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G1朝日杯3歳Sの反省

G1朝日杯3歳Sの結果
1 5-08アドマイヤコジーン ロバーツ 1.35.3---35.9 450kg0 1人気
2 5-07エイシンキャメロン 1.35.3クビ36.1 464kg+12 2人気
3 4-05バイオマスター 田中勝 1.35.93.1/236.4 476kg+6 4人気
4 4-06マチカネキンノホシ 岡部 1.35.9ハナ36.2 516kg+6 3人気
5 7-12エイシンルバーン 熊沢 1.36.11.1/437.2 514kg+12 13人気
単勝330円 枠連610円
複勝120円 140円 220円 馬連620円
予想と見解 好材料と不安材料
G1朝日杯3歳Sの感想
  • 展開はだいたい予想どおり。勝負どころの3〜4角でどんな馬が余裕がありそうかと見ていたら、なんとロバーツが激しく追っているのではないか。コジーンは終わったと私は思った。残るはケイアイジョンしかいない。どこにいる?と探してみたら、なんとほとんど最後方で勢いもまったくなし。あー終わったあ!と落胆しようとしたら、白い馬体が凄い勢いで抜け出してきた。おー!コジーンは死んでいなかったのか。行けぇー!そしてキャメロンをきっちりと捕らえて会心の勝利である。
  • 終わってみれば、やはりこの2頭だった。やはり前走重賞を勝っているというのは大きなアドバンテージであることを思い知らされた。私も本線で的中はしたが、回収を考えればそんなには喜べない。かといって3歳戦で1点勝負はできないし、まあ仕方ないところだなあ。
  • 勝ったのはアドマイヤコジーンであった。4角では本当に「終わった!」と思った。あれだけしごいていたから普通そう思うでしょう。かなりズブイ馬だということなのかなあ。それでもあれだけ伸びてくるのだから大したもんだ。距離が伸びてもたぶん大丈夫でしょう。ただ、反応が鈍いというのは上がりだけの勝負になったときに後手を踏む可能性はある。まあ、春までにはもう少し成長してくれるでしょう。
  • 2着はエイシンキャメロンであった。休み明けで大幅馬体重増、しかもけっこうイレ込んでいたらしい。これで、あれだけ強い競馬をするのだから大したもんだ。抑える競馬も問題なかった。ある意味では最も強い競馬をしたと言えるかもしれない。今後も期待していいだろう。
  • 3着はバイオマスターだった。上2頭には決定的な差をつけられた。でもキャリアを考えれば上出来の結果だろう。来年はもっと伸びるに違いない。
  • 4着はマチカネキンノホシであった。4角でごちゃついたのが痛かったようだ。直線でも邪魔された感じだったし、実力を出し切れず終わった感じを受けた。それで4着なのだからやはりとんでもない馬である可能性は高い。ただ、なんとなく不器用なタイプという感じもした。大外から豪快に追い込むというスタイルが合っているのではないだろうか。
  • 5着はエイシンルバーンであった。マイペース出逃げることができたが、結局はこれが実力ということなのだろう。
  • マチカネテルテルは6着であった。追い込みでここまで伸びてきたが、展開に左右される脚質では今後もあまり期待できそうにない。ただ、いつかどこかで一発かます可能性はある。
  • ロサードは9着であった。うーん、ずいぶんと負けたなあ。デイリー杯の惨敗を考えればうなずけなくもないが、分からない馬である。マイルは長いのかなあ。
  • オースミブライトは10着であった。終わってみると実力負けのようである。今回だけでは判断できないが、そんなに強い馬ではない感じはする。
  • アストラルブレイズは11着であった。もともとよく分からない馬だったが、あのペースで潰れるのだから弱いのだろう。
  • リザーブユアハートは12着であった。ここまで負けるとやっぱり早熟馬だと判断したくなる。
  • ケイアイジョンは13着であった。どんな馬か理解していたわけではないが、あまりの負け方にがっかりである。気性的にまだまだ子供のようである。折り合えるのが強みとかいうのを信じた私がバカだった。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G1朝日杯3歳Sの予想
    結論
    馬番連勝複式 軸8--1-5-7-10-11 縦目7-10

      ◎アドマイヤコジーン
      ○エイシンキャメロン
      ▲ケイアイジョン
       △バイオマスター
       △オースミブライト
       △アストラルブレイズ

    にへい君の見解
  • 3歳チャンピオンを決める一戦となるが、過去の結果を見ても強い馬がしっかりと勝っているのが特徴である。このレースの勝馬がダービー馬になる例が多いことからも、スピード、スタミナともに抜けている馬が勝つということだろう。連対馬も前走勝っている馬が圧倒的に多く、勢いはかなり重要だと思われる。ありそうでないのが、夏の3歳戦を好走していた馬が秋に調子を落とし、このレースで復活するというパターンである。やはりここは早熟馬よりも、来年さらなる飛躍が期待される馬を選択すべきということかもしれない。
  • 今年のメンバーを見てみると、前走重賞を勝っている2頭が中心となりそうだ。ただ、アドマイヤコジーンは中2週のローテ、エイシンキャメロンは1ヶ月以上開いての出走である。ローテを考えると2頭とも絶対と言えるほどの信頼性はないような気がする。やはり、京王杯3歳Sの勝馬が出走できないというのは寂しい感じがする。(牝馬だから仕方ないが)
  • 私の本命◎はアドマイヤコジーンである。やっぱり勢いを重視するとこの馬になる。私がこの馬を高く評価している点は折り合えるということである。前走はスローだったにもかかわらず中団に控え、勝負どころで射程圏に入ってくるという憎たらしいほどのレース運び。そして直線では難なく抜け出し完勝といっていい内容であった。スタミナは問題ないし、ラストの伸びから見てスピードも問題ないだろう。他に11月の重賞を勝っている馬がいない以上はこの馬がもっとも信用できることになる。ただ、まだキャリアが浅いだけに本当に強いとは断言できないのも事実である。中2週のローテもちょっと厳しい感じがする。3歳戦は負けても文句が言えないものである。
  • 対抗○はエイシンキャメロンにする。無傷の3連勝というのが最大の魅力である。前走もG2を完勝しており格もメンバー最上位と言っていい。本当ならばこの馬を本命にするべきかもしれない。私がこの馬の評価を下げたのは、間隔が開きすぎた感じがするからである。抑える競馬に慣れている馬ならばそれでも大丈夫のような気もするが、スピードにまかせて勝ってきた馬だと、やはり掛かるのが恐い。先行馬がそれなりにいるだけにマイペースというのは難しいかもしれない。そういうことで評価を下げたわけである。まだ無敗ということで底知れない実力を持っている可能性もあるため、実力の違いということも十分に考えられ、これ以上は評価を下げることはできない。
  • 単穴▲はケイアイジョンにする。実績的には上2頭が抜けている感じもして、ここからは選択が非常に難しい。とりあえず勢いを重視して選んでみた。まず前走勝っていることを条件にした。数頭いる中でこの馬を選んだのは、決め手が一番だと思ったからである。上がり34秒台はなかなか出せるものではない。折り合えるというのも魅力である。500万でも特別レースだし、マイル戦でもあった。オープン未経験組から選ぶのであれば、私はこの馬が最も信用できると思ったわけである。ただ、オープン未経験ということは惨敗されても文句は言えないのも確かである。
  • 4番手はオースミブライトにする。京都3歳Sを勝っているのだから、実績、勢いともに言うことはない。この馬が勝ってしまっっても何の不思議もないということである。だけど、何となく強さが伝わってこない。これと言った理由はないのだが、あまり魅力を感じていない。
  • 5番手はバイオマスターにする。前走横綱相撲で完勝しており勢いは感じることができる。重賞でもかなりやれそうな感じが伝わってきた。ケイアイジョンとどっちを選ぶか悩んだが、こちらは特別レース勝ちじゃなかったので評価を下げた。この馬もオープン実績がないのだから惨敗されても文句は言えない。
  • 6番手はアストラルブレイズにする。前走500万を勝って勢いはある。ケイアイジョンと同着なのだからこの馬もそれなりに評価しなければいけない。あまり強さは伝わってこないが、人気がないようなので押さえたい。
  • 7番手はロサードにする。前走京王杯3歳S2着、新潟3歳S優勝という実績を考えれば、評価を下げすぎたかもしれない。だけど、デイリー杯の負け方がひどかったし、京王杯も強さを感じることはできなかった。私はそんなに強い馬だとは思っていない。
  • 8番手はリザーブユアハートにする。函館3歳Sを完勝しているし、前走は休み明けで大幅馬体重増だったことを考えれば、巻き返せる余地は残っているとは思うが、前走の走りを見る限りでは、単なる早熟馬だと判断するのが妥当だと私は判断した。
  • 9番手はマチカネテルテルにする。前走3着だったが、スローだったことを考えればよく伸びている。ハイペースになればチャンスはあるとは思う。だけど、私は底を見せてしまったと判断している。2000mくらい距離があれば話は別だが、マイルでは実力不足だと私は思う。
  • 10番手はエイシンルバーンにする。前走1人気で敗れたエイシンの馬といえば、先週のエイシンレマーズを思い出す。こういうことは続く時は続くだけに嫌な感じもするが、前走の感じだと巻き返しは厳しいと思う。
  • 11番手はマチカネキンノホシにする。先週のスティンガーでデビュー29日でG1勝ちをさせた藤沢厩舎が送る期待馬である。新馬戦の勝ち方はとんでもない素質馬であることを印象づけたが、やはり前走負けたのが痛い。ダートだったという言い訳はあるが、負けたことは事実である。さすがにスティンガーのようなことはないと私は思う。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G1朝日杯3歳S出走馬
    馬名 買い&消し
    アドマイヤコジーン
    (牡3・ロバーツ54)
    買い 東京スポーツ杯3歳S優勝。前走の東スポ杯は強い内容だった。まずスローだったのに中団で折り合っていたのが好感を持てる。4角で射程圏まで進出し、上がり勝負だったのに他を寄せ付けない切れ味を見せており、完勝といえる内容であった。折り合えるのでムラはないであろう。惨敗はないと思われる。1800mで勝ったことでスタミナも心配ない。
    消し まず初対決の相手が多いので実力関係がよく分からない。前走は強いメンバーが揃ったとは言い切れないだけに、前走だけで判断するのは危険である。多少時計がかかる馬場だったが、49秒台というタイムも優秀といえるかどうか。中2週のローテもちょっと厳しい。
    エイシンキャメロン
    (牡3・武豊54)
    買い デイリー杯3歳S優勝。無傷の3連勝中、しかもオープン重賞を連勝と実績はメンバーNo1といっていい。デイリー杯も平均ペースの逃げにもかかわらず、直線は逆に引き離しての圧勝であり、かなり強い内容であった。マイルで2勝しており距離は問題ない。野路菊Sでは2番手のレースでもしっかりと勝っており、逃げにこだわっているわけではない。
    消し まず初対決の相手が多いので実力関係がよく分からない。過去の連対馬のほとんどが11月に出走していることを考えると、間隔がちょっと開いた感じもする。持ちタイムも36秒台だし、34秒台の争いになった時に対応できるかは分からない。ほとんど先行しているだけに、ハイペースになると潰れる可能性もある。
    リザーブユアハート
    (牡3・四位54)
    買い 函館3歳S優勝。このときは完勝といっていい内容だった。重賞を勝っているのだから侮ってはいけない。新潟3歳Sでも多少不利があっての3着で悲観することはない。前走は左回りが合っていなかったと考えれば、巻き返しも十分に考えられる。
    消し 前走京王杯3歳Sでは惨敗といえる内容だった。どんどん成績が悪くなってきていることからも単なる早熟馬だと思いたくなる。あるいは1400mが長いのかもしれない。ということであればマイルではとても戦えないことになる。とにかく勢いを感じることはできない。
    ロサード
    (牡3・高橋亮54)
    買い 新潟3歳S優勝、京王杯3歳S2着。重賞を2連対している実績はかなり凄いといえる。特に新潟3歳Sの勝ち方は強かった。前走もウメノファイバーの奇襲にやられた形であり、勝ちに行ってのものなので十分に評価できる。中3週なのでローテはベストである。
    消し やはりデイリー杯の11着惨敗が理解できない。いくらなんでも負けすぎである。安定度は期待できないのは仕方ない。1400mの重賞では連対していることからもマイルが長かったのかもしれない。前走も結局は牝馬に負けているわけだし、だいたい底を見せてしまった感じも否めない。
    オースミブライト
    (牡3・武幸54)
    買い 京都3歳S優勝。前走は中団で控え直線でかなりの伸びを見せて完勝した。このレースぶりならば安定度は高い馬だと思われる。それでも前半掛かっていたようなので、ペースが速くなるマイル戦の方が戦いやすいかもしれない。中3週のローテはベストといえる。
    消し まず初対決の相手が多いので実力関係がよく分からない。そんなに強いメンバーでもなかった感じも否めない。重賞を勝ったわけではないので、格が一つ落ちるのは仕方ない。マイル以下で勝ち星がないのでスピードもどうだろうか。
    エイシンルバーン
    (牡3・熊沢54)
    買い アイビーS優勝。オープンを勝っていることは評価しなければならない。前走1人気に推されていることからもその潜在能力は高そうだ。先週のエイシンレマーズのように巻き返すこともあるだろう。同じエイシンの馬だけにかなりいやらしい存在である。メイショウの馬が高配当を連発したことを思い出してしまう。
    消し 前走の京王杯で4着に負けたのは痛恨である。0.8秒差はちょっと負けすぎである。アイビーSも重馬場での競馬だったし、新馬戦でも負けていたことを考えると、そんなに器の大きさは感じられない。マイルを経験しているが、4着に負けているので、距離延長は何とも言えない。
    マチカネテルテル
    (牡3・後藤54)
    買い コスモス賞優勝。オープンを勝っていることは評価しなければならない。1800mで勝っているのでスタミナは問題ない。新馬戦、コスモス賞と余裕の勝利を収めており、ここ最近の凡走は信じられない。前走3着もスローだったことを考えればよく詰めており、復調の兆しは見えてきた。ハイペースになればチャンスはあるだろう。
    消し 札幌3歳Sあたりから底を見せはじめた。やはりコスモス賞までは相手が弱すぎたということか。デイリー杯で6着に負けていることからもマイルは少し距離が短いかもしれない。中2週のローテもちょっと厳しそう。
    ケイアイハリケーン
    (牡3・柴田善54)
    買い 芙蓉S優勝。オープンを勝っていることは評価しなければならない。中山マイルで勝っているのも好材料である。連対率10割というのも良い。安定度は高そうだ。
    消し 新馬戦でリザーブユアハートに完敗しており、器の大きい馬という感じはしない。前走もスローの逃げという楽な競馬をしており、G1の厳しい流れでも走れるかどうか不安である。レース間隔も2ヶ月以上開いており、ちょっと開きすぎた。
    トウカイナンバー
    (牡3・藤田54)
    買い 小倉3歳S2着。重賞オープンを3度走って3着を外していない走りは評価できる。後方から追い込んでのものであり、ペースによっては一発あってもおかしくない。
    消し 小倉3歳Sで0.7秒差、デイリー杯3歳Sで1.1秒差と勝馬には決定的に負けている。特にエイシンキャメロンには2戦連続で完敗しており逆転は難しいと思われる。
    アストラルブレイズ
    (牡3・加藤54)
    買い 現在2連勝中と調子はかなり良さそうだ。勢いは感じることはできる。先行力のある馬なのでマイペースの展開になればチャンスはあるだろう。
    消し オープン実績がまったくない。重賞を戦ってきたメンバーが相手となるだけに好走できるかどうかは何とも言えない。他にも先行力のある馬が多数いるだけに展開も厳しくなりそうだ。前走同着ということで強いという印象が薄くなっている。6戦目の勝ち上がりというのも魅力に欠ける要素である。
    ケイアイジョン
    (牡3・吉田54)
    買い 2戦2勝と無敗である。まだ底を見せていないので未知の魅力はある。新馬戦では逃げて、500万では追い込みと自在性のある脚質を披露しており、どんな展開にも対応できるだろう。特に前走の上がり34秒台はなかなかの決め手であった。マイル戦で2勝しているのも好材料である。
    消し オープン実績がまったくない。重賞を戦ってきたメンバーが相手となるだけに好走できるかどうかは何とも言えない。前走が圧勝というのであれば魅力もあるのだが、同着だと器の大きさという点では疑問となる。
    バイオマスター
    (牡3・田中勝54)
    買い 2戦2勝と無敗である。まだ底を見せていないので未知の魅力はある。前走も横綱相撲というような強い勝ち方だったので重賞でも十分に通用しそうな雰囲気は感じる。
    消し オープン実績がまったくない。重賞を戦ってきたメンバーが相手となるだけに好走できるかどうかは何とも言えない。マイル経験がないのも不安材料である。前走も特別レースでなかったので、どうしても魅力が半減となる。
    マチカネキンノホシ
    (牡3・岡部54)
    買い 新馬戦では上がり33秒台というとんでもない末脚で勝ってしまった。とんでもない大物の出現かと思ったものである。前走4着もダートがダメだったと考えれば、まだ巻き返しの余地はある。藤沢先生は大レースにきっちりと標準を合わせてくるだけに、前走は単なる調教で、狙いははじめからこっちだったかもしれない。
    消し しょせん1勝馬。オープン実績がまったくない。重賞を戦ってきたメンバーが相手となるだけに好走できるかどうかは何とも言えない。ダートとはいえ前走500万で4着というのは問題である。G1で戦うつもりなら500万クラスでも連対は外してほしくないところだ。底を見せてしまっただけに、中1週で大化けするとは考えにくい。
    クリスタルトウジン
    (牡3・的場54)
    買い 前走マイルで勝っているのはいいことだ。連闘での勝ちということは、デビュー戦はほとんど調教みたいなものだったと思っていい。まだまだ実力が分からないだけに、何をしでかすか分からない。
    消し しょせん1勝馬。オープン実績がまったくない。重賞を戦ってきたメンバーが相手となるだけに好走できるかどうかは何とも言えない。新馬戦を勝ったばかりではかなり厳しそうだ。本当に強い馬ならばデビュー戦でも連対は外さないだろうし、そんなに器の大きさは感じられない。
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