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G2京都新聞杯の反省

G2京都新聞杯の結果
1 5-10スペシャルウイーク 武豊 2.15.0---36.4 478kg+10 1人気
2 8-15キングヘイロー 福永 2.15.1クビ36.6 480kg-2 2人気
3 1-01タヤスメドウ 土肥 2.15.31.1/436.5 434kg+2 16人気
4 7-14メジロランバード 2.15.72.1/237.0 442kg-6 7人気
5 4-07スエヒロコマンダー 小池 2.15.7アタマ36.7 432kg0 13人気
単勝120円 枠連280円
複勝110円 160円 1760円 馬連360円
予想と見解 好材料と不安材料
G2京都新聞杯の感想
  • 台風の影響で道悪馬場になり、とんでもない伏兵がくるかもしれない状況だったのに、終わってみれば人気どおりの決着。クラシック実績馬が格の違いを見せつけるレースとなってしまった。これで目立った上がり馬もでてこなかったので、またもや3強対決ムードになりそう。距離が3000mなので3強ですんなり決まるとも限らないが、3強が中心になるのは間違いない。果たしてどんな菊花賞になるであろうか。
  • 勝ったのはスペシャルウイークであった。休み明けであることを考えると単勝120円は人気になりすぎかと思われたが、辛くも勝って責任は果たした。3着以下には決定的な差をつけているので、この馬がだらしなかったというよりは、キングヘイローが道悪でよく走ったということだと思う。それでもラストのラストできっちりと捕らえきっているあたりが、この馬の凄いところである。休み明けでこれだけの競馬ができれば、本番ではさらに強い競馬ができるはずである。2冠へ向けてまずまずのスタートを切ったといえる。もちろん菊では最有力候補となるであろう。
  • 2着はキングヘイローであった。この馬は休み明けは走らないということがよく分かった。弥生賞→皐月賞の時と同じように大きく化けた。2200mの道悪競馬でこれだけ走るのだからダービー惨敗も距離は関係ないかもしれない。それにしても今回は惜しかった。武豊が「抜けないかもしれない」と思ったのだから、よっぽど迫力があったのだろう。今回のようなレースができれば菊でもやれるかもしれない。福永騎手もダービーのようなことはしないだろうし、最後の1冠をなんとしてでも獲りたいであろう。ただ、今回は道悪が大きな味方となった感じもしないではない。良馬場だとスペシャルウイークと戦えるかどうか。
  • 3着はタヤスメドウだった。前走500万クラスで負けている馬がG2で3着なんて信じられない。道悪で時計がかかったのが良かったとしか思えない。スタミナはありそうなので道悪になれば菊でもがんばれると思うが、良馬場だと苦しいと思う。
  • 4着はメジロランバードであった。セントライト記念6着でがっかりしたが、ここで4着に巻き返したのは立派である。同じ道悪競馬を考えると前走は休み明けが敗因だったのかもしれない。もちろん道悪も苦手なのだろう。良馬場だと菊でも巻き返せるかもしれない。
  • 5着はスエヒロコマンダーであった。前走900万を惨敗している馬がここまでがんばるとはびっくりである。これだから道悪競馬は分からない。まあ、菊には出走できないだろうから条件戦でがんばってほしい。
  • ブリリアントロードは6着であった。さすがに古馬オープンを勝っている馬である。でも掲示板に載れないようでは大きくは評価できない。菊に出るつもりか分からないが、重賞ではまだ実力不足のような気はする。
  • サンプレイスは7着であった。もともとよく分かっていない馬なので何とも言えないが、ちょっと底を見せてしまった感じがする。良馬場だとまた違ったのかな。
  • ボールドエンペラーは9着であった。ここまで負けるということは道悪がダメだということだろう。本番でどこまで巻き返せるかであるが、理解しづらい馬だからなあ。分からないなあ。
  • ミツルリュホウは10着であった。南井騎手のコメントでは久々がこたえていたようである。菊ではもっと良くなるだろうが、10着からの巻き返しはどうだろうか。
  • クリールサイクロンは11着であった。先行してこれだけ負けるとはがっかりである。もっとがんばれると思ったが。
  • グリーンプレゼンスは15着であった。骨折明けでは仕方ないでしょう。これだけ負けるということはまだまだ本調子でないということ。惜敗すると底を見せた感じになるが、これだけ負ければ本当の実力じゃないから、本番で大ドンデン返しがあるかもしれない。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G2京都新聞杯の予想
    結論
    馬番連勝複式 ◎スペシャルウイークから6点流し 

      ◎スペシャルウイーク
      ○キングヘイロー
      ▲ボールドエンペラー
      △ミツルリュウホウ
      △メイショウオウドウ
      △サンプレイス
      △クリールサイクロン

    にへい君の見解
  • 菊花賞TRでもあるこのレース。菊の前哨戦と考えたいところだが、菊3000mに対してこちらは2200m。どう考えても直結するとは思えない。確かにこのレースの連対馬が菊花賞で好成績を残しているが、逆に菊では惨敗している馬もかなりいる。そういうことで、あまり菊のことは考えず、あくまで中距離重賞と見た方がいいかもしれない。
  • 今回のメンバーを見てみると、ダービー馬スペシャルウイークが順調に出走してきた。ダービー馬は秋は不振に陥ることもしばしばのため、注目される一戦となる。ただ毎年勢いのある上がり馬がいるものだが、今回はそういう馬が見当たらない。春の実績馬の戦いになるかもしれない。そして、何やら台風がきているらしいので、道悪競馬は必至の状況のようだ。こうなるとデータなんて関係なくなるから、とんでもない結果が待っているかもしれない。
  • 私の本命◎はスペシャルウイークである。これは仕方ないです。ダービー圧勝がすべてである。皐月賞も大外でなければ勝っていたはずである。とにかくこの馬は強すぎる。同世代では敵はいないと私は思っている。しかし、思わぬ敵が現れた。それは台風である。切れ味抜群のこの馬に道悪はマイナスであると思われる。こればっかりは走らせてみないと分からないが、馬場がひどかった弥生賞、稍重のダービーを勝っているのだから大丈夫だとは思う。もちろん軸で勝負する。
  • 対抗○はキングヘイローにする。なんだかんだ言っても皐月賞2着馬である。前走3着はいただけないが、弥生賞の走りからも休み明けはダメなタイプなのだろう。一度叩かれた今回は巻き返す。でも、前走で底を見せてしまった感じは否めない。
  • 単穴▲はボールドエンペラーにする。体調不十分と言われた前走でも2着を確保しているように、ダービー2着の実績は伊達ではない。一度叩かれたことを考えると前走以上の走りが期待できる。ただ、道悪がどうなんだろう。
  • 4番手△はミツルリュウホウにする。ダービーで5着しているように実力はそれなりである。後方からの競馬になるため展開に左右されるが、一発がこわい馬である。鞍上南井というのも魅力である。
  • 5番手△はメイショウオウドウにする。不良馬場で1勝しているのが魅力である。ラジオたんぱ賞では追い込んで2着だったが、不良馬場なら先行するとおもしろい。前走6着は負けすぎな感じもするが、道悪での巻き返しに期待したい。
  • 6番手△はサンプレイスにする。単純に前走稍重のやまももSで勝っていることを評価した。どういう馬かよく分からないが、プリンシバルSでも1人気に推されていたのだから相当の素質馬なのだろう。
  • 7番手△はクリールサイクロンにする。ダービーで懲りたはずが、どうしても気になってしまう。スプリングSは稍重馬場だったし、時計がかかるようならチャンスはあるのではないか。たぶんダメだとは思うが、ついつい押さえてしまう。
  • 8番手はグリーンプレゼンスにする。デビュー2戦目でオープンを勝つというとんでもない馬である。素質だけで好走することもあるとは思う阿g、骨折休み明けではいきなりはないと思う。
  • 9番手はエリモソルジャーにする。京都4歳特別で2着した実績はあるのだが、前走9着に負けたり、500万で足踏みしていた馬である。そんなに強い馬だとは思わない。
  • 10番手はメジロランバードにする。前走の敗因が休み明けだけならば巻き返しがあるかもしれないが、やっぱり道悪が敗因だと思う。さらにメンバーが強くなるここでは苦しいと思う。
  • 11番手はビッグマキバオーにする。前走神戸新聞杯で5着にがんばっているので、2着ならあるかもしれないと思うが、ちょっと遠いかな。
  • 12番手はブリリアントロードにする。古馬オープンを勝っている実績馬をこんなに評価を下げていいのかと思うが、斤量48kgでの話だし、前走7着が気に入らない。巻き返しはないと私は思っている。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G2京都新聞杯出走馬
    馬名 買い&消し
    スペシャルウイーク
    (牡4・武豊57)
    買い ダービー優勝、弥生賞優勝、きさらぎ賞優勝。ダービーの圧勝でも分かるとおりこの世代では抜けた存在である。後ろからレースをすすめるが、展開に関係なく必ず伸びてくる末脚を持っており、安定度もかなり高い。距離も問題ないし、決め手重視の京都コースも有利である。死角を探す方が難しい。
    消し 唯一の不安は休み明けである。菊のために余力残しとなるだろうから隙はできるはずだ。神戸新聞杯などで一度叩かれている馬にやられることもあるかもしれない。
    キングヘイロー
    (牡4・福永57)
    買い 皐月賞2着、東京スポーツ杯優勝、ラジオたんぱ杯2着。なんだかんでG1連対を果たしている馬である。能力が相当高いことは言うまでもない。前走3着に敗れたが、弥生賞のだらしない走りからも休み明けは走らないタイプだと思われる。一度叩かれてきっちりと巻き返してくるであろう。
    消し ダービーで大敗してから信用が置けなくなった。いくら休み明けでも前走3着というのはメンバーを考えると負けすぎである。気性的にどうも長距離は向かない感じがする。距離延長はあまりいい材料ではなさそうだ。
    ボールドエンペラー
    (牡4・河内57)
    買い ダービー2着、神戸新聞杯2着、デイリー杯優勝。怒涛の追い込みが決まったときの破壊力はかなりのものである。体調不良と言われた神戸新聞杯でも2着と踏ん張り、改めて能力が高いことを証明した。一度叩かれた上積みも見込めるだろうし、京都コースとも相性がいい。
    消し 先行すると末が甘くなるし、追い込みに徹すればどうしても展開に左右されるので、安定度はあまり期待できない。ダービーも前が潰れるという展開に恵まれただけとも言え、実力と言い切れるかどうか。前走2着もカネトシガバナーに負けているようでは・・・
    クリールサイクロン
    (牡4・四位57)
    買い スプリングS優勝、新潟3歳S優勝。重賞を2勝している実績はそれなりに評価しなければいけない。スプリングSでは先行して押し切って勝っているので、先行できればおもしろい存在である。
    消し 2000m以上で実績がない。距離が少し長いかもしれない。皐月賞、ダービーとスタートを失敗しており、ちぐはぐな競馬になっていたように、信用できない面が多すぎる。まして休み明けではなおさらである。それ以前に実力不足かもしれないが。
    ミツルリュウホウ
    (牡4・南井57)
    買い 若草S優勝。強烈な末脚を持っている馬である。ダービーでも最後方から5着まで伸びてきた。距離が長くなるにつれて成績が安定しているので距離は問題ない。決め手勝負の京都コースも合っていそうだ。
    消し 成績が中途半端である。どうしてもいまいち君のイメージが強い。後方からの競馬だと展開に左右されるし、安定度はあまり期待できない。もちろん休み明けもマイナスである。
    グリーンプレゼンス
    (牡4・的場57)
    買い 若葉S優勝。この時の勝ち方はなかなか強かった。骨折さえなければクラシックでもそこそこやっていたかもしれない。2戦2勝でまだ底を見せていないという未知の魅力もたっぷりである。
    消し 単なる休み明けでもマイナスなのに、骨折明けではさらに厳しくなる。2戦無敗もキャリア不足の方が問題である。強いメンバーとの対戦がないだけに実力もはっきりしない。こういう場合は力の違いを見せつられて惨敗することの方が多いものである。
    サンプレイス
    (牡4・未定57)
    買い やまももS優勝。4戦3勝という実績が示すとおり実力はなかなかのものである。5着に敗れたプリンシバルSでも1人気に推されたほどである。キャリアが浅い分まだまだ成長しそうである。
    消し プリンシバルSで5着に負けているのがあまりに痛い。理由が何であれ、本当に強い馬であれば3着は確保してほしいところだ。重賞の実績がない以上はあまり信用は置きづらい。
    メイショウオウドウ
    (牡4・飯田57)
    買い ラジオたんぱ賞2着。このときは出遅れながら怒涛の追い込みで2着した。スタートが良かったら圧勝もあったかもしれない。前走の神戸新聞杯は6着に敗れたが休み明けだったので仕方ない。叩かれた上積みで今回は巻き返す。
    消し 前走6着は負けすぎである。本当に強い馬ならば掲示板は外さないものである。レース内容もちぐはぐだったように、どうも不安定な感じを受ける。
    メジロランバード
    (牡4・幸57)
    買い 青葉賞2着。重賞連対とダービー6着という実績はそれなりに評価しなければいけない。青葉賞では上がりだけの競馬で2着しており、決め手勝負も問題ない。叩かれた上積みで巻き返したいところだ。
    消し 前走セントライト記念6着は、理由は何であれ負けすぎである。メンバーを考えるとたとえ道悪でも3着は外してほしくない。そんなに強い馬ではないのかもしれない。
    ブリリアントロード
    (牡4・山田和57)
    買い UHB杯優勝。古馬オープンを勝っているのは大きな魅力である。スタミナはあるようなので距離が少しでも伸びるのはいいようだ。少し間隔が開いたところを一度叩かれて巻き返したいところだ。
    消し 前走7着は負けすぎである。UHB杯勝ちもハンデ48kgに恵まれた感じは否めないので、実際にはまだオープンの実力はないのかもしれない。
    ビッグマキバオー
    (牡4・池添57)
    買い 神戸新聞杯で5着してオープンでも戦えることを証明した。京都コースで1勝している。
    消し 前走で底を見せてしまった。今回の方がレベルが高いことを考えると厳しい戦いになる。
    サクラナミキオー
    (牡4・武幸57)
    買い 500万900万となかなか強いレースをしていた。前走の敗因が道悪であれば巻き返すこともあるかもしれない。
    消し 前走の負け方はあまりにひどい。メンバー構成を考えてもG2クラスにはまだ実力不足である。
    スエヒロコマンダー
    (牡4・未定57)
    買い 中距離で実績を残しているので距離は合っている。
    消し 前走900万で惨敗しているようではここでは戦えない。
    タヤスメドウ
    (牡4・土肥57)
    買い サンデーサイレンス産駒である。
    消し 前走500万で負けているようでは話にならない。
    ランスルーザターフ
    (牡4・未定57)
    買い 前走勝っているので勢いはある。2500mで勝っているくらいなので距離も問題ない。
    消し オープン経験がないのは不安である。500万で長い間足踏みしていたことを考えるとそんなに大物という感じはしない。
    ハカタビッグワン
    (牡4・安藤光57)
    買い 地方馬はよく分からないが、代表として走るのだから強いのだろう。2000mで1勝しているので距離も問題なさそう。
    消し 芝経験がないのだから信用できない。中央の壁は厚いものであり、地方で不安定な成績ではとても戦えない。
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