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G3中山牝馬Sの反省

G3中山牝馬Sの結果
1 5-06メジロランバダ 横山典 1.49.8---35.6 506kg+2 3人気
2 8-11ランフォザドリーム 河内 1.50.01.1/436.4 510kg-6 2人気
3 6-08クロカミ 岡部 1.50.0ハナ36.4 486kg-4 1人気
4 6-07オレンジピール 田中勝 1.50.31.3/436.4 450kg+5 7人気
5 4-04ヒシナイル 小野 1.50.43/436.0 466kg+8 10人気
単勝770円 枠連780円
複勝180円 120円 110円 馬連1,200円
予想と見解 好材料と不安材料
G3中山牝馬Sの感想
  • もう何も言うことはありません。最低最悪の予想でした。木曜日に最終結論を出すというハンデがあったにしろ、天気をもう少し気にするべきだった。道悪競馬に疑問だらけの馬ばかり選択しているのだから笑ってしまう。私の見解を参考に馬券を買ってしまった人には「ごめんなさい。」としか言いようがないです。次からは、道悪の時の予想も書いておくようにします。あまり思い出したくないので、さっそく個々のコメントに行かせていただきます。
  • 勝ったのはメジロランバダであった。さすがにパワー勝負には強い。今までの切れ味勝負で惜敗してきた鬱憤を一気にはらした形となった。今までの負けも軽い馬場への適正に問題があっただけで、自分の舞台が整えば強い競馬をする馬なのである。ただ今後につながるとは言いづらい。軽い馬場に戻れば決め手不足で惜敗するのは目に見えている。現在の日本競馬では道悪でしか活躍できない馬と言えると思う。
  • 2着はランフォザドリームであった。この馬も道悪に助けられた馬だといえる。良馬場であれば少なくてもクロカミには勝てなかっただろう。まあ、それでも重賞2着なのだからそれなりの評価はしなくてはいけないのかな。今後も注目の1頭ではある。ただ、56.5kgを背負っているクロカミとハナ差の勝負しかできなかったのは痛恨である。道悪を考えれば、6kgくらいの斤量差があったに等しい状況でのハナ差である。完全に底を見せてしまったとも言えるのではないか。クロカミだってG1では高い評価はできない馬である。その馬に対してこれだけの競馬しかできないようでは今後もあまり期待してはいけない。まだまだ成長しないと今後のレースでは好走すら難しくなる。
  • 3着はクロカミだった。一言で言えば、この馬らしいレースだった。またまたハナ差の競馬だったが道悪競馬でのトップハンデではハナ差3着でも十二分に評価していい。せっかく牝馬限定で勝てそうなハンデだったのに道悪になってしまうのだから、本当についていない。運がなかったというのはさすがにもう勘弁してほしいというところだろう。まあ逆に言えば、有無を言わせぬ強さを持っていないから、こういう競馬になるとも言えるのだが。斤量を背負って2度続けた負けたわけだから、とりあえず斤量を背負わないもっと高いレベルでのレースでの走りを見てみたい。そこで好走できなければ引退ということになると思う。
  • 4着はオレンジピールであった。道悪を苦手としていることを考えれば、仕方ない結果といえる。斤量55kgを背負いながらよく頑張っている。良馬場だったら勝ち負けだっただろう。やっと復調してきたところだたのに運がなかった。牝馬限定じゃないと好走できないような気もするが、まだまだ走ってくれるだろう。次にも期待したい。
  • 5着はヒシナイルであった。この馬は道悪が得意なのだろうか。またまた好走してしまった。ターコイズS2着を考えても、1800mでの道悪でしか走れない馬なのかもしれない。まあそうは言っても、これで5着では話にならない。今後も期待はできないだろう。
  • ナイスデザートは6着であった。道悪を考えて早め早めの競馬をしたわけだが、結果的にはそのためにこの馬の良さが出なかった。まあ、抑えた競馬をしても道悪では届かなかっただろうから、結果は同じだったかもしれない。道悪ではどうしようもなかったということか。良馬場で見てみたかった。
  • ファイトガリバーは7着であった。うーん判断に困るなあ。道悪でダメだったのか、実力不足だったのかさっぱり分からない。本命にした手前、道悪がダメだったと思いたい。なんと言っても桜花賞馬である。次こそは復活してくれると信じたい。
  • プロモーションは8着であった。吉田騎手ということもあり逃げると思っていたが、好位での競馬となっては魅力半減である。道悪での叩き合いにはまったく参加できなかったことを考えれば、道悪がダメだったと思いたいが、根本的な能力にも問題があるような気もする。休み明けだったこともあるから次の走りに注目したい。
  • グロリーシャルマンは11着であった。この馬は分からないです。道悪が悪かったのかもしれないし、調子が落ちているのかもしれないし、年齢の問題かもしれないし、何が敗因か見当もつきません。まあ、ここで走らないのであれば、今後のレースでも走らないでしょう。年齢的にも引退がいいと思う。
  • ルミネッセンスは12着であった。馬体重+20というのが重かったのだろう。道悪になったことでチャンス到来だったのに、しんがり負けとはもったいない。こんなチャンスはめったにないだろうから、今後もあまり期待できないだろう。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    参考
    G3中山牝馬Sの予想
    結論
    下記の馬連ボックス
    1. ファイトガリバー
    2. クロカミ
    3. オレンジピール
    4. グロリーシャルマン
    5. プロモーション
    にへい君の見解
  • このレースのみそは何と言ってもハンデである。過去の傾向を見ても軽ハンデ馬が連対に絡んでいるケースが多い。気まぐれ牝馬は斤量が重いとちっとも走ってくれないくせに、斤量が軽いと喜んで走ってしまうということだろう。ただ本当に強い馬は斤量がきつくても期待に応えてくれるので、斤量だけでは判断してはならない。それに斤量が軽くても根本的な実力がなければ好走できるはずもない。その馬の能力を把握しておかなければハンデ戦を制することはできないのである。ってこれができれば苦労しないものだ。好勝負にするためのハンデ戦とはいえ、予想する方には迷惑このうえない。ただ、高配当ゲットのチャンスでもあることも忘れてはならない。だめもとで大穴で勝負するのもおもしろいと思う。もちろん根性なしの私にはそんなことはとてもできないが・・・・情けない。
  • 今回のメンバーを見てみるとなかなかおもしろいメンバーが揃ったといえる。去年ほどのメンバー構成ではないが、実力差はそれほどなく好勝負が期待できる。しかもハンデがうますぎる。私が今回はきついかなと思っていた馬が軒並み予想より1kg軽かったりして、真剣に困ってしまった。この斤量ならチャンスはあると逆に思ってしまうくらいである。今回は本当に何を信じていいか分からなくなってしまった。コンセプトは何もない。馬によって言っていることが違うことになるかもしれないけど、なんとなく走りそうな馬を買うことにしたい。もちろん自信はまったくない。
  • 私の本命◎はファイトガリバーである。これは悩みに悩んだ。正直言うと消去法で選択しました。こんなのが予想と言えるのかと言われるとつらいものがあるが、今回ばかりはこれだという本命馬が思いつかなかった。で、この馬を評価したのは、第一にG1実績があること(しかもクラシック2連対)。第二に決め手があり、爆発すれば脅威であること。第三に少しづつだが徐々に良化していること。特に輸送で体が絞れるとおもしろいと思っている。そして第四にG1実績があるのに斤量が55kgと信じられないくらい恵まれたことである。前走は斤量57kgで4着に沈んだが、2kg減ならかなり期待していいと私は思っている。この斤量なら復活は十分にあり得るだろう。でも、信用できない面が多すぎるのが問題である。前走斤量57kgとはいえ、あのメンバーで4着は負けすぎだとも言える。どうも勢いをいまいち感じることはできない。展開に恵まれないと好走できないタイプとも思える。まあ、しょせん消去法で選ばれた本命だということである。もちろん軸にできるはずがない。
  • 対抗○はクロカミにする。この馬を本命にしようかなあとも思ったが、トップハンデ馬は本命にしたくないということで、この評価にした。府中牝馬Sで完勝した実績を持ち、前走東京新聞杯も斤量56kgにもかかわらず牡馬と互角の戦いをしており、実力と勢いの総合点数は他を圧倒している。先行してしっかりと伸びる脚質なので、安定度も期待できる。鞍上も岡部騎手に戻るのであれば、好走は必至である。しかし、それにしても斤量56.5kgはかなりきついのではないか。前走56kgであれだけの走りをしていれば、0.5kgなら大丈夫だろうという見方もできるが、やっぱり牝馬のトップハンデは信用できない。去年も決め手不足で負けているように絶対的に強いという馬ではないと思う。あまり過信しない方がいいと思う。
  • 単穴▲はオレンジピールにする。これと言ったマイナスが少ないので、消去法でこの馬を本命にしようかなあとも思ったが、決め手不足で4着に負けることが多く、こういう堅実タイプが本命というのはどうもしっくりこない。そういうことで、本命にすることはできなかった。とは言うものの重賞を3勝している馬である。能力は高いはずである。先行して早めに抜け出す競馬をすると、持ち前の勝負根性で決して抜かせない馬である。必ず逃げるという馬がいないのだから、思いきって逃げるとおもしろいのではないか。先行馬有利のコースなので、せめて2番手追走すれば好走できると思う。起死回生のためにも思いきったレースをしてもらいたい。でも、最近のレースのように中団からのレースではとても期待できない。後ろの馬を抑えても、前の馬は交わせないと思う。先行するかどうか分からない以上は、これ以上は高く評価できない。
  • 4番手△はグロリーシャルマンにする。府中牝馬Sでクロカミの2着している馬だが、このときはクロカミと同じ斤量55kgだった。今回はこの馬が55kgと据え置きなのにクロカミが56.5kgである。この差はかなり大きい。数字だけで言えば、簡単に逆転できる数字である。1800mという距離もベストだと思える。そういうことで、この馬を本命にしようかなあとも思ったが、前走しんがり負けしている馬を本命にすることはとてもできなかった。牝馬は調子が良いときは本当に走るが、調子が落ちるとここまで落ちるかというくらい負け続けるものである。昨秋の調子があまりに良すぎたとも言えるので、反動で調子が落ちているということも十分に考えられる。今回も惨敗するかもしれない。でも、クロカミとの斤量差は魅力だし、前走はダートだったので度外視していいとも言える。あまり人気になりそうにないということもあり、いちおう高めの評価をしている。
  • 5番手△はプロモーションにする。クイーンS優勝の実績、逃げることもできる脚質、ハンデ53kgと恵まれていることを考えて、この馬を本命にしようかなあとも思ったが、休み明けなのでやめた。牝馬は勢いが重要だし、寒い時期の競馬は調教だけではなかなか絞れないものである。冬の休み明けほど信用できないものはない。先週エイダイクインが完勝したが、抜けた実力があってこその勝利である。この馬にそこまで抜けた実力があるとは思えない。クイーンSでは4歳限定だったから休み明けでも勝ってしまったが、古馬戦線ではそんなにうまくはいかないだろう。根本的な能力もけっこう疑問は感じる。でも、逃げることもできる脚質は魅力だし、距離もほぼベストだろう。休み明けで重賞を勝った実績を信じてもいいわけだし、斤量53kgも恵まれた方である。そういうことで、このくらいの評価にした。私の馬券はここまでである。
  • 6番手はナイスデザートにする。前走バレンタインSで5着とがんばったのを評価している。斤量51kgという軽ハンデを生かせば、2着くらいはあるかもしれないと思ったわけである。それだけか?と聞かれると、うーん、それだけだなあ。
  • 7番手はランフォザドリームにする。たぶん人気になりそうだが、私はここまで評価を下げてしまった。前走重賞2着の実績があるのに斤量が52kgと恵まれたということで、つい狙いたくなる馬であるが、私はひねくれているので、逆にそれを嫌ってしまった。斤量52kgということはまだまだ実績がないという証拠でもある。斤量の軽い穴馬はノーマークだから好走してしまうこともあるが、人気になってマークされると早めに潰されるケースもある。前走の京都牝馬特別2着もメンバーはかなり弱い構成だったし、勝ったビワハイジもだいたい底を見せていた馬である。みんなが言うほど強い馬ではないと思う。前々走の準OPで負けているのも気になる。そういうことで私は評価していないのである。もちろん斤量52kgは大きな魅力であり、人気がないようなら押さえるべき1頭であるとは思う。
  • 8番手はメジロランバダにする。日経新春杯を勝った実績はそれなりに評価しないといけないと思う。今回のメンバーで牡馬混合G2を勝っているのはたぶんこの馬だけのはず。牝馬限定戦なら実力の違いを見せるということもありそうだ。だけど、2000m以上でしか経験がないうえに好走は2400m以上のレースが多い。決め手に欠けるタイプでいかにもステイヤーという感じの馬である。1800mのスピード勝負にはついていけないのではないか。距離実績を重視する私としては、こういう馬はどうしても買えない。
  • 9番手はルミネッセンスにする。ターコイズS優勝で距離コースとも問題ないことを証明している。斤量も据え置きなので同じ走りを期待していいかも。だけど、好走したのは不良馬場のせいである可能性は高い。実力で勝った、という感じではなかった。その時よりもメンバーが強くなっていることを考えても、今回は前走のようにはいかないと思う。
  • 10番手はヒシナイルにする。ターコイズSで久々に連対を果たしたが、その後はまた掲示板すら載れないでいる。ターコイズSのように馬場が荒れない限り、好走はないような気がする。私は評価していない。
  • まあこんなもんでしょう。
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    G3クイーンカップ出走馬
    馬名 買い&消し
    クロカミ
    (牝6・岡部56.5)
    買い H9京王杯AH優勝、H9府中牝馬S優勝。京王杯AHでは牡馬を蹴散らし、府中牝馬Sでは格の違いを見せつけた。阪神牝馬特別では不可解な負けを喫したが、短期放牧明けの前走東京新聞杯では最重量ともいえる牝馬の56kgを背負って、僅差3着にがんばっている。叩かれた上積みで体調はさらにアップしているだろうし、牝馬限定で相手が弱くなるのも好材料である。先行してしっかりと伸びる末脚は安定度抜群で3着は外しそうにない。去年のこのレースで3着に負けたが、上がりだけの競馬というこの馬の最も苦手とする展開になったためである。それでも3着を確保しているのだから評価していい。あれから1年たってさらに強くなっているのだから、去年よりも期待していいはずだ。鞍上も岡部に戻ればさらに信用できる。
    消し 斤量56.5kgはけっこう厳しい。牝馬の56.5kgは牡馬で言えば58.5kgである。前走の敗因も斤量56kgがなかり効いていたはずである。ラストが前走のように甘くなる可能性は高い。しかも牝馬の場合は斤量負けする馬も多い。ちょっと重いだけなのに走りがガラッと変わるのである。それに逃げ馬が不在のようなので、去年のような上がりだけの競馬になることも考えられる。決め手勝負の展開だと決め手不足でまた3着ということもありそうだ。
    ランフォザドリーム
    (牝5・河内52)
    買い H9京都牝馬特別2着。前走重賞で連対を果たし、堂々オープンの仲間入りである。斤量も52kgもまあ恵まれた方だろう。前走は先行してしっかりと伸びて2着を確保している。骨折から復帰してからは、連対率100%と安定した走りをしている。惨敗は考えにくい。前々走2000mで2着しているのだから1800mは問題にならないだろう。勢いも非常に感じるので、一気に重賞制覇も夢ではない。
    消し 斤量52kgと据え置きだが、前走よりはメンバーが明らかに強くなっている。前走ビワハイジに負けたことで底を見せてしまったともいえる。だいたいビワハイジは重賞では凡走続きで、前走勝てたのもファイトガリバー以外はほとんど準オープンというメンバーだったからである。その程度の馬に大きく離されたのだからそんなに強くないのかもしれない。しかもファイトガリバーは酷量の57kgだった。今回ガリバーが55kgというのはこの馬にとってはかなり脅威となる。逆転されてもおかしくない。輸送競馬も初めてである。
    フィトガリバー
    (牝6・菊沢徳55)
    買い H7桜花賞優勝、H7オークス2着。何だかんだ言っても桜花賞を勝っている馬である。能力は高いはずである。徐々にだが調子は上向いてきていると思う。前々走は上がり34.0で走っているし、前走も斤量57kgを背負っていたわりにはよく伸びている。G1で2度連対している実績を考えれば、斤量55kgはかなり恵まれた。復活のチャンスである。ランフォザドリームとの斤量差が3kgに縮んだのだから、今回は負けたくないというのが本音だろう。このメンバー構成なら、最後の決め手はこの馬が一番だろうから、ハイペースになるか、超スローの上がり勝負になれば、この馬の末脚が爆発するに違いない。
    消し 牝馬は勢いが大切なだけに、復帰後は凡走を繰り返しているのは問題である。今のこの馬に勢いを感じることはできない。どっちかというと展開に頼るタイプのような感じもするので、スローペースが予想される今回はかなり厳しい戦いになるのではないだろうか。不器用なタイプのような感じもするので中山内回りも合わないのではないか。
    オレンジピール
    (牝5・田中勝55)
    買い H9クイーンC優勝、H9チューリップ賞優勝、H9オークスTR優勝。重賞を3勝している馬である。能力は高いはずである。重賞3勝はいずれも先行して粘る競馬をしている。叩き合いには絶対負けない勝負根性はかなり凄い。前走も初のダートで4着と好調そうなので、重賞を勝った時のように先行策を取れば道が開けると思う。距離もこのくらいの方があっているのではないか。
    消し 4歳秋以降伸び悩んでいる。惨敗はないのだが詰めの甘さで4着ばかりである。単なる早熟馬だったということもあり得る。道悪を大の苦手としており、パワーのいる馬場は苦手なのではないか。中山馬場は合わないかも。最近は先行せずに中団からの競馬をしており、この馬の良さが生かされていない。同じように中団からではまた4着で終わりそうだ。
    グロリーシャルマン
    (牝9・的場55)
    買い H8道新杯優勝、H9府中牝馬S2着。府中牝馬Sで2着したのは評価できる。このとき勝ったクロカミが今回56.5kg背負うということは逆転のチャンスは十分ということになる。1800mでの好走が目立っており、距離はベストだろう。9歳だが、去年の夏以降にブレークしたのだから、まだまだ戦えるだろう。前走はダートだったことで度外視してもいいのではないか。
    消し 前走ダートはいえ、しんがり負けというのはどうか。昨秋の絶好調時からは調子が落ちているのではないか。牝馬は勢いがつくと好走を続けるが、逆にスランプに陥るとなかなか抜け出せないものである。昨秋は調子が良すぎただけで、根本的な実力はそれほどでもないような気もする。それに、なんだかんだ言っても9歳という年齢はやっぱり気になる。
    プロモーション
    (牝5・吉田53)
    買い H9クイーンS優勝。中山1800mの重賞を勝っているのは好材料である。G1でもそこそこ走っていたことを考えれば、斤量53kgは恵まれた方だろう。クイーンSでは逃げて勝っているので、このメンバーならまた逃げてもおもしろい。中山1800mは逃げ馬有利と言われているだけに、マイペースで行ければ十分に逃げ切れるだろう。もちろん抑えても問題はない。
    消し 秋華賞で惨敗し、ターコイズSでも惨敗した。いくら道悪だったとはいえ、ターコイズSで6着は負けすぎだろう。斤量だって53kgと恵まれていたのだから言い訳もできない。だいたい底を見せてしまった感じは否めない。血統的に早熟タイプだと思われるだけに成長はあまり期待できないのではないか。
    メジロランバダ
    (牝6・横山典56)
    買い H8日経新春杯優勝。牡馬混合G2を勝っているのはかなり凄い。このメンバーでは最上位の実績と言っても過言ではない。阪神大賞典でも4着しているくらいの実力馬である。切れ味がいまいちなだけに、パワー重視の中山コースは合うのではないか。最近はパッとしないが牝馬限定ならチャンスではないだろうか。
    消し 2000m以上でしか経験がないし、勝った重賞が2400mであることを考えれば、1800mは距離が短すぎると思われる。切れ味がなく決め手に欠けるタイプであるだけに、スピード勝負の1800mでは苦戦しそうだ。どんなペースになるにしろ、中距離ではそれなりの決め手は必要となるはずである。斤量56kgもちょっと重そうだ。さらに詰めが甘くなりそうだ。
    ルミネッセンス
    (牝7・江田照51)
    買い H9ターコイズS優勝。オープンを勝っている実績はそれなりに評価しなければいけない。斤量も51kgと据え置きである。同じ斤量ならターコイズSと同じ走りを期待してもいいかも。道悪になればさらにチャンスだろう。もちろん距離コースとも問題になるはずがない。
    消し 前走オープン勝ちも斤量に恵まれただけである。道悪だと斤量を背負った馬はさらに厳しくなので、軽量馬が連対してしまった典型的なパターンだったといえる。今回は前回よりもメンバーが強くなっているだけに、斤量に頼るだけではちょっと苦しい。良馬場なら相手にしてもらえないかもしれない。道悪でもどこまで戦えるか。
    アイズオブユー
    (牝7・郷原50)
    買い 1800mは2勝4連対3着6回と好成績を残しており、距離はベストといえそう。ハンデ51kgでどこまで戦えるであろうか。
    消し 最近は準オープンでも掲示板に載っていない。年齢的なものかどんどん成績が落ちていきそうな感じである。オープン実績もないので、ここで好走するのはかなり厳しそうだ。
    ジャスミンプリーズ
    (牝6・後藤50)
    買い 900万とはいえ前走勝っているのはいいことだ。勢いは感じる。1800mは3連対しており守備範囲といえる。ハンデ50kgでどこまで戦えるであろうか。
    消し 最近の勝ち星はダートだけである。芝では厳しいのではないか。それより何より前走900万を勝ったばかりの馬が重賞で好走するなんて考えにくい。連勝してくるならともかく、前々走11着に負けているようでは魅力ない。
    ナイスデザート
    (牝6・加藤51)
    買い 前走バレンタインSで5着したのはそれなりに評価できる。斤量が51kgであること、牝馬限定戦になることを考えると、ここは前走よりも着順を上げる可能性は高いのではないか。1800mでは3連対してるし、前走も好走しているので、1800nはほぼベストといえそうだ。有力馬が斤量に苦しむようであればチャンスはあるだろう。
    消し まだ準オープンの身である。前走オープン5着も連対馬には大きく離されているし、後ろからばてた馬を拾っていっただけにも感じる。オープンではまだまだ実力の馬なのかもしれない。けっこう使われているので中1週もマイナスではないだろうか。
    ヒシナイル
    (牝5・小野51)
    買い H8フェアリーS優勝、H9ターコイズS2着。オープン好走はいずれも中山コースである。しかもターコイズSの実績を考えると1800mは得意と言えそうだ。これでもヒシアマゾンお妹であることは忘れてはいけない。もしかしたら血が爆発するかもしれない。斤量もターコイズSと据え置きなので、恵まれた方だろう。
    消し 最近はターコイズSで2着があるくらいで惨敗ばかりである。だいたい底は見せつつある。ターコイズSも道悪と軽ハンデに恵まれただけといえる。今回はそのときよりメンバーが強くなっているので、道悪でも厳しい戦いになりそうだ。
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