G1菊花賞の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸17--4-7-9-10-11-15
◎スペシャルウイーク
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馬名 | 買い&消し | |
スペシャルウイーク (牡4・武豊57) |
買い | 京都新聞杯優勝、ダービー優勝、弥生賞優勝、きさらぎ賞優勝。何と言っても栄光のダービー馬。5馬身差の圧勝はそうそうできるものではない。しかも稍重では破格の25秒台である。間違いなく実力で勝ち獲った勝利である。皐月賞3着も大外枠発走が不運だっただけであり実力負けではない。弥生賞でもセイウンスカイ以下を完封しているように、同世代では敵はいない。休み明けの京都新聞杯でも粘るキングヘイローをきっちり捕らえ、ダービー馬の底力を見せつけた。叩かれた上積み、距離延長を考えれば、キングヘイローに巻き返されることはないだろう。 |
消し | 何だかんだ言っても皐月賞で3着に負けている。500万でも負けたことがある。ちょっとしたことで、勝てないことがあるのである。そういう意味では絶対的な存在ではないのかもしれない。やはり後ろから競馬をする以上は、前が開かないこともあるし、大外を通ると大きなロスになるなど、不利を受ける確率がどうしても大きくなる。 | |
セイウンスカイ (牡4・横山典57) |
買い | 皐月賞優勝、京都大賞典優勝、ジュニアC優勝、弥生賞2着。皐月賞の先行押し切りのレースといい、京都大賞典の古馬をおちょくった逃げといい、かなり強い勝ち方をしている。特に古馬G1を制してるメジロブライト、シルクジャスティスに勝っているのはかなり凄い。秋の成長をまざまざと見せつけた。中3週のローテーションも有利だし、スペシャルウイークに勝つための準備は整ったと言えそうだ。馬場が意外と悪く追い込みがききにくいだけに、計算された逃げができれば、この馬が主導権を握る分有利となる。 |
消し | スローペースの決め手勝負だとスペシャルウイークにかなわない。平均ペース以上にするためには自分で逃げるしかないが、3000mを平均ペース以上で逃げるなんてなかなかできるものではない。もともと陣営が3000mという距離に不安を感じていたことを考えるとなおさらである。スペシャルウイークに勝ちにいくと自滅するかもしれない。かと言って2着狙いのレースをするつもりもないだろう。 | |
キングヘイロー (牡4・福永57) |
買い | 京都新聞杯2着、皐月賞2着、ラジオたんぱ杯3歳S2着、東京スポーツ杯3歳S優勝。3歳時はクラシックの最有力候補と言われた逸材である。皐月賞ではセイウンスカイを捕まえきれず2着、京都新聞杯でもあと一歩粘りきれずスペシャルウイークに差されて2着など、惜しいレースが続いている。3強の1角を担っているだけに最後の1冠はどうしても譲れない。前走のような粘り強いレースさえできれば活路は見いだせるだろう。 |
消し | 3強の戦いで唯一勝っていない馬である。ダービーでは惨敗を喫しているし、皐月賞も言い訳できない負け方である。京都新聞杯も最後まで粘れなかったように、勝負付けはだいたい終わったと言えそう。気性的な問題で長い距離も不安だし、安定度も高くはない。一発があるタイプとも思えないだけに、念願のG1制覇は夢に終わりそう。 | |
タヤスメドウ (牡4・土肥57) |
買い |
京都新聞杯3着 京都新聞杯で何とか権利を確保した勝負強さは褒めてあげたい。同じ京都コースで走れるのは好材料だし、距離が伸びるのも良さそうだ。キングヘイローが距離に泣くようだとこの馬が2着に繰り上がることになる。 |
消し | しょせん1勝馬。500万も勝てないでいる馬がいきなりG1で好走できるであろうか。京都新聞杯もスペシャルウイークとキングヘイローには決定的な差をつけられていただけに巻き返しはかなり厳しそう。 | |
カネトシガバナー (牡4・秋山57) |
買い | 神戸新聞杯優勝。この時は完勝と言っていい強い内容だった。古馬オープンでも3着しているように夏を越えて大きく成長している。折り合いはつきそうなので、距離も大丈夫だろう。勢いは非常に感じるだけにチャンスはあるはずだ。 |
消し | 実績が2000mまでである。古馬オープンもマイルでの好走だったことを考えると、3000mという距離には不安を感じる。キングヘイロー、ボールドエンペラーに勝っているが、相手は休み明けで本調子じゃなかった。本番では万全の状態で臨むだろうから、再度勝てるか分からない。それより何より、スペシャルウイーク、セイウンスカイという厚い壁があることを忘れてはいけない。 | |
ボールドエンペラー (牡4・河内57) |
買い | 神戸新聞杯2着、ダービー2着、きさらぎ賞2着、デイリー杯3歳S優勝。強烈な末脚を武器にしており、決まった時の破壊力は半端ではない。ダービーでも大外から一気に2着まで伸びてきた。京都コースも得意そうだし、展開さえはまれば一発ある。 |
消し | 前走9着に負けたのは問題である。神戸新聞杯2着より着順を落としているのだから勢いはまったく感じない。キンググローリアス産駒だということを考えると、3000mという距離を克服できるかかなり疑問でもある。3000を追い込みで勝つというのもかなり厳しい。 | |
レオリュウホウ (牡4・江田照57) |
買い | セントライト記念優勝。前走は時計のかかる馬場を味方につけてうまく逃げ切った。ダービー3着馬を完封したのだから、それなりの評価は必要だろう。粘りはありそうなので、タフなレース展開になればチャンスは出てくるだろう。 |
消し | G2勝ちも道悪に助けられただけである。相手も大したことなかったし、それほど強い内容ではなかったと思う。今回はマイペースで逃げられるか分からないし、メンバーは大きく強化されている。決め手勝負になれば太刀打ちできない。 | |
ダイワスペリアー (牡4・蛯名57) |
買い | セントライト記念2着。ダービー3着が光る。1・2着馬は後方からの競馬だったのに、この馬は先行しての結果である。この馬のスタミナは半端ではないことがよく分かる。3000mという距離はのぞむところだろう。前走は2着に負けたが、リアルシャダイ産駒は休み明けは走らないといのが定説である。一度叩かれて大きく変わることは容易に推測できる。 |
消し | 前走レオリュウホウに負けているのはどうだろうか。ダービー3着の実績を考えると負けて欲しくないレースである。このレベルで負けるということは、それほど成長していないのかもしれない。ダービーの時はセイウンスカイとキングヘイローが自滅してくれたが、今回もそうなるとは限らない。実力で勝ちきるのは少し厳しいかもしれない。 | |
シンコウシングラー (牡4・四位57) |
買い | セントライト記念3着。期待の良血馬がいよいよ本格化の兆しを見せてきた。前走3着もなかなか鋭い末脚だったので、展開次第では上位に食い込むことも十分あり得る。 |
消し | レベルが低いと思われているセントライト記念で3着というのは物足りない。メンバーが一気に強化されるだけに、どこまで戦えるか疑問である。 | |
エモシオン (牡4・松永幹57) |
買い | カシオペアS優勝。古馬オープンで完勝したことで、大きく成長したことをアピールしている。もともと皐月賞4着と実績もあるだけに、最後のクラシックに懸ける思いはそうとうのものである。母はオークス馬アドラーブルという良血馬で、スタミナも問題ない。 |
消し | 皐月賞、ダービーでだいたい底を見せてしまった。成長したと言っても、3強も同じことであり、この馬が逆転している保証はどこにもない。安定度は高いが決め手はいまいちというタイプにも見えるので、決め手勝負だと苦しむかもしれない。距離もダービーで惨敗していることからすると、意外と2000mまでの馬かもしれない。 | |
グリーンプレゼンス (牡4・的場57) |
買い | 若葉S優勝。2戦目でいきなりオープンを勝ってしまうという離れ業をかましており、その素質の高さを証明している。前走は休み明けで惨敗したが、叩かれた上積みは大きく見込めるだけに巻き返しは可能である。 |
消し | 前走15着惨敗はあまりにひどすぎる。ここから巻き返すなんて常識では考えられない。やはりまだ3戦だけというキャリアで、菊を勝とうなんて甘すぎる。3000mという長丁場を考えると、それなりの実績はやはり必要だろう。 | |
ミツルリュウホウ (牡4・南井57) |
買い | 若草S優勝。追い込みが決まった時の末脚はなかなかである。ダービーでも直線だけで5着にきているし、実績もまあまあである。いかにもステイヤーというタイプの馬だけに、距離が延びるのは歓迎の方だろう。展開がはまればおもしろい存在である。 |
消し | 前走10着は負けすぎである。後方からの競馬だったのに、ほとんど伸びなかった。この内容だと勢いを感じることはできない。巻き返しはかなり厳しいかもしれない。重賞では連対経験もないし、格もいまいちである。 | |
サンプレイス (牡4・熊沢57) |
買い | やまももS優勝。オープンを勝っている実績はそれなりに評価しなければいけない。前走7着も休み明けが原因であれば、7着からなら巻き返しは可能だろう。サンデーサイレンス産駒だし、人気がない馬に乗ると恐い熊沢騎手が鞍上である。一発あってもおかしくはない。 |
消し | 前走7着からの巻き返しはけっこう厳しい。プリンシバルSで5着に負けてダービーに出れなかったことを考えても、G1の器はないのかもしれない。やはり、ここで好走するには重賞での実績がほしいところである。 | |
シンボリクラウン (牡4・田中勝57) |
買い | 前走古馬の準オープン戦で2着しているように能力はかなり高い馬である。父シンボリルドルフで母父がミスターシービーという日本人には魅惑の血統である。もちろん距離が合わないわけはないだろう。安定度は高いだけにタフなレースになればチャンスは出てくる。 |
消し | 重賞実績がないのが寂しい。いくら古馬混合でも準オープンくらいは勝ってもらわないとG1では好走できないのではないか。決め手もあまりなさそうだし、がんばっても3着というタイプかもしれない。 | |
メジロランバード (牡4・吉田57) |
買い | 青葉賞2着。ダービーでも6着しているようになかなかの実績を持つ。ステイヤーのメジロだけに距離延長は歓迎だろう。前走4着と勢いもでてきたし、臨戦態勢はまあまあだろう。青葉賞では上がり34.2で走っているので決めて勝負も大丈夫だろう。 |
消し | セントライト記念で6着、京都新聞杯も4着と、決定的な差をつけられて負けているだけに、巻き返しは厳しそう。まだ1勝しかしていないように、パンチ力に欠ける感じもする。実績からするとG1で連対できるほどの器はあまり感じられない。 | |
エプソムダンディー (牡4・池田57) |
買い | 現在2連勝中と勢いはかなりある。前走2600m戦で勝っているので距離も問題ない。 |
消し | 500万を勝ったばかりでは頼りない。しかもローカル福島での勝利ではなおさらである。常識的にはいきなりG1で通用するとは思えない。 | |
テイオージャ (牡4・藤田57) |
買い | 前々走出遅れて直線だけの競馬になったのに2着まできたのは立派である。リアルシャダイ産駒なので3000mは合っていそうだし、一発タイプの感じなので、何かかましそうで不気味である。 |
消し | 前走セントライト記念11着はあまりにひどすぎる。ただでさえレベルが低かったと思われるレースだったのに2桁着順なのだから話にならない。勢いも感じないし、さすがに巻き返しは厳しそう。 | |
コマンドスズカ (牡4・上村57) |
買い | 前走勝っているので勢いはありそう。サイレンススズカの弟であり、先週あんなことがあっただけに、何となく不気味である。 |
消し | 500万で足踏みしていたことを考えると、あまり大物感は感じない。さすがにG1となると荷が重い。常識的には苦しいということになる。 |