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G3京成杯AHの反省

G3京成杯AHの結果
1 8-09シンコウスプレンダ 横山典 1.32.7---35.1 478kg-14 1人気
2 2-02タイキマーシャル 田中勝 1.33.2335.8 464kg-10 3人気
3 5-05ビッグサンデー 蛯名 1.33.2ハナ36.0 464kg0 6人気
4 8-10ツルマルガイセン 高橋亮 1.33.41.1/235.9 456kg0 4人気
5 6-06クラウンシチー 高山 1.33.53/435.9 498kg+4 7人気
単勝400円 枠連650円
複勝190円 190円 250円 馬連1180円
予想と見解 好材料と不安材料
G3京成杯AHの感想
  • なぜか1人気がシンコウスプレンダ。900万を勝ったばかりの馬が中央重賞で1人気になることは異例である。そして、こういう場合、得てして惨敗するものである。ところが、この馬は違った。私をあざ笑うかのような完勝劇。あまりの強さに言葉がありません。それにしても、900万を勝ったばかりの馬がいきなり来るかなあ。確かに3歳4歳では活躍したけど、古馬でも通用するということにはならないはず。こういう馬が力の違いを見せつけたのであれば脱帽するしかないです。2〜4着は私の予想ズバリだっただけにスプレンダ1頭にかき回された感じです。がっくし。
  • 勝ったのはシンコウスプレンダであった。もう言葉はありません。あんたは強かったです。ただ、終わってみれば斤量54kgはかなり恵まれていたことを忘れてはいけない。次の別定戦で好走してこそ本物である。そういう意味では次がこの馬のターニングポイントになるはずである。
  • 2着はタイキマーシャルであった。実力的にはもっと走ってもいい馬である。少し揉まれたことで、このくらいで終わってしまったのだろう。それでも惨敗せずに連対を果たしているのだから、よく頑張っている。でも、これ以上レベルが高くなると、よっぽどスムーズに流れない限り勝てそうにないな。
  • 3着はビッグサンデーだった。いくら休み明けでも6人気はあんまりだろう。終わってみれば、負けているのだから正解だったのかもしれないが、このメンバーならば底力で何とかしてもおかしくなかったはずである。そうは言っても休み明けをトップハンデでこれだけ頑張れたことは立派である。次につながることは間違いない。ただ、G1を獲るつもりならばこの条件でも勝たなくてはいけない。今回のレースを見る限りではそういう器ではないような気はする。
  • 4着はツルマルガイセンであった。私の◎本命だったが、これが精一杯かな。よく頑張ってはいるとは思う。これからは渋い重賞でがんばってもらいたい。
  • 5着はクラウンシチーであった。ハンデに恵まれたのも否めないが、9歳なのによく頑張っている。こんな馬を一口持てれば、どんなに競馬は楽しいだろうか。これからも渋い活躍を期待したい。
  • プレストシンボリは6着であった。揉まれて馬が走る気をなくしたということらしいが、私からすれば斤量57.5kgではこの程度の実力の馬だと思う。展開に恵まれないと勝てない馬なのである。
  • スパークトウショウは7着であった。軽ハンデと調子の良さで思いきって評価したが、さすがにレベルが違ったようだ。ちょっと冒険しすぎたことを反省している。けど、これくらいやらないと大穴はとれないのも確かである。
  • シャドウクリークは8着であった。もともと安定度のない馬だから、負けるときはこんなもんでしょう。
  • クロカミは9着であった。安定度だけは高い馬がこれだけ負けるのだから体調が悪かったのだろう。馬体重の大幅減がすべてかもしれない。
  • タケイチケントウは10着であった。距離が長いというのもあるとは思うが、まだまだ古馬と戦える実力はないということだろう。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G3京成杯AHの予想
    結論
    馬番連勝複式 2-3-5-10(BOX)

      ◎ツルマルガイセン
      ○ビッグサンデー
      ▲タイキマーシャル
      △スパークトウショウ

    にへい君の見解
  • いよいよ秋競馬がスタートする。最初の中山開催はまだ夏競馬の続きという感じで、G1のトライアルレースというにはちょっとまだ早い感じもするが、夏競馬に比べれば明らかにメンバーの格が違ってくる。重賞戦戦もレベルの高いレースになることは間違いない。競馬はやっぱりこうでないと盛り上がらない。
  • 秋競馬のスタートはもちろんマイルのハンデ戦京王杯、えっ京成杯に変わったって、本当だ京成杯AHに変わっている。なんで?スポンサーの関係かな。まあ、レース自体は変わらないでしょうから続けます。このレースの傾向はトップハンデでもG1級の馬であれば勝ってしまい、そうでなければトップハンデは負けるという傾向のように感じる。つまりは、ここをトップハンデで勝てないようではG1なんてとても狙えないということである。そういう意味では斤量を背負った馬はG1を狙う意味でも重要な戦いになる。やっぱり秋競馬は次が見えてくるだけに、予想する方も気合いが入る。
  • 私の本命◎はツルマルガイセンにする。この馬を本命にした最大の理由は斤量55kgと恵まれたことに尽きる。先ほどG1級の馬であれば斤量を背負っていても勝ってしまうと言ったが、今回のメンバーで私がG1級だと思える馬はちょっと見当たらない。そうであれば、斤量を背負っている馬よりも斤量に恵まれた馬に注目したくなるのは、ひねくれものの私にとっては仕方ないことである。もちろん斤量だけでこの馬を選んだわけではない。前走の小倉記念2着でやはり1600m〜1800mがベスト馬であることははっきりしたし、勢いだけなら間違いなくNo1である。斤量で伸び悩む有力馬を尻目にこの馬が伸びてくるのが目に浮かぶようだ。と強気なことを言っているものの、斤量を背負っている馬との実績の違いは歴然である。この実績の違いは意外と大きな壁である。軸にするほどの度胸は私にはない。本当に根性がない。そういうことでボックスでいきます。
  • 対抗○はビッグサンデーにする。東京新聞杯、マイラーズCを連勝したことでマイルがベストであることは間違いない。重馬場のエプソムCで斤量58kgを背負いながら僅差2着に踏ん張っている。これだけを見ても、この馬の能力の高さはかなりのものである。今回のメンバー構成ならばたとえトップハンデでも負けられない一戦ともいえる。しかし、私にはG1級の馬とはちょっと思えないのである。ここを勝てるようならばチャンスが出てくるかもしれないが、それはレース後の話である。現時点ではトップハンデで推すほどの馬だとはどうしても思えないのである。休み明けも不安の一つである。そういうことで、評価を一つ下げたわけである。
  • 単穴▲はタイキマーシャルにする。この馬はムラがありすぎて難しい馬であるが、その潜在能力の高さはかなりのものである。現にエプソムCでオースミタイクーンを敗っていることもある。実力を出し切れるようならば圧勝しても不思議はない。こういう馬を外すことはとてもできない。ただ、安定度がないということは惨敗も十分にあり得るということである。あまり当てにはしていないというのが正直なところである。
  • 4番手△はスパークトウショウにする。いろいろ考えたが、買いたいと思う馬が他にいなかった。かといって3頭ボックスというのもつまらない。そういうことで、思いきってこの馬を買うことにした。実績を言えばとても重賞で戦えるものではないが、とりあえず、ハンデ49kgという超軽量であること、そして調子がかなりいいらしいいということで選んでみた。特に調教はかなりの時計を出しており、何となく気になってしまった。あまり期待はしていないが、何とかあっと言わせてほしい。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はシンコウスプレンダにする。菖蒲Sでタイキシャトルの2着しているという実績からすれば、ここで好走しても何の不思議もない馬である。あまり人気がないようならば買いかもしれない。しかし、ハンデ54kgではちょっと魅力を感じない。未知の力に期待するにしてももう少し材料が欲しい。
  • 6番手はシャドウクリークにする。とにかく読めない馬である。いつ走るのか、さっぱり見当がつかない。こういう馬の一発は本当に恐いのだが、芝のマイル戦では実績がないので要らないという結論にした。
  • 7番手はプレストシンボリにする。昨年の2着馬だし、マイルCSでも5着している実績からすれば、もっと高い評価するが当然のことである。しかし、東京新聞杯で私が自信の◎を打ったのに、やっと2着という結果にがっかりしたのを今も忘れない。それほど強い馬ではないというのが私のこの馬の評価である。そういうことで、ハンデ57.5kgならば要らないと判断した。
  • 8番手はクロカミにする。ハンデ56kgは厳しい。昨年重賞を連勝したために、今年は斤量を背負わされるケースが目立ち、勝ちきれないレースが続いている。オープン特別でも勝てないのだから重賞でも厳しいでしょう。そういうことで私は消した。もちろん勝っても何の不思議もない馬である。
  • 9番手はクラウンシチーにする。さすがに9歳馬。いくら調子が良くても厳しいのでは?ただ、一昨年の勝馬なのだからチャンスはあるかもしれない。
  • 10番手はタケイチケントウにする。1600m以上で実績がないし、レース内容も迫力を感じない。古馬重賞ではかなり厳しいと私は見ている。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G3京成杯AH出走馬
    馬名 買い&消し
    クロカミ
    (牝6・柴田善56)
    買い H9京王杯AH優勝、H9府中牝馬S優勝。重賞を2勝している実績はかなり凄いし、昨年のこのレースを勝っていることで距離コースは問題にならない。ほとんど3着以内にきているように安定度はピカ1である。凡走は考えづらいだけに信用できるタイプの馬である。
    消し この馬の最大の欠点は決め手に欠けるところである。今年は斤量を背負わされるケースが目立ち、勝ちきれないレースが続いている。昨年優勝も斤量54kgでの話だし、今年の斤量56kgは牡馬で言えば58kgである。昨年のようにはうまくいくとは思えない。またも3着ということは十分にあり得る。
    ビッグサンデー
    (牡5・蛯名58)
    買い H10東京新聞杯優勝、H10マイラーズC優勝、H10エプソムC2着、H9スプリングS優勝。5歳になってブレークした!G2マイルを勝っている実績はここでは最上位の実績ということになる。重馬場だったエプソムCを斤量58kgで2着していることから、斤量58kgは何とかなる。早め早めの競馬をするので、直線の短い中山コースも合っていそう。
    消し なんだかなんだ言ってもトップハンデである。自分なりの走りができても、軽量馬に大駆けされるとどうしようもない。決め手に欠けるタイプでもあるので、一瞬の切れ味勝負となると厳しくなる。休み明けも不安である。
    プレストシンボリ
    (騙7・岡部57.5)
    買い H9クリスマスS優勝、H7ラジオたんぱ賞優勝、H9京王杯AH2着。中山マイルを大得意としている。特に斤量58kgで完勝したクリスマスSの内容はすばらしかった。マイルCSでも5着にきていることからもその潜在能力は相当高い。前走惨敗は距離が長かっただけだろう。得意のマイル戦に戻れば巻き返しは必至である。
    消し 堅実な実績はすばらしいのだが、7歳馬で重賞勝ちがラジオたんぱ賞だけというのは物足りない。決め手に欠けるというほどではないのだが、ちょっとラストが甘いように感じる。1人気に推された東京新聞杯でも勝ちきれなかったことからしても、ある程度展開に恵まれないと勝てないタイプではないだろうか。昨年2着の実績も斤量57.5kgではどうだろうか。
    タイキマーシャル
    (牡7・田中勝57.5)
    買い H9エプソムC優勝。なかなかのメンバーが揃ったエプソムCを勝っているように、その潜在能力の高さは疑う余地はない。シンコウラブリィの半弟という血統も魅力である。前走3着、前々走レコード勝ちと勢いもかなりある。距離もベストに近いし、実力さえ出せれば圧勝もあり得る。
    消し この馬の最大の欠点は激しい気性のはずである。この気性のせいで出世が遅れているとも言われている。ここ2走はそのせいか思いきって逃がして結果を出しているが、重賞となるとなかなか逃げられるものではない。早めに競りかけられれば簡単に陥落することも十分に考えられる。惨敗もあり得るだけに、軸にはしづらいタイプである。
    ツルマルガイセン
    (牡5・高橋亮55)
    買い H10中日新聞杯優勝、H10小倉大賞典2着、H10小倉記念2着。今年重賞で3連対しているのはいい感じである。前走2着でまだまだ調子がいいところを証明している。2000mで凡走していることからすると1600〜1800mがこの馬に合っているのだろう。斤量55kgも他の有力馬に比べればかなり恵まれた。
    消し 重賞3連対はすべて1800mである。重賞を勝つ前に準オープンのマイル戦で2度負けていることからして、やはり1800m専門の馬かもしれない。それに重賞と言っても全てローカル重賞である。G1を狙おうかという馬が揃っている今回のレースでは格が足りないのは否めない。
    シャドウクリーク
    (騙6・橋本広56)
    買い H9バーデンバーデンC優勝、オーロC優勝。最近はダートでの実績が目立つが、バーデンバーデンCをレコード勝ちをしているように、芝のスピード競馬も何の問題もない。後方から差す競馬が板についてきているので、一発あってもおかしくない。
    消し 芝の重賞では実績がない。オープン特別くらいなら芝でも大丈夫だと思うが、重賞となるとやっぱりダートの方がいいようだ。それでいて斤量56kgというのもちょっと厳しい。安定度も期待できない馬なので軸には向かない。
    クラウンシチー
    (牡9・高山54)
    買い H8京王杯AH優勝、H9七夕賞2着など、重賞での好走経験は意外と多い。何よりも一昨年の勝馬であることを忘れてはいけない。そのときもハンデ54kgだったわけだから今回もチャンスである。関屋記念で4着に頑張っているようにまだまだ元気一杯である。
    消し 一昨年の勝馬もさすがに9歳ではもうその時の力は残っていない。最近も好走しているが、全盛期に比べれば物足りない内容である。今回は相手も揃っているし、年寄りの出るところはないかもしれない。
    シンコウスプレンダ
    (牡5・横山典54)
    買い H8ダリア賞優勝、H9菖蒲S2着とオープン実績はしっかりしている。前走圧勝しているように900万で終わるような器ではない。さらに調子を上げているようなのでチャンスはあるだろう。ちなみに菖蒲S2着の時の勝馬はあのタイキシャトルである。
    消し 古馬戦線は900万だけである。古馬重賞でも通用するかどうかは未知数ということになる。惨敗しても不思議はないということになり、信用しづらいタイプである。相手も揃っているし、この馬の将来を占う意味で大きなレースとなる。
    スパークトウショウ
    (牝6・吉田49)
    買い マイルで6連対しているので距離はベストだろう。ハンデ49kgでどこまで頑張れるか。調教はかなり良かったらしく一発もありそう。
    消し しょせん準オープン馬である。前走準オープンで13着に負けている馬が重賞で巻き消せるとは思えない。ローカルならともかく、G1を狙おうかというこのメンバーでは相手が悪すぎる。
    タケイチケントウ
    (牡4・宝来53)
    買い H9小倉3歳S優勝。前走小倉日経オープンで4着にがんばり、マイルでも大丈夫なところを証明した。調教がやたら良かったらしく、勢いはかなりありそうである。
    消し 連対実績は1400m以下だけである。前走もオープン特別のマイル戦で4着では、重賞で連対できるとは考えづらい。これだけレベルの高い古馬が集まるとさすがに格不足は否めない。
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