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G2中山記念の反省

G2中山記念の結果
1 8-09サイレンススズカ 武豊 1.48.6---38.9 440kg+4 1人気
2 4-04ローゼンカバリー 横山典 1.48.91.3/437.3 496kg0 2人気
3 8-08ジェラスガイ 的場 1.48.9ハナ37.9 472kg-2 5人気
4 6-06インタークレバー 蛯沢 1.49.21.3/438.5 488kg0 9人気
5 3-03イシノサンデー 蛯名正 1.49.5238.9 472kg-4 5人気
単勝140円 枠連330円
複勝110円 130円 230円 馬連350円
予想と見解 好材料と不安材料
G2中山記念の感想
  • やっぱりサイレンススズカは強かった!重い馬場とラストの坂を克服したのだから本物だと言っていいだろう。恐れ入ったという感じである。私の本命イシノサンデーと穴馬サンデーブランチは早々と姿を消して、私のレースは早々と終わってしまった。ジェラスガイが突っ込んできた時点で、やっぱりこの馬かあ。と、まさかの回収ゼロに頭が真っ白状態。ボーっとしたまま、スロー再生を見る。むむっ、クビの上げ下げでカバリーが先着してる?これはラッキーだ!馬体はジェラスガイの方が前だったように見えたけどなあ。カバリーの首が先にゴールしているとは!何とか回収ゼロだけは免れて、すごく嬉しくなってしまった。大赤字なのにこんなに喜んでいいのだろうか。かなり情けない状態だ。
  • 勝ったのはサイレンススズカであった。いつもどおりの超ハイペースの逃げ!もちろんついてこれる馬などいるはずもない。さすがに前走と違い相手も強くなっているので4角ではかなり詰め寄られたが、二の足を使いラスト200からは差は詰まらないで、そのままゴール!G2でこれだけの競馬ができれば、本物だと言っていいでしょう。重い馬場とラストの坂も何の問題もなかった。この程度のメンバーなら、今後も負けることはないでしょう。ただ、G1戦線ではそうはいかない。安田記念か宝塚記念となるのだろうが、安田記念であれば、キョウエイマーチの方がスピードがあり、先手すら奪えないだろうし、宝塚記念ならハイペースで逃げればスタミナが持たないだろうし、平均ペースまで落とせば百戦錬磨のG1馬が貫禄の違いを見せつけるだろう。この馬が今春のG1で好走するのはかなり難しいと思う。もちろん、さらに大きく成長して私の度肝を抜くこともあるとは思う。とにかく、持ち味である超ハイペースの逃げをG1でもかまして、我々を楽しませてもらいたいものだ。
  • 2着はローゼンカバリーであった。出遅れたのかどうかよく分からなかったが、なぜか最後方の位置取り。本当に勝つ気があるのかと思ったが、3角からまくり気味に押し上げてきて、4角ではサイレンススズカすら交わそうかという勢い。しかし、直線に入ってからは意外と伸びない。ここらへんがステイヤーの決め手の甘さである。ジェラスガイにすら差し返されるところだったが、何とか2着は確保し面目は何とか保った。距離が短かったと言えばそれまでだが、G1を狙うのであればこのレベルのG2は簡単に勝ってもらいたいところだ。次の日経賞は最も得意とする条件なだけに好走は必至だろうが、その後のG1戦線は去年同様に凡走で終わりそうだ。とにかく、この馬のおかげで何とか回収ゼロは免れた。よくがんばってくれたと思う。本当に堅実な馬である。
  • 3着はジェラスガイだった。準オープンを勝ち上がったばかりの馬が、いきなりG2でこれだけの競馬をするとはびっくりした。勝ちにいった人気馬がスズカをマークして自滅してしまったという幸運もあったが、カバリーとハナ差の勝負は立派である。中山1800mがよっぽど合っているのだろうな。今後も重賞戦線で活躍するかは、今回のレースだけでは判断がつかない。今回は少頭数で展開が超ハイペースという希なレースだっただけに、常識的なレースでも同じ走りができるかどうかはもう一戦見てみないと何とも言えない。少なくてもローカル重賞であればチャンスはあると思う。
  • 4着はインタークレバーであった。ここんところ凡走続きだったのに、信じられない好走である。時計のかかる馬場と上がりがかかる展開が良かったようである。それにしても全盛期でも福島でしか好走していない馬である。中山の別定G2で4着は良すぎる感じがする。この馬の好走がこのレースのレベルの低さを物語っているような気もする。まあとにかく、この馬にしてはよく頑張った。それなりには評価して上げたい。
  • 5着はイシノサンデーであった。私の本命馬だったが、あまりの負け方にがっかりした。皐月賞はフロックだと言われ続けているが、今回もそれを払拭することはできなかった。超ハイペースで逃げるサイレンススズカを負かすために、早め早めの競馬をした積極性は認めるが、いちおうG1馬なんだから直線で失速するのは問題である。結局のところ、この馬は展開に恵まれないと好走できない馬だということだと思う。これからも、よっぽど相手に恵まれるか、よっぽど展開に恵まれない限り、勝つことは難しい感じがする。
  • ペイストリーシェフは6着であった。準オープンの身であること、実績のない右回りだったことを考えれば、仕方ないことである。東京か中京で期待したい。
  • スノーエンデバーは7着であった。馬場にのめりっぱなしで、まったくダメだったようだ。馬自体はかなり良くなっているようなので、次はけっこう期待できるかもしれない。でも、別定G2ではまだまだ実力不足の感じはする。
  • カミノマジックは8着であった。大きく離されての入線で、まったく話にならなかったようだ。さすがに歳じゃないかな。
  • サンデーブランチは9着であった。これは分からない。いくらなんでも負けすぎである。何が敗因かもさっぱりである。宝塚記念で好走していることからして、夏じゃないと走らない馬なのかもしれないなあ。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    参考
    G2中山記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 2-3-4-9(BOX)
    1. イシノサンデー
    2. サイレンススズカ
    3. ローゼンカバリー
    4. サンデーブランチ
    にへい君の見解
  • 別定G2の1800m戦であり、なかなかおもしろいレースが期待できる条件のはずなのだが、メンバーが意外と揃わず、G3に毛が生えた程度のレースになっている。要因としては、このレースに直結するG1レースがないというのがその最大の理由だろう。直結するとすれば、天皇賞春ということになるのだが、1800mと3200mでは条件が違いすぎる。サクラローレルがこのレースから天皇賞春をゲットしたが、超G1馬だからこその例外であり参考にしてはいけない。安田記念や宝塚記念では間隔があきすぎるため、G1有力馬がこのレースを選択することはほとんどない。どうしても単なるG2戦ということになり、ここが試金石となる上がり馬とG1では実力不足を露呈してしまっている準G1馬との戦いになることが多い。レースとしての面白みは多少欠けるが、馬券的にはおもしろいレースである。
  • 今回のメンバーを見てみると、意外とメンバーが弱い。去年も弱いと思ったが、今年はそれと同等である。その中で唯一G1でも期待できそうな馬がいる。もちろんサイレンススズカのことである。それを受けてたつのが有馬記念4着馬ローゼンカバリーということになろうか。ここから先はどんぐりの背比べ状態であり、どんな馬が台頭してくるのかまったく分からない。G1好走経験を持つ馬が復活するのか。準オープンを勝ち上がった馬が勢いで押し切るのか。信じるものによって買い方が大きく変わってくるだろう。
  • 私の本命◎はイシノサンデーである。阪神大賞典に向かうとばかり思っていたのに、いつのまに予定変更したんだ!まあ、勝つ確率の高いレースを選ぶのは当然のことだから、メンバーが弱いのを見て勝負にきたのだろう。もちろん、この馬が出走してくるのであれば、本命にしないわけにはいかない。何と言っても皐月賞を勝っている馬である。G1を勝っている実績は、ここでは群を抜いている。それでいて斤量58kgは恵まれている方である。切れる脚質がないだけに、上がり34秒台の切れ味勝負だと遅れをとるのだが、中山の重い馬場ならパワー型の末脚が大きな武器となる。前走2着と復活をアピールしており、勢いも非常に感じる。この条件なら格が一枚上だと私は判断した。ただ、格下相手に簡単に負けることもけっこうあり、あまり安定度が高い馬とも思えない。年齢的に大きな成長もないだろうから、着実に成長しているサイレンススズカに世代交代を告げられることもありそうだ。ちょっと軸にはできそうにない。今回はボックスで勝負する。
  • 対抗○はサイレンススズカにする。重賞勝ちこそはないが、プリンシバルSを勝ち、神戸新聞杯ではフクキタルの2着、天皇賞秋も4歳ながら7着という実績はかなり凄い。とにかく中距離でのスピードだけなら天下一品である。この馬の超ハイペースの逃げについてこれる馬などいるはずがない。この馬についていけば自分も潰れるのは目に見えている。そういうことで、この馬は悠々とマイペースでレースを運べるのである。超ハイペースであっても、この馬にとっては一人旅という楽な競馬である。最後まで脚が鈍ることはないだろう。距離も1800mならスタミナ不足の問題もない。逃げ有利の中山1800mコースも味方となる。ただ、抑えのきかない気性というのはあ、あまりに問題である。前走はメンバーが弱かったから楽な競馬ができたが、今回はG2戦である。前走のような簡単なレースにはならないだろう。早めに競りかけられると簡単に陥落することもあり得る。それに、中山の重い馬場と最後の坂も前半から飛ばしまくる馬にはきつい条件となるのではないだろうか。簡単に勝てるほど古馬G2は甘くないと思う。この馬があっさりと勝ってしまう確率はけっこう高いとは思うが、私はこういう気性の難しい馬をどうしても信じ切れない。パワー重視の中山馬場では、ハイペースの逃げはあまりにリスクが大きすぎる。
  • 単穴▲はローゼンカバリーにする。中山G2を3勝している実績が示すように、中山の思い馬場を得意としており、道悪ならさらによくなる馬である。安定した走りが信条であり、大負けは考えにくい。昨年3着しているように距離は守備範囲である。ただ、決め手がないというのが最大のウイークポイントである。決め手勝負になると置いていかれてしまう可能性は高い。前走の3着がそういう競馬であった。スピード勝負となれば、またまた3着になりそうで非常に恐い。本当は消したい1頭なのだが、何と言っても相手が弱すぎる。このメンバー構成ならこの馬の先行力で十分に押し切れる感じがする。どうしても高い評価になってしまう。
  • 4番手はサンデーブランチにする。宝塚記念2着の実績を持つ馬であり、このレベルでは好勝負して当然の馬である。しかし、ここ最近の走りはあまりに情けない。まだ全盛期の調子には戻っていないようである。こういう馬は、今度こそ!今度こそ!と言って負け続けるものである。本当に復調するのかどうかも分からないので、今回もあまり大きくは期待できない。ただ、体が絞れれば力を出せるという見方もできるので、見限るにはまだ早い感じもする。G1連対という大きな実績を持っているだけに、どうしても消せない1頭である。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はジェラスガイにする。前走準オープンとはいえ、中山1800mで勝っているのは好感が持てる。距離コースに問題がないのは、大きな強みとなる。けっこういい勝ち方をしていただけに、オープンでも通用する実力はありそうだ。ただ、いきなり別定G2では荷が重すぎる感じは否めない。前走の斤量55kgから2kg増えるのもきつい。中1週もつらそう。勢いだけでどこまで戦えるであろうか。
  • 6番手はスノーエンデバーにする。前走の中日新聞杯では3着とがんばった。1800mの重賞で好走しているのは好材料である。アルゼンチン共和国杯で2着した実績も持っているので、それなりの実力は認めないといけないだろう。ただ、前走の斤量が53kg、アルゼンチン共和国杯の時は50kgと、斤量に恵まれての好走であることは否定できない。今回は前走より3kgも増えるのは、明らかにマイナスである。すべての条件が厳しくなるのに、前走より着順を上げるのはかなり難しいと判断する。
  • 7番手はペイストリーシェフにする。共同通信杯でメジロブライトの僅差3着だった馬なのだから、能力はそれなりに高いはずである。ただ、左回りで実績があるように、右回りでは結果が出ていない。現に準オープンでも惜敗続きである。左回りならともかく、右回りでは高い評価は下せない。
  • 8番手はカミノマジックにする。最近の走りを見る限りでは、年齢的な衰えが隠せない。別定G2で巻き返す力はもうないと思う。
  • 9番手はインタークレバーにする。福島でしか好走しない馬である。それでいて、年齢的な上積みも望めないのであれば、とても中山で巻き返せるとは思えない。
  • まあこんなもんでしょう。
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    G2中山記念出走馬
    馬名 買い&消し
    サイレンススズカ
    (牡5・武豊56)
    買い H10バレンタインS優勝、H9プリンシパルS優勝、H9神戸新聞杯2着。とにかくハイペースで逃げる馬である。中距離ではあまりの速さにほとんど馬がついていけない。前走もハイペースで飛ばし、そのまま4馬身差で勝ってしまった。ハイペースで逃げて大きく引き離して勝つなんて、よっぽど強い馬でないとできない芸当である。重賞勝ちこそないものの、4歳ながら天皇賞秋7着、神戸新聞杯2着も相手が菊花賞馬のマチカネフクキタル、プリンシバルSはダービーTRでありレベルが高かった、など重賞を何勝かしているのと同じような実績を持っている。2000mだとスタミナが心配、1600mだとハイペースでも他の馬もついてこれる、というこで1800mがベストの距離だと思う。中山1800mコースは逃げ有利のコースなのも好材料である。鞍上武豊も信用できる。
    消し 重賞を勝っていないのが気になる。前走圧勝も相手が弱すぎたのも確かである。ハイペースの逃げも計算しているわけではなく、馬がペース配分できないだけである。弱い相手なら能力だけで何とかなるが、G2でも通用するかは分からない。競りかけてくる馬がいれば、ペースを乱し簡単に陥落する危険性もある。マイルCSの惨敗がいい例である。キョウエイマーチにハナを奪われて15着に惨敗している。去年の弥生賞で大きく出遅れた悪夢の中山コースというのも何となくひっかかる。重い馬場と直線の上り坂でラスト失速することもありそうだ。
    イシノサンデー
    (牡6・蛯名正58)
    買い H8皐月賞優勝、H9京都金杯優勝、H10京都記念2着。何と言っても皐月賞馬である。クラシックを制している実績は、ここではずば抜けている。このメンバーなら格が一枚も二枚も上である。今までは上がりだけの競馬に苦しんでいたが、重い中山馬場なら切れ味勝負にはならないので、この馬のしっかりとした末脚が生きると思う。前走2着と勢いがあるのもいい。ここは負けられない一戦ともいえる。
    消し この馬は切れる脚がないので、直線で置いて行かれてしまうことが多い。こういう脚質だからスタミナ勝負の方が合っているような感じがする。つまいりは距離が少し短いかもしれないということである。古馬になってから大きなレースは勝っていないので、G1馬の貫禄もあまり感じられなくなってしまった。今回も直線でもたつき4着か5着に終わるかもしれない。G1勝ちは過去の産物と思った方がいいかもしれない。
    ローゼンカバリー
    (牡6・横山典58)
    買い H9AJC杯優勝、H9日経賞優勝、H8セントライト記念優勝。中山G2で3勝している実績はここでは上位ランクとなる。有馬記念4着の実績からも分かるとおり、とにかく中山コースを得意としている。切れる脚質がないので重い馬場が合っているのだろう。G1では惨敗もあるが、G2だと安定した走りをしているので、大崩れはなさそうだ。前走はAJC杯で3着に負けているが、連対した2頭はG1でも結果を残している馬なのだから悲観することはない。メンバー的には今回の方が楽になっているのではないか。
    消し 切れる脚質がないというのが最大のウイークポイントである。前走も直線勝負で大きく離されている。こういう脚質だから距離も2200m以上の方が合っていると思われ、1800mはちょっと短い感じがする。現に昨年のこのレースでオフサイドトラップにも負けて、スピード不足を露呈してしまった。斤量も58kgと今回のメンバーでは最も重い。58kgを背負って好走したことがないので、斤量負けするタイプかもしれない。
    サンデーブランチ
    (牡7・熊沢57)
    買い H8宝塚記念2着。古馬G1で連対している実績はこのメンバーでは実績上位ということになる。最近はあまり好走していないが、相手もそれなりに揃っていたのも確かである。今回のメンバー構成なら巻き返しのチャンスは十分である。2000m前後で好走するのが目立つので、距離が長いよりは良いのではないか。G1に出走したこともない馬には負けたくないだろう。
    消し 最近の走りはとてもG1連対馬の走りとは思えない。前走OP特別で斤量56kgにもかかわらず4着というのは物足りない。もう全盛期の実力はないのではないか。勢いを感じることはできない。斤量も1kg増えるし、レベルもG2に格上げとなっては、かなり厳しい戦いになると言わざる得ない。
    ジェラスガイ
    (牡7・的場57)
    買い 前走準OPとはいえ、中山1800mで完勝しているのは好材料である。距離コースはまったく問題ならない。今までダートで凡走を続けていたが、芝に替わって大化けした。芝ではまだ底を見せていないだけに未知の魅力を感じる。この勢いでなんとか重賞でも結果を残したいところだろう。
    消し しょせん重賞初挑戦である。いくら芝ではまったと言っても準OPでの話である。オープン以上で好走できる裏付けにはなり得ない。本当にG2でも好走できる器であれば、ダートでも準OPくらいは簡単にクリアしてもらいたいところだ。中1週というのもきつそうだ。
    スノーエンデバー
    (牡5・古川吉56)
    買い H9アルゼンチン共和国杯2着。G2で連対しているのはいいことだ。前走中日新聞杯で久々に好走したので、勢いはかなり感じる。上がり34.5となかなかの切れ味を見せており、調子の良さが窺える。中1週も勢いが止まらないので、かえって良いのではないか。前走1800mで結果を出したのだから距離は問題ないだろう。
    消し アルゼンチン共和国杯で2着も50kgというハンデに恵まれすぎた。前走中日新聞杯も斤量53kgであった。今回の56kgというのはかなり厳しい斤量となる。それでいて、メンバーが前走より強くなっているのでは、とても戦えないということになる。
    インタークレバー
    (牡8・蛯沢57)
    買い H7七夕賞2着、H7関屋記念2着。いちおう重賞で2度連対している。去年の七夕賞でも3着とがんばっており、まだまだ老いてないことをアピールしている。
    消し 典型的な福島巧者であり、福島でしか好走しない馬である。前走中日新聞杯で7着に負けているように、坂のない中京でも凡走しているようでは、とても中山の重賞では戦えない。年齢的に上積みはない以上、高い評価はとてもできない。
    カミノマジック
    (牡8・沢57)
    買い H7東京スポーツ杯優勝、H8エメラルドS優勝。エメラルドSはレコードで勝っておりスピードのあるところを見せている。重賞連対はないものの、重賞3着は5回あり、重賞でも戦える実力は持っている。朝日杯CC3着や天皇賞秋8着と2000mでも力を見せており、距離は守備範囲だろう。
    消し H9以降はは掲示板すら載っていない。年齢的な衰えを感じずにはいられない。重賞では3着が最高の馬が、この歳で自己ベストである重賞連対を達成するとは思えない。経距離も2500m前後が合っていると思われ、少し短いと思われる。
    ペイストリーシェフ
    (牡5・小野56)
    買い 共同通信杯で僅差3着した実績を持つ。メジロブライト、セイリュウオーを相手に好勝負しているのだから素質はかなり高いはずである。距離も1800mはほぼベストだと思っていいだろう。能力的には通用すると思われる。
    消し しょせん準OP馬である。ここ3戦準OPで惜敗続きであり、底を見せてしまった感じも否めない。好走は中京3歳S、共同通信杯と左回りばかりで、典型的なサウスポーというイメージが強い。ここのところの負けも右回りばかりだが、今回だって右回りなのだからマイナス材料にしかなり得ない。前走中山1800mの準OPで4着に負けているのは痛恨である。
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