G2鳴尾記念の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸9--2-3-6-10-14 押さえ6-14
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馬名 | 買い&消し | |
エアグルーヴ (牝6・武豊57) |
買い | H9天皇賞秋優勝、H9ジャパンカップ2着、H8オークス優勝、H10大阪杯優勝。昨年の年度代表馬である。その実力は間違いなく超G1級である。バブルガムフェローをねじ伏せた天皇賞秋、欧州年度代表馬ピルサドスキーにアタマ差まで詰め寄ったジャパンカップと内容がけた違いである。前走も大阪杯で楽勝しているように、その実力はまだまだ衰えてはいない。安定度の抜群で凡走は考えにくい。 |
消し | 死角はほとんどないが、アヌスミラリビスとマチカネフクキタルとは初対決となるだけに、実力差がはっきりしていない。どちらも強い馬なので、必ず勝てるとは言い切れない。それに、どうしても牝馬というのが気になってしまう。いつどこで機嫌を損ねるか分からないというのが正直なところだ。 | |
マチカネフクキタル (牡5・南井59) |
買い | H9菊花賞優勝、H9京都新聞杯優勝、H9神戸新聞杯優勝。TRから3連勝で菊花賞を制したその実力は間違いなく大物である。今思えば、サイレンススズカ、メジロブライト、シルクジャスティスあたりを一蹴しているのだから、とんでもない馬である。切れる末脚が大きな武器であり、並ぶ間もなく抜き去ってしまうのが魅力である。エアグルーヴでもこの馬の末脚を封じることは難しいかもしれない。 |
消し | 前走6着は負けすぎではないか。いくら休み明けとはいえ、G1馬が掲示板を外すというのは大きな問題である。今回は叩かれた上積みを見込んだにしても、菊花賞のデキにはほど遠い状態の可能性が高い。こういう馬は勢いで走るタイプだと思われるので、あくまでも標準は宝塚記念か。 | |
アヌスミラビリス (牡7・横山典58) |
買い | H8毎日王冠優勝。日本のG2を勝っている実績は評価しなければいけない。日本で実績があるというのは好材料である。初めてというよりはずっと信じられる。毎日王冠の勝ち方もかなり強い勝ち方だっただけに、かなりの実力の持ち主である。日本ではまだ底を見せていないだけにエアグルーヴにすら勝ってしまうかもしれない。 |
消し | しょせん外国馬は外国馬であり、長距離輸送や環境の違いで馬が本来の力を出しきれないことは多い。1度好走したからといって2度目も走るとは限らないし、年齢ももう7歳である。惨敗しても何の不思議もない馬である。 | |
サイレントハンター (牡6・吉田57) |
買い | H10新潟大賞典優勝。準OP、OP、重賞と理想的な形で3連勝している。勢いなら間違いなくメンバーNo1であろう。最近の好走の原因は、逃げ方が大人になってきたということだと私は思う。さらに、前走は途中で2番手に下げており、逃げにこだわらなくても力を出せることを証明した。今回もマイペースで走れれば好走できる。 |
消し | 相手がG1馬であるだけに、G3を勝っただけではまだ格不足である。今までは相手が弱かっただけと言われると厳しいものがある。G2ともなると決め手はかなり重要となってくるだけに、先行して粘る競馬ではちと厳しいかもしれない。 | |
テイエムオオアラシ (牡6・土肥57) |
買い | H9カブトヤマ記念優勝、H9福島記念優勝。有馬記念で6着してそれなりの実力を証明している。最近は重賞で掲示板はしっかりと確保しており安定感もでてきた。1800m〜2000mで実績があるので距離はベストだろう。 |
消し | ここ最近の走りを見てると決め手に欠けるイメージがある。重賞2勝も福島の話だし、中央重賞では好走が精一杯か。ましてG1馬が相手なのだからあまりに厳しい。 | |
テイエムトップダン (牡5・和田57) |
買い | H9毎日杯優勝、H9きさらぎ賞2着。阪神2000mの重賞を勝っているのは大きな魅力である。距離コースは問題ないはずだ。4歳時後半はスランプに陥ったが、最近になって復調してきた。前走勝っているし、勢いは感じられる。 |
消し | 最近好走していると言っても全てOP特別の話である。東京新聞杯で惨敗しているように重賞では好走できないでいる。距離もマイル戦で成績がよく、距離が長くなると気性的にダメのようである。相手が相手なだけに強気にはなれないだろう。 | |
ナムラホームズ (牡6・秋山57) |
買い | H10オーストラリアT優勝、H9京阪杯2着など。安田記念で5着した実績を持っていることを忘れてはいけない。この馬の魅力は怒涛の追い込みである。前崩れの展開ならば一気に台頭してくる。マイラーのイメージが強いがオーストラリアTで勝っているのだから距離は大丈夫。 |
消し | 好走しているのはOP特別ばかりで重賞ではいまいち君になっている。追い込みしかできないので、はまった時は凄い反面、そうでないときはあまりにもろい。惨敗も多いように安定度は期待できない。相手が相手であるだけに直線でばてることは考えにくい。このメンバーを追い込むのはあまりに厳しい。 | |
インターフラッグ (牡6・熊沢57) |
買い | 意外と休み明けに強く、前回の休み明けの時も大穴を開けている。日経賞4着もあるように重賞でまったく通じない実力ではない。 |
消し | OP特別でも連対するのがやっとである。重賞だと掲示板が精一杯である。いまいち決め手に欠けるタイプで、どうしても直線でおいて行かれてしまう。休み明けも常識的にはマイナスだし、このメンバーではあまりに厳しい。 | |
エルウェーウイン (牡9・石橋58) |
買い | H4朝日杯3歳S優勝、H8アルゼンチン共和国杯優勝。これでもいちおうG1馬である。その後は惨敗を繰り返したが、4年後にG2を勝ったように、いつどこで走るか分からない。 |
消し | 3歳チャンピオンも今や9歳。今年になって1度も掲示板に載っていないように、年齢の衰えは隠せない。まして、今回は別定G2戦である。巻き返しはあまりに厳しいと思われる。 | |
ザフォリア (牡6・芹沢57) |
買い | H8京都4歳特別優勝、H8函館記念2着。地味なところで勝っているし、G2戦でも掲示板をしっかりと確保するケースが目立つ。前走惨敗はしているが、安定度は高い馬だと言っていいだろう。 |
消し | 安定度が高いのはいいことだが、強いメンバーが相手だとどうしても好走で終わってしまう。決め手もあまりないようなので、大駆けも考えにくい。前走惨敗で勢いも感じないし、今回も厳しい戦いになる。 | |
トウカイタロー (牡9・村山57) |
買い | H8新潟記念優勝、H9鳴尾記念2着。2000mで8連対しているように絶対の自信を持つ。去年のこのレースでダンスパートナーを抑えて2着しているように、その能力もかなり高い。逃げて好走するケースが多いだけに、マイペースで競馬ができるかどうかがポイントになるだろう。 |
消し | 前走得意距離で10着に負けているのは問題である。もう9歳馬であり年齢的な衰えということかもしれない。勢いが感じられないだけに、さすがに今回は厳しそうだ。逃げ馬が他にもいるので、マイペースの逃げもできそうにない。 | |
ニシノダイオー (牡7・藤田57) |
買い | 2000mで4勝しているので距離はベストである。 |
消し | オープンではまったく好走していない。まして別定G2ではあまりに厳しい。ここで大番狂わせを演じる要素はないに等しい。 | |
ファンドリリヴリア (牡9・村本57) |
買い | さすがに困った。 |
消し | 準オープンでは力の違いで勝っているが、重賞では凡走続きである。年齢的なこともあり巻き返しはあまりに厳しい。 | |
サンライズフラッグ (牡5・安田康57) |
買い | 準OPを勝ち上がり勢いに乗っている。まさしく上がり馬という感じで、未知の魅力たっぷりである。2000mは4戦4連対とパーフェクトである。 |
消し | 前々走2着に負けているのが気になる。G2で好走するつもりなら、こんなところで足踏みはしないはずである。まだまだ別定G2では荷が重すぎるかもしれない。重賞の壁に跳ね返される可能性が高そうだ。 |