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G3新潟記念の反省

G3新潟記念の結果
1 8-14オフサイドトラップ 蛯名 2.00.6---35.2 470kg+2 1人気
2 2-03グリーンブラボー 柴田善 2.00.6ハナ35.4 436kg-2 3人気
3 3-04ファーストソニア 野元 2.00.81.1/435.7 428kg-10 11人気
4 5-09アグネスハンサム 橋本広 2.00.8ハナ35.2 456kg0 4人気
5 7-12シロヤマボールド 谷中 2.01.11.3/435.9 494kg-10 9人気
単勝360円 枠連770円
複勝150円 180円 680円 馬連970円
予想と見解 好材料と不安材料
G3新潟記念の感想
  • ラスト200〜100のところでファーストソニアが抜けだしそうになり、外からはオフサイドが追い込み体勢ということで、行ったかあ!と一瞬思ったが、ラストはグリーンが抜けだし、ファーストは失速、オフサイドがきっち捕らえるという結果となり、見せ場はあったものの、完敗に終わりました。まあ、私のポリシーからいけばグリーンブラボーのような人気馬は絶対買えないので仕方ないです。オッズも9.7倍ならば諦めもつきます。混戦のレースでもたまにはこんなこともあります。それにしても、2〜5着馬が準オープンクラスの馬とはがっかりだなあ。これが重賞レースとはちょっと情けない。
  • 勝ったのはオフサイドトラップであった。終わってみれば、格が違った!という内容だった。重馬場のやや遅いペースという先行馬に有利な展開にもかかわらず、きっちりと差し切るのだから大したものだ。まあ、2〜5着馬が準オープンクラスの馬であることを考えれば、当然の結果と言えるか。今回最も評価できるのは斤量負けしなかったことだろう。トップハンデで重賞を勝つのはなかなかできないことである。まさか秋のG1戦線なんては考えていないだろうから、これからもローカル重賞では大崩れのない安定した走りを期待したい。
  • 2着はグリーンブラボーであった。やっぱりこの馬にやられてしまった。この馬にやられたら仕方ないと思っていたから悔いはないです。ただ、今回のレースを見ても、相手に恵まれていただけで、重賞でもやれる実力を見せつけたという内容にはかなり遠かったように感じる。オープン特別くらいなら今後もそれなりにやれるかもしれないが、重賞となると荷が重そうだ。今回の結果だけで過大評価するのはかなり危険だと思う。
  • 3着はファーストソニアだった。直線入ってすぐに伸びてきたので一瞬やったと思ったが、最後まで続かなかった。まあ、これがこの馬の限界なのだろう。3着でも誉めて上げないとかわいそうだ。それにしても前走準オープンで惨敗した馬が3着にくるのだから恐れ入る。BSN杯3着を考えても、やっぱり道悪が上手いということなのだろうな。今後重賞に顔を出すことはほとんどないだろうから、準オープンでがんばってもらいたい。
  • 4着はアグネスハンサムであった。意外と人気になっていてびっくりした。900万を勝ったばかりの馬がなんであんなに人気になるのだろう。オッズを見た瞬間に選択を誤ったとすぐに思った。それでも4着にきているのだから人気は間違っていなかったということか。ただ、今回は重賞と言っても準オープンのようなレースであった。今回の結果だけで重賞級と評価するのは危険である。準オープンに戻っても簡単には勝たせてもらえないと思う。
  • 5着はシロヤマボールドであった。この馬が道悪巧者であることをすっかり忘れていた。5着で本当に良かった。これが1800mのレースだったらもっと頑張れたのではないだろうか。危ない危ない。
  • ガールスカウトは6着であった。ハンデ49kgと言ってもこれが精一杯だろう。よく走っている方である。
  • ツジノライフは7着であった。もともとよく知らないのでコメントに苦しむが、これだけレベルが低いレースでこの着順ということは大した実力ではないということだろう。
  • スガノオージは8着であった。前走のことを考えるとこの結果はあまりにだらしない。年をとってスピード競馬にしか対応できなくなったわけでもないだろうし、敗因がまったく分からない。ムラがある馬だということか。
  • ルミネッセンスは9着であった。5人気とは驚いた。アグネスハンサム同様にオッズを見てがっかりした。実績を考えると、こんなもんでしょう。人気になりすぎである。
  • パルブライトは10着であった。やっぱり道悪では話にならなかった。今回は運がなかったとしか言いようがない。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G3新潟記念の予想
    結論
    馬番連勝複式 1-4-8-9-14(BOX)

      ◎オフサイドトラップ
      ○スガノオージ
      ▲ファーストソニア
      △アグネスハンサム
      △ルミネッセンス

    にへい君の見解
  • 夏の古馬戦線を締めくくるレースとなる新潟記念。ハンデ戦ということで激戦が予想される。今回のメンバーを見てみても、抜けている馬はいないように思われる。実績のある馬はハンデが厳しいし、軽ハンデ馬も重賞でどうかという感じである。東北地方は雨が引き続き多そうなので新潟にもけっこう雨が降りそうだ。本当に難しい予想になる。
  • 私の本命◎はオフサイドトラップにする。決め手に欠けるこの馬にとっては道悪競馬は歓迎のはず、道悪競馬であればG2でも通用するだけの実力を持っていると私は思っている。ここ5戦を見ても3着を外さないという安定度から言っても、ここは連は外せない。このメンバーならば斤量58kgでも問題はない。この馬の粘り強さは半端じゃないので斤量負けしないのではないだろうか。とは言うものの、斤量差9kgもあることを考えると足をすくわれることもないとは言えない。やっぱりトップハンデというのはそれだけで不安なものである。それにこの馬のベストは1800mだと私は思っている。2000mはちょっとだけ長い気がする。正直言ってこの馬を軸にするほどの信用は置けない。ボックスで勝負させていただく。
  • 対抗○はスガノオージにする。やっぱりこの馬になってしまう。道悪得意は毎日王冠を勝っていることで疑う余地はない。前走苦手と思われたレコード決着でも2着にきているように調子は絶好調に近い。道悪競馬ならば負けられない一戦と言っても過言ではない。斤量57kgも前走と同じなので問題はないだろう。本当ならば本命◎にしても不思議のない馬である。しかし、私は前走の走りを見て、この馬のベスト距離は1600〜1800ではないかと思いはじめた。それにムラがありそうなので惨敗もありそうな感じもするのである。そういうことで私は評価を一つ下げてみた。
  • いろいろ考えたが、実績を見る限りだとこの2頭で十分という結論になってしまう。しかし、ローカルハンデ戦でハンデ頭のワンツーで決まるとは、どうしても思えない。思いきって1点勝負も考えたが、この2頭にそこまでの信用はとても置けない。根性なしの私はやっぱり5頭ボックスという弱気な買い方をしてしまう。
  • 単穴▲はファーストソニアにする。ほとんど知らない馬である。とりあえず前々走のBSN杯で3着した実績を評価した。新潟の道悪オープンで好走しているのがいい感じである。もちろんハンデ50kgが最大の魅力である。道悪ハンデ戦はとにかく軽量馬が鉄則である。まあ、ハンデが軽いということはそれだけの実績しかないということだから惨敗されても文句は言えないのだけど。
  • 4番手△はアグネスハンサムにする。これもハンデ52kgという軽量に注目した。この馬の場合は前走900万ながら完勝したという勢いを評価した。レベルの高いレースだと決め手不足でいまいちらしいが、道悪競馬になればそんな心配もなくなる。ローカル戦だと900万を勝ち上がったばかりの馬がいきなりオープンで連対を果たす場面もけっこう見られるので、チャンスはあると私は思っている。ただ、しょせん900万を勝ち上がったばかりであることは忘れてはいけない。大きな期待はあまりできない。
  • 5番手はルミネッセンスにする。この馬は道悪のターコイズSを勝っていることに注目した。このときプロモーション、パルブライトに勝っているのだからハンデ50kgならば今回もこの2頭には勝てるだろう。距離が長い気もするが、前々走も大負けしているわけではないので、何とかこなせるのではないか。ただ、準オープンでも連対できないでいる馬である。ハンデ50kgでも、牡馬混合重賞ではちょっと役不足かもしれない。私の馬券はここまでである。
  • 6番手はマルゼンシーズにする。去年の新潟記念で連対している実績を考えればチャンスは十分にあるはずだ。前走惨敗もダートであることを考えれば、一気の巻き返しがあっても何の不思議もない。でも、勢いが感じられないということで私には魅力を感じることはできなかった。巻き返しはないと私は判断した。
  • 7番手はシャコーテスコにする。セントライト記念を勝っている実績を考えれば、ハンデ53kgは恵まれている。時計のかかる馬場を得意としているだけに、道悪も歓迎のはずである。休み明けを一度叩かれた上積みも考えれば、巻き返しは必至と思われる。しかし、やっぱり勢いを感じることができない。追い切りでも遅れているように、去年のデキにはまだ遠い感じがする。今回も厳しいと私は判断した。
  • 8番手はツジノライフにする。長期休養明けを一度叩かれて体調は上向いているはずである。レベルの高そうな準オープンで好走していることからもチャンスはありそうだ。人気がないことを見ても狙っておもしろい存在である。でもやっぱり勢いを感じることができないだけに魅力がない。一度叩かれただけでは大きくは変わらないのではないだろうか。
  • 9番手はブラボーグリーンにする。前々走まで3連勝、前走もスタートで不利があったにもかかわらず2着を確保しているように、その素質の高さを見せつけている。しかし、私はこういう上がり馬が人気になるのが基本的に気に入らない。チャンスがあることは分かっているが、配当を考えると魅力を感じない。2000mの実績もないのだからなおさらである。私は買う気にはなれない。
  • 10番手はパルブライトにする。去年のチャンピオンであるのに、去年と同じ斤量というのはどう見ても、ハンデの決め方が甘いように感じる。良馬場であれば、私は◎本命にしようと思っていたくらいである。しかし、道悪の確率が高くなった以上は、55kgのこの馬を買うことちょっとできない。この馬の持ち味である切れ味が生かせないと思うからである。それに、続けて好走したことが少ないように安定度がなさすぎる。人気になる今回はちょっと見送りたい番である。
  • 11番手はプロモーションにする。思い切りのいい吉田騎手がうまく先行すればチャンスはありそうだが、ここ最近の走りを見る限りでは2000mは長い感じがするし、道悪が得意とも思えない。安定度は高いだけに、掲示板はあるかもしれないが、連対はないと私は思っている。人気が落ちる今回が狙い目という考えもできるが、私は今回も見送りたい。
  • 12番手はガールスカウトにする。何と言ってもハンデ49kgが最大の魅力である。前走勝っているという勢いもいい。道悪で先行馬有利の展開も良さそうだ。でもさすがに重賞では役不足だと私は思う。この馬に逃げ切られるようでは他馬があまりにだらしない。重賞レースの格を保つためにも、きっちりと捕まえてほしい。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G3新潟記念出走馬
    馬名 買い&消し
    オフサイドトラップ
    (牡8・蛯名58)
    買い H10七夕賞優勝、H9中山記念2着、H9ダービー卿CT2着、H10新潟大賞典2着。数多くの重賞で2着に甘んじていたこの馬が、前走ついに念願の重賞制覇を果たした。斤量57kgを背負ってのものだけに高く評価していい。距離も今回と同じ2000mであった。新潟大賞典でも2着にきていることからもコースも問題ない。しかもその時の勝馬は札幌記念で2着だったサイレントキラーである。このメンバーであれば58kgでも負けられない。
    消し 重賞2着が多いことでも分かるとおり決め手がいまいちのタイプである。斤量58kgではなおさら決め手が甘くなる。切れ味勝負となるとかなり厳しくなる。また、この馬のベストは1800mのはずである。確かに前走勝っているが、微妙に距離が長いと思われる。過信は禁物である。
    パルブライト
    (牝7・木幡55)
    買い H9新潟記念優勝、H10函館記念優勝。2000mの重賞を2勝しているのはあまりに頼もしい。去年のチャンピオンなのでコースも問題ない。前走重賞を勝っているので勢いもかなり感じられる。夏に強い牝馬であることも忘れてはならない。切れ味のある馬なので決め手勝負はのぞむところである。
    消し けっこうムラのあるタイプで続けて好走することがほとんどない。前走勝っているということは今回は惨敗の番である。安定度はないだけに軸には向かないタイプである。前走はハンデに恵まれたのも否めない。
    スガノオージ
    (牡8・安田富57)
    買い H7毎日王冠優勝、H8カブトヤマ記念優勝、H10関屋記念2着。重賞を2勝している実績はかなり凄い。しかもG2を勝っているのである。前走もレコード決着にもかかわらずマイル重賞で2着しており、勢いはかなり感じる。今まで一番調子が良い感じすらする。1800mがベストだが、マイルよりは2000mの方が戦いやすいだろう。
    消し 前走の好走はスタミナも必要なレコード決着になったことで1800mのスタミナが生きた形かもしれない。2000mでは勝ち星がないし、少し距離が長い感じもする。前走レコードの反動もありそう。基本的には決め手が甘いタイプなので、スローペースでの決め手勝負となるとかなり厳しくなる。
    シャコーテスコ
    (牡5・柴田未53)
    買い H9セントライト記念優勝。これでも菊花賞2着のダイワオウシュウを敗ってG2を制覇した馬である。能力は高いはずである。休み明けを一度叩かれたので、前走よりは走るはずである。距離延長もプラスだと思われる。もともと安定度の高い馬なので凡走はないだろう。
    消し セントライト記念を勝っているが、このときは時計のかかる馬場でパワー勝負となったのが幸いした。切れ味のあるタイプではないので、決め手勝負となると分が悪い。それにセントライト記念後はローカルG3でも好走できないでいるように、古馬になってからは精彩がない。
    プロモーション
    (牝5・吉田52)
    買い H9クイーンS優勝。オークス4着もあるように実績はそれなりである。最近は掲示板を外していないように安定度は高くなってきた。展開一つで連に絡むことは十分に考えられる。
    消し ここ3戦2000mを走っているが、いずれも距離に限界があるような走りしていた。ちょっと距離が長いような感じがする。古馬になってからは一度も連対したことがないように、古馬では実力不足なのかもしれない。
    マルゼンシーズ
    (牡7・坂井53)
    買い 福島民報杯優勝。昨年のこのレースで3着しており、距離コースは問題ない。前走は休み明けでダート戦だったので度外視でいい。明らかにこのレースを狙ってのものだと思われる。
    消し しょせん準OP馬である。去年3着したときは勢いがあった。今回は前走11着と勢いはいまいちである。年齢が一つ増えたことを考えても昨年よりも着順をあげることは厳しいかもしれない。
    ルミネッセンス
    (牝7・江田照50)
    買い H9ターコイズS優勝。いちおうオープンを勝っている経験がある。ハンデ50kgならばチャンスはありそう。終いはしっかりしており自滅するタイプではない。
    消し しょせん準OP馬である。準オープンでもなかなか勝ちきれないくらいである。重賞ではさらに厳しい。オープン勝ちを経験しているとはいえ牝馬限定戦であった。2000mでは結果を残していない。1800mまでの馬である可能性が高い。
    ツジノライフ
    (牡7・柴田大53)
    買い もともと準オープンで安定した走りをしていた馬である。重賞でもハンデ戦ならば何とか成るだろう。前走7着も長期休み明けを考えれば仕方がない。叩かれた上積みは見込んでいいだろう。
    消し オープンで結果を残していない馬である。準オープンでも足踏みするくらいなので、ハンデ53kgではちょっと厳しい感じはする。長期休み明けだったので1度叩かれただけでは大きく変わらないと思える。
    トウカイタロー
    (牡9・後藤54)
    買い H8新潟記念優勝、H8秋野S優勝。新潟2000mで2勝している実績は評価できる。秋野Sではレコードで走っているくらいである。一発があっても何の不思議もない馬である。
    消し 実績は認めるが、今年になってからは精彩がまったくない。やはり9歳という年齢では過去のような走りは期待できないということなのだろうか。
    ブラボーグリーン
    (牡5・柴田善54)
    買い 前々走まで3連勝で準オープンまできた馬である。前走も2着を確保しており引き続き調子はいいようだ。まだまだ底を見せていない感じなので、さらに大きく変わる可能性もある。ハンデ54kgがその素質の高さを物語っているようだ。
    消し なんだかんだ言っても前走準オープンで負けている馬である。重賞でどうかという感じはする。実績を考えればハンデ54kgはかなり厳しいと思われる。距離実績がないのもかなり不安である。
    ガールスカウト
    (牝6・西田49)
    買い 前走天の川Sではうまく逃げ切った。今回もハンデ49kgとかなり恵まれたので前走と同じような展開になればおもしろい。勢いは感じられるので、チャンスはありそうだ。
    消し 準オープンで勝ったからと言って重賞で通用するとは限らない。前走の勝ちも人気薄でノーマークで逃げることができたのが大きい。今回はメンバーが強くなっているだけに簡単には逃げられない。
    シロヤマボールド
    (牡6・谷中53)
    買い 4歳時は重賞で掲示板に載っていた馬なので潜在能力は高そうだ。一発あってもおかしくない。3走前に重馬場で勝っているので道悪は得意そうだ。
    消し 2000mは経験がない。常識的には距離が長いと見るべきだろう。前走前々走と凡走しているし、重賞で巻き返すのはかなり厳しそうだ。
    ファーストソニア
    (牝7・野元50)
    買い 前々走BSN杯で3着にがんばっている。重賞でもハンデ50kgならばチャンスはありそうだ。2000mで6連対を果たしているので距離はベストだろう。
    消し 準オープンでも大負けしていることからすると大した実力ではなさそう。重賞で巻き返すのはかなり厳しい。使われ続けているので大きな上積みも見込めない。
    アグネスハンサム
    (牡6・橋本広52)
    買い 900万とはいえ前走2000mで勝っているのは好材料である。勢いは感じるし、距離コースも同じなのだから、軽ハンデを生かせばチャンスはあると思う。
    消し しょせん900万を勝ったばかりの馬である。明らかに格不足である。900万で足踏みしていることからも大器という感じもしない。
    エスケイジルバー
    (牡6・小林淳52)
    買い 前々走BSN杯で4着していることは評価しなければいけない。この時よりも斤量が3kg減っていることを考えれば、重賞でもチャンスはありそうだ。
    消し 短距離で実績が偏っており、2000mは距離が長いと判断したくなる。準オープンで勝ちきれないでいることを考えても、重賞では役不足かもしれない。
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