G1マイルチャンピオンシップの結果
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結論 |
馬番連勝複式 1-9-11-12(BOX)
◎キョウエイマーチ
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馬名 | 買い&消し | |
タイキシャトル (牡5・岡部57) |
買い | H10ジャックルマロワ賞優勝、H10安田記念優勝、H9マイルCS優勝、H10スプリンターズS優勝など。海外を含めG1を4勝している実績は他を圧倒している。11戦10勝2着1回と連対率10割というパーフェクト実績でもある。とにかくあのジャックルマロワ賞を勝っているのだから日本の馬に負けるわけにはいかない。現に日本のG1では日本馬を子供扱いにしている。超不良馬場だった安田記念でも圧勝しており馬場条件も問わないのだから困ったものだ。休み明けも京王杯SCで斤量58kgにもかかわらずレコード勝ちしている実績からして気にしなくてよさそう。間違いなく日本史上最強のマイラーであろう。 |
消し | 競馬は何が起きるか分からない。先週のエアグルーヴがいい例である。具体的にはやはり休み明けというのが問題であろう。単なる休み明けなら問題ないだろうが、何と言っても海外輸送のあとの話である。目に見えない疲れが蓄積されているかもしれない。現にブリダーズを断念しているように、陣営の予想以上にストレスがあったのは事実のはずである。ジャックルマロワ賞で燃え尽きてしまったことも考えられるし、どこまで絶対的な信用がおけるかは分からない。 | |
シーキングザパール (牝5・河内55) |
買い | H10モーリスドギース賞優勝、H9マイルC優勝、H10シルクロードS優勝など。日本調教馬として初めて海外G1を勝った歴史的な馬である。春のG1戦線では道悪続きで苦戦したが、良馬場ならば海外実績が示すとおり、とてつもなく強い馬である。奇病を克服しての初戦となったシルクロードSでも凄い脚を見せていることからも、底なしの実力を感じる。決め手の勝負の京都コースも合っている。 |
消し | まずマイルという距離がどうだろうか。シルクロードSの強い勝ち方や安田記念の惨敗を考えるとスプリンターという感じもする。モーリスドギース賞も1300mのレースである。もともとCBC賞に出走予定だったのを馬主サイドの意向でこのレースに出走してきたこともそれを裏付けている。さらにタイキシャトル同様に海外輸送の疲れが心配である。目に見えない疲れがあるかもしれない。牝馬であるだけにちょっとしたストレスで全く走らないこともあり得る。 | |
ロイヤルスズカ (牡6・南井57) |
買い | H10スワンS優勝、H9ダービー卿CT優勝。前走スワンSを快勝したのは大きい。どんなレースでも掲示板までというのが多かったのに、ステップレースで勝てたことは価値がある。勢いは非常に感じられ、今回も大崩れはなさそうだ。人気馬が休み明けなだけに、順調度ではこの馬の方が上である。安田記念4着があるようにマイルも問題ない。この馬にとっては最大のチャンスが訪れたといっていい。 |
消し | 前走は展開に恵まれたというか、うまく流れてしまったという感じが何となくする。安田記念は道悪で好走できただけだろうし、新潟戦で連対すらできなかったように、格下相手にも簡単に負けている。どうしてもG1で好走できる器には感じられない。こういう馬がステップレースで好走した場合、本番では惨敗するケースもけっこうある。 | |
エイシンガイモン (牡6・藤田57) |
買い | H8H9関屋記念優勝。昨年の関屋記念では上がり33.7の決め手で勝っており、末脚の爆発力はなかなかである。前走のスワンS4着も休み明けを考えれば上出来である。ベストのマイルに距離延長するのはプラスだし、叩かれた上積みも見込める。一発あってもおかしくないと思われる。 |
消し | G1では惨敗ばかりである。重賞勝ちもローカル戦のものだし、G1の器はないのかもしれない。今年は連対すらできないでいるように、年齢的な衰えも見え隠れする。 | |
オースミタイクーン (牡8・武幸57) |
買い | H9マイラーズC優勝、H9セントウルS優勝、H10京王杯SC2着。京王杯SCではタイキシャトルの2着しているように、その実力はまだ衰えていない。有馬記念でも5着していることからも、1400mよりはマイルの方が合っているはずである。長期休養明けのマイラーズCでいきなり完勝した実績からも鉄砲はきくタイプである。 |
消し | さすがに8歳という年齢は気になるところだ。G2では好走しているのにG1だと惨敗することが多く、G1の壁を超えられないでいるようだ。年齢的に大きくは変わりそうにない。休み明けもG1ではあまりに厳しいものである。 | |
キョウエイマーチ (牝5・秋山55) |
買い | H9桜花賞優勝、H9マイルCS2着、H9秋華賞2着。昨年のマイルCSは凄かった。超ハイペースで逃げて粘ってしまうのだから驚異的である。その後は負け続けているが、ほとんどがスプリント戦である。スプリント戦だとこの馬のハイペースも大したことはなく、他の馬も最後までばてることなく走りきってしまう。しかし、マイル戦なら話は別である。この馬についていった馬はばててしまい最後まで走りきることはできない。そのため、この馬は自分のペースで気持ちよく走りきってしまうのである。つまりは、この馬の超ハイペースの逃げは驚異的なスタミナがあってこその芸当であり、マイルでこそ最大限に発揮される能力なのである。 |
消し | 4歳時の活躍は文句のつけようがないが、古馬になってからの走りはあまりにだらしない。いくら距離が短いとはいえ負けすぎである。前走も6着に負けているし、巻き返しはかなり厳しいかもしれない。今年は連対すら果たしていないように、ピークが過ぎたという感じもする。 | |
サクラエキスパート (牡6・四位57) |
買い | H9愛知杯優勝、H10函館記念2着。うーん、掲示板をほとんど外さない安定度はいいんだけどなあ。 |
消し | 父内国産限定の重賞を1勝しているだけに実績ではG1ではとても戦えない。ここ3戦も連続4着と連対すら果たしていない。どう考えても役不足である。 | |
シンコウスプレンダ (牡5・横山典57) |
買い | H10京成杯AH優勝。4歳時にタイキシャトルと好勝負した馬がいよいよ本格復帰となった。タイキマーシャル、ビッグサンデーに3馬身差をつけるという強い勝ち方をして、その素質の高さをまざまざと見せつけた。まだ底を見せていないだけに未知の魅力がある。タイキシャトルを凌ぐ大物である可能性もないとは言えない。 |
消し | 京成杯AH勝ちも斤量54kgの話である。今回の斤量57kgでも前走と同じ走りができるかは分からない。それにビッグサンデー、タイキマーシャルはG1では底を見せており、これらの馬に勝っただけではG1を好走できる裏付けにはなり得ない。未知の魅力も分からないでもないが、逆に言えば大したことのない馬である可能性も高いということである。 | |
ビッグサンデー (牡5・高橋亮57) |
買い | H10東京新聞杯優勝、H10マイラーズC優勝。古馬になってマイル戦線で大活躍である。秋になってからは惜敗が続いているが、斤量58kgがこたえていると思われる。斤量57kgで他馬も同条件であれば十分にチャンスはある。先行してしぶとく粘る競馬を得意としており、上がりがかかる展開になれば有利になる。 |
消し | 安田記念、毎日王冠で惨敗しているように、G1級の馬が揃うとどうも競馬にならない。G1の器はないということなのかもしれない。先行して粘るタイプの馬だけに、どうしてもラストが甘くなる。G3くらいなら粘りきれるがG1だとそうはいかない。しっかりとした決め手はどうしても必要となる。 | |
ヒロデクロス (牡7・吉田57) |
買い | 安田記念3着という実績はそれなりに評価しなければいけない。前走のスワンSでも3着に頑張っており、勢いは感じる。得意のマイル戦になればさらに期待できる。 |
消し | 重賞連対が1度もないのは大きな問題である。G3でも連対できない馬がG1で連対できるとは思えない。安田記念3着も超不良馬場に助けられただけである。後方から追い込む競馬を得意としており一発がありそうだが、上がりのタイムを見ると勝馬よりも遅いことが多く、そんなに強烈な決め手ではないと思われる。 | |
ホッコービューティー (牝5・熊沢55) |
買い | H10洛陽S優勝。もともとシーキングザパールと好勝負していた馬である。古馬になってからも堅実に走っており、そこそこの実力は見せている。実績から言って参るはベストだろう。京都コースも4戦3連対と相性は良さそうだ。 |
消し | 重賞を1度も勝ったことのない馬がいきなりG1で好走できるとは思えない。まして休み明けなのだからなおさらである。 | |
マウントアラタ (牡4・太宰55) |
買い | 準オープンとはいえ、前走勝っているのはいいことだ。勢いは感じることができる。とにかく逃げることしかできない馬である。こういう一本やりな馬は一発があるので要注意だ。 |
消し | クリスタルCで2着した実績はあるものの、4歳限定のものである。古馬戦線では準オープンしか経験しておらず、いきなりのG1は背伸びしすぎである。4歳限定戦で圧倒的な強さを見せていれば別だろうけど、春の実績は大したものではない。 | |
ランニングゲイル (牡5・福永57) |
買い | H9弥生賞優勝。皐月賞では1人気になったほどの逸材である。父ランニングフリーという地味な血統が競馬ファンのハートをつかみ、どうしても気になる1頭になってしまう。スタミナはかなりありそうなだけに、時計のかかる展開ならばおもしろい存在である。 |
消し | 古馬になってからはあまりに精彩がない。オープン特別で力の違いを見せつけるも、重賞では実力不足を露呈している。マイルのスピードについていけるかも疑問だし、ここでは格不足といえる。一発屋というよりは堅実派という感じがするので、大番狂わせも期待できない。 |