G1天皇賞秋の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸1--2-8-9
◎サイレンススズカ
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馬名 | 買い&消し | |
サイレンススズカ (牡5・武豊58) |
買い | H10宝塚記念優勝、H10毎日王冠優勝、H10金鯱賞優勝、H10小倉大賞典優勝、H10中山記念優勝。現在6連勝中、重賞5連勝中!うちレコード2回。これだけ見ても常識を逸脱した馬であることは明白である。しかも勝ち方が凄い。超ハイペースで逃げながら、ラストはさらに引き離すのだから言葉がない。この馬についていったら潰れるのが分かっているだけに、どの馬も競り掛けられず、マイペースの逃げになってしまうのだから打つ手がない。さらに前走の毎日王冠では、今までの超ハイペースとは違い、ある程度脚を貯めながらでも走れることを証明し、さらに成長していることをアピールしている。負ける材料を探す方が難しいといえる。 |
消し | 今までは結果的にマイペースの逃げになっているから良かったが、基本的には気性に問題のある馬である。ハイペースで逃げることもできるサイレントハンターあたりに競り掛けられると、ラストまとめて差されるということもないとは言えない。 | |
メジロブライト (牡5・河内58) |
買い | H10天皇賞春優勝、H10阪神大賞典優勝、H10AJC杯優勝、H9ステイヤーズS優勝、H9共同通信杯4歳S優勝、ラジオたんぱ杯3歳S優勝。春の天皇賞馬であり格は十分である。タマモクロス、スーパークリークのように春秋とも制している馬がいるので、チャンスは十分である。ばてない末脚を武器にしているこの馬にとって、直線の長い東京コースは好材料となる。ハイペースになれば、スタミナ勝負となるのでさらにチャンスが膨らむ。 |
消し | 4歳時に中距離レースでは詰めが甘かったことからして、完全なステイヤーだと思える。2000mという距離は短いと判断したくなる。さらに宝塚記念で惨敗してから何かがおかしい。前走も4歳馬のセイウンスカイに完敗してしまった。天皇賞春を制したときの勢いがどうしても感じられない。 | |
シルクジャスティス (牡5・藤田58) |
買い | H9有馬記念優勝、H9ダービー2着、H9京都大賞典優勝、H9京都4歳特別優勝。去年のグランプリホースである。直線一気の末脚勝負を得意としており、末脚勝負ならば負けはしない。前走3着に敗れたが、もともと休み明けは走らないタイプであり、気にすることはない。一度叩かれた今回は、前走とはまったく違う走りをするだろう。ダービー2着が示すとおり、直線の長い東京コースはこの馬の味方になるはずだ。 |
消し | 天皇賞春、宝塚記念とこの馬らしさがまったくなかった。前走の京都大賞典もそうであった。どうも昨年の勢いが感じられない。ピークが過ぎてしまったのであろうか。2400m以上で実績があることからも距離もちょっと短いかも。安定度もいまいちなので信用しづらいタイプである。 | |
ステイゴールド (牡5・蛯名58) |
買い | H10天皇賞春2着、H10宝塚記念2着。G1で連続2着した実績は評価しなければいけない。特に宝塚記念2着は、完全なステイヤーで中距離のスピードはないと思われていたのを、大きく覆すことになった。スピードも証明した以上は中距離だからと言って軽視することはできない。大崩れするタイプではないので、有力馬がサイレンススズカに挑み自滅するようであれば、2着を確保することもあるだろう。 |
消し | G1連対実績はあるくせに、G2で3着4着しているように信用しづらいタイプである。特に日経賞、目黒記念は格下相手だっただけに解せない負けである。最も納得いくのは輸送が苦手ということである。そうであれば、関東のレースではこの馬は力は発揮できないことになる。2000mという距離もこの馬にはちょっと短い。 | |
サンライズフラッグ (牡5・安田康58) |
買い | H10鳴尾記念優勝。エアグルーヴに3馬身差つけて勝った鳴尾記念は圧巻だった。いくら不良馬場だったとはいえ、なかなかできるものではない。毎日王冠でも3着にがんばってしるし、2着のエルコンドルが出走できないのだから、毎日王冠の再現であれば、この馬が2着ということになる。 |
消し | 鳴尾記念後に一度も連対していない。特に朝日CCで格下相手に3着というのはがっかりである。鳴尾記念の強さは不良馬場だったからこそだと言いたくなる。まだG1で戦えるだけの実力をつけていないのではないか。 | |
サイレントハンター (牡5・吉田58) |
買い | H10新潟大賞典優勝、H10札幌記念2着。ハイペースで逃げることを得意としているが、新潟大賞典では抑える競馬でレコード勝ちしており、逃げにこだわっている馬ではない。サイレンススズカをマークする形の方がレースはしやすいのではないだろうか。マイペースでいくとしぶといタイプだけに、札幌記念のように2着に残ることも十分に考えられる。ベストの2000mで巻き返したい。 |
消し | 実績がG3だけでは物足りない。前走ハイペースで逃げて自滅しているように気性的にまだ信用できない面を残している。強い相手に先着したこともないし、G1も初挑戦なので、ここでは格下ということになる。直線の長い東京コースで粘るのもかなり大変なことだ。 | |
オフサイドトラップ (牡8・柴田善58) |
買い | H10七夕賞優勝、H10新潟記念優勝。8歳にしてやっと本格化した。蛯名騎手が差す競馬をするようになってから、今までのジリ脚が嘘のようにしっかりと差している。もともと安定度が高い馬であるだけに、有力馬がサイレンススズカを追って自滅するようだと、この馬が2着を確保することもあるだろう。 |
消し | ローカルのG3を2勝したくらいでは大きなことは言えない。G1とはレベルが違いすぎる。8歳になって大きく変わるとは思えない。今までもG3の2着が多かったことからすると、ほんのちょっと強くなった程度だろう。 | |
ランニングゲイル (牡5・四位58) |
買い | H9弥生賞優勝。この馬のベストレースであり、3角からまくっていくという強い内容であった。こういうレースは地力がないとできないものである。血統的に長距離が得意だろうから、少しでも距離が伸びるのはプラスである。 |
消し | 最近の好走はオープン特別ばかりで、重賞戦線では惨敗ばかりである。実力不足だといいたくなる。前走も7着に負けており、勢いは感じられない。このメンバーで巻き返すのはかなり厳しい。 | |
ローゼンカバリー (牡6・横山典58) |
買い | H9AJC杯優勝、H9日経賞優勝、H8セントライト記念優勝。天皇賞春では直線だけの競馬で3着して、去年までとは違うことを証明した。今回も同じように割り切ったレースをするだろうから、はまった時は凄いことになりそうだ。 |
消し | スタミナ型の馬であり、東京2000mのスピード勝負ではかなり厳しい戦いになりそう。前々走のオールカマー、前走の京都大賞典といまいちの走りだったので、勢いも感じられない。今年は1勝もしていないことからも、強いというイメージがない。 | |
グルメフロンティア (牡7・岡部58) |
買い | H10中山金杯優勝、H10フェブラリーS優勝。ダートはいえG1を勝っている実績があることを忘れてはいけない。連闘でのぞんだ昨年の天皇賞秋でも5着にがんばっており、けっこう侮れない存在である。前走だらしなかった馬が多かっただけに、ぶっつけという未知の部分に魅力があったりする。 |
消し | G1馬と言ってもダートでの話だし、去年だって大きく離された5着である。芝のG1ではさすがに厳しい。それでいて休み明けである。いきなり好走するのは非常識である。 | |
ゴーイングスズカ (牡6・南井58) |
買い | H10目黒記念優勝。G2を勝っている実績はそれなりに評価できる。宝塚記念でも4着にがんばり、G1でも戦えることを証明した。スタミナはある馬なので、ハイペースになった方が味がでる。 |
消し | G2勝ちもハンデ53kgでの結果であることを忘れてはいけない。スタミナ型の馬なので、2000mはちょっと短い感じもする。決め手重視の東京コースも不利ではないだろうか。前走6着に負けているので勢いも感じない。 | |
テイエムオオアラシ (牡6・福永58) |
買い | H10小倉記念優勝、H9福島記念優勝、H9カブトヤマ記念優勝。これでも重賞3勝している。1800m〜2000mで実績をあげているので距離はベストだろう。有馬記念6着もまあまあである。 |
消し | G2以上では底を見せてしまっている。G3だときっちり差しきる脚を見せるのだが、G2以上だと決め手不足で甘くなることが多い。前走も8着に負けていることを考えると巻き返しはかなり厳しいと思われる。 |