35.2というタイムである。この時の京都のマイルの最高タイム1.34.7とは、0.5秒しか違わない。京都牝馬特別のエイシンバーリンの1.35.4よりは速いのである。これは、そこらへんの新馬勝ちとはわけがちがう。かなりの素質馬だと簡単に推測できる。2戦目で重賞制覇も夢ではない。ついに期待できるサンデーサイレンス産駒が出てきた。 |
消し | しょせん1勝馬である。競馬はただ走るだけでは勝てない。馬込みに入ったり、他馬と接触したりと今まで経験していないことにビックリして走るのをやめてしまうことは、よくあることである。経験がないというのは致命的なマイナスなのである。母が短距離で7勝したスプリンターだったらしい。もしかしたらスタミナはないかもしれない。スタミナを証明していないのでかなり不安である。 | |
オースミサンデー (牡4・ペリエ55) |
買い | 新馬、500万クラスを圧勝で2連勝している。名牝ロジータとサンデーサイレンスという超良血ぶりをぞんぶんに証明している。重賞初挑戦も期待がもてそうな雰囲気である。末脚がかなり長く使えるらしい。絶好調のペリエがのるのは心強い。 |
消し | 重賞初挑戦では信用しづらい。けっこうメンバーがそろっているだけに、試金石の一戦になりそうである。スタートに難がある馬らしく、重賞では致命的なミスになる。気性がまだまだ子供というコメントも目立っており、厳しいレース展開になると途中で競馬をやめる危険性はある。 | |
ゴッドスピード (牡4・石橋55) |
買い | 小倉3歳S、府中3歳S優勝。重賞を2勝している実績はメンバーNO1である。13着惨敗から巻き返したこともあるので、前走の11着はあまり見ない方がいいかもいしれない。レースぶりからはスタミナのあるタイプだと思われるので、2000mという距離は好材料だろう。叩かれ2戦目になるだけに、今回はだらしない競馬はできないだろう。 |
消し | 確かに重賞を2勝しているが、相手を考えるとそれほどいばれる内容でもない。これだけの実績を持ちながらまったく人気にならないことでも分かるとおり、強さをそれほど感じられないのである。なんというか、魅力がないのである。私はタイム的にみても、スピードがそれほどないのではないかと思っている。 | |
パーソナリティワン (牡4・徳吉55) |
買い | 新潟3歳S(G3)、アイビーS(op)優勝。いちおう重賞を勝っている。マイペースで逃げられれば、何とかなるかもしれない。 |
消し | 4歳になってからの走りを見る限りでは魅力を感じられない。早熟馬か短距離馬と判断するしかなさそうである。ここからの巻き返しは苦しいだろう。 | |
メイショウモトナリ (牡4・柴田善55) |
買い | バイオレットS優勝。ダートとはいえOPクラスで勝っている実績は評価しなければならない。ダートでは3戦とも圧勝している。芝を走ったのは新馬戦だけである。強い馬でも初戦は走らないことはいくらでもある。新馬戦だけで判断するのは危険である。血統からは距離が延びても問題なさそう。 |
消し | 芝適正と距離に疑問を持つ。芝1600mの新馬戦で惨敗しているので、ダート短距離があっているのかもしれない。芝も距離も実績がないのだから信用できない。 | |
インターパンチ (牡4・小野55) |
買い | 前走500万クラスの1800mを1.48.5という好時計で勝っている。スピード勝負になれば、けっこう期待できるかもしれない。 |
消し | 共同通信杯のタイムが1.47.5だったことを考えると優秀というほどではない。着差もハナ差ときわどいレースであっただけに魅力がない。ジュニアCで5着に負けているので、中山の2000mも少し疑問である。 | |
ポートブライアンズ (牡4・和田55) |
買い | 福島3歳S優勝。いちおうOPで1勝している。 |
消し | 1600m以上での実績がほとんどない。2000mは長いと思える。強い相手に好走したことがないので、実力不足と判断していいのではないか。 | |
エリモシテンオー (牡4・芹沢55) |
買い | 前走500万クラスとはいえ勝っているのは好材料である。調子はよさそうである。いちおう4戦4連対と連対率はパーフェクトである。まだまだ底を見せていない。芝に替わって大化けするかもしれない。マイペースで逃げられたらおもしろい。 |
消し | 重賞初挑戦では信用しづらい。しかも芝経験がないではなおさらである。コーナーで外に行こうとするとか、まだまだ気性が子供らしい。重賞の厳しい展開では耐えられないかもしれない。 | |
エーブブレーン (牡4・天間55) |
買い | ダートの1800mで勝っているので、スタミナはありそうである。芝に替わって大化けするかもしれない。 |
消し | 前走ダートはいえ14着に負けているのは問題である。芝未経験では信用できない。かなり苦しいだろう。 | |
トウカンイーグル (牡4・橋本広55) |
買い | 未勝利、500万下を2連勝している。調子はよさそうである。4戦4連対と連対率は100%である。芝でも連を外していないので苦手ということはないだろう。距離経験がマイルまでだが、菊花賞馬バンブービギンを父に持つという血統からは2000mは十分こなせそうである。距離が延びてさらに良化することも考えられる。 |
消し | OP特別以上での経験がない。OPクラスで通用するかどうかは分からないので信用しづらい。しかもダートでしか勝っていないので、芝は疑問である。距離も経験していない以上、信用できない。 | |
スパーマクレガー (牡4・中舘55) |
買い | 地方成績は7戦4勝7連対となかなかの成績を残している。 |
消し | 前走ヒヤシンスSで13着に惨敗している。中央の厚い壁にいきなりぶち当たった。G2で巻き返すのはちょっと期待できそうにない。 |