G1エリザベス女王杯の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸3--1-2-6-9-14 縦1-14
◎エアグルーヴ
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馬名 | 買い&消し | |
エアグルーヴ (牝6・横山典56) |
買い | H9天皇賞秋優勝、H9ジャパンカップ2着、H8オークス優勝、H10札幌記念優勝、H10大阪杯優勝などなど。あまりに勲章がありすぎて何をどのように紹介すればいいか困ってしまう。最も凄かったのは、やはり昨年の天皇賞秋だろう。断然の1人気バブルガムフェローを力でねじ伏せてしまったのだから凄いとしかいいようがない。有馬記念も3着に踏ん張り、年度代表馬に選ばれている。今年度も大阪杯、札幌記念と強い勝ち方をしており、その力は衰えていない。こんな馬が牝馬限定戦に出走してくるなんて反則に近い。 |
消し | まず武豊の騎乗停止があまりに痛い。今まで危なげないレースをしているが、馬場入りを誘導馬よりも先に出てくるなど、意外と繊細なところを見せている。この馬を操るのは意外と難しいかもしれない。有馬記念でペリエ騎手はうまく乗ったが、果たして横山典騎手も無難に乗りこなせるであろうか。また、ここは簡単に勝てると甘く見て、ジャパンカップの叩き台としか考えていない可能性が高い。本番まで中1週であることを考えると、かなり余裕残しにするのではないだろうか。さらに、今年は鳴尾記念に負けるなど去年の勢いは感じない。万全の状態ならともかく、そうでなければ厳しい戦いになるかもしれない。 | |
メジロドーベル (牝5・吉田56) |
買い | H10府中牝馬S優勝、H10大阪杯2着、H9オークス優勝、H9秋華賞優勝、H8阪神3歳牝馬S優勝など。G1を3勝している実績はかなり凄い。古馬になってからは負け続けていたが、斤量が重くて牡馬相手に苦しんでいたという感じである。前走は勝っているように、牝馬限定戦となるとさすがにレベルが違う。今回のレースはこの馬のためにあるようなG1である。ここが目標であるのは明白なだけに、ジャパンカップを睨んでいるエアグルーヴに一泡吹かせたいところだ。 |
消し | 古馬になってから人気を裏切ることが多い。いくら牡馬相手とはいえ、もう少し見せ場くらい作ってほしいところだ。前走も準オープンを勝ったばかりのグレースアドマイヤに僅差勝ちと物足りない内容だった。古馬G1の器はないということかもしれない。 | |
グレースアドマイヤ (牝5・藤田56) |
買い | 府中牝馬S2着。フサイチコンコルドの妹がいよいよ本格化した。メジロドーベルと僅差の勝負したことで、その素質の高さをまざまざと見せつけた。これで本調子でかなったというのだから恐れ入る。今回は順調に調整されているだろうから、前走以上の走りを期待していいことになる。勢いは非常に感じるだけに一気にG1制覇といきたいところだ。 |
消し | 前走2着は立派だが、メジロドーベルに負けたのは事実である。エアグルーヴの存在も考えるとどんなに頑張っても3着ということになる。それに前走は単なるまぐれだったということも考えられる。重賞で常に好走している実績があるならともかく、一度好走しただけではもう一つ信用できない。 | |
ランフォザドリーム (牝5・河内56) |
買い | H10マーメイドS優勝、H10朝日CC優勝。重賞を2勝している実績はこのメンバーでは上位ランクになる。特に朝日CCは牡馬相手に勝っており、価値はかなり高い。先行力を生かして押し切るレースを得意としており、安定度は抜群である。リアルシャダイ産駒で2000mの重賞で結果を出していることからすると、距離延長はプラスと出るのではないか。 |
消し | 前走府中牝馬Sで5着に負けた。前哨戦でここまで負けると、巻き返しはかなり厳しいように感じる。春から夏までずっと結果を出してきたことを考えると、見えない疲れが見え隠れする。安定度は高いが裏を返すと決め手がないということである。こういう馬はG1では掲示板までということになりやすい。 | |
メジロランバダ (牝6・熊沢56) |
買い | H10中山牝馬S優勝、H9日経新春杯優勝。重賞を2勝している実績はこのメンバーでは上位ランクになる。とにかくスタミナには自信を持っている馬である。スタミナ重視の展開になれば必ず台頭してくるはずだ。パワー型の馬なので時計のかかる馬場になると本領を発揮する。 |
消し | 最近は地方交流戦でしか連対していない。マーメイドSでも4着に負けているように牝馬限定でも連対できないでいる。どうしても決め手不足でラストが甘くなるようだ。昨年のエリザベスでも8着に負けているようにG1の器はないかもしれない。 | |
パルブライト (牝7・木幡56) |
買い | H9新潟記念優勝、H10函館記念優勝。牡馬混合の重賞を2勝している実績はかなり凄い。鋭い末脚を武器にしており、はまった時の破壊力は半端ではない。うまく流れに載れれば、一発あってもおかしくない馬である。こういう馬は忘れた頃にやってくるものである。 |
消し | ここ3戦は掲示板すら確保できないでいる。前走も7着に負けており、勢いは下降気味と言わざる得ない。安定度も高くはないので、軸には向かないタイプである。重賞勝ちもローカル戦であることを考えれば、そんなに高くは評価できない。 | |
エガオヲミセテ (牝4・四位54) |
買い | 前走休み明けながら秋華賞で4着にがんばっており、その素質の高さを証明した。マーメイドSでも3着しているように、古馬との対戦も問題はない。叩かれた上積みを考えれば、前走以上の走りを期待できる。 |
消し | しょせん4歳馬である。4歳限定のG1で連対できなかった馬が、古馬G1で連対できると思えない。G3のマーメイドSでも3着なのだから、G1でさらに着順を上げるのは厳しいということになる。 | |
エリモエクセル (牝4・的場54) |
買い | H10オークス優勝。ファレノプシス、エアデジャヴーを子供扱いにしたオークスの勝ち方からして、かなりの実力馬であることは明白である。秋華賞は休み明けが敗因であり、一度叩かれた今回は大きく変わってくるはずだ。最初からこちらを狙っていたのかもしれない。 |
消し | いくら休み明けとはいえ秋華賞で7着というのは負けすぎではないか。牝馬は勢いが重要で、春の実績馬が秋にまったく走らなくなることはよくあることだ。それでいて今度は相手が古馬である。オークス実績だけでは頼りない。力の違いを見せつけられて終わるかもしれない。 | |
ナギサ (牝6・安田富56) |
買い | 前走府中牝馬Sで4着とがんばり、重賞でも通用することを証明した。夏から調子が良く、勢いはそれなるに感じられる。 |
消し | 前々走準オープンで惨敗しているように、まだオープンでは荷が重い。ましてG1では背伸びしすぎである。距離も初距離だしコース経験もない。前走4着も道悪に助けられたものと考えるのが自然かもしれない。 | |
ナリタルナパーク (牝4・佐藤54) |
買い | H10秋華賞2着。秋華賞2着であっと言わせた。エアデジャヴーを差しきった末脚はなかなか凄かった。どうやら直線に坂のない京都コースが良かったようである。今回も京都コースなので同じような走りを期待してよさそうだ。条件戦では1200m〜2600mまで堅実に走っているように、オールマイティーな魅力がある。 |
消し | 前走2着は立派だが、しょせん4歳限定戦の話である。ローズSで5着に負けているように安定度は高くないようだし、前走はまぐれということも考えられる。それでいて今回の相手は古馬になるわけで、前走よりメンバーが強化される。こういう状況で2着以内を死守することが果たしてできるであろうか。 | |
ビワグッドラック (牝4・秋山54) |
買い | H10ローズS2着。ファレノプシスと僅差の勝負をした実績はそれなりに評価しなければならない。先行してしぶといタイプなので、時計のかかる展開だとおもしろい。 |
消し | 前走秋華賞で12着に惨敗している。さすがに底を見せてしまったようである。それなのに今回は古馬が相手である。巻き返すのはあまりに厳しい。 | |
ラティール (牝4・角田54) |
買い | オークス4着の実績が光る。勝ちにいくため早めに動くという積極的なレースをしての結果だけにその価値は高い。もともと後方からの追い込みに定評があった馬である。思いきって直線だけの競馬に徹すれば一発あるかもしれない。 |
消し | 前走900万クラスで6着というのは負けすぎである。4歳限定戦でも重賞だと連対できないでいるのに、古馬混合戦ではとても戦えそうにない。勢いも感じない。 | |
アーティストターフ (牝5・塩村56) |
買い | 前走オクトーバーSを勝っており勢いは非常に感じる。2200mで勝ったのも好感が持てる。牝馬は勢いが重要であるだけに、このまま突っ走りたいところだ。 |
消し | 前走勝っているとはいえ準オープンでの話である。オープンで通用するかどうかも分からないのにいきなりG1は厳しい。斤量が3kg増えるのもつらい。 | |
ケープリズバーン (牝4・松永幹54) |
買い | 前走900万とはいえ勝ってるのはいいことだ。勢いは十分に感じることはできる。京都コースも合っているようだし、距離もいいようだ。 |
消し | 前走900万を僅差で勝った程度では器の大きさは感じない。しょせん4歳馬だし、古馬G1では背伸びしすぎである。キャリア5戦というのも経験不足である。 |