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G3北九州記念の反省

G3北九州記念の結果
1 2-02トウショウオリオン 池添 2:02.0---36.8 460kg-6 12人気
2 4-05マチカネヤマビコ 菊沢仁 2.02.42.1/236.6 482kg-2 9人気
3 3-04ランフォザドリーム 河内 2.02.71.3/437.4 508kg-4 1人気
4 5-07プロモーション 武豊 2.02.91.3/437.5 490kg-2 3人気
5 5-08ニシノダイオー 村本 2.03.0クビ37.3 526kg+2 11人気
単勝4250円 枠連20780円
複勝1120円 610円 180円 馬連44740円
予想と見解 好材料と不安材料
G3北九州記念の感想
  • な・なんと12人気のトウショウオリオンのまさかの逃げ切り。これだから、この時期のハンデ戦は分からない。実績なんか関係ない。調子が全てのようである。それにしても重賞ウイナーが5頭もいて、この有り様はあまりに情けない。レベルが低いレースだったと言われても仕方ないと思う。確かにいきなりの雨という不運もあったが、もっと重賞らしいレースを見せてほしかった。
  • 勝ったのはトウショウオリオンであった。さすがにこの逃げ切りにはびっくりした。相手がだらしなかったのも確かだが、ハイペースの逃げだったのだからそれなりに評価してあげないといけない。4角では後ろを引きつけるほど余裕があったのだから恐れ入る。それにしても絶妙なペース配分だった。新人騎手とは思えない手綱さばきである。池添騎手の重賞初制覇は素直に祝いたい。ただ、今後もこの馬がオープンでやっていけるかは何とも言えない。次からはマークされるだろうから楽に逃げることはできそうにない。これからの戦いを占う意味でも次が本当の勝負となりそうだ。
  • 2着はマチカネヤビコであった。最軽量と勢いでまんまと重賞2着をゲットしてしまった。濡れた馬場も気にすることなく内を見事にすくった形である。さすがに運がよかったという感じは否めない。まあ、それでも重賞2着したのは事実である。今後も注意は必要だろう。
  • 3着はランフォザドリームだった。私の本命だったが、予想でも言ったとおり詰めが甘い。牡馬相手ではこんなもんでしょう。前走がピークだったようなので調子も落ちていたのだろう。仕方ない敗戦だとは思う。
  • 4着はプロモーションであった。直前で1人気になりかけたように、どう考えても人気になりすぎである。武豊が乗るというだけでこんなにも人気になってしまうのだろうか。確かに軽ハンデという魅力もあったが、あそこまで人気になるような馬ではない。結果的にもこんなもんでしょう。詰めが甘いし、2000mも長いようだ。
  • 5着はニシノダイオーであった。重賞でときたま好走している馬であるが、このメンバーで5着が精一杯なのではやっぱり力不足ということなのだろう。今後もあまり期待できそうにない。
  • エイシンビンセンスは6着であった。直前の雨がこたえたということらしいが、掲示板にも載れないのでは話にならない。まだまだ実力が足りないようである。
  • ザフォリアは7着であった。確かにハンデがきつかったとは思うが、このメンバーで7着というのは負けすぎだと思う。まさか鳴尾記念よりも着順を落とすとは思わなかった。
  • ツルマルガイセンは10着であった。基本的には前走惨敗が示すとおり調子が落ちているようである。これだから勢いのない馬は買いづらいのである。
  • テイエムトップダンは11着であった。レース運びがちぐはぐだったという和田騎手のコメントが示すとおり、この馬は2000mは気性的に長いのである。今後もマイルより長い距離では評価しなくていいのでは?
  • ファンドリロバリーは12着であった。やっぱり休み明けなのかな。もう少し走ってもいいとは思うのだが、次の走りで実力を判断したい。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G3北九州記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 1-3-4-7-11(BOX)
    1. ランフォザドリーム
    2. ザフォリア
    3. ファンドリロバリー
    4. エイシンビンセンス
    5. プロモーション
    にへい君の見解
  • 夏の中距離ハンデ戦となるこのレースであるが、いつもなら平坦得意のローカル馬が好走することが多かったが、今年は阪神コースで行われることで、過去の傾向はあまり役に立ちそうにない。しかも今年から距離が2000mに延長されているのでなおさらである。かなり難しい予想となりそうだ。
  • 私の本命◎はランフォザドリームにする。やっぱり前走同条件のマーメイドSを勝っているのを評価した。他のメンバーで前走重賞連対を果たしている馬が1頭もいないのだから、勢いという点から最も信用できる。前走はかなり強い勝ち方をしていたので、2000mが合っているように私は感じた。さすがにリアルシャダイ産駒といいたい。斤量54kgも前走より1kg減っているし、このメンバーなら牡馬相手でも一枚上ではないだろうか。しかし、本音を言うとあまりこの馬を本命にはしたくなかった。人気の牝馬はなんか危険を感じる。切れ味のある牝馬は一発がありそうで恐いのだが、この馬の場合は先行粘り込みの堅実タイプなので決め手の甘さで3着4着がありそうなのである。いろいろ考えたが、このメンバーだと他に魅力的な馬がいないのである。この馬を本命にするのはやむ得ないという結論となった。こんな本命なので軸にするほどは信用していない。今回はボックスで勝負する。
  • 対抗○はザフォリアにする。鳴尾記念で5着しているように、レベルの高いレースでもそこそこ走れる馬である。勝ち鞍にはなかなか恵まれないが、このメンバーならチャンス到来というところだ。安定度は高いので凡走は考えにくい。早めに抜け出せばそのまま残る確率が高いのではなかろうか。ただ、決め手がないのがちょっと痛い。この脚質のためかオープン特別でも好走で終わっていることが多い。私は前走の鳴尾記念5着を評価したが、期待をかけすぎるのもかわいそうかもしれない。
  • 単穴▲はファンドリロバリーにする。福島記念2着、日経新春杯3着と重賞で2度好走しているのは、このメンバーでは上位ランクである。差し馬にしては安定度が高そうだし、距離もベストといえる。距離に不安を感じる馬よりはずっと信用できる。ただ、休み明けはさすがにマイナスと見るべきだろう。惨敗しても文句が言えない。それに重賞好走もハンデに恵まれてのものである。斤量54kgでどうかという不安もある。
  • 4番手△はエイシンビンセンスにする。前走七夕賞で5着して重賞でもそれなりに戦えることを証明した。斤量据え置きだが、前走よりも相手には恵まれたといえる。5着よりは上に行けるのではないだろうか。いかにも上がり馬という感じで勢いも非常に感じる。夏は勢いが重要なだけに一発あってもおかしくない。もちろん、実績はほとんどないに等しいだけに惨敗することも大いにあり得る。
  • 5番手△はプロモーションである。ちょっと2000mは長いような気がするが、前走マーメイドSで5着に頑張っているように調子は良さそうだ。このときランフォザドリームと同斤量で0.3秒差である。今回はランフォザドリームと2kgのハンデをもらうだけに、数字の上では逆転も十分に考えられる。鞍上が武豊ということを考えても押さえる必要はありそうだ。弱気だがこの馬まで買うことにする。まあ、競馬はそんなにうまくいくものではないし、牡馬に負けては意味がない。さすがにここも厳しい戦いになると判断するのが妥当なのかもしれない。私の馬券はここまでである。
  • 6番手はツルマルガイセンにする。中日新聞杯を勝ち、小倉大賞典でも2着を確保していることからすると、このメンバーならば勝っても何の不思議もない。斤量55kgも恵まれた方だろう。しかし、私はあまり評価していない。まず1600m〜1800mで実績があることで2000mという距離が不安である。次に中京の平坦コースで好走したからと言って、阪神でも好走できるかは分からない。そして前走惨敗したことで勢いが感じられない。ということで、私はあまり評価していない。
  • 7番手はテイエムトップダンにする。毎日杯を勝っている実績を考えれば、阪神2000mでは外せない存在だというのが常識的な見解だろう。今年に入って2勝していることを考えても消すなんて無謀かも知れない。しかし、私はこの馬はないと見ている。まず、距離2000mに不安がある。今年の2勝はマイル戦である。イレ込みやすい気性なのでマイルまでしかスタミナが持たないのではないだろうか。今回も折り合えずに伸びを欠くと私は見ている。そして何と言ってもトップハンデはあまりに厳しい。古馬重賞で連対している実績があるわけではないのだから、実力的に抜けているとは思えない。混戦模様なだけにここでのトップハンデはつらいものがある。
  • 8番手はニシノダイオーにする。重賞で好走したこともあるくらいだから、ハンデ53kgならばチャンスはありそうだが、最近の成績を見るととても買えない。私はあまり評価していない。
  • 9番手はトウカイタローにする。去年までの輝かしい実績を考えると侮れない馬ではある。しかし、私は前走の鳴尾記念であまりのひどさにがっかりした。いくらメンバーが弱くなったとはいえ、もう年齢的な限界だろう。私は無理だと思う。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G3北九州記念出走馬
    馬名 買い&消し
    ザフォリア
    (牡6・芹沢56)
    買い H8京都4歳特別優勝、H8函館記念2着。前走鳴尾記念で5着に頑張っているように安定度の高い馬である。けっこうレベルの高いレースで入着しており、メンバーが弱くなれば好走するチャンスはあるはずだ。先行しての粘り腰が持ち味なので、早めに抜け出す競馬ができればおもしろい。
    消し 決め手がないのが痛恨である。決め手勝負の展開だと苦しくなる。前走鳴尾記念で5着にがんばるも道悪に助けられた感じはする。前々走は10着に負けているだけにスピード勝負だと苦しむかもしれない。オープン特別でも勝てないくらいである。重賞ではかなり厳しいかもしれない。
    ツルマルガイセン
    (牡5・高橋亮55)
    買い H9中日新聞杯優勝、H9小倉大賞典2着。今年に入って重賞初制覇、サイレンススズカの2着など重賞でもやっていけることを証明した。スローペースだと前へ、ハイペースだと後ろから、と自在性のある脚質なので安定度は期待できそうだ。勢いはそれなりに感じられるだけに侮れない存在である。
    消し 前走1人気で8着に負けているように調子が落ちてきているのではないだろうか。前々走がピークだったような感じがする。また1600m〜1800mに実績が集中していて、2000mは新馬戦でしか勝っていないことからすると距離が少し長いような気もする。
    テイエムトップダン
    (牡5・和田57.5)
    買い H9毎日杯優勝、H10陽春S優勝、H10都大路S優勝。まず阪神2000の重賞を勝っているというのは大きい。距離コースは問題にならない。今年になってからもオープン特別を2勝しているように実力も落ちていない。前走惨敗も鳴尾記念だったので相手が悪すぎた。このメンバーなら巻き返しは十分である。
    消し 古馬になってからは2000m以上では実績がない。どうも気性的にスタミナ不足になるようである。現に今年の2勝は2戦ともマイル戦だった。毎日杯はレベルが低かったから何とかなったということで、基本的には2000mは長いのかもしれない。それに好走しているのはオープン特別ばかりである。重賞でどこまで頑張れるだろうか。
    プロモーション
    (牝5・武豊52)
    買い H9クイーンS優勝。オークス4着が光る。古馬戦線で戦うようになってから凡走が続いたが、前走前々走と掲示板は確保しているように、やっと調子が上がってきたようである。今回はハンデに恵まれそうなだけに一発あってもおかしくはない。オークス実績からも距離は問題ないだろう。
    消し 前走牝馬限定戦で5着に負けている。牡馬混合のこのレースでどこまで頑張れるか疑問である。前走前々走も決め手がなく、なんとか掲示板を確保したという感じで、どうもパンチ力というか底力が伝わってこない。今回も好走するも掲示板までという感じがする。
    ランフォザドリーム
    (牝5・河内54)
    買い マーメイドS優勝。ついに念願の重賞を制覇した。同コース同距離というのは安心できるし、ローテも中3週と申し分ない。勢いから言って、ここで凡走は考えづらい。斤量54kgも前走よりも1kg軽いわけでマイナスにはならない。先行してばてないという粘る競馬を信条としており安定度も期待できる。牡馬相手でも見苦しい競馬はしないだろう。
    消し 前走勝ったと言っても牝馬限定戦である。前々走テレビ愛知杯では4着に負けているように牡馬相手だと力不足かもしれない。それに今年に入って使われ続けているだけに疲労も心配である。切れる脚がないだけに決め手勝負となると甘くなりやすい。前走のようにうまくいくかは分からない。
    エイシンビンセンス
    (牡5・野元52)
    買い 前走七夕賞5着とがんばり重賞でも戦えることを証明した。今回もハンデに恵まれそうだし、前走と同じような競馬ができればチャンスはあるだろう。勢いは感じられるだけにおもしろい存在である。
    消し 前走軽ハンデでやっと5着したくらいである。今回もどんなに頑張っても掲示板が精一杯かもしれない。現時点の実績ではまだまだ格不足と言えそうだ。
    トウカイタロー
    (牡9・村山54)
    買い H8新潟記念優勝、H9鳴尾記念2着など。天皇賞秋7着もあるように実績はこのメンバーではトップクラスである。本来の実力を出せれば圧勝もあり得る馬である。逃げて結果を残しているだけに、マイペースの逃げが打てればおもしろい存在である。こういう実績馬を舐めていると痛い目にあう。
    消し 前走の負け方があまりにひどい。逃げて4角まで持たないのだからどうしようもない。9歳という年齢を考えても昔のような走りは期待できそうにない。
    ニシノダイオー
    (牡7・村本53)
    買い 2000mで4勝しているので距離はベストだろう。軽ハンデを生かしてどこまで頑張れるか。
    消し オープンでは結果を残していない。底を見せてしまっていると言いたくなる。
    ファンドリロバリー
    (牡6・土肥54)
    買い H9福島記念2着。日経新春杯でも3着とがんばっているように重賞でも通用することを証明している。G2で好走していることを考えればG3ならばチャンスは十分である。
    消し 休み明けが不安である。常識的にはマイナスと見るべきだろう。重賞好走もハンデに恵まれたのが大きい。今回のハンデでどこまで頑張れるであろうか。
    ホウエイコスモス
    (牡8・熊沢53)
    買い 京都金杯3着など重賞で好走している実績が何度かある。G3ハンデ戦ならばチャンスはあるだろう。先行して粘り込むのを得意としているので、軽ハンデだとなかなか止まらない。
    消し 前走宝塚記念でもボロボロに負けているように、重賞では実力不足の感が強い。オープン特別でも好走が精一杯なのだから仕方ない。決め手があるわけでもないので一発というのも考えにくい。
    トーワエール
    (牡6・藤田52)
    買い 900万とはいえ前走勝っているのは好材料である。勢いはかなり感じる。2000mで5連対しているので距離は問題ない。阪神コースも6連対とやたら相性がいい。
    消し 900万を勝ったばかりではとても重賞では戦えない。しかも900万でかなり足踏みしていたのだからなおさらである。
    ロングシコウテイ
    (牡6・渡辺52)
    買い 900万とはいえ前走阪神の2000mで勝っているのは好材料である。勢いと軽ハンデでどこまで頑張れるであろうか。
    消し 900万を勝ったばかりではとても重賞では戦えない。しかも900万でかなり足踏みしていたのだからなおさらである。
    トウショウオリオン
    (牡6・池添53)
    買い うーん困ったなあ。トウショウボーイ産駒なので頑張ってほしい。
    消し 前走準オープンで13着に負けているのは痛恨である。重賞で巻き返せるとは思えない。2000mでは実績がないので距離も心配。
    マチカネヤマビコ
    (牡6・菊沢仁50)
    買い 900万とはいえ前走2000mで勝っているのは好材料である。2000mで4連対しているので距離はベストだろう。勢いと軽ハンデでどこまで頑張れるであろうか。
    消し 900万を勝ったばかりではとても重賞では戦えない。しかも900万でかなり足踏みしていたのだからなおさらである。
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