G2毎日王冠の結果
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結論 |
土日と家を離れるので最終結論です。
◎グラスワンダー
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馬名 | 買い&消し | |
サイレンススズカ (牡5・武豊59) |
買い | H10宝塚記念優勝、H10金鯱賞優勝、H10小倉大賞典優勝、H10中山記念優勝。今年の戦績は5戦5勝、うち重賞4勝。念願のG1も勝ち古馬中距離では無敵をほこっている。超ハイペースの逃げを得意としており、この馬についていける馬などいるはずがない。一人旅だから気持ちよく走れるわけで、途中でばてることもない。金鯱賞ではラストの直線で突き放し、2着に大差勝ち。宝塚記念でも坂を上ってから二の脚を使って、ステイゴールドを寄せ付けない。とにかく強いとしかいいようがない。 |
消し | まず斤量59kgが気になる。超ハイペースで逃げるという非常識なレースをするだけに斤量の負担は意外に重いかもしれない。東京コースは直線が長いだけに途中で力つきるということもないとは言えない。しかも休み明けではなおさらである。さらに今回の相手はここ数年を見てもレベルが高いと言われている無敗の4歳外国産馬が相手となる。この2頭も常識を超えているだけに今までのようには行かないかもしれない。 | |
エルコンドルパサー (牡4・蛯名57) |
買い | H10マイルC優勝、H10ニュージーランドT4S優勝、H10共同通信杯優勝。言わずと知れた今年の4歳マイルチャンピオンである。無敗で制覇したのも凄いが、すべて圧勝しているのが最も凄い。G1のマイルCですら2着以下を子供扱いである。常識を超えた強さであることは言うまでもない。古馬相手でも遜色はないだろう。グラスワンダーは距離経験がないのに対し、この馬は1800mを経験しており距離が問題にならないのも好材料である。 |
消し | 斤量57kgが不安である。グラスワンダーが55kgであることを考えると大きな2Kg差である。古馬とも初対決なので実力関係も未知数である。マイルCはメンバーに恵まれただけということも考えられるだけに、古馬にも通用するかは分からない。そして、スピード競馬を経験していないのが最大の不安である。芝は重馬場しか経験していないというのだから良馬場は未知数ということになる。開幕週の高速馬場にどこまで対応できるだろうか。出遅れ癖も気になるところだ。レコード決着だと痛恨となる。 | |
グラスワンダー (牡4・的場55) |
買い | H9朝日杯3歳S優勝、H9京成杯3歳S優勝。4戦4勝無敗の3歳チャンピオンである。エルコンドル同様にすべて圧勝である。朝日杯3歳Sでは33秒台という信じられないレコードで勝っている。とんでもない大物であることは容易に推測できる。少なくても私が見た感じでは史上最強の3歳馬である。サイレンスやエルコンドルに個性を感じるのに対し、この馬は全てにおいて完璧という感じで、非の打ち所がないというタイプである。自滅というのは考えにくい。斤量55kgで出走できるのも有利である。 |
消し | 長期休み明けというのが大きなマイナスである。調整のための休養と骨折休養は全く違うものである。相手が4歳チャンピオンと古馬チャンピオンだということを考えると、いきなり戦えるかは分からない。3歳で完成されたという印象も強いだけにどれだけ成長したかも疑問である。距離も初めてである。数字だけを見る限りでははかなり苦しい立場である。 | |
テイエムオオアラシ (牡6・福永57) |
買い | H10小倉記念優勝、H9カブトヤマ記念優勝、H10福島記念優勝。1800mの重賞を2勝していることからも距離はベストだろう。有馬記念6着もあり、G1でもそこそこの成績を残している。前走勝っているので勢いは感じる。 |
消し | G2以上では底を見せている。非常識な馬が3頭もいることを考えても、ここでは格不足である。東京コースも未経験である。 | |
ビッグサンデー (牡5・未定58) |
買い | H10東京新聞杯優勝、H10マイラーズC優勝、H9スプリングS優勝。重賞を3勝している実績はなかなかである。しかもうち2勝はG2である。実績はマイルに集中しているが、脚質的には1800mの方が合っている感じもする。先行して押し切る競馬を得意としており、開幕週のスピード馬場ならば、簡単にはばてない。休み明けを1度叩かれた上積みも見込める。 |
消し | 決め手がいまいちなタイプである。直線の長い東京では粘りきれない可能性が高い。 | |
プレストシンボリ (騙7・岡部57) |
買い | H7ラジオたんぱ賞優勝、H9クリスマスS優勝。マイルCS5着があるなどレベルの高いレースでも堅実に上位に顔を出している。G2でもチャンスはあるだろう。 |
消し | 最近の実績から見れば典型的なマイラーである。1800mはちょっと長い。それに前走京成杯AHで6着に負けたのは痛恨である。G2で巻き返せるとは考えづらい。 | |
ホーセンホーライ (牡5・未定57) |
買い | 前走道新杯で2着にがんばり、オープンでもやれることを見せた。東京コースも2勝している。 |
消し | しょせん準オープン馬である。前走もオープン特別でやっと2着ではとてもG2では戦えない。1400mで3勝していることからも距離も少し長そう。 | |
ランニングゲイル (牡5・柴田善58) |
買い | H9弥生賞優勝。いちおうG2を勝っているし、これでも皐月賞では1人気に推されたほどの実力馬である。前走はさすがに力の違いを見せつけた。勢いはかなりありそうだ。無敗の4歳馬が古馬に屈するようだと、この馬が台頭してきてもおかしくはない。 |
消し | 古馬になってからは重賞でいまいちの成績である。4歳時の勢いは感じられない。G2の中でもレベルの高いこのレースで好走するのはかなり厳しそうだ。スタミナ型の馬であり、1800mという距離も少し短い感じがする。 | |
ワイルドバッハ (牡6・ロバーツ57) |
買い | 東京1800mで1勝している。 |
消し | 前走準オープンで10着に負けているようでG2挑戦なんて信じられない。どう考えても場違いである。 |