G1オークスの結果
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結論 |
馬番連勝複式 8-11-16-17-18(BOX)
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馬名 | 買い&消し | |
ファレノプシス (牝4・武豊55) |
買い | 桜花賞優勝、エルフィンS優勝。桜花賞では中団で折り合い、ハイペースでばてる先行馬をきっちりと差しきるという完璧な勝ち方であった。内容的にはかなり強かったと言える。今回は距離が課題となりそうだが、折り合える気性なので直線までスタミナ温存できるだろう。父ブライアンズタイムなので距離は大丈夫と見ることもできる。とにかく距離さえ克服できれば、ここでも実力上位ということになりそうだ。 |
消し | やはり距離が心配となる。マイルまでしか経験がないのだから、走ってみないと分からないことになる。心配なのは母父がストームキャットだということである。中距離もこなせるが、基本的には短距離でこその種牡馬だと私は認識している。この馬の切れ味はいかにもマイラーというように感じる。人気がかぶる確率が高いだけに、この馬を信じるのはリスクが大きいかもしれない。 | |
ロンドンブリッジ (牝4・松永幹55) |
買い | 桜花賞2着、ファンタジーS優勝。桜花賞ではハイペースで飛ばしながらも2着に粘っているように、能力が相当高いのは明白である。ファンタジーSではスローペースに折り合っていたのだから、抑える競馬ができないわけではないはずだ。がむしゃらに走っても桜花賞で2着してしまう馬である。抑える競馬ができればどんなに強いか見当もつかない。我々をあっと言わせることは十分に考えられる。 |
消し | 前走前々走と暴走に近い形で逃げているのは大きな不安である。今回は折り合える保証はどこにもない。それでいてオークスは超スローになりやすいものである。掛かってしまう危険性はかなり高いと思う。それに根本的に距離が持つのかどうかも分からない。今までずっと「マイルまでなら」というようなコメントが多かったように思うのだが。 | |
エアデジャブー (牝4・横山典55) |
買い | 桜花賞3着、クイーンC2着。桜花賞での追い込みはかなり凄かった。G1で3着している実績はここでは上位ランクということになる。直線が長くなる東京コースは好材料である。クイーンCなどで実績があるのは信用できる。後ろから競馬をするだろうから、スローペースであれば距離はこなせるであろう。ここ3戦2着2着3着と安定しているのも信用しやすい。 |
消し | 最大の不安は血統であろう。母父WellDecoratedは完全な短距離馬らしい。2400mをこなすのはかなり難しいのではないか。父ノーザンテーストは母系の良さを引き出すタイプなだけに、どうしても短距離馬だと判断したくなる。また、善戦ばかりでオープンどころか500万も勝っていないという勝負弱さも気になるところである。 | |
マックスキャンドゥ (牝4・蛯名55) |
買い | 4歳牝特(1400m)優勝、4歳牝特(2000m)優勝。桜花賞も5着しているようにその実力は上位ランクである。まず桜花賞TRではハイペースで逃げるロンドンブリッジを先行しながらきっちりと差しきるという強い内容で勝っており、そのスピードを証明している。そして、オークスTRではメンバーに恵まれたとはいえ、レースレコードで完勝しており、スタミナも証明してしまった。2000m以上を経験している馬の中では最上位の実績ということになる。そういう意味では最も信用しやすい馬といえる。 |
消し | まず桜花賞から1度使ったことでローテーションが多少厳しくなっている。桜花賞直行組のオークス実績が目立つだけに、牝馬にこのローテションは目に見えぬ疲れがたまるのかもしれない。次に父キンググローリアスという血統である。実績が2000mまでというようにどちらかと言えば短距離種牡馬に近いといえる。この400m延長は意外に厳しいかもしれない。 | |
ナオミシャイン (牝4・岡部55) |
買い | 4歳牝特(2000m)3着。前走のオークスTRでは距離が延びて好レースができたようである。レコード決着での3着はかなり評価していいだろう。血統的にもさらに距離が延びるのは歓迎のはずである。スタミナ勝負はのぞむところだ。それでいて前走は上がり34秒台で走っており、スピードも証明している。鞍上が岡部であるのも魅力である。 |
消し | 前走G2で3着に負けており、G1でさらに着順をあげるのは並大抵なことではない。勝ったマックスキャンドゥには決定的な差をつけられていただけに巻き返すのはけっこう厳しい。他の有力馬上位馬が桜花賞からの直行であることを考えても、置かれている立場はかなり厳しい。最近のオークスはマイラーのスピードでも通用したりするので、スピードに屈することも十分にある得る。 | |
エガオヲミセテ (牝4・柴田善55) |
買い | スイートピーS優勝。前走TRを勝っているのはいいことだ。勢いはかなり感じる。休み明けを2度叩かれたところなので、まだまだ上積みは見込める。この勢いで一気にG1制覇と行きたいところだろう。距離も1800mで結果を残しているので、マイルまでしか経験がない馬よりは信用できる。 |
消し | スイートピーSのメンバーはオープンクラスというより500万クラスにかなり近かったと思う。こんなメンバー構成で勝っても、G1で期待する材料にするにはちょっと厳しいように感じる。それに前々走は休み明けとはいえ2000mで凡走しているので、距離延長も半信半疑である。また、前走のレース中に外傷を負っているので体調に多少の影響は出るだろう。中2週のローテーションもちょっときつい。 | |
ダンツプリンセス (牝4・四位55) |
買い | スイートピーS2着。前走TRで2着しているので、勢いは感じることができる。今まで条件戦でなかなか勝てなかったが、ソエに悩まされていたらしい。前走は体がしっかりしてきての好走ということなのだろう。今年の四位は牝馬で乗れているので、大一番でも一発かましそうである。 |
消し | エガオヲミセテのところでも述べたがスイートピーSのレベルはそんなに高かったとは思えない。そのレースで負けている馬がG1で2着を死守するのはかなり厳しいのではないだろうか。理由は何であれ、前々走500万の2000m戦で惨敗しているので距離延長も分からない。 | |
アインブライド (牝4・古川吉55) |
買い | 阪神3歳牝馬S優勝。何と言っても3歳牝馬チャンピオンである。G1を勝っている実績を軽視すると痛い目にあう。チューリップ賞で3着していことからも早熟馬ではないだろう。前走惨敗からの巻き返しはこの馬の得意技であり、甘く見てはいけない。血統的には距離延長は問題ないと思える。 |
消し | 4歳になってからは惨敗が多すぎる。チューリップ賞も休み明けだったわけでもないのに3着に負けているし、どうしても強い馬というイメージがない。阪神3歳牝馬S2着のキュンティアも伸び悩んでいることを見ても、阪神3牝Sはレベルが高くなかったのかもしれない。体型的には短距離馬ということらしいので距離も半信半疑である。 | |
サラトガビューティ (牝4・橋本広55) |
買い | 函館3歳S2着、デイリー杯3歳S2着、ラベンダー賞優勝。3歳時は阪神3歳牝馬Sでも4着しているようにレベルの高い走りをしていた。前走は控える競馬を試みて、上がり34秒台を出しているように、まあまあの成果をあげることができた。 |
消し | 4歳時なってからは掲示板にすら載っていない。単なる早熟馬だとしか判断したくなる。前走8着からの巻き返しはあまりに厳しい。 | |
エリモエクセル (牝4・的場55) |
買い | 忘れな草賞優勝。2000mのオープン特別を勝っているのは大きな魅力である。勢いも感じるし、2000mのスタミナを証明しているのは大きい。上がり34秒台で差しきっているので決め手もかなりありそうだ。桜花賞組が距離に苦しむようだと、この馬にもチャンスはあるだろう。 |
消し | 前走馬体重が10kg以上減っていたように、どうもカイ食いがいまいちらしい。輸送があることを考えても、馬体回復は難しそうだ。これで前走以上の走りを期待するのは酷ではないか。それ以前に、重賞実績がないのでG1で通用するかどうかも半信半疑である。 | |
オータムリーフ (牝4・石橋55) |
買い | 紅梅S優勝。前走4歳牝馬特別で4着にがんばっており、相変わらず堅実な走りを披露している。勝馬から0.5秒差ならば逆転可能な数字だろう。2000mを先行して粘っていることからもスタミナは特に心配ないと思える。 |
消し | オープン実績が1400mの紅梅Sだけではちょっと物足りない。重賞では好走だけで終わっているだけに、パンチ力に欠けるタイプと思われる。前走も4着に負けているし、上昇気配も感じられなかった。G1で巻き返すのはかなり難しいのではないだろうか。 | |
バプティスタ (牝4・後藤55) |
買い | フローラS優勝。4歳牝特(1400m)でも3着にがんばっているなど、まあまあの実績である。桜花賞以外は3着を外していないので安定度も高い馬である。 |
消し | 桜花賞で9着に負けたことで底を見せてしまった感じは否めない。距離経験がマイルまでなので、2400mという距離をこなせるかどうかも分からない。母ビーバップはマイラーだっただけに距離には少し不安がある。それにオークスTR、スイートピーSとも理由は忘れたが、アクシデントかなんかで回避しているのもいい感じはしない。体調がベストの状態というのは難しいのではないだろうか。 | |
アドマイヤサンデー (牝4・南井55) |
買い | 現在2連勝中で勢いがかなりある。その内容がかなり良かったらしく、オープン級の馬であることは間違いないようだ。サンデーサイレンス産駒なだけに、どんでもない大物である期待をついしてしまう。底を見せていないというのは魅力的に感じるものである。 |
消し | オープン実績はまったくないわけだからどうしても信用しづらい。キャリア2戦だけというのも、厳しい流れになるG1ではマイナス要素となる。それでいて距離実績もマイルだけでは距離延長も不安になる。こういう馬は穴人気になりがちだが、人気にこたえる確率は意外と低いものである。 | |
ヤマノセンプー (牝4・菊沢徳55) |
買い | 忘れな草賞2着。クイーンSで3着もあるようにマイペースで逃げると意外と粘る。ノーマークだと意外と残ってしまうこともあるかも。 |
消し | 3着、7着、2着、6着と安定感があまりない。マイペースで走れるかどうかが全てのようだ。これだけメンバーが揃うと簡単には逃げられない。後ろからのスピード馬を抑えるために、早め早めの競馬をする馬もいるだろうから、早めに潰される可能性はけっこう高い。さすがに前走6着からの巻き返しは難しいか。 | |
ラティール (牝4・藤田55) |
買い | 決め手はなかなか鋭い馬である。前走も後方から追い込んで5着に健闘している。決め手勝負の展開になれば、けっこうおもしろい存在である。500万クラスとはいえ、2000mを勝っている実績もスタミナという点で安心できる。 |
消し | 前走5着に負けていることからも展開に恵まれない限りチャンスはないということになる。ハイペースは考えにくいだけに、直線だけの競馬ではどうしても限界がある。重賞では前走5着が最高なので、G1の器ではないという判断もできる。それに母父がニホンピロウイナーなので、距離は2000mまでだと思いたくなる。 | |
オーロラマキシマム (牝4・横山賀55) |
買い | 父メジロアルダン×母父タケシバオーの配合からはスタミナは十分にありそうだ。前走勝っているので勢いもありそうだ。 |
消し | さすがに未勝利を勝ち上がったばかりでは厳しすぎる。前走勝っているもマイル戦では距離実績もないことになる。 | |
マイネエルザ (牝4・佐藤55) |
買い | 1勝馬だが、新潟3歳S4着、ファンタジーS4着があるように重賞好走経験があるのは頼もしい。休み明けを叩かれた上積みも見込めるだけに一発あってもおかしくはない。 |
消し | 重賞好走だけではG1好走の裏付けにはなり得ない。前走も500万で負けているようではとてもG1では通用しない。 | |
バリアシオンバレイ (牝4・福永55) |
買い | エルフィンS4着があるのでオープン実績がまったくないわけではない。 |
消し | オープン特別好走だけではG1で通用する裏付けには厳しすぎる。前走500万で惨敗しているので勢いを感じることもできない。 |