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G3小倉記念の反省

G3小倉記念の結果
1 3-03テイエムオオアラシ 福永 1.46.0---35.1 464kg0 3人気
2 5-06ツルマルガイゼン 高橋亮 1.46.0ハナ34.9 472kg+2 6人気
3 6-08ビワタケヒデ 藤田 1.46.63.1/235.5 450kg-2 1人気
4 1-01ニシノダイオー 村本 1.46.8136.1 536kg+10 10人気
5 7-10マチカネヤマビコ 菊沢仁 1.46.93/435.4 482kg0 11人気
単勝710円 枠連1,610円
複勝190円 290円 120円 馬連3,630円
予想と見解 好材料と不安材料
G3小倉記念の感想
  • ついに的中したあ!久々の会心の一発です。今年は20,000円以上の回収が1度もなかったし、それどころか的中すらままならなかったので、本当に嬉しいです。やっぱり古馬は強いですよ。ビワタケヒデに期待する気持ちも分かるけど、単勝1.7倍は人気になりすぎです。4歳限定のG3を勝っただけで、そこまで信用するのは絶対おかしいと思います。実績重視の私にとっては取りこぼせないレースでした。ここをしっかり押さえることができたのは大きいです。この勢いでなんとかもう少し回収率を上げたいところです。(まあ無理かな)
  • 勝ったのはテイエムオオアラシであった。実績No1の実力を見せつけた。私が懸念していた京都1800mの切れ味勝負もこのメンバーでは何の問題もなかった。さすがに有馬記念6着の実力馬である。この馬が3人気だったことが本当に信じられない。終わってみれば最も強い馬が勝ったレースとなった。ただ、今回のメンバーは明らかに手薄である。ハナ差で何とか勝っていることからも、今後もG2以上では厳しい戦いになりそうだ。次につながるかどうかは分からない。
  • 2着はツルマルガイセンであった。やっぱり1800mだとよく走る。前2走が惨敗だっただけにかなり不安だったが、押さえておいて本当に良かった。まあ、これくらいのメンバー構成であれば、何の不思議もない好走である。斤量56kgでも走れたのも収穫だし、今後に向けていいレースができたと思う。ただ、G2以上では相手にしてもらえないだろう。今後もG3かオープン特別で実力を伸ばしてほしい。
  • 3着はビワタケヒデだった。先ほども言ったが、1人気はいいとしても、単勝1.7倍はあまりにかわいそうである。初めての古馬重賞を考えれば人気になりすぎである。偉大な兄を2頭もいるとどうしても期待してしまう気持ちも分かるが、タケヒデはタケヒデとして見てほしい。ラジオたんぱ賞の実績だけではこんなもんでしょう。3着でもよくがんばっている方だと思う。とりあえず京都コースを経験したというのを収穫にしてほしい。
  • 4着はニシノダイオーであった。いつも切れ味がなくて苦しんでいるので思いきって先行したらしいが、この作戦が見事にはまった形となった。先行してこれだけ粘れるのならば、これからは先行した方がいいかもしれない。でもまあ、これが精一杯だろうなあ。重賞で連対することはないかもしれない。
  • 5着はマチカネヤマビコであった。前走の好走はハンデ50kgだっただけに、今回が本当の意味での試金石のレースとなったが、斤量56kgで5着ならばまあいいところだろう。よくがんばっている。でも、今後も別定重賞では厳しい戦いになるかもしれないなあ。
  • トウショウオリオンは6着であった。逃げることができなかった時点で負けが決まったようなものである。これが阪神2000mと京都1800mの違いだと私は思う。次は2000m以上のレースでがんばってほしい。
  • ヴィクトリーバンクは8着であった。この馬の切れ味を期待したが、その前に1800mのペースについてこれなかったようである。やっぱり、ゆったりとしたペースでこそ切れ味を発揮するタイプのようである。
  • メジロランバダは9着であった。ここまで負けるとは思わなかったので敗因がよく分からない。京都の1800mは短すぎたということか。
  • ザフォリアは10着であった。決め手不足の馬なので、京都の1800mは厳しすぎる。基本的には2000m以上でこそのうまではないか。
  • テイエムトップダンは12着であった。今回のレースの最大の汚点はこの馬を本命◎にしてしまったことである。いくら何でも12着はないだろう。本当にがっかりである。何が敗因かもよく分からない。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G3小倉記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 3-5-6-12(BOX)

      ◎テイエムトップダン
      ○テイエムオオアラシ
      ▲ヴィクトリーバンク
      △ツルマルガイセン

    にへい君の見解
  • 北九州記念に続く夏の中距離重賞であるが、今度は実力が問われる別定戦である。北九州記念ではハンデに泣いた実力馬が巻き返すチャンスというわけだ。それに4歳馬まで参戦してくるとあって、なかなか盛り上がるレースとなりそうだ。予想もけっこう難しくなる。
  • 私の本命◎はテイエムトップダンにする。前走惨敗しているのがかなり気になるが、1800mならばこの馬だと思って本命にした。北九州記念で言ったとおりこの馬は気性的に2000mは長いと思う。でもマイルでは能力的に短い感じがするのである。となれば、1800mでこそ実力をフルに発揮するのではないか?と思ったわけである。メンバー構成も大したことないようなので、斤量1.5kg減ることも考えれば、巻き返しは十分にあり得ると私は判断した。前走負けすぎも直前の大雨が影響したと思って目をつぶることにする。でも、さすがに軸にはしづらいなあ。本命◎という器でもなさそうだし、ボックスで行くしかなそうだ。
  • 対抗○はテイエムオオアラシにする。重賞2勝、有馬記念6着の実績はここでは抜けた存在である。メンバー的には負けられない一戦となる。本来ならば◎評価にしたいところだが、どうも1800mという距離と京都コースが気になった。この馬はしぶとく伸びてくるという印象が強く、切れ味がないように私には感じる。京都1800mでは決め手が甘くなると思ったわけである。今までの実績から簡単に勝ってしまうこともあり得るが、取りこぼし多いことも考えると、そんなに大きな信用もおけないのも確かである。
  • 単穴▲はヴィクトリーバンクにする。基本的にはマーメイドSでのラストの切れ味を高く評価している。有力馬が決め手に問題がありそうなだけに、この馬の切れ味は驚異に感じている。京都1800mの決め手勝負ならばチャンスは十分にあるはずだ。ただ、1800mをあまり経験していないのが気になる。2000m以上でこその馬かもしれない。それに牝馬限定重賞で連対しただけであり、牡馬混合ではオープン特別でも連対できないでいる。まだまだ実力不足である可能性も高い。
  • 4番手△はツルマルガイセンにする。私はテイエムトップダン同様にこの馬も1800mならばチャンスは大きいと思っている。マイルの準オープンを負けながら、中日新聞杯を勝っていることを考えても、1800mがベストの馬だと私は思っている。前走12着、前々走8着に惨敗して、調子が下降気味なのかもしれないというのがかなり気になるところで、実はあまり買いたくない気持ちもあるのだが、他に魅力的な馬があまりいないので、押さえることにした。
  • 5番手はビワタケヒデにする。前走ラジオたんぱ賞を1.45.6というタイムで完勝したのは高く評価しなければいけない。それは分かっているが、だからといって古馬重賞でもすぐに通用するかは分からない。少なくても私にはまだまだ古馬との実力差はあるように感じている。それなのに人気になるのは何となく違和感を感じる。確かにこのメンバーであれば古馬重賞でも何とかなるかもしれないが、人気ほどの信用はどうしても置きづらい。非常に悩むところであるが、私は思いきって消しという判断をした。これで負けても悔いはない。
  • 6番手はメジロランバダにする。重賞2勝の実績はすばらしいのだが、京都1800mだと決め手不足に泣くと思われる。マーメイドSでも勝負どころで置いて行かれている。掲示板は確保すると思われるが、連対までは届かないと私は思う。
  • 7番手はザフォリアにする。重賞で好走経験を持っていることを考えれば、このメンバーならばいつ好走してもおかしくない存在である。しかし、この馬も決め手がない馬であり、京都の1800mはちょっとスピード不足だと思われる。私は評価していない。
  • 8番手はトウショウオリオンにする。前走北九州記念の逃げは立派だったが、今回の1800mという距離はかなり厳しい。多少のハイペースでも前半から追いかけられるので、息を入れることができないと私は思う。斤量が3kgも増えるのもマイナスだし、さすがに今回は厳しいと思う。
  • 9番手はシービーエンドレスにする。福島でなかなかの走りを生で見ているだけに、がんばってもらいたい気もするが、常識的に古馬重賞では実力不足だと思う。さすがに買えない。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G3小倉記念出走馬
    馬名 買い&消し
    テイエムオオアラシ
    (牡6・福永57)
    買い H9カブトヤマ記念優勝、H9福島記念優勝。重賞を2勝しているし、有馬記念でも6着している実力馬である。G3ならば格上の存在である。安定した末脚が魅力の馬であり、どこからでもしっかりと伸びてくる。このメンバーならば負けられない一戦となる。
    消し まず斤量57kgは不利である。他より1kg多いのはやっぱり痛い。また、重賞2連勝後は意外と決め手がいまいちで善戦で終わっていることが多い。切れ味はあまりないように感じる。決め手勝負の京都コースではちょっと厳しいかもしれない。
    ビワタケヒデ
    (牡4・藤田53)
    買い H10ラジオたんぱ賞優勝。前走ついに重賞を制した。1.45.6というタイムも4歳馬にしてはかなり優秀である。中団からきっちりと差し切るという安定した内容で、強いと思えるものであった。ビワハヤヒデ、ナリタブライアンという2頭の年度代表馬の弟がいよいよ本格化したという感じである。
    消し まだ未知数が多い4歳馬であり、まだ実力が計りづらい。4歳限定の重賞を勝ったからといって古馬重賞でも通用するとは限らない。クラシック実績もないだけにどうしても信用しづらいものが残る。まだまだ馬が若いという感じもするので惨敗もありそうだ。
    テイエムトップダン
    (牡5・和田56)
    買い H9毎日杯優勝、H10陽春S優勝、H10都大路S優勝。2000mの重賞を勝っているのだから距離は問題にならない。今年になってからもオープン特別を2勝しているように実力も落ちていない。前走惨敗も直前の大雨とトップハンデだと考えれば納得がいく。斤量が1.5kg減るのは好材料。距離短縮もプラスだろう。メンバーも大して変わらないのだから、巻き返しは十分にあり得る。
    消し 古馬になってからは2000m以上では実績がない。どうも気性的にスタミナ不足になるようである。現に今年の2勝は2戦ともマイル戦だった。毎日杯はレベルが低かったから何とかなったということで、距離は少し長いかもしれない。それに好走しているのはオープン特別ばかりである。重賞では力不足かもしれない。
    ヴィクトリーバンク
    (牝5・古川吉54)
    買い H10マーメイドS2着。前走重賞で連対したことで重賞でも通用することを証明した。前々走もエメラルドSで2着しているように勢いもかなり感じる。ラストの切れ味がけっこう鋭いので、決め手勝負はのぞむところだろう。それに夏の牝馬は要注意である。
    消し 前走重賞2着といっても牝馬限定戦での話である。牡馬混合でも戦えるかどうかは分からない。マーメイドSを完勝したランフォザドリームが北九州記念で負けていることを考えると、意外と厳しい戦いになるかもしれない。
    トウショウオリオン
    (牡6・池添56)
    買い H10北九州記念優勝。まさかの逃げ切り勝ちだったが、能力の高さも証明した。前半はハイペースで逃げ、後半は極端にスピードを落とし、4角では他馬を引きつけられるところまで引きつけ、直線ではさらに引き離すというレースをしており、実力がなければこんなレースはできないはずである。勢いは感じるし、池添騎手との相性もいい。重賞2連勝も十分にあり得る。
    消し 前走はノーマークだったから逃げ切れたともいえ、人気になる今回は前走のようには逃げられない可能性が高い。それに直前の大雨で先行馬有利になったのも否めない。斤量が3kg増えるのも大きなマイナスである。前々走は準オープンで負けていた馬である。別定重賞ではまだ荷が重いかもしれない。ローテも連闘のあとの中2週はちょっときつい。
    ツルマルガイセン
    (牡5・高橋亮56)
    買い H9中日新聞杯優勝、H9小倉大賞典2着。今年に入って重賞初制覇、サイレンススズカの2着など重賞でもやっていけることを証明した。スローペースだと前へ、ハイペースだと後ろから、と自在性のある脚質なので安定度は期待できそうだ。前走の惨敗は直前の大雨によるものだと考えれば納得がいく。馬場のいい京都第1週ならば巻き返しは可能だ。距離短縮もプラスである。
    消し 前々走は1人気で8着に負け、前走は2人気で10着に負けているように調子が落ちてきているように感じる。3走前がピークだったのかもしれない。斤量が1kg増えるのもマイナスである。中日新聞杯を勝ったときは53kgだったことを考えても56kgはかなり重い。
    メジロランバダ
    (牝6・熊沢55)
    買い H9日経新春杯優勝、H10中山牝馬S優勝。重賞2勝しかもG2を勝っている強豪である。格から言ってこのメンバーならば好勝負しなければいけない馬である。前走地方交流戦で2着しているように調子は良さそうだし、スタミナ勝負となればチャンスは大きい。
    消し 日経新春杯はハンデに恵まれたし、中山牝馬Sは牝馬限定のうえ重馬場でスタミナ勝負になったのが良かった。前々走のマーメイドSを見ても分かるとおり、良馬場の決め手勝負となるとどうしても甘くなる。京都の1800mコースでは持ち前のスタミナが生かされない可能性が高い。今回はスピード不足に泣くかもしれない。
    シービーエンドレス
    (牡4・武幸53)
    買い ラジオたんぱ賞4着で重賞でも戦えることは証明された。福島では2走とも好時計をマークしているようにスピード勝負はのぞむところである。差してくる馬なので、直線が少しでも長くなるのは好材料だろう。1戦ごとに成長しているようなので、未知の魅力にあふれている。古馬重賞でもこのメンバーならば・・・
    消し しょせん4歳馬だし、実績は4歳限定G3で4着しただけである。古馬G3の方がレベルが高いと考えるのがふつうだろうから、ここで巻き返すのはかなり厳しいということになる。前走ビワタケヒデと同じ位置から直線勝負で遅れをとっていることからも、オープンではまだ決め手が甘いようにも感じる。
    ザフォリア
    (牡6・芹沢56)
    買い H8京都4歳特別優勝、H8函館記念2着。前々走鳴尾記念で5着に頑張っているように安定度の高い馬である。けっこうレベルの高いレースで入着しており、メンバーが弱くなれば好走するチャンスはあるはずだ。先行しての粘り腰が持ち味なので、早めに抜け出す競馬ができればおもしろい。
    消し 決め手がないのが痛恨である。決め手勝負の展開だと苦しくなる。前走も今回と同じようなメンバーなのに7着と掲示板にも載れないでいるし、そろそろ底を見せてきたかなあという感じは否めない。オープン特別でも勝てないくらいである。重賞ではかなり厳しいかもしれない。
    ニシノダイオー
    (牡7・村本56)
    買い 前走北九州記念も5着と頑張っており勢いはそれなりにありそうだ。
    消し 前走はハンデに恵まれた。それで5着では話にならない。オープンでは結果を残していないので、底を見せてしまっていると言いたくなる。
    ファンドリロバリー
    (牡6・土肥56)
    買い H9福島記念2着。日経新春杯でも3着とがんばっているように重賞でも通用することを証明している。G2で好走していることを考えればG3ならばチャンスは十分である。
    消し 前走12着に敗れているのは痛い。叩かれ2戦目で上積みが見込まれても連対までは届かないかもしれない。斤量が2kg増えるのもマイナスである。スピード勝負も苦手のようである。
    マチカネヤマビコ
    (牡6・菊沢仁56)
    買い H10北九州記念2着。前走重賞で連対しているのだから調子はかなりいいはずだ。この勢いでさらに上昇といきたいところだろう。
    消し 前走2着はハンデ50kgに恵まれたものである。今回の56kgはあまりに重い。2000mに実績が集中していることを考えれば、距離短縮もマイナスだろう。さすがに別定G2では厳しいといえそうだ。
    ケリソン
    (牡8・石橋56)
    買い かなり困った。鳴尾記念に出走していたくらいだからなあ。潜在能力は高いのかなあ。
    消し 準オープンで負け続けている馬が重賞で好走できると思えない。重賞で好走した実績もないようだし、さすがにここは苦しい戦いになりそうだ。8歳という年齢も魅力ない。
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